JP3080513U - 配管支持バンド - Google Patents

配管支持バンド

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JP3080513U
JP3080513U JP2001001512U JP2001001512U JP3080513U JP 3080513 U JP3080513 U JP 3080513U JP 2001001512 U JP2001001512 U JP 2001001512U JP 2001001512 U JP2001001512 U JP 2001001512U JP 3080513 U JP3080513 U JP 3080513U
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steel strip
support band
divided
split
bolt
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JP2001001512U
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勝之 落
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神戸樹脂工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セメント被覆合成樹脂管を壁面等に固定する
のに用いる支持バンドの寸法を使用する管の径に合わせ
て調節する。 【解決手段】 一端で互いに蝶番結合3がなされ他端に
それぞれ固定部材6への取付部4、5が形成されている
鋼帯1、2の一方の鋼帯1を分断し、一方の分断鋼帯に
ボルト13を植立し、他方の分断鋼帯にボルト13が移
動できる幅のスリットを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、合成樹脂管やセメント被覆合成樹脂管などの配管を壁面に支持させ る際に使用する器具に関するものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
排水管などの配管を建築物の壁面などに固定するために、鋼製の支持バンドが 用いられている。この支持バンドは半円弧形をなす1対の鋼帯の一端を互いに蝶 番結合し、他端に壁面に取付けられている固定部材への結合部を設けたものであ る。配管に合成樹脂管を用いる場合は、その外径が規格化されているので上記支 持バンドの長さが一定しているが、セメント被覆合成樹脂管はその外径がメーカ ーによって若干異なっているために、一定長の支持バンドでは使用できない場合 がある。本考案は何れのメーカーの管にも使用できる配管バンドを得ようとする ものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案の配管支持バンドは、半円形に折曲げられた1対の鋼帯を、その一端で 互いに開閉可能に結合し、他端に壁面等に設けた固定部材に対する取付部を設け たものであり、その一方の鋼帯には長さ調節部が設けられている。従ってこの調 節部で鋼帯の長さを調節することによって、支持バンドを何れのメーカーの管に も使用することが可能になる。
【0004】
【考案の実施の形態】
図1において、1及び2は半円形に折曲げられた鋼帯で、その各一端は蝶番部 3で互いに結合され、その各他端は法線方向に折曲されて結合部4及び5となさ れている。壁面等に固定されている固定部材6を結合部4、5間に挟んでボルト 7及びナット8を緊締することにより、鋼帯1及び2によって配管を緊縛し、か つ固定部材6に固定することができる。
【0005】 鋼帯1は中途で分断されてその間に調節部9が設けられている。図2に示すよ うに、調節部9では、鋼帯1は1aと1bとに分断され、分断鋼帯1aの端部の 外側面にはその中心線に沿い隆条10が設けられ、分断鋼帯1bの端部の外側面 にはその中心線に沿い隆条11が設けられていて、隆条10は隆条11の背面の 凹溝11aに嵌合している。隆条10に穿設した孔12にはボルト13が挿通さ れ、ボルト13の頭部13aは隆条10の背面の凹溝10a内に位置している。 隆条11の頂部にはスリット14が穿設され、ボルト13はスリット14を貫通 し、これにナット15が施されている。分断鋼帯1bのスリット14の脇には寸 法目盛16が設けられている。
【0006】 上述の器具は、先ず目盛16を参照し、使用される配管の径に該当する位置に ボルト13が来るように分断鋼帯1aと1bの重なりを調節してナット16を緊 締することにより、図1に示すようにボルト7及びナット8により鋼帯1及び2 を閉環状態にし、かつ固定部材6に結合した際に、鋼帯1及び2の長さを使用さ れる配管の径に適合させることができる。なお、使用される配管の径が不明な場 合は、鋼帯1及び2を配管に巻付けてその長さを調節しながらボルト13の位置 を調節した後に、図1に示すように固定部材6に結合する。
【0007】 図3は本考案の別の実施例を示し、鋼帯1の中途に設けた調節部9では、分断 鋼帯1aの先端部分には、切起こされた舌片17と溶接等によって固定された螺 桿18とが設けられ、相手方の分断鋼帯1bには舌片17及び螺桿18を挿通で きる幅の長孔19が穿設されている。そして、舌片17及び螺桿18を共に長孔 19内に位置させた状態で鋼帯1の長さを調節して螺桿18のナット20を緊締 する。なお、舌片17は、ナット20を緊締する際に分断鋼帯1aと1bとが互 いに回転するのを防ぐためのものである。
【0008】 図4は本考案の更に別の実施例を示し、調節部9では、分断鋼帯1aの先端に は切起こされた舌片21が設けられ、分断鋼帯1bの先端付近には長孔22と、 長孔22の端部から切起こされた舌片23とが設けられている。分断鋼帯1aと 1bとは、舌片21が長孔22を貫通する状態で重ねられ、双方の舌片21、2 3間にボルト24が挿通される。ここでボルト24に螺合したナット25を緊締 すれば、分断鋼帯1aと1bとの重なりが深くなって、鋼帯1の長さが短縮され 、逆にナット25を緩めれば鋼帯1の長さが伸びるので、配管の太さに応じて鋼 帯1の長さを調節することができる。
【0009】 なお、上述の実施例では1対の鋼帯を蝶番結合しているが、一方の鋼帯端にフ ックを設け、他方の鋼帯端にこのフックに係合するフック、孔等を設けて結合し てもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかなように、本考案による配管支持バンドは、その長 さを配管の径の不同に対応して調節できるので、配管の径ごとに異なる寸法のバ ンドを用意する必要を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面図である。
【図2】図1における調節部9を示し、(a)は拡大正
面図、(b)は拡大平面図、(c)は(a)におけるC
−C線に沿う部分を分解して示す更に拡大した断面図で
ある。
【図3】図1における調節部9の別の実施例を示し、
(a)は結合前の状態の正面図、(b)は結合後の状態
の断面図である。
【図4】図1における調節部9の更に別の実施例を示
し、(a)は結合前の状態の正面図、(b)は結合後の
状態の断面図である。
【符号の説明】
1、2 鋼帯 1a、1b 分断鋼帯 3 蝶番 4、5 結合部 6 固定部材 7、8 ボルト、ナット 9 調節部 10、11 隆条 13 ボルト 14 スリット 15 ナット 17 舌片 18 ボルト 19 長孔 21 舌片 22 長孔 23 舌片 24、25 ボルト、ナット

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半円弧形に屈曲されその一端で互いに開
    閉可能に結合されその他端に上記半円弧の法線方向に折
    曲された固定部材への取付部を有する1対の鋼帯よりな
    り、その一方の鋼帯に長さ調節部を設けたことを特徴と
    する配管支持バンド。
  2. 【請求項2】 上記開閉可能な結合は蝶番結合であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の配管支持バンド。
  3. 【請求項3】 上記長さ調節部は、上記鋼帯を分断して
    その第1の分断鋼帯に形成した鋼帯の長さ方向の長孔
    と、第2の分断鋼帯に植立した上記長孔に挿通し得るボ
    ルトとよりなること特徴とする請求項1記載の配管支持
    バンド。
  4. 【請求項4】 上記長孔は第1の分断鋼帯の外側面に形
    成した隆条の頂部に穿設され、第2の分断鋼帯の外側面
    に形成し第1の分断鋼帯の隆条の背面の凹溝に合致する
    形状を有する突部の頂上に上記ボルトが植立されている
    ことを特徴とする請求項3記載の配管支持バンド。
  5. 【請求項5】 上記ボルトの頭部は第2の分断鋼帯の上
    記突部の背面に存在する凹所内に位置することを特徴と
    する請求項4記載の配管支持バンド。
  6. 【請求項6】 第2の分断鋼帯の外側面に形成した突部
    は第1の分断鋼帯に形成した上記隆条の背面の凹溝に合
    致する形状の隆条であることを特徴とする請求項3記載
    の配管支持バンド。
  7. 【請求項7】 第2の分断鋼帯には、上記ボルトの他
    に、第1の分断鋼帯の長孔に挿通される突起物が植立さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の配管支持バン
    ド。
  8. 【請求項8】 上記長さ調節部は、上記鋼帯を分断して
    その第1の分断鋼帯に形成した鋼帯の長さ方向の長孔
    と、この長孔から切起こした第1の舌片と、上記分断さ
    れた第2の分断鋼帯の端部から切起こし上記長孔を貫通
    している第2の舌片と、第1及び第2の舌片を同時に貫
    通し両舌片を互いに接近する方向に締付けているボルト
    及びナットとよりなることを特徴とする請求項1記載の
    配管支持バンド。
  9. 【請求項9】 上記開閉可能な結合は、上記鋼帯の一方
    の端部に形成されたフック部と、上記鋼帯の他方の端部
    に形成された上記フック部に対する係合部とよりなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の配管支持バンド。
JP2001001512U 2001-03-22 2001-03-22 配管支持バンド Expired - Lifetime JP3080513U (ja)

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