JP2001321592A - 洗濯機の脱水槽 - Google Patents
洗濯機の脱水槽Info
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
し、収縮性を有する樹脂製のバランスリングを嵌合し取
付固定する構成にあって、前記バランスリングに収縮変
形が生じても胴部との嵌合部間に大きな隙間が生じない
ようにする。 【解決手段】 金属製で筒状に形成された胴部16を有
する脱水槽14に対し、この胴部16の上部内方に樹脂
製のバランスリング18を嵌合し取付固定するに際し
て、前記バランスリング18の外周壁18aに部分的に
突出する凸部33を複数個設けるとともに、これら凸部
33が形成する外径が、該バランスリング18が嵌合さ
れる前記胴部16の内径よりも大きくした構成。
Description
対し、樹脂製のバランスリングを取付固定した洗濯機の
脱水槽に関する。
構成を示すように、筐体1内に樹脂製の水受槽2を弾性
吊持し、この水受槽2内に洗濯槽を兼用した脱水槽3を
回転可能に設けている。そして、脱水槽3の上部内方に
位置して樹脂製のバランスリング4が装着され、また内
底部には洗濯水流生成用の撹拌体5を回転自在に設けて
いる。これら脱水槽3及び撹拌体5は、水受槽2の外底
部に装着されたモータ,クラッチ機構等からなる駆動機
構部6により選択的に回転動力が伝達され、撹拌体5の
正逆回転による洗い運転、脱水槽3の一方向高速回転に
よる脱水運転が夫々行われる。
水運転時における遠心力に耐え得る機械的強度が求めら
れ、例えばステンレス鋼板により筒状に形成された胴部
7と、同様の金属製若しくは充分補強を施した樹脂製の
椀状の底部8とを適宜のカシメ手段により結合した構成
としている。一方、前記バランスリング4は、樹脂製の
環状容器内に液体が封入された構成にあって、斯かるバ
ランスリング4を取付ける場合には、上記脱水槽3の、
具体的には胴部7の上端部開口から通常僅かの隙間代を
もって嵌合され、その嵌合状態で胴部7の外側よりネジ
9を通してバランスリング4に締付け、両者を堅く結合
し取付固定している。
よれば、脱水槽3を構成する胴部7は金属製であるのに
対し、これに取付けるバランスリング4は樹脂製である
ことから、両者の熱膨張率の差は大きく、特に樹脂製の
バランスリング4は成形後の収縮が大きく径寸法が変化
する。そこで、成形直後のバランスリング4を脱水槽3
の胴部7に僅かの隙間代をもって嵌合し取付固定したと
しても、バランスリング4の取付後における収縮変形は
進行し、胴部7の内径寸法に対しバランスリング4の外
径寸法との差が大きくなる。このことは、円周長さが変
化することでもあるが、斯かる状態を説明するために模
式的に示した平面視による図9に基づき、今少し具体的
に述べる。
(図中太線で示す外径線)が成形後に矢印A方向に収縮
したのに対し、細線で示す胴部7の円周長さは変化がな
いため、数個所のネジ9による各締付け部位との間にお
いては、バランスリング4の収縮に伴ない胴部4は弛ん
だ如く円弧状に膨出した形態をなし、機械的強度も低下
し両者の嵌合部間の隙間Sが一層大きくなる。従って、
この状態で脱水運転を行なった場合、遠心力により被脱
水物等の偏荷重を受けた側の胴部7に集中して、各ネジ
9の遊び代も一方向に偏るなどして矢印Bで示す方向に
更に大きく膨らんだ状態となり、延いては脱水運転がア
ンバランス状態となり運転に支障が生ずる場合があっ
た。
グ4を成形した後、一定時間(例えば24時間)放置し
て成形後の収縮がほぼ収まった状態の径寸法を求める寸
法と設定し、これを組み込む方法が考えられるが、段取
り時間にロスが多く生産性が悪くコスト的にも不利であ
る。また、別の方法として、バランスリング4を予め成
形後の収縮寸法を考慮した径寸法にて成形し、この成形
直後に組み込む方法も考えられる。
周が僅かでも胴部7の内径より大きい場合、所謂締め代
を有する場合では嵌合させることは不可であり、或は同
寸法同士をもってしても所定位置に嵌合させることは極
めて困難であるばかりか、ネジ9による図示しない締付
孔に対する位置調整も容易にできないなど、作業性は頗
る悪い。と言って、隙間代の状態で嵌合すれば、その後
の収縮により前記した隙間Sが一層大きくなることは明
らかである。尚、通常この両者間の隙間は、ほぼ真円の
直径にして約1mm以内であれば、強度的に問題なく実
用に供し得ることを試験により確認している。従って、
バランスリング4の成形後の収縮見込みが1mmとした
場合、上記したようなほぼ同寸法による嵌合作業が強い
られることになり、実用に供し難い。
もので、その目的は、樹脂製のバランスリングの外径寸
法が脱水槽を胴部の内径寸法より大きくしても組み込み
可能とし、且つ効率の良い作業性のもとに該バランスリ
ングの収縮変形に対処できるようにした洗濯機の脱水槽
を提供するにある。
に、本発明の洗濯機の脱水槽は、金属製で筒状に形成さ
れた胴部を有し、この胴部の上部内方に嵌合した状態で
ネジにより取付固定される樹脂製のバランスリングを備
えた脱水槽において、前記バランスリングの外周壁の複
数個所に径方向に突出した凸部を形成し、これら凸部が
形成する外径は、該バランスリングが嵌合される前記胴
部の内径よりも大きくしたことを特徴とする(請求項1
の発明)。
謂締め代による嵌合となるが、該凸部は部分的に突出し
た構成としたので、胴部の撓み変形を利用して嵌合する
ことを可能ならしめ、且つ組み込み後のバランスリング
に収縮が生じても締め代がこれを吸収し、該バランスリ
ングと胴部との嵌合部間における隙間を小さく抑えるこ
とができる。このことは、胴部の外方への膨らみを抑制
できて、胴部の強度を低下させることなく維持でき、円
滑な遠心脱水運転が実行できるとともに、成形直後のバ
ランスリングを組み込むことができるので、無駄な段取
り時間を費やすことなく効率良く組み込み作業ができて
コスト的にも有利である。。
部に嵌合したバランスリングのネジによる取付固定は、
前記胴部を通したネジを前記バランスリングの凸部に締
付け結合したことを特徴とする(請求項2の発明)。
るようにしたので、胴部とバランスリングとの嵌合部間
において、最も隙間が発生しない部位であることはもと
より、該凸部はネジの締付けに必要な肉厚を確保するに
有効で、それだけネジによる取付固定が確実で作業も容
易となる。
ランスリングの外周壁の凸部は、下端部が径小となるテ
ーパ状に形成したことを特徴とする(請求項3の発
明)。
謂締め代による嵌合となるが、下端部ほど径小となる所
謂先細形状としたので、胴部への嵌合作業の開始から所
定位置の嵌合を終えるまで作業がスムースに遂行でき
る。
いて、胴部に嵌合したバランスリングは、前記胴部およ
び前記バランスリングの外周壁との間にあって凹凸係合
する回り止め手段により周方向の位置決めを行なうよう
にしたことを特徴とする(請求項4の発明)。
部に嵌合するに際して、凹凸係合する回り止め手段によ
り両者の周方向における位置決めができるので、完全に
嵌合した後の堅い嵌合状態での位置調整するのに比して
極めて作業性が良い。また、回り止め手段を利用してい
るので作業中に位置ずれを起こすおそれもなく、ネジの
締付け作業が簡単確実にでき、組み込み工程の簡素化に
より生産性に富み製造コストの低減に有利である。
部は、金属板を筒状に巻いた両端部を接合した構成と
し、この接合部位の近傍に回り止め手段を設けたことを
特徴とする(請求項5の発明)。
た部位は、外力を受けると内方に飛び出す如く屈曲変形
し易い構成にある。しかるに、この近傍に回り止め手段
を設けたから嵌合作業の開始時に、当初より環状のバラ
ンスリングにより内方から押し宛がうこととなり、従っ
て内方に屈曲するのが阻止された状態のもとに作業は円
滑に進められる。
り止め手段は、バランスリングの外周壁に突設した係合
リブと、胴部に設けた係合孔とから構成するとともに、
前記係合リブの上面を外方に上昇する傾斜面としたこと
を特徴とする(請求項6の発明)。
しないことはもとより、係合リブの傾斜面は一旦係合孔
と係合した後は、胴部とバランスリングを結合する方向
に作用し、従って組み込み作業中にあってもこれらが容
易に抜脱しないように作用し、また取付固定後にあって
も斯かる部位の胴部を引き付けて隙間を生じないように
する点で有利である。
部の内側面にはリント捕集装置を設け、この捕集装置に
対応する上方部位の胴部に回り止め手段を設けたことを
特徴とする(請求項7の発明)。
撓み易いため、バランスリングの組み込み作業が面倒と
なる可能性がある。しかるに、胴部の内側面にリント捕
集装置が被着されることによって胴部の剛性が高まり、
この近傍の上方部位に形成された係合孔等の回り止め手
段をなす周辺も剛性および強度が向上する。従って、バ
ランスリングを胴部に嵌合装着する際、少なくとも上記
係合孔周辺の胴部を安定状態に保持できて、係合リブを
係合孔に速やかに確実に係合させることができ、且つ係
合した状態を保持するにも有効で、回り止め手段として
も堅固な構成にて確実に機能する。
適用した一実施例につき、図1ないし図6を参照して説
明する。まず、図2は洗濯機全体の概略構成を示す断面
図で、該図面に示すように、筐体11内には樹脂製の水
受槽12を吊持機構13により弾性支持し、この水受槽
12内に洗濯槽を兼用した脱水槽14を回転可能に設け
ている。この脱水槽14は、詳細は後述するが周壁に多
数の透孔15を形成した筒状の胴部16と、その下部に
結合された椀状の底部17とから構成されている。そし
て、脱水槽14の上端部、即ち胴部16の上部開口には
バランスリング18を取付固定するとともに(詳細は後
述する)、内底部には洗濯水流生成用の撹拌体19を回
転自在に設けていて、この撹拌体19の裏面には放射状
に延びる裏羽根20を一体に突設している。
7は、前記水受槽12の外底部に装着されたモータおよ
びクラッチ機構等からなる駆動機構部21と中空脱水軸
22および洗い回転軸23を介して連動可能に設けら
れ、上記駆動機構部21を制御することにより、選択的
に回転動力が伝達されて、洗い運転時には撹拌体19が
正逆回転され、また脱水運転時には脱水槽14が一方向
に高速回転される構成にある。その他、上記水受槽12
の外底部には、一端が水受槽12内に連通し他端が外部
に連通する排水弁24が設けられている。
装置25が設けられている。この捕集装置25は、一端
が上記撹拌体19裏面の裏羽根20の外周側に連通し、
他端が脱水槽14の内側壁に沿って上部に延び、内部に
通水路26を形成する横断面形状が円弧状をなす水路カ
バー27と、この水路カバー27の上端部には通水路2
6に連続して脱水槽14内方に臨む開口に着脱可能に取
着された袋状のフィルタ28とから構成されている。従
って、脱水槽14の内側に沿って設けられる前記水路カ
バー27は、胴部16と底部17とに跨ってほぼ密着状
態に取付固定され、勿論、該水路カバー27は脱水槽1
4の透孔15が存在しない無孔壁部分に配設される。
・脱水物の収容負荷及び脱水運転時における遠心力に耐
え得るように、胴部16は金属製の例えばステンレス鋼
板を円形に巻いてその両端部を突合せ溶接(接合部2
9)して筒状に形成され、また下部の底部17は同金属
製若しくは本構成に示す如く補強リブおよび厚肉化する
などの補強を施した椀状に樹脂成形されており、これら
は例えば胴部16の下端縁部の全周を底部17の外周部
位を抱持するように内側に折曲げ、所謂縁折りカシメに
より結合され一体的に構成されている。
したバランスリング18が上部開口に嵌合され、該胴部
16の外側からネジ30により締付けられ取付固定され
ている。図1および図3には、その具体的構成を示して
いる。以下、図1の分解斜視図および図3の要部の拡大
断面図に基づき述べると、まず胴部16の開口する上端
部は、バランスリング18が嵌合される部分で、補強効
果を考慮して折り曲げ加工等が施され、やや径を絞った
如き径小(内径)とした垂直面状の取付基部16a、お
よび上端にカール部16bを形成している。そして、上
記取付基部16aには周囲6個所にネジ30の径より大
きい挿通孔31を設けるとともに、この取付基部16a
の上部寄りに1個の縦長の係合孔32(図1参照)を前
記接合部29の近傍に形成している。
部に液体が封入された環状の中空容器状に構成され、そ
の外周壁18aの中間部位には環状の鍔部18bを有
し、この鍔部18bは胴部16の上端開口より径大に形
成してある。従って、該バランスリング18が胴部16
に嵌合されるとき、鍔部18bの下縁が胴部16上端の
カール部16bに当接するまで嵌合され、その嵌合度合
の位置決めがされる。加えて、この鍔部18bより下位
の外周壁18aには6個所に部分的に突出した凸部33
を一体に形成しており、これら凸部33の外形部分が形
成する外径は、胴部16の内径(この場合、取付基部1
6aの内径)より僅か大きく設定するとともに、ネジ3
0の締付孔34を設けている。但し、この凸部33の基
部たる外周壁18aの外径は、上記胴部16の内径より
僅か径小に形成してある。
に伴い径小となるようにテーパ状をなし、外周壁18a
と面一となるテーパ部35を形成している。従って、斯
かる構成の凸部33は、その突出寸法でもあるテーパ部
35の下端部からの径方向の厚み寸法は、胴部16の内
径に対し、径小とする部分から径大となす部分に至り突
出した形態をなしている。尚、上記したバランスリング
18の各径寸法は、いずれも成形直後の寸法構成を示す
ものである。
と凸部33との間に位置して1個の係合リブ36が突設
され、これは前記胴部16の取付基部16aに形成した
係合孔32と係合して、所定位置まで嵌合されたバラン
スリング18の回り止め手段を構成するもので、且つこ
れらが係合する位置はネジ30を通す胴部16の挿通孔
31とバランスリング18の締付孔34とが一致する周
配置としている。そして、この係合リブ36の上面は、
後述する図5に示すように外方に向けて上昇する傾斜面
36aを形成している。
ついて、脱水槽14に対するバランスリング18の組み
込み手順に沿って以下に述べる。特には、その作業態様
を説明するための図4ないし図6に基づき説明するに、
まず、図6に示す如く金属製の胴部16と例えば樹脂製
の底部17とを結合してなる脱水槽14に対し、図4お
よび図5(実線で示す)に示す如く成形直後のバランス
リング18を傾斜させて一端側を挿入する。この一端側
とは、バランスリング18の係合リブ36を有する側
で、これを最低位置になるように傾斜させ、これに対し
脱水槽14側では胴部16の取付基部16aに形成した
係合孔32を有する側が対峙する。
ンスリング18を若干押し込むように左右に滑らせる所
謂周方向に摺動させる。この場合、鍔部18bの下縁に
胴部16の上端のカール部16bが当接することによっ
て、その嵌合度合は規制された状態で摺動される。しか
も、この摺動範囲は係合孔32の近辺を目安に設定され
ることから、その近傍に位置する接合部29(図1,図
6参照)も含まれる可能性大である。一般的に、例えば
突合せ溶接による接合部29は、径方向への強度が他の
一体部位に比して低いため、この一連の組み込み作業中
に外力を受けた場合、図6中に二点鎖線で示したように
特に内方に飛び出すように屈曲変形し易い。ところが、
本実施例では、この接合部29を含む周辺を環状のバラ
ンスリング18の一端側が押し宛がうようにして周方向
に摺動するので、該接合部29は外方に押され内方に屈
曲変形することなくスムースに作業ができる。
り係合リブ36が係合孔32と一致すると、特に図5
(実線で示す)に拡大して示すように係合リブ36の先
端部が係合孔32に係合することによって周方向への動
きが阻止され、所謂回り止め手段として機能するもの
で、これによってバランスリング18と胴部16とが嵌
合する周方向に対する位置決めがなされる。即ち、この
周方向の位置決めによりネジ30を締付けるための胴部
16の挿通孔31とバランスリング18の締付孔34と
が上下方向のほぼ同一線上に並ぶ配置状態となる。
胴部16に嵌合すべく押し下げると、複数の凸部33は
径小の取付基部16aより径大なため、所謂締め代を有
する関係にあることから通常では容易には嵌合できな
い。ところが、本実施例では凸部33は部分的に突設さ
れ、且つその下端部が径小となるテーパ部35となした
ので、その最下端は取付基部16aより径小の外周壁1
8aと同一寸法であるから斯かるテーパ部35がガイド
となって胴部16の上端部開口から容易に挿入され、そ
して径大の凸部33の外径部分においては、その上記締
め代に相当する分、各凸部33と凸部33との間の胴部
16の周壁(主には取付基部16a)部分が、これら各
凸部33側に引っ張られる(緊張状態となる)ことによ
り該凸部33の嵌合を許容する。これによって、バラン
スリング18の嵌合度合は鍔部18bが胴部16上端の
カール部16bが当接することで全体が所定位置に均等
に嵌合され、そして凸部33に形成された締付孔34と
胴部16の取付基部16aに形成された挿通孔31とは
完全に合致する。
孔32とが図5の実線で示す最初に係合する段階から同
図二点鎖線で示す所定位置に完全に係合するまでの一連
の嵌合作業が行なわれる間、係合リブ36の上面が外方
に上昇する傾斜面36aに形成してあるので、一旦係合
した後は容易に抜脱することがなく、組み込み作業をス
ムースに実行できる。その上、バランスリング18は成
形直後のものを組み込むので段取り時間の無駄がなく効
率良く作業でき、製造コストの低減に対しても有利であ
る。
ランスリング18が冷えて収縮変形を来した場合、従来
では図9に基づき金属製の胴部との熱膨張率の差に伴い
両者の嵌合部位において元々の径方向の隙間代に加えて
更に収縮による隙間が加増され、遂には脱水運転に支障
を来すことになりかねないことは、先の従来技術の項で
述べた通りである。
バランスリング18の外周壁18aに部分的に設けた凸
部33は、具体的には収縮量を予め見込んで胴部16の
取付基部16aの内径より径大となるような締め代を有
する構成にできるので、これら凸部33が形成する外径
が本来の胴部16たる取付基部16aの内径と同じにな
るか、若しくは更に僅か径小となる程度に抑えることが
でき、従ってネジ30による各締付部位の両者間に支障
を来すような隙間は発生しない。
部33(締付部位)との間の胴部16の周壁も上記バラ
ンスリング18の収縮に伴う影響としては、組み込み時
(嵌合当初)の緊張状態が解かれて本来の径寸法の円形
状に復元する程度に収まり、結果的にバランスリング1
8の外周壁18aと胴部16の内側面との径方向の隙間
は小さく抑えられ、成形直後のバランスリング18を組
み込んでも、その後の収縮による支障は生じない。
合作業となるものの、凸部33の下端部をテーパ部35
として嵌合し易くし、更には係合リブ36と係合孔32
とによる回り止め手段により周方向の位置決め、結果的
にはネジ30の締付けにより結合する部位の位置決めを
行なえるようにしたので、面倒な位置決め作業を簡単化
してスムースで良好な作業性を維持できる。
3は、バランスリング18の肉厚を部分的に厚くするも
ので、これはネジ30が締付けられる外周壁18aの肉
厚を厚くすることにあり、従ってネジ30の締付量を充
分に確保するに有効な厚みを得て、ネジ30が弛むおそ
れがない堅固な取付固定ができ、しかも該凸部33によ
り樹脂製の外周壁18a、即ちバランスリング18全体
の補強効果としても期待できる。
び出すように屈曲変形し易く、このような変形が生じた
場合には、バランスリング18の胴部16への嵌合作業
が非常に煩わしいものとなるが、本実施例によれば接合
部29の近傍において嵌合作業の当初に係合する回り止
め手段を有しているので、環状のバランスリング18が
胴部16の内周上を外方に押し込むように摺動され、従
って斯かる接合部29が内方に不用意に飛び出すことが
なく、この点からも組み込み作業が支障なく効率良く実
行できる。
を示す要部の分解斜視図で、これは上記実施例に対し係
合リブ36が係合する係合孔39の配置条件のみが異な
る構成としたものである。以下、上記実施例と同一部分
には同一符号を付した図7に基づき説明すると、本構成
は言わば係合孔39をリント捕集装置25に対応する上
方部位に設けたことにある。
て概述すると、これは洗濯槽を兼ねた脱水槽14の内側
に沿って、横断面が円弧状をなし内部に通水路を形成す
る樹脂製の水路カバー27を設け、下端が図示しない撹
拌体の裏羽根の対応して連通し、上端が脱水槽14内方
を臨む開口部に袋状のフィルタ28を着脱可能に設けた
構成にある。そして、上記水路カバー27の取付手段と
しては、例えば水路カバー27の背面側に6個のフック
部37(3個のみ図示)を形成する一方、胴部16に
は、上記フック部37が係合される6個の縦長の角穴3
8が形成され、更に確実に固定するために適宜にネジ止
め手段を用いて脱水槽14に取付固定している。このよ
うにして、脱水槽14の内側に沿って設けられる水路カ
バー27は、胴部16と底部17とに跨って内部が通水
路となるほぼ密着状態に取付固定される。
ば、周知のように洗い運転において図示しない撹拌体を
回転駆動するに伴い同裏羽根によるポンプ作用を利用し
て、水の一部が水路カバー27内に圧送されて通水路を
揚水し、上部の開口部に設けたフィルタ28を経て、再
び脱水槽14内に戻され循環する。しかして、この洗い
運転中に発生し浮動する糸屑などのリントは、この循環
水中からフィルタ28にて捕集される。
ト捕集装置25を設けた上方部位の胴部16に、係合孔
39を形成したもので、バランスリング18の外周壁1
8aに設けた係合リブ36と係合することによって回り
止めとして機能し、以って上記実施例と同様に図示しな
いネジの締付け部位(挿通孔31と締付孔34)の位置
決めを行なう回り止め手段を構成している。
27は胴部16の周方向に所定の幅を有して密着状態に
被着される。これにより、バランスリング18が未装着
の胴部16は開口する上端部ほど撓み易いが、この水路
カバー18が被着されることによってその周辺も含む胴
部16は剛性が高まり、補強された如く強度が向上する
もので、この近傍の上方部位に形成され係合孔39の周
辺も剛性が増し堅固となる。
を、しかも嵌合する胴部16よりも径大な関係にある凸
部33を嵌合装着するに際して、上記係合孔39に対し
て、バランスリング18の係合リブ36を有する一端側
を押し宛がうように摺動操作する場合、該胴部16が容
易に変形(外側に逃げる)することがないので、係合リ
ブ36を係合孔39に速やかに確実に係合させることが
できるとともに、結果としてバランスリング18の嵌合
作業も速やかに実行できる。しかも、剛性が高いことは
係合した状態を保持するにも有効で、所謂回り止め手段
としても確実に機能し、その後のバランスリング18全
体を押し込み所定位置に嵌合するまでの間の作業も周方
向にずれることがないので、両者の締付け部位の位置決
めも確実に安定して行なうことができる。
うに水路カバー27を利用して循環する水中からリント
を捕集すものに限らず、例えば脱水槽14内の洗濯水流
を利用した矩形容器状のケース内に櫛歯状のフィルター
を有する捕集装置を装着したものでも良く、要は胴部1
6の内側面に沿って被着され撓み易い該胴部16の剛性
を増す構成であれば良い。また、本構成の配置条件とし
た係合孔39を先の実施例の如く接合部29の近傍に設
けることも容易にできるので、この場合には、更に堅固
な胴部16を得ることが期待でき、バランスリング18
の一連の組み込み作業に有効である。
例に限定されるものではなく、例えば、バランスリング
を胴部に装着する際の位置決めを行なう回り止め手段と
して、係合リブと係合孔とから構成したが、具体的形状
は種々変更可能で、要は凹凸係合して回り止めの機能を
有する構成であれば良く、実施に際し本発明の要旨を逸
脱しない範囲内にて種々変更して実施できるものであ
る。
に、金属製で筒状に形成された胴部を有する脱水槽に対
し、この胴部の上部内方に収縮性を有する樹脂製のバラ
ンスリングを嵌合し取付固定するに際して、前記バラン
スリングの外周壁に部分的に突出する凸部を複数個設け
るとともに、これら凸部が形成する外径は、該バランス
リングが嵌合される前記胴部の内径よりも径大として、
所謂締め代をもって嵌合する構成としたものである。し
かるに、凸部は径大でありながら部分的に突出した構成
であるため、胴部の撓み変形を利用して嵌合することが
でき、組み込み後のバランスリングに収縮が生じても締
め代がこれを吸収し、該バランスリングと胴部との嵌合
部間における隙間を小さく抑えることができる。このこ
とは、胴部の外方への膨らみを抑制できて、胴部の強度
を低下させることなく維持でき、以って成形直後のバラ
ンスリングを効率良く組み込むことができるとともに、
円滑な遠心脱水運転ができる洗濯機の脱水槽を提供でき
る。
図
部、16aは取付基部、16bはカール部、17は底
部、18はバランスリング、18aは外周壁、18bは
鍔部、20は裏羽根、25はリント捕集装置、26は通
水路、27は水路カバー、30はネジ、31は挿通孔、
32,39は係合孔(回り止め手段)、33は凸部、3
4は締付孔、35はテーパ部、36は係合リブ(回り止
め手段)、および36aは傾斜面を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 金属製で筒状に形成された胴部を有し、
この胴部の上部内方に嵌合した状態でネジにより取付固
定される樹脂製のバランスリングを備えた脱水槽におい
て、 前記バランスリングの外周壁の複数個所に径方向に突出
した凸部を形成し、これら凸部が形成する外径は、該バ
ランスリングが嵌合される前記胴部の内径よりも大きく
したことを特徴とする洗濯機の脱水槽。 - 【請求項2】 胴部に嵌合したバランスリングのネジに
よる取付固定は、前記胴部を通したネジを前記バランス
リングの凸部に締付け結合したことを特徴とする請求項
1記載の洗濯機の脱水槽。 - 【請求項3】 バランスリングの外周壁の凸部は、下端
部が径小となるテーパ状に形成したことを特徴とする請
求項1記載の洗濯機の脱水槽。 - 【請求項4】 胴部に嵌合したバランスリングは、前記
胴部および前記バランスリングの外周壁との間にあって
凹凸係合する回り止め手段により周方向の位置決めを行
なうようにしたことを特徴とする請求項1または2記載
の洗濯機の脱水槽。 - 【請求項5】 胴部は、金属板を筒状に巻いた両端部を
接合した構成とし、この接合部位の近傍に回り止め手段
を設けたことを特徴とする請求項4記載の洗濯機の脱水
槽。 - 【請求項6】 回り止め手段は、バランスリングの外周
壁に突設した係合リブと、胴部に設けた係合孔とから構
成するとともに、前記係合リブの上面を外方に上昇する
傾斜面としたことを特徴とする請求項4記載の洗濯機の
脱水槽。 - 【請求項7】 胴部の内側面にはリント捕集装置を設
け、この捕集装置に対応する上方部位の胴部に回り止め
手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の洗濯機の
脱水槽。
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- 2000-05-17 JP JP2000144964A patent/JP3646046B2/ja not_active Expired - Fee Related
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