JP3083523B2 - 親水性変性用単量体 - Google Patents

親水性変性用単量体

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JP3083523B2 JP01043357A JP4335789A JP3083523B2 JP 3083523 B2 JP3083523 B2 JP 3083523B2 JP 01043357 A JP01043357 A JP 01043357A JP 4335789 A JP4335789 A JP 4335789A JP 3083523 B2 JP3083523 B2 JP 3083523B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
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    • C08F246/00Copolymers in which the nature of only the monomers in minority is defined
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
    • G02B1/041Lenses
    • G02B1/043Contact lenses

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、親水性単量体、および、オリゴマー特にコ
ンタクトレンズの製造に使用されるオリゴマーを変性し
て、得られる重合体の親水性を増大しそして成型された
重合体の製造における成形相溶性を増大するために該単
量体を使用することに関するものである。
当該技術において、親水性単量体に関する文献は数多
く存在しそして非常に多くのこのような単量体が商業的
に入手できる。これらの単量体は、このような単量体が
存在しない同じ物質以上に共重合される物質に親水性、
水吸収を付与しそして(または)共重合される物質の湿
潤性を改善する。これらは、また、高度に親水性、高度
に吸収性そして高度に湿潤性の単独重合体物質を与え
る。これらの商業的な単量体は、典型的にMHOROMER
系の商品名でROHM Tech,Sartomerおよび典型的にSIPOME
R 系の商品名でAlcolacのような典型的な単量体供給者
から得ることができる。
このような既知の変性剤の一般的特性は、親水性基お
よび共重合基が存在するということである。典型的な例
は、N−ビニルピロリドンであり、他の例はヒドロキシ
エチルメタクリレートである。これらのそれぞれは、1
個またはそれ以上の遊離(メト)アクリルまたはビニル
基を含有する他の単量体またはオリゴマーと共重合する
のに適している。遊離ヒドロキシまたはアミドの添加
は、このような単量体が存在しない重合体以上に得られ
た重合体の親水性、水吸収性および湿潤性を増大する。
多くの利用に対して、それから得られる重合体物質が
成形された形態にあることが望ましい。これは、コンタ
クトレンズの分野において典型的である。また、しばし
ば、成形物はポリ(メタクリル酸メチル)でありそして
(a)前述した変性単量体と(b)このような成形物中
の変性される単量体またはオリゴマーとの共重合は成形
物のエッチングおよび傷あとを生ずる。これは、表面損
傷のない表面即ち高品質の光学的表面を必要とする最終
的な重合体の利用に対して、非常に大きな不利点であ
る。これらの状況下において、非常にしばしば高度な生
産費および緩慢な生産速度を必要とする成形物を置換し
なければならない。
それ故に、本発明の一つの目的は、前述した欠点を取
り除きそして実質的に親水性的に変性された物質の製造
における成形エッチングの量を減少する親水性単量体を
提供せんとするものである。
本発明の他の目的は、親水性的に変性された重合体を
提供せんとするものである。
本発明の他の目的は、増大された湿潤性および(また
は)水吸収を有するコンタクトレンズを提供せんとする
ものである。
更に、本発明の他の目的は、親水性変性剤である単量
体によって変性された表面を有するコンタクトレンズを
提供せんとするものである。
これらのおよび他の目的は、式I (X−div)zHy (I) (式中、Hyは親水性部分であり、divは2価の結合基で
あり、Xは他の単量体と共反応または共重合できる基で
あり、そしてzは1乃至Hyの原子価までの整数であり、
そしてzがHyの原子価より小さい場合は、Hyの残りの原
子価は水素と結合する)の親水性変性剤である単量体を
利用することによって実現することができる。
親水性基Hyは、典型的には、1個またはそれ以上好適
には多数の遊離のまたはエーテル化されたヒドロキシ
基、アミノ基、アミド基、ウレタン基、および(また
は)他の典型的に親水性の基を有している。
divは、一般に広範囲な種々の2価の基から選択でき
る2価の結合基である。divに対する唯一の一般的な限
定は、それがHyおよびXの両方に結合することができる
ということである。
更に詳しくは、Xは、 (a)エチレン系の不飽和基、好適には、ビニル、1−
または2−低級アルキルビニル、より好適には1−メチ
ルビニルまたは2−メチルビニルまたはアリル、 (b) およびグリシジルのようなエポキシ基、 (c)マレイン酸無水物、フタル酸無水物または酢酸無
水物の基のような無水物の基、 (d)イソシアネート、 (e)イソチオシアネート、 (f)アミノ基、 (g)アシル基特にカルボキシル、 (h)特に容易に置換できるアルコールまたは酸のエス
テル基、 (i)アミド基、 (j)カルバモイル基、 (k)酸ハライド基特にカルボニルクロライド、 (l)エーテル基および (m)ヒドロキシ から選択された重合性または反応性部分である。
divは、 (aa)脂肪族基が、 および (式中Rは、水素または低級アルキル例えばC1〜4
ルキルである)から選択された中断および(または)末
端基によって中断または停止または中断および停止して
いてもよい25個までの炭素原子の2価の脂肪族基、好適
には、好適には20個までの炭素原子、より好適には15個
までの炭素原子、更により好適には10個までの炭素原
子、そしてもっとも好適には5個までの炭素原子を含有
し、そして好適には少なくとも2個の炭素原子、より好
適には少なくとも4個の炭素原子を含有するアルキル、
アルケニルまたはアルキニル、 (ab)非環式部分が好適にはアルキル、アルケニルまた
はアルキニルであり、そして好適には15個までの炭素原
子、より好適には10個までの炭素原子、もっとも好適に
は5個までの炭素原子を含有し、そして好適には少なく
とも2個の炭素原子、より好適には少なくとも4個の炭
素原子を有しており、そして非環式部分が上記(aa)に
記載したものから選択された中断および(または)末端
基によって中断または停止または中断および停止してい
てもよい2価の5〜7員の脂環式環および2価の(5〜
7員の脂環式)−C1〜20脂肪族基、 (ac)停止していないかまたは上記(aa)に記載したも
のから選択された末端基によって停止している6〜25個
の炭素原子、好適には6〜18個の炭素原子、より好適に
は6〜10個の炭素原子、もっとも好適には6個の炭素原
子を有する2価のアリーレン基、 (ad)それぞれの脂肪族部分が独立して上記(aa)に記
載した同じ脂肪族基から選択されたものであり、そして
上記(aa)に示したように中断または停止または中断お
よび停止していてもよい8〜25個の炭素原子の2価の
(脂肪族)−アリール−(脂肪族)−基(式中aお
よびbの一方は1であり、そして他方は0であるかまた
はaおよびbの両方が1である) (ae)式II (式中、mは8〜100であり、そして(aea)Raは水素で
あり、Rbはメチルであり、そしてnおよびpはそれぞれ
0であるか、(aeb)Raはメチルであり、Rbは水素であ
り、そしてnおよびpはそれぞれ0であるかまたは(ae
c)RaおよびRbはそれぞれ水素であり、そしてnおよび
pはそれぞれ1である)の基 から選択されたものであり、そして(aa)〜(ab)のそ
れぞれの基は、置換されていないかまたはハロゲン、C
1〜4アルキルおよびパーハロC1〜12アルキルから選
択された少なくとも1個の置換分によって置換されてお
り、そして Hyは、 (i)モルホリノ、炭素および1個の窒素から選択され
た5〜7個の環員の環式モノアミド基、式III (式中、Raは2または3個の炭素のアルキレンまたはア
ルケニレンである)の5〜6個の環員を有する飽和また
は不飽和の環式基、式IV (式中、qおよびrはそれぞれ独立して0〜2である)
の6〜7個の環員を有する環式アミドおよび式V (式中、Raは2または3個の炭素のアルキレンまたはア
ルケニレンである)の環式アミン[それぞれが置換され
ていないかまたはヒドロキシ−C1〜5アルキル、カル
ボキシまたは低級アルキルによって置換されている]、 (ii)テトラヒドロフルフリル (iii)1サッカライド単位当り12個までの炭素原子を
有する直査状または環状のモノ、ジおよびポリサッカラ
イド基、それらの相当する糖アルコール基、ペンタエリ
スリトール基およびポリビニルアルコール基および (iv)ポリヒドロキシC2〜C7アルキル基 から選択された親水性基である。
好適には、Xは式VI から選択されたビニル基であり、そしてこれに結合して
いるdivの部分は−C(O)R3(このカルボニル基はX
に結合している)または (左側の結合はXに結合している)で停止している。R1
およびR2が水素またはメチルである場合においては、R3
は−O−または−NR5−から選択され(但し、それが結
合しているdivの次の原子は酸素または窒素以外のもの
である)またはR3は単一結合であり(但し、それが結合
しているdivの次の原子はカルボニル炭素以外のもので
ある)、そしてR5は水素または低級アルキルであるか、
または、 R1が水素またはメチルであり、そしてR2が水素、低級
アルキルまたはシアノである場合は、R3は低級アルキレ
ンまたは であり、そして それぞれの場合において、R4は−O−,−C(O)
−,−OC(O)−,−C(O)O−,−NR5C(O)−,
−OC(O)O−,−NR5−,−NR5C(O)O−,−C
(O)NR5−,−OC(O)NR5−または−NR5C(O)NR5
−である(但し、それが結合しているdivの次の原子は
酸素または窒素以外のものである)。
また、Xは式 または のエポキシ基であり、またXは式VIIIまたはIX の無水物の残基およびその不飽和類似基である。
上記式において、式VIIIのR6およびR7の少なくとも1
個および式IXのR6〜R8の少なくとも1個は単一結合であ
り、そして他のものは単一結合、水素、低級アルキルで
あるかまたは式IX中の2個の隣接基R6〜R8はそれらが結
合している原子と一緒になってC5〜8シクロアルキル
またはシクロアルケニル環を形成するかまたはベンゼン
またはナフタレン環を形成する。
また、Xは式X (式中、Bは、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまた
はフェニルまたはナフチルであるかまたはB′の意義を
有し、そしてB′はC1〜C6アルキレン、C2〜C6アルケニ
レンまたはフェニレンまたはナフチレンである)の無水
物残基である。
また、Xは、イソシアネート、イソチオシアネート、
アミノまたは−NH(低級アルキル)である。
また、Xは、アシル好適にはカルボキシル、またはア
シルハライド好適にはアシルクロライド、またはアシル
エステル好適には低級アルコールのアシルエステル、よ
り好適には第1級アルコールのアシルエステル、または
アミド好適には低級アルキルアミンのアミド、より好適
には低級アルキル第1級アミンのアミドである。
また、Xは、式XI (式中、R9は、アミノ低級アルキルである)のカルバモ
イルである。
また、Xは、式−O−R10(式中、R10は低級アルキル
である)のエーテル基であるかまたは全体で4〜7個の
環員を有する環式エーテル残基(環員の1個のみが酸素
であり、そして残りの環員は炭素であり、そして、それ
がdivの酸素原子に結合している場合は、divに対する結
合は環のアルファおよびオメガ炭素以外のものである)
であり、またはXはヒドロキシである。
更に、好適なX基は、1−メチルビニル、2−メチル
ビニルまたはアリル、または [式中、R2は水素またはメチルであり、そしてそれが結
合しているdivの部分は−C(O)−R3−(式中、カル
ボニルはXに結合しており、そしてR3は−O−または−
NR5−であり、そしてR5は水素または低級アルキルであ
る)で停止している]、またはH2C=CH−[それが結合
しているdivの部分は (式中、左側の結合はXに結合しており、そしてR4は−
O−,−NR5−,−C(O)−,−C(O)NR5−または
−C(O)O−である)で停止している]、または [式中、R2は水素、低級アルキルまたはシアノであり、
そしてそれが結合しているdivの部分は−C(O)−R3
−(式中、カルボニルはXに結合しており、そしてR3
低級アルキレンまたは であり、そしてR5は低級アルキルである)で停止してい
る]である。
好適には、Hyは、 (ba)置換されていないかまたは低級アルキル好適には
メチルまたはエチルによってモノ乃至テトラ置換されて
いるモルホリノ、 (bb)置換されていないかまたは低級アルキル好適には
メチルまたはエチルによって置換好適にはモノまたはジ
置換されている式XII (式中、dは1〜3好適には1である)のアミド、 (bc)置換されていないかまたは低級アルキル好適には
メチルまたはエチルによって置換されている式XIII (式中、eは2〜3好適には2である)の基、 (bd)式XIV、XV、XV a、XVI、XVII aまたはXVII b (式中、R10は水素またはカルボキシである)の1種の
2価の基、 (be) (bf)置換されていないかまたは低級アルキル好適には
メチルまたはエチルによって置換されている (式中、fは1または2である) (bg) (bh)(bha)ピリビニルアルコール基、(bhb)式 (式中、gは2〜10であり、そしてXは0.5g乃至g+1
の整数である)の基、その環式サッカライド類似基、好
適には1および4の炭素位置間にサッカライド−サッカ
ライド結合好適にはβ結合を有するそのジ−テトラサッ
カライド、(bhc)C(CH2O−)(H)i(式中、i
は0〜3である)および(bhd)ポリヒドロキシ低級ア
ルキレン好適にはC2〜3アルキレン、グリコール基か
ら選択されたポリオリル[上記(bha)および(bhd)に
おいて、ヒドロキシ基の少なくとも1および50%まで、
好適には25%まで、より好適には10%までがアルコール
水素を失っている] から選択される。
好適には、divは、 −V−(CH22NHCOO−(CH2 −V−(CH22NHCO−及び −V−(CH22NHCO(CH2− (式中、Vは単一結合、−C(O)R3−または から選択されたものであり、それぞれの場合においてV
の左側の結合はXに結合しており、そしてR3は−O−、
−NR5−または または単一結合であり、R5は水素または低級アルキルで
あり、そしてR4は単一結合、−O−,−C(O)−,−
OC(O)−,−OOC−,−OC(O)O−,−NR5−,−NR
5C(O)−,−C(O)NR5−,−NR5COO−,−OOCNR5
−または−NR5C(O)NR5−である)から選択される。
更に、好適には、Xは、エチレン系不飽和基、即ちビ
ニル、1−低級アルキルビニル、2−低級アルキルビニ
ル、1,2−ジ(低級アルキル)ビニルまたはビニル−低
級アルキル、もっとも好適にはビニル、1−メチルビニ
ルまたはアリルである。
Hyは、もっとも好適にはピロリド−5−オン−1−イ
ル、モルホリン−1−イル、グリシジル、 (HOCH23C−、[HOCH23C−CH2O−またはポリビニル
アルコール基である。
divは、もっとも好適には、(ca)一方の側において
はカルボニルオキシ(カルボニルはXに結合しており、
そして によって一度中断されている)によって停止し、または
(cb)他の側においては (カルボニルはHyに結合しており、そして好適にはカル
ボニルはHyの酸素原子に結合している)によって停止し
ている2〜6の炭素のアルキルである。divのアルキル
は、もっとも好適には2または4個の炭素原子のアルキ
ルである。
第2のもっとも好適なdivは、末端カルボニル基がX
に結合している2価の−C(O)O−脂肪族−OC(O)
NH−アリール−NHC(O)O−脂肪族基である。このよ
うな基においては、アリールは好ましくは置換されてい
ないかまたはハロゲンまたはC1〜4アルキルによって
置換されたもっとも好適にはメチルによって置換された
フェニルまたはナフチルである。このような基において
は、脂肪族基のそれぞれは、好適には10個までの炭素原
子より好適には5個までの炭素原子のアルキルである。
もっとも好適には、このような脂肪族基は、−CH2−CH2
−である。
もっとも好適なものは、Xがビニルまたは1−メチル
ビニルであり、zが1であり、divがルキル部分におい
て一度−NHC(O)O−によって中断されている−C
(O)O−C2〜6−アルキル−(式中、末端カルボニ
ル基はXに結合しており、そして直接上述した同じ基は
1〜9のオキシアルキレン基によってアルキル側におい
て停止している)、−C(O)O−C2〜6−アルキル
−NHCO−(式中、オキシカルボニル部分の末端カルボニ
ル基はXに結合している)、−アリール−NHCO−(式
中、アリール部分はXに結合している)、−アリール−
NHC(O)O−C2〜4−アルキル−(式中、アリール
部分はXに結合している)およびアルキル部分において
−OCONH−アリール−NHCOO−によって一度中断されてい
る−C(O)O−C2〜6−アルキル−(式中、末端カ
ルボニル基はXに結合しており、そしてアリールはフェ
ニルまたはC1〜4アルキル好適にはメチルによって置
換されたフェニルである)であり、そしてHyがピロリジ
ン−5−オン−1−イル、モルホリン−1−イル、グリ
シジル、−C(CH2OH)およびポリビニルアルコール基である式Iの単量体であ
る。
本発明のもっとも高度に好適な単量体は、次の式XIX
〜XXIVを有するものおよび実施例に説明した化合物であ
る。
(式中、b′は特に平均1〜20の典型的ポリエチレング
リコールの反復単位の数であり、そして式XXIIIは変性
したポリビニルアルコールマクロマーの一部を示す) これらの単量体の中で、式XIX〜XXIIおよびXXIVの単量
体が特に好適であり、そして式XIX、XXおよびXXIVの単
量体がもっとも特に好適である。
更に、 (式中、PはC(CH2O)4Hiであり、そしてiは0〜3
であるかまたはPはアルコール性水素の少なくとも1お
よび50%まで存在しないポリビニルアルコールである)
および (式中、Qは gは1〜6であり、そしてyは0〜g+1であり、そし
てyaは(g+2−y)である)から選択された式Iの化
合物が好適である。
本発明の親水性変性剤である単量体は、個々の工程が
当該技術において知られている多くの方法で製造するこ
とができる。出発物質はすべて当業者によく知られてお
り、そして殆んどのものが商業的に入手することができ
る。
出発物質の一組は、X−E、W−L−YおよびGHy
(EはWと共反応性であり、そしてYはGと共反応性で
ある)である。EとWおよびYとGの反応が完了した場
合、基−EW−L−YG−は−divである。基−L−は、何
れの置換分または中断基または末端基も有していない簡
単な脂肪族炭化水素鎖であることができる。このように
する代りに、それは、多数の中断および(または)末端
基ならびに置換分を有する複合体基であってもよい。
例えば、トルエンジイソシアネートは、簡単なW−L
−Y化合物を示すことができる。その1モルとN−ヒド
ロキシエチルピロリドン(G−Hy化合物)1モルとの反
応は、式 の化合物を与える。
次に、これを2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(X−E化合物)1モルと反応させて式XXの化合物を得
る。より複雑な同様な構造は、トルエンジイソシアネー
ト1モルをエチレングリコール2モルと反応させて式 の化合物を得ることによって製造することができる。
最終の所望の化合物によって、この化合物1モルを
(a)N−(2−イソシアネートエチル)ピロリドンの
ようなイソシアネート−Hy型化合物1モルと反応させ、
そして次にイソシアネートメタクリレート1モルと反応
させて本発明の化合物を得るかまたは(b)ジイソシア
ネート化合物2モルと反応させ次にこれをN−(2−ヒ
ドロキシエチル)ピロリドンおよび2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート(HEMA)と反応させて4個の中断基お
よび1個の末端基を有する以外は式XXの化合物と同様な
化合物を得ることができる。
勿論、はじめにX−E化合物およびW−L−Y化合物
を反応させ、そして次にG−Hy化合物を得られた化合物
を反応させるように、反応順序を逆にすることができ
る。勿論、GがEまたはXと反応せず、そしてEがGま
たはHyと反応しない場合は、すべての3種の成分を同時
に一緒に添加することができる。
同様に、式XIXの化合物は、イソシアネートエチルメ
タクリレート(IEM)および2−ヒドロキシエチルピロ
リドンから製造することができる。同様に、式XXI〜XXI
IIの化合物は、IEMおよびヒドロキシ含有化合物、すな
わち式XXIに対してはHOCH2[CH(OH)]4〜7CH2OH、
式XXIIに対してはC(CH2CH)および式XXIIIに対して
はエトキシル化ポリビニルアルコールから製造すること
ができる。
当業者が理解することができるように、上記ビニル基
(IEMの一部)を適当なX基で置換することによって、
何れかの所望のX−末端化合物が得られる。同様に、N
−(2−ヒドロキシエチル)−ピロリドンをN−(2−
ヒドロキシエチル)モルホリンで置換することによっ
て、式XXIVに示された生成物が得られる。本発明の残り
の単量体への合成経路は、当該技術に精通せし者の知識
の範囲にある。
前述した説明を基にして、本発明を説明するために、
以下の実施例を示す。しかしながら、これらの実施例
は、本発明を限定するものではない。
実施例1 エトキシル化PVA(P2O5を使用して真空デシケーター
中で予め乾燥した)25.0gに、乾燥ジメチルスルホキシ
ド(DMSO)150gおよび0.004%のオクタン酸第一錫を加
える。混合物を、90分撹拌して完全な溶解が達成される
ことを確実にする。これに、1重量%のスチレンイソシ
アネート(0.26g、0.0017モル)を加える。反応の完了
をFT IRによるイソシアネートピークの消失によって監
視する。溶液は、そのまま親水性変性剤として使用する
ことができる。
実施例2 実施例1の操作を実施する。しかしながら、イソシア
ナトエチルメタクリレート0.0017モルをスチレンイソシ
アネートの代りに使用する。
実施例3 PVA(平均M.W.=16,000、90%加水分解、P2O5を使用
して真空デシケーター中で予め乾燥)25.0gに、乾燥DMS
O 150gおよび0.004%のオクタン酸第一錫を加える。混
合物を90分撹拌して完全な溶解が達成されることを確実
にする。これに、0.5重量%のスチレンイソシアネート
(0.126g、0.0017モル)を加える。反応の完了を、FT
IRによるイソシアネートピークの消失によって監視す
る。
実施例4 実施例3の操作を実施する。しかしながら、イソシア
ナトエチルメタクリレート0.0017モルを、スチレンイソ
シアネートの代りに使用する。
実施例5 PVA(平均M.W.=86,000、88%加水分解、P2O5を使用
して真空デシケーター中で予め乾燥)25.0gに、乾燥DMS
O 150gおよび0.004%のオクタン酸第一錫を加える。混
合物を、90分撹拌して完全な溶解が達成されることを確
実にする。これに、0.5重量%のスチレンイソシアネー
ト(0.135g、0.0008モル)を加える。反応の完了をFT
IRによるイソシアネートピークの消失によって監視す
る。
実施例6 スチレンイソシアネートの代りにイソシアナトエチル
メタクリレート0.00085モルを使用して実施例5の操作
を実施する。
実施例7 グリシドール1モルをフラスコに入れそしてそれに、
水酸化カリウム0.74g(0.013モル)を加える。混合物
を、恒温浴に23〜27℃で一夜置く。混合物に、メタノー
ルを加え次にそれをアンバーライト IR−120−H樹脂
で中和する。次に、溶液を、過しそしてメタノールを
除去する。物質を真空デシケーター中で20日間乾燥して
それが乾燥されることを確実にする。次に、この物質を
DMSOに入れそしてスチレンイソシアネート(0.37g、0.0
026モル)と反応させる。反応の完了は、イソシアネー
トピークの消失によって監視することができる。
実施例8 凝縮器、窒素導入口および温度計を具備したきれいな
乾燥した100mlの丸底フラスコに、イソシアナトエチル
メタクリレート15.53g(0.10モル)、ジブチル錫ジラウ
レート0.02gおよび塩化メチレン50mlを加える。混合物
を、窒素雰囲気下で撹拌して溶解させる。この溶液に、
ヒドロキシエチルピロリドン12.93g(0.10モル)を加え
る。1.5時間後に、イソシアネート吸収帯は、FT赤外ス
ペクトルにおいて観察されない。溶剤を、乾燥空気掃過
下における撹拌によって除去する。
実施例9 実施例1〜8の上記変性剤を、10重量%または15重量
%の量で、 (a)スチレンイソシアネート末端キャップした(endc
apped)ポリプロピレングリコール4000 (b)1987年6月5日出願の米国特許第4,780,488号の
式Vの単量体 または (c)1987年7月28日出願の米国特許第4,740,533号の
式Iの単量体に加えそしてキュアーした。得られた重合
体は、すべて、実施例1〜8の化合物が存在しない相当
する重合体以上の増加した水分含量を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カイ・チャン・スー アメリカ合衆国、ジョージア 30201、 アルファレッタ、ホープウェル・ロード 13090 (56)参考文献 米国特許4264748(US,A) Ind.Eng.Chem.Pro d.Res.Dev.,Vol.23,N o.4,p.586−590(1984) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 207/27 C07C 271/16 C07D 211/88 C07D 295/08 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式Iの化合物。 (X−div)zHy (I) 上記式において、 Xは、ビニル、1−低級アルキルビニル、2−低級アル
    キルビニル、1,2−ジ(低級アルキル)ビニルおよびビ
    ニル−低級アルキルから選択される、重合し得るエチレ
    ン性不飽和基であって、 divは、一方の側において、カルボニルオキシにより末
    端化されている、炭素原子2〜6個を有するアルキレン
    であって、 ca)カルボニルは、Xに結合し、かつ−NH(CO)O−に
    より一度中断されている炭素原子2〜6個を有するアル
    キレン、または cb)他方の側において−NH(CO)−により末端化され、
    このアミドカルボニルはHyに結合している炭素原子2〜
    6個を有するアルキレン、および Xに結合している末端カルボニルを有する2価の−(C
    O)O−脂肪族−OC(O)O−アリール−NHC(O)O−
    脂肪族基から選択され、ここでアリール基は、非置換ま
    たはハロゲン若しくはC1-4で置換されているフェニルま
    たはナフチルであり、そして脂肪族基のそれぞれは、炭
    素原子10までのアルキルであり、 zは、1〜Hyの原子価までの整数であり、そしてzは、
    Hyの原子価より小さい場合には、Hyの残りの原子価は、
    水素と結合しており、 Hyは、式(XII) (式中、dは、1〜3である)のモノアミド基(そのそ
    れぞれは、非置換または低級アルキルで置換されている
    が、但しXが、H2C=C(CH3)−であり、divが、−(C
    O)O−CH2CH2NH(CO)−であるときには、Hyは、2−
    オキシピペリジン−1−イルである);式III (式中、Raは、2または3個の炭素原子のアルキレンま
    たはアルケニレンである)の5〜6個の環員を有する飽
    和または不飽和の環式基、式IV (式中、qおよびrは、それぞれ独立して、0〜2であ
    る)の6〜7個の環員を有する環式アミド基、式V (式中、Raは、2または3個の炭素のアルキレンまたは
    アルケニレンである)の環式アミノ基(そのそれぞれ
    は、非置換またはヒドロキシ−C1−5アルキル、カルボ
    キシまたは低級アルキルにより置換されている)、式XV
    a (式中、R10は、水素またはカルボキシである)の2価
    基、および1価のヒドロキシル基で置換されている下記
    式: の基から選択される親水性基である。
  2. 【請求項2】Xが、1−メチルビニル、2−メチルビニ
    ルまたはアリルである、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Hyが、 ba)非置換または低級アルキルによりモノ−〜テトラ−
    置換であるモルホリノ; bb)式XII (式中、dは、1〜3である)のモノアミド基(そのそ
    れぞれは、非置換または低級アルキルで置換されている
    が、但しXが、H2C=C(CH3)−であり、divが、−(C
    O)O−CH2CH2NH(CO)−であるときには、Hyは、2−
    オキシピペリジン−1−イルである); bc)式XIII (式中、eは、2〜3である)の基(そのそれぞれは、
    非置換または低級アルキルで置換されている); bd)式XIV、XV、XV a、XVI、XVII aもしくはXVII b (式中、R10は、水素またはカルボキシである)の2価
    基; be)下記式の基; bf)下記式 (式中、fは、1または2である)の基(そのそれぞれ
    は、非置換または低級アルキルで置換されている);お
    よび bg)下記式の基 から選択される、請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】divが、下記式(ここで、それぞれの場合
    に、左の結合はXに結合している) −CO−O−(CH22NHCOO(CH2および −CO−O−(CH22NHCO− から選択される、請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】Hyが、ピロリド−5−オン−1−イルまた
    はモルホリン−1−イルである、請求項1記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】Xが、ビニルまたは1−メチルビニルであ
    り、zが、1であり;divが、−C(O)O−C2−6−ア
    ルキル−(これは、アルキル部分で−NHC(O)O−に
    より一度中断されており、末端カルボニル基は、Xに結
    合している);−C(O)O−C2−6−アルキル−NHCO
    −(これは、オキシカルボニル部分の末端カルボニル
    は、Xに結合している);および−C(O)O−C2−6
    −アルキル−(これは、アルキル部分でOCONH−アリル
    −NHCOO−で一度中断されており、その末端カルボニル
    基はXに結合しており:ここでアリルは、フェニルまた
    はC1−4アルキルで置換されているフェニルである)か
    ら選択され、そしてHyは、ピロリドン−5−オン−1−
    イルまたはモルホリン−1−イルである、請求項1記載
    の化合物。
  7. 【請求項7】式XIX、XX、およびXXIVの化合物 から選択される、請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】請求項1の式Iの化合物を重合または共重
    合させて、ホモポリマーまたはコポリマーを製造する方
    法。
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