JPH0646750Y2 - 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 - Google Patents

自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JPH0646750Y2
JPH0646750Y2 JP6868691U JP6868691U JPH0646750Y2 JP H0646750 Y2 JPH0646750 Y2 JP H0646750Y2 JP 6868691 U JP6868691 U JP 6868691U JP 6868691 U JP6868691 U JP 6868691U JP H0646750 Y2 JPH0646750 Y2 JP H0646750Y2
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JP
Japan
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shift lever
display
lamp
light
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JP6868691U
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JPH0518945U (ja
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崇敦 渡辺
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動変速機のシフトレバ
ーの操作位置表示装置に係り、特に、シフトレバーの操
作位置を光学的に表示するものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機のシフトレバーの操
作位置表示装置は、例えば、実開昭61ー10242号
公報に記載されているように、アウターケースの上面に
シフトレバーが通過する通過孔を形成し、この通過孔の
内側にアウターケースの内面に沿って前後方向に摺動さ
れるスライドプレートを配設し、このスライドプレート
にシフトレバーを挿通させる貫通孔を形成し、シフトレ
バーの前後方向の動きに合わせてスライドプレートを前
後方向に移動させ、このスライドプレートに形成した指
示窓孔からなる表示部にてシフトレバーのシフト位置を
指示するようにしている。そして、表示部は通過孔に沿
って形成した指示窓孔と表示窓孔からなり、この表示窓
孔と指示窓孔とをインナーケース内に配設した一個のラ
ンプから放射される光にて照光する構造が採られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の一個のラン
プにて表示部を全面的に照光するシフトレバーの操作位
置表示装置の構造では、ランプから表示部の各表示窓孔
までの距離が異なるため、表示窓孔のランプに近い中央
部が明るく、表示窓孔の両端側が暗くなり、視認性を妨
げる問題があった。そこで、アウターケースに導光部材
を設けるなどの手段によりランプからの光が表示面全体
を均等に照光させる必要がある。一方、特に近時、汎く
採用されているシフトレバー装置は、シフトレバーを前
後方向への操作と前後方向と直交する横方向への操作と
を組み合わせてクランク状の屈曲した軌跡を描くように
して手動操作感を良好とした構造が採用されており、こ
のような構造では、中央部に形成した指示窓孔に沿って
両側に表示窓孔が形成されているため、照光面積が広
く、導光部材の形状が複雑となるとともに大きくなり、
スペース的にも不利となる問題を有している。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、導光部材などを用いることなく略均等に表示部の全
体を照光でき、コンパクトに構成できる自動変速機のシ
フトレバーの操作位置表示装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の自動変速機のシ
フトレバーの操作位置表示装置は、シフトレバーの通過
孔とこの通過孔に対応する表示部を有するアウターケー
スと、前記シフトレバーの通過孔の内側に摺動自在に配
設されかつ前記シフトレバーの貫通孔を有するスライド
プレートと、このスライドプレートに形成された指示部
と、前記表示部を照射するランプとを具備したシフトレ
バーの操作位置表示装置において、前記表示部は指示透
光部とこの指示透光部の両側位置にそれぞれ平行状に形
成された表示透光部とを有し、前記ランプは発光管部を
略U字状に屈曲され両側の直管状発光部を平行に形成し
た蛍光ランプとし、このランプの両側の直管状発光部を
前記両側表示透光部の内側に沿ってそれぞれ配設したも
のである。
【0006】
【作用】本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置
表示装置は、アウターケースの表示部の表示透光部は内
側に配設された蛍光ランプの両側直管状の発光管部にて
略均等の光量で照光される。また、シフトレバーの設定
位置の指示透光部はスライドプレートの指示部にて制御
されたランプからの光で照光表示され、操作位置が指示
される。そして、シフトレバーをアウターケースの通過
孔に沿って移動させると、シフトレバーの動きに応じて
スライドプレートが移動し、このスライドプレートの移
動により指示部がシフトレバーの操作位置に応じた指示
透光部の位置に移動されて指示透光部はスライドプレー
トの指示部にて制御されたランプの光で照光される。
【0007】したがって、アウターケースの表示部の指
示透光部および表示透光部は導光部材などを用いること
なく、全体に略均等に照光される。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例の構成を図に基いて説明す
る。
【0009】10は合成樹脂などにて成形されたアウター
ケースで、このアウターケース10の上面には自動変速機
のシフトレバー11の通過孔12が前後方向に向って略クラ
ンク状に屈曲して形成されている。そして、この通過孔
12は図3に示すように、パーキング操作位置、後進操作
位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置が直線
状に前後方向に配置され、このドライブ操作位置から側
方(図右側)に位置して4速操作位置が形成され、この
4速操作位置から3速操作位置が前後方向に直線状に形
成され、この3速操作位置から略L字状に屈曲されて2
速操作位置が形成され、この2速操作位置から側方(図
左側)に1速操作位置が形成されている。
【0010】また、前記アウターケース10は上面一側
(図右側)には、通過孔12に沿って表示部13が形成され
ている。この表示部13はアウターケース10の上面に開口
した窓孔14に嵌着したプレート15にて形成されている。
そして、このプレート15には前記通過孔12のパーキング
操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドラ
イブ操作位置(4速操作位置)、3速操作位置、2速操
作位置(1速操作位置)に対応してそれぞれ操作位置を
指示する窓孔状の指示透光部16が形成されている。ま
た、前記4速操作位置、3速操作位置および2速操作位
置の各指示透光部16の一側(図右側)に対応して操作位
置を表示する表示透光部17がそれぞれ形成され、さら
に、前記パーキング操作位置、後進操作位置、ニュート
ラル操作位置、ドライブ操作位置、1速操作位置の指示
透光部16の他側(図左側)に対応してパーキング操作位
置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操
作位置、1速操作位置のシフト位置を表示する表示透光
部17,17がそれぞれ印刷などにより形成され、したがっ
て、中央の指示透光部16の両側に表示透光部17,17がそ
れぞれ形成されている。この表示透光部17,17は遮光部
を形成する印刷などにより白抜き状に文字、図形などの
形状に形成されている。
【0011】次に、20は前記アウターケース10の通過孔
12の内面に沿って前後方向に摺動されるスライドプレー
トで、前記シフトレバー11を挿通する貫通孔21が左右方
向に延びる横長矩形孔にて形成されている。このスライ
ドプレート20の貫通孔21の一側(図右側)には指示部22
が突出形成され、この指示部22には、例えば赤色の蛍光
部材23が貼着され、この指示部22はスライドプレート20
の摺動により前記アウターケース10のパーキング操作位
置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操
作位置(4速操作位置)、3速操作位置および1速操作
位置(2速操作位置)の指示透光部16の内方に選択的に
対向されるようになっている。
【0012】また、25は可撓性を有する軟質材質にて形
成された板状の遮蔽部材で、前記シフトレバー11を挿通
する貫通孔26を有し、この遮蔽部材25は前記スライドプ
レート20の貫通孔21の前後側縁に形成した係合縁27に摺
動自在に係合保持され、この遮蔽部材25の両端側は内側
に向けて弯曲されている。そして、この遮蔽部材25は前
記スライドプレート20の内側に沿って前記シフトレバー
11の横方向の動きに合せて左右方向に摺動自在とされ
る。
【0013】また、30はランプハウジングで、前記左右
の各表示透光部17,17に対応して直線状の嵌合凹部31,
32が平行に形成され、この嵌合凹部31,32の一端部が湾
曲連結部33により連通されて略U字状に形成されてい
る。また、この一方の嵌合凹部31の他方の嵌合凹部32に
対向する面側に前記各選択された位置の指示部22に対向
する透孔34が形成されている。
【0014】また、38は蛍光ランプで、発光管部39を略
U字状に屈曲し両側の直管状発光部40が平行に形成さ
れ、この蛍光ランプ38は、両側の直管状発光部40を前記
両側表示透光部17,17の内側に沿ってそれぞれ前記ラン
プハウジング30の嵌合凹部31,32に配設されている。そ
して、この嵌合凹部31,32に嵌合した蛍光ランプ38は前
記左右の各表示透光部17,17を均等に照光する。この蛍
光ランプ38は発光管部39の両端部に口金部を有する片口
金形または両端部から導出したリード線をコネクタ42に
接続した熱陰極蛍光ランプで、交流電源にインバータ回
路を介して接続される。そして、この熱陰極蛍光ランプ
38はガラスなどの発光管部39内に低圧のアルゴンガスと
水銀が封入され内壁には蛍光物質が塗布され、水銀蒸気
の放電で水銀か励起されることにより発生する紫外線が
蛍光物質に当たり発光される。
【0015】なお、前記ランプハウジング30は前記アウ
ターケース10の内側にねじにて固着されている。
【0016】また、41はインナーケースで、上面が開口
されたケース状に形成され、このインナーケース41の案
内部43と前記アウターケース10の通過孔12の左右両側周
縁に形成した案内部44との間に前記スライドプレート20
を摺動自在に保持するようになっている。なお、このイ
ンナーケース41はアウターケース10の内面にねじ45にて
止着されている。
【0017】次にこの実施例の作用について説明する。
【0018】ランプハウジング30に支持された蛍光ラン
プ38の発光でアウターケース10の表示部13の表示透光性
部17,17は照光され、シフトレバー11の操作位置を表示
する。また、操作位置に対応する表示部13の指示透光部
16は、スライドプレート20の指示部22に貼着した蛍光部
材23にランプハウジング30の透孔34から透過した光が当
たることにより赤色に照光されて操作位置が指示されて
いる。この蛍光ランプ38は略U字状で両側の直管状発光
部40,40が表示透光部17,17に対向して配設されるた
め、表示透光部17,17の全体が均等に照光されるととも
にコンパクトに蛍光ランプ38を組込むことができる。ま
た、蛍光ランプ38は発光管部39の両端部に口金部を有す
る片口金形または両端部から導出したリード線をコネク
タ42に接続した構造としたため、点灯回路、電源接続が
一端側からでき、配線が容易となる。
【0019】そして、表示部13の表示透光部17,17に合
わせて自動変速機のシフトレバー11をアウターケース10
の通過孔12に沿って操作すると、シフトレバー11の動き
に応じてスライドプレート20がアウターケース10とイン
ナーケース41との間を移動する。このスライドプレート
20の移動により一側の指示部22に貼着した赤色の蛍光部
材23がランプハウジング30の嵌合凹部31,32に配設した
蛍光ランプ38の直管状の発光部40に沿って移動し、この
指示部22はシフトレバー11の操作位置に対応する指示透
光部16に対向され、蛍光ランプ38の光は指示透光部16を
赤色に照光し、シフトレバー11の操作位置を指示する。
【0020】なお、シフトレバー11の動きによってもス
ライドプレート20にて通過孔12は遮蔽され、矩形孔状の
スライドプレート20の貫通孔21はシフトレバー11を貫通
孔26に挿通した遮蔽部材25にて遮蔽されている。そし
て、シフトレバー11をドライブ操作位置と4速操作位置
との間の切換え、および3速操作位置から2速操作位置
および2速操作位置と1速操作位置との間の切換え操作
時にはシフトレバー11は側方向への動きとなり、このと
きには、遮蔽部材25は側方に摺動し、スライドプレート
20の貫通孔21が開口されることがない。そして、このシ
フトレバー11の横方向の動きに対して遮蔽部材25が横方
向に摺動する際、遮蔽部材25の端部は下方に弯曲され、
ランプハウジング30に接触することがない。
【0021】なお、前記実施例では、アウターケース10
に形成したシフトレバー11の通過孔12を前後方向に向っ
て略クランク状に屈曲して形成した構造について説明し
たが、直線状の通過孔12とした構造の自動変速機のシフ
トレバーの操作位置表示装置にも適用できる。
【0022】また、前記蛍光ランプ38の発光色が赤色で
ある場合には、指示部22に赤色の蛍光部材を貼着する必
要はなく、反射面とすることもできる。また、指示透光
部16の照光色は赤色に限られるものではない。
【0023】前記実施例では蛍光ランプ38は交流電源に
て点灯させるようにしたが、直流電源にて点灯させるこ
ともできる。
【0024】
【考案の効果】本考案によれば、アウターケースに形成
した表示部は指示透光部とこの指示透光部の両側位置に
それぞれ平行状に形成された表示透光部とを有し、ラン
プは発光管部を略U字状に屈曲され両側の直管状発光部
を平行に形成した蛍光ランプとし、このランプの両側の
直管状発光部を両側表示透光部の内側に沿ってそれぞれ
配設したので、ランプは表示透光部および指示透光部に
対応して配設でき、表示部の全体が均等に照光され、し
かも、ランプは一本のためコンパクトに組立てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す自動変速機のシフトレ
バーの操作位置表示装置の分解斜視図である。
【図2】同上斜視図である。
【図3】同上縦断面図である。
【符号の説明】
10 アウターケース 11 シフトレバー 12 通過孔 13 表示部 16 指示透光部 17 表示透光部 20 スライドプレート 21 貫通孔 22 指示部 38 蛍光ランプ 39 発光管部 40 直管状発光部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーの通過孔とこの通過孔に対
    応する表示部を有するアウターケースと、前記シフトレ
    バーの通過孔の内側に摺動自在に配設されかつ前記シフ
    トレバーの貫通孔を有するスライドプレートと、このス
    ライドプレートに形成された指示部と、前記表示部を照
    射するランプとを具備したシフトレバーの操作位置表示
    装置において、 前記表示部は指示透光部とこの指示透光部の両側位置に
    それぞれ平行状に形成された表示透光部とを有し、 前記ランプは発光管部を略U字状に屈曲され両側の直管
    状発光部を平行に形成した蛍光ランプとし、 このランプの両側の直管状発光部を前記両側表示透光部
    の内側に沿ってそれぞれ配設したことを特徴とする自動
    変速機のシフトレバーの操作位置表示装置。
JP6868691U 1991-08-28 1991-08-28 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 Expired - Lifetime JPH0646750Y2 (ja)

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JPH0518945U JPH0518945U (ja) 1993-03-09
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