JP3083528B2 - レーザー手術装置 - Google Patents
レーザー手術装置Info
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- JP3083528B2 JP3083528B2 JP01180019A JP18001989A JP3083528B2 JP 3083528 B2 JP3083528 B2 JP 3083528B2 JP 01180019 A JP01180019 A JP 01180019A JP 18001989 A JP18001989 A JP 18001989A JP 3083528 B2 JP3083528 B2 JP 3083528B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、レーザー手術装置本体にレーザー光の出力
を表示する出力表示部が設けられ、ハンドピースを介し
て前記レーザー光の出力を取り出すレーザー手術装置の
改良に関する。
を表示する出力表示部が設けられ、ハンドピースを介し
て前記レーザー光の出力を取り出すレーザー手術装置の
改良に関する。
（従来の技術） 従来から、レーザー手術装置本体にレーザー光の出力
を表示する出力表示部が設けられ、ハンドピースを介し
て前記レーザー光の出力を取り出すレーザー手術装置が
知られている。
を表示する出力表示部が設けられ、ハンドピースを介し
て前記レーザー光の出力を取り出すレーザー手術装置が
知られている。
ところで、ハンドピースに用いられているファイバー
には個体差があり、また、ファイバーが劣化することも
考えられ、必ずしもハンドピースから出射されるレーザ
ー光の出力と出力表示部に表示されている出力値とが一
致するとは限らず、そこでこの種のレーザー手術装置で
は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出力を確
認するために、レーザー手術装置本体の前面パネルに受
光器が設けられ、この受光器の検出出力を出力表示部に
表示させて、ハンドピースから出射されるレーザー光の
出力を確認できるようになっている。
には個体差があり、また、ファイバーが劣化することも
考えられ、必ずしもハンドピースから出射されるレーザ
ー光の出力と出力表示部に表示されている出力値とが一
致するとは限らず、そこでこの種のレーザー手術装置で
は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出力を確
認するために、レーザー手術装置本体の前面パネルに受
光器が設けられ、この受光器の検出出力を出力表示部に
表示させて、ハンドピースから出射されるレーザー光の
出力を確認できるようになっている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、この従来のレーザー手術装置では、出
力表示部に表示されているレーザー光の出力と実際にハ
ンドピースから出射されるレーザー光の出力との間に不
一致がある場合、この不一致分の誤差を見込んでレーザ
ー光の出力の設定を行わなければならず、また、各出力
設定に応じてその都度、補正値がいくらであるかを確認
しなければならないので測定に手間がかかると共に、誤
った補正値で出力を設定するという錯誤を起こし易い。
力表示部に表示されているレーザー光の出力と実際にハ
ンドピースから出射されるレーザー光の出力との間に不
一致がある場合、この不一致分の誤差を見込んでレーザ
ー光の出力の設定を行わなければならず、また、各出力
設定に応じてその都度、補正値がいくらであるかを確認
しなければならないので測定に手間がかかると共に、誤
った補正値で出力を設定するという錯誤を起こし易い。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、その目
的は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出力と
出力表示部に表示されたレーザー光の出力との不一致を
迅速に確認できてハンドピースから出射されるレーザー
光の出力と出力表示部に表示されたレーザー光の出力と
がその出力の最小から最大までの全範囲で一致するよう
に修正することのできるレーザー手術装置を提供するこ
とにある。
的は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出力と
出力表示部に表示されたレーザー光の出力との不一致を
迅速に確認できてハンドピースから出射されるレーザー
光の出力と出力表示部に表示されたレーザー光の出力と
がその出力の最小から最大までの全範囲で一致するよう
に修正することのできるレーザー手術装置を提供するこ
とにある。
（課題を解決するための手段） 本発明の請求項１に記載のレーザー手術装置の特徴
は、 レーザー手術装置本体にレーザ光源から出力されるレ
ーザー光の出力を表示する出力表示部が設けられ、ハン
ドピースを介して前記レーザー光の出力を取り出すレー
ザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変
化させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を
受光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の
出力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値
との対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力
設定値に対応した実測値が前記出力表示部に表示される
ように該出力表示部の表示を変更する表示変更手段と、 を備えるところにある。
は、 レーザー手術装置本体にレーザ光源から出力されるレ
ーザー光の出力を表示する出力表示部が設けられ、ハン
ドピースを介して前記レーザー光の出力を取り出すレー
ザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変
化させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を
受光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の
出力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値
との対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力
設定値に対応した実測値が前記出力表示部に表示される
ように該出力表示部の表示を変更する表示変更手段と、 を備えるところにある。
また、本発明の請求項２に記載のレーザー手術装置の
特徴は、 レーザー手術装置本体にレーザ光源から出力されるレ
ーザー光の出力を表示する出力表示部が設けられ、ハン
ドピースを介して前記レーザー光の出力を取り出すレー
ザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変
化させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を
受光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の
出力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値
との対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力
表示部に表示された出力設定値の表示に前記ハンドピー
スから出射されるレーザー光の出力が一致するように前
記レーザー光の出力を変更する出力変更手段と、 を備えるところにある。
特徴は、 レーザー手術装置本体にレーザ光源から出力されるレ
ーザー光の出力を表示する出力表示部が設けられ、ハン
ドピースを介して前記レーザー光の出力を取り出すレー
ザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変
化させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を
受光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の
出力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値
との対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力
表示部に表示された出力設定値の表示に前記ハンドピー
スから出射されるレーザー光の出力が一致するように前
記レーザー光の出力を変更する出力変更手段と、 を備えるところにある。
（作用） 本発明の請求項１に記載のレーザ手術装置によれば、
出力設定値を最小から最大まで変化させたレーザー光が
ハンドピースから出射され、その出射されたレーザー光
は、レーザー光の出力を受光する実測手段により実測さ
れる。また、この実測手段により実測された実測値は、
その出力設定値との対応関係が記憶手段により記憶さ
れ、この記憶された対応関係に基づき、表示変更手段に
より変更されてその出力設定値に対応した実測値をその
出力表示部に表示する。
出力設定値を最小から最大まで変化させたレーザー光が
ハンドピースから出射され、その出射されたレーザー光
は、レーザー光の出力を受光する実測手段により実測さ
れる。また、この実測手段により実測された実測値は、
その出力設定値との対応関係が記憶手段により記憶さ
れ、この記憶された対応関係に基づき、表示変更手段に
より変更されてその出力設定値に対応した実測値をその
出力表示部に表示する。
これにより、この出力表示部に表示されたレーザー光
の出力は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出
力とその出力の最小から最大までの全範囲で一致するよ
うに修正されるので、このレーザー手術装置を用いれ
ば、手術の際にレーザ光の出力は、常に実測値により修
正された値に基づき操作することができる。
の出力は、ハンドピースから出射されるレーザー光の出
力とその出力の最小から最大までの全範囲で一致するよ
うに修正されるので、このレーザー手術装置を用いれ
ば、手術の際にレーザ光の出力は、常に実測値により修
正された値に基づき操作することができる。
また、請求項２に記載のレーザ手術装置によれば、出
力設定値を最小から最大まで変化させたレーザー光がハ
ンドピースから出射され、その出射されたレーザー光
は、レーザー光の出力を受光する実測手段により実測さ
れる。この実測手段により実測された実測値は、その出
力設定値との対応関係が記憶手段により記憶され、この
記憶された対応関係に基づき、出力変更手段により前記
出力表示部に表示された出力設定値の表示に前記ハンド
ピースから出射されるレーザー光の出力が一致するよう
に出力変更される。
力設定値を最小から最大まで変化させたレーザー光がハ
ンドピースから出射され、その出射されたレーザー光
は、レーザー光の出力を受光する実測手段により実測さ
れる。この実測手段により実測された実測値は、その出
力設定値との対応関係が記憶手段により記憶され、この
記憶された対応関係に基づき、出力変更手段により前記
出力表示部に表示された出力設定値の表示に前記ハンド
ピースから出射されるレーザー光の出力が一致するよう
に出力変更される。
これにより、ハンドピースから出射されるレーザー光
の出力は、出力表示部に表示されたレーザー光の出力と
その出力の最小から最大までの全範囲で一致するように
修正されるので、このレーザー手術装置を用いれば、手
術の際にレーザ光の出力は、常に実測値により修正され
た値に基づき操作することができる。
の出力は、出力表示部に表示されたレーザー光の出力と
その出力の最小から最大までの全範囲で一致するように
修正されるので、このレーザー手術装置を用いれば、手
術の際にレーザ光の出力は、常に実測値により修正され
た値に基づき操作することができる。
（実施例） 以下に、本発明に係わるレーザー手術装置の実施例を
図面を参照しつつ説明する。
図面を参照しつつ説明する。
第３図は本発明に係わるレーザー手術装置の概略構成
を示す斜視図であって、この図において、１はレーザー
手術装置本体である。このレーザー手術装置本体１に
は、その前面パネルに電源投入用のキースイッチ２、レ
デイスイッチ３、照射時間設定ボタン４、出力表示部
５、出力設定ツマミ６、レーザー出力チェックスイッチ
７、受光器８が設けられている。この手術装置本体１に
はハンドピース９が接続されていると共に、そのレーザ
ー光を出射させるためのフット式の照射スイッチ10が接
続されている。
を示す斜視図であって、この図において、１はレーザー
手術装置本体である。このレーザー手術装置本体１に
は、その前面パネルに電源投入用のキースイッチ２、レ
デイスイッチ３、照射時間設定ボタン４、出力表示部
５、出力設定ツマミ６、レーザー出力チェックスイッチ
７、受光器８が設けられている。この手術装置本体１に
はハンドピース９が接続されていると共に、そのレーザ
ー光を出射させるためのフット式の照射スイッチ10が接
続されている。
レーザー手術装置本体１には、第１図に示すように、
レーザー光源11が設けられていると共に、コントロール
ユニット12が設けられている。コントロールユニット12
は、キースイッチ２、レデイスイッチ３、照射時間設定
ボタン４、出力設定ツマミ６、レーザー出力チェックス
イッチ７の出力が入力され、照射時間設定ボタン４、出
力設定ツマミ６の設定に基づいてその照射時間設定ボタ
ン４により設定された照射時間の間レーザー光源11がオ
ンされるようにレーザー駆動回路13を制御すると共に、
後述する機能を有する比較回路14と記憶回路15とに出力
設定値を出力する機能を有する。
レーザー光源11が設けられていると共に、コントロール
ユニット12が設けられている。コントロールユニット12
は、キースイッチ２、レデイスイッチ３、照射時間設定
ボタン４、出力設定ツマミ６、レーザー出力チェックス
イッチ７の出力が入力され、照射時間設定ボタン４、出
力設定ツマミ６の設定に基づいてその照射時間設定ボタ
ン４により設定された照射時間の間レーザー光源11がオ
ンされるようにレーザー駆動回路13を制御すると共に、
後述する機能を有する比較回路14と記憶回路15とに出力
設定値を出力する機能を有する。
受光器８はハンドピース９から出射されるレーザー光
の出力を演算回路16に向かって出力し、演算回路16は受
光器８の出力に基づいてハンドピース９の先端から出力
されるレーザー光の出力を検出し、実測値として比較回
路14に向かって出力し、演算回路16と受光器８とはハン
ドピース９から出射されたレーザー光Ｐを受光してレー
ザー光の出力を実測する実測手段として機能する。
の出力を演算回路16に向かって出力し、演算回路16は受
光器８の出力に基づいてハンドピース９の先端から出力
されるレーザー光の出力を検出し、実測値として比較回
路14に向かって出力し、演算回路16と受光器８とはハン
ドピース９から出射されたレーザー光Ｐを受光してレー
ザー光の出力を実測する実測手段として機能する。
比較回路14は演算回路16の実測値とコントロールユニ
ット12の出力設定値とを比較してその差を較正値として
記憶回路15に向かって出力する機能を有する。記憶回路
15はその実測値と出力設定値との対応関係を記憶する機
能を有するもので、ここでは、記憶回路15は出力設定値
の最小から最大までに渡って離散的に、実測値と出力設
定値との差分を較正値として記憶する。その記憶回路15
はコントローラ12の出力設定値に基づいてその出力設定
値に対応する較正値を用いて出力表示回路17を制御する
もので、比較回路14と記憶回路15とは実測手段の実測値
と出力設定値との対応関係を記憶し、手術の際の出力設
定値に対応した実測値が出力表示部５に表示されるよう
に出力表示部５の表示を変更する表示変更手段として機
能する。
ット12の出力設定値とを比較してその差を較正値として
記憶回路15に向かって出力する機能を有する。記憶回路
15はその実測値と出力設定値との対応関係を記憶する機
能を有するもので、ここでは、記憶回路15は出力設定値
の最小から最大までに渡って離散的に、実測値と出力設
定値との差分を較正値として記憶する。その記憶回路15
はコントローラ12の出力設定値に基づいてその出力設定
値に対応する較正値を用いて出力表示回路17を制御する
もので、比較回路14と記憶回路15とは実測手段の実測値
と出力設定値との対応関係を記憶し、手術の際の出力設
定値に対応した実測値が出力表示部５に表示されるよう
に出力表示部５の表示を変更する表示変更手段として機
能する。
このレーザー手術装置によれば、第２図に示すよう
に、キースイッチ２をオンし（S1）、レーザー照射時間
設定ボタン４を操作し（S2）、レーザー出力設定ツマミ
６を操作すると（S2′）、コントロールユニット12がそ
の設定された照射時間で設定されたレーザー出力でレー
ザー光Ｐが照射されるようにレーザー駆動回路を制御す
る。このとき、出力表示部５には設定されたレーザー出
力が表示される。そして、コントロールユニット12はレ
ーザー出力チェックスイッチ７がオンか否かを判別する
（S3）。コントロールユニット12はレーザー出力チェッ
クスイッチ７がオンのときにはS11に移行して、演算回
路16、比較回路14、記憶回路15をオンする処理を行う。
そして、レデイスイッチ３をオンし（S12）、レーザー
照射スイッチ10をオンすると（S13）、コントロールユ
ニット12はレーザー出力が最小から最大までの範囲に渡
って連続的に変更されるように出力設定値を変更する処
理を行い（S14）、レーザー駆動回路13はその最小から
最大の範囲に渡ってレーザー光の出力が変化されるよう
にレーザー光源11を駆動する。
に、キースイッチ２をオンし（S1）、レーザー照射時間
設定ボタン４を操作し（S2）、レーザー出力設定ツマミ
６を操作すると（S2′）、コントロールユニット12がそ
の設定された照射時間で設定されたレーザー出力でレー
ザー光Ｐが照射されるようにレーザー駆動回路を制御す
る。このとき、出力表示部５には設定されたレーザー出
力が表示される。そして、コントロールユニット12はレ
ーザー出力チェックスイッチ７がオンか否かを判別する
（S3）。コントロールユニット12はレーザー出力チェッ
クスイッチ７がオンのときにはS11に移行して、演算回
路16、比較回路14、記憶回路15をオンする処理を行う。
そして、レデイスイッチ３をオンし（S12）、レーザー
照射スイッチ10をオンすると（S13）、コントロールユ
ニット12はレーザー出力が最小から最大までの範囲に渡
って連続的に変更されるように出力設定値を変更する処
理を行い（S14）、レーザー駆動回路13はその最小から
最大の範囲に渡ってレーザー光の出力が変化されるよう
にレーザー光源11を駆動する。
そこで、ハンドピース９の先端を受光器８に当てる
と、受光器８がそのハンドピース９から出射されるレー
ザー光Ｐを受光し、演算回路16はその受光器８の出力に
基づいてハンドピース９から出射されたレーザー光Ｐの
出力を実測する（S15）。
と、受光器８がそのハンドピース９から出射されるレー
ザー光Ｐを受光し、演算回路16はその受光器８の出力に
基づいてハンドピース９から出射されたレーザー光Ｐの
出力を実測する（S15）。
比較回路14はその実測値と設定値とを比較し、記憶回
路15は実測値と出力値との対応関係を較正値として記憶
する。レーザー出力チェックスイッチ７をオフにする
と、コントロールユニット12はS3においてノーと判断
し、S4に移行する。そして、レデイスイッチ３がオンさ
れ、レーザー照射スイッチ10がオンされると（S5）、そ
の出力設定値に対応したレーザー光Ｐがハンドピース９
から出射されるようにレーザー光源11が駆動され、ハン
ドピース９からレーザー光Ｐが出射される（S6）。この
とき、コントロールユニット12は現に設定されている出
力設定値に基づき出力表示部５の表示とハンドピース９
から出射されるレーザー光Ｐの出力とが一致するように
表示制御回路17を記憶回路15を介して制御する。これに
よって、出力表示部５の表示は設定出力値から実測値に
変更される。
路15は実測値と出力値との対応関係を較正値として記憶
する。レーザー出力チェックスイッチ７をオフにする
と、コントロールユニット12はS3においてノーと判断
し、S4に移行する。そして、レデイスイッチ３がオンさ
れ、レーザー照射スイッチ10がオンされると（S5）、そ
の出力設定値に対応したレーザー光Ｐがハンドピース９
から出射されるようにレーザー光源11が駆動され、ハン
ドピース９からレーザー光Ｐが出射される（S6）。この
とき、コントロールユニット12は現に設定されている出
力設定値に基づき出力表示部５の表示とハンドピース９
から出射されるレーザー光Ｐの出力とが一致するように
表示制御回路17を記憶回路15を介して制御する。これに
よって、出力表示部５の表示は設定出力値から実測値に
変更される。
そして、設定された照射時間の間、レーザー光が照射
され、次に、コントロールユニット12は治療終了である
か否かを判別し（S7）、治療終了でない場合、S8に移行
して治療条件を変更するか否かを判断する。治療条件を
変更しない場合には、コントロールユニット12はレーザ
ー照射スイッチ10がオンされるまで待機し、レーザー照
射スイッチ10がオンされるとS5〜S7の処理を繰り返す。
治療条件が変更されたときには、S9に移行し、レデイス
イッチ３がオフされるまで待機し、レデイスイッチ３が
オフされたときは、照射時間設定ボタン４、出力設定ツ
マミ６が操作されるまで待機する。なお、コントロール
ユニット12は治療終了のときはキースイッチ２がオフさ
れるまで待機する（S10）。
され、次に、コントロールユニット12は治療終了である
か否かを判別し（S7）、治療終了でない場合、S8に移行
して治療条件を変更するか否かを判断する。治療条件を
変更しない場合には、コントロールユニット12はレーザ
ー照射スイッチ10がオンされるまで待機し、レーザー照
射スイッチ10がオンされるとS5〜S7の処理を繰り返す。
治療条件が変更されたときには、S9に移行し、レデイス
イッチ３がオフされるまで待機し、レデイスイッチ３が
オフされたときは、照射時間設定ボタン４、出力設定ツ
マミ６が操作されるまで待機する。なお、コントロール
ユニット12は治療終了のときはキースイッチ２がオフさ
れるまで待機する（S10）。
第４図本発明に係わるレーザー手術装置の第２の実施
例を示すもので、表示回路の表示をハンドピースから出
射されるレーザー光の出力に対応させて表示させる変わ
りに、出力表示部５の表示は出力設定値のままとし、そ
の出力表示部５の表示にハンドピース９から出射される
レーザー光Ｐの出力を一致させる構成としたもので、比
較回路14に記憶機能を設けることにより、その比較回路
14に基づきレーザー駆動回路13を制御し、レーザー光の
出力を増減変更する構成としたものであり、この実施例
の場合には、比較回路14は出力表示部５に表示された出
力設定値の表示にハンドピース９から出射されるレーザ
ー光Ｐの出力が一致するようにレーザー光の出力を変更
する出力変更手段としての作用を果たし、その他の構成
は第１実施例と大略同一であるのでその詳細な説明は省
略する。
例を示すもので、表示回路の表示をハンドピースから出
射されるレーザー光の出力に対応させて表示させる変わ
りに、出力表示部５の表示は出力設定値のままとし、そ
の出力表示部５の表示にハンドピース９から出射される
レーザー光Ｐの出力を一致させる構成としたもので、比
較回路14に記憶機能を設けることにより、その比較回路
14に基づきレーザー駆動回路13を制御し、レーザー光の
出力を増減変更する構成としたものであり、この実施例
の場合には、比較回路14は出力表示部５に表示された出
力設定値の表示にハンドピース９から出射されるレーザ
ー光Ｐの出力が一致するようにレーザー光の出力を変更
する出力変更手段としての作用を果たし、その他の構成
は第１実施例と大略同一であるのでその詳細な説明は省
略する。
（効果） 本発明の請求項１又は２に記載のレーザ手術装置は、
ハンドピースから出射されるレーザー光の出力と出力表
示部に表示されたレーザー光の出力との不一致を迅速に
確認できてハンドピースから出射されるレーザー光の出
力と出力表示部に表示されたレーザー光の出力とがその
出力の最小から最大までの全範囲で一致するように修正
することができる、という効果を奏する。
ハンドピースから出射されるレーザー光の出力と出力表
示部に表示されたレーザー光の出力との不一致を迅速に
確認できてハンドピースから出射されるレーザー光の出
力と出力表示部に表示されたレーザー光の出力とがその
出力の最小から最大までの全範囲で一致するように修正
することができる、という効果を奏する。
第１図は本発明に係わるレーザー手術装置の要部構成を
示す回路図、 第２図はその第１図に示すレーザー手術装置の作用を説
明するためのフローチャート、 第３図は本発明に係わるレーザー手術装置の外観構成を
示す斜視図、 第４図は本発明に係わるレーザー手術装置の第２実施例
を示す回路図、 である。 １……レーザー手術装置本体、５……出力表示部 ８……受光器、９……ハンドピース 12……コントロールユニット、14……比較回路 15……記憶回路、16……演算回路
示す回路図、 第２図はその第１図に示すレーザー手術装置の作用を説
明するためのフローチャート、 第３図は本発明に係わるレーザー手術装置の外観構成を
示す斜視図、 第４図は本発明に係わるレーザー手術装置の第２実施例
を示す回路図、 である。 １……レーザー手術装置本体、５……出力表示部 ８……受光器、９……ハンドピース 12……コントロールユニット、14……比較回路 15……記憶回路、16……演算回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−244341（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−138450（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 18/20 A61F 9/007
Claims (2)
- 【請求項１】レーザー手術装置本体にレーザ光源から出
力されるレーザー光の出力を表示する出力表示部が設け
られ、ハンドピースを介して前記レーザー光の出力を取
り出すレーザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変化
させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を受
光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の出
力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値と
の対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力設
定値に対応した実測値が前記出力表示部に表示されるよ
うに該出力表示部の表示を変更する表示変更手段と、 を備えていることを特徴とするレーザー手術装置。 - 【請求項２】レーザー手術装置本体にレーザ光源から出
力されるレーザー光の出力を表示する出力表示部が設け
られ、ハンドピースを介して前記レーザー光の出力を取
り出すレーザー手術装置において、 前記レーザー光源の出力設定値を最小から最大まで変化
させ、前記ハンドピースから出射されたレーザー光を受
光して前記ハンドピースから出射されたレーザー光の出
力を実測する実測手段と、 該実測手段により実測された実測値と前記出力設定値と
の対応関係を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された対応関係に基づき、前記出力表
示部に表示された出力設定値の表示に前記ハンドピース
から出射されるレーザー光の出力が一致するように前記
レーザー光の出力を変更する出力変更手段と、 を備えていることを特徴とするレーザー手術装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01180019A JP3083528B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | レーザー手術装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01180019A JP3083528B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | レーザー手術装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345234A JPH0345234A (ja) | 1991-02-26 |
| JP3083528B2 true JP3083528B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=16076041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01180019A Expired - Fee Related JP3083528B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | レーザー手術装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083528B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-07-11 JP JP01180019A patent/JP3083528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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