JP3268342B2 - 掘削装置 - Google Patents
掘削装置Info
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Description
削装置に関するものである。
せる場合、まず、ケーソン方式やシールド機などによっ
て立坑を構築し、次に、この立坑の途中から横坑シール
ド機を発進させるために、この発進坑口の地山の地盤改
良を行って地山の崩壊を防止し、次に、立坑の擁壁をは
つり、横坑の坑口部を設け、更に、立坑内で横坑シール
ド機を組み立て、横坑シールド機を発進させている。
では、次のような問題点がある。 <イ>横坑シールド機の発進坑口部を設けるため、地山
の崩壊を防止する必要がある。そのために、発進前に発
進坑口部周辺の地山の薬液注入、凍結工法などの補助工
法が行われる。したがって、作業能率が低下し、工期の
長期化を招くことになる。 <ロ>立坑の掘削と横坑の掘削をそれぞれ別途行うた
め、段取替えが生じ、工期が長引く。 <ハ>発進坑口部の擁壁のはつり作業を伴い、危険が生
じる。
2坑を掘削できる掘削装置を提供することにある。
削し、その側面から第2坑を掘削する掘削装置におい
て、第1坑を掘削するスキンプレートを有する第1シー
ルド機を備え、第2坑を掘削する第2シールド機のカッ
ターと隔壁部を第1シールド機の内部に配置し、第1シ
ールド機のスキンプレートは第2シールド機が通過でき
る窓を有し、第1坑の掘削後、第2シールド機が組み立
てられ、第2坑が掘削されることを特徴とする掘削装
置、又は、第1シールド機の周面に配置され、第1シー
ルド機のスキンプレートの窓の開閉を行うさや管を具備
していることを特徴とする掘削装置、又は、第2シール
ド機の隔壁と第1シールド機のさや管の間に充填材を充
填したことを特徴とする掘削装置、又は、第1シールド
機が立坑シールド機であり、第2シールド機が1台以上
の横坑シールド機であることを特徴とする掘削装置にあ
る。
る。 <イ>実施例の概要 立坑シールド機1の側部に横坑シールド機2の横坑カッ
ター21と横坑隔壁22を予め取り付けておく。立坑を
掘削し、横坑の掘削予定位置と横坑シールド機2の発進
位置を一致させる。そして、立坑の一部を撤去し、横坑
シールド機2を組み立て、発進させて、横坑を掘削す
る。これにより、従来、必ず必要とした発進坑口付近の
地盤改良3などの補助工法や立坑のはつり作業を必要な
くした。
と立坑隔壁12を下部に備えている。立坑カッター11
を駆動するための立坑カッター駆動装置17を内部に配
置するが、横坑シールド機2の隔壁22などで、空間に
余裕がない場合は、立坑カッター駆動軸16を長くし
て、上方に立坑カッター駆動装置17を設置する。立坑
シールド機1のスキンプレート14には、横坑シールド
機2が発進できる窓15を設ける。このスキンプレート
の窓15から土砂の侵入を防止したり、立坑掘進時の抵
抗を軽減するために、スキンプレート14の外側にさや
管13を配置する。さや管13は、スキンプレート14
に対して移動可能とし、スキンプレート14の窓15に
対して開閉可能状態とする。即ち、立坑を掘削する際
は、スキンプレートの窓15を閉じておき、掘削の途中
でスキンプレートの窓15を開き、さや管13を地盤に
固定する。その結果、スキンプレート14が前進し、さ
や管が取り残され、スキンプレートの窓15が開かれ
る。立坑セグメント19は、立坑の掘削が行われた周辺
地盤に設置される。立坑ジャッキ18は、立坑セグメン
ト19を反力として、立坑シールド機1を前進させる。
カッター21や横坑隔壁22を配置する。横坑シールド
機の横坑隔壁22などを固定するために、横坑シールド
機固定材33の一端を横坑隔壁22に取り付ける。この
固定材33の他端は、立坑シールド機1の内部に取り付
けられた支圧壁32に固定される。横坑隔壁22は、外
部から土砂の侵入を防止している。この密閉を十分に行
うために、横坑隔壁22の外周辺にエントランスパッキ
ン31を施す。さや管13と横坑隔壁22で包囲された
空間に、高濃度の泥水などの充填材を充填する。
前で、立坑シールド機1のさや管13を立坑セグメント
19に固定する。そして、引き続き立坑シールド機1を
掘進し、横坑シールド機2が発進する位置で停止する。
その際、さや管13がスキンプレート14の窓15を開
き、この窓と横坑の掘削予定位置が一致し、横坑シール
ド機2が発進できる状態となる。その後、立坑シールド
機1のカッター駆動軸16や立坑カッター駆動装置17
を撤去して、足場37を設置し、作業スペースを確保す
る。さらに、横坑シールド機2を完成するために、残り
の部品を組み立てる。例えば、継ぎ足した筒部23、横
坑カッター駆動装置24、横坑ジャッキ25などを装備
して、横坑シールド機2を完成させる。次に、支圧壁3
2より仮支保35によって反力をとり、横坑シールド機
固定材33を撤去して、発進準備を完了する。横坑シー
ルド機2の発進は、予め装備されているエントランスパ
ッキン31の止水を確認して行う。なお、実施例とし
て、立坑シールド機1を第1シールド機、横坑シールド
機2を第2シールド機として説明したが、本発明は、複
数のシールド機を適宜用いて、任意の坑を掘削すること
ができる。
できる。 <イ>第1シールド機のスキンプレートに窓を設けてお
き、そこに予め、第2シールド機のカッター及び隔壁を
装備しておくことにより、立坑の擁壁のはつり作業がな
くなり、作業の安全性を確保できる。 <ロ>薬液注入等の補助作業が必要なくなり、簡単に第
2シールド機の発進が可能となる。 <ハ>工期の短縮、工事費の低減が図れる。
の断面図
断面図
Claims (3)
- 【請求項1】第1坑を掘削し、その側面から第2坑を掘
削する掘削装置において、 第1坑を掘削するスキンプレートを有する第1シールド
機を備え、 第2坑を掘削する第2シールド機のカッターと隔壁部を
第1シールド機の内部に配置し、 第1シールド機のスキンプレートは第2シールド機が通
過できる窓を有し、第2坑の発進位置の手前まで前記窓を第1シールド機の
周面に配置したさや管で閉じ、 所定の位置にさや管を残置することで前記窓を開き、 第1坑の掘削後、第2シールド機が組立てられ、第2坑
が掘削されることを特徴とする、 掘削装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の掘削装置において、第2シールド機の隔壁と第1シールド機のさや管の間に
は、予め充填材を充填したことを特徴とする、 掘削装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の掘削装置に
おいて、 第1シールド機が立坑シールド機であり、第2シールド
機が1台以上の横坑シールド機であることを特徴とす
る、 掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19430493A JP3268342B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19430493A JP3268342B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726881A JPH0726881A (ja) | 1995-01-27 |
JP3268342B2 true JP3268342B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=16322380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19430493A Expired - Fee Related JP3268342B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 掘削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268342B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105443146B (zh) * | 2015-12-22 | 2017-12-26 | 中国葛洲坝集团第三工程有限公司 | 一种护盾式tbm中u型梁安装装置及方法 |
CN108825898B (zh) * | 2018-08-09 | 2023-07-25 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种新型曲面连接法兰及其加工方法 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP19430493A patent/JP3268342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726881A (ja) | 1995-01-27 |
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