JP3079970B2 - 圧電トランス - Google Patents

圧電トランス

Info

Publication number
JP3079970B2
JP3079970B2 JP07238348A JP23834895A JP3079970B2 JP 3079970 B2 JP3079970 B2 JP 3079970B2 JP 07238348 A JP07238348 A JP 07238348A JP 23834895 A JP23834895 A JP 23834895A JP 3079970 B2 JP3079970 B2 JP 3079970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric transformer
notch
cut
vibration
electrical connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07238348A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0983034A (ja
Inventor
隆昭 浅田
秀哉 堀内
暁輝 高塚
道雄 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP07238348A priority Critical patent/JP3079970B2/ja
Priority to US08/714,822 priority patent/US5894185A/en
Publication of JPH0983034A publication Critical patent/JPH0983034A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3079970B2 publication Critical patent/JP3079970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/40Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and electrical output, e.g. functioning as transformers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライト用インバータ、蛍光管点灯用インバー
タ、複写機等の高圧電源回路等に用いられる圧電トラン
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧電トランスは、例え
ば、図8に示すように構成されている。図8は、一般に
λモードと呼ばれる縦振動の2次振動モードを利用した
圧電トランスの外観、入出力構成及びその振動姿態を示
す説明図である。以下、使用する縦振動の共振波長をλ
とする。
【0003】この圧電トランスは、長さλの矩形平板状
の圧電性セラミックからなる圧電板1を備え、圧電板1
の長さ方向の片側半部の両主面には入力電極2a,2b
が対向して形成され、他方側の長さ方向の端部となる一
端面には出力電極3が形成され、入力側となる圧電板1
の長さ方向の片側半部は矢印P1で示すように厚み方向
に分極され、出力側となる他方側の片側半部は矢印P2
で示すように長さ方向に分極されている。
【0004】この圧電トランスの振動は、図8の下部に
示すように、長さ方向の両端部から1/4(λ/4)の
ところで振動変位がゼロとなるいわゆるノ−ド点とな
り、両端部で最大変位となっている。
【0005】そして、この圧電トランスはノード点に対
応する位置で支持固定されるとともに、入力電極2a、
2bのノード点に対応する位置に入力側配線4a,4b
が接続され、出力電極3に出力側配線5が接続されて構
成される。一方の入力側配線4bは入出力共通の共通端
(アース端)として機能するものである。入力電極2
a,2b間に入力側配線4a、4bを通じて入力電圧を
印加し、圧電効果と逆圧電効果の作用により、出力電極
3から昇圧された出力電圧が出力側配線5を通じて取り
出される。外部回路との接続のための各配線4a,4
b,5としては、リード線等が用いられ、入力電極2
a,2b及び出力電極3にはんだ付けされて接続され
る。
【0006】なお、上記入力側配線4a,4bの接続位
置はノード点に対応する位置のいずれの箇所でもよく、
入力電極2a,2bの一部を幅方向に垂直な側面に入力
電極2a,2bと導通した接続電極を形成し、この側面
のノード点に対応する位置に入力側配線4a,4bを接
続するようにしたものもある。
【0007】また、図示しないが、同様の構成でλ/2
モードと呼ばれる基本(1次)振動モードを利用した場
合は、ノード点は長さ方向の1/2(λ/4)の位置に
生じ、両端部では最大の振動変位となる。また、3次
(3λ/2)以上の振動モードにおいても、各λ/2区
間の中央部がノード点となり、両端部および両端部から
λ/2の整数倍の位置で最大の振動変位となる。
【0008】このような圧電トランスでは、振動をでき
るだけ妨げないように、変位が最小となるノード点に対
応する位置で支持するのが一般的である。また、振動を
妨げないようにかつリード線等が振動により断線しない
ように、入力電極と外部との電気的接続もノード点に対
応する位置で行われている。そして、より薄型化するた
めに、入力側配線は側面のノード点に対応する位置に接
続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にノード点では振動変位は最小であるが振動応力は最大
となり、上記従来の圧電トランスにおいては、このノー
ド点位置での支持や電気的接続を行った場合でも、支持
部材の接着、接合やリード線等のはんだ付けが劣化しや
すく、支持や電気的接続の信頼性が低下するという問題
があった。
【0010】また、安定な支持や実用的な実装のため
に、支持、電気的接続はノード点に対応する幅方向の縁
端近傍または側面で行われる場合が多いが、この場合
は、幅方向の振動が規制されて昇圧比の低下等の性能低
下を招いたり、幅方向振動変位によりリード線等に振動
のストレスが加わる等、電気的接続の信頼性が低下する
という問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来の圧電トランスが持つ種々の問題点を解消し、ノード
点に対応する幅方向の縁端部に切込みを形成して、振動
応力及び振動変位を大幅に低減した切込み凸部を設け、
この切込み凸部で支持または電気的接続を行うことによ
り、性能を低下させることなく、信頼性の高い支持およ
び電気的接続を行うことができ、かつ、より小形化でき
る圧電トランスを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、矩形状の圧電板に入力電極
及び出力電極を形成し、縦振動モードを利用してなる圧
電トランスにおいて、前記圧電板の長さ方向のノード点
に対応する位置の近傍であって、幅方向の側縁部の少な
くとも一箇所に、幅方向に延びる一対の切込みが形成さ
れ、該切込みにより切込み凸部が設けられていることを
特徴とするものである 請求項2に係る発明は、請求項1に記載の圧電トランス
において、前記切込み凸部に前記入力電極または前記出
力電極と導通した接続導体が形成されていることを特徴
とするものである。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載の圧電トランスにおいて、前記切込み凸部
に実装部材へ支持するための支持部材が取付けられてい
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
圧電トランスにおいて、前記支持部材が実装部材への支
持機能と電気的接続機能を兼ね備えていることを特徴と
するものである。
【0015】上記の構成によれば、切込み凸部ではその
両側の切込みにより振動応力及び幅方向の振動変位が大
幅に低減される。したがって、この切込み凸部で支持及
び電気的接続を行うことにより、性能を低下させること
なく、安定で信頼性の高い支持及び電気的接続が可能と
なる。
【0016】さらに、幅方向に切込みを形成することに
より共振周波数は低下するので、より小形化することが
できる。すなわち、同一周波数で使用した場合、圧電板
の長さをより短くすることができる。
【0017】また、切込み凸部に、入力電極または出力
電極に導通した接続導体を形成することにより、切込み
凸部の所望の位置で電気的接続を行うことができ、信頼
性の高い接続を得るとともに、多様な実装形態に対応で
きる。
【0018】また、切込み凸部に、実装基板やケース等
の実装部材への支持機能と電気的接続機能を兼ね備えた
支持部材を取付けることにより、面実装可能な形態とす
ることもでき、実装を容易にするとともに安定で信頼性
の高い支持及び接続を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施例を示す
図面に基づいて説明する。図において、従来例と同一ま
たは相当する部分、同一機能のものについては同一符号
を付す。
【0020】図1は本発明の第1実施例に係る圧電トラ
ンスの構成を示す図であり、図8に示す従来例の圧電ト
ランスに本発明を適用したものである。
【0021】本実施例の圧電トランスは2次振動モード
を用いたものであり、図1に示すように、長さ方向の各
λ/2の区間の中心すなわち両端部からλ/4のノード
点に対応する位置であって、幅方向の両側縁部に一対の
切込み6a,6bを形成して切込み凸部6が設けられて
いる。つまり、圧電板のノード点に対応する側縁部の全
ての箇所(4箇所)には切込み凸部6が形成されてい
る。入力側の一方の切欠き凸部6には入力電極2aに導
通した接続導体7が、入力側の他方の切欠き凸部6には
入力電極2bに導通した接続導体7が形成されている。
上記切込み凸部6及び接続導体7以外の構成について
は、従来の図8で説明したものと同様の構成であり、そ
の説明を省略する。
【0022】切込み6a,6bはダイサー等により形成
され、その幅は通常0.1〜1mmに設定される。ま
た、切込み凸部6の幅は、支持及び電気的接続に供され
るため、実用上0.5mm以上に設定される。
【0023】なお、切込み凸部6の長さ方向の位置は理
論的(幾何学的)ノード点とは限らず、支持及び電気的
接続方法により異なる実際の製品のノード点の位置に形
成される。
【0024】この構成においては、切込み凸部では振動
応力及び幅方向の振動変位が大幅に低減され、この切込
み凸部で支持や電気的接続を行なうことにより、支持部
材の接着、接合や電気的接続のためのはんだ付け等の劣
化が防止され、かつ振動が阻害されず、安定で信頼性の
高い支持及び電気的接続を行うことができる。
【0025】さらに、幅方向に切込みが形成され共振周
波数が低下するので、より小形化することができる。
【0026】また、切込み凸部の先端面には接続導体が
形成されているので、電気的接続を切込み凸部の上下面
のみならず先端面でも行うことができる。
【0027】次ぎに、具体的な実験結果に基づき、切込
みの作用、効果について説明する。図2〜図4は1次
(基本)振動モードを用いて、圧電板の長さ(λ/2)
寸法を17mm(周波数を約90KHz)、幅寸法を8
mm、切込みの幅を0.2mmで形成し、切込み凸部の
幅寸法C及び切込みの深さ寸法Dを変化させた場合の応
力、変位、共振周波数の変化を示す図である。
【0028】図2は切込み凸部の側端部での最大応力と
幅Cに対する切込みの深さDの比D/Cの関係を示し、
図3は切込み凸部の側端部での変位と幅Cに対する切込
みの深さDの比D/Cの関係を示し、図4は周波数偏差
と切込み深さDの関係を示すものであり、最大応力及び
変位は切込みのない場合すなわち従来例のものを1とし
てあり、周波数偏差は切込みのない場合との共振周波数
の差である。
【0029】最大応力は、図2に示すように、切込みの
幅と深さの比D/Cが約0、25のところで約0.3と
なり、0〜0.25の以下では急激に減少し、0.25
以上でではなだらかに減少していく。
【0030】変位は、図3に示すように、応力に比べて
減少の度合いはなだらかであるが、切込みの幅と深さの
比D/Cが約1.0で0.5に低減される。
【0031】つまり、最大応力は幅と深さの比D/Cが
0.25以上あれば実用上問題はないが、変位は半分以
下を目標としており、幅と深さの比D/Cは1.0以上
が好ましい設定となる。すなわち、切込みの深さDは切
込みの幅C以上に設定するのが好ましい。切込みの深さ
Dの上限は、圧電板1の機械的強度、縦振動の伝達等を
考慮して設定される。
【0032】共振周波数は、図4に示すように、切込み
の深さDが大きく寄与しており、切込みの深さDが大き
くなるにつれて低下していく。
【0033】次ぎに、本発明の圧電トランスの支持及び
電気的接続の具体的な実施例を示す。
【0034】図5は本発明の第2実施例に係る面実装を
可能とした圧電トランスの構成を示す図であり、(a)
は平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は
(a)のY−Y線断面図である。
【0035】本実施例の圧電トランスは、入力側の切込
み凸部6の先端面に形成され、入力電極2a、2bにそ
れぞれ導通した接続導体7にそれぞれ接続端子11が取
付けられ、出力側の切込み凸部6の底面(実装面側)に
それぞれ支持台12が取付けられ、出力電極3の略中央
部には出力用のリード線13が取付けられて構成されて
いる。他の構成については、第1実施例の図1で示した
ものと同様の構成であり、その説明を省略する。
【0036】接続端子11は金属板を打抜きし、折曲げ
加工して形成されたものであり、一端部がはんだ付け、
導電性ペースト等により接続導体7に接続・固定されて
いる。支持台12は円柱状あるいは四角柱状に成形、加
工されたセラミック、樹脂、ゴム等の弾性体等からな
り、接着剤により接着されて取付けられている。リード
線13ははんだ付けされて接続されている。なお、接続
端子11の取付け強度を高めるために接着剤で補強する
場合もある。
【0037】そして、接続端子11及びリード線13の
他端部は実装基板等の実装部材の配線パターンのパッド
部にはんだ付けされ、支持台12は支持部材として機能
し、実装部材に接着・固定される。
【0038】この構成においては、接続端子11は支持
機能及び電気的接続機能を兼ね備えており、支持部材と
しても機能しており、接続端子11及び支持台12は切
込み凸部に取付けられているので、振動応力及び変位の
影響が大幅に緩和され、安定で信頼性の高い支持及び電
気的接続が実現される。
【0039】なお、上記支持台12の形状のものの表面
に電極を形成して、支持機能及び電気的接続機能を兼ね
備えるようにしてもよく、または導電性ゴムを用いても
よい。また、上記接続端子12の形状のものを樹脂等で
成形し、支持部材としてのみ用いるようにしてもよい。
【0040】図6は本発明の第3実施例に係る圧電トラ
ンスの実装構造を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【0041】本実施例の圧電トランスは基本(1次)振
動モードを用いたものであり、ノード点に対応する長さ
方向の中央部の両側縁部に切込み凸部6が設けられ、各
切込み凸部6の先端面には、一方が入力電極2aに導通
した接続導体7、他方が入力電極2bに導通した接続導
体7が形成されている。
【0042】そして、図6に示すように、実装基板等の
実装部材20上にゴム状またはゲル状のシリコン系接着
剤30を用いて支持され、切込み凸部6の先端面に形成
された接続導体7にそれぞれ入力用のリード線13がは
んだ付けされ、出力側端面に形成された出力電極3に出
力用のフィルム状導体14がはんだ付け、導電性接着剤
等により接続され、リード線13及びフィルム状導体1
4の他端部は実装部材20上の配線パターンのパッドに
はんだ付け、導電性接着剤等により接続されている。
【0043】1次振動モードを用いた場合は、安定な支
持を得るために、上記のようにシリコン系接着剤で支持
する方法が有効である。また、出力用の電気的接続に上
記のようなフィルム状導体を用いれば、振動が抑圧され
ず、かつ振動変位による断線等を低減することができ
る。
【0044】この構成においては、入力側のリード線1
3は応力及び幅方向の変位を大幅に低減された切込み凸
部に接続されており、リード線13のはんだ付け強度及
びリード線の幅方向の振動変位による劣化が防止され
る。
【0045】なお、上記各実施例では1次または2次振
動モードの単板の圧電トランスで説明したが、積層構成
の圧電トランス、3次以上の振動モードを用いた圧電ト
ランスにも本発明を適用できる。
【0046】図7は3次振動モードを用いた圧電トラン
スであり、入力側及び出力側の両端部からλ/4離れた
ノード点に対応する位置の両側縁部に切込み凸部6がそ
れぞれ設けられている。また、出力電極3は出力側の長
さ方向の端部からλ/4離れた位置の両主面に帯状に形
成され、それぞれの切込み凸部6の先端面には上下の出
力電極3を接続するように接続導体7が形成されてい
る。長さ方向の中央部のノード点に対応する位置には切
込み凸部は設けられていない。
【0047】この構成においては、入力電極2a,2b
のみならず出力電極3をも支持機能及び電気的接続機能
を有する支持部材で支持及び電気的接続を行うことがで
きる。また、この構成のように、切込み凸部は全てのノ
ード点に対応する位置に形成する必要はなく、安定で信
頼性の高い支持及び電気的接続を得る位置にのみ形成す
ればよい。
【0048】また、上記各実施例では切込み凸部はノー
ド点に対応する位置の両側縁部に対称に設けられている
が、これに限るものではなく、一方の側縁部のみに形成
してもよく、また、一対の切込みの深さはそれぞれ異な
る寸法であってもよい。
【0049】要するに、切込み凸部の数、形状、形成位
置は、実装の形態、昇圧比等の特性等を考慮して適宜設
定される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る圧電
トランスによれば、長さ方向のノード点に対応する位置
に、振動応力及び変位が大幅に低減された切込み凸部が
形成され、この切込み凸部で支持及び電気的接続を行う
ことにより、性能を低下させることなく、安定で信頼性
の高い支持及び電気的接続を行うことができる。
【0051】さらに、幅方向に切込みを形成することに
より共振周波数が低下するので、より小形化することが
できる。
【0052】また、切込み凸部に入力電極または出力電
極に導通した接続導体を形成することにより、切込み凸
部の所望の位置で電気的接続を行うことができ、信頼性
の高い接続を得るとともに、多様な実装形態にも対応で
きる。
【0053】また、切込み凸部に支持機能と電気的接続
機能を兼ね備えた支持部材を取り付けることにより、面
実装可能な構成とすることもでき、実装を容易にすると
ともに安定で信頼性の高い支持及び電気的接続を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る圧電トランスの外観
斜視図である。
【図2】本発明の切込み凸部先端部での最大応力と切込
み凸部の寸法の関係を示す図である
【図3】本発明の切込み凸部先端部での幅方向の変位と
切込み凸部の寸法の関係を示す図である
【図4】本発明の共振周波数と切込みの深さの関係を示
す図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施例に係る圧電トラン
スの平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)
は(a)のY−Y線断面図である。
【図6】(a)は本発明の第3実施例に係る圧電トラン
スの実装構造を示す平面図、(b)はその側面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例に係る外観斜視図である。
【図8】従来の圧電トランスの外観及び振動姿態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 圧電板 2a,2b 入力電極 3 出力電極 6 切込み凸部 6a,6b 切込み 7 接続導体 11 接続端子 12 支持台 13 リード線 14 フィルム状導体 20 実装部材 30 シリコン系接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/107

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の圧電板に入力電極及び出力電極
    を形成し、縦振動モードを利用してなる圧電トランスに
    おいて、 前記圧電板の長さ方向のノード点に対応する位置の近傍
    であって、幅方向の側縁部の少なくとも一箇所に、幅方
    向に延びる一対の切込みが形成され、該切込みにより切
    込み凸部が設けられていることを特徴とする圧電トラン
    ス。
  2. 【請求項2】 前記切込み凸部に前記入力電極または前
    記出力電極と導通した接続導体が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の圧電トランス。
  3. 【請求項3】 前記切込み凸部に実装部材へ支持するた
    めの支持部材が取付けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の圧電トランス。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が実装部材への支持機能と
    電気的接続機能を兼ね備えていることを特徴とする請求
    項3に記載の圧電トランス。
JP07238348A 1995-09-18 1995-09-18 圧電トランス Expired - Lifetime JP3079970B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07238348A JP3079970B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧電トランス
US08/714,822 US5894185A (en) 1995-09-18 1996-09-17 Piezoelectric transformer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07238348A JP3079970B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧電トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0983034A JPH0983034A (ja) 1997-03-28
JP3079970B2 true JP3079970B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=17028871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07238348A Expired - Lifetime JP3079970B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧電トランス

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5894185A (ja)
JP (1) JP3079970B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3763175B2 (ja) 1997-02-28 2006-04-05 ソニー株式会社 プリンタ装置の製造方法
AU4056799A (en) * 1999-05-31 2000-12-18 Nanomotion Ltd. Multilayer piezoelectric motor
AU2000228235A1 (en) * 2000-02-24 2001-09-03 Nanomotion Ltd. Resonance shifting
JP2002064977A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電トランスの駆動方法及び電源装置
US6342753B1 (en) 2000-09-25 2002-01-29 Rockwell Technologies, Llc Piezoelectric transformer and operating method
US6674222B2 (en) 2001-04-05 2004-01-06 Mide Technology Corporation Single crystal piezoelectric transformer
KR100439400B1 (ko) * 2001-11-22 2004-07-09 삼성전기주식회사 노드점 인식패턴을 구비한 압전트랜스포머
CN101142742B (zh) * 2005-04-18 2011-06-15 株式会社大真空 压电振动片和压电振动器件
JP5113840B2 (ja) * 2007-07-27 2013-01-09 京セラ株式会社 圧電トランス
JP2009170784A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Nec Tokin Corp 圧電トランス
JP2009253021A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Nec Tokin Corp 圧電トランス
DE202008005708U1 (de) * 2008-04-24 2008-07-10 Vishay Semiconductor Gmbh Oberflächenmontierbares elektronisches Bauelement
CN208257660U (zh) 2015-09-10 2018-12-18 株式会社村田制作所 压电振动器件、压电变压器模块、压电振子安装用柔性基板和压电变压器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3660699A (en) * 1969-08-06 1972-05-02 Denki Onkyo Co Ltd Supporting means for piezoelectric transformers
JPH0671188B2 (ja) * 1985-04-01 1994-09-07 株式会社村田製作所 圧電共振子
JP2508575B2 (ja) * 1993-01-28 1996-06-19 日本電気株式会社 圧電磁器トランスとその駆動方法
US5648746A (en) * 1993-08-17 1997-07-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Stacked diezoelectric resonator ladder-type filter with at least one width expansion mode resonator

Also Published As

Publication number Publication date
US5894185A (en) 1999-04-13
JPH0983034A (ja) 1997-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3079970B2 (ja) 圧電トランス
JP3671382B2 (ja) 圧電トランスおよび圧電トランス電源
KR19990023691A (ko) 압전 트랜스포머 및 이를 포함하는 전원 공급 장치
WO1999065089A1 (fr) Structure et procede de montage d'un transformateur piezo-electrique
JP2000124519A (ja) 圧電トランス
US6037705A (en) Piezoelectric transformer including resilient adhesive support
JP3085234B2 (ja) 圧電トランス
JP2967564B2 (ja) 圧電トランス
US6262518B1 (en) Housing for piezoelectric transformer device
JP2967562B2 (ja) 圧電トランス及び圧電トランスの製造方法
US6376970B1 (en) Piezoelectric resonator supporting structure and a piezoelectric component including the same
US6268684B1 (en) Piezoelectric resonator and a piezoelectric component including piezoelectric resonator
JP3385551B2 (ja) 圧電トランス電源
EP1026756A1 (en) Piezoelectric transformer
JPH0983032A (ja) 圧電トランス
JP3581488B2 (ja) 圧電昇圧モジュール
JP3189109B2 (ja) 圧電トランスの電極接続構造
JPH0951131A (ja) 圧電トランス及びそれを用いたトランス装置
US6353279B1 (en) Piezoelectric transformer
JP3344866B2 (ja) 圧電トランス支持具
JPH08316543A (ja) 圧電トランス
JPH10173251A (ja) 圧電トランス電源
JPH11284245A (ja) 圧電トランスの実装構造
JP3278059B2 (ja) 圧電トランスの支持構造
JP3705555B2 (ja) 圧電トランス電源

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080623

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term