JP3082951U - 熨斗紙束 - Google Patents

熨斗紙束

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JP3082951U
JP3082951U JP2001004154U JP2001004154U JP3082951U JP 3082951 U JP3082951 U JP 3082951U JP 2001004154 U JP2001004154 U JP 2001004154U JP 2001004154 U JP2001004154 U JP 2001004154U JP 3082951 U JP3082951 U JP 3082951U
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憲志 伊藤
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株式会社アックスコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品物などに熨斗紙を貼り付けるときに、片面
粘着テープ、糊、両面粘着テープといったような接合の
ための材料を余分に用いずに即座に品物に貼り付けられ
るようにする。 【解決手段】 裏面に粘着剤2を保持させた熨斗紙1を
複数枚重ね合わせることによって、相隣接する2枚の熨
斗紙1の相互間において、片側の熨斗紙1の裏面に保持
されている粘着剤2を他側の熨斗紙1の表面に剥離可能
に接合しておく。粘着剤2は品物に剥離可能に接合する
性質を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、贈答品などに使われる熨斗紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
中元・歳暮用品や賞品といった種々の贈答品に熨斗紙を付ける場合、従来は、 図6のように、品物Gに熨斗紙1を乗せ、この熨斗紙1の辺部を片面粘着テープ 5を使って品物Gに貼り付けていた。また、熨斗紙の裏面辺部に糊を付け、この 糊で品物Gに貼り付けることもあった。さらに、別途用意した両面粘着テープを 熨斗紙の裏面辺部に貼り付け、その両面粘着テープで品物Gに貼り付けることも あった。
【0003】 一方、従来の熨斗紙は、表面に水引などの必要な装飾を施したものをただ単に 複数枚重ね合わせただけの熨斗紙束という形で提供されていた。そのため、使用 に際しては、片面粘着テープ、糊、両面粘着テープといったものを別途用意して おき、熨斗紙束から取り出した1枚の熨斗紙を品物に乗せてその端部を片面粘着 テープで品物に貼り付けたり、熨斗紙束から取り出した1枚の熨斗紙の裏面辺部 に両面粘着テープ又は糊を付けて品物に貼り付けたりする必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図6で説明したように片面粘着テープ5を用いると、その片面 粘着テープ5が目立って品物Gの外観が損なわれることがあるほか、熨斗紙1を 剥がすときに片面粘着テープ5が破れて品物G側に残ったりすることがある。ま た、両面粘着テープや糊を用いた場合には、熨斗紙を剥がすときに糊や両面粘着 テープと共に熨斗紙の破片が品物に残ったりすることがある。そのため、たとえ ば、品物が中元品や歳暮品、イベント賞品などのような贈答品である場合に、そ の贈答品を他の者に向けて使い回したいような場合でも、片面粘着テープや両面 粘着テープ、糊が品物に残ったままになっているためにそれができないという事 態の起こることが多々あった。
【0005】 また、片面粘着テープや両面粘着テープ、糊のいずれを用いる場合であっても 、中元シーズンや歳暮シーズンのような販売者にとって多忙な時期には、熨斗紙 を品物に貼り付けるのに多大な手間がかかり、熨斗紙を品物に付けるという処理 に多くの労力と時間が費やされるという問題があった。
【0006】 本考案は以上の状況や問題に鑑みてなされたものであり、贈答品などの品物に 熨斗紙を貼り付ける点で従来の場合と同様であるけれども、片面粘着テープ、糊 、両面粘着テープなどを別途用意したりそれらを使って熨斗紙を品物に貼り付け たりする作業を行う必要がなくなる熨斗紙束を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る熨斗紙束は、表面に表示が施されかつ裏面に粘着剤を保持させて なる熨斗紙が複数枚重ね合わされ、相隣接する2枚の熨斗紙の相互間において、 片側の熨斗紙の裏面に保持されている粘着剤が、他側の熨斗紙の表面に剥離可能 に接合されているというものである。
【0008】 これによれば、使用に際して熨斗紙束から熨斗紙を一枚ずつ剥がし取り、剥が し取った熨斗紙の裏面の粘着剤を利用してその熨斗紙を品物に貼り付けることが できる。そのため、熨斗紙とは別に片面粘着テープや糊、両面粘着テープを用意 したりする必要がなく、また、それらを使って熨斗紙を品物に貼り付けたりする 手間も不要になる。
【0009】 本考案では、熨斗紙が一対の短辺部と一対の長辺部とを有する矩形に形成され ていて、一対の短辺部のそれぞれに上記粘着剤が保持されていることが望ましい 。これによれば、粘着剤の必要量を少なくして熨斗紙を品物に貼り付けることが できるようになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る熨斗紙束から剥がし取った熨斗紙1の正面図、図2は同熨 斗紙1の背面図、図3は熨斗紙束10を横から見た状態での説明図である。
【0011】 熨斗紙1は矩形の紙片を使って製作されている。この熨斗紙1では、その表面 に、たとえば水引きや贈答先の名前、品物の種類といった必要な表示3a,3b が施されているのに対し、その裏面に粘着剤2が保持されている。表示3は印刷 されたものであっても、押印されたものであっても、別途製作されたアイテムを 貼り付けたものであってもよい。
【0012】 粘着剤2には両面粘着テープを用いることが可能であり、剥離紙でその粘着剤 2を覆っておくことを要しない。
【0013】 図3のように、この実施形態の熨斗紙束10は、図1及び図2で説明した熨斗 紙1が複数枚重ね合わされていて、相隣接する2枚の熨斗紙1,1同士がそれら の粘着剤2…を介して剥離可能に接合されている。粘着剤2は、その粘着剤2が 保持されている熨斗紙1の裏面に対するその粘着剤2の粘着力は、他の熨斗紙1 の表面に対する粘着力や品物に対する粘着力よりも大きい。そのため、相隣接す る2枚の熨斗紙1,1の相互間においては、片側の熨斗紙1の裏面に保持されて いる粘着剤2が他側の熨斗紙1の表面に剥離可能に接合されていて、片側の熨斗 紙1を他側の熨斗紙1から剥がし取ると、粘着剤2が他側の熨斗紙1から剥がれ て片側の熨斗紙1に保持されたままになる。また、熨斗紙1をその粘着剤2を介 して品物に貼り付けた後、熨斗紙1を品物から剥がし取った場合には、粘着剤2 が品物から剥がれて熨斗紙1に保持されたままになる。なお、最も下側のラベル 片1の裏面に保持されている粘着剤2は剥離紙4で覆われている。
【0014】 この実施形態の熨斗紙束10によると、熨斗紙1を使用するときには、熨斗紙 束10から熨斗紙1を一枚ずつ剥がし取り、剥がし取った熨斗紙1の裏面の粘着 剤2を利用してその熨斗紙1を品物に貼り付けるだけで済む。そして、図4のよ うに、熨斗紙1が貼り付けられた品物Gでは、その粘着剤2が熨斗紙1によって 覆われて見えなくなっているので、粘着剤2が目立って品物Gの外観を損なうこ とはない。また、品物Gから熨斗紙1を剥がすと、粘着剤2が熨斗紙1に保持さ れたまま品物Gから剥がれるので、品物Gには粘着剤2の跡形が残ることがなく なり、その品物Gを他の者に向けて使い回すことも可能になる。
【0015】 図1〜図4では、熨斗紙1が一対の短辺部と一対の長辺部とを有する矩形に形 成されていて、そのような横長の熨斗紙1の裏面の一対の短辺部の中央部だけに 粘着剤2を保持させた事例を説明したけれども、この点、一対の短辺部の全長部 分に亘って粘着剤を保持させておいてもよい。
【0016】 ところで、熨斗紙には上記したような横長のものの他、縦長のものもある。図 5(A)に横長の熨斗紙1を示し、同図(B)に縦長の熨斗紙1を例示してある 。同図(A)の熨斗紙1は図1〜図4で説明したものと同様に熨斗紙1の裏面の 左右一対の短辺部の中央部だけに粘着剤2を保持させてある。これに対し、同図 (B)の熨斗紙1では熨斗紙1の裏面の上下一対の短辺部の中央部だけに粘着剤 2を保持させてある。これらは品物の形状や種類などを勘案して適宜使い分けら れる。
【0017】 以上説明したように、この実施形態の熨斗紙束10を用いると、熨斗紙1を熨 斗紙束10から剥がし取った後、片面粘着テープ、糊、両面粘着テープなどの余 分な接合のための材料を用いずに即座に品物に貼り付けることが可能である。ま た、一枚一枚の熨斗紙1には、予め水引きや贈答先の名前、品物の種類といった 必要な表示を印刷や押印などによって施しておくことが可能であるので、そうし ておくことによって、贈答品などをいっそう迅速に処理することができるように なる。
【0018】
【考案の効果】
本考案の熨斗紙束を用いると、品物などに熨斗紙を貼り付けるときには、熨斗 紙束から剥がし取った熨斗紙を即座に貼り付けることができるので、従来のよう に片面粘着テープ、糊、両面粘着テープといったような接合のための材料を余分 に用いずに即座に品物に貼り付けて処理を完了することが可能になる。そのため 、熨斗紙使用時の労力が軽減され、熨斗紙を品物などに貼り付けるための時間も 短縮される。このような効果は、中元品や歳暮品、イベント賞品などの品物の数 が多い場合に特に顕著に発揮される。そのため、使い勝手に優れた安価な熨斗紙 束ないし熨斗紙を提供することが可能になる。特に、本考案によれば、品物に貼 り付けた熨斗紙を剥がすと、粘着剤が熨斗紙に保持されたまま品物から剥がれる ようになっているので、品物に粘着剤の跡形が残らなくなり、その品物を他の者 に向けて使い回すことも容易に可能になるという利便がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る熨斗紙束から剥がし取った熨斗紙
の正面図である。
【図2】同熨斗紙1の背面図である。
【図3】熨斗紙束を横から見た状態での説明図である。
【図4】本考案に係る熨斗紙を貼り付けた品物の概略斜
視図である。
【図5】(A)は横長の熨斗紙を示した説明図、(B)
は縦長の熨斗紙を示した説明図である。
【図6】従来の熨斗紙を貼り付けた品物の概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 熨斗紙 2 粘着剤

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に表示が施されかつ裏面に粘着剤を
    保持させてなる熨斗紙が複数枚重ね合わされ、相隣接す
    る2枚の熨斗紙の相互間において、片側の熨斗紙の裏面
    に保持されている粘着剤が、他側の熨斗紙の表面に剥離
    可能に接合されていることを特徴とする熨斗紙束。
  2. 【請求項2】 熨斗紙が一対の短辺部と一対の長辺部と
    を有する矩形に形成されていて、一対の短辺部のそれぞ
    れに上記粘着剤が保持されている請求項1に記載した熨
    斗紙束。
  3. 【請求項3】 上記粘着剤が、品物に剥離可能に接合す
    る性質を有している請求項1又は請求項2に記載した熨
    斗紙束。
JP2001004154U 2001-06-25 2001-06-25 熨斗紙束 Expired - Lifetime JP3082951U (ja)

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