JP3081102B2 - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JP3081102B2
JP3081102B2 JP06064896A JP6489694A JP3081102B2 JP 3081102 B2 JP3081102 B2 JP 3081102B2 JP 06064896 A JP06064896 A JP 06064896A JP 6489694 A JP6489694 A JP 6489694A JP 3081102 B2 JP3081102 B2 JP 3081102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機を利用した
データベース検索などで利用される情報検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機とネットワークを利用
した情報流通システム、例えば電子メールや電子掲示版
やファイル転送が多く利用されるようになり、年々情報
の流通量が増加してきている。このような情報流通シス
テムでは、様々な情報が混在している場合が多く、所望
の情報を参照する場合には、表題や内容を確認しながら
情報を探す作業が必要になる。例えば、ファイル検索ツ
ールを用いて候補となる情報を取り出し、各々の情報の
表題や内容を参照し、要否の判断をする。情報の流通量
が少ない場合には、このような手作業による分類や探索
でも利用できるが、情報の流通量が多くなると情報を入
手するまでに多くの時間を要することとなる。一方、情
報の送り手側で情報を分類して送信することで、情報の
受け手側における分類や探索作業を軽減させる方法を採
用している場合もある。例えば多くの電子掲示版では、
予め設定された分野毎の格納場所に記事を格納してい
る。しかしこのような方法は、情報の受け手側の意図が
予め設定された分類体系に合致している場合にのみ効果
を発揮し、分類体系に合致しないと手作業による探索が
必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、情報検索
装置としては、半ば盲目的に配布される情報の中から利
用者の必要とする情報のみを選択的に収集し、収集した
情報を利用者に提供することが望まれているが、従来の
情報検索装置では、個々の利用者の要求にきめ細かく適
合させた情報提供が困難であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、個々の利用者の要求にきめ細かく対応することので
きる優れた情報検索装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の利用者の検索条件と結果の転送
先、個数、書式を保持し、配布される文書を文書メモリ
に保持し、一定の時間間隔で定期的に文書メモリ内の文
書を検索し、指定された書式で検索結果を蓄積し、蓄積
されている検索結果の個数が指定した個数を満たすと、
検索結果を指定の転送先に検索結果を前記最大数を上限
として転送するようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記構成により、利用者の希望する
文書情報を検索し、必要な個数の結果を利用者に送るこ
とができ、利用者の要求にきめ細かく対応することがで
きるという効果を有する。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例にお
ける情報検索装置の構成を示す図である。図1におい
て、101は利用者が処理要求を文字列の形式で入力
し、受付番号などを得るためのキーボードとディスプレ
イにより構成される端末、102は文書データを格納す
るランダムアクセス可能な文書メモリ、103は端末1
01からの処理要求文字列を解釈し、受付番号の発行と
受付番号の通知、動作条件の設定に関する命令の発行を
行なう要求受付部、104は要求受付部103で受理し
た動作条件、検索結果の個数、状態フラグを複数個記憶
する動作条件メモリ、105は一定の時間間隔で検索開
始命令を発行するタイマ、106はタイマ105からの
検索開始命令により起動され、文書検索と検索結果の格
納、結果の個数の検査、転送開始命令の発行を行なう検
索処理部、107は検索処理部106での検索結果を格
納する結果メモリ、108は検索処理部106からの転
送開始命令を受けて結果メモリ107に格納されている
検索結果を指定されたそれぞれの転送先に転送する結果
転送部(電子メール)である。
【0008】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず始めに要求受付部103が受理する処理要求の
形式を図2を用いて説明し、正規表現の形式を、BNF
(バッカス‐ナウア)記法により示した図3を用いて説
明する。図2および図3において、記号△は1文字以上
の空白文字であり、記号|は「または」の意を表し、記
号”に挟まれた文字または文字列は特殊な意味を持つこ
とを表している。
【0009】図2において、文字「*」は動作時刻の照
合の際のワイルドカード、文字列「or」はこの前後に
位置する項の論理和を指定する演算子、文字列「an
d」はこの前後に位置する項の論理積を指定する演算
子、文字「(」および文字「)」はこれらで挟まれた項
を一つの項とする記号、文字「!」はこの直後に位置す
る項の否定を表す演算子、文字「$」はフィールド番号
の前置記号、文字「/」は正規表現の開始と終端を表す
記号である。
【0010】図3において、文字「.」は任意の一文字
と照合することを表し、文字「*」はこの直前の正規表
現の0回以上の繰り返しと照合することを表し、文字
「+」はこの直前の正規表現の1回以上の繰り返しと照
合することを表し、文字「?」はこの直前の正規表現の
0回または1回の繰り返しと照合することを表し、文字
「|」はこの前後に位置する正規表現の選言を表し、文
字「[」および「]」はこれらで挟まれた文字列が文字
クラスであることを表し、文字「(」および文字「)」
はこれらで挟まれた正規表現が一つの正規表現であるこ
とを表し、文字「¥」はこの直後の文字が普通文字であ
ることを表し、文字「−」は文字クラスの範囲指定を表
している。
【0011】次に、要求受付部103の動作の流れを図
4を用いて説明する。処理要求が文字列の形式で入力さ
れるまで待ち(ステップ401)、文字列が入力される
と要求の解釈を行なう(ステップ402)。処理要求の
解釈では、要求の記述形式や動作条件の妥当性について
検査し(ステップ403)、不適切な場合にはその旨を
端末101のディスプレイに表示し(ステップ40
7)、新たな要求を待つ。処理要求が「設定」の場合
(ステップ404)、受付番号を割り当て(ステップ4
05)、動作条件を動作条件メモリ104に設定する命
令を発行する(ステップ406)。
【0012】次に動作条件メモリ104の動作について
説明する。動作条件メモリ104の機能は、検索条件と
検索結果の転送先、検索結果の個数、検索結果を表現す
る書式等で構成される動作条件および状態フラグの記憶
である。動作条件メモリ104は、固定長情報メモリと
可変長情報メモリにより構成されている。結果の最小数
と最大数、検索条件の格納場所、転送先の格納場所、結
果の書式指定の格納場所、検索結果の個数、状態フラグ
は固定長情報として扱うことができるので、受付番号毎
に1つの記憶ブロックに束ねて管理され、固定長情報メ
モリに格納される。処理要求が格納されている記憶ブロ
ックには、その旨を表すマークが当該状態フラグに記さ
れている。検索条件、転送先、結果の書式指定を表す文
字列は可変長情報メモリに格納される。
【0013】次に検索処理部106の動作について説明
する。検索処理部106はタイマ105からの検索開始
命令によって起動され、有限状態オートマトンのアルゴ
リズムにより文字列照合を行なう。タイマ105は一定
の時間間隔、例えば5分毎に検索開始命令を発行する。
有限状態オートマトンによる文字列照合は、正規表現で
与えられた文字列パターンの照合を効率良く行なうこと
が可能である。正規表現による文字列照合を利用する
と、例えば「国際なんとか学会」なる文字列パターンを
「国際.*学会」と記述し、「国際経済学会」や「国際
学会」などの文字列を検索することができる。したがっ
て利用者はあいまいな条件による正確な検索ができる。
有限状態オートマトンについては、文献(高橋恒介著
「テキスト検索プロセッサ」電子情報通信学会)に詳細
が記述されているので、ここでの説明は割愛する。検索
処理部106の動作の流れを図5に示す。
【0014】次に、検索開始命令がタイマ105から発
行されると(ステップ501)、文書メモリ102内に
新たに格納された未検索の文書があるか否かを調べる
(ステップ502)。新たな文書がない場合には、検索
開始命令を無視する。新たな文書がある場合には、動作
条件メモリ104へ検索条件を見に行き(ステップ50
3)、あればそれを取り出し(ステップ504)、状態
遷移表に変換した後、新たな文書を対象に検索処理を開
始し(ステップ505)、結果を結果メモリ107に蓄
積する(ステップ506)。検索条件がなく、検索結果
もない場合には(ステップ507)、検索開始命令を無
視する。
【0015】本実施例では検索精度を高めるために、構
造化された文字列を検索対象データとしている。すなわ
ち検索対象データは、レコードと呼ぶデータブロックの
列であり、さらにレコードは複数のフィールドと呼ぶ部
分に分割されている。検索処理はレコードを処理単位と
して行なわれ、検索条件で指定されたフィールドを照合
の範囲として文字列照合を行なう。このとき図2におけ
る関係式のようにフィールド毎に異なった正規表現によ
る照合文字列を適用し、フィールド毎の照合結果の論理
演算を行なうことができる。例えば、「第1フィールド
にabcが存在し、かつ第3フィールドにxyzが存在
するレコード」のような条件を「$1/abc/and
$3/xyz/」のような検索条件で表し、検索処理が
できる。
【0016】具体的な使用例として新聞記事データの検
索がある。新聞記事データは、見出し、本文、発行日、
分野、の4つのフィールドで構成されているものとす
る。このようなデータに対して「分野フィールドが『経
済』で、見出しフィールドに『野菜』がある記事」なる
検索条件を適用することができ、データの構造を意識し
ない単なる「『経済』AND『野菜』」という検索条件
よりも検索精度を高めることができる。
【0017】フィールドの決定は、予め定められた区切
り文字列によって隔てられた区間を発見することで行な
う。またフィールドに対する意味付けは、当該フィール
ドのレコードの先頭からの順位によって決定される。例
えば先の新聞記事データでは、フィールド区切り文字列
を半角空白文字とし、第1フィールドから順に「分
野」、「発行日」、「見出し」、「本文」を配置する、
と定義することができる。
【0018】検索処理部106は、文書メモリ102か
ら検索対象となるレコード(文書)の指定されたフィー
ルドのデータを1文字ずつ取り出し、任意一致による文
字列照合を行なう。検索条件で複数のフィールドに対す
る照合結果の間での論理演算が指定されている場合に
は、個々のフィールドに対する照合結果が検索条件を満
たす限りそれを検索処理部106内のメモリに一時保持
し、当該レコードの指定された全てのフィールドに対す
る照合が終了した時点で個々の照合結果の論理演算を行
って判定する。当該レコードが検索条件を満たしている
ならば、指定の書式、すなわち当該レコードの指定され
たフィールドのデータを、結果メモリ107の受付番号
に対応した領域に格納し、次のレコード(文書)に対す
る検索処理を開始する。検索対象である全てのレコード
(文書)に対する検索処理が終了すると、検索結果の個
数を動作条件メモリ104に加え、次の受付番号に対応
する検索条件を取り出して検索処理を繰り返す。
【0019】動作条件メモリ104に格納されている全
ての有効な検索条件による検索処理が終了すると、検索
対象となった文書情報に「検索済みマーク」を付け(ス
テップ508)、受付番号毎の結果の個数の累計を調べ
て転送可能な結果を探す(ステップ509)。結果の個
数が指定の個数(結果の最小数と最大数)を満たす場合
には、対応する状態フラグに「転送要求マーク」を付け
る(ステップ510)。全ての受付番号に対する結果の
個数の調査が終了すると、転送開始命令を結果転送部1
08に伝え(ステップ511)、次の検索開始命令を待
つ。
【0020】次に結果転送部108の動作について説明
する。結果転送部の処理の流れを図6に示す。検索処理
部106からの転送開始命令を受けると(ステップ60
1)、動作条件メモリ104の先頭から順に「転送要求
マーク」が付されている受付番号を探す(ステップ60
2)。「転送要求マーク」が付されている受付番号を発
見すると、結果転送先と結果の最大数を取り出し(ステ
ップ603、604)、結果メモリ107の内容を指定
の最大数を上限として転送する(ステップ605)。転
送が終了すると(ステップ602)、関連した動作条件
メモリ104の「転送要求マーク」と結果の個数、およ
び結果メモリ107内の結果データを消去する(ステッ
プ606)。以上の一連の処理を、全ての「転送要求マ
ーク」が付されている受付番号の結果データを転送し終
るまで継続する。
【0021】本実施例では、結果転送部として電子メー
ル送信装置を用いており、結果転送先が電子メールの宛
先であると解釈して、結果メモリ107の内容を電子メ
ールとして送信する。
【0022】以上のように、本実施例によれば、例え
ば、不定期に送られてくるニュース記事(流れる情報)
の中から、必要とする記事のみを自動的に収集し、電子
メールで入手することが可能になる。また、動作条件メ
モリ104に設定される検索結果の個数を最大数1とす
ることにより、リアルタイムで情報を転送することがで
きる。
【0023】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。本実施例は、図7に示すように、上記
第1の実施例の結果転送部108の代わりにファクシミ
リ送信装置701を用い、結果転送先をファクシミリ受
信装置の番号とすることにより、希望の地点に検索結果
をファクシミリで送信することができるようにしたもの
である。以下、第2の実施例で使用するファクシミリ送
信装置701の構成および動作について、図8を用いて
説明する。
【0024】図8において、801はファクシミリ送信
装置全体を制御する制御部、802は結果メモリ107
内の結果データをイメージデータに展開するイメージ展
開部、803はイメージ展開部802からのイメージデ
ータと動作条件メモリ104から得られる結果転送先を
受付番号と関連付けて保存し、受付番号を指定すること
でそれぞれのデータの取り出しと削除を行なうイメージ
メモリ、804はイメージメモリ803から受付番号に
対応したイメージデータと結果転送先を取り出し、指定
された転送先に送出する送出部である。805は検索処
理部106からの転送開始命令、806は動作条件メモ
リ104から得られる結果転送先と最大数、807は結
果メモリ107から得られる結果データ、808は通信
回線である。
【0025】転送開始命令805を受けると、制御部8
01はイメージ展開部802を起動する。イメージ展開
部802は、最大数806を上限として結果データ80
7をイメージに展開し、受付番号と関連つけてイメージ
メモリ803に格納する。格納が終了すると、イメージ
展開部802はその旨を制御部801に伝える。制御部
801は、展開の終了を受けて、動作条件メモリ104
から受付番号に対応した結果転送先806を得、先のイ
メージデータと関連付けてイメージメモリ803に格納
する。次に制御部801は、送出部804を起動し、送
出部804は、受付番号に対応した結果転送先をイメー
ジメモリ803から得、通信回線808上に通信路を確
立し、受付番号に対応したイメージデータを送出する。
【0026】(実施例3)図9に示す本発明の第3の実
施例は、第1の実施例における結果転送部108の代わ
りに複数の印刷装置の中の指定された印刷装置に文字デ
ータを印刷できる印刷制御装置901を用い、結果転送
先を印刷装置指定番号とすることにより、指定した印刷
装置に検索結果を印刷することができるようにしたもの
である。印刷制御装置901には、各々の印刷装置毎に
先入れ先出し型のバッファメモリが備えられており、印
刷制御装置901は、転送開始命令を受けると、印刷す
べき結果データを結果メモリ107から最大数を上限と
して取り出し、指定された印刷装置のバッファメモリに
格納する。
【0027】(実施例4)図10に示す本発明の第4の
実施例は、第1の実施例における端末101と要求受付
部103との間に、通信回線1003を介してデータの
授受を行なうモデム1001および1002を置くこと
で、遠隔地から通信回線1003を介して処理要求を入
力することができるようにしたものである。したがっ
て、遠隔地から処理要求を設定し、収集した文書を電子
メールで受け取ることができる。
【0028】(実施例5)図11に示す本発明の第5の
実施例は、第1の実施例における端末101の代わりに
電子メール送受信装置1101を用いることで、遠隔地
から電子メールを用いて処理要求を入力することがで
き、且つ収集した文書を電子メールで受け取ることがで
きるようにしたものである。本実施例の電子メール送受
信装置1101の受信部は、自らが参照できるメモリに
自分宛の電子メールである文字列データがあると、その
文字列データから処理要求を表す文字列を取り出し、要
求受付部103に入力する。要求受付部103から返さ
れる受付番号やエラー通知などは、電子メール送受信装
置1101の送信部によって差出人に返される。
【0029】(実施例6)図12に示す本発明の第6の
実施例は、第1の実施例における端末101の代わりに
ファクシミリ受信装置1201と文字認識装置1202
を用いることで、遠隔地から処理要求をファクシミリで
入力し、収集した文書を電子メールで受け取ることがで
きるようにしたものである。ファクシミリ受信装置12
01は、受信したイメージを内部のビットマップメモリ
に格納し、文字認識装置1202を起動する。文字認識
装置1022は、ビットマップメモリ上のイメージデー
タから認識処理によって文字コードを生成し、要求受付
部103に入力する。要求受付部103から返される受
付番号やエラー通知などは、ファクシミリの発信元に返
すことなく破棄される。
【0030】(実施例7)図13に示す本発明の第7の
実施例は第1の実施例における端末101の代わりに音
声認識応答装置1301を用いることで、電話、無線装
置などを介して遠隔地から処理要求を音声で入力し、収
集した文書を電子メールで受け取ることができるように
したものである。以下、音声認識応答装置1301の構
成および動作を図14を用いて説明する。
【0031】図14において、1401は音声認識応答
装置1301の全体を制御する制御部、1402は音声
認識部、1403は音声認識部1402から得られる認
識結果などの文字列を格納するワークメモリ、1404
は文字列から音声を発生させる音声発生部、1405は
共通して利用される複数の応答文を文字列の形式で格納
する基本応答文メモリ、1406はワークメモリ140
3に格納されている処理要求である文字列を整形して要
求受付部103に送り、さらに要求受付部103から返
される受付番号などを文字列の形式でワークメモリ14
03に格納する要求操作部、1407は入力音声、14
08は出力音声である。
【0032】入力音声待ちの状態の音声認識部1402
に音声1407が入力されると、認識応答状態に状態が
変化する。認識応答状態になると、制御部1401は処
理種別の入力を促す応答文の指定を伴った音声発生命令
を音声発生部1404に送る。応答文の指定は、音声に
したい文字列のワークメモリ1403または基本応答文
メモリ1405内での先頭アドレスを音声にしたい順序
に並べることで指定する。音声発生部1404は、音声
発生命令を受けると、指定された音声にしたい文字列を
ワークメモリ1403または基本応答文メモリ1405
から取り出しながら出力音声1408を発生させた後、
音声発生終了通知を制御部1401に送り、次の命令を
待つ。制御部1401は、音声発生終了通知を受ける
と、音声認識部1402に認識開始命令を送る。音声認
識部1402は、認識開始命令を受けると、入力音声1
407を認識処理し、結果を文字列にしてワークメモリ
1403に格納し、全ての入力音声1407の認識が終
了すると、認識結果文字列の先頭アドレスと共に認識終
了通知を制御部1401に送る。制御部1401は、認
識終了通知を受けると、認識結果の確認のための応答を
発生させるための応答文の指定を伴った音声発生命令を
音声発生部1404に送る。制御部1401は、音声発
生終了通知を受けると、確認応答を認識するための認識
命令を音声認識部1402に送り、認識結果文字列が
「はい」であれば次の入力を促す応答音声を発生させ
る。また認識結果文字列が「いいえ」であれば、再度処
理種別の入力処理を実行する。処理種別が「設定」であ
る場合、検索条件、結果転送先、結果の最小数、結果の
最大数、書式の入力と確認を順に行ない、全ての入力が
終了すると、処理種別、検索条件、結果転送先、結果の
最小数、結果の最大数、書式を表すそれぞれの文字列の
先頭アドレスを伴った要求開始命令を要求操作部140
6に送る。要求操作部1406は、要求開始命令を受け
ると、各文字列の先頭アドレスを用いて要求受付部10
3が受理する処理要求文字列を生成し、要求受付部10
3に送る。また要求受付部103から返される受付番号
などの文字列をワークメモリ1403に格納し、その先
頭アドレスを伴った要求終了通知を制御部1401に送
る。制御部1401は、要求終了通知を受けると、要求
受付部103から返された文字列を音声で出力するよう
音声発生部1404に命令を送り、音声発生終了通知を
受けると、音声認識部1402を入力音声待ち状態にす
る。
【0033】(実施例8)図10に示した第4の実施例
において、結果転送部108の代わりに第2の実施例に
おけるファクシミリ送信装置1201を用いることで、
遠隔地から通信回線1502を介して処理要求を入力
し、収集した文書をファクシミリで受けとることができ
る。
【0034】(実施例9)また第4の実施例において、
結果転送部108の代わりに第3の実施例における印刷
制御装置1301を用いることで、遠隔地から通信回線
1502を介して処理要求を入力し、収集した文書を指
定した印刷装置に印刷することができる。
【0035】(実施例10)図11に示した第5の実施
例において、結果転送部108の代わりに第2の実施例
におけるファクシミリ送信装置1201を用いること
で、電子メールによって処理要求を入力し、収集した文
書をファクシミリで受けとることができる。
【0036】(実施例11)また第5の実施例におい
て、結果転送部108の代わりに第3の実施例における
印刷制御装置1301を用いることで、電子メールによ
って処理要求を入力し、収集した文書を指定した印刷装
置に印刷することができる。
【0037】(実施例12)図12に示した第6の実施
例において、結果転送部108の代わりに第2の実施例
におけるファクシミリ送信装置1201を用いること
で、ファクシミリによって処理要求を入力し、収集した
文書をファクシミリで受けとることができる。
【0038】(実施例13)また第6の実施例におい
て、結果転送部108の代わりに第3の実施例における
印刷制御装置1301を用いることで、ファクシミリに
よって処理要求を入力し、収集した文書を指定した印刷
装置に印刷することができる。
【0039】(実施例14)図13に示した第7の実施
例において、結果転送部108の代わりに第2の実施例
におけるファクシミリ送信装置1201を用いること
で、音声によって処理要求を入力し、収集した文書をフ
ァクシミリで受けとることができる。
【0040】(実施例15)また第7の実施例におい
て、結果転送部108の代わりに第3の実施例における
印刷制御装置1301を用いることで、音声によって処
理要求を入力し、収集した文書を指定した印刷装置に印
刷することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の利用者の
検索条件と結果の転送先、個数、書式を保持し、配布さ
れる文書を文書メモリに保持し、一定の時間間隔で定期
的に文書メモリ内の文書を検索し、指定された書式で検
索結果を蓄積し、蓄積されている検索結果の個数が指定
した個数を満たすと、検索結果を指定の転送先に転送す
るようにしたので、半ば盲目的に配布される情報の中か
ら利用者の必要とする情報のみを選択的に収集し、収集
した情報を利用者に送ることが可能となり、個々の利用
者(情報の受け手)側の要求にきめ細かく適合させた情
報提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報検索装置の
構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例における要求受付部が受理する処
理要求の記述形式を示す一覧図
【図3】第1の実施例における要求受付部が受理する正
規表現の記述形式を示す一覧図
【図4】第1の実施例における要求受付部の動作を示す
フロー図
【図5】第1の実施例における検索処理部の動作を示す
フロー図
【図6】第1の実施例における結果転送部の動作を示す
フロー図
【図7】本発明の第2の実施例における情報検索装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の第2の実施例におけるファクシミリ送
信装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第3の実施例における情報検索装置の
構成を示すブロック図
【図10】本発明の第4の実施例における情報検索装置
の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第5の実施例における情報検索装置
の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第6の実施例における情報検索装置
の構成を示すブロック図
【図13】本発明の第7の実施例における情報検索装置
の構成を示すブロック図
【図14】本発明の第7の実施例における音声認識応答
装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 端末 102 文書メモリ 103 要求受付部 104 動作条件メモリ 105 タイマ 106 検索処理部 107 結果メモリ 108 結果転送部 701 ファクシミリ送信装置 801 ファクシミリ送信装置の制御部 802 イメージ展開部 803 イメージメモリ 804 送出部 805 転送開始命令 806 結果転送先と最大数 807 結果データ 808 通信回線 901 印刷制御装置 1001、1002 モデム 1003 通信回線 1101 電子メール送受信装置 1201 ファクシミリ受信装置 1202 文字認識装置 1301 音声認識応答装置 1401 音声認識応答装置の制御部 1402 音声認識部 1403 ワークメモリ 1404 音声発生部 1405 基本応答文メモリ 1406 要求操作部 1407 入力音声 1408 出力音声
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−73756(JP,A) 特開 平5−94481(JP,A) 特開 平5−227204(JP,A) 特開 平6−83870(JP,A) 特開 平5−136930(JP,A) 特開 昭63−73755(JP,A) 特開 平2−3866(JP,A) 特開 平5−128161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 H04L 12/54 H04L 12/58 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理要求を文字列の形式で入力する端末
    と、文書データを格納するランダムアクセス可能な文書
    メモリと、検索結果を格納する結果メモリと、文字列形
    式の処理要求を解釈し、受付番号の発行と受付番号の通
    知、動作条件の設定に関する命令を発行する要求受付部
    と、受付番号と検索条件、検索結果の転送先、検索結果
    の個数、検索結果の書式を含む動作条件を格納する動作
    条件メモリと、一定の時間間隔で検索開始命令を発行す
    るタイマと、前記タイマからの検索開始命令によって前
    記動作条件メモリから検索条件を取り出し、検索条件を
    満たす文書に関する情報を前記文書メモリから検索し、
    結果を所定の書式で前記結果メモリに格納し、前記動作
    条件メモリ内の全ての検索条件による検索処理が終了し
    た後、各々の検索結果の累計を調べ、指定の個数を満た
    す結果があると、それらの転送開始命令を発行する検索
    処理部と、前記検索処理部からの転送開始命令を受けて
    前記動作条件メモリから結果転送先と結果の最大数を取
    り出し、前記結果メモリ内の結果を指定された転送先に
    前記最大数を上限として転送する結果転送部とを備えた
    情報検索装置。
  2. 【請求項2】 前記結果転送部に代えて、前記転送開始
    命令を受けて動作条件メモリから結果転送先と結果の最
    大数を取り出し、前記結果メモリ内の結果を指定された
    転送先に前記最大数を上限としてファクシミリで転送す
    るファクシミリ送信装置とした請求項1記載の情報検索
    装置。
  3. 【請求項3】 前記結果転送部に代えて、前記転送開始
    命令を受けて動作条件メモリから結果転送先と結果の最
    大数を取り出し、前記結果メモリ内の結果を指定された
    印刷装置に前記最大数を上限として印刷する印刷制御装
    置とした請求項1記載の情報検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の端末と要求受付部との間
    に、通信回線を介してデータの授受を行なうモデムを配
    置した請求項1から3のいずれかに記載の情報検索装
    置。
  5. 【請求項5】 前記端末に代えて、処理要求を文字列で
    構成される電子メールの形式で受け付けて前記要求受付
    部に入力し、前記要求受付部からの受付番号やエラー情
    報などを文字列で構成される電子メールの形式で利用者
    に返す電子メール送受信装置とした請求項1から3のい
    ずれかに記載の情報検索装置。
  6. 【請求項6】 前記端末に代えて、処理要求をファクシ
    ミリで受信し、イメージ情報を内部のメモリに記憶する
    ファクシミリ受信装置と、前記ファクシミリ受信装置か
    らの命令に基づいて、前記ファクシミリ受信装置内のメ
    モリ上のイメージデータから文字認識により処理要求を
    表す文字列を生成して要求受付部に入力する文字認識装
    置とした請求項1から3のいずれかに記載の情報検索装
    置。
  7. 【請求項7】 前記端末に代えて、処理要求を音声で受
    付、音声認識結果の文字列から処理要求を表す文字列を
    生成して要求受付部に入力し、前記要求受付部から返さ
    れる文字列を音声に変換して出力する音声認識応答装置
    とした請求項1から3のいずれかに記載の情報検索装
    置。
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