JP3082193B2 - 照明表示装置 - Google Patents
照明表示装置Info
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- JP3082193B2 JP3082193B2 JP09233177A JP23317797A JP3082193B2 JP 3082193 B2 JP3082193 B2 JP 3082193B2 JP 09233177 A JP09233177 A JP 09233177A JP 23317797 A JP23317797 A JP 23317797A JP 3082193 B2 JP3082193 B2 JP 3082193B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースの前面開口
部に文字板を設け、このケースの内部に設けられた光源
により前記文字板を透過照明するとともに、このケース
の内部にインジケータを設け、このインジケータの前面
を前記ケース内に設けられた前記光源によって導光体を
介して照明するとともに、インジケータによりギアポジ
ション等の表示を行う照明表示装置に関するものであ
る。
部に文字板を設け、このケースの内部に設けられた光源
により前記文字板を透過照明するとともに、このケース
の内部にインジケータを設け、このインジケータの前面
を前記ケース内に設けられた前記光源によって導光体を
介して照明するとともに、インジケータによりギアポジ
ション等の表示を行う照明表示装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種の照明表示装置として、
図４及び図５に示すような計器の照明表示装置を例にし
て説明すると、ケースＡの前面開口部Ｂに、透明または
半透明の基板に印刷手段で文字目盛等を形成した文字板
Ｃを設け、この文字板ＣにはケースＡ内に設けられる光
源Ｄからの透過光により照明される透過表示部Ｔを設け
ている。また、このケースＡ内には、例えばオートマチ
ック車のギアポジションを示すインジケータＥを配置し
て構成したものが知られている。
図４及び図５に示すような計器の照明表示装置を例にし
て説明すると、ケースＡの前面開口部Ｂに、透明または
半透明の基板に印刷手段で文字目盛等を形成した文字板
Ｃを設け、この文字板ＣにはケースＡ内に設けられる光
源Ｄからの透過光により照明される透過表示部Ｔを設け
ている。また、このケースＡ内には、例えばオートマチ
ック車のギアポジションを示すインジケータＥを配置し
て構成したものが知られている。
【０００３】この照明表示装置によれば、夜間等にケー
スＡ内の光源Ｄによって前記文字板Ｃの透過表示部Ｔを
透過照明すると同時に、この光源Ｄからの光を導光体Ｆ
の端部から受け入れてインジケータＥの上部に導入する
ことで透光性発光部Ｇを構成し、この導光体Ｆの透光性
発光部Ｇの上部に設けられるギアポジションを示す表示
部（Ｐ,Ｒ,Ｎ,Ｄ,Ｌ表示）を印刷した表示板Ｈを照明す
るようにしている。この時ギアポジションを示す表示部
Ｉは光源Ｄからの光によりこの導光体Ｆを介して照明さ
れるので、常時照明表示されるものである。
スＡ内の光源Ｄによって前記文字板Ｃの透過表示部Ｔを
透過照明すると同時に、この光源Ｄからの光を導光体Ｆ
の端部から受け入れてインジケータＥの上部に導入する
ことで透光性発光部Ｇを構成し、この導光体Ｆの透光性
発光部Ｇの上部に設けられるギアポジションを示す表示
部（Ｐ,Ｒ,Ｎ,Ｄ,Ｌ表示）を印刷した表示板Ｈを照明す
るようにしている。この時ギアポジションを示す表示部
Ｉは光源Ｄからの光によりこの導光体Ｆを介して照明さ
れるので、常時照明表示されるものである。
【０００４】一方、インジケータＥは、複数の照明室Ｊ
を区画形成するとともに各照明室Ｊにインジケータ光源
Ｋを設け、このインジケータ光源Ｋにより各照明室Ｊの
前面開口部に配設される赤色や緑色の着色フイルタから
なる表示レンズＬを透過照明して着色表示するものであ
り、ギアの切り替えに応じてインジケータＥ内のインジ
ケータ光源Ｋが点灯して択一的に前記表示部Ｉに対し着
色光により背景を照明することで現在のギアポジション
を指示するよう構成している。
を区画形成するとともに各照明室Ｊにインジケータ光源
Ｋを設け、このインジケータ光源Ｋにより各照明室Ｊの
前面開口部に配設される赤色や緑色の着色フイルタから
なる表示レンズＬを透過照明して着色表示するものであ
り、ギアの切り替えに応じてインジケータＥ内のインジ
ケータ光源Ｋが点灯して択一的に前記表示部Ｉに対し着
色光により背景を照明することで現在のギアポジション
を指示するよう構成している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の構成にあっては、インジケータＥの各照明室Ｊ
の前面開口部に設けられるピン状の凸部Ｍを前方に向か
って突設し、表示レンズＬ及び導光体Ｆに小孔Ｎ，Ｏを
形成し、この小孔Ｎ，Ｏを前記凸部Ｍに挿入して表示レ
ンズＬと導光体Ｆとを積層状態で位置決めしながら圧入
固定したり、この凸部Ｍを熱溶着することにより固定し
ていたので、圧入のみによる固定方法ではしばしば外れ
てしまうことがあったり、熱溶着の固定方法による場合
には手間が掛かるといった問題を有していた。
た従来の構成にあっては、インジケータＥの各照明室Ｊ
の前面開口部に設けられるピン状の凸部Ｍを前方に向か
って突設し、表示レンズＬ及び導光体Ｆに小孔Ｎ，Ｏを
形成し、この小孔Ｎ，Ｏを前記凸部Ｍに挿入して表示レ
ンズＬと導光体Ｆとを積層状態で位置決めしながら圧入
固定したり、この凸部Ｍを熱溶着することにより固定し
ていたので、圧入のみによる固定方法ではしばしば外れ
てしまうことがあったり、熱溶着の固定方法による場合
には手間が掛かるといった問題を有していた。
【０００６】また、特にこの従来例に示すように、文字
板Ｃの高さに対してインジケータＥの表示板Ｈが前面側
に段違い状態で位置してなるときには、前記文字板Ｃ照
明用の光源Ｄからの光が文字板Ｃの縁部によって遮られ
ることによりインジケータＥの導光体Ｆまで回り込みに
くく表示部Ｉが暗くなりやすいといった問題を抱えてい
た。
板Ｃの高さに対してインジケータＥの表示板Ｈが前面側
に段違い状態で位置してなるときには、前記文字板Ｃ照
明用の光源Ｄからの光が文字板Ｃの縁部によって遮られ
ることによりインジケータＥの導光体Ｆまで回り込みに
くく表示部Ｉが暗くなりやすいといった問題を抱えてい
た。
【０００７】そこで本発明は、導光体の固定方法を簡略
化するとともに、インジケータの表示部を明るくするこ
とのできる照明表示装置を提供することを目的とするも
のである。
化するとともに、インジケータの表示部を明るくするこ
とのできる照明表示装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ケースの前面開口部に文字板を設け、この文
字板の透過表示部を照明する光源を前記ケースの内部に
設けるとともに、前記ケースの内部にインジケータを設
け、前記インジケータの前面側に設けられる表示部を前
記光源から導かれる光によって照明する導光体を設け、
前記導光体は、上部に透光性発光部を設けるとともに、
前記透光性発光部の両側に前記光源の光を受け入れる受
光裾部を一体形成し、前記受光裾部には前記インジケー
タと結合するための係止部を設けたものである。
するため、ケースの前面開口部に文字板を設け、この文
字板の透過表示部を照明する光源を前記ケースの内部に
設けるとともに、前記ケースの内部にインジケータを設
け、前記インジケータの前面側に設けられる表示部を前
記光源から導かれる光によって照明する導光体を設け、
前記導光体は、上部に透光性発光部を設けるとともに、
前記透光性発光部の両側に前記光源の光を受け入れる受
光裾部を一体形成し、前記受光裾部には前記インジケー
タと結合するための係止部を設けたものである。
【０００９】また、前記受光裾部は、前記透光性発光部
から前記インジケータ側に向けて垂れ下がり形成される
ものである。
から前記インジケータ側に向けて垂れ下がり形成される
ものである。
【００１０】また、前記インジケータは、複数の照明室
を区画形成するとともに各照明室にインジケータ光源を
設け、このインジケータ光源により各照明室の前面開口
部に配設される表示レンズを照明表示するものからなる
ものである。
を区画形成するとともに各照明室にインジケータ光源を
設け、このインジケータ光源により各照明室の前面開口
部に配設される表示レンズを照明表示するものからなる
ものである。
【００１１】また、前記受光裾部の先端部は前記光源に
向けて折曲げ形成されるものである。
向けて折曲げ形成されるものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】ケースの前面開口部に、透明また
は半透明の基板に文字，目盛等の透過表示部を形成した
文字板を設け、この文字板の透過表示部を照明する光源
をケースの内部に設けるとともに、前記ケース内の中央
部にインジケータを配置して照明表示装置を構成してい
る。
は半透明の基板に文字，目盛等の透過表示部を形成した
文字板を設け、この文字板の透過表示部を照明する光源
をケースの内部に設けるとともに、前記ケース内の中央
部にインジケータを配置して照明表示装置を構成してい
る。
【００１３】この照明表示装置によれば、夜間等にケー
ス内の光源によって前記文字板を透過照明すると同時
に、この光源からの光を導光体の端部から受け入れてイ
ンジケータの上部に導入することで透光性発光部を構成
し、この導光体の透光性発光部の上部に設けた表示板を
透過照明するようにしている。この時表示板の表示部は
光源からの光によりこの導光体を介して照明される。
ス内の光源によって前記文字板を透過照明すると同時
に、この光源からの光を導光体の端部から受け入れてイ
ンジケータの上部に導入することで透光性発光部を構成
し、この導光体の透光性発光部の上部に設けた表示板を
透過照明するようにしている。この時表示板の表示部は
光源からの光によりこの導光体を介して照明される。
【００１４】インジケータは、複数の照明室を区画形成
するとともに各照明室にインジケータ光源を設け、この
インジケータ光源により各照明室の前面開口部に配設さ
れる赤色や緑色の着色フイルタからなる表示レンズを透
過照明して着色表示するランプボックスからなるもので
あり、インジケータの照明室内のインジケータ光源が択
一的に切り替え点灯して表示部を透光性発光部を通過す
る着色光により背景照明するよう構成している。そし
て、このインジケータは文字板照明用の光源を収納する
ケースから一体に設けられている。
するとともに各照明室にインジケータ光源を設け、この
インジケータ光源により各照明室の前面開口部に配設さ
れる赤色や緑色の着色フイルタからなる表示レンズを透
過照明して着色表示するランプボックスからなるもので
あり、インジケータの照明室内のインジケータ光源が択
一的に切り替え点灯して表示部を透光性発光部を通過す
る着色光により背景照明するよう構成している。そし
て、このインジケータは文字板照明用の光源を収納する
ケースから一体に設けられている。
【００１５】本発明における導光体は、前述した透光性
発光部の両側から下方に向けて垂れ下がり形成され、前
記光源の光を受け入れる受光裾部を一体形成している。
この受光裾部はケース内に設けられる光源からの光を、
その先端部及び受光裾部全体で受光して、導光体の上部
に設けられた透光性発光部に向けて反射導光させるもの
であり、光源からの光を良好に受け入れて透光性発光部
を明るく照明できるように構成したものである。透光性
発光部が明るく照明されることでこの透光性発光部の上
部に位置する表示板が明るく照明されることになり表示
板の表示部を明確に表示することが可能となる。
発光部の両側から下方に向けて垂れ下がり形成され、前
記光源の光を受け入れる受光裾部を一体形成している。
この受光裾部はケース内に設けられる光源からの光を、
その先端部及び受光裾部全体で受光して、導光体の上部
に設けられた透光性発光部に向けて反射導光させるもの
であり、光源からの光を良好に受け入れて透光性発光部
を明るく照明できるように構成したものである。透光性
発光部が明るく照明されることでこの透光性発光部の上
部に位置する表示板が明るく照明されることになり表示
板の表示部を明確に表示することが可能となる。
【００１６】また、この受光裾部は、ランプボックスか
らなるインジケータの照明室を構成する側壁部を上部の
開口部から覆うように配設し、受光裾部の一部に穴部か
らなる係止部を設けるとともに、インジケータの側壁部
側にはこの係止部と嵌合する爪状の凸部からなる係合部
を設けている。
らなるインジケータの照明室を構成する側壁部を上部の
開口部から覆うように配設し、受光裾部の一部に穴部か
らなる係止部を設けるとともに、インジケータの側壁部
側にはこの係止部と嵌合する爪状の凸部からなる係合部
を設けている。
【００１７】よって、導光体を組み付けるときには、先
ずインジケータの開口部に設けられた位置決め用のピン
からなる凸部に合わせて表示レンズの小孔を挿入して、
開口部に表示レンズを載置して、導光体の受光裾部をイ
ンジケータの側壁部に挿入して被せ、受光裾部の係止部
を側壁部の係合部に係止固定することにより行われる。
こうすることによって表示レンズを挟着状態で導光体の
表示部への固定が可能となり、係止部によってインジケ
ータへの導光体の固定ができ、溶着等を必要としないの
で固定方法の簡略化を図ることができる。
ずインジケータの開口部に設けられた位置決め用のピン
からなる凸部に合わせて表示レンズの小孔を挿入して、
開口部に表示レンズを載置して、導光体の受光裾部をイ
ンジケータの側壁部に挿入して被せ、受光裾部の係止部
を側壁部の係合部に係止固定することにより行われる。
こうすることによって表示レンズを挟着状態で導光体の
表示部への固定が可能となり、係止部によってインジケ
ータへの導光体の固定ができ、溶着等を必要としないの
で固定方法の簡略化を図ることができる。
【００１８】
【実施例】以下図面を基にして本発明の実施例を説明す
る。図１〜図３は、本発明の一実施例を計器用の照明表
示装置を例にして説明するものである。
る。図１〜図３は、本発明の一実施例を計器用の照明表
示装置を例にして説明するものである。
【００１９】ケース１の前面開口部２に、透明または半
透明の基板に印刷手段で文字，目盛等を形成した文字板
３を設け、この文字板３の透過表示部３Ａを照明する光
源４をケース１の内部に設けるとともに、ケース１内の
中央部に例えばオートマチック車のギアポジションを示
すインジケータ５を配置して照明表示装置を構成してい
る。
透明の基板に印刷手段で文字，目盛等を形成した文字板
３を設け、この文字板３の透過表示部３Ａを照明する光
源４をケース１の内部に設けるとともに、ケース１内の
中央部に例えばオートマチック車のギアポジションを示
すインジケータ５を配置して照明表示装置を構成してい
る。
【００２０】この照明表示装置によれば、夜間等にケー
ス１内の光源４によって文字板３の透過表示部３Ａを透
過照明すると同時に、この光源４からの光を透光性のア
クリル等からなる導光体６の端部から受け入れてインジ
ケータ５の上部に導入することで透光性発光部７を構成
し、この導光体６の透光性発光部７の上部に設けられる
ギアポジションを示す表示部８（Ｐ,Ｒ,Ｎ,Ｄ,Ｌ表示）
を印刷した表示板９を透過照明するようにしている。こ
の時ギアポジションを示す表示部８は光源４からの光に
よりこの導光体６を介して照明されるので、常時照明表
示されるものである。
ス１内の光源４によって文字板３の透過表示部３Ａを透
過照明すると同時に、この光源４からの光を透光性のア
クリル等からなる導光体６の端部から受け入れてインジ
ケータ５の上部に導入することで透光性発光部７を構成
し、この導光体６の透光性発光部７の上部に設けられる
ギアポジションを示す表示部８（Ｐ,Ｒ,Ｎ,Ｄ,Ｌ表示）
を印刷した表示板９を透過照明するようにしている。こ
の時ギアポジションを示す表示部８は光源４からの光に
よりこの導光体６を介して照明されるので、常時照明表
示されるものである。
【００２１】一方、この実施例におけるインジケータ５
は、複数の照明室１０を区画形成するとともに各照明室
１０に白熱電球からなるインジケータ光源１１を設け、
このインジケータ光源１１により各照明室１０の前面開
口部に配設される赤色や緑色の着色フイルタからなる表
示レンズ１２を透過照明して着色表示するランプボック
スからなるものである。
は、複数の照明室１０を区画形成するとともに各照明室
１０に白熱電球からなるインジケータ光源１１を設け、
このインジケータ光源１１により各照明室１０の前面開
口部に配設される赤色や緑色の着色フイルタからなる表
示レンズ１２を透過照明して着色表示するランプボック
スからなるものである。
【００２２】この表示レンズ１２は一枚のシートに各照
明室１０に対応して赤色や緑色の透過印刷層を形成して
なるものであり、これに限らず例えば各照明室１０に対
応して所定の色に着色形成された半透明の板状部材を一
枚一枚はめ込むものであってもよい。
明室１０に対応して赤色や緑色の透過印刷層を形成して
なるものであり、これに限らず例えば各照明室１０に対
応して所定の色に着色形成された半透明の板状部材を一
枚一枚はめ込むものであってもよい。
【００２３】インジケータ５は、ギアの切り替えに応じ
て照明室１０内のインジケータ光源１１が択一的に切り
替え点灯して表示部８を透光性発光部７を通過する着色
光により背景照明することで現在のギアポジションを指
示するよう構成している。そして、このインジケータ５
は文字板３照明用の光源４を収納するケース１から一体
に設けられている。
て照明室１０内のインジケータ光源１１が択一的に切り
替え点灯して表示部８を透光性発光部７を通過する着色
光により背景照明することで現在のギアポジションを指
示するよう構成している。そして、このインジケータ５
は文字板３照明用の光源４を収納するケース１から一体
に設けられている。
【００２４】本発明における導光体６は、前述した透光
性発光部７の両側から下方に向けて垂れ下がり形成さ
れ、前記光源４の光を受け入れる受光裾部１３を一体形
成している。この受光裾部１３はケース１内に設けられ
る光源４からの光を、その先端部１４及び受光裾部１３
全体で受光して、導光体６の上部に設けられた透光性発
光部７に向けて反射導光させるものであり、光源４から
の光を良好に受け入れて透光性発光部７を明るく照明で
きるように構成したものである。透光性発光部７が明る
く照明されることでこの透光性発光部７の上部に位置す
る表示板９が明るく照明されることになり表示板９の表
示部８を明確に表示することが可能となる。
性発光部７の両側から下方に向けて垂れ下がり形成さ
れ、前記光源４の光を受け入れる受光裾部１３を一体形
成している。この受光裾部１３はケース１内に設けられ
る光源４からの光を、その先端部１４及び受光裾部１３
全体で受光して、導光体６の上部に設けられた透光性発
光部７に向けて反射導光させるものであり、光源４から
の光を良好に受け入れて透光性発光部７を明るく照明で
きるように構成したものである。透光性発光部７が明る
く照明されることでこの透光性発光部７の上部に位置す
る表示板９が明るく照明されることになり表示板９の表
示部８を明確に表示することが可能となる。
【００２５】また、この受光裾部１３は、ランプボック
スからなるインジケータ５の照明室１０を構成する側壁
部１５を上部の開口部側から覆うように配設し、受光裾
部１３の一部に穴部からなる係止部１６を設けるととも
に、インジケータ５の側壁部１５側にはこの係止部１６
と嵌合する爪状の凸部からなる係合部１７を設けてい
る。
スからなるインジケータ５の照明室１０を構成する側壁
部１５を上部の開口部側から覆うように配設し、受光裾
部１３の一部に穴部からなる係止部１６を設けるととも
に、インジケータ５の側壁部１５側にはこの係止部１６
と嵌合する爪状の凸部からなる係合部１７を設けてい
る。
【００２６】よって、導光体６をインジケータ５に組み
付けるときには、先ずインジケータ５の開口部に設けら
れた位置決め用のピンからなる凸部１８に合わせて表示
レンズ１２の小孔１９を挿入して、開口部に表示レンズ
１２を載置して、導光体６の受光裾部１３を広がり方向
に弾性変形させながらインジケータ５の側壁部１５に挿
入して被せ、導光体６に設けられた小孔２０を凸部１８
に挿入して位置あわせしながら受光裾部１３の係止部１
５を側壁部１５の係合部１７に係止固定することにより
行われる。こうすることによって表示レンズ１２を挟着
状態で導光体６のインジケータ５への固定が可能とな
り、係止部１６によってインジケータ５への導光体６の
固定ができ、熱溶着等を必要としないので固定方法の簡
略化を図ることができる。
付けるときには、先ずインジケータ５の開口部に設けら
れた位置決め用のピンからなる凸部１８に合わせて表示
レンズ１２の小孔１９を挿入して、開口部に表示レンズ
１２を載置して、導光体６の受光裾部１３を広がり方向
に弾性変形させながらインジケータ５の側壁部１５に挿
入して被せ、導光体６に設けられた小孔２０を凸部１８
に挿入して位置あわせしながら受光裾部１３の係止部１
５を側壁部１５の係合部１７に係止固定することにより
行われる。こうすることによって表示レンズ１２を挟着
状態で導光体６のインジケータ５への固定が可能とな
り、係止部１６によってインジケータ５への導光体６の
固定ができ、熱溶着等を必要としないので固定方法の簡
略化を図ることができる。
【００２７】また、導光体６の受光裾部１３の先端部１
４は文字板３照明用の光源４に向けて折曲げ形成されて
おり、導光体６の先端部１４から直接導光体６内へ導入
される光源４からの光の量を増加させる工夫がなされて
いる。この場合、インジケータ５に対してケース１内の
光源４位置はインジケータ５の外側に位置してなるの
で、導光体６の受光裾部１３の先端部１４を下方に向け
てインジケータ５の側壁部１５から外側に広がる方向に
折り曲げ形成されており、この折り曲げ部によってイン
ジケータ５の側壁部１５に向けて導光体６を固定する際
に受光裾部１３の挿入を容易にする作用もなすものであ
る。
４は文字板３照明用の光源４に向けて折曲げ形成されて
おり、導光体６の先端部１４から直接導光体６内へ導入
される光源４からの光の量を増加させる工夫がなされて
いる。この場合、インジケータ５に対してケース１内の
光源４位置はインジケータ５の外側に位置してなるの
で、導光体６の受光裾部１３の先端部１４を下方に向け
てインジケータ５の側壁部１５から外側に広がる方向に
折り曲げ形成されており、この折り曲げ部によってイン
ジケータ５の側壁部１５に向けて導光体６を固定する際
に受光裾部１３の挿入を容易にする作用もなすものであ
る。
【００２８】なお、上述した実施例ではインジケータ５
の上部を照明する導光体６の透光性発光部７の上面に表
示板９を設け、この表示板９を透過照明する表示部８を
構成していたが、表示板９を設けずに導光体６の透光性
発光部７を前面に露出して、この導光体６とインジケー
タ５との間つまり表示レンズ１２に所定の表示を印刷形
成して表示部８を設け、この導光体６の下部の表示部８
を透光性発光部７によって照明するものであってもよ
い。つまり表示レンズ１２は、前述した一実施例に示す
ように着色レンズとして構成してもよいし、文字や数字
や記号等の印刷表示を行う表示部８として構成してもよ
い。
の上部を照明する導光体６の透光性発光部７の上面に表
示板９を設け、この表示板９を透過照明する表示部８を
構成していたが、表示板９を設けずに導光体６の透光性
発光部７を前面に露出して、この導光体６とインジケー
タ５との間つまり表示レンズ１２に所定の表示を印刷形
成して表示部８を設け、この導光体６の下部の表示部８
を透光性発光部７によって照明するものであってもよ
い。つまり表示レンズ１２は、前述した一実施例に示す
ように着色レンズとして構成してもよいし、文字や数字
や記号等の印刷表示を行う表示部８として構成してもよ
い。
【００２９】また、インジケータ５は、ランプボックス
のみならず液晶インジケータや蛍光表示管等からなるも
のであってもよく、また、ギアポジシヨンを表示するも
のに限らず、ドアの閉め忘れ表示や方向指示器、または
各種車両情報を表示するインジケータであってもよい。
のみならず液晶インジケータや蛍光表示管等からなるも
のであってもよく、また、ギアポジシヨンを表示するも
のに限らず、ドアの閉め忘れ表示や方向指示器、または
各種車両情報を表示するインジケータであってもよい。
【００３０】また、本実施例では文字板３照明用の光源
４を収納するケース１から一体にインジケータ５を構成
した例を示したが、ケース１から別個に設けられる例え
ばオプション装備のインジケータ５として構成してもよ
い。
４を収納するケース１から一体にインジケータ５を構成
した例を示したが、ケース１から別個に設けられる例え
ばオプション装備のインジケータ５として構成してもよ
い。
【００３１】
【発明の効果】以上本発明によれば、導光体の固定方法
を簡略化するとともに、インジケータの表示を明るくす
ることのできる照明表示装置を提供することができる。
を簡略化するとともに、インジケータの表示を明るくす
ることのできる照明表示装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図３】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図４】従来例を示す断面図である。
【図５】従来例を示す斜視図である。
１ ケース ２ 開口部 ３ 文字板 ３Ａ 透過表示部 ４ 光源 ５ インジケータ ６ 導光体 ７ 透光性発光部 ８ 表示部 １０ 照明室 １１ インジケータ光源 １２ 表示レンズ １３ 受光裾部 １４ 先端部 １６ 係止部
Claims (4)
- 【請求項１】 ケースの前面開口部に文字板を設け、こ
の文字板の透過表示部を照明する光源を前記ケースの内
部に設けるとともに、前記ケースの内部にインジケータ
を設け、前記インジケータの前面側に設けられる表示部
を前記光源から導かれる光によって照明する導光体を設
け、前記導光体は、上部に透光性発光部を設けるととも
に、前記透光性発光部の両側に前記光源の光を受け入れ
る受光裾部を一体形成し、前記受光裾部には前記インジ
ケータと結合するための係止部を設けたことを特徴とす
る照明表示装置。 - 【請求項２】 前記受光裾部は、前記透光性発光部から
前記インジケータ側に向けて垂れ下がり形成されること
を特徴とする請求項１記載の照明表示装置。 - 【請求項３】 前記インジケータは、複数の照明室を区
画形成するとともに各照明室にインジケータ光源を設
け、このインジケータ光源により各照明室の前面開口部
に配設される表示レンズを照明表示するものであること
を特徴とする照明表示装置。 - 【請求項４】 前記受光裾部の先端部は前記光源に向け
て折曲げ形成されることを特徴とする請求項１記載の照
明表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09233177A JP3082193B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 照明表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09233177A JP3082193B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 照明表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1172360A JPH1172360A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3082193B2 true JP3082193B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16950943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09233177A Expired - Fee Related JP3082193B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 照明表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082193B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6028787B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-11-16 | 沖電気工業株式会社 | キーボードのキースイッチ構造 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP09233177A patent/JP3082193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1172360A (ja) | 1999-03-16 |
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