JP3078856U - 浴室用滑り止めマット - Google Patents

浴室用滑り止めマット

Info

Publication number
JP3078856U
JP3078856U JP2001000066U JP2001000066U JP3078856U JP 3078856 U JP3078856 U JP 3078856U JP 2001000066 U JP2001000066 U JP 2001000066U JP 2001000066 U JP2001000066 U JP 2001000066U JP 3078856 U JP3078856 U JP 3078856U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
slip
mat body
thin film
thermal transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001000066U
Other languages
English (en)
Inventor
明玲 王
Original Assignee
明玲 王
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明玲 王 filed Critical 明玲 王
Priority to JP2001000066U priority Critical patent/JP3078856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078856U publication Critical patent/JP3078856U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 図案の鮮明な浴室用滑り止めマットを提供す
る。 【解決手段】 所定サイズに裁断されたマット1を、下
成形型2に設置する。表面上に一層の熱融プラスチッ
ク、離型剤、温度感知材料、及び各式色彩図案をプリン
トした薄膜3を敷設し、上成形型4で圧迫すると同時に
熱転写方式で薄膜3上の図案をマット1表面に転写す
る。上成形型および下成形型にはそれぞれ異なる深さで
内に向かって陥没した陥没円弧孔41、陥没円弧孔21
が設けられ、熱転写実施と同時に、マット1の上表面に
突出した円弧状の多数の滑り止め部を形成する。またマ
ット1下表面には碗状の多数の吸盤体が形成される。滑
り止め部間の陥没により形成される通路を利用し、薄膜
3をマット1に熱転写印刷する時、空気を供給し排気し
た後、薄膜3を離す。マット1の図案には予め温度設定
がされている温度感知材料を混合してあるため、熱水に
より変色し、警告の字体を表すことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は浴室用滑り止めマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、従来の浴室用滑り止めマットAは、地面との接触表面に多 数の吸盤A1を成形し、以って該滑り止めマットAを固定、定位する。表面に成 形する突出した図案模様A2もまた、滑り止め作用を形成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の浴室用滑り止めマットAは無地である。通常、マットの 表面に図案をプリントする場合には、完成したマットに網印刷方式によりプリン トするため、プリントされた色彩は表面に突出せず、しかも滑らかな状態になる 。そのため、一旦水に濡れると、滑り易くなり、使用者が転んで負傷し易い。
【0004】 さらに、マットにプリントする図案は表面上に、わずかに「塗る」だけである ため、ある期間使用すると徐々に消失し、非常に醜くなり、また滑り止め効果を も失ってしまう。しかも、入浴者がお湯を使用するに当たり、お湯の温度を測る 設備もなく、非常に危険である。
【0005】 したがって本考案の目的は図案が鮮明で滑り止め効果の高い浴室用滑り止めマ ットの提供することにある。 また本考案の別の目的は、お湯の温度により使用者に警告を与えることが可能 な浴室用滑り止めマットの提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本考案の請求項に記載の浴室用滑り止めマット は、平坦なマットに、熱融プラスチック、離型剤、温度感知材料、および各式色 彩図案をプリントした薄膜が熱転写方式により敷設される。熱転写と同時に上成 形型および下成形型によりプレスされ、各成形型に設けられている陥没円弧孔に よりマット上表面にはわずかに突出した円弧状の多数の滑り止め部、および下表 面には多数の吸盤体が形成される。しかも滑り止め部間のわずかな陥没により形 成される通路を利用して熱転写印刷時の空気を排出が可能である。これでマット 表面上の色彩図案は完全に脱落、色落ちせず、色彩が鮮やかで、色は均一で、多 元化される他に、マットの図案に配合されている温度感知変化作用を利用し告知 の効果を達成する。
【0007】 さらにそのマット表面に形成するわずかに突出した滑り止め部の高さは0.3 mm以下で、円弧状を呈する。 またそのマット表面に形成するわずかに突出した滑り止め部間の陥没部は排気 の作用を備える。
【0008】
【考案の実施の形態】
図2および図3に示すように、本考案の一実施例によるマット本体1はゴムお よび、プラスチックを材料とし、混合攪拌後、半製品に製造される。次に、半製 品の両表面を洗浄し、乾燥処理を行った後、所定のサイズに裁断される。 図4および図5に示すように、熱プレス成形機の下成形型2中に設置される。 下成形型2には多数の陥没円弧孔21が設けられている。半製品を下成形型2に 設置後、半製品の表面に一層の薄膜3を敷設する。
【0009】 薄膜3は色彩図案31中に熱融プラスチック、離型剤、温度感知材料が混合さ れている。上成形型4には多数の浅い陥没円弧孔41が設けられている。陥没円 弧孔41の深さは0.3mm以下に成形されているため、角がない。このように、 熱プレス成形設備である上成形型4および下成形型2により同時に薄膜3、半製 品を圧迫し合わせる。
【0010】 加圧と加温とにより、マット1表面は上成形型4中の多数の陥没円弧孔41に より、(陥没円弧孔41の深さは0.3mm以下であるため、いかなる角もない、 と言う条件の設定下において、)高さが0.3mm以下のわずかに円弧状の突出し た滑り止め部11が形成される。滑り止め部11形成後、薄膜3上の各式色彩図 案31は該半製品のマット1面上に印刷される。滑り止め部11は0.3mm以下 であるため、熱転写製法中の行程差も0.3mm以上にはならない。このため、プ リントが不均一、かつ脱落現象が発生することはない。
【0011】 同時に、薄膜3上の各式色彩図案31をマット1面上に転写する時、マット1 上の滑り止め部11は円弧状作用を呈するため、薄膜3は上成形型4の圧迫を受 けても、角により薄膜3が破裂する状況は発生しない。 さらに、上成形型4を合わせ圧迫すると、滑り止め部11間のわずかな陥没は 通路12を形成する。通路12は薄膜3とマット1の熱転写時に空気を供給しあ るいは排気する。
【0012】 即ち、マット1表面に形成される滑り止め部11には、下記の特長がある。 1.0.3mm以下のわずかな突出である。 2.角のない円弧状である。 3.その間には陥没条の通路12を形成する。
【0013】 上記特長の下、色彩図案31は、完全、かつ均一にマット1上面に転写される 。 マット1の上下面部は定型後、薄膜3を離す。 以上で図6に示すように、マット1表面上の色彩図案31は完全に脱落、色落 ちせず、色彩が鮮やかで均一で、多元化される。
【0014】 図7に示すように、本実施例の一使用例で浴室内の熱水Wがマット1の色彩図 案31を濡らした時、図案31には予め温度設定がされている(例えば38度) の温度感知材料が混合されているため、直ちに変色し、図8に示すように警告の 字体を表す。 これにより、入浴者はお湯の使用に注意し、或いは冷水を加え、温度を下げて から使用する等の効果を呈する。こうして、入浴者のやけどを防止し、安全の保 障を獲得することができる。
【0015】
【考案の効果】
上記のように、本考案は従来品の欠点を確実に解決することができる。また本 考案が生み出す機能により、やけど防止の安全性を達成することができる。また 本考案は高品質の安定を維持することができ、確実に実用性を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマットを示す図であって、(A)は上面
を示す模式図、(B)は底面を示す模式図である。
【図2】本考案の一実施例によるマットを示す概略図で
あって、成形の初期の形状を示す図である。
【図3】本考案の一実施例によるマットと成形型と薄膜
との配置を示す模式図である。
【図4】本考案の一実施例によるマットを成形する状態
を示す模式図である。
【図5】本考案の一実施例によるマットを成形する状態
を示す模式図である。
【図6】本考案の一実施例によるマットを示す斜視図で
ある。
【図7】本考案の一実施例によるマットを使用する状態
を示す図であって、(A)は使用状態を示す模式図、
(B)はマットの一部を拡大した模式図である。
【図8】本考案の一実施例によるマットが熱により変化
した状態を示す図であって、(A)は使用状態を示す模
式図、(B)はマットの一部を拡大した模式図である。
【符号の説明】
1 マット本体 2 下成形型 3 薄膜 4 上成形型 11 滑り止め部 12 通路 21 陥没円弧孔 31 色彩図案 41 陥没円弧孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムおよびプラスチックにより成形され
    ているマット本体を備え、 前記マット本体は所定のサイズに裁断され、熱融プラス
    チック、離型剤、所定温度が設定され熱水に対して変色
    するための温度感知材料、ならびに色彩図案がプリント
    されている薄膜が、熱プレス成形機の熱転写方式により
    前記マット本体の表面に転写されており、 前記熱プレス成形機の成形型中にはそれぞれ異なる深さ
    で内に向かって陥没した陥没円弧孔が設けられているた
    め、前記熱転写実施と同時に前記マット本体上表面には
    わずかに突出した円弧状の滑り止め部が形成され、また
    前記マット本体下表面には碗状の多数の吸盤体が形成さ
    れ、 薄膜をマット本体に熱転写印刷する際、前記滑り止め部
    間のわずかな陥没により形成される通路を利用して空気
    が供給または排出可能であり、前記薄膜が剥離可能であ
    り、 前記マット本体表面上の色彩図案に混合されている前記
    温度感知材料により、熱水に接触すると、変色して警告
    の字体が表示されることを特徴とする浴室用滑り止めマ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記マット本体表面に突出した前記滑り
    止め部の高さは0.3mm以下であることを特徴とする請
    求項1記載の浴室用滑り止めマット。
  3. 【請求項3】 前記マット本体表面に突出した前記滑り
    止め部は円弧球状であることを特徴とする請求項1記載
    の浴室用滑り止めマット。
  4. 【請求項4】 前記マット本体表面に突出した前記滑り
    止め部の相互間の陥没している部分により周囲の空気は
    排出されることを特徴とする請求項1記載の浴室用滑り
    止めマット。
JP2001000066U 2001-01-11 2001-01-11 浴室用滑り止めマット Expired - Fee Related JP3078856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000066U JP3078856U (ja) 2001-01-11 2001-01-11 浴室用滑り止めマット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000066U JP3078856U (ja) 2001-01-11 2001-01-11 浴室用滑り止めマット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3078856U true JP3078856U (ja) 2001-07-27

Family

ID=43211767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001000066U Expired - Fee Related JP3078856U (ja) 2001-01-11 2001-01-11 浴室用滑り止めマット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3078856U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656391U (ja) * 1992-12-28 1994-08-05 フジテック株式会社 機械式駐車装置の車止め装置
JP2018175668A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 日進ゴム株式会社 浴室用滑り止めマット
JP2020202990A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 アロン化成株式会社 浴室用マット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656391U (ja) * 1992-12-28 1994-08-05 フジテック株式会社 機械式駐車装置の車止め装置
JP2018175668A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 日進ゴム株式会社 浴室用滑り止めマット
JP7017863B2 (ja) 2017-04-19 2022-02-09 日進ゴム株式会社 浴室用滑り止めマット
JP2020202990A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 アロン化成株式会社 浴室用マット
JP7267851B2 (ja) 2019-06-18 2023-05-02 アロン化成株式会社 浴室用マット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005296650A (ja) 人工爪の製造方法
JP3078856U (ja) 浴室用滑り止めマット
US20020074692A1 (en) Bathmat and the method for manufacturing the same
JPH0232821A (ja) 加硫ゴム製品及びその製造方法
JP3644415B2 (ja) Frp成形品の成形方法
US6878322B2 (en) Method for manufacturing a rubber product having colored patterns thereon
CN2453815Y (zh) 浴室用止滑垫
CN1092116C (zh) 立体转印发泡印刷转印纸
GB2372229A (en) Coloured pattern on a rubber plate
US6039822A (en) Decal applying process usng direct screen printing
JPS58138630A (ja) ゴム物品のマ−キング方法
JP3978977B2 (ja) 浴室用の床パン
JPS60193685A (ja) スタンプおよび其の製造方法
JPS57178810A (en) Manufacture of molding die
JPH04153078A (ja) ホットスタンプの加工法
JPH02121997U (ja)
JP2730637B2 (ja) 成形品用模様シートと模様付成形品の製造方法
US20020084552A1 (en) Method for manufacturing a rubber product having colored patterns thereon
JPH0611145Y2 (ja) マット製造用金型
KR100535321B1 (ko) 멜라민 수지 용기 및 그 제조방법
JPS5835490Y2 (ja) 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板
KR20050080109A (ko) 반사 잉크가 결합된 렌티큘러원단
JPH0621870Y2 (ja) 合成樹脂製チユ−ブ容器
CN111012145A (zh) 一种新型带颜色的压花防滑地垫及其制作工艺
JP2004276548A (ja) 発泡樹脂板の模様形成方法および、その方法による発泡樹脂板

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees