JP3083659B2 - 木材防腐剤並びに木材用防腐組成物 - Google Patents
木材防腐剤並びに木材用防腐組成物Info
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Description
シアニリド誘導体を有効成分として含有する木材防腐剤
及び木材用防腐組成物に関する。
メチルフランカルボキシアニリド誘導体より選ばれた少
なくとも1種の化合物と、3−ブロモ−2,3−ジヨー
ド−2−プロペニルエチルカーボネイト(以下サンプラ
スと略す)、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバ
メイト(以下トロイサンと略す)及び4−クロルフェニ
ル−3−ヨードプロパルギルホルマール(以下IF−1
000と略す)より選ばれた少なくとも1種の化合物を
配合してなる、木材用防腐組成物に関する。
め、従来から各種の無機あるいは有機化合物が、木材防
腐剤として用いられている。しかし、従来の薬剤は毒性
が高く人体への悪影響や環境汚染性を示したり、あるい
は、高濃度の使用や、高価であること等の欠点を有して
いる。
ド誘導体に関する化合物は植物病害用薬剤として特公昭
50−10376号に開示されているが、具体的な例示
および製造例の開示はない。またこれら化合物の木材腐
朽菌に対する活性については全く記載がない。
く、低濃度または低価格で使用可能な効率のよい木材防
腐剤並びに木材防腐組成物を開発することである。
本発明者等はフランカルボキシアニリド誘導体に着目
し、鋭意研究を重ねた結果、前記一般式(I)で示され
るジメチルフランカルボキシアニリド誘導体が優れた木
材防腐活性を示すことを見いだした。また、更に検討を
重ねた結果、当該フランカルボキシアニリド誘導体より
選ばれた少なくとも1種の化合物に、各単剤ともすでに
木材防腐効果のあることが知られている3−ブロモ−
2,3−ジヨード−2−プロペニルエチルカーボネイト
(以下サンプラスと略す)、3−ヨード−2−プロピニ
ルブチルカーバメイト(以下トロイサンと略す)及び4
−クロルフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール
(以下IF−1000と略す)より選ばれた少なくとも
1種の化合物を配合することにより、相乗的に優れた木
材防腐活性を示すことを見いだした。
て、水素原子;メチル基;ハロゲン原子またはメトキシ
基を示す。但し、R1 及びR2 は同時に水素原子である
ことはない。]を有するジメチルフランカルボキシアニ
リド誘導体を有効成分とする木材防腐剤並びに木材用防
腐組成物に関するものである。
の定義におけるハロゲン原子は例えば、フッ素、塩素、
臭素、沃素であり得、好適には、フッ素、塩素原子であ
る。前記一般式(I)を有する化合物において好適に
は、(1)R1 が水素原子、メチル基、フッ素原子、塩
素原子、メトキシ基である化合物、(2)R2 が水素原
子、メチル基、フッ素原子、塩素原子、メトキシ基であ
る化合物、(3)但し、R1 、R2 が同時に水素原子で
あることはない化合物、を挙げることができる。
る化合物、(5)R2 が水素原子である化合物、を挙げ
ることができる。
的に例示する。
符号を示す。 Me・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メチル i ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イソ
6、12、14、18、20、21、24、25、2
6、27、38、39、40、41または42であり、
更に好適には、化合物番号1、4、12、21または4
1を挙げることができる。前記一般式(I)で表わされ
る化合物は、以下に示す方法で製造することができる。
同意義を示す。
ロゲン原子を示し、好適には、塩素原子である。
される。
物を製造する工程であり、不活性溶剤中、脱ハロゲン化
水素剤存在下、一般式(II)を有する化合物を一般式
(III)を有する化合物と反応させることにより、達
成される。
クロロアセトンとアセト酢酸エステルとの縮合によって
得られる2,5−ジメチルフラン−3−カルボン酸エス
テルを加水分解した後、常法に従って塩素化して得られ
る。
たは公知の方法に従って製造された公知のアニリン類で
ある。
ル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンのようなエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシ
レンのような芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素のようなのハロゲン化炭化水素類
またはこれらの混合溶媒があげられ得、好適には、芳香
族炭化水素類(特に、トルエン)である。
ば、トリエチルアミン、N,Nージメチルアミノピリジ
ン等の三級アミン類、ピリジン類である。本反応は溶媒
の存在下、あるいは無溶媒で行うこともできるが、反応
をより円滑に行うために、溶媒を用いて0℃から溶媒の
沸点迄の温度で、好適には、室温〜100℃の温度で通
常10分から5時間で好適には、30分時間から2時間
で行う。
物は既存の木材防腐剤に比較して低濃度で優れた活性を
示し、また、一般式(I)を有する化合物と既存の木材
防腐剤を配合してなる組成物は、一般式(I)の化合物
を単独で使用する場合より更に低濃度で優れた相乗効果
を発揮し、効率のよい木材防腐活性を示した。従ってジ
メチルフランカルボキシアニリド誘導体はその課題の一
つである低濃度使用を達成することができ、木材防腐剤
としてきわめて有用である。
て実施例によって更に詳しく説明するが本発明はこれに
限定されるものではない。
ルアニリド)の合成。2,5−ジメチルフラン−3−カ
ルボン酸2.2gに乾燥ベンゼン18mlと塩化チオニ
ル2.3mlを加えて3時間加熱還流した。室温に冷却
後、減圧下過剰の塩化チオニルとベンゼンを留去した。
残渣を乾燥トルエンに溶かし、この溶液に3−メチルア
ニリン2.3gのピリジン3ml溶液を氷水冷却下に滴
下した。この溶液を室温にて2時間撹拌した後、減圧下
に溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、抽出液
は飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製(n−ヘキサン/酢酸エ
チル=4/1で溶出)して2,5−ジメチルフラン−3
−カルボキシ−(3−メチルアニリド)3.28g(収
率91%)を得た。
(s,s,6H,2,5−Fur(フリル基の略号、以
下、同じ)−(CH3 )2 ),2.36(s,3H,P
h(フェニル基の略号、以下、同じ)−CH3 ),6.
09(s,1H,4−Fur−H),6.93(d,1
H,Ph−H),7.18〜7.36(m,2H,Ph
−H),7.48(s,1H,Ph−H) 実施例2 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシ−(2,3−
ジメチルアニリン)の合成 実施例1の方法と同様にして、2,5−ジメチルフラン
−3−カルボン酸0.182g、2,3−ジメチルアニ
リン0.189gを用いて標題化合物を0.286g
(収率90.5%)合成した。
(s,s,6H,2,3Ph−(CH3 )2 ),2.3
0,2.59(s,s,6H,2,5−Fur−(CH
3 )2 ),6.11(b,1H,4−Fur−H),
7.01〜7.61(m,4H,Ph−H,N−H) 実施例3 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシ−(3,5−
ジメチルアニリド)の合成 実施例1の方法と同様にして、2,5−ジメチルフラン
−3−カルボン酸0.140g、3,5−ジメチルアニ
リン0.145gを用いて標題化合物を0.110g
(収率45.3%)合成した。
(s,s,6H,2,5−Fur−(CH3 )2 ),
2.31(s,6H,2,5−Fur−(CH3 )
2 ),6.08(s,1H,4−Fur−H),6.7
6(s,1H,4−Ph−H),7.21(s,2H,
2,6−Ph−H) 実施例4 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシ−(3−フル
オロアニリド)の合成 実施例1の方法と同様にして、2,5−ジメチルフラン
−3−カルボン酸0.21g、3−フルオロアニリン
0.20gを用いて標題化合物を0.319g(収率9
1.4%)合成した。
(s,s,6H,2,5−Fur−(CH3 )2 ),
6.10(s,1H,4−Fur−H),6.77〜
7.61(m,4H,Ph−H) 実施例5 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシ−(3−クロ
ルアニリド)の合成 実施例1の方法と同様にして、2,5−ジメチルフラン
−3−カルボン酸0.2g、3−クロルアニリン0.2
19gを用いて標題化合物を0.302g(収率84.
9%)合成した。
(s,s,6H,2,5−Fur−(CH3 )2 ),
6.09(s,1H,4−Fur−H),7.06〜
7.43(m,3H,Ph−H),7.71(d.d,
1H,2−Ph−H) 実施例6 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシ−(3−メチ
ル−6−フルオロアニリド)の合成 実施例1の方法と同様にして、2,5−ジメチルフラン
−3−カルボン酸0.140g、3−メチル−6−フル
オロルアニリン0.152gを用いて標題化合物を0.
0863g(収率34.6%)合成した。
(s,s,6H,2,5−Fur−(CH3 )2 ),
2.34(s,3H.Ph−CH3 ),6.12(s,
1H,4−Fur−H),6.83〜8.28(m,3
H,Ph−H),7.52(b.1H,N−H) 参考例1 1)2,5−ジメチルフラン−3−カルボン酸エチルエ
ステルの合成 水素化ナトリウム(60%含量、2.4g)のN,N−
ジメチルホルムアミド(以下DMFと略す)10ml懸
濁液に氷冷、攪拌下アセト酢酸エチル6.5mlのDM
F5ml溶液を滴下した。この混合物に氷冷攪拌しなが
ら、クロロアセトン5.97mlを滴下した。室温下、
3時間攪拌後、水中に注入し、酢酸エチルで抽出した。
抽出液は飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。減圧にて酢酸エチルを留去し、残渣を真空
蒸留して α−アセトニル−アセト酢酸エチルエステル
8.01g(収率86%)を得た。沸点:105℃/2
mmHg。 ここに得られたエステルをエタノール20
mlに溶かし、この溶液にp−トルエンスルホン酸2g
を加えて2時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷
却後、減圧下に溶媒を留去した。残渣に酢酸エチルを加
え、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下、酢酸エチルを留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、n−ヘ
キサン/酢酸エチル=10/1の混合溶媒で溶出するこ
とにより2,5−ジメチルフラン−3−カルボン酸エチ
ル5.14g(収率71%)を得た。
g、エタノール35ml、2N水酸化ナトリウム水溶液
20mlの混合溶液を1.5時間室温で撹拌した後、1
時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却後、減圧
下濃縮した。残渣を水に溶かし、希硫酸で酸性とした。
析出した結晶を濾取、水洗、乾燥して2,5−ジメチル
フラン−3−カルボン酸2.27g(収率85%)を得
た。
よび該化合物を有効成分として含む組成物は、担体およ
び必要に応じて他の補助剤と混合して、防腐剤として通
常用いられる製剤形態、例えば、油剤、乳剤、可溶化
剤、ペースト剤、水和剤、フロアブル剤、ドライフロア
ブル剤、噴霧剤、塗料等に調製され、公知の木材処理法
により使用される。製剤の性状を改善し、防腐効力を高
めるため適宜使用される補助剤としては、例えば、陰イ
オン性、陽イオン性、非イオン性の界面活性剤やメチル
セルロース、酢酸ビニール樹脂等の種々の高分子化合
物、パラフィン等の撥水剤等をあげることができる。
勿論、サンプラス、IF−1000、トロイサンのよう
な有機ヨード系化合物の他に、プロピコナゾール、テブ
コナゾール等のアゾール系化合物、サイアベンダゾー
ル、ジクロフルアニド、および第4アンモニウム塩系化
合物等の木材防腐、防カビ剤やその他の殺菌剤、あるい
はパーメスリン、エトフェンプロックス、サイパーメス
リン、シラネオフェン、トラロメスリンのようなピレス
ロイド系化合物、クロルピリホス、ホキシム、プロペタ
ンホス等の有機リン系化合物や、その他イミダクロプリ
ド等の殺虫剤、ならびにビス(2,3,3,3−テトラ
クロロプロピル)エーテルのような効力増強剤などと併
用でき、それによって一層の効果向上を計ることができ
る。実際の使用に際して、本発明の化合物の含量は製剤
の形態あるいは使用目的に従い、広い範囲にわたって変
化させ得るが、一般には0. 1〜95重量%、好ましく
は0. 2〜60重量%の範囲が適当である。これらの製
剤を通常用いられる木材処理方法により使用される。例
えば、塗布、散布、浸漬、混合、注入あるいは接着剤混
入処理方法などで使用することができる。次に、本発明
の化合物の若干の製剤例をあげるが、配合量,補助剤の
種類は大巾に変えうるものであることは言うまでもな
い。(文中、単に部とあるのは全て重量部を表わす。)
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル10部を加え
て十分に混合して乳剤を得た。
すべき木質材料に塗布、浸漬、もしくはスプレー等の方
法で使用される他、合板、パーティクルボード、ハード
ボード等の接着剤に混合処理して使用できる。
ー、塗布もしくは浸漬、注入の方法で使用される。
脂10部、松脂25部およびキシレン35部を均一混合
して塗料を得た。
ールスルホン酸ソーダ3部およびポリビニールアルコー
ル1部を混合機中で均一に混合し、ハンマーミルで粉砕
して水和剤を得た。
験例によって具体的に説明する。
腐効力試験法〔JIS A-9201(1991)〕に準拠し各化合物
を所定濃度のメタノール溶液として、試験体スギ辺材
(2×2×1)cmに減圧注入し風乾させたのち、 (水
中攪拌8時間→60℃加熱16時間)の処理を1サイク
ルとする耐候操作を10回繰り返した。この試験体を、
あらかじめ石英砂培地(マルトエキス2%,グルコース
1%,ペプトン0.3%,イースト0.2%)に生育さ
せたナミダタケ (Serpula lacrymans )の菌叢上に設
置し、20℃で12週間強制腐朽させたのち試験前後の
試験体の乾燥重量から試験体の腐朽による重量減少率を
測定し、表2に示した。
いて平均値を求めた。
パルギルホルマール 長瀬産業(株)製:IF−1000(商品名) 上記表1の試験結果から明らかなように、前記一般式
(I)の化合物は木材腐朽菌による木材劣化を顕著に防
止した。
る際の配合比は防腐剤の処理対象となる樹種や木質材料
の種類、あるいは処理手段(例えば塗布、浸漬、散布、
注入、混合、接着剤混入等によって適宜選択しうるが、
通常はジメチルフランカルボキシアニリド誘導体と他剤
との配合比は重量比で150:1〜1:35の範囲が用
いられ、好適には、30:1〜1:10であり、さらに
好適には5:1〜1:5である。
剤例を挙げるが配合量、補助剤の種類等は大幅に変化し
得るものであることは言うまでもない。
シレン50部に溶解させ、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル10部を加えて十分に混合し乳剤を得
た。
すべき木質材料に塗布、浸漬、もしくはスプレー等の方
法で使用される他に、合板、パーティクルボード、ハー
ドボード等の接着剤に混合処理して使用できる。
96部に溶解させ油剤を得た。
ーを56部、ラウリルアルコールスルホン酸ソーダ3部
およびポリビニールアルコール1部を混合機中で均一に
混合し、ハンマーミルで粉砕して水和剤を得た。
例によって説明する。
滅菌培地(ポテトデキストロース寒天培地:ポテト浸出
液末0.4%、グルコース2%、寒天1.5%)上に、
あらかじめ同様の培地上に生育させた木材腐朽菌カワラ
タケ(CoriolusVersicolor )、およびオオウズラタケ
(Tyromyces Palustris )の菌叢(約4mm直径)を接
種し、25℃で5日間培養したのちの菌糸の生育状況か
ら二元最小発育阻止濃度を求めた。
カル等によって アプライドマイクロバイオロジー第9
巻538〜541頁(1961年)(Applied Microbio
logy,F.C.Kull et al, 538,9(1961)に記載され、現在一
般に用いられている方法に基づいて検討した。
ロイサン、IF−1000をそれぞれ配合したときの結
果を表3および表4に示す。
いずれも破線で示した対角線よりも下方に存在してい
る。
びIF−1000がいずれも、これらフランカルボキシ
アニリド誘導体に配合することにより、相剰効果のある
ことを明白に示している。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1 及びR2 は同一または異なって、水素原
子;メチル基;ハロゲン原子またはメトキシ基を示し。
但し、R1 及びR2 は同時に水素原子であることはな
い。]で表わされるジメチルフランカルボキシアニリド
誘導体を有効成分として含有する木材防腐剤。 - 【請求項2】請求項1のジメチルフランカルボキシアニ
リド誘導体より選ばれた少なくとも1種の化合物と、3
−ブロモ- 2,3−ジヨード−2−プロペニルエチルカ
ーボネート、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバ
メート及び4−クロルフェニル−3−ヨードプロパルギ
ルホルマ−ルより選ばれた少なくとも1種の化合物とを
配合してなる、木材用防腐組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27875492A JP3083659B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 木材防腐剤並びに木材用防腐組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27875492A JP3083659B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 木材防腐剤並びに木材用防腐組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128107A JPH06128107A (ja) | 1994-05-10 |
JP3083659B2 true JP3083659B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17601735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27875492A Expired - Fee Related JP3083659B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 木材防腐剤並びに木材用防腐組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083659B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150186A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Sds Biotech Corp | 木材保存用防腐剤および木材処理方法 |
US8785662B2 (en) | 2010-05-12 | 2014-07-22 | Sds Biotech K.K. | Anilide-based compounds for preserving wood and method of use thereof |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27875492A patent/JP3083659B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150186A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Sds Biotech Corp | 木材保存用防腐剤および木材処理方法 |
US8785662B2 (en) | 2010-05-12 | 2014-07-22 | Sds Biotech K.K. | Anilide-based compounds for preserving wood and method of use thereof |
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---|---|
JPH06128107A (ja) | 1994-05-10 |
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