JP3081981U - ペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置 - Google Patents

ペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置

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JP3081981U JP2001003187U JP2001003187U JP3081981U JP 3081981 U JP3081981 U JP 3081981U JP 2001003187 U JP2001003187 U JP 2001003187U JP 2001003187 U JP2001003187 U JP 2001003187U JP 3081981 U JP3081981 U JP 3081981U
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Abstract

(57)【要約】 【考案が解決しようとする課題】製造ラインにおけるペ
ール缶等の搬送途中においてペール缶、18リットル
缶、ドラム缶等を反転させる装置を案出することであ
る。 【課題を解決するための手段】ペール缶等の搬送コンベ
ア35の側方に、搬送コンベアの上方でかつ搬送コンベ
アの走行方向に対して略垂直に向きかつ搬送コンベア上
に張り出した軸15を有する反転円盤16が、搬送コン
ベアの走行速度に相応する速度で回転可能に配設されて
おり、反転円盤の端面にはコンベアベルト材料が貼設さ
れその内方には全中心角360°の半分180°以下の
中心角に亘って強力磁石セグメント17が配置されてお
り、それによって搬送コンベア上を搬送されて来るペー
ル缶Cが搬送コンベアの上方に張り出した軸に突き当た
ると同時に反転円盤の端面の強力磁石セグメントによっ
て吸着されて反転円盤と共に回転し、反転して(C′)
搬送コンベア上に下されることを特徴とするペール缶、
18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置に関する 。
【0002】 本考案によるペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置は、ペ ール缶等の搬送コンベアの側方に、その軸線が搬送コンベアの上方かつ搬送コン ベア上のペール缶等の高さの半分又は半分以下の距離だけ離れた位置にあって、 又はその軸線が搬送コンベアの走行平面と同一平面若しくは搬送コンベアの走行 平面に対して上下に僅かに離れて位置にあってかつ搬送コンベアの走行方向に対 して略垂直に向いた軸を有する反転円盤が、搬送コンベアの走行速度に相応する 速度で回転可能に配設されており、反転円盤の端面には、その内方に全中心角( θ=360°)の略半分(θ=180°)又は半分以下(θ<180°)の中心 角に亘って強力磁石セグメントが付設されているペール缶、18リットル缶、ド ラム缶等の搬送・反転装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
ペール缶、18リットル角缶、ドラム缶等を製造する場合に、胴を溶接した円 筒状のものを90°回転させて垂直に立て、底板をシーマにより巻き締めつけ、 その後に、天地反転のためにペール缶等を180°回転させて天板を取り付ける べき面が上に来たところで天板を載せて、天板を巻き締める方法が採られている 。この90°回転、180°回転させるために、従来缶等を挟持アーム等により 機械的に挟持して回転させたり、又は磁力によりペール缶などを吸着して搬送す る搬送コンベアが走行中に捩じれることによりペール缶等の支持面が反転するよ うな方法が行われていた。
【0004】 しかし、ペール缶等を挟持アームによって機械的に挟持して反転させる方法は 、反転させるのに時間がかかり過ぎる点に問題があり、搬送コンベアとの連動が 確実に行われない場合があり、またペール缶等に傷がつくという問題もあった。 一方、マグネットコンベアで反転させる方法はペール缶の場合に、缶側のビード がマグネットの吸着の妨げになるという問題があった。またドラム缶を反転対象 とする場合、ドラム缶は缶径が大き過ぎるために、反転できないという欠点があ った。また、コンベアベルトの損耗による滓が缶内に入ってしまうという問題も あった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
考案が解決しようとする課題は、上記のような従来技術の欠点を回避し、搬送 コンベア上を搬送されて来るペール缶等を瞬時に反転させて再び搬送コンベア上 に下ろすことにより、反転のために特別な搬送時間ロスを生じることなしに反転 後にペール缶等の継送を可能にするペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬 送・反転装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、この課題は、請求項1〜7に記載された考案特定事項によっ て解決される。
【0007】 請求項1によれば、ペール缶等の搬送コンベア(35)の側方に、その軸線が 搬送コンベアの上方かつ搬送コンベア上のペール缶等(C)の高さの半分又は半 分以下の距離だけ離れた位置にあって、搬送コンベアの走行方向に対して略垂直 に向きかつ搬送コンベア上に張り出した軸(12)を有する反転円盤(16)が 、搬送コンベアの走行速度に相応する速度で回転可能に配設されており、反転円 盤(16)の端面にはコンベアベルト材料(18)が貼設され、その内方には全 中心角(θ=360°)の略半分(θ=180°)又は半分以下(θ<180° )の中心角に亘って強力磁石セグメント(17)が配置されており、それによっ て搬送コンベア(35)上を搬送されて来るペール缶等(C)が、搬送コンベア (35)の上方に張り出した軸(12)に突き当たると同時に反転円盤(16) の端面の強力磁石セグメント(17)によって吸着されて前記軸(12)の周り に反転円盤(16)と共に180°回転することにより回転前の状態からペール 缶等(C)が180°反転して(C′)搬送コンベア(35)上に下ろされるこ とを特徴とするペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置が提供 される。
【0008】 請求項2によれば、ペール缶等の搬送コンベア(35)の側方に、その軸線が 搬送コンベアの走行平面と略同一平面上又は搬送コンベアの走行平面に対して上 下に僅かな距離をおいて位置しかつ搬送コンベアの走行方向に対して略垂直に向 いた軸(12′)を有する反転円盤(16)が、搬送コンベアの走行速度に相応 する速度で回転可能に配設されており、反転円盤(16)の端面にはコンベアベ ルト材料(18)が貼設されており、その内方には全中心角(θ=360°)の 略半分(θ=180°)又は半分以下(θ<180°)の中心角に亘って強力磁 石セグメント(17)が配置されており、それによって搬送コンベア(35)上 を搬送されて来るペール缶(C′′)が反転円盤(16)の端面の強力磁石セグ メント(17)によって吸着されて前記軸(12′)の周りに反転円盤(16) と共に90°回転することにより回転前の状態から90°回転して(C′′′) 搬送コンベア(35)上に下ろされることを特徴とするペール缶、18リットル 缶、ドラム缶等の搬送・反転装置が提供される。
【0009】 請求項3によれば、搬送コンベア(35)が、ベルトコンベア(35)である ことを特徴とする請求項1又は2に記載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶 等の搬送・反転装置が提供される。
【0010】 請求項4によれば、搬送コンベア(35)が、チェーンコンベア(35)であ ることを特徴とする請求項1又は2に記載のペール缶、18リットル缶、ドラム 缶等の搬送・反転装置が提供される。
【0011】 請求項5によれば、ペール缶等がペール缶であることを特徴とする請求項1か ら4までのうちのいずれか1つに記載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等 の搬送・反転装置が提供される。
【0012】 請求項6によれば、ペール缶等が18リットル角缶であることを特徴とする請 求項1から5までのうちのいずれか1つに記載のペール缶、18リットル缶、ド ラム缶等の搬送・反転装置が提供される。
【0013】 請求項7によれば、ペール缶等がドラム缶であることを特徴とする請求項1か ら6までのうちのいずれか1つに記載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等 の搬送・反転装置が提供される。
【0014】 結局本考案は、ベルトコンベア、チェーンコンベアの側方で反転円盤をまわし て、反転円盤の内方に強力磁石セグメントを配置しかつ反転円盤の端面をコンベ アベルト材料で被覆した反転円盤にペール缶等を吸着して反転させるという技術 的思想を基本的内容とする。このような技術的手段によれば、反転円盤が缶の側 面に接触するため、缶内に異物が侵入することがない。また、回転するのは円盤 部分であるために、ペール缶等反転工程に要するライン長さを極端に短くするこ とができる。マグネットコンベア式、機械的挟持方式に比してシンプルな構造で あるので、価格的にもメンテナンス上も有利である。
【0015】 本考案を以下に実施例を表す図面を参照して詳しく説明する。
【0016】
【実施例】
図1によれば、本考案によるペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・ 反転装置の第1実施例が示されている。床面F上にアンカボルト1及びナット2 を介してコンベアベルト用支持フレーム3及び反転円盤用支持フレーム4が設置 されている。反転円盤用支持フレーム4上には、4つのガイド5が立設されてお り、このガイド5に対して摺動可能にスリーブ5′が被嵌されており、スリーブ 5′はそれぞれ支持プレート8に固定されている。上記の4つのガイド5の中心 に位置しかつ支持プレート8に対して回動可能固定されたスクリュー7がリニア モータ10によって回転駆動されることによって支持プレート8、従って支持プ レート8が昇降され、それによって支持プレート8に固定されたスリーブ5′が ガイド5に沿って昇降され、同時に支持プレート8上に固定されているピローブ ロック9が昇降されることにより、ピローブロック9によって回転可能に支承さ れた軸12が昇降され、従って軸受13を介して及びスリーブ14を介して軸1 2に対して回転可能に支持された反転円盤16がその軸線位置を上下方向に調整 されることができる。反転円盤16の端面にはコンベアベルト材料18が貼設さ れており、その内方には全中心角360°の半分(θ=180°)又は半分以下 の角度(θ<180°)に亘って強力磁石セグメント17が配置されている。そ れによってペール缶等が反転円盤16の強力磁石セグメント17に吸着される際 、ペール缶等の外面に傷がつくことが防止される。反転円盤16の端面に貼設さ れる材料はコンベアベルト材料と同様な機械的特性を有する限りコンベアベルト 材料以外の材料でもよいことは明らかである。
【0017】 床面F上にアンカボルト1及びナット2を介して設置された搬送コンベア用支 持フレーム3上に固定して支持されたプレート21上に固定された横板22にそ れぞれ左右のブラケット23,24が固定されており、左右のブラケット23, 24は操作側及び駆動側にそれぞれ一対設けられており、左右のブラケット23 ,24はそれぞれ3本に連結棒鋼25によって相互に剛固に連結されて搬送コン ベア支持用構造体を構成しており、連結棒鋼25にはその全長に亘って数箇所縦 板26が固定されており、縦板26の上端には左右のブラケット23と24とに 亘って手摺27が取り付けられている。それによって前後の手摺27の間に搬送 コンベア35の搬送空間が区画されている。
【0018】 操作側及び駆動側のブラケット23、23及び24,24に亘ってプーリー又 はスプロケット軸31,32が軸受を介して回転可能に支承されており、プーリ ー又はスプロケット軸31,32にはそれぞれ2つのプーリー又はスプロケット 33,34が固定されている。左右のプーリー又はスプロケット軸31,32の プーリー又はスプロケット32,33に亘って搬送コンベア、例えば搬送コンベ アベルト又は搬送コンベアチェーン35が巻掛けられている。プーリー又はスプ ロケット軸31には駆動装置としてのモータ30が駆動連結されている。それに よってモータ30の作動によってプーリー又はスプロケット軸31、従って搬送 コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35が走行することができる。搬送コ ンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35の上部張設部、即ち、張り側が左方 から右方に走行するものとする。搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン 35の上部張設部、張り側と下部張設部、即ち、緩み側との間でかつ図1(a) の反転円盤16の右側の領域に反転後のペール缶等Cの搬送コンベアによる搬送 を確実にするために、マグネットレール36が配設されている。これによってペ ール缶等Cは、マグネットレール36の吸着力によって搬送コンベア35に吸着 されて搬送されることになる。上記のプーリーは歯付きプーリーで、コンベアベ ルトはタイミングベルトであることもできる。
【0019】 上記の構成により、ペール缶等Cは、搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチ ェーン35上を搬送されて来て、反転円盤16の軸12に突き当たり同時に反転 円盤16の強力磁石セグメント17に吸着されて反転円盤16と共に180°回 転して、ペール缶等Cを搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35上に 降ろす。こうしてペール缶等Cは180°回転される。その後ペール缶等Cは搬 送コンベア35によって図1(a)の右方に継送される。
【0020】 図2には、本考案によるペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転 装置の第2実施例が示されている。この際図1の実施例の場合と相違する点を中 心に説明し、同様な構成については図1の実施例の場合と同一の符号を付して簡 単に説明する。床面F上にアンカボルト1及びナット2を介して搬送コンベア用 支持フレーム3及び反転円盤用支持フレーム4が設置されている。反転円盤用支 持フレーム4上には、4つのガイド5が立設されており、このガイド5に対して 摺動可能にスリーブ5′が被嵌されており、スリーブ5′はそれぞれ支持プレー ト8に固定されている。4つのガイド5の中心にスクリュー7が配設され、スク リュー7は支持プレート8に対して回動可能に固定されている。スクリュー7は リニアモータ10によって回転駆動されることによって支持プレート8が昇降さ れ、支持プレート8に固定されているスリーブ5′がガイド5に沿って昇降され 、同時に支持プレート8上に固定されているピローブロック9が昇降されること により、ピローブロック9によって回転可能に支承された軸12′が昇降され、 従って軸受13を介して及びスリーブ14を介して軸12′に対して回転可能に 支持された反転円盤16がその軸線位置を上下方向に調整されることができる。 反転円盤16を回転可能に支承する軸12′は第1実施例における軸12に対し ては、軸12′が搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35上まで張り 出していない分短くなっている。反転円盤16の端面にはコンベアベルト材料1 8が貼設されており、その内方には、全中心角360°の半分(θ=180°) 又は半分以下の角度(θ<180°)に亘って強力磁石セグメント17が配置さ れている。それによってペール缶等が反転円盤16の強力磁石セグメント17に 吸着される際、ペール缶等の外面に傷がつくことが防止される。
【0021】 床面F上にアンカボルト1及びナット2を介して設置された搬送コンベア用 支持フレーム3上に固定して支持されたプレート21上に固定された横板22に それぞれ左右のブラケット23,24が固定されており、左右のブラケット23 ,24は操作側及び駆動側にそれぞれ一対設けられており、左右のブラケット2 3,24はそれぞれ3本に連結棒鋼25によって相互に剛固に連結されて搬送コ ンベア支持用構造体を構成しており、連結棒鋼25にはその全長に亘って数箇所 縦板26が固定されており、縦板26の上端には左右のブラケット23と24と に亘って手摺27が取り付けられている。それによって前後の手摺27の間に搬 送コンベア35の搬送空間が区画されている。
【0022】 操作側及び駆動側のブラケット23、23及び24,24に亘ってプーリー又 はスプロケット軸31,32が軸受を介して回転可能に支承されており、プーリ ー又はスプロケット軸31,32にはそれぞれ2つのプーリー又はスプロケット 33,34が固定されている。左右のプーリー又はスプロケット軸31,32の プーリー又はスプロケット32,33に亘って搬送コンベアベルト又は搬送コン ベアチェーン35が巻掛けられている。プーリー又はスプロケット軸31には駆 動装置としてのモータ30が駆動連結されている。それによってモータ30の作 動によってプーリー又はスプロケット軸31、従って搬送コンベアベルト又は搬 送コンベアチェーン35が走行することができる。搬送コンベアベルト又は搬送 コンベアチェーン35の上部張設部、即ち、張り側が左方から右方に走行するも のとする。搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35の上部張設部、張 り側と下部張設部、即ち、緩み側との間でかつ図1(a)の反転円盤16の右側 の領域に反転後のペール缶等Cの搬送コンベアによる搬送を確実にするために、 マグネットレール36が配設されている。上記のプーリーは歯付きプーリーで、 コンベアベルトはタイミングベルトであることもできる。
【0023】 それによってペール缶等Cは、搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン 35上を搬送されて来て、反転円盤16の強力磁石セグメント17に吸着されて 反転円盤16と共に90°回転して、ペール缶等Cを搬送コンベアベルト又は搬 送コンベアチェーン35上に降ろす。こうしてペール缶等Cは90°回転される 。図2(a)及び(b)によれば反転円盤16の軸12′の軸線の高さ位置は搬 送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン35の上部張設部と同一の高さに配 置されているが、軸12′の軸線の高さ位置は、必ずしも搬送コンベアベルト又 は搬送コンベアチェーン35の上部張設部と同一の高さに配置される必要はなく 、これに対して僅かに上下にずらせて配置されても同様な反転機能を果たすこと が分かっている。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、従来技術の欠点を回避し、ペール缶等の製造工程において搬 送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン上を搬送されて来るペール缶等を瞬 時に反転させて再び搬送コンベアベルト又は搬送コンベアチェーン上に下ろすこ とにより、反転のために特別な搬送時間ロスを生じることなしに反転後にペール 缶等の継送を可能にするペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装 置が創造された。鋼製の缶であれば円形横断面の缶でも四角形その他の多角形横 断面の缶に対しても本考案は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案によるペール缶、18リットル
缶、ドラム缶等の搬送・反転装置の第1実施例を示す図
であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図そし
て(c)はその側面図である。
【図2】図2は、本考案によるペール缶、18リットル
缶、ドラム缶等の搬送・反転装置の第2実施例を示す図
であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図そし
て(c)はその側面図である。
【符号の説明】 【符号の説明】
1 アンカボルト 2 ナット 3 搬送コンベア用支持フレーム 4 反転機用支持フレーム 5 ガイド 5′ スリーブ 7 反転機昇降用スクリュー 8 連結プレート 9 ピローブロック 10 リニアーモータ 11 反転円盤駆動モータ 12 反転円盤駆動軸 13 軸受 14 軸受ブラケット 15 軸スリーブ 16 反転円盤 17 強力磁石セグメント 18 コンベアベルト材料 21 連結プレート 22 横板 23 プーリー又はスプロケット軸用ブラケット 24 プーリー又はスプロケット軸用ブラケット 25 連結棒鋼 26 縦板 27 手摺 30 搬送コンベア駆動モータ 31 プーリー又はスプロケット軸 32 プーリー又はスプロケット軸 33 プーリー又はスプロケット 34 プーリー又はスプロケット 35 コンベヤベルト又はコンベアチェーン 36 マグネットレール

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペール缶等の搬送コンベア(35)の側
    方に、その軸線が搬送コンベアの上方かつ搬送コンベア
    上のペール缶等(C)の高さの半分又は半分以下の距離
    だけ離れた位置にあって、搬送コンベアの走行方向に対
    して略垂直に向きかつ搬送コンベア上に張り出した軸
    (12)を有する反転円盤(16)が、搬送コンベアの
    走行速度に相応する速度で回転可能に配設されており、
    反転円盤(16)の端面にはコンベアベルト材料(1
    8)が貼設され、その内方には全中心角(θ=360
    °)の略半分(θ=180°)又は半分以下(θ<18
    0°)の中心角に亘って強力磁石セグメント(17)が
    配置されており、それによって搬送コンベア(35)上
    を搬送されて来るペール缶等(C)が、搬送コンベア
    (35)の上方に張り出した軸(12)に突き当たると
    同時に反転円盤(16)の端面の強力磁石セグメント
    (17)によって吸着されて前記軸(12)の周りに反
    転円盤(16)と共に180°回転することにより回転
    前の状態からペール缶等(C)が180°反転して
    (C′)搬送コンベア(35)上に下ろされることを特
    徴とするペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送
    ・反転装置。
  2. 【請求項2】 ペール缶等の搬送コンベア(35)の側
    方に、その軸線が搬送コンベアの走行平面と略同一平面
    上又は搬送コンベアの走行平面に対して上下に僅かな距
    離をおいて位置しかつ搬送コンベアの走行方向に対して
    略垂直に向いた軸(12′)を有する反転円盤(16)
    が、搬送コンベアの走行速度に相応する速度で回転可能
    に配設されており、反転円盤(16)の端面にはコンベ
    アベルト材料(18)が貼設されており、その内方には
    全中心角(θ=360°)の略半分(θ=180°)又
    は半分以下(θ<180°)の中心角に亘って強力磁石
    セグメント(17)が配置されており、それによって搬
    送コンベア(35)上を搬送されて来るペール缶等
    (C′′)が反転円盤(16)の端面の強力磁石セグメ
    ント(17)によって吸着されて前記軸(12)の周り
    に反転円盤(16)と共に90°回転することにより回
    転前の状態から90°回転して(C′′′)搬送コンベ
    ア(35)上に下ろされることを特徴とするペール缶、
    18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転装置。
  3. 【請求項3】 搬送コンベア(35)が、ベルトコンベ
    ア(35)であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反
    転装置。
  4. 【請求項4】 搬送コンベア(35)が、チェーンコン
    ベア(35)であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・
    反転装置。
  5. 【請求項5】 ペール缶等がペール缶であることを特徴
    とする請求項1から4までのうちのいずれか1つに記載
    のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転
    装置。
  6. 【請求項6】 ペール缶等が18リットル角缶であるこ
    とを特徴とする請求項1から5までのうちのいずれか1
    つに記載のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬
    送・反転装置。
  7. 【請求項7】 ペール缶等がドラム缶であることを特徴
    とする請求項1から6までのうちのいずれか1つに記載
    のペール缶、18リットル缶、ドラム缶等の搬送・反転
    装置。
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