JP3078346U - 情報カード付き葉書 - Google Patents

情報カード付き葉書

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浩明 新井
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エーワン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】葉書と情報カードを一体化させることができる
とともに、差出人が簡便に必要な情報を記載して送付す
ることができるとともに、受取人は簡便な作業だけで情
報カードに記載された情報を効率的に収集、整理、およ
び保管でき、かつ有効に活用することができるため、事
務作業の効率化に有効な情報カード付き葉書の提供。 【解決手段】宛名記録用紙と、該宛名記録用紙に擬似接
着された情報記録用紙とを有し、前記情報記録用紙に剥
離自在に情報カード部が配設された情報カード付き葉
書。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、葉書と情報カードを一体化させ、簡単な作業だけで情報カードに記 載された情報を有効に活用することができる情報カード付き葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、時候の挨拶、催事の案内または招待、住所移転、異動の通知、会議・ 集会の催告等の各種の情報を簡便に通知し、また、個人間においては、時候の挨 拶、お互いの消息、所在、連絡先、連絡手段等を簡便に通知するための通信手段 として、郵便葉書は有用であり、日常的に広く利用されている。
【0003】 一方、日常の営業活動において、名刺は、氏名、住所、会社名、部署、役職、 電話番号、Fax番号、E−メール・アドレス、会社ホームページアドレス等の 業務上有用な情報を、相互に交換し、連絡業務等を円滑に遂行するための情報と して活用される。そのため、受け取った名刺に掲載されている情報を記録・整理 して保管することは、日常の業務において重要な作業である。
【0004】 しかし、従来、葉書と、名刺等の情報カードとは、それぞれ個別に送付され、 または、交換されている。そのため、葉書または情報カードを送付または受け取 った場合、差出人および受取人において、整理・保管に際して下記のような問題 があった。 (イ)受取人が、葉書に記載された情報、例えば、差出人の住所・氏名等を情報 として保管する場合、従来はハサミやカッター等を使って記載部分を切り取 ることが多かったが、これは煩雑かつ手間のかかる作業であった。また、切 り取った記載部分は、様々な形状をしているため、整理・保管に不便であっ た。 (ロ)葉書に直接名刺の内容が記載されている場合、受取人はいちいち書き写さ ねばならず、これは煩雑かつ手間のかかる作業であった。 (ハ)差出人が、名刺を送付する場合には、封書を用いる必要があり、封筒に入 れ、宛名を記載するなどの作業を必要とし、また、受取人も名刺に記載され た情報を書き写さねばならず、差出人および受取人の双方共、煩雑かつ手間 のかかる作業が必要であった。また、挨拶状、案内状、招待状等のカードを 封書で郵送する際にも、差出人および受取人の双方共、同様の問題があった 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、葉書と情報カードを一体化させることができるとともに、 差出人が簡便に必要な情報を記載して送付することができるとともに、受取人は 簡便な作業だけで情報カードに記載された情報を効率的に収集、整理、および保 管でき、かつ有効に活用することができるため、事務作業の効率化に有効な情報 カード付き葉書を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案は、宛名記録用紙と、該宛名記録用紙に擬 似接着された情報記録用紙とを有し、前記情報記録用紙に剥離自在に情報カード 部が配設された情報カード付き葉書を提供するものである。
【0007】 以下、本考案の情報カード付き葉書(以下、「本考案の葉書」という)につい て詳細に説明する。
【0008】 本考案の葉書は、宛名記録用紙と、情報記録用紙とを有する。 宛名記録用紙は、葉書の差出人が受取人の住所、氏名、郵便番号等を記載し、 さらに必要に応じて切手の貼付欄等の各種の欄を片面に有する用紙であり、情報 記録用紙は、差出人が所要の情報を記録する欄を有する用紙であり、該宛名記録 用紙に情報記録用紙が擬似接着されている。
【0009】 本考案の葉書において、宛名記録用紙および情報記録用紙は、郵便法により規 定された所定の外形形状、寸法および材質からなるものであれば、特に制限され ない。
【0010】 本考案の葉書において、情報記録用紙は、剥離自在に配設された情報カード部 を有する。この情報カード部は、情報記録用紙の片面全体で構成されていてもよ いし、情報記録用紙の一部に剥離自在に設けられていてもよい。例えば、情報カ ード部として、名刺型、引換券(各種のチケット等を含む)、情報カード(例え ば、引っ越し先の新住所、異動先)、写真、招待状、広告等の情報の記載面を情 報記録用紙の全面または一部に形成したものなどのいずれの形態であってもよい 。この情報カード部はいずれの形状でもよく、例えば、名刺型の情報カード部は 、長方形、楕円形、円形、あるいは縁丸形、多角形等のいずれの形状であっても よい。また、必要に応じて各種の情報記録欄を予め記載し、空欄の記載欄を設け たものでもよい。例えば、チケットや引換券等の欄を設けたり、アンケート等の 記載欄を設けたものでもよい。
【0011】 本考案の葉書において、情報記録用紙および宛名記録用紙、さらに情報カード 部は、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、昇華型プリンタ、ドットイン パクトプリンタ等の各種プリンタ、あるいは複写機等によって、印刷可能な面を 有する。
【0012】 本考案の葉書において、宛名記録用紙と情報記録用紙とは、宛名記録用紙およ び情報記録用紙のいずれか1面に設けられた擬似接着剤層によって、両用紙が擬 似接着されている。本考案において、「擬似接着」とは、一旦、疑似接着剤層に よって接着された面同士は剥離可能であるが、一度剥離すると再度接着すること が容易ではないことをいう。
【0013】 擬似接着剤層を形成する擬似接着剤としては、感圧接着により擬似接着するた めの接着阻害物質を混入した天然ゴムエマルジョン系擬似接着剤、感熱接着によ り擬似接着するための接着阻害物質を混入した熱可塑性樹脂擬似接着剤、樹脂溶 融押出により擬似接着するための積層フィルム間に擬似接着層を有する熱可塑性 樹脂のいずれも使用できる。
【0014】 感熱接着により擬似接着するための擬似接着剤としては、例えば、ポリ酢酸ビ ニル,塩酸ゴム,ポリビニルアセタール,可塑化エチルセルロース,可塑化ポリ 塩化ビニル,ポリエチレン,ポリビニリデンクロライド,ポリエステル,ポリア ミド,アクチックポリプロピレン,エチレン−酢酸ビニルコポリマー,エチレン −アクリル酸エチルコポリマー等の感熱接着する樹脂中にクレー,炭酸カルシウ ム,シリカ,二酸化チタン等の接着阻害物質の粉末を混合して接着剤同士の接着 力を紙に対する接着力より弱めた擬似接着剤などが挙げられる。
【0015】 また、樹脂溶融押出により擬似接着するための積層フィルム間に擬似接着層を 形成する熱可塑性樹脂としては、例えば、特公平8−15826号公報に開示さ れているような擬似接着層を形成する熱可塑性樹脂が挙げられる。この熱可塑性 樹脂の具体例として、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−酢酸ビ ニル共重合体、エチレン−エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニ ル共重合体とポリエチレンとの混合樹脂等が挙げられる。
【0016】 本考案の葉書の製造方法の具体例として、前記熱可塑性樹脂の溶融押出により 行う方法を例に取ると、例えば、葉書用紙材と透明なプラスチックシート(例え ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アセテート等からなるシー ト)の間に、前記熱可塑性樹脂を溶融押出により接着させる方法などが挙げられ る。このとき、葉書用紙材と、熱可塑性樹脂層との間のT型剥離強度(20℃、 65%RHで剥離速度300mm/分)は、300g/50mm以上であるのが 好ましく、また、プラスチックシートと熱可塑性樹脂層との間のT型剥離強度は 10〜70g/50mm(疑似接着層)であるのが好ましい。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜4に示す、本考案の葉書の実施態様に基づいて、本考案について より詳細に説明する。
【0018】 図1(A)および(B)は、本考案の葉書の一実施態様を示し、宛名記録用紙 であるはがき本体1と、該はがき本体の裏面に擬似接着された、情報記録用紙で あるはがき用紙2とを有し、はがき用紙2は、情報カード部としてハーフカット 3によって剥離可能に形成された名刺カード部4を有する名刺カード付き葉書を 示す。
【0019】 図1に示す名刺カード付き葉書は、図2に示すとおり、はがき本体1と、はが き用紙2とを、はがき用紙の裏面に設けられた擬似接着剤層5によって疑似接着 してなるものである。
【0020】 はがき本体1の表面6には、図1(B)に示すとおり、郵便番号の記載欄7お よび切手の貼付欄8を有し、受取人の住所および氏名が記載される。 また、はがき用紙2の裏面9には、図1(A)に示すとおり、氏名、住所、会 社名、部署、役職、電話番号、Fax番号、E−メール・アドレス、会社ホーム ページアドレス等の名刺としての記載事項を印刷する情報カード部である名刺カ ード部4を有し、名刺カード部4以外の部分には、その他の通信事項を記載する ことができる。
【0021】 この名刺カード付き葉書は、はがき本体1とはがき用紙2とを疑似接着剤層5 を間にして貼り合わせた後、はがき用紙2の表面9に、カッター等によってハー フカットを入れて製造することができる。 この名刺カード付き葉書を使用する際には、はがき本体の表面8、はがき用紙 2の名刺カード部4およびその他の部分に所要事項を印刷して、郵送することが できる。名刺カード付き葉書を受け取った受取人は、名刺カード部4を剥がせば 、そのまま名刺カードとして保存、管理が容易となる。
【0022】 これらのはがき本体1およびはがき用紙2の表面は、インクジェットプリンタ 等のプリンタで印刷可能になっていると、ワープロソフト等を用いて、所要の事 項を簡便に印刷でき、事務の効率化に有効であり、好ましい。
【0023】 また、図3(A)〜(I)は、それぞれ本考案の葉書の別の実施態様を示し、 それぞれ情報カード部として、はがき用紙2の表面9に名刺カード部を有するも のであり、図3(A)は、はがき用紙2の表面9の下段に長方形状の名刺カード 部4aを設けたものであり、図3(B)は、縁を丸くした角丸の長方形状の名刺 カード部4bを有するものであり、図3(C)は、さらに縁の曲率半径を大きく した角丸の長方形状の名刺カード部4cを有するものである。
【0024】 また、図3(D)は、はがき用紙2の表面9の左下段に縦長の長方形状の名刺 カード部4dを設けたものであり、図3(E)は、縁を丸くした角丸の長方形状 の名刺カード部4eを縦長に有するものであり、図3(F)は、さらに縁の曲率 半径を大きくした角丸の長方形状の名刺カード部4fを縦長に有するものである 。
【0025】 図3(G)は、はがき用紙2の表面9の下段に横長の楕円形状の名刺カード部 4gを有するものであり、図3(H)は、はがき用紙2の表面2の下段中央に円 形状の名刺カード部4hを有するものであり、図3(I)は、はがき用紙2の下 段一杯に長方形状の名刺カード部4iを有するものである。
【0026】 さらに、図4(A)および(B)は、本考案の葉書の別の実施態様を示し、往 信用葉書部41と返信用葉書部42とが切り取り線43を介して連設された名刺 付き往復葉書40を示す。 この名刺付き往復葉書40において、往信用葉書部41の下段には、図4(A )に示すように長方形状の名刺カード部44aを設けたもの、図4(B)に示す とおり、縁を丸くした角丸の長方形状の名刺カード部44bを有するものが代表 的例として示される。 また、この名刺付き往復葉書40の返信用葉書部41にも名刺カード部あるい は他の所要事項を記載し、返信を受け取った差出人が、その記載事項を情報とし て活用できるようにしてもよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案の葉書は、葉書と情報カードを一体化させて、差出人が宛名等の送付先 を記載するとともに、情報カード部に必要な情報を簡便に記載して送付すること ができ、また、受取人は、情報カードに記載された情報を簡便な作業で効率的に 収集、整理、および保管でき、かつ有効に活用することができるため、事務作業 の効率化に有効である。例えば、葉書と情報カードである名刺が擬似接着により 一体化しているので、受取人は送られてきたはがきから名刺カードを剥離させる だけで名刺カードを簡単に手に入れることができ、名刺に記載された情報の収集 、整理および保管が容易であり、有効に活用することができる。 さらに、葉書から名刺カードを剥がしても、はがき本体に著しい破損を与える ことなく、保存も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)および(B)は、本考案の葉書の一実
施態様である名刺カード付き葉書を説明する図である。
【図2】 図1に示す名刺カード付き葉書の構造を説明
する分解斜視図である。
【図3】 (A)〜(I)は、それぞれ本考案の葉書の
別の実施態様におけるはがき用紙を示す図である。
【図4】 (A)および(B)は、それぞれ本考案の葉
書の別の実施態様である名刺付き往復葉書を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 はがき本体 2 はがき用紙 3 ハーフカット 4 名刺カード部 4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h,4
i 名刺カード部 5 擬似接着剤層 6 はがき本体の表面 7 郵便番号の記載欄 8 切手の貼付欄 9 はがき用紙の表面 40 名刺付き往復葉書 41 往信用葉書部 42 返信用葉書部 43 切り取り線 44a,44b 名刺カード部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】宛名記録用紙と、該宛名記録用紙に擬似接
    着された情報記録用紙とを有し、前記情報記録用紙に剥
    離自在に情報カード部が配設された情報カード付き葉
    書。
  2. 【請求項2】情報カード部が、情報記録用紙内に剥離自
    在に形成された名刺カードである請求項1に記載の情報
    カード付き葉書。
  3. 【請求項3】往信葉書用紙と返信葉書用紙とが連設され
    た往復葉書用の情報カード付き葉書であって、往信用葉
    書用紙が、宛名記録用紙と、該宛名記録用紙に擬似接着
    された、情報記録用紙とを有し、前記情報記録用紙に、
    剥離自在に情報カード部が配設された情報カード付き葉
    書。
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