JP3079927B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JP3079927B2 JP34068694A JP34068694A JP3079927B2 JP 3079927 B2 JP3079927 B2 JP 3079927B2 JP 34068694 A JP34068694 A JP 34068694A JP 34068694 A JP34068694 A JP 34068694A JP 3079927 B2 JP3079927 B2 JP 3079927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の室外機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例における空気調和機の室外
機を示す分解斜視図である。この室外機1では、モータ
台12に設けられた図示しないモータによってファン8
が回転駆動され、これによって後方から室外空気を吸入
する。吸入した室外空気は、室外熱交換器7において熱
交換されたのち、上記ファン8によって前方へ圧送さ
れ、再び室外へ排出される。そしてこのような空気の通
路を確保するため、底板2には仕切板33が固定され、
本体ケーシング内において、配管等を格納する機械室9
と風通路10とを形成している。また、上記仕切板33
には、その前面を覆うように前板36が装着され、さら
にその前面に、ベルマウス34、吹出グリル35が設け
られている。上記ベルマウス34は、ファン用孔45の
周囲において前面側へ突設された上記仕切板33の取付
フランジ46に嵌挿され、上記ファン8によって前方へ
圧送される空気の通路を形成している。また上記吹出グ
リル35は、排出される空気の風向を決定するととも
に、回転駆動される上記ファン8によって生じ得る危険
性を防止するためのカバーとしての機能を有している。
【0003】さらに図5において11はプリント板等の
電装品が格納された電装品箱であり、13は圧縮機、2
0は電子膨張弁、14はリアクタである。なお、この図
5においては、前面側から見て右側面に設けられる側
板、上方から設けられる天板、さらに後面に設けられる
保護金網等の部材は、図の煩雑化を避けるため省略して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
空気調和機の室外機1について、その故障診断を行なう
場合には、ケーシング内に配置された電装品箱11、圧
縮機13、リアクタ14、及び電子膨張弁20等を診断
可能とするために、前板36、天板、あるいは側板等を
取外さなければならない。図5は、従来例において上記
前板36等を取外した状態をも示しているが、同図に示
すように、前板36を取外すことによってファン8が前
面に露出した構成となっている。ところが、室外機1の
故障診断の多くは、上記ファン8を回転駆動させながら
行なう必要があるため、ファン8を露出させたままでは
作業者にとって極めて危険であり、この危険を避けなが
らの診断作業には困難が伴うという問題があった。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、前板を取外して
もファンが前面に露出せず、ファンを運転しながらの故
障診断を容易かつ安全に行うことが可能な空気調和機の
室外機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室外機は、本体ケーシング内に固定された仕切板
等の固定部材3にベルマウス4を介して吹出グリル5を
設け、さらにこの吹出グリル5よりも前面側から着脱自
在に前板6を装着して成り、上記吹出グリル5は前面側
から見て四角形に形成し、さらにこの吹出グリル5は
記前板6を取外した状態で、上記固定部材3に対して
その各辺がファン8による圧送空気通路の回りを回動可
能とし、この吹出グリル5の回動によって診断必要部分
を前面に露出可能としたことを特徴としている。
【0007】
【0008】 さらに請求項の空気調和機の室外機
は、上記吹出グリル5は、それぞれ90°の回転位相差
を有する複数の位置において、上記固定部材3に固定可
能としたことを特徴としている。
【0009】 請求項の空気調和機の室外機は、上記
吹出グリル5は、それぞれ任意の回転位相差を有する複
数の位置において、上記固定部材3に固定可能としたこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】上記請求項1の空気調和機の室外機では、吹出
グリル5を固定部材3に取付けた状態で、前板6を着脱
自在としている。従って、前板6を取外してもファン8
は前面に露出せず、運転しながらの故障診断を容易かつ
安全に行うことが可能となる。また、前板6を取外した
状態で吹出グリル5を回動可能としている。従って、診
断箇所に応じて吹出グリル5を回動させて必要な部分を
露出させ、これによって故障診断を容易とすることが可
能となる。
【0011】
【0012】 さらに請求項の空気調和機の室外機で
は、それぞれ90°の回転位相差を有する複数の位置に
吹出グリル5を固定し、前板6を取付けることを可能と
している。従って、吹出グリル5を回動させながら故障
診断した後の再組立を容易とすることが可能となるとと
もに、吹出グリル5から排出される空気の風向を変更す
ることも可能となる。
【0013】 請求項の空気調和機の室外機では、任
意の回転位相差を有する複数の位置に吹出グリル5を固
定し、前板6を取付けることを可能としている。従っ
て、上記再組立を一段と容易とすることが可能になると
ともに、上記風向も任意に変更することが可能となる。
【0014】
【実施例】次にこの発明の空気調和機の室外機の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明の一実施例における室外
機1を示す分解斜視図である。後方より室外空気を吸入
して熱交換し、これを前面より排出する上記室外機1の
機能は従来例と同じであるので、ここでの説明は省略す
る。また、この室外機1においても、後方から吸入して
前方へ排出する室外空気の通路を確保するため、本体ケ
ーシング内においては、固定部材として仕切板3が底板
2に固定され、配管等を格納する機械室9と風通路10
とを形成している(図2参照)。
【0016】そして上記仕切板3には、その前面側より
ベルマウス4を介して吹出グリル5が装着され、さらに
その前面側に上記仕切板3等を覆うように前板6が設け
られている。ここで上記ベルマウス4は、ファン8によ
って前方へ圧送される熱交換された室外空気の通路を形
成し、また上記吹出グリル5は、排出される空気の風向
を決定するとともに、回転駆動された上記ファン8によ
って生じ得る危険を防止するためのカバーとしての機能
を有している。
【0017】さらに図1において11はプリント板等の
電装品が格納された電装品箱であり、13は圧縮機、2
0は電子膨張弁、そして14はリアクタである。なお、
この図においても図5と同様に、側板、天板、保護金網
等の部材は、図の煩雑化を避けるため省略している。
【0018】図2(a)は、上記室外機1の中央横断面
図であり、同図(b)は、上記仕切板3へのベルマウス
4、吹出パネル5及び前板6の取付構造を示すもので、
同図(a)のAで示す部分の要部拡大図である。仕切板
3の中央部には、ファン8の外径と径がほぼ等しい円形
のファン用孔15が設けられ(図1参照)、さらにこの
ファン用孔15の周囲には、前面側へ向けて取付フラン
ジ16が突設されている。そしてこの取付フランジ16
に、円筒状に形成された上記ベルマウス4の一端側を嵌
挿し、これによって仕切板3に対して上記ベルマウス4
を回動可能に取付けている。また上記ベルマウス4の他
端側には正方形状の取付つば17が形成されており(図
1参照)、この取付つば17の周囲には取付溝18が設
けられている。
【0019】そして上記取付つば17には、その前面側
より平面正方形状の吹出グリル5が凹凸嵌合によって設
けられ、また上記取付溝18には、前板6に形成された
嵌入フランジ19を嵌入して上記前板6を前面側から配
置するようにしている。
【0020】この室外機1においては、上記取付構造に
よって、ファン8の前面側に吹出グリル5を取付けたま
まで、前板6が着脱自在となっている。従って、故障診
断時に上記前板6を取外してもファン8は前面に露出せ
ず、これを回転駆動した場合でも、作業者は安全かつ容
易に診断作業を行なうことができる。
【0021】また上記吹出グリル5を凹凸嵌合で前面側
に取付けた上記ベルマウス4は、室内機1の底板2に固
定された仕切板3に対して回動可能となっている。従っ
て、室内機1の故障診断において、種々の診断箇所に応
じて吹出グリルを回動させ、必要な部分を露出させるこ
とによりその診断作業を容易とすることができる。例え
ば図3は、リアクタ14及び電装品箱11を診断するに
あたり、上記吹出グリル5を矢印Aの方向へ約45°回
転させ、それらの診断箇所を前面に露出させた状態を示
す、室外機1の正面図である。
【0022】また圧縮機13や電子膨張弁20を診断す
る場合には、上記吹出グリル5をさらに約45°回転さ
せて、これらを前面露出させることで、容易に診断作業
を行なうことができる。
【0023】さらに上記吹出グリル5は正方形状である
ため、上記診断で適宜回転させた後の状態が、上記前板
6を取外した時の位置とは異なっていても、その回転位
相差が90°、180゜、270°であれば、上記前板
6を取付けることができ、これによって診断後の再組立
が容易となっている。また、この吹出グリル5は排出さ
れる空気の風向を決定する機能も有しているので、その
固定位置によって4種類の風向を使い分けることができ
る。
【0024】 以上にこの発明の具体的な実施例につい
て説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば、上記実施例では吹出グリル5をベ
ルマウス4に固定し、このベルマウス4が仕切板3に対
して回動可能であるとしたが、これはベルマウス4を仕
切板3に固定して、吹出グリル5が上記ベルマウス4に
対して回動可能であるような構成としてもよい。また前
板6はベルマウス4の取付溝18を用いて取付けるよう
にしたが、吹出グリル5を仕切板3に取付けたままで前
板6を着脱できれば、その取付構造はこれに限定される
ものではなく、例えばこれを仕切板3に取付けて配置す
るなどしてもよい。
【0025】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室外機で
は、吹出グリルを固定部材に取付けた状態で、前板を着
脱自在としている。従って、前板を取外してもファンは
前面に露出せず、ファンを運転しながらの故障診断を容
易かつ安全に行うことが可能となる。また、前板を取外
した状態で吹出グリルを回動可能としている。従って、
診断箇所に応じて吹出グリルを回動させて必要な部分を
露出させ、これによって故障診断を容易とすることが可
能となる。
【0026】
【0027】 さらに請求項の空気調和機の室外機で
は、それぞれ90°の回転位相差を有する複数の位置に
吹出グリルを固定し、前板を取付けることを可能として
いる。従って、吹出グリルを回動させながら故障診断し
た後の再組立を容易とすることが可能となるとともに、
吹出グリルから排出される空気の風向を変更することも
可能となる。
【0028】 請求項の空気調和機の室外機では、任
意の回転位相差を有する複数の位置に吹出グリルを固定
し、前板を取付けることを可能としている。従って、上
記再組立を一段と容易とすることが可能になるととも
に、上記風向も任意に変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における空気調和機の室外
機の分解斜視図である。
【図2】上記室外機の中央横断面図及び要部拡大図であ
る。
【図3】上記室外機の故障診断時における正面図であ
る。
【図4】 従来例における室外機の分解斜視図である。
【符号の説明】
3 仕切板 4 ベルマウス 5 吹出グリル 6 前板
フロントページの続き (72)発明者 中村 博 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内 (56)参考文献 特開 平5−87366(JP,A) 実開 平4−46643(JP,U) 実開 昭48−97756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング内に固定された仕切板等
    の固定部材(3)にベルマウス(4)を介して吹出グリ
    ル(5)を設け、さらにこの吹出グリル(5)よりも前
    面側から着脱自在に前板(6)を装着して成り、上記吹
    出グリル(5)は前面側から見て四角形に形成し、さら
    にこの吹出グリル(5)は上記前板(6)を取外した状
    態で、上記固定部材(3)に対して、その各辺がファン
    (8)による圧送空気通路の回りを回動可能とし、この
    吹出グリル(5)の回動によって診断必要部分を前面に
    露出可能としたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 上記吹出グリル(5)は、それぞれ90
    °の回転位相差を有する複数の位置において、上記固定
    部材(3)に固定可能としたことを特徴とする請求項
    の空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 上記吹出グリル(5)は、それぞれ任意
    の回転位相差を有する複数の位置において、上記固定部
    材(3)に固定可能としたことを特徴とする請求項
    空気調和機の室外機。
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JP5018069B2 (ja) * 2006-12-20 2012-09-05 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外ユニット
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