JP3080302B2 - 地中接合型シールド掘進機及びその地中接合方法 - Google Patents

地中接合型シールド掘進機及びその地中接合方法

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JP3080302B2
JP3080302B2 JP09205452A JP20545297A JP3080302B2 JP 3080302 B2 JP3080302 B2 JP 3080302B2 JP 09205452 A JP09205452 A JP 09205452A JP 20545297 A JP20545297 A JP 20545297A JP 3080302 B2 JP3080302 B2 JP 3080302B2
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shield excavator
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光雄 清水
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は地中接合型シール
ド掘進機及びその地中接合方法に関し、特に第1のシー
ルド掘進機の側面部に第2のシールド掘進機の前端部を
直交状に接合する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、上下水道用トンネルや共同溝等
を、シールド掘進機を適用したシールド工法により直交
状に構築する場合、その直交部にシールド掘進機を搬出
入する立坑を設け、この立坑を利用して2つのトンネル
を直交状に接合するのが一般的な工法である。ところ
で、都市部の地下に形成するトンネルの場合、地上地下
ともに構造物が輻輳しているため立坑を形成できないこ
とが多い。そこで、シールド掘進機を既設のトンネルの
側面部に向かって掘進させ、シールド掘進機の前端部を
既設トンネルの側面部に接合し、トンネルを直交状に構
築する工法も実用化されている(特開平2−12049
7号公報参照)。
【0003】前記特開平2−120497号公報の地中
トンネル接合工法において、シールド掘進機は、胴部材
に摺動自在に外嵌され前端面が既設トンネルの外側から
その坑壁の側面部に当接可能な保護筒と、保護筒を押出
し駆動する複数の油圧ジャッキを有する。シールド掘進
機の掘進中、地山を掘削するカッターディスクの後方に
保護筒を待機させ、カッターディスクが既設トンネルの
坑壁の側面部に接近したときに掘進を停止させ、油圧ジ
ャッキで保護筒を押出し駆動しその前端面を坑壁の外面
に当接させる。
【0004】次に、トンネルの接合部の周辺の地山を地
盤硬化剤の注入により地盤改良し、前記地山から保護筒
内に、地盤の崩壊や陥没等が起こったり、地下水や土砂
が侵入しないようにした後、作業者がチャンバーからそ
の前側の保護筒内へ出て、保護筒内において既設トンネ
ルまでの残りの土砂を掘削し、スクリューコンベアまで
搬送して取除くとともに、既設トンネルの坑壁の側面部
(セグメント)をガス溶断等で切断して開口を形成し、
直交する2つのトンネルを接合する。
【0005】他方、立坑の構築場所の制約に加え、工事
期間の制約があったり、1台のシールド掘進機により掘
進できる距離にも限界があることから、立坑と立坑の間
を2台のシールド掘進機により分担して相接近する方向
へ掘進し、2台のシールド掘進機の前端同士を地中で接
合する技術が実用化されている(特開平4−55594
号公報参照)。しかし、シールド掘進機の構造上、2台
のシールド掘進機を地中で直交状に接合する技術は未だ
提案されておらず実用に供されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前記特開平2−12
0497号公報の地中トンネル接合工法では、シールド
掘進機に、保護筒と、保護筒を押出し駆動する複数の油
圧ジャッキを設けなければならないため、シールド掘進
機の構造が複雑になり製作コストも高価になる。しか
も、トンネルの接合部の周辺の地山を地盤改良するた
め、その地盤改良工事に多大の費用と時間が必要であ
る。更に、作業者が保護筒内の残りの土砂を取除き、ト
ンネルの坑壁の側面部(セグメント)をガス溶断等で切
断して開口を形成しなければならないため、危険性が高
く作業負荷も大きいという問題がある。
【0007】本発明の目的は、経済性及び安全性に優
れ、作業負荷が軽減され、工期を短縮できる地中接合型
シールド掘進機及びその地中接合方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1の地中接合型
シールド掘進機は、第1,第2シールド掘進機を備え、
第1シールド掘進機の側面部に第2シールド掘進機の前
端部を地中で直交状に接合するようにした地中接合型シ
ールド掘進機であって、前記第1シールド掘進機の胴部
材の一部分に、第2シールド掘進機を貫入させる為にそ
のカッターディスクで掘削可能なコンクリート材料製の
封鎖部を設け、前記封鎖部に直列状に貫通させた複数組
のシールドジャッキ及び管状部材を介して掘進推力を伝
達可能に構成し、地中接合に際しては、前記封鎖部を第
2シールド掘進機のカッターディスクで掘削して開口を
形成しつつ、その開口から第2シールド掘進機の胴部材
の前端部を第1シールド掘進機内へ貫入させて接合する
ように構成したものである。
【0009】前記封鎖部は、第2シールド掘進機のカッ
ターディスクで掘削可能であり、地山からの土水圧に耐
え得る強度を有する、例えば、炭素繊維或いはグラスフ
ァイバー混入の無筋のコンクリート材料(通称ノムスト
材料という)で構成される。第2シールド掘進機の胴部
材の前端部を第1シールド掘進機内へ貫入させる為に、
第1シールド掘進機は第2シールド掘進機より大径に構
成するのが望ましい。更に、第1,第2シールド掘進機
をそれらの軸心の高さ位置を揃えて接合するのが望まし
いが、第1,第2シールド掘進機の頂部又は底部を揃え
た状態にして接合することも可能である。
【0010】第1シールド掘進機を、第2シールド掘進
機と接合可能な接合位置に停止させた後、第2シールド
掘進機を第1シールド掘進機の封鎖部に向かって直交状
に掘進させ、そのカッターディスクで封鎖部を掘削して
開口を形成しつつ、その開口から第2シールド掘進機の
胴部材の前端部を第1シールド掘進機内へ貫入させて接
合する。第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第1シ
ールド掘進機内へ貫入させるため、作業者がシールド掘
進機の外部へ出て作業する必要がなくなり、また、前記
開口から第1シールド掘進機内への水の流入を防止する
止水対策を容易に講じることが可能になり、第1,第2
シールド掘進機の接合部の周辺の地山を地盤改良する必
要がなくなる。
【0011】請求項2の地中接合型シールド掘進機は、
請求項1の発明において、前記第1シールド掘進機は第
2シールド掘進機より大径に構成されたことを特徴とす
るものである。それ故、第2シールド掘進機の胴部材の
前端部を第1シールド掘進機内へ確実に貫入することが
できる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0012】請求項3の地中接合型シールド掘進機は、
請求項2の発明において、前記第1シールド掘進機と第
2シールド掘進機を接合する際に、前記封鎖部の内側部
分を封止する封止部であって第2シールド掘進機のディ
スクカッターで掘削可能な封止部を第1シールド掘進機
に設けたことを特徴とするものである。第2シールド掘
進機のカッターディスクにより、第1シールド掘進機の
封鎖部を掘削し貫通した後封止部の途中部を掘削してい
る際に、第2シールド掘進機の胴部材の前端部が第1シ
ールド掘進機内へ貫入する。それ故、掘削されずに残っ
た封止部により封鎖部に形成された開口から第1シール
ド掘進機内への水の流入を確実に防止することができ
る。その他請求項2と同様の作用を奏する。
【0013】請求項4の地中接合型シールド掘進機は、
請求項3の発明において、前記封止部は、前記封鎖部の
内面側を密閉するケーシング内に充填して固化された充
填材で構成されたことを特徴とするものである。それ
故、第1シールド掘進機と第2シールド掘進機を接合す
る際に、封鎖部の内側部分を封止する封止部を簡単に設
けることができる。前記ケーシングを複数の支持部材等
を介して封鎖部と対向する胴部材の内面部で支持し、第
2シールド掘進機で第1シールド掘進機の封鎖部を掘削
する際の荷重を支持できるようにするのが望ましい。そ
の他請求項3と同様の作用を奏する。
【0014】請求項5の地中接合型シールド掘進機は、
請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記第2シ
ールド掘進機の胴部材の前端部分の外周部に、前記封鎖
部に形成された開口から第1シールド掘進機内への水の
流入を防止する為の止水手段を設けたことを特徴とする
ものである。第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第
1シールド掘進機の内部へ貫入させた後、止水手段によ
り前記開口から第1シールド掘進機内への水の流入を防
止し、ケーシングと封止部を解体し取除くことができ
る。その他請求項1〜4の何れか1項と同様の作用を奏
する。
【0015】請求項6の地中接合型シールド掘進機の地
中接合方法は、第1シールド掘進機の側面部に第2シー
ルド掘進機の前端部を地中で直交状に接合する地中接合
型シールド掘進機の接合方法であって、前記第1シール
ド掘進機の側面部に第2シールド掘進機を貫入させる為
に第2シールド掘進機で掘削可能なコンクリート材料製
の封鎖部を予め形成するとともに、封鎖部に直列状に貫
通させた複数組のシールドジャッキ及び管状部材を介し
て掘進推力を伝達可能に予め構成し、地中接合に際して
は、前記第2シールド掘進機で封鎖部を掘削し、第2シ
ールド掘進機の前端部を第1シールド掘進機の胴部材内
へ突入させて第1,第2シールド掘進機を地中接合する
方法である。
【0016】第1シールド掘進機の側面部に第2シール
ド掘進機を貫入させる為に第2シールド掘進機で掘削可
能なコンクリート材料製の封鎖部を予め形成し、この封
鎖部を第2シールド掘進機で封鎖部を掘削して、第2シ
ールド掘進機の前端部を第1シールド掘進機の胴部材内
へ突入させて、第1,第2シールド掘進機を地中接合す
ることができる。第2シールド掘進機の胴部材の前端部
を第1シールド掘進機内へ貫入させるため、作業者がシ
ールド掘進機の外部へ出て作業する必要がなくなり、ま
た、前記開口から第1シールド掘進機内への水の流入を
防止する止水対策を容易に講じることが可能になるた
め、第1,第2シールド掘進機の接合部の周辺の地山を
地盤改良する必要がなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。この地中接合型シールド掘
進機は、第1シールド掘進機と、この第1シールド掘進
機よりも小径の第2シールド掘進機とで構成されてい
る。最初に、第1シールド掘進機1Aについて説明する
が、第1シールド掘進機1Aについてはその掘進方向を
前方とし、その前方に向かって左右を左右として説明す
る。
【0018】図1〜図3に示すように、第1シールド掘
進機1Aは、円筒状の胴部材2と、胴部材2の前端部に
回転自在に支持され胴部材2と略径のカッターディスク
3と、カッターディスク3を回転駆動する複数(例えば
6つの)のカッター駆動油圧モータ4と、胴部材2とと
もにカッターディスク3を前進させる複数(例えば18
つ)のシールドジャッキ5と、カッターディスク3で掘
削されたチャンバー34内の掘削土を後方へ搬送するス
クリューコンベア6を含む排土設備と、掘削したトンネ
ルTaの内面にセグメント9を覆工するエレクタ7と、
胴部材2の後端部に設けられたテールシール8等を有す
る。
【0019】胴部材2について説明する。胴部材2の右
側面中央部分には、第2シールド掘進機1Bを貫入させ
る為に第2シールド掘進機1Bのカッターディスク61
(図4参照)で掘削可能な封鎖部10が設けられてい
る。この封鎖部10は、例えば、炭素繊維或いはグラス
ファイバー混入の無筋のコンクリート材料(通称ノムス
ト材料という)で構成され、側面視にて第2シールド掘
進機1Bより少し大径の円形で、胴部材2の直径の約1
/10の厚さに形成され、地山からの土水圧に耐え得る
強度を有している。
【0020】封鎖部10は、胴部材2に形成された開口
部2aに密閉状に内嵌され、その外周部分が胴部材2に
固着の支持板12に受け止められ固定されている。封鎖
部10の内周面の大部分は胴部材2の内部に直接面し、
第2シールド掘進機1Bのカッターディスク61が、封
鎖部10を掘削して貫通できるようになっている。封鎖
部10の内部には、複数(例えば4つ)の油圧ジャッキ
5が挿通する前後方向向きの挿通孔11が形成されてい
る。
【0021】図7に示すように、第1シールド掘進機1
Aと第2シールド掘進機1Bを接合する際には、胴部材
2内の部品を取り除いた後、封鎖部10の内側部分を封
止する封止部20が設けられる。この封止部20は、第
2シールド掘進機1Bのディスクカッター61で掘削可
能で、第2シールド掘進機1Bのカッターディスク61
が封鎖部10を掘削して貫通しても、封鎖部10の掘削
により形成された開口15から第1シールド掘進機1A
内への水の流入を防止するためのもので、封鎖部10の
内面側を密閉するケーシング21内に充填して固化され
た充填材22で構成されている。封止部20は、第2シ
ールド掘進機1Bの胴部材60の前端部が第1シールド
掘進機1Aの内部に貫入しても、カッターディスク61
が貫通しない程度の厚さに形成される。
【0022】胴部材2の前部の内側付近には、封鎖部1
0以外の部分において部分円筒状の内胴30が胴部材2
と同心状に配設され、この内胴30の前後両端部は胴部
材2の内面に固着された前後1対のリングウェブ材3
1,32に固着されている。前側のリングウェブ材31
の前側には隔壁33が固定的に設けられ、この隔壁33
とカッターディスク3の間にチャンバー34が形成され
ている。
【0023】カッターディスク3は、円板状の中央フレ
ーム40と、中央フレーム40から放射状に外周側へ伸
びる複数のカッタースポーク41と、複数のカッタース
ポーク41の外周側端部を連結する外周リング42を有
し、中央フレーム40にはフィッシュテールカッター4
3が取付けられ、各カッタースポーク41には複数のカ
ッタービット44が取付けられている。また、1又は複
数のカッタースポーク41の外端部分には、油圧シリン
ダ45とこの油圧シリンダ45により径方向へ進退駆動
可能なコピーカッター46が設けられている。尚、図示
していないが、カッターディスク3の背面部には攪拌ロ
ッドが設けられている。
【0024】カッターディスク3の背面部には、カッタ
ーディスク3と一体の環状フレーム50が、胴部材2の
前端部分の内面付近に同心状に固定され、環状フレーム
50の後端部分の内周面が、隔壁33に固定された環状
支持部51にベアリングを介して回転自在に支持され、
環状フレーム50の後端部分の外周面が、胴部材2の内
面に固定的に設けられたベアリング受け胴52にベアリ
ングを介して回転自在に支持されている。隔壁33の中
心部には前方へ伸びる回転軸53が回転自在に支持さ
れ、回転軸53の先端部がカッターディスク3の中央フ
レーム40に連結されている。回転軸53の後部にはカ
ッターディスク3のノズルに加泥剤等を供給する供給系
のスイベルジョンイト54が設けられている。
【0025】前記環状フレーム50の後端部には、内周
部にリングギヤ55aを形成した環状部材55が固定さ
れており、このリングギヤ55aに複数のカッター駆動
油圧モータ4の出力軸に固着の複数のピニオン4aが噛
合している。複数のカッター駆動油圧モータ4は、リン
グウェブ材31に固定して設けられ、油圧供給源を含む
駆動制御機構(図示略)により同期させて駆動制御さ
れ、環状部材55と環状フレーム50とを介してカッタ
ーディスク3が正逆回転駆動される。尚、環状部材55
の後端面はリングウェブ材31に固定された環状のベア
リングメタルに摺接している。
【0026】胴部材2の後部の内周面にはリングウェブ
材35が固着され、このリングウェブ材35とその前側
のリングウェブ材32との間に、複数のシールドジャッ
キ5が周方向等間隔おきとなるように後方向きに水平に
配設され、シールドジャッキ5のシリンダ本体の前後両
端部が1対のリングウェブ材32,35に固着されてい
る。一方、封鎖部10の挿通孔11を挿通するシールド
ジャッキ5のシリンダ本体の後端部はリングウェブ材3
5に固着され、シリンダ本体の前端部には前方へ伸びる
管状部材としてのパイプ部材36が連結され、パイプ部
材36の前端部がリングウェブ材31に固着されてい
る。
【0027】各シールドジャッキ5のピストンロッドの
先端部にはその軸心から偏心した凸球座を有する偏心金
具5aが連結され、各偏心金具5aの凸球座は各スプレ
ッダー5bの凹球座に係合されてピン連結され、各スプ
レッダー5bをトンネルTaの内面を覆工するセグメン
ト9に押圧させることで掘進の反力をとり、複数のシー
ルドジャッキ5により推進力を発生させつつ掘進するよ
うになっている。尚、エレクタ7はエレタクフレーム7
aとエレクタ本体7bを有する。
【0028】次に、第2シールド掘進機1Bについて説
明する。第2シールド掘進機1Bについてはその掘進方
向を前方とし、その前方に向かって左右を左右として説
明する。但し、前記第1シールド掘進機1Aと略同様の
構造であるので、同一構造のものについては詳細な説明
を省略し簡単に説明する。
【0029】図4に示すように、第2シールド掘進機1
Bは、円筒状の胴部材60と、胴部材60の前端部に回
転自在に支持され胴部材60と略同径のカッターディス
ク61、カッターディスク61を回転駆動する複数のカ
ッター駆動油圧モータ62、胴部材60とともにカッタ
ーディスク61を前進させる複数のシールドジャッキ6
3、カッターディスク61で掘削されたチャンバー67
内の掘削土を後方へ搬送するスクリューコンベア64、
掘削したトンネルTbの内面にセグメント68を覆工す
るエレクタエレクタ65、胴部材60の後端部に設けら
れたテールシール66等を有する。
【0030】第2シールド掘進機1Bの直径は、第1シ
ールド掘進機1Aの側面視にて円形の封鎖部10の直径
よりも少し小径に構成され、胴部材60の前端部分の外
周部には、カッターディスク61で前記封鎖部10を掘
削して開口15を形成した際、その開口15から第1シ
ールド掘進機1A内への水の流入を防止する為の止水機
構70が設けられている。
【0031】図5に示すように、止水機構70は、胴部
材60の前端部分の外周部に凹設された環状溝71、環
状溝71を開閉する開閉カバー72、環状溝71の全周
に亙ってその底面を閉止する可撓性の閉止板73、閉止
板73の外周側にその前端縁が全周に亙って固定された
シール部材75等を有する。開閉カバー72の後部内面
には、胴部材60内に装備された複数の油圧ジャッキ7
6の各ピストンロッド77の先端部がブラケット78を
介して連結され、複数の油圧ジャッキ76が同期駆動さ
れ開閉カバー72が開閉される。
【0032】胴部材60にはブラケット78が挿通する
長孔79が形成され、長孔79の前後両側の胴部材61
と開閉カバー72との間に1対の環状シール79a,7
9bが設けられ長孔79から胴部材60内への水の流入
が防止される。尚、止水機構70においては、第2シー
ルド掘進機1Bの胴部材60の前端部が第1シールド掘
進機1Aの内部へ貫入した状態で、封鎖部10に形成さ
れる開口15の内周側に位置するように設けられてい
る。
【0033】シール部材75は、ポリウレタン樹脂又は
ゴム製の板材75aの中に、多数枚の短冊状金属片75
bが全周に亙って整列状態で埋め込まれたものであり、
カッターディスク61で第1シールド掘進機1Aの封鎖
部10を掘削して開口15を形成した後、環状溝71の
底面と閉止板73との間に供給口80から水を圧入する
ことにより、閉止板73が外部へ膨出するとともにシー
ル部材75が起立し、封鎖部10に形成された開口15
の内周面に、シール部材75の板材75aが圧着して、
胴部材60と開口15の間から第1シールド掘進機1A
側への水の流入を防止できる。
【0034】次に、第1シールド掘進機1Aと第2シー
ルド掘進機1Bとで互いに直交する方向に掘進し、トン
ネルTa,Tbの合流部において第1シールド掘進機1
Aの側面部に第2シールド掘進機1Bの前端部を地中で
直交状に接合する地中接合方法について、図6〜図11
を参照して説明する。
【0035】第1シールド掘進機1Aが第2シールド掘
進機1Bと接合する接合地点に到達すると掘進を停止
し、図6に示すように、第1シールド掘進機1Aにおい
て、その胴部材2の後部とセグメント9を複数の固定金
具80で固定し、胴部材2内のカッター駆動用モータ
4、シールドジャッキ5、スクリューコンベア6、エレ
クタ7等の部品を取り外す。第2シールド掘進機1B
は、第1シールド掘進機1Aの封鎖部10の手前で停止
させ待機させる(図7参照)。
【0036】次に、図7に示すように、第1シールド掘
進機1Aの胴部材2内において、ケーシング21の開放
端を支持部材12に溶接して固着し、封鎖部10の内面
側を密閉するとともに、封鎖部10と対向する胴部材2
の内周面に設けた複数の受け座23とケーシング21の
間に複数の支持棒24を介装して固定し、第2シールド
掘進機1Bのカッターディスク61で封鎖部10を掘削
する際の荷重を、これら支持棒24と受け座23を介し
て支持できるようにする。
【0037】次に、ケーシング21内から封鎖部10を
挿通して第2シールド掘進機1B側外部へ臨む合成樹脂
材料で構成されたチェックボーリング用パイプ25を設
け、接合可能にシールド掘進機1A,1Bの相対位置を
確認できるようにする。その後、ケーシング21の注入
口21aから液状の充填剤(例えば、発泡性の高いモル
タル)を注入し固化させ、この固化した充填材22が、
封鎖部10の内側部分を封止し、第2シールド掘進機1
Bのディスクカッター61で掘削可能な封止部20にな
る。
【0038】次に、第1シールド掘進機1Aの封鎖部1
0の手前で待機させた第2シールド掘進機1Bの掘進を
再開し、図8に示すように、第2シールド掘進機1Bの
カッターディスク61で第1シールド掘進機1Aの封鎖
部10をチェックボーリング用パイプ25とともに掘削
していく。更に、第2シールド掘進機1Bを掘進させ、
図9に示すように、第2シールド掘進機1Bの胴部材6
0の先端部が、第1シールド掘進機1A内に完全に貫入
した時点で第2シールド掘進機1Bの掘進を停止する。
この状態で、第2シールド掘進機1Bのカッターディス
ク61は、封鎖部10を貫通した後封止部20の途中部
まで掘削した状態になり、掘削されずに残った封止部2
0により、開口15から第1シールド掘進機1A内へ水
が流入するのが防止される。
【0039】次に、図10に示すように、第2シールド
掘進機1Bに設けた止水機構70を作動させ、封鎖部1
0に形成された開口15から第1シールド掘進機1A内
への水の流入を防止した状態で、支持棒24、受け座2
3、ケーシング21及び残りの封止部20(充填材2
2)を取り外すとともに、第2シールド掘進機1Bのカ
ッターディスク61を取り外すと、トンネルTa,Tb
が貫通状になり、その後、トンネルTa,Tbの内面の
うちのセグメント26,76を含む内周面部をモルタル
85で適宜覆工する。
【0040】以上説明した地中接合型シールド掘進機
(第1,第2シールド掘進機1A,1B)によれば、第
1シールド掘進機1Aの胴部材2の一部分に、第2シー
ルド掘進機1Bを貫入させる為にそのカッターディスク
61で掘削可能なコンクリート材料製の封鎖部10を設
けたので、この封鎖部10を第2シールド掘進機1Bの
カッターディスク61で掘削して開口15を形成しつ
つ、その開口15から第2シールド掘進機1Bの胴部材
60の前端部を第1シールド掘進機1A内へ貫入させて
接合することができる。それ故、作業者がシールド掘進
機の外部へ出て作業する必要がなくなるため、作業負荷
を軽減することができる。
【0041】更に、第2シールド掘進機1Bの胴部材6
0の前端部を第1シールド掘進機1A内へ貫入させて接
合できるため、封止部20や止水機構70の簡単な構造
や機構により、封鎖部10に形成された開口15から第
1シールド掘進機1A内への水の流入を防止でき、第
1,第2シールド掘進機1A,1Bの接合部周辺の地山
を地盤改良する必要がなくなる。従って、経済性及び安
全性に優れ且つ工期の短縮を図ることが可能になる。
【0042】更に、第1シールド掘進機1Aにおいて
は、胴部材2に封鎖部10を設ける比較的簡単な構造に
なるため、製作コスト的にも非常に有利になものにな
る。しかも、第1シールド掘進機1Aを第2シールド掘
進機1Bより大径に構成したので、第2シールド掘進機
1Bの胴部材60の前端部を第1シールド掘進機1A内
へ確実に貫入することができる。
【0043】第1シールド掘削機1Aの封鎖部10の内
側部分を封止し、第2シールド掘進機1Bのディスクカ
ッター61で掘削可能な前記封止部20を設けたので、
第2シールド掘進機1Bのカッターディスク61によ
り、封鎖部10を掘削し貫通した後封止部20の途中部
を掘削している際に、第2シールド掘進機1Bの胴部材
60の前端部を第1シールド掘進機1A内へ貫入させる
ことができる。従って、掘削されずに残った封止部20
により、封鎖部10に形成された開口15から第1シー
ルド掘進機1A内への水の流入を確実に防止できる。
【0044】しかも、この封止部20においては、封鎖
部10の内面側を密閉するケーシング21内に充填して
固化された充填材21で構成したので、第1シールド掘
進機1Aと第2シールド掘進機1Bを接合する際に、非
常に簡単に設けることができ、工期の短縮を図るうえで
非常に有利になる。
【0045】封鎖部10に形成された開口15から第1
シールド掘進機1A内への水の流入を防止する前記止水
機構70を設けたので、第1シールド掘進機1Aと第2
シールド掘進機1Bとの接合後、この止水機構70によ
り開口15から第1シールド掘進機内への水の流入を防
止した状態で、前記封鎖部20(充填材22)及びケー
シング21を解体し取除くことが可能になる。この止水
機構70においては、泥水圧が高い場合にも第1シール
ド掘進機内への水の流入を確実に防止できる。
【0046】前記説明した地中接合型シールド掘進機の
地中接合方法によれば、第1シールド掘進機1Aの側面
部に第2シールド掘進機1Bを貫入させる為に第2シー
ルド掘進機1Bで掘削可能なコンクリート材料製の封鎖
部10を予め形成し、第2シールド掘進機1Bで封鎖部
10を掘削し、第2シールド掘進機1Bの前端部を第1
シールド掘進機1Aの胴部材内へ突入させて第1,第2
シールド掘進機1A,1Bを地中接合するので、作業者
がシールド掘進機の外部へ出て作業する必要がなくなる
とともに、封鎖部10に形成された開口15から第1シ
ールド掘進機1A内への水の流入を防止する止水対策
(封止部20と止水機構70)を容易に講じることが可
能になるため、第1,第2シールド掘進機1A,1Bの
接合部周辺の地山を地盤改良する必要もなくなり、経済
性及び安全性に優れ且つ作業負荷の軽減と工期の短縮を
図ることが可能になる。
【0047】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。 1〕図12に示すように、前記止水機構70の代わり
に、水圧が低い場合に適用できる止水機構70Aを設け
てもよい。この止水機構70Aは、第2シールド掘進機
1Bの胴部材60の前端部分の外周部にモルタル注入管
86を設け、第2シールド掘進機1Bの胴部材60の先
端部が、第1シールド掘進機1A内に貫入した状態で、
モルタル注入管86から開口15と胴部部材60の間に
モルタルを注入し止水するように構成してある。
【0048】2〕前記第1シールド掘進機1Bに止水機
構70,70Aの両方を設け、第1,第2シールド掘進
機1A,1Bの接合部の水圧に応じて、止水機構70,
70Aの一方を使用することにより、封鎖部10に形成
された開口15から第1シールド掘進機1A内への水の
流入を防止するように構成してもよい。 3〕前記実施形態では、第1,第2シールド掘進機1
A,1Bをそれらの軸心の高さ位置を揃えて接合した
が、封鎖部10の配置を変更し、第1シールド掘進機1
Aの側面部の上部或いは下部に第2シールド掘進機1B
の前端部を接合するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】 請求項1の地中接合型シールド掘進機
によれば、第1シールド掘進機の胴部材の一部分に、第
2シールド掘進機を貫入させる為にそのカッターディス
クで掘削可能なコンクリート材料製の封鎖部を設け、
記封鎖部に直列状に貫通させた複数組のシールドジャッ
キ及び管状部材を介して掘進推力を伝達可能に構成し、
地中接合に際しては、前記封鎖部を第2シールド掘進機
のカッターディスクで掘削して開口を形成しつつ、その
開口から第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第1シ
ールド掘進機内へ貫入させて接合するように構成したの
で、作業者がシールド掘進機の外部へ出て作業する必要
がなくなるとともに、封鎖部に形成された開口から第1
シールド掘進機内への水の流入を防止する止水対策を容
易に講じることが可能になるため、第1,第2シールド
掘進機の接合部周辺の地山を地盤改良する必要がなくな
る。従って、経済性及び安全性に優れ且つ作業負荷の軽
減と工期の短縮を図ることが可能になる。更に、第1シ
ールド掘進機においては、その胴部材に封鎖部を設ける
だけでよいため、構造も比較的複雑化せず製作コスト的
にも有利なものになる。
【0050】請求項2の地中接合型シールド掘進機によ
れば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記第1シー
ルド掘進機を第2シールド掘進機より大径に構成したの
で、第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第1シール
ド掘進機内へ確実に貫入することができる。
【0051】請求項3の地中接合型シールド掘進機によ
れば、請求項2と同様の効果を奏するが、前記第1シー
ルド掘進機と第2シールド掘進機を接合する際に、前記
封鎖部の内側部分を封止する封止部であって第2シール
ド掘進機のディスクカッターで掘削可能な封止部を第1
シールド掘進機に設けたので、第2シールド掘進機のカ
ッターディスクにより、第1シールド掘進機の封鎖部を
掘削し貫通した後封止部の途中部を掘削している際に、
第2シールド掘進機の胴部材の前端部が第1シールド掘
進機内へ貫入する。従って、掘削されずに残った封止部
により封鎖部に形成された開口から第1シールド掘進機
内への水の流入を確実に防止できる。
【0052】請求項4の地中接合型シールド掘進機によ
れば、請求項3と同様の効果を奏するが、前記封止部
を、前記封鎖部の内面側を密閉するケーシング内に充填
して固化された充填材で構成したので、第1シールド掘
進機と第2シールド掘進機を接合する際に、前記封止部
を簡単に設けることができる。
【0053】請求項5の地中接合型シールド掘進機によ
れば、請求項1〜4の何れか1項と同様の効果を奏する
が、前記第2シールド掘進機の胴部材の前端部分の外周
部に、前記封鎖部に形成された開口から第1シールド掘
進機内への水の流入を防止する為の止水手段を設けたの
で、第1シールド掘進機と第2シールド掘進機との接合
後、止水手段により封鎖部に形成された開口から第1シ
ールド掘進機内への水の流入を防止した状態で、前記封
鎖部を解体し取除くことができる。
【0054】請求項6の地中接合型シールド掘進機の地
中接合方法によれば、第1シールド掘進機の側面部に第
2シールド掘進機を貫入させる為に第2シールド掘進機
で掘削可能なコンクリート材料製の封鎖部を予め形成
るとともに、封鎖部に直列状に貫通させた複数組のシー
ルドジャッキ及び管状部材を介して掘進推力を伝達可能
に予め構成し、地中接合に際しては、前記第2シールド
掘進機で封鎖部を掘削し、第2シールド掘進機の前端部
を第1シールド掘進機の胴部材内へ突入させて第1,第
2シールド掘進機を地中接合するので、作業者がシール
ド掘進機の外部へ出て作業する必要がなくなるととも
に、封鎖部に形成された開口から第1シールド掘進機内
への水の流入を防止する止水対策を容易に講じることが
可能になるため、第1,第2シールド掘進機の接合部周
辺の地山を地盤改良する必要もなくなり、経済性及び安
全性に優れ且つ作業負荷の軽減と工期の短縮を図ること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る第1シールド掘進機の
縦断面側面図である。
【図2】前記第1シールド掘進機の横断面平面図であ
る。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】第2シールド掘進機の縦断面側面図である。
【図5】図2の要部拡大断面図である。
【図6】地中接合方法の第1番面の状態を示す説明図で
ある。
【図7】地中接合方法の第2番面の状態を示す説明図で
ある。
【図8】地中接合方法の第3番面の状態を示す説明図で
ある。
【図9】地中接合方法の第4番面の状態を示す説明図で
ある。
【図10】地中接合方法の第5番面の状態を示す説明図
である。
【図11】地中接合方法の第6番面の状態を示す説明図
である。
【図12】変更形態に係る止水機構をを有する第2シー
ルド掘進機と第1シールド掘進機の地中接合方法を示す
図である。
【符号の説明】 1A 第1シールド掘進機 1B 第2シールド掘進機 2,60 胴部材 3,61 カッターディスク 10 封鎖部 15 開口 20 封止部 21 ケーシング 22 充填材 70,70A 止水手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 301

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2シールド掘進機を備え、第1
    シールド掘進機の側面部に第2シールド掘進機の前端部
    を地中で直交状に接合するようにした地中接合型シール
    ド掘進機であって、 前記第1シールド掘進機の胴部材の一部分に、第2シー
    ルド掘進機を貫入させる為にそのカッターディスクで掘
    削可能なコンクリート材料製の封鎖部を設け、前記封鎖部に直列状に貫通させた複数組のシールドジャ
    ッキ及び管状部材を介して掘進推力を伝達可能に構成
    し、 地中接合に際しては、前記 封鎖部を第2シールド掘進機
    のカッターディスクで掘削して開口を形成しつつ、その
    開口から第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第1シ
    ールド掘進機内へ貫入させて接合するように構成したこ
    とを特徴とする地中接合型シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 前記第1シールド掘進機は第2シールド
    掘進機より大径に構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載の地中接合型シールド掘進機。
  3. 【請求項3】 前記第1シールド掘進機と第2シールド
    掘進機を接合する際に、前記封鎖部の内側部分を封止す
    る封止部であって第2シールド掘進機のディスクカッタ
    ーで掘削可能な封止部を第1シールド掘進機に設けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の地中接合型シールド掘
    進機。
  4. 【請求項4】 前記封止部は、前記封鎖部の内面側を密
    閉するケーシング内に充填して固化された充填材で構成
    されたことを特徴とする請求項3に記載の地中接合型シ
    ールド掘進機。
  5. 【請求項5】 前記第2シールド掘進機の胴部材の前端
    部分の外周部に、前記封鎖部に形成された開口から第1
    シールド掘進機内への水の流入を防止する為の止水手段
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に
    記載の地中接合型シールド掘進機。
  6. 【請求項6】 第1シールド掘進機の側面部に第2シー
    ルド掘進機の前端部を地中で直交状に接合する地中接合
    型シールド掘進機の接合方法であって、 前記第1シールド掘進機の側面部に第2シールド掘進機
    を貫入させる為に第2シールド掘進機で掘削可能なコン
    クリート材料製の封鎖部を予め形成するとともに、封鎖
    部に直列状に貫通させた複数組のシールドジャッキ及び
    管状部材を介して掘進推力を伝達可能に予め構成し、 地中接合に際しては、 前記第2シールド掘進機で封鎖部
    を掘削し、第2シールド掘進機の前端部を第1シールド
    掘進機の胴部材内へ突入させて第1,第2シールド掘進
    機を地中接合することを特徴とする地中接合型シールド
    掘進機の接合方法。
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