JP3078684B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3078684B2
JP3078684B2 JP05195652A JP19565293A JP3078684B2 JP 3078684 B2 JP3078684 B2 JP 3078684B2 JP 05195652 A JP05195652 A JP 05195652A JP 19565293 A JP19565293 A JP 19565293A JP 3078684 B2 JP3078684 B2 JP 3078684B2
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水兼用洗濯機に係
り、中でも洗濯運転時における水槽の働きも兼ねる新規
なステンレス鋼板製無孔壁脱水槽の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のステンレス鋼板製の脱水槽を備
えた洗濯機の先行技術としては、例えば特開平4−19
7291号公報あるいは特開平4−197292号公報
に開示されているように、洗濯水を収容する外枠内に脱
水槽としてのステンレス鋼板からなるバスケットを配設
したものであり、且つ、該バスケットが、バランスリン
グが取り付けられる上リング部と、脱水孔を内周面に有
する円筒状の胴体部と、補強用フランジが底面に取り付
けられる皿状の底板部との3者により構成されたものが
知られている。
【0003】上記構成においては、脱水槽内に配設され
た回転翼を回転駆動して行う洗濯運転時には、外枠内に
水を溜めて、脱水槽に投入された洗濯物の洗濯を行い、
脱水槽自体を回転駆動させて行う脱水運転時には、洗濯
物の布に含まれた水を脱水槽の多数の脱水孔から外枠を
経て外部へ排水するようにしている。
【0004】従来、上記先行技術構成のものとは別に、
プラスチック製の脱水槽を備えた洗濯機の中には、脱水
槽の周壁がその回転軸心に対して傾斜するコニカル形状
の無孔壁からなるとともに、該脱水槽の底壁中央から外
部に亙って排水経路を形成したものが知られている。
【0005】このような構成の洗濯機では、洗濯運転時
には脱水槽のみに水を溜め、該脱水槽の内底部に臨んで
配設した撹拌翼の回転駆動によって洗濯を行うことがで
きるため、優れた節水効果がある。また、洗濯終了後は
排水経路を経て脱水槽内の洗濯水を排水した上で、脱水
槽自体を回転駆動させ、これによって生起した遠心力に
よって、布に含まれた水を脱水槽のコニカル形状の内壁
面から脱水槽の外部へ揚水排水するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ステンレス鋼板製脱水槽を有する先行技術例の場合、洗
濯運転は大容量の外枠に水を溜めて脱水槽中の洗濯物の
洗濯を行うものであるため、洗濯水の消費量が必然的に
多くなり節水上、問題があった。また、脱水槽は底板部
と胴体部とを接合するとともに、該胴体部上に上リング
部を設けた3者構成となっているため、構造が複雑にな
る上、部品点数も多くなって組立コストが増大する等の
問題点があった。
【0007】一方、後者の従来例の場合、脱水槽を強度
の低いプラスチックにより形成しているため、脱水運転
時の高速回転に耐え得るだけの強度を付与するために、
肉厚を厚くしたり、外周面に多数の補強用リブを張り巡
らせたりする必要がある。このため、長年に亙って洗濯
機を使用する間に、前記補強用リブ間に洗剤かすが付着
したり、黴が発生したりするという不都合があった。
【0008】また、肉厚ラップや補強用リブの存在によ
り、脱水槽の外周りを構成する壁体における厚さ方向の
寸法が嵩むため、脱水槽の大きさに対してその内法寸法
が著しく制約され、その結果、内容積が小さくなるとい
った問題点があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ステンレス鋼板によって脱水槽を
形成し、しかも、該脱水槽の周壁をコニカル形状の無孔
壁とすることにより、揚水排水を可能として、節水及び
大容量の脱水槽を実現するとともに、製造コストを低減
させ得る洗濯機を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、脱水運転時に回転駆動される脱水槽と、
この脱水槽内に臨んで配設され洗濯運転時に回転駆動さ
れる撹拌翼とを備え、前記脱水槽の上端開口部にリング
状のバランサーを装着してある洗濯機において、前記脱
水槽をステンレス鋼板製の底部材と、下端開口周縁部が
前記底部材の上端開口周縁部に水密状に接合固着される
ステンレス鋼板製の胴部材とにより構成し、且つ、前記
胴部材の周壁を脱水槽の回転軸心に対して傾斜するコニ
カル形状の無孔壁からなるものとしている。
【0011】また、上記構成において、次のような構成
を付加することができる。即ち、前記脱水槽の胴部材の
周壁に、上下方向に延びる複数本の排水用溝を周方向に
亙って形成する。
【0012】胴部材の上端開口周縁部外方に下向きに開
放する逆U字形状にカール成形されたカール部を形成す
る一方、バランサーの本体下端外周面部を円筒面に形成
するとともに、この円筒面と等間隔をおいて対向する仮
想円周上に前記バランサー本体から延びる複数の係合リ
ブを配設し、該係合リブと前記円筒面との間に該係合リ
ブと前記円筒面とに接するように前記胴部材の上端開口
周縁部外方にカール形成されたカール部を嵌合させるこ
とにより、バランサーを脱水槽の上端部に固定する。
【0013】バランサーの外周の周方向複数個所に、そ
れぞれ脱水槽の胴部材の周壁上端との間に空隙を存する
ように排水用切欠部を形成し、且つ、胴部材の排水用溝
が前記各排水用切欠部間の中間部に配設する。また、脱
水槽の胴部材の排水用溝は、その溝幅が上端部分で上方
に向かって拡大する形状に形成し、さらにはその下端部
両側が部分円弧状に拡大する形状に形成する。
【0014】具体的には、胴部材はステンレス鋼板をコ
ニカル形状に曲げ成形するとともに、その両端部をハゼ
折りカシメによって接合することにより筒状体を形成
し、この筒状体の上端周縁部を周方向外方の水平方向に
延出するように折り曲げ、さらにこの延出部分の端部を
下向きに開放する逆U字形状にカール成形することによ
りカール部を形成したものとする。
【0015】また、該胴部材は、筒状体のハゼ折りカシ
メによる継目部分において、一方の接合端部の上端部を
延長し、この延長部分を他方の接合端部の上端部に重合
することにより2枚重ねのカール部を形成したものとす
る。また、該筒状体のハゼ折りカシメによる継目部分に
おいて、一方の接合端部の上端部に周方向に延びる延長
片を形成し、この延長片を他方の接合端部の上端部に重
合することにより2枚重ね部分を形成し、この2枚重ね
部分に両方の接合端部に亙る貫通孔を形成する。そし
て、この胴部材の上端開口部に嵌合されたバランサー
を、該胴部材に前記貫通孔に挿通したねじ部材によって
共締めする。
【0016】脱水槽の底部材の下面側に配設された該底
部材補強用の脱水フランジを配設するとともに、洗濯水
のシールを行うシールリングを前記脱水フランジの下面
側に配設し、且つ、前記底部材、脱水フランジ及びシー
ルリングを脱水槽の回転駆動軸に一体形成された取付用
フランジに共通のネジ部材によって、前記底部材、脱水
フランジ及びシールリングに設けられた排水孔が連通す
るように一体的に共締めする。更に、前記シールリング
を底部材との間に排水経路の一部を構成するシールホル
ダを配設し、該シールホルダとシールリングとの間に該
シールホルダとシールリングとの間のシール性を保持す
るようにオイルシールが嵌合されている。
【0017】
【作用】上記構成によると、共にステンレス鋼板からな
る胴部材と底部材との2者構成とすることができるた
め、部品点数の削減、ひいては製造コストの低減化を図
り得る。また、胴部材の上端開口周縁をカール形状と
し、そのカール部にバランサーの円筒面と係合リブを嵌
合させることにより、バランサーはカール部の内外を円
筒面及び係合リブにより挟み込んだ形で固定されるた
め、前掲の先行技術で必要とした上リング部を設けなく
ても十分な取付強度が保持される。
【0018】また、脱水槽の外周面には従来のプラスチ
ック製脱水槽で、該外周面に張り巡らせた補強用リブを
設ける必要もないため、該外周面は凹凸のない平滑面に
形成される。従って、洗剤かす等の付着もなく、黴が発
生する余地もない。また、ステンレス鋼板は薄板で充分
な強度が得られるため、その分、脱水槽の内容積が大き
くなり、大容量化を図り得る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本実施例に係る洗濯機の全体構
成を示している。図1において、1は洗濯機本体の外殻
を構成する外枠であって、この外枠1の上端開口部には
上面板2が該外枠1の外周をほぼ包囲する状態で装着さ
れている。この上面板2には、洗濯機の洗濯、すすぎ、
脱水運転等を制御するためのマイクロコンピュータから
なるコントロール部3が内装されているとともに、上面
板開口部の開閉用蓋体4が取り付けられている。
【0020】また、外枠1の内部には水槽5が配設され
ている。この水槽5は、その下部と外枠1の上端部間に
亙って装着された防振機構6によって外枠1に吊り下げ
られており、その上端開口部には水槽カバー7が固定さ
れている。水槽5の内部にはステンレス鋼板からなる脱
水槽8が回転自在に配設されており、この脱水槽8の内
底部に臨んで撹拌翼9が配設されている。なお、脱水槽
8の各部の構成については後に詳述する。また、水槽5
の底部より更に下方となる外枠1内には駆動用のモータ
10と、該モータ10と連動連結された駆動機構11が
それぞれ装備されている。
【0021】図2は駆動機構11及びその周辺を拡大し
て示している。図2において、駆動機構11はモータ1
0の出力を脱水槽8及び撹拌翼9のいずれか一方に切換
え伝達するとともに、停止時の制動を行うもので、モー
タ10の出力軸10aに取り付けられたモータプーリ1
2、撹拌翼9と同軸上に設けられたパルセータ軸13、
パルセータ軸13の軸端に取り付けられたセンタープー
リ14、センタープーリ14とモータプーリ12間に掛
け渡されたVベルト15を備えており、モータ10の回
転駆動力はモータプーリ12、Vベルト15及びセンタ
ープーリ14を介して伝達される。
【0022】また、パルセータ軸13の外周には脱水槽
8の回転駆動軸としての脱水軸16が嵌挿されており、
該パルセータ軸13及び脱水軸16の下端部はそれぞれ
センタープーリ14に固着されている。脱水軸16は脱
水槽8に連動連結された上半部とセンタープーリ14に
固着された下半部とに分割されており、これら上下半部
の接合部外周にクラッチ(図示せず)が接離自在に設け
られている。また、パルセータ軸13も撹拌翼9につな
がる上半部とセンタープーリ14に固着された下半部と
に分割されており、上下半部間が減速ギア機構(図示せ
ず)を介して接続されている。
【0023】上記構成の駆動機構11では、クラッチが
脱水軸16の上下半部に圧着すると、該脱水軸16がつ
ながり、モータ10の回転力がセンタープーリ14及び
脱水軸16を介して脱水槽8に伝達される。また、クラ
ッチが脱水軸16から離間すると、該脱水軸16にはセ
ンタープーリ14からの回転力が伝達されず、パルセー
タ軸13のみに該回転力が伝達され、減速ギア機構を介
して撹拌翼9が回転駆動される。
【0024】次に、上記構成の洗濯機の運転動作につい
て説明する。洗濯運転を開始するために、脱水槽8に洗
濯物を投入して、図示しない電源スイッチ及びスタート
スイッチをONすると、モータ10に通電され、該モー
タ10の駆動が開始される。このモータ10の回転はモ
ータプーリ12及びVベルト15を介してセンタープー
リ14に伝達され、更に該センタープーリ14からパル
セータ軸13、減速ギア機構を介して撹拌翼9に伝達さ
れ、該撹拌翼9の正反転駆動によって脱水槽8内の洗濯
物と水が撹拌される。
【0025】また、脱水運転が行われるときは、クラッ
チが脱水軸16とつながり、該脱水軸16にセンタープ
ーリ14からの回転力が伝達され、これによってモータ
10の駆動力が脱水槽8に伝達される状態となり、この
状態からモータ10が通電されることにより、脱水槽8
が回転駆動され、脱水運転が行われる。
【0026】上記構成において、本実施例では脱水槽8
及びその周辺構造を次のように構成している。即ち、図
2に示すように、水槽5と脱水軸16との間は第1シー
ル17によって水密状にシールされている。また、パル
セータ軸13と脱水軸16との間は第2シール18によ
って水密状にシールされている。
【0027】脱水槽8の底部は補強用板である脱水フラ
ンジ19によって補強されているとともに、該脱水フラ
ンジ19の下面側にはシールリング20が設けられてい
る。一方、脱水軸16には取付用フランジ部16aが形
成されており、脱水槽8の底部、脱水フランジ19及び
シールリング20は該取付用フランジ部16aにネジ部
材21によって一体的に共締めされるように構成されて
いる。
【0028】このような構成によると、共通のネジ部材
21を用いて上記3者を一挙に脱水槽8の底部に装着で
きるため、組立作業性が向上し、また脱水槽8の外底部
の構成がステンレス鋼板製の脱水槽8の底部に覆われる
ので、耐食性が向上するとともに、機械的強度が向上す
る。
【0029】脱水槽8と脱水フランジ19との間は第1
パッキン22によってシールされ、脱水フランジ19と
シールリング20との間は第2パッキン23によってシ
ールされている。シールリング20と水槽5の底部との
間には排水経路24を形成するシールホルダ25が設け
られており、このシールホルダ25に固定されたオイル
シール26によって、該シールホルダ25とシールリン
グ20とのシール性が保持されるように構成されてい
る。また、このシールホルダ25は第3パッキン27を
介して水槽5に固定されている。
【0030】図1に戻って、水槽5とシールホルダ12
によって形成された排水経路24は水槽5と脱水槽8と
の間の空隙gと、この空隙gと連通する排水管28、2
9及び、排水管28の出口端に接続される排水ホース3
0とにより構成されており、脱水槽8内の水は排水管2
8に介装された排水弁31を介して排水ホース30を通
り、外部に排水される。
【0031】脱水槽8はステンレス鋼板製の底部材32
と、同じくステンレス鋼板製の胴部材33とを備え、底
部材32の上端開口周縁部に胴部材33の下端開口周縁
部を水密状に接合固着してなるもので、胴部材33の上
端開口部にはリング状のバランサー34が装着されてい
る。
【0032】図3は胴部材33のハゼ折り部及びその周
辺部分を拡大して示している。また、図4は図1におけ
るIV部を拡大して示している。図4に示すように、底部
材32の上端開口周縁は内側に逆U字形状に成形された
ハゼ折り部35に形成され、胴部材33の下端開口周縁
は外側にU字形状に成形されたハゼ折り部36に形成さ
れており、該底部材32のハゼ折り部35と、胴部材3
3のハゼ折り部36とがハゼ折りカシメにより接合され
ているとともに、該カシメ部分における底部材32と胴
部材33との隙間にはシール剤37が塗布充填され、こ
れによって水密性を確保している。
【0033】胴部材33の周壁は脱水軸16に対して傾
斜するコニカル形状の無孔壁に形成されている。即ち、
胴部材33の成形は、まず、ステンレス鋼からなる薄板
を扇形に裁断した後、ロール成形することにより、上方
に向かって拡開するコニカル形状(上方が広いテーパー
状)とし、さらに図5に示すようにその両端継目部をハ
ゼ折りカシメによって接合することにより筒状体を形成
する。なお、図中38a、38bはステンレス鋼板両端
のハゼ折り部を示しており、これら相互にカシメられた
ハゼ折り部38a、38b間にも前述のシール剤37が
塗布充填されて水密性を確保している。
【0034】筒状体の上端周縁部は周方向外方に延出さ
れており、この延出部分を下向きに開放する逆U字形状
にカール成形することにより、図6に示すようなカール
部39を形成することにより、胴部材33が形成される
ものである。なお、通常のカール形加工は板厚の8〜1
0倍の直径が必要であるが、このような成形手法による
と、板厚の4〜6倍程度の直径とすることが可能とな
り、カール部39の直径を可及的に小さくして、バラン
サー34及び脱水槽8の内容積を大きくすることが可能
になる。
【0035】また、図3及び図7に示すように、胴部材
33のハゼ折りカシメによる継目部分においては、一方
の接合端部の上端部を延長し、この延長部分39aを他
方の接合端部の上端部に重合することにより2枚重ねの
カール部39とすることにより、胴部材33の上端部を
補強している。
【0036】図1、図8及び図15に示すように、バラ
ンサー34の本体下端には段部が形成されており、その
外周面部は円筒面40となっている。また、この円筒面
40と等間隔をおいて対向する仮想円周上にはバランサ
ー本体34aから延びる複数の係合リブ41が所定間隔
毎に配設されており、これらの係合リブ41と円筒面4
0との間に胴部材33のカール部39を嵌合させること
により、バランサー34が脱水槽8の上端部にセットさ
れる。
【0037】この嵌合状態においては、カール部39の
内周がバランサー34の円筒面40に、またカール部3
9の外周がバランサー34のリブ41と嵌合する形とな
り、このセット状態から、胴部材33の上部に穿設した
複数の挿通孔42を通じてネジ部材43を締着すること
により、バランサー34を脱水槽8に固定するととも
に、胴部材33を補強している。
【0038】図8〜図10に示すように、バランサー3
4の下部外周にはそれぞれ胴部材33の周壁上端との間
に空隙を存するように、脱水時の排水用切欠部44が多
数放射状に設けられている。一方、胴部材33の周壁に
も、上下方向に延びる排水用溝45、46が形成されて
いるが、第1排水用溝45はバランサー34の排水用切
欠部44の直下に配設され、また、第2排水用溝46は
各切欠部44間の中間部に配設されている。
【0039】このうち、第1排水用溝45は図1及び図
3に示すように、脱水槽8の底部材32から該脱水槽8
の回転時に発生する遠心力によって回転しながら上昇す
る洗濯水を円滑に導くために下端部両側を円弧状に拡大
している。また、該排水用溝45の上端部は排水用切欠
部44を通じての排水を円滑にするために、排水用切欠
部44の直下まで形成されている。
【0040】一方、第2排水用溝46の下端部は、第1
排水用溝45と同様に両側を円弧状に拡大しているが、
上端部は図1及び図8に示すように、これと対向するバ
ランサー34部分に排水用切欠部44が形成されていな
いため、該排水用切欠部44の方向に水を流れやすくす
るために両側を円弧状に拡大した形状としている。また
図9に示すように、第1、第2排水用溝45、46共、
上下端部を除き、洗濯時の布回り抵抗を可及的に一定と
するためにその幅員を均一に設定している。
【0041】図3及び図11に示すように、胴部材33
のハゼ折り部38a、38bの上端部で、該胴部材33
の継目部分における一方の接合端部に周方向に延びる延
長片47を形成し、この延長片47を他方の接合端部に
重合することにより、2枚重ね部分48を形成し、この
2枚重ね部分48に両方の接合端部に亙る貫通孔49
a、49bを形成し、この貫通孔49を介してバランサ
ー34をネジ固定することにより、脱水時の遠心力によ
ってハゼ折り部38a、38bが外れようとするのを防
止している。
【0042】図12に示すように、底部材32の底部を
補強する脱水フランジ19は次のようにして底部材32
に取り付けられている。即ち、底部材32と脱水フラン
ジ19にはネジ部材50の挿通孔51、52が形成され
ているとともに、脱水フランジ19の挿通孔52の下面
側にはナット53がカシメにより固着されている。な
お、脱水フランジ19にナット53をカシめているの
は、脱水フランジ19の板厚が薄いと十分なネジ山数が
確保できないためである。
【0043】そして、底部材32の挿通孔51の上面側
には図13に示すように金属ワッシャ54aの内周にゴ
ムシール54bを一体に装着してなるシールワッシャ5
4を配し、このシールワッシャ54、底部材32及び脱
水フランジ19の挿通孔51、52に前記ネジ部材50
を貫通し、ナット53に螺締することにより、脱水フラ
ンジ19と底部材32とを固定しており、この固定状態
において、ネジ部材50の頭部と底部材32との間に介
装されたシールワッシャ54により該ネジ締着部の水密
性が保持される。
【0044】なお、図14に示すように、底部材32の
底壁部分には排水孔55が設けられており、この排水孔
55と一致する脱水フランジ19及びシールリング20
の部位にも、該排水孔55に連通する排水孔56、57
が設けられ、これにより脱水槽8から排水管28へ抜け
る洗濯水の排水経路24の一部が構成されるものであ
る。
【0045】このような構成の節水型洗濯機において
は、脱水槽8内に水を溜め、該脱水槽中で洗濯を行うた
め、上述の構成によって該脱水槽8の水密性を確保して
いる。また、排水時には、排水弁31の開栓作動によっ
て排水された後、脱水槽8の回転による遠心力によって
布に含まれた水は、脱水軸16に対して上方に向かって
拡開するように傾斜したコニカル形状の脱水槽周壁内面
に沿って揚水排水される。また、遠心力によって揚水排
水された水は、水槽5内から排水経路24を経て、ホー
ス30から外部に排出される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の洗濯機は、
周壁が回転軸心に対して上端開口部側に広がるように傾
斜するコニカル形状の無孔壁から成り脱水運転時に回転
駆動されて前記上端開口部側から脱水する脱水槽と、こ
の脱水槽内に臨んで配設され洗濯運転時に回転駆動され
る撹拌翼とを備え、前記脱水槽の上端開口部にリング状
のバランサーを装着してある洗濯機において、前記脱水
槽がステンレス鋼板製の底部材と、下端開口周縁部が前
記底部材の上端開口周縁部に水密状に接合固着されるス
テンレス鋼板製の胴部材とにより構成することにより、
脱水槽自体に水を溜めて行う節水型の洗濯が可能にな
り、水槽と脱水槽との間に入る無駄な水を効果的に節約
できる上、外表面を平滑に形成できるので、黴や洗剤カ
スの付着しない脱水槽を作製することができる。更に、
本発明では、バランサーの本体下端外周面部を円筒面に
形成するとともに、この円筒面と等間隔をおいて対向す
る仮想円周上にバランサー本体から延びる複数の係合リ
ブを配設し、該係合リブと前記円筒面との間に該係合リ
ブと前記円筒面とに接するように前記胴部材の上端開口
周縁部外方にカール形成されたカール部を嵌合させるこ
とにより、前記バランサーを脱水槽の上端部に固定して
いる。従って、円筒面とカール部が接することにより胴
部材の上端の真円度の向上を図ることができるととも
に、係合リブとカール部が接することにより脱水槽上端
部の強度アップを図ることができる。加えてバランサー
の組立作業性を向上させることができる。
【0047】請求項2によるときは、脱水槽の胴部材の
周壁に、上下方向に延びる複数本の排水用溝が周方向に
亙って形成するものとした。この排水用溝は胴部材がス
テンレス鋼板からなるものであることから、従来のプラ
スチック製の脱水槽のような成形時における金型構造面
からの制約を受けないので、その長さを胴部材の上端開
口部に装着されたバランサーの最下面から、該胴部材の
下端開口部に至る上下長さ領域において任意の長さに設
定することができる。
【0048】
【0049】請求項3によるときは、バランサーの外周
の周方向複数個所に、それぞれ脱水槽の胴部材の周壁上
端との間に空隙を存するように排水用切欠部が形成さ
れ、且つ、胴部材の排水用溝が各排水用切欠部間の中間
部に配設されているので、通常排水用切欠部と対向して
配される排水用溝に加えて脱水時の揚水される溝部分が
増加し、脱水性能を向上する。
【0050】請求項4によるときは、脱水槽の胴部材の
排水用溝は、その溝幅が上端部分で上方に向かって拡大
する形状に形成されているので、脱水時における脱水槽
中の水は円滑にバランサーの排水用切欠部に流れ、これ
により脱水性能がさらに向上する。
【0051】請求項5によるときは、脱水槽の胴部材の
排水用溝は、その下端部両側が部分円弧状に拡大する形
状に形成されているので、脱水時の揚水が円滑に行わ
れ、脱水性能に寄与する。
【0052】請求項6によるときは、胴部材の上端周縁
部を周方向外方の水平方向に延出するように折り曲げ、
さらにこの延出部分の端部を下向きにカール成形するこ
とによりカール部を形成している。このため、通常の曲
面部分のみから成るカール成形では、1回の成形加工に
より板圧の8〜10倍の直径に形成されるのに対し、水
平方向に延出している部分を有しているので、1回の成
形加工で板厚の4〜6倍程度の直径とすることが可能と
なる。これにより、カール部の直径を可及的に小さくし
て、バランサー及び脱水槽の内容積を大きくすることが
できる。また、バランサーの円筒面と係合リブとの間隔
を同じにした場合、水平方向に延出した部分を有するこ
とにより脱水槽上端部の強度アップも図ることができ
る。
【0053】請求項7によるときは、胴部材のハゼ折り
カシメによる継目部分において、一方の接合端部の上端
部には周方向に延びる延長片が形成され、この延長片を
他方の接合端部の上端部に重合することにより2枚重ね
部分を形成し、この2枚重ね部分に両方の接合端部に亙
る貫通孔を形成したものであり、この胴部材の上端開口
部に嵌合されたバランサーは、該胴部材に前記貫通孔に
挿通したねじ部材によって共締め固定されているので、
胴部材のハゼ折りカシメ部の強度アップを図ることがで
きる。
【0054】また、請求項8によるときは、脱水槽の胴
部材のハゼ折りカシメによる継目部分において、一方の
接合端部の上端部を延長し、この延長部分を他方の接合
端部の上端部に重合することにより2枚重ねのカール部
を形成しているので、脱水槽上端部の強度アップを図る
ことができる。
【0055】請求項9によるときは、脱水槽の底部材の
下面側に配設された該底部材補強用の脱水フランジを配
設するとともに、洗濯水のシールを行うシールリング
前記脱水フランジの下面側に配設し、且つ、前記底部
材、脱水フランジ及びシールリングを脱水槽の回転駆動
軸に一体形成された取付用フランジに共通のネジ部材に
よって、前記底部材、脱水フランジ及びシールリングに
設けられた排水孔が連通するように一体的に共締めする
ことにより、組立作業性が向上し、また脱水槽の外底部
の構成がステンレス鋼板製の脱水槽の底部に覆われるの
で、耐食性が向上するとともに強度アップを図ることが
できる。また、底部材、脱水フランジ及びシールリング
にそれぞれ設けられた排水孔の位置ずれ抑え、各排水孔
の連通を確実に行うことができる。また、請求項10に
よるときには、排水経路の一部を構成するシールホルダ
とシールリングとの間のシール性を良好に保てるため、
洗濯水の排水経路以外への水漏を防ぐことができる。
【0056】以上要するに本発明によれば、前掲の先行
技術例に見られるような上リングを省略した構成であり
ながら十分な強度が確保されるので、高速回転に耐える
ことができる。しかも、脱水槽外周面に洗剤かすの付着
や黴の発生を防ぐことができるので、衛生的な脱水槽を
実現でき、且つ、有効な製造コストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る洗濯機の構成をを示す
縦断面図。
【図2】 その駆動機構部を拡大して示す要部断面図。
【図3】 胴部材のハゼ折り部及びその周辺部分を拡大
して示す要部正面図。
【図4】 図1におけるIV部拡大断面図。
【図5】 図3における切断線V−Vに沿う断面図。
【図6】 胴部材のカール部断面図。
【図7】 図3における切断線VII−VIIに沿う断面図。
【図8】 バランサー及びその周辺を示す要部側面図。
【図9】 図1における切断線IX−IXに沿う断面図。
【図10】 図8における切断線X−Xに沿う断面図。
【図11】 図3における切断線XI−XIに沿う断面図。
【図12】 脱水槽底部材と脱水フランジとの接合構造
を拡大して示す要部断面図。
【図13】 シールワッシャの拡大断面図。
【図14】 脱水槽の平面図。
【図15】 図1におけるXV部拡大断面図。
【符号の説明】
8 脱水槽 9 撹拌翼 16 脱水軸 19 脱水フランジ 20 シールリング 26 オイルシール 32 底部材 33 胴部材 34 バランサー 39 カール部 40 円筒面 41 係合リブ 44 排水用切欠部 45 排水用溝 46 排水用溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−120958(JP,A) 特開 平4−197291(JP,A) 実開 昭50−103471(JP,U) 実開 昭50−124164(JP,U) 実開 昭57−81789(JP,U) 実開 昭50−111977(JP,U) 実開 昭53−86868(JP,U) 特公 昭52−11146(JP,B1) 特公 昭63−6040(JP,B2) 実公 昭55−12779(JP,Y1) 実公 昭59−29665(JP,Y2) 実公 昭41−14853(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁が回転軸心に対して上端開口部側に
    広がるように傾斜するコニカル形状の無孔壁から成り脱
    水運転時に回転駆動されて前記上端開口部側から脱水す
    脱水槽と、この脱水槽内に臨んで配設され洗濯運転時
    に回転駆動される撹拌翼とを備え、前記脱水槽の上端開
    口部にリング状のバランサーを装着してある洗濯機にお
    いて、前記脱水槽がステンレス鋼板製の底部材と、下端
    開口周縁部が前記底部材の上端開口周縁部に水密状に接
    合固着されるステンレス鋼板製の胴部材とにより構成
    し、前記バランサーの本体下端外周面部を円筒面に形成
    するとともに、この円筒面と等間隔をおいて対向する仮
    想円周上に前記バランサー本体から延びる複数の係合リ
    ブを配設し、該係合リブと前記円筒面との間に該係合リ
    ブと前記円筒面とに接するように前記胴部材の上端開口
    周縁部外方にカール成形されたカール部を嵌合させるこ
    とにより、前記バランサーを脱水槽の上端部に固定して
    あることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記脱水槽の胴部材の周壁に上下方向に
    延びる複数の排水用溝を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記バランサーの外周の周方向複数個所
    に、それぞれ脱水槽の胴部材の周壁上端との間に空隙を
    存し、前記排水用溝に対向するように排水用切欠部が形
    成され、且つ、前記排水用溝が前記各排水用切欠部間の
    中間部にも配設されていることを特徴とする請求項2に
    記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記排水用溝は、その溝幅が上端部分で
    上方に向かって拡大する形状に形成されている請求項2
    または請求項3に記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記排水用溝は、その下端部両側が部分
    円弧状に拡大する形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項2〜請求項4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記脱水槽の胴部材の上端周縁部を周方
    向外方の水平方向に延出するように折り曲げ、さらにこ
    の延出部分の端部を下向きにカール成形することにより
    カール部を形成してなるものであることを特徴とする請
    求項1〜請求項5のいずれかに記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 脱水運転時に回転駆動される無孔壁の脱
    水槽と、この脱水槽内に臨んで配設され洗濯運転時に回
    転駆動される撹拌翼とを備え、前記脱水槽の上端開口部
    にリング状のバランサーを装着してある洗濯機におい
    て、前記脱水槽をステンレス鋼板製の底部材と、下端開
    口周縁部が前記底部材の上端開口周縁部に水密状に接合
    固着されるステンレス鋼板製の胴部材とにより構成する
    一方、前記脱水槽の胴部材は、ステンレス鋼板を上端開
    口部側に広がるようにコニカル形状に曲げ成形するとと
    もに、その両端部をハゼ折りカシメによって接合し、該
    ハゼ折りカシメによる継目部分において、一方の接合端
    部の上端部に周方向に延びる延長片を形成するととも
    に、この延長片を他方の接合端部の上端部に重合するこ
    とにより2枚重ね部分を形成し、さらにこの2枚重ね部
    分に両方の接合端部に亙る貫通孔を形成してなり、且
    つ、前記バランサーは、前記胴部材の上端開口部に嵌合
    された状態で、前記貫通孔に挿通されたネジ部材によっ
    て共締めされていることを特徴とする洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記脱水槽の胴部材のハゼ折りカシメに
    よる継目部分において、一方の接合端部の上端部を周方
    向に延長し、この延長部分を他方の接合端部の上端部に
    重合することにより2枚重ねのカール部を形成したもの
    であることを特徴とする請求項7に記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 前記脱水槽の底部材の下面側に該底部材
    補強用の脱水フランジを配設するとともに、洗濯水のシ
    ールを行うシールリングを前記脱水フランジの下面側に
    配設し、且つ、前記底部材、脱水フランジ及びシールリ
    ングを脱水槽の回転駆動軸に一体形成された取付用フラ
    ンジに共通のネジ部材によって、前記底部材、脱水フラ
    ンジ及びシールリングに設けられた排水孔が連通するよ
    うに一体的に共締めしたことを特徴とする請求項1〜請
    求項8のいずれかに記載の洗濯機。
  10. 【請求項10】 前記シールリングと前記底部材との間
    に排水経路の一部を構成するシールホルダを配設し、該
    シールホルダとシールリングとの間に該シールホルダと
    シールリングとの間のシール性を保持するようにオイル
    シールが嵌合されていることを特徴とする請求項9に記
    載の洗濯機。
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