JPH0568778A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH0568778A
JPH0568778A JP22991891A JP22991891A JPH0568778A JP H0568778 A JPH0568778 A JP H0568778A JP 22991891 A JP22991891 A JP 22991891A JP 22991891 A JP22991891 A JP 22991891A JP H0568778 A JPH0568778 A JP H0568778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
brake drum
dehydration
peripheral surface
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP22991891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kajita
祥昭 梶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP22991891A priority Critical patent/JPH0568778A/ja
Publication of JPH0568778A publication Critical patent/JPH0568778A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 脱水槽を回転させる脱水軸17及び攪拌翼を
回転させるパルセータ軸18を備え、モータからの回転
が動力伝達機構61を介して各軸に伝達されるように構
成された洗濯機において、脱水軸17の下部内周面と動
力伝達機構61を構成するブレーキドラム16の上部外
周面とが嵌合され、かつブレーキドラム16の外周面に
当接してベアリング20、21が配設されている洗濯
機。 【効果】 前記動力伝達機構61内部に水が侵入するこ
となく、動力伝達機構61における錆の発生を防止する
ことができ、しかも軸構造部分のコンパクト化を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機、より詳細には脱
水槽を回転させる脱水軸及び攪拌翼を回転させるパルセ
ータ軸を備え、モータからの回転が動力伝達機構を介し
て前記各軸に伝達されるように構成された洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種洗濯機の軸構造を図2に示
す。図中40はギヤシャフトを示しており、ギヤシャフ
ト40にはモータ軸(図示せず)が接続されており、モ
ータ(図示せず)の回転に伴い回転するように構成され
ている。ギヤシャフト40の上部にはサンギヤ41が形
成され、このサンギヤ41には3個のプラネットギヤ4
3が噛合しており、これらプラネットギヤ43は回転板
54に軸支されると共にブレーキドラム46の内周面に
形成されたギヤ部46aに噛合している。回転板54は
攪拌翼(図示せず)を回転させるパルセータ軸48に固
定されている。そして上記サンギヤ41、プラネットギ
ヤ43、回転板54及びギヤ部46aにより減速機構6
0が構成されており、モータの回転が減速されてパルセ
ータ軸48に伝達されるようになっている。一方、ギヤ
シャフト40はクラッチボス44及びクラッチバネ45
を含んで構成されるクラッチ56を介してクラッチシャ
フト42の下部に接続されており、クラッチシャフト4
2の上部はブレーキドラム46の下部に固定されてい
る。ブレーキドラム46の外周にはブレーキドラム46
の回転を規制するブレーキベルト57が配設されてお
り、ブレーキベルト57がブレーキドラム46の外周面
46bに圧接されるとブレーキドラム46の回転が止ま
るようになっている。ブレーキドラム46の上部内周側
には脱水軸47の下部外周側が圧入されており、クラッ
チ56によりクラッチシャフト42がギヤシャフト40
側に接続されると、クラッチシャフト42、ブレーキド
ラム46及び脱水軸47が一体的に回転するようになっ
ている。
【0003】パルセータ軸48と脱水軸47との間には
シール部材49が介装されており、上記軸構造はクラッ
チシャフト42の外周部及び脱水軸47の外周部におい
てボールベアリング50、51を介してボールハウジン
グ52、53に回動自在に支持されている。
【0004】上記のごとく構成された軸構造を有する洗
濯機を作動させた場合、まず脱水槽を回転させる際に
は、モータ回転をベルト伝達で受けたモータ軸(図示さ
れず)の回転により、ギアシャフト40が回転する。ク
ラッチ56はギヤシャフト40とクラッチシャフト42
とを接続させた状態となっており、クラッチシャフト4
2はクラッチボス44及びクラッチバネ45を介してギ
アシャフト40と一体的に回転する。またブレーキドラ
ム46にはブレーキベルト57が圧接されておらず、ブ
レーキドラム46はクラッチシャフト42の回転を止め
ることなく回転する。従って、モータ軸の回転が、クラ
ッチシャフト42及びブレーキドラム46を介してブレ
ーキドラム46に嵌合している脱水軸47に伝達され、
脱水軸47はモータ軸の回転と同様の早さで回転して脱
水が行なわれる。
【0005】他方、攪拌翼を回転させる際には、モータ
回転をベルト伝達で受けたモータ軸の回転により、ギア
シャフト40が回転する。クラッチ56は切られた状態
にあり、ギヤシャフト40の回転はクラッチシャフト4
2側には伝達されず、またブレーキドラム46にはブレ
ーキベルト57によりブレーキが掛けられており、ブレ
ーキドラム46の回転は抑制されている。一方、ギアシ
ャフト40が回転するとギヤシャフト40と一体化され
たサンギア41も回転し、この回転はプラネットギヤ4
3に伝達され、プラネットギヤ43はサンギヤ41のま
わりを回転し、プラネットギヤ43の回転に伴い回転板
54はサンギヤ41のまわりを減速されて回転する。そ
してギアシャフト40の減速された回転が回転板54に
固定されたパルセータ軸48に伝達され、減速されたパ
ルセータ軸48の回転により攪拌翼が回転させられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
洗濯機においては、脱水軸47とブレーキドラム46と
は、脱水軸47の下部外周面とブレーキドラム46の上
部内周面とが圧接することにより一体化が図られてお
り、脱水軸47の外周面を伝った水が脱水軸47とブレ
ーキドラム46との間よりブレーキドラム46内部に侵
入し、サンギヤ41やプラネットギヤ43等に錆びが生
じるという課題があった。
【0007】また、洗濯機の外観寸法が限られているこ
とから、脱水軸47とブレーキドラム46との嵌合部近
傍の長さが長くなると軸構造全体が大きくなり、洗濯槽
兼脱水槽の容積が小さくなり、容積効率が悪くなるとい
う課題があった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、洗濯水等を軸構造内部に侵入させること
なく、しかも軸構造部分をコンパクト化することがで
き、容積効率を高めることができる洗濯機を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る洗濯機は、脱水槽を回転させる脱水軸及
び攪拌翼を回転させるパルセータ軸を備え、モータから
の回転が動力伝達機構を介して前記各軸に伝達されるよ
うに構成された洗濯機において、前記脱水軸の下部内周
面と前記動力伝達機構を構成するブレーキドラムの上部
外周面とが嵌合され、かつ前記ブレーキドラムの外周面
に当接してベアリングが配設されていることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】上記した構成によれば、前記脱水軸の下部内周
面と前記動力伝達機構を構成するブレーキドラムの上部
外周面とが嵌合され、かつ前記ブレーキドラムの外周面
に当接してベアリングが配設されているので、前記脱水
軸の外周面を伝った水が前記ブレーキドラムの内側に侵
入することはなくなり、しかも従来は前記ベアリングの
下方に位置していた前記脱水軸と前記ブレーキドラムと
の嵌合部が前記ベアリングの上方に位置することとな
り、それだけ前記脱水軸の長さが短くなり、軸構造部分
のコンパクト化が図られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る洗濯機の実施例を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1は本実施例に係る洗濯機の軸構造部分
を示した断面図であり、図中40はギヤシャフトを示し
ており、このギヤシャフト40にはモータ軸8(図示せ
ず)が接続されており、モータ(図示せず)の回転に伴
い回転するように構成されている。ギヤシャフト40の
上部にはサンギヤ41が形成され、このサンギヤ41に
は3個のプラネットギヤ43が噛合しており、これらプ
ラネットギヤ43は回転板54に軸支されると共にブレ
ーキドラム16の内周面に形成されたギヤ部16aに噛
合している。回転板54は攪拌翼(図示せず)を回転さ
せる。パルセータ軸18に固定されている。そして上記
サンギヤ41、プラネットギヤ43、回転板54及びギ
ヤ部46aにより減速機構60が構成されており、モー
タの回転が減速されてパルセータ軸18に伝達されるよ
うになっている。一方、ギヤシャフト40はクラッチボ
ス44及びクラッチバネ45を含んで構成されるクラッ
チ56を介してクラッチシャフト42の下部に接続され
ており、クラッチシャフト42の上部にはブレーキドラ
ム16の下部に固定されている。ブレーキドラム16の
外周にはブレーキドラム16の回転を規制するブレーキ
ベルト57が配設されており、ブレーキベルト57がブ
レーキドラム16の外周面16bに圧接されるとブレー
キドラム16の回転が止まるようになっている。ブレー
キドラム16の上部外周側には脱水軸17の下部内周側
が圧入されており、クラッチ56によりクラッチシャフ
ト42がギヤシャフト40側に接続されると、クラッチ
シャフト42、ブレーキドラム16及び脱水軸17が一
体的に回転するようになっている。また、ブレーキドラ
ム16の上部外周面で脱水軸17の下方にはボールベア
リング50が当接している。
【0013】パルセータ軸18と脱水軸17との間には
シール部材49が介装されており、軸構造はクラッチシ
ャフト42の外周部及び脱水軸17の外周部においてボ
ールベアリング50、21を介してボールハウジング5
2、23に回動自在に支持されている。そして脱水軸1
7、パルセータ軸18を除くブレーキドラム16、ギヤ
シャフト40及びクラッチシャフト42等により動力伝
達機構61が構成されている。
【0014】尚、上記軸構造の作動は従来例の場合と同
様であるので、ここではその説明を省略する。
【0015】上記した実施例においては、脱水軸17の
下部内周面がブレーキドラム16の上部外周面で嵌合さ
れているため、脱水軸17の外周面を伝った水がブレー
キドラム16内部のサンギア41、プラネットギヤ43
まで侵入することがなく、軸構造内側部分の錆の発生を
防止することができる。また、脱水軸17とブレーキド
ラム16との嵌合部をボールベアリング50の上方に位
置させることより、軸構造全体が短くなり洗濯槽及び脱
水槽の容積を大きくとり、容積効率を高めることができ
る。脱水軸17及びパルセータ軸18の長さをその分だ
け短くすることができまた、通常はステンレス銅により
形成され、加工難度の高い脱水軸17を短くすることが
できることから脱水軸17の製作加工が容易となり、コ
ストダウンを図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る洗濯機
にあっては、脱水槽を回転させる脱水軸及び攪拌翼を回
転させるパルセータ軸を備え、モータからの回転が動力
伝達機構を介して前記各軸に伝達されるように構成され
た洗濯機において、前記脱水軸の下部内周面と前記動力
伝達機構を構成するブレーキドラムの上部外周面とが嵌
合され、かつ前記ブレーキドラムの外周面に当接してベ
アリングが配設されているので、前記動力伝達機構内部
に水が侵入することなく、しかも軸構造部分がコンパク
ト化される。従って、軸構造内における錆の発生を防止
することができ、しかも限られた外観容積の中で、より
洗濯兼脱水槽の容積を大きくして容積効率を高め、近年
の製品の大型化に対応していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯機の軸構造部分の実施例を示
す断面図である。
【図2】従来の洗濯機の軸構造部分を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
16 ブレーキドラム 17 脱水槽 18 パルセータ軸 21、50 ボールベアリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽を回転させる脱水軸及び攪拌翼を
    回転させるパルセータ軸を備え、モータからの回転が動
    力伝達機構を介して前記各軸に伝達されるように構成さ
    れた洗濯機において、前記脱水軸の下部内周面と前記動
    力伝達機構を構成するブレーキドラムの上部外周面とが
    嵌合され、かつ前記ブレーキドラムの外周面に当接して
    ベアリングが配設されていることを特徴とする洗濯機。
JP22991891A 1991-09-10 1991-09-10 洗濯機 Pending JPH0568778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22991891A JPH0568778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22991891A JPH0568778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 洗濯機

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Publication Number Publication Date
JPH0568778A true JPH0568778A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16899782

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JP22991891A Pending JPH0568778A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 洗濯機

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JP (1) JPH0568778A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09108487A (ja) * 1995-09-22 1997-04-28 Samsung Electronics Co Ltd 洗濯機の動力伝達装置
US5862685A (en) * 1995-08-29 1999-01-26 Daewoo Electronics Co., Ltd. Washing machine transmission

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862685A (en) * 1995-08-29 1999-01-26 Daewoo Electronics Co., Ltd. Washing machine transmission
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