JP3083765U - 会葬者用の返礼品ケース - Google Patents

会葬者用の返礼品ケース

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JP3083765U JP2001005039U JP2001005039U JP3083765U JP 3083765 U JP3083765 U JP 3083765U JP 2001005039 U JP2001005039 U JP 2001005039U JP 2001005039 U JP2001005039 U JP 2001005039U JP 3083765 U JP3083765 U JP 3083765U
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正次 石原
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セキセー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】香典返しの品物を、葬儀を終えた後に、各会葬
者宛に発送することの不合理さを無くすと共に、挨拶状
やお清め塩の入った袋を、会葬者がうっかり紛失する等
の不都合も無くせる様にした会葬者用の返礼品ケースを
提供する。 【解決手段】ケースは、香典返しの品物等を収める包装
箱と、包装箱に外嵌させる筒状カバーと、筒状カバーに
設けられて、挨拶状やお清め塩等を収めるポケット部
と、包装箱又は筒状カバーに組付けた取っ手とを備える
ことを特徴とする。そして、筒状カバーには、香典返し
の品物が在中する旨を明示する為の、ラベル等の表示手
段を設けるとよい。又、ポケット部は、筒状カバーの一
部を重ね合わせて形成させるとよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、会葬者に、挨拶状や「お清め塩」を差し上げる際に、香典返しの品 物も一緒に持ち帰って頂く為に、携行し易い様に、又、受け取った「お清め塩」 を、うっかり紛失したりすることが無い様に、工夫された会葬者用の返礼品ケー スに関する。
【0002】
【従来の技術】
会葬者への返礼品としての香典返しの品物は、従来は、葬儀を終えてから49 日が過ぎる迄の間に、各会葬者宛に送り届けるのが一般だった。 又、葬儀の際には、各会葬者に、挨拶状と共に、「お清め塩」をお渡しするこ とも行われて来た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の様に、香典返しの品物を、宅配便や郵便を利用して発送するには、会葬 者の氏名・住所の確認作業を始めとして、多くの手間が掛かる上に、配送費も嵩 むものである。 もっとも、この香典返しの作業は、専門業者に一任すれば手数は省ける。然し 、それに伴う金銭的な支出は決して少なくない。 一方、会葬者の側からすると、マイカーの著しい普及等に伴って、多少の荷物 を持ち帰ることは億劫ではなくなっている。 むしろ、増えつつある共働き家庭にとっては、留守中に荷物が配達された場合 に対応する為の、煩わしさが問題になる。
【0004】 そこで、本考案の主たる目的は、会葬者への返礼としての香典返しの品物を、 後刻、各会葬者宛に発送することの、上述の如き不合理さを解消させるべく、会 葬御礼状と共に、香典返しの品物もコンパクトにまとめた持ち帰り易い状態で会 葬者に直接お渡しする為の、会葬者用の返礼品ケースを提供するにある。 そして、本考案の付随的な目的は、葬儀場で手渡される挨拶状やお清め塩の入 った袋を、見易い様に、且つ、脱落し難い状態で納められて、会葬者がうっかり 紛失する等の不都合を無くすのにも役立つ会葬者用の返礼品ケースを提供するに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案による会葬者用の返礼品ケースは、 香典返しの品物等を収める包装箱と、 包装箱に外嵌させる筒状カバーと、 筒状カバーに設けられて、挨拶状やお清め塩の入った袋等を収めるポケット部 と、 包装箱又は筒状カバーに組付けた取っ手とを備えることを特徴とする。 そして、筒状カバーには、香典返しの品物が在中する旨を明示する為の、ラベ ル等の中身表示手段を設けるとよい。 ポケット部は、筒状カバーの一部を折り重ねる等して形成させるとよい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施例に就いて、図面を参照しながら説明する。 図1は、会葬者用の返礼品ケース100を組立てた状態の斜視図である。 この実施例の返礼品ケース100は、図2に示した1枚の化粧板紙50から、 図3に示した様に、フラップ状の蓋を備えた形態に折上げられる包装箱Aと、中 身を収めた包装箱Aに、図1に示した様に外嵌させる為の、図4に示した形態を 備える筒状カバーBとの組合わせから成る。
【0007】 図中のPは、筒状カバーBの前面に形成させたポケット部で、挨拶状やお清め 塩の入った袋等を差し込める様になっている。 又、Cは取っ手で、周知の嵌着方法によって、包装箱Aに組付けている。
【0008】 包装箱Aの構造は、香典返しの品物等の会葬者への返礼品を、コンパクトに納 め得る形態を備えていれば足りる。従って、図2,図3に示した形態に限られる ものではない。 然し、簡単・迅速に折り上げ、且つ、折り畳め、必要とする構造強度を確保し た上で、製作コストも極力抑えられる構造とすることが勿論望ましい。
【0009】 そこで、この実施例の包装箱Aの具体的な構造を、図2,図3を参照しながら 説明すると、その素材となる化粧板紙50は、図2に示した様に、箱の底面1と なる矩形域の各辺に、側壁2〜5を、夫々折目を介して連設している。
【0010】 側壁2には、取っ手Cの両端部を夫々嵌め込んで掛止せる為の、1組の挿嵌孔 6を所定間隔を隔てて設けている。 又、側壁2の上縁には、その内側に折り重ねる為の内壁7を折目を介して連設 している。内壁7にも、1組の挿嵌孔6を設けている。
【0011】 側壁3の上縁には、フラップ状の蓋片8を折目を介して連設し、蓋片8の先端 縁には、蓋閉片9を折目を介して連設している。9aは、取っ手Cとの干渉を避 ける為の切欠である。 蓋片8の両側端には、補強等の為のヒレ片10を折目を介して連設している。
【0012】 側壁4及び側壁5の一方の側端には、図3に示した様に、側壁4,5と一体に 連なる内壁11を形成させる為の、内壁形成片11A及び11Bを折目を介して 連設している。 内壁形成片11A及び11Bには、図3に示した様に、夫々を内向きに直角に 折曲させた状態で、互いに重なり合う部分に、相互を噛み合わせて連結させる為 の噛合用切れ目12を夫々設けている。
【0013】 側壁4,5の各上縁には、夫々の内側に折り重ねる為の内壁13を、折目を介 して連設している。 更に、側壁4,5の他方の側端、及び内壁13の一方の側端には、図2,図3 に示した様に、側壁2と内壁7との重合間隙に差し込む為の差込片14,15を 折目を介して連設している。 16は、差込片15を内壁7の側端に噛合せる為の切れ目である。
【0014】 次に、化粧板紙50から、図3に示した様に、蓋を開いた状態の包装箱Aを折 上げる手順の一例に就いて説明する。 先ず、取っ手Cを、その両端部を、折り重ねた側壁2及び内壁7に設けた挿嵌 孔6に差し込ませることによって、この2枚重ね状の側壁面に取付ける。
【0015】 続いて、左右に対向する側壁4,5を、夫々の内側に内壁13を折り重ねなが ら起立させる。 その際に、側壁4,5及び内壁13の側端に連なる差込片14,15を、図3 に示した様に、側壁2と内壁7との間の隙間に差し込ませる。 そして、内壁7の側端を、切れ目16に噛合させることによって、上記の二重 側壁の起立状態を固定させる。
【0016】 又、側壁4,5の他方の側端の内壁形成片11A,11Bの夫々を、図3に示 した様に、対向状に直角に折曲げながら、夫々の噛合用切れ目12を互いに噛み 合わせることによって、内壁11を形成させる。 以上の簡単な操作で、蓋を開いた状態の包装箱Aが折上がる。
【0017】 次に、筒状カバーBの構成に就いて、図4,図5を参照しながら説明する。 この筒状カバーBは、1枚の方形の化粧板紙(図示略)を、図4に示した様に 、角筒状に折り曲げることによって形成される。 筒状カバーBの上面には、図1,図4に示した様に、取っ手Cとの干渉を避け る為の長方形の刳抜孔17を設けている。
【0018】 化粧板紙の折曲方向の両端部分は、図4,図5に示した様に、筒状カバーBの 前面側で、所定幅だけ重ね合わせている。 これよって、筒状カバーBの前面側には、上記の重ね合わせ部分に、ポケット 部Pが形成される。
【0019】 この重ね合わせ方は、様々に変えられるが、この実施例では、図5に示した様 に、前後に重なっている部分のうち、前側部分18の上縁に延設した折返片19 を、前側部分18の内側に折り重ねている。 これによって、ポケット部Pの口縁部が丸味を帯びるので、挨拶状等が差し込 み易くなると共に、体裁性や強度が改善される。 ポケット部Pの深さや高さ位置は、上記の折返個所の高さ位置を適宜に変える ことによって自在に選定出来る。
【0020】 そして、ポケット部Pの両側端を塞ぎ、且つ、筒状カバーBの折上がり形状を 固定させる為に、図4に示した様に、重ね合わせ部分の両側端に、接着個所20 を設ける。
【0021】 尚、ポケット部Pの横幅を、ここに収める挨拶状等のサイズに丁度適合する寸 法にしたい場合には、左右両側の接着個所20の位置を適宜にズラせばよい。 又、ポケット部Pの別の設け方として、筒状カバーBの一部を襞状に折曲させ る等してもよい。
【0022】 更に、お清め塩の袋を収めた個所を、会葬者が一目で解る様に、挨拶状用のポ ケットとは別に、お清め塩専用のポケットを設けることも出来る。 それには、接着個所20を、適宜の間隔を距てた3個所以上に設けるだけで足 りる。
【0023】 又、包装箱Aの中に、香典返しの品物が入っていることを、会葬者が間違いな く明確に認識出来る様に、筒状カバーBの前面には、香典返しの品物が入ってい る旨を表示したラベル21の類を、図1に示した様に添着したり、印刷して置く とよい。
【0024】 尚、筒状カバーBの前面へのポケット部の設け方は、上記以外にも、様々な方 法が可能である。 例えば、別体に作ったポケット片を貼り付けたり、挨拶状の差し込み用の切れ 目を設ける等である。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による会葬者用の返礼品ケースは、 以下に列挙した如き実用上の優れた効果を発揮する。 (a)従来は、香典返しの品物を、後刻、各会葬者宛に一々発送していた手間 と経費を、大幅に節減出来る。 (b)香典返しの品物は、従来の様に、嵩張る紙袋に収めた場合とは異なって 、取っ手付きのシッカリした梱包箱の中にコンパクトに納まっているので、持ち 帰り易い。 (c)増えつつある共働き家庭にとっては、留守中に配達された場合に対応す る為の、気遣いの煩わしさも無くなる。 (d)挨拶状や、お清め塩の入った袋等を、ケースの前面のポケットに目立つ 様に収めて置けば、必要な時に会葬者が見つけ易いし、うっかり紛失することも 無い。 (e)筒状カバーに、香典返しの品物が在中する旨を明示したラベル等を貼っ て置けば、香典返しが、従来の慣例通りに、後刻、送られてくるものと誤解させ なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、返礼品ケース
の斜視図である。
【図2】同上、包装箱を一枚の化粧板紙に展開した状態
の平面図である。
【図3】同上、蓋を開いた状態で折上がった包装箱の斜
視図である。
【図4】同上、筒状カバーの斜視図である。
【図5】同上、図4のX−X線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
100 返礼品ケース A 包装箱 B 筒状カバー C 取っ手 D 挨拶状 P ポケット部 50 化粧板紙 1 底面 2〜5 側壁 6 挿嵌孔 7 内壁 8 蓋片 9 蓋閉片 9a 切欠 10 ヒレ片 11 内壁 11A,11B 内壁形成片 12 噛合用切れ目 13 内壁 14,15 差込片 16 切れ目 17 刳抜孔 18 前側部分 19 折返片 20 接着個所 21 ラベル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香典返しの品物等を収める包装箱と、 包装箱に外嵌させる筒状カバーと、 筒状カバーに設けられて、挨拶状やお清め塩の入った袋
    等を収めるポケット部と、 包装箱又は筒状カバーに組付けた取っ手とを備えること
    を特徴とする会葬者用の返礼品ケース。
  2. 【請求項2】 筒状カバーには、香典返しの品物が在中
    する旨を明示する為の、ラベル等の中身表示手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の会葬者用の
    返礼品ケース。
  3. 【請求項3】 ポケット部は、筒状カバーの一部を重ね
    合わせて形成させていることを特徴とする請求項1記載
    の会葬者用の返礼品ケース。
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