JPH06261997A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH06261997A
JPH06261997A JP5050515A JP5051593A JPH06261997A JP H06261997 A JPH06261997 A JP H06261997A JP 5050515 A JP5050515 A JP 5050515A JP 5051593 A JP5051593 A JP 5051593A JP H06261997 A JPH06261997 A JP H06261997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cushion
outer ring
planetary gear
washing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP5050515A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miwa
義之 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5050515A priority Critical patent/JPH06261997A/ja
Publication of JPH06261997A publication Critical patent/JPH06261997A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動部の減速機(遊星歯車機構)からの振動
音の伝達を阻止して騒音の低下を図り、しかも、それを
部品点数の増加を来たすことなく達成できるようにす
る。 【構成】 遊星歯車機構15の外輪ギヤ21とケース1
4との間に振動吸収材から成るクッション30を配設
し、遊星ギヤ22が外輪ギヤ21に噛み合って回転する
ときの振動音を、クッション30により吸収して、ケー
ス14にほとんど伝わらないようにした。又、クッショ
ン30には凸条31を一体形成し、この凸条31をケー
ス14のかしめ結合部17に挟設して、シール機能を奏
するようにすることにより、従来必要であった別体のシ
ール部品を省くことができて、クッション30の部品追
加分を相殺できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動部の減速機に改良を
加えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば脱水兼用洗濯機におい
ては、その洗濯脱水兼用の槽を駆動し且つ洗濯用の撹拌
体を駆動する駆動部に、減速機を設けている。この減速
機は、一般に、ケースと、このケースに収納された遊星
歯車機構とから成っており、洗濯時に上記撹拌体を駆動
すべく作動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
遊星歯車機構が作動する折りには、遊星ギヤが外輪ギヤ
と噛み合って回転するときの振動音が外輪ギヤを形成し
又は外輪ギヤと接したケースに伝わって、減速機を覆っ
たハウジングの内部で共鳴し、洗濯機の騒音となって発
生するという問題点を有していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、減速機での振動音の伝達を
阻止して騒音の低下を図り得る洗濯機を提供するにあっ
て、更に、その騒音の低下を部品点数の増加を来たすこ
となく達成し得る洗濯機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、駆動部に存する減速機
の遊星歯車機構の外輪ギヤとケースとの間に振動吸収材
から成るクッションを配設したことを特徴とする。
【0006】この場合、クッションにはシール部を一体
形成し、このシール部をケースのかしめ結合部に挟設し
て、その結合部を密に封じるようにすると良い。
【0007】
【作用】上記手段によれば、遊星歯車機構の遊星ギヤが
外輪ギヤに噛み合って回転するときの振動音は、振動吸
収材から成るクッションに吸収されて、ケースにはほと
んど伝わらない。
【0008】又、そのクッションにシール部を一体形成
し、このシール部をケースのかしめ結合部に挟設して、
その結合部を密に封じるようにしたものでは、その結合
部に従来必要であった別体のシール部品を省くことがで
きて、クッションの部品追加分を相殺できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。まず図3には洗濯機全体の外箱1を示し
ており、水溜め用の外槽2及び洗濯脱水兼用の内槽3を
内設し、更に、内槽3の底部に洗濯用の撹拌体4を内設
している。又、外槽2の外下方部には、外槽2内及び内
槽3内から排水するための排水弁5及び排水ホース6を
配設すると共に、前記内槽3及び撹拌体4を駆動するた
めの駆動部7を配設している。
【0010】上記駆動部7は、モータ8と、このモータ
8の動力を伝達するベルト伝動機構9、ベルト伝動機構
9に伝達された動力を洗濯時に撹拌体4に伝え脱水時に
撹拌体4及び内槽3に伝えるべく切換えられるクラッチ
機構10、洗濯時及び制動時に内槽3の回転を停止させ
るブレーキ機構11、並びにハウジンク12に内設され
て洗濯時に上記ベルト伝動機構9を経て伝達された動力
を撹拌体4に減速して伝える減速機13(図2参照)を
具えて構成している。
【0011】ここで、更に減速機13は、ケース14
と、このケース14に収納した遊星歯車機構15とから
成っており、そのケース14は、図1に示すように、下
面が開口した鋼板鍛造品の上ケース16と、これにその
開口部を塞いでかしめ結合部17で示すようにかしめ結
合した同じく鋼板鍛造品の下ケース18とから成ってい
る。
【0012】又、遊星歯車機構15は、洗濯時に前記モ
ータ8の動力がベルト伝動機構9からクラッチ機構10
を経て伝達される洗濯用伝動軸19の先端部外周に取着
した太陽ギヤ20と、上ケース16の内周部に取着した
内歯車から成る外輪ギヤ21、太陽ギヤ20と噛み合う
と共に外輪ギヤ21とも噛み合って太陽ギヤ20の外周
(外輪ギヤ21の内周)を回転(公転)する複数個(1
個のみ図示)の遊星ギヤ22、この遊星ギヤ22をシャ
フト23を介し下部ブラケット24と共に支持して撹拌
体軸25ひいてはこれに取着された前記撹拌体4に上記
遊星ギヤ22の回転を伝達する上部ブラケット26から
成っている。なお、これら遊星歯車機構15の各部品は
シャフト23以外プラスチック製としている。又、この
遊星歯車機構15には潤滑のためのグリスを塗布してい
る。
【0013】なお、下ケース18は上記洗濯用伝動軸1
9を挿通させた中空の脱水用伝動軸27と一体で、上ケ
ース16は撹拌体軸25を挿通させた中空の内槽軸28
と一体的であり、それによって、脱水時に前記ベルト伝
動機構9を介して脱水用伝動軸27に伝達されたモータ
8の動力を内槽軸28を介して内槽3にそのまま伝える
ようになっている。更に、上ケース16の外周には前記
ブレーキ機構11のブレーキバンド29を巻装して、該
上ケース16をブレーキドラムとして機能させるように
している。
【0014】しかして、上ケース16の内周部に取着し
た前記遊星歯車機構15の外輪ギヤ21と上ケース16
との間には、クッション30を配設している。このクッ
ション30はゴムやエラストマー,ウレタン等の振動吸
収材により上ケース16の内周面に沿う幅広リング状に
形成したもので、その上ケース16の内周面に接着固定
しており、このクッション30に外輪ギヤ21も接着固
定している。又、クッション30の開口縁部には凸条3
1をシール部として一体形成しており、この凸条31を
前記ケース14の上ケース16と下ケース18とのかし
め結合部17に狭設し、その結合部17を密に封じて前
記遊星歯車機構15に塗布したグリスの漏出を防止する
ようにしている。
【0015】このように本構成のものでは、遊星歯車機
構15の外輪ギヤ21とケース14(上ケース16)と
の間に振動吸収材から成るクッション30を配設したも
ので、この構成によると、遊星歯車機構15の遊星ギヤ
22が外輪ギヤ21に噛み合って回転するときの振動音
は、クッション30に吸収されて、ケース14にはほと
んど伝わらず、従って、ハウジング12の内部で共鳴す
ることもなく、洗濯機騒音の低下を達成することができ
る。
【0016】又、クッション30にはシール部としての
凸条31を一体形成し、この凸条31をケース14のか
しめ結合部17に挟設して、その結合部17を密に封じ
るようにしたことによって、その結合部17に従来必要
であった別体のシール部品を省くことができ、クッショ
ン30の部品追加分を相殺できるから、上記騒音の低下
を部品点数の増加を来たすことなく達成することができ
る。
【0017】なお、駆動部7の駆動対象は撹拌体4のみ
であっても良いもので、すなわち、洗濯機全体として
も、脱水兼用洗濯機以外に二槽式洗濯機の洗濯槽側にも
同様に適用して実施することができる。そのほか、本発
明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得る。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の洗濯機においては、駆
動部に、ケースと、このケースに収納された遊星歯車機
構とから成る減速機を具えたものにあって、その遊星歯
車機構の外輪ギヤとケースとの間に振動吸収材から成る
クッションを配設したことにより、遊星歯車機構の外輪
ギヤに対する遊星ギヤの噛み合い回転に基づく振動音の
伝達を阻止し得て、騒音の低下を達成することができ
る。
【0019】請求項2の洗濯機においては、上記クッシ
ョンにシール部を一体形成し、このシール部をケースの
かしめ結合部に挟設して、その結合部を密に封じるよう
にしたことにより、その結合部に従来必要であった別体
のシール部品を省くことができて、クッションの部品追
加分を相殺できるから、上記騒音の低下を部品点数の増
加を来たすことなく達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す減速機部分の縦断側面
【図2】駆動部部分の縦断側面図
【図3】洗濯機全体の破断側面図
【符号の説明】
7は駆動部、13は減速機、14はケース、15は遊星
歯車機構、17はかしめ結合部、21は外輪ギヤ、22
は遊星ギヤ、30はクッション、31は凸条(シール
部)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部に、ケースと、このケースに収納
    された遊星歯車機構とから成る減速機を具えたものにお
    いて、その遊星歯車機構の外輪ギヤとケースとの間に振
    動吸収材から成るクッションを配設したことを特徴とす
    る洗濯機。
  2. 【請求項2】 クッションにシール部を一体形成し、こ
    のシール部をケースのかしめ結合部に挟設して、その結
    合部を密に封じるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の洗濯機。
JP5050515A 1993-03-11 1993-03-11 洗濯機 Pending JPH06261997A (ja)

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JP5050515A JPH06261997A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 洗濯機

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JP5050515A JPH06261997A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 洗濯機

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ID=12861117

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JP5050515A Pending JPH06261997A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 洗濯機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7703307B2 (en) * 2004-07-16 2010-04-27 Lg Electronics Inc. Driving unit for washing machine and method for controlling the same
CN106544823A (zh) * 2015-09-17 2017-03-29 安徽聚隆传动科技股份有限公司 一种滚筒洗衣机减速离合器与滚筒洗衣机及洗涤方法
WO2017092643A1 (zh) * 2015-12-01 2017-06-08 青岛海尔洗衣机有限公司 滚筒洗衣机
US11332872B2 (en) 2015-12-01 2022-05-17 Qingdao Haier Washing Machine Co., Ltd Drum washing machine

Cited By (5)

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