JP3078318U - シール貼り玩具 - Google Patents
シール貼り玩具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シールを貼り、その印影も変更することができ
るシール貼り玩具。 【解決手段】以下の要件を備えること。 (イ)玩具本体1には印影部4を有するスタンプアーム
5と、スタンプ台6にシールテープ2を送り込むテープ
送りホイール7とが設けられること (ロ)上記スタンプアーム5とテープ送りホイール7の
同軸の回転部材22には互いに噛合する扇形ギア13、
20が形成されていること (ハ)上記回転部材22とテープ送りホイール7とはラ
チェット機構を介して連係されていること (ニ)上記玩具本体1に設けられた折り返し部28の近
傍には、シールテープ2が送り返されるときにベーステ
ープ2aから浮き上がったシールラベルaを被貼着材3
3の表面に押圧して貼りつける貼着ローラ29が設けら
れていること
るシール貼り玩具。 【解決手段】以下の要件を備えること。 (イ)玩具本体1には印影部4を有するスタンプアーム
5と、スタンプ台6にシールテープ2を送り込むテープ
送りホイール7とが設けられること (ロ)上記スタンプアーム5とテープ送りホイール7の
同軸の回転部材22には互いに噛合する扇形ギア13、
20が形成されていること (ハ)上記回転部材22とテープ送りホイール7とはラ
チェット機構を介して連係されていること (ニ)上記玩具本体1に設けられた折り返し部28の近
傍には、シールテープ2が送り返されるときにベーステ
ープ2aから浮き上がったシールラベルaを被貼着材3
3の表面に押圧して貼りつける貼着ローラ29が設けら
れていること
Description
【0001】
本考案は本、かばんなどの被貼着材の表面にスタンプしたシールを貼ることが できるシール貼り玩具に関する。
【0002】
子供達は従来からシールをいろいろな物や場所に貼って遊ぶのが好きであり、 シールを自分でデザインして印字するシール玩具等が市販されている。
【0003】
しかしながら、従来のシール玩具は操作が複雑であり、子供が遊ぶには不向き である。また、子供がシール遊びを好むのは、シールのデザインもさることなが らシールを貼るという行為に興味を抱いているからである。
【0004】 本考案は上記問題点を解消し、シールを貼るという同じ動作を繰り返すことに より次々にシールを貼っていくことができ、またシールに転写する印影のデザイ ンも変更することができるシール貼り玩具を提供することをその課題とする。
【0005】
前記課題を解決するため、本考案に係るシール貼り玩具は、多数のシールラベ ルをベーステープ上に仮着したシールテープに押印して貼りつけるシール貼り玩 具であって、以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)玩具本体には、揺動によりシールテープのシールラベルにスタンプする印 影部を有するスタンプアームと、印影部の下方のスタンプ台にシールテープを送 り込むテープ送りホイールとが設けられていること (ロ)上記スタンプアームとテープ送りホイールの同軸の回転部材には互いに噛 合する扇形ギアが形成されていること (ハ)上記回転部材とテープ送りホイールとはラチェット機構を介して連係され ていること (ニ)上記スタンプ台のシールテープ送り先側には、シールテープを急角度で折 り返す折り返し部を形成し、折り返し部の近傍には、シールテープが送り返され るときにベーステープから浮き上がったシールラベルを被貼着材の表面に押圧し て貼りつける貼着ローラが設けられていること
【0006】 なお、前記印影部の印影は交換可能になっているのが好ましい。
【0007】 また、前記ラチェット機構は、前記回転部材に形成された係合爪と前記テープ 送りホイールと一体に形成されたラチェット溝とから構成するのが好ましい。
【0008】
図1はシール貼り玩具の斜視図、図2はその縦断面図であり、図3は分解斜視 図である。同図において符号1は玩具本体を示す。玩具本体1は左右1対の側部 材1a、1bから構成されている。玩具本体1の上部には、多数のシールラベル aをベーステープ2a上に仮着したシールテープ2(図5参照)の巻装ロールを 支持する支持軸3が突出形成されている。
【0009】 また、玩具本体1には、揺動によりシールテープ2のシールラベルaにスタン プする印影部4を有するスタンプアーム5と、印影部4の下方のスタンプ台6に シールテープ2を送り込むテープ送りホイール7とが設けられている。
【0010】 スタンプアーム5は、後部にレバー部5a、前端に印影部4を有し、中間部に 形成された軸受孔9は玩具本体1の側壁に突出する支軸10に回動(揺動)自在 に挿通されている。スタンプアーム5はバネ11により常時印影部4が上方に位 置するように付勢されている。印影部4にはゴム印を取り付けた印影部材12が 着脱自在に取り付けられている。なお、軸受孔9の近傍には扇形ギア13が円弧 状に形成されている。
【0011】 スタンプアーム5の下部にはテープ送りホイール7が玩具本体1の側壁の軸1 4に回動自在に取り付けられている。テープ送りホイール7の外周面には一定の 間隔で突起15が形成されている。また、テープ送りホイール7は、上記シール テープ2のテープ送り方向にのみ回転可能に設けられている。これは、逆止爪1 6を有する回り止め部材17をテープ送りホイール7と同軸に取り付け、図6に 示されるように一方の逆止爪16の外側に形成された突軸25を玩具本体1の側 壁に形成された軸孔18に係合させて回転しないようにするとともに、逆止爪1 6の先端をテープ送りホイール7の周側面に沿って一定の間隔に形成された凹部 19に係合可能にしている。これにより、テープ送りホイール7は、逆止爪16 が上記凹部19に係合する方向には回転できない。逆止爪16が上記凹部19を 乗り越える方向にのみ回転できることになる。
【0012】 また、テープ送りホイール7の同軸には回転部材22が回転自在に取り付けら れている。そして、回転部材22には上記スタンプアーム5の扇形ギア13と噛 合する扇形ギア20が形成されている。
【0013】 テープ送りホイール7と回転部材22とは、テープ送りホイール7を間欠運動 させるラチェット機構を介して連係されている。このラチェット機構は、テープ 送りホイール7の側面の周縁に形成された環状突縁部26の内周面に連続的に形 成された鋸刃状のラチェット溝23と前記扇形ギア13、20によって往復動す る係合爪24とから構成されている。
【0014】 次に、上記玩具本体1の下部にはベースプレート27が形成されている。また 、30、31、32はいずれもシールテープ2の案内部材である。案内部材32 の前端にはスタンプ台6が形成されている。図7に示されるように、スタンプ台 6の先端側にはシールテープ2を急角度で折り返す折り返し部28が形成され、 折り返し部28の近傍には貼着ローラ29が設けられている。貼着ローラ29は ゴム製で、表面にイボが付いている。なお、案内部材32とベースプレート27 との間にはベーステープ2aの案内空間が形成されている。
【0015】 次に、上記構成のシール貼り玩具の使用態様について説明する。まず、図2の ように玩具本体1の上部支持軸3にシールテープ2の巻装ロールを支持させ、シ ールテープ2の先端のシールラベルaをベースプレート27のスタンプ台6の上 に配置する。なお、ベーステープ2aはベースプレート27の折り返し部28で 折り返して後方に導出しておく。テープ送りホイール7の外周面の突起15はシ ールテープ2の隣り合うシールラベルa間のベーステープ2aに突き刺さってい る。
【0016】 この状態でスタンプアーム5を上記支軸10を中心に下方に揺動させると、図 4に示されるように印影部4はスタンプ台6上のシールラベルaに押し付けられ るので、シールラベルaに印影が転写される。このとき、スタンプアーム5の扇 形ギア13も回動するので、これに噛合する扇形ギア20も一定の回転角だけ回 転する。この方向に回転するときは回転部材22の係合爪24はテープ送りホイ ール7のラチェット溝23に係合せず、また逆止爪16がテープ送りホイール7 の凹部19に係合するので、テープ送りホイール7は回転しない。
【0017】 シールラベルaに印影をスタンプした後、スタンプアーム5の力を解除すると 、スタンプアーム5はバネの力で逆方向に復動し、印影部4は上がって図2の初 期位置に復帰する。同時に、スタンプアーム5の扇形ギア13も逆方向に回動す るので、これに噛合する扇形ギア20も一定の回転角だけ逆方向に回転する。こ の方向に回転するときは係合爪24はテープ送りホイール7のラチェット溝23 に係合して作動連結し、また逆止爪16がテープ送りホイール7の凹部19に係 合せずに滑るので、テープ送りホイール7はテープ送り方向に回転する。テープ 送りホイール7の外周面の突起15はシールテープ2の隣り合うシールラベルa 間のベーステープ2aに突き刺さっているので、シールテープ2はシールラベル a1枚分だけ前方に送られる。ところが、ベーステープ2aはベースプレート2 7の折り返し部28で急激に折り返されているので、図7に示されるようにシー ルラベルaも急角度では折り曲げられるが、ベーステープ2aに対する接着は弱 いので、シールラベルaはベーステープ2aから剥離して浮き上がり、その先端 は被貼着材33の表面に当たる。そこで、シール貼り玩具を後方に移動させると 、貼着ローラ29が矢印のように転動しながらシールラベルaを被貼着材33の 表面に押し付けるので、シールラベルaは被貼着材33に貼りつけられる。なお 、貼着ローラ29の表面にはイボが付いているので、貼着ローラ29がシールラ ベルa上を転動しても、表面にはイボしか接触しないので、スタンプされた印影 が汚れることはない。なお、シールテープ2の送りによりスタンプ台6には次の 新しいシールラベルaが配置される。
【0018】 上述の作業を繰り返すことにより、シールラベルaを被貼着材33の表面に次 々に貼りつけていくことができる。スタンプアーム5の印影部4には印影部材1 2が着脱自在となっているから、印影部材12を交換することにより新しい印影 をシールラベルaに転写することができる。
【0019】
請求項1に係る考案によれば、スタンプアームを揺動させて印影部をスタンプ 台に押し付けることにより、シールテープのシールラベルに転写される。その後 、スタンプアームを復動させるのであるが、スタンプアームの往復動によって扇 形ギアによって回転部材も往復回転する。回転部材とテープ送りホイールとはラ チェット機構を介して連係しているから、テープ送りホイールは間欠運動し、テ ープは間欠的に送られる。送られたシールテープは折り返し部で折り返されるが 、シールラベルはベーステープから浮き上がるので、貼着ローラを転動させると 、シールラベルが被貼着材の表面に押圧して貼り付けられる。
【0020】 請求項2に係る考案によれば、印影部の印影は交換可能であるから、いろいろ な印影をシールラベルに転写して楽しむことができる。
【0021】 請求項3に係る考案によれば、前記回転駆動手段には、テープ送りホイールと 同軸上に回転自在に設けられた回転部材に扇形ギアを備え、前記スタンプアーム には上記回転部材のギアに噛合する扇形ギアが形成されているので、スタンプア ームを揺動させることによってテープ送りホイールを回転駆動することができる 。
【0022】 請求項4に係る考案によれば、前記ラチェット機構は、前記回転部材に形成さ れた係合爪と前記テープ送りホイールと一体に形成されたラチェット溝とから構 成されているので、回転部材が往復回転するたびにテープ送りホイールは間欠的 に回転する。
【図1】本考案に係るシール貼り玩具の斜視図
【図2】上記シール貼り玩具の要部の縦断面図
【図3】上記シール貼り玩具の分解斜視図
【図4】上記シール貼り玩具の作動態様を説明する断面
図
図
【図5】シールテープの構造説明図
【図6】逆止爪とテープ送りホイールとの関係を示す説
明図
明図
【図7】シールテープの折り曲げ態様説明図
2 シールテープ 5 スタンプアーム 7 テープ送りホイール 28 折り返し部
Claims (3)
- 【請求項1】 多数のシールラベルをベーステープ上に
仮着したシールテープに押印して貼りつけるシール貼り
玩具であって、以下の要件を備えたことを特徴とするシ
ール貼り玩具。 (イ)玩具本体には、揺動によりシールテープのシール
ラベルにスタンプする印影部を有するスタンプアーム
と、印影部の下方のスタンプ台にシールテープを送り込
むテープ送りホイールとが設けられていること (ロ)上記スタンプアームとテープ送りホイールの同軸
の回転部材には互いに噛合する扇形ギアが形成されてい
ること (ハ)上記回転部材とテープ送りホイールとはラチェッ
ト機構を介して連係されていること (ニ)上記スタンプ台のシールテープ送り先側には、シ
ールテープを急角度で折り返す折り返し部を形成し、折
り返し部の近傍には、シールテープが送り返されるとき
にベーステープから浮き上がったシールラベルを被貼着
材の表面に押圧して貼りつける貼着ローラが設けられて
いること - 【請求項2】 前記印影部の印影は交換可能になってい
る、請求項1記載のシール貼り玩具。 - 【請求項3】 前記ラチェット機構は、前記回転部材に
形成された係合爪と前記テープ送りホイールと一体に形
成されたラチェット溝とから構成されている、請求項1
記載のシール貼り玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008803U JP3078318U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | シール貼り玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008803U JP3078318U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | シール貼り玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078318U true JP3078318U (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=43211267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008803U Expired - Fee Related JP3078318U (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | シール貼り玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078318U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009035878A1 (en) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | 3M Innovative Properties Company | Taping head |
-
2000
- 2000-12-13 JP JP2000008803U patent/JP3078318U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009035878A1 (en) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | 3M Innovative Properties Company | Taping head |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |