JPH09507475A - コンタクトレンズ材料のための尿素およびウレタンモノマー - Google Patents
コンタクトレンズ材料のための尿素およびウレタンモノマーInfo
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Abstract
(57)【要約】
一般式(I)または(II)の化合物(ここで、各Xは独立して、-O-または-NH-である)から選択される尿素およびウレタン含有モノマーをコンタクトレンズ材料として開示する。
Description
【発明の詳細な説明】
コンタクトレンズ材料のための尿素およびウレタンモノマー
発明の背景
本発明は、新規な尿素およびウレタンモノマーに関する。これらのモノマーは
、コンタクトレンズコポリマー材料、特にヒドロゲルコンタクトレンズ材料の強
化剤として有用である。
種々のモノマー成分は、コンタクトレンズに使用されるヒドロゲルのようなコ
ポリマーシステムに組み込まれると、モジュラスおよび引裂き強さを増大するこ
とが知られている。例えば、2-ヒドロキシ-4-t-ブチルシクロヘキシルメタクリ
レート(TBE)のような化合物が、種々のヒドロゲル処方物における強化剤として
開示されている(米国特許第5,006,622号)。このような強化剤の特徴は、それ
らが嵩ばっており、そして時に合成するのが困難なことである。
発明の要旨
第一の局面において、本発明は、一般式(I)の化合物から選択されるモノマー
に関する:
ここで:
Aは、エチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり;
各Xは独立して、-O-または-NH-であり;
Rは、分岐アルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたア
ルキルシクロアルキル、任意に置換されたアリール、および任意に置換されたア
ルキルアリールからなる群から選択される、5個〜30個の炭素原子を有する一価
ラジカルであり;
各R’は独立して、分岐アルキレン、任意に置換されたシクロアルキレン、任
意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン、任意に置換されたアリーレン(a
rylene)、および任意に置換されたアルキレン−アリーレンからなる群から選択
される、5個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルであり;
各R2は独立して、二価有機ラジカルであり;そして
pは、0、1または2である。
他の局面において、本発明は、式(I)のモノマーおよび親水性モノマーを含む
混合物の重合生成物から形成される形状化した物品に関する。好ましい実施態様
に従えば、この物品は光学的に透明であり、そしてコンタクトレンズとして形状
化される。
さらなる局面に従えば、本発明は、一般式(II)の化合物から選択されるモノマ
ー、およびこのモノマーおよび親水性モノマーを含む混合物の重合生成物から形
成される、コンタクトレンズのような形状化した物品に関する:
ここで:
各Aは独立して、エチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり;
各Xは独立して、-O-または-NH-であり;
R’およびR2は、式(I)で定義された通りであり;
そして
pは、0、1または2である。
本発明のモノマーは、ヒドロゲルコポリマー材料のコモノマーとして特に良好
に機能し、そしてこれらのモノマーは比較的容易に合成され得る。これらのモノ
マーは、得られるコポリマーの引張り強さ、モジュラスおよび/または引裂き強
さの増大を含む、コポリマーの所望の特性を付与するために使用され得る。
好ましい実施態様の詳細な説明
第一の局面において、本発明は、上記の式(I)の化合物から選択されるモノマ
ーに関する。好ましいモノマーとしてはウレタン誘導体(ここで、式中のXは-O
-である)、および尿素誘導体(ここで、Xは-NH-である)が挙げられる。
式(I)において、Rは、比較的「嵩高い」ラジカルを表す。モノマーはコポリ
マーの強化剤として作用し、増大した引張り強さ、モジュラスおよび/または引
裂き強さを提供することが望まれる。モノマーは少なくとも1つの「嵩高い」ラ
ジカルを含むので、モノマーは、それから調製されるコポリマー材料に対して剛
性および強度を付与するために使用され得る。
代表的なRラジカルとしては、5個〜30個の炭素原子を有する一価ラジカルを
含み、以下が挙げられる:分岐アルキル(例えば、ネオペンチル);任意に置換
されたシクロアルキル(例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはそれ
らの誘導体(ここで、シクロヘキシル環は、1つまたはそれ以上のC1〜C6アル
キルラジカルで置換されている));任意に置換されたアルキルシクロアルキル
(例えば、エチルシクロヘキシル);任意に置換されたアリール(例えば、フェ
ニルまたはその誘導体(ここで、フェニル環は、1つまたはそれ以上のC1〜C6
アルキルラジカルで置換されている));および任意に置換されたアルキルアリ
ール(例えば、ベンジルまたはその誘導体(ここで、フェニル環は、1つまたは
それ以上のC1〜C6アルキルラジカルで置換されている))。
R’は、比較的「嵩高い」二価ラジカルを表す。代表的なR’ラジカルとして
は、5個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルを含み、以下が挙げられる:分
岐アルキレン(例えば、ネオペンチレン);任意に置換されたシクロアルキレン
(例えば、1,3-シクロペンチレン、1,4-シクロヘキシレン、またはそれらの誘導
体(ここで、シクロヘキシル環は、1つまたはそれ以上のC1〜C6アルキルラジ
カルで置換されている));任意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン(
例えば、エチレンシクロヘキシレン、1,4-ジメチレン−シクロヘキシレンまたは
メチレン−1,5,5-トリメチル-1,3-シクロヘキシレン);任意に置換されたアリ
ーレン(例えば、1,4-フェニレン、1,3-フェニレン、4,4'-ジフェニレン、また
はそれらの誘導体(ここで、フェニル環は、1つまたはそれ以上のC1〜C6アル
キルラジカルで置換されている));および任意に置換されたアルキレン−アリ
ーレン(例えば、1,4-ジメチレンフェニレン)。
式(I)中のR2は、二価の有機ラジカルである。このラジカルは、α,ω-ジヒ
ドロキシル反応成分またはα,ω-ジアミノ反応成分の残基である(ここで、末端
ヒドロキシルまたはアミノラジカルは、イソシアネート反応成分と反応し、それ
ぞれウレタンまたは尿素結合を形成する)。代表的なジアミノ化合物としては、
1,2-エチレンジアミン、1,4-フェニレンジアミン、1,6-ヘキサメチレンジアミン
および1,4-シクロヘキシルジアミンが挙げられる。代表的なジヒドロキシル化合
物としては、ネオペンチルグリコール、1,2-エタンジオール、1,6-ヘキサンジオ
ール、トリエチレングリコール、ビスフェノールA、1,4-シクロヘキサンジメタ
ノール、1,2-プロパンジオール、および2,2,3,3,4,4-ヘキサフルオロペンタン-1
,5-ジオールが挙げられる。従って、好ましいR2ラジカルとしては、C1〜C10
アルキレン、C1〜C10ハロアルキレン(例えば、C1〜C10フルオロアルキレン
)、C2〜C10アルキレンエーテル、C6〜C10アリーレン、C6〜C10ハロアリ
ーレン、C7〜C10アルキルアリーレン、C7〜C10ハロアルキルアリーレン、お
よびC5〜C10シクロアルキレンが挙げられる。必要に応じて、R2ラジカルは、
R’について上記した「嵩高い」ラジカルに相当し得る。
代表的な重合可能なラジカルAは、式(III)のラジカルを含む:
ここで:
R3は、水素、1個〜6個の炭素原子を有するアルキルラジカル、およびR4-Y-
CO-ラジカル(ここで、R4は、1個〜12個の炭素原子を有するアルキルラジカル
であり、そしてYは-O-、-S-または-NH-である)からなる群から選択され;
R5は、-COO-、-OCO-、-CONH-、-NHCO-、-OCOO-、-NHCOO-および-OCO-NH-から
なる群から選択され;
R6は、水素およびメチルからなる群から選択され;
Arは、6個〜12個の炭素原子を有する芳香族ラジカルであり;
wは、0または1〜6の整数であり;
xは、0または1であり;
yは、0または1であり;そして
zは、0または1〜10の整数である。
好ましいクラスの重合可能なラジカルは、次式により表される:
ここで、zは先に定義した通りである。
式(I)のモノマーは、ヒドロゲルコポリマーコンタクトレンズ材料の引裂き強
さを増大するのに特に有用である。
第二の好ましいクラスのモノマーは、2つのエチレン性不飽和の重合可能なラ
ジカルを含む、上記の式(II)の二官能性モノマーを包含する。好ましいモノマー
としては、ウレタン誘導体(ここで、式(II)中の各Xは-O-である)、および尿
素誘導体(ここで、各Xは-NH-である)が挙げられる。
式(II)中のAラジカル(同一または異なり得る)は、好ましくは、式(III)に
より表されるラジカルから選択されるラジカルであり、より好ましくは、式(IV)
により表されるラジカルから選択されるラジカルである。
式(II)において、R’は、比較的「嵩高い」二価ラジカルを表す。代表的なR
’ラジカルとしては、上述したラジカルが挙げられる。式(II)中のR2は、式(I)
の化合物で述べたように、二価の有機ラジカルである。
この後者のクラスのモノマーは、コポリマーのモジュラスを増大するのに特に
有用である。なぜなら、コポリマーの剛性を増大することに加えて、二官能性モ
ノマーが架橋を提供するからである。
本発明のモノマーは、当該分野で公知の一般的方法に従い、市販されているか
または当業者に公知の方法により合成され得る前駆体から合成され得る。一般に
、ウレタン含有モノマーは、所望のイソシアネート前駆体とヒドロキシル末端前
駆体とを反応させることにより合成され得、そして尿素含有モノマーは、所望の
イソシアネート前駆体とアミノ末端前駆体とを反応させることにより合成され得
る。
式(I)の一官能性ウレタン含有または尿素含有モノマーは、以下の一般的な反
応スキームに従って調製され得る。例示目的のために、このモノマーは、pが0
である式(I)に相当する。
上記のスキームに関する詳細な合成は、後述の実施例1および2に記載される。
式(II)の二官能性モノマーは、まず、ジイソシアネート前駆体(一般に、「嵩
高い」R’二価ラジカルを含む)と、前述のα,ω−ジヒドロキシル反応成分ま
たはα,ω−ジアミノ反応成分(一般に、R2二価ラジカルを含む)とを所望の比
率で反応させ、次いで得られた生成物をエチレン性不飽和の重合可能なラジカル
で末端キャップすることにより調製され得る。代表的な実施例は、後述の実施例
3に記載される。
他の局面において、本発明は、本発明のモノマーおよび親水性モノマーを含む
混合物の重合生成物から形成される形状化した物品に関する。
好ましくは、物品が形成されるモノマー混合物は、モノマー成分の総重量を基
準にして、約5重量%〜95重量%(より好ましくは約5重量%〜50重量%、特に
好ましくは約5重量%〜約30重量%)の量の少なくとも1つの式(I)または(II)
のモノマー、および約5重量%〜95重量%(より好ましくは約50重量%〜約95重
量%)の量の少なくとも1つの親水性モノマーを含む。好ましい実施態様に従え
ば、この物品は光学的に透明であり、そしてコンタクトレンズとして形状化され
ており、硬質の気体透過性コポリマー材料およびヒドロゲルコポリマー材料を含
む。ヒドロゲルコポリマーは特に好ましい。
ヒドロゲルは、平衡状態で水を含有する水和した架橋ポリマーシステムであり
、少なくとも1つの親水性モノマーを含有するモノマー混合物を重合することに
より調製される。親水性モノマーまたは式(II)のモノマーは、架橋剤(架橋剤と
は、複数の重合可能な官能性を有するモノマーとして定義される)として機能し
得、あるいは別個の架橋モノマーがモノマー混合物中に含まれ得る。シリコーン
ヒドロゲルの場合、シリコン(silicone)含有モノマーがモノマー混合物中に含ま
れる。
適切な親水性モノマーとしては以下が挙げられる:エチレン性不飽和カルボン
酸(例えば、メタクリル酸およびアクリル酸);(メタ)アクリル置換のアルコ
ール(例えば、2-ヒドロキシエチルメタクリレートおよび2-ヒドロキシエチルア
クリレート);ビニルラクタム(例えば、N-ビニルピロリドン);およびアクリ
ルアミド(例えば、(メタ)アクリルアミドおよびN,N-ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド)。(本明細書中で用いられるように、用語「(メタ)」は任意のメチ
ル置換を意味する。従って、「(メタ)アクリレート」のような用語は、アクリ
レートラジカルおよびメタクリレートラジカルを表す。)他の適切な親水性モノ
マーは当業者に自明である。
代表的な架橋性モノマーとしては以下が挙げられる:ジビニルモノマー(例え
ば、ジビニルベンゼン);アリルメタクリレート;ジ(メタ)アクリレートモノ
マー(例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、およびポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート);およびグリコールジ(メタ)アクリレートのビニルカーボネート
誘導体、すなわち、少なくとも1つの(メタ)アクリレートラジカルが、次式を
有するメタクリルオキシエチルビニルカーボネートのようなビニルカーボネート
基で置換される化合物:
親水性モノマーが、N-ビニル-2-ピロリドンのような(メタ)アクリレート基以
外のビニル官能性を含む場合、この後者の架橋性モノマーが好ましい。好ましく
は、架橋性モノマーは、モノマー成分の総重量を基準にして約0.01重量%〜約10
重量%で、モノマー混合物中に含まれる。
本発明のモノマーを含むモノマー混合物は、共重合される場合、UV重合、熱重
合、またはそれらの組み合わせのような方法により容易に硬化され、形状化した
物品にキャストされる。代表的な熱重合開始剤は、例えば、アセタールペルオキ
シド、ラウロイルペルオキシド、デカノイルペルオキシド、ステアロイルペルオ
キシド、ベンゾイルペルオキシド、第3級ブチルペルオキシピバレートおよびペ
ルオキシジカーボネートのような有機ペルオキシドであり、総モノマー混合物の
約0.01重量%〜2重量%の濃度である。代表的なUV開始剤は、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、Darocur-1173、1164、2273、1116、2959
、3331(EM Industries)ならびにIgracure 651および184(Ciba-Geigy)のような当
該分野に公知のものである。モノマー混合物はまた、当業者に明らかな他のモノ
マーまたは成分、例えば着色剤またはUV吸収剤を含み得る。
コンタクトレンズの製造において、モノマー混合物はチューブ内で硬化され、
ロッド形状の物品を提供し得る。これは、次いで切断されてボタン(button)にさ
れ得る。次いで、ボタンは旋盤にかけられてコンタクトレンズとされ得る。ある
いは、コンタクトレンズは、例えばスピンキャスティング法およびスタティック
キャスティング法によって、モノマー混合物からモールド内で直接キャストされ
得る。さらなる方法として、過剰のモノマー混合物がモールド内でスピンキャス
ティングにより硬化され、レンズ前面および比較的大きな厚みを有する形状化し
た物品を形成し得、次いで硬化したスピンキャスト物品の後面が旋盤にかけられ
、所望の厚みおよびレンズ後面を有するコンタクトレンズを提供する。
以下の実施例は、種々の好ましい実施態様をさらに例示する。
実施例1
1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチルカルバメートの合成
還流冷却器を備えた250mLの三口丸底フラスコに、2-ヒドロキシエチルメタク
リレート(6.7185g)、1,1'-ビ-2-ナフトール(1.3mg)、シクロヘキシルイソシア
ネート(6.100g)、ジブチルスズジラウレート(dibutyltin dilaurate)(49mg)お
よび50mLの塩化メチレンを入れた。次いで、この混合物を、生成物のIRスペクト
ルがNCOピークを全く示さなくなるまで撹拌した(16時間)。この溶液を濾過し
、そして乾燥するまでエバポレートして、生成物を回収した。この生成物をH-NM
Rにより同定した;0.70-2.10ppm(m,10H)、1.92ppm(s,3H)、3.42ppm(m,1H)、4
.22ppm(s,4H)、4.92ppm(b,1H)、5.50ppm(s,1H)、6.10ppm(s,1H)。
実施例2
1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチル尿素の合成
還流冷却器を備えた250mLの三口丸底フラスコに、イソシアナート(isocyanato
)エチルメタクリレート(7.79g)、1,1'-ビ-2-ナフトール(1.3mg)および50mLの塩
化メチレンを入れた。撹拌しながら、50mLの塩化メチレン中のシクロヘキシルア
ミン(5.24g)およびジブチルスズジラウレート(52.3mg)を15分間かけて添加した
。この反応混合物をさらに30分間撹拌し続けた。この溶液を濾過し、そして乾燥
するまでエバポレートして生成物を回収した。この生成物をH-NMRにより同定し
た;0.72-2.10ppm(m,1H)、1.90ppm(s,3H)、3.45ppm(t,2H)、3.50ppm(不明(hi
dden),1H)、4.18ppm(t,2H)、5.12ppm(s,1H)、5.26ppm(s,1H)、5.52ppm(s,1
H)、6.10ppm(s,1H)。
実施例3
ウレタンジメタクリレートの合成
還流冷却器を備えた三口丸底フラスコに、イソホロンジイソシアナート(6.663
9g,0.03mol)、ジエチレングリコール(2.1260g,0.02mol)、ジブチルスズジラ
ウレート(96.1mg)および60mLの塩化メチレンを添加した。この内容物を6時間還
流し、次いで室温まで冷却した。この内容物に、2-ヒドロキシエチルメタクリレ
ート(3.091g)および1,1'-ビ-2-ナフトール(1.2mg)を添加した。次いで、この混
合物をNCOピークが消滅するまで撹拌した(48時間)。この溶液を濾過し、そし
て乾燥するまでエバポレートして生成物(ジメタクリレートウレタンアイソマー
の混合物)を回収した。1つのアイソマーは、以下に示すジメタクリレートウレ
タン(ここで、各R’はイソホロンジイソシアネートのヒドロカルビル残基であ
り、そして各Aは2-エチルメタクリレートである)である:
実施例4〜9
表1に挙げる混合物を2枚のガラスプレートの間にキャストし、そしてUV光下
で2時間硬化させた。得られたフィルムを取り外し、そして脱イオン化した水中
で4時間煮沸し、次いで緩衝食塩水中に配置した。次いで、水含量および機械的
特性を測定した。表1に挙げる量は重量部である。コントロール(Cl)は本発明の
モノマーを含まないことに注意すべきである。
実施例10
以下の混合物を、実施例4の手順に従って、コポリマーヒドロゲルフィルムへ
とキャストした。処方物C2は本発明のモノマーを含まないことに注意すべきであ
る。
実施例11〜12
表3に挙げる混合物を、実施例4の手順に従って、コポリマーヒドロゲルフィ
ルムへとキャストした。処方物C3およびC4は本発明のモノマーを含まなかった。
本明細書中の教示を考慮すれば、本発明の他の多くの改変および変形が当業者
に可能である。従って、請求の範囲の範囲内において、本発明は本明細書中に特
に記載した以外にも実施され得ることが理解される。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C08F 20/60 MNH 7824−4J C08F 20/60 MNH
22/22 MMG 7824−4J 22/22 MMG
290/06 MRX 7824−4J 290/06 MRX
C08G 18/67 NFA 8620−4J C08G 18/67 NFA
G02C 7/04 6605−2H G02C 7/04
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AM,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KE,K
G,KP,KR,KZ,LK,LT,LV,MD,MG
,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,
SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.以下の一般式の化合物から選択される、モノマー: ここで: Aは、次式のエチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり; 各Xは独立して、-O-または-NH-であり; Rは、C5〜C6シクロアルキル;C1〜C6アルキルで置換されたC5〜C6シク ロアルキル;C6〜C12アルキルシクロアルキル;C1〜C6アルキルで置換され たC6〜C12アルキルシクロアルキル;C6〜C10アリール;C1〜C6アルキルで 置換されたC6〜C10アリール;C7〜C12アルキルアリール;およびC5〜C10 分岐アルキルからなる群から選択される一価ラジカルであり; 各R’は独立して、分岐アルキレン、任意に置換されたシクロアルキレン、任 意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン、任意に置換されたアリーレン、 および任意に置換されたアルキレン−アリーレンからなる群から選択される、5 個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルであり; 各R2は独立して、二価有機ラジカルであり; pは、0、1または2であり; R3は、水素、1個〜6個の炭素原子を有するアルキルラジカル、およびR4-Y- CO-ラジカルからなる群から選択され、ここでR4は、1個〜12個の炭素原子を有 するアルキルラジカルであり、そしてYは、-O-、-S-、または-NH-である; R5は、-COO-、-OCO-、-CONH-、-NHCO-、-OCOO-、-NHCOO-および-OCO-NH-から なる群から選択され; R6は、水素およびメチルからなる群から選択され; Arは、6個〜12個の炭素原子を有する芳香族ラジカルであり; wは、0または1〜6の整数であり; xは、0または1であり; yは、0または1であり;そして zは、0または1〜10の整数である。 2.前記各Xが-O-である、請求項1に記載のモノマー。 3.前記各Xが-NH-である、請求項1に記載のモノマー。 4.前記Aが次式のラジカルである、請求項1に記載のモノマー: 5.前記pが0である、請求項1に記載のモノマー。 6.1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチルカルバメートである、請求 項5に記載のモノマー。 7.1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチル尿素である、請求項5に記 載のモノマー。 8.以下を含む混合物の重合生成物から形成される形状化した物品であって、 光学的に透明でありかつコンタクトレンズとして形状化される、物品: (a)次の一般式の化合物から選択されるモノマー: ここで: Aは、エチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり; 各Xは独立して、-O-または-NH-であり; Rは、分岐アルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたア ルキルシクロアルキル、任意に置換されたアリール、および任意に置換されたア ルキルアリールからなる群から選択される、5個〜30個の炭素原子を有する一価 ラジカルであり; 各R’は独立して、分岐アルキレン、任意に置換されたシクロアルキレン、任 意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン、任意に置換されたアリーレン、 および任意に置換されたアルキレン−アリーレンからなる群から選択される、5 個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルであり; 各R2は独立して、二価有機ラジカルであり;そして pは、0、1または2である;および (b)親水性モノマー。 9.前記混合物が架橋剤をさらに含む、請求項8に記載の物品。 10.前記親水性モノマーが、エチレン性不飽和のカルボン酸、(メタ)アク リル置換アルコール、ビニルラクタム、およびアクリルアミドからなる群から選 択される少なくとも1つの構成要素を含む、請求項8に記載の物品。 11.前記親水性モノマーが、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、N-ビニル ピロリドン、N,N-ジメチルアクリルアミド、およびそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項10に記載の物品。 12.前記モノマーが、前記pが0である前記一般式の化合物から選択される 、請求項8に記載の物品。 13.前記モノマーが、1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチルカルバ メートである、請求項12に記載の物品。 14.前記モノマーが、1-シクロヘキシル-3-メタクリルオキシエチル尿素で ある、請求項12に記載の物品。 15.以下の一般式の化合物から選択される、モノマー: ここで: 各Aは独立して、次式のエチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり: 各Xは独立して、-O-または-NH-であり; 各R’は独立して、分岐アルキレン、任意に置換されたシクロアルキレン、任 意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン、任意に置換されたアリーレン、 および任意に置換されたアルキレン−アリーレンからなる群から選択される、5 個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルであり; 各R2は独立して、二価有機ラジカルであり; pは、1または2であり; R3は、水素、1個〜6個の炭素原子を有するアルキルラジカル、およびR4-Y- CO-ラジカルからなる群から選択され、ここでR4は、1個〜12個の炭素原子を有 するアルキルラジカルであり、そしてYは、-O-、-S-、または-NH-である; R5は、-COO-、-OCO-、-CONH-、-NHCO-、-OCOO-、-NHCOO-および-OCO-NH-から なる群から選択され; R6は、水素およびメチルからなる群から選択され; Arは、6個〜12個の炭素原子を有する芳香族ラジカルであり; wは、0または1〜6の整数であり; xは、0または1であり; yは、0または1であり;そして zは、0または1〜10の整数である。 16.前記各Xが-NH-である、請求項15に記載のモノマー。 17.前記各Xが-O-である、請求項15に記載のモノマー。 18.前記各R2が二価アルキレンエーテルラジカルである、請求項17に記 載のモノマー。 19.前記各R’が、C1〜C6アルキルで置換されたC6〜C12アルキレン− シクロアルキレンである、請求項18に記載のモノマー。 20.前記各Aが次式のラジカルである、請求項15に記載のモノマー: 21.前記Rが、C5〜C6シクロアルキル;C1〜C6アルキルで置換されたC5 〜C6シクロアルキル;C6〜C12アルキルシクロアルキル;C1〜C6アルキル で置換されたC6〜C12アルキルシクロアルキル;C6〜C10アリール;C1〜C6 アルキルで置換されたC6〜C10アリール;C7〜C12アルキルアリール;および C5〜C10分岐アルキルからなる群から選択される、請求項15に記載のモノマ ー。 22.前記各Aが2-エチルメタクリレートであり、そして各R’がイソホロン ジイソシアネートのヒドロカルビル残基である、請求項21に記載のモノマー。 23.前記pが2であり、そして各R2が-(CH2CH2OCH2CH2)-である、請求項2 2に記載のモノマー。 24.以下を含む混合物の重合生成物から形成される形状化した物品であって 、光学的に透明でありかつコンタクトレンズとして形状化される、物品: (a)次の一般式の化合物から選択されるモノマー: ここで: 各Aは独立して、エチレン性不飽和の重合可能なラジカルであり; 各Xは独立して、-O-または-NH-であり; 各R’は独立して、分岐アルキレン、任意に置換されたシクロアルキレン、任 意に置換されたアルキレン−シクロアルキレン、任意に置換されたアリーレン、 および任意に置換されたアルキレン−アリーレンからなる群から選択される、5 個〜30個の炭素原子を有する二価ラジカルであり; 各R2は独立して、二価有機ラジカルであり;そして pは、0、1または2である;および (b)親水性モノマー。 25.前記混合物が架橋剤をさらに含む、請求項24に記載の形状化した物品 。 26.前記親水性モノマーが、エチレン性不飽和のカルボン酸、(メタ)アク リル置換アルコール、ビニルラクタム、およびアクリルアミドからなる群から選 択される少なくとも1つの構成要素を含む、請求項24に記載の形状化した物品 。 27.前記親水性モノマーが、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、N-ビニル ピロリドン、N,N-ジメチルアクリルアミド、およびそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項26に記載の形状化した物品。 28.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、ここで前記pが1または2 である、請求項24に記載の形状化した物品。 29.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、ここで前記各Xが-O-であ る、請求項24に記載の形状化した物品。 30.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、前記各Aが次式のラジカル である、請求項24に記載の形状化した物品: ここで: R3は、水素、1個〜6個の炭素原子を有するアルキルラジカル、およびR4-Y- CO-ラジカルからなる群から選択され、ここで、R4は、1個〜12個の炭素原子を 有するアルキルラジカルであり、そしてYは、-O-、-S-、または-NH-である; R5は、-COO-、-OCO-、-CONH-、-NHCO-、-OCOO-、-NHCOO-および-OCO-NH-から なる群から選択され; R6は、水素およびメチルからなる群から選択され; Arは、6個〜12個の炭素原子を有する芳香族ラジカルであり; wは、0または1〜6の整数であり; xは、0または1であり; yは、0または1であり;そして zは、0または1〜10の整数である。 31.前記各Aが次式のラジカルである、請求項30に記載の形状化した物品 : 32.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、Rが、C5〜C6シクロアル キル;C1〜C6アルキルで置換されたC5〜C6シクロアルキル;C6〜C12アル キルシクロアルキル;C1〜C6アルキルで置換されたC6〜C12アルキルシクロ アルキル;C6〜C10アリール;C1〜C6アルキルで置換されたC6〜C10アリー ル;C7〜C12アルキルアリール;およびC5〜C10分岐アルキルからなる群から 選択される、請求項24に記載の形状化した物品。 33.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、前記各R2が二価アルキレ ンエーテルラジカルである、請求項24に記載の形状化した物品。 34.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、前記各Aが、2-エチルメタ クリレートであり、そして各R’が、イソホロンジイソシアネートのヒドロカル ビル残基である、請求項24に記載の形状化した物品。 35.前記モノマーが前記一般式の化合物であり、前記pが2であり、そして 各R2が-(CH2CH2OCH2CH2)-である、請求項34に記載の形状化した物品。
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