JP3028683U - ハンドラベラー玩具 - Google Patents

ハンドラベラー玩具

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JP3028683U
JP3028683U JP1996001272U JP127296U JP3028683U JP 3028683 U JP3028683 U JP 3028683U JP 1996001272 U JP1996001272 U JP 1996001272U JP 127296 U JP127296 U JP 127296U JP 3028683 U JP3028683 U JP 3028683U
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JP
Japan
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drum
label tape
gear
handler
label
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Application number
JP1996001272U
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English (en)
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浩之 佐藤
俊夫 鈴木
▲けい▼一 村崎
Original Assignee
株式会社トイボックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、安価なハンドラベラー玩具を
提供する。 【解決手段】 ラベルテープ搬送手段と捺印手段を自動
復帰式の操作子に関連させて配設し、前記操作子の操作
時に、前記捺印手段を作動させて、ラベルテープ上のラ
ベルに捺印し、前記操作子の初期状態への復帰時に、前
記ラベルテープ搬送手段を作動させて、前記ラベルテー
プを前記ラベルの1ピッチ量送るハンドラベラー玩具で
あって、前記ラベルテープ搬送手段は、前記ラベルテー
プの先端を保持すると共に、前記操作子の操作によって
回転して前記ラベルテープを巻き取るためのドラムを備
え、該ドラムの1回の回転によって、前記ラベルテープ
を前記ラベルの1ピッチ量送るようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ハンドラベラー玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に業務用として実用されているハンドラベラーは、ラベルテープを搬送す るラベルテープ搬送域にラベルテープ搬送手段と捺印手段とを備え、ハンドレバ ーの把握動作によって前記捺印手段を作動させてラベルテープ上のラベルに数字 等を捺印し、前記ハンドレバーの把握解除動作によって前記ラベルテープ搬送手 段を作動させてラベルテープを1ピッチ相当量だけ搬送するように構成されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなハンドラベラーをそのまま玩具に適用しようとすると構 造が複雑で、高価になってしまう。
【0004】 そこで、本考案の目的は、構造が簡単で、安価なハンドラベラー玩具を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のハンドラベラー玩具は、ラベルテープ搬送手段と捺印手段を自 動復帰式の操作子に関連させて配設し、前記操作子の操作時に、前記捺印手段を 作動させて、ラベルテープ上のラベルに捺印し、前記操作子の初期状態への復帰 時に、前記ラベルテープ搬送手段を作動させて、前記ラベルテープを前記ラベル の1ピッチ量送るハンドラベラー玩具であって、前記ラベルテープ搬送手段は、 前記ラベルテープの先端を保持すると共に、前記操作子の操作によって回転して 前記ラベルテープを巻き取るためのドラムを備え、該ドラムの1回の回転によっ て、前記ラベルテープを前記ラベルの1ピッチ量送るようになっている。
【0006】 この請求項1記載のハンドラベラー玩具によれば、ドラムによってラベルテー プを巻き取ることによって、ラベルテープを搬送するようになっているため、そ の構造が極めて簡単なものとなる。
【0007】 請求項2記載のハンドラベラー玩具は、請求項1記載のハンドラベラー玩具に おいて、前記ドラムの内周にラチェット歯車を形成し、該ドラムと同軸に中間回 転体を回転自在に配設し、かつ該中間回転体に前記ラチェット歯車に係合するラ チェット爪と第1の歯車を配設すると共に、該第1の歯車を、前記操作子の操作 により回転する第2の歯車に噛合させ、前記操作子の操作時に、前記中間回転体 を一方向へ回転させ、前記操作子の初期状態への復帰時に、前記中間回転体を他 方向へ回転させることにより、前記ラチェット爪を前記ラチェット歯車に係合さ せて、前記ドラムを回転させるようにした。
【0008】 この請求項2記載のハンドラベラー玩具によれば、操作子の動作が歯車機構に よってドラムに伝達されるので、ハンドレバーの動作がドラムへ確実に伝達され 、1回の操作子の操作によって、ラベルテープが確実に定量だけ送られることに なる。
【0009】 請求項3記載のハンドラベラー玩具は、請求項1または請求項2記載のハンド ラベラー玩具において、前記ドラムの外周に第3の歯車を形成するとともに、ケ ースに爪を配設し、該爪を前記第3の歯車に弾性的に係合させて、前記ドラムの 逆転に対する回転抵抗を付与した。
【0010】 この請求項3記載のハンドラベラー玩具によれば、ケースに付設された爪によ ってラベルテープの位置決めがなされると共に、ドラムの逆転が防止されるので 、ラベルテープの移動量に変動をきたすことなく、しかもドラムが所定位置に停 止されるので、捺印ずれの虞れがなく鮮明なプリントが得られる。
【0011】 請求項4記載のハンドラベラー玩具は、請求項1〜3いずれか記載のハンドラ ベラー玩具において、前記操作子はハンドレバーから構成されている。
【0012】 この請求項4記載のハンドラベラー玩具によれば、操作子がハンドレバーとな っているため、その操作が簡単に行なえることになる。
【0013】
【考案の実施の形態】
ハンドラベラー玩具のケース10は、後述するラベルテープ送り機構,捺印機 構等を収容するケース主部10aと、該ケース主部10aから後方へ延設されて いるグリップ10bとによって形成されている。そして、グリップ10bの付け 根部分のケース主部10aにおいて、ハンドレバー20の一端が回動自在に支持 されている。このハンドレバー20には、アーム21,22が固設されている。 そして、アーム21の自由端には扇状に歯23が形成され、アーム22の自由端 には切欠き24が形成されている。
【0014】 ケース主部10aの下部には、横軸11が設けられており、該軸11には中間 回転体30が回転自在に嵌合されている。この中間回転体30は、図3に示すよ うに、周面に歯車31とラチェット爪32とを備えている。そして、歯車31は 、前記アームの歯23に噛合している。
【0015】 また、このハンドラベラー玩具は、ドラム40を備えている。このドラム40 は、図3に示すように、一側端に円盤状の側板41を備えている。この側板41 の周面には歯車42が形成されている。また、側板41には、周縁部を残して凹 部が形成され、該凹部の側壁内面には、ラチェット歯車43が形成されている。 さらに、側板41の中心には軸44が突設されている。また、ドラム40には、 その母線に沿って溝45が形成されており、図4に示したように、溝45の底部 には、ラベルテープAの先端を挟持するための把持片46がピン47によって回 動自在に保持されている。この把持片46は、ピン47に巻回させた捩じりコイ ルスプリング48によって一方の壁側方向に付勢されている。把持片46の前記 側壁側の面には2つの突起49が形成されている。
【0016】 そして、このドラム40は、軸44を前記ケース主部10aの軸11の孔11 aに挿入することによって、ケース主部10aに装着される。そして、ドラム4 0は、ラチェット歯車43が中間回転体30のラチェット爪32に係合する。ま た、ケース主部10aには、爪12が設置されており、該爪12はドラム40の 歯車42に弾性的に係合する。
【0017】 一方、ケース主部10aの下部には、プラテン50が配設されている。このプ ラテン50は、ラベルテープAの基体からラベルを剥離するための尖端部51を 有している。
【0018】 プラテン50の上部には、プラテン50の面に対して略直角に移動するように してスタンプケース60が配設されている。このスタンプケース60の下端には 印板62が配設されている。印板62にはインキが含浸されると共に、その表面 には絵,文字等が刻設されている。なお、印板62にインキが含浸させないで、 スタンプインキを別途設けておいても良い。 このスタンプケース60は、プラテン50との間に介装されたスプリング63 によって、上方に付勢されている。また、このスタンプケース60は、上部側面 にアーム64を有しており、該アーム64の自由端にはピン65が形成されてい る。そして、ピン65は前記ハンドレバー20のアーム22の切欠き24に係合 されている。
【0019】 このハンドラベラー玩具に使用されるラベルテープAは、図5に示したように 、帯状の基体aにラベルbが貼りつけられたもので、基体aの先端部に孔cが形 成されている。
【0020】 このラベルテープAは、ドラム40の把持片46をスプリング48の付勢力に 抗して回動させた状態で、把持片46の突起49に先端の孔cを嵌合させ、把持 片46を復帰させることによって、溝45内に挟持される。そして、このラベル テープAは、ケース主部10a内に装填される。この状態におけるラベルテープ Aは、ケース主部10aに配設されたローラ13によって所定の位置に収められ る。
【0021】 前記ハンドラベラー玩具の作動について以下に説明する。
【0022】 図1の状態にあるハンドラベラー玩具のグリップ10bとハンドレバー20を 握って、ハンドレバー20をグリップ10b側へ寄せると、図2に示したように 、アーム22が反時計方向に回動される。したがって、切欠き24,ピン65を 介してスタンプケース60が降下して、プラテン50上のラベルb上に捺印がな される。
【0023】 また、ハンドレバー20の動作に伴ってアーム21も反時計方向に回動される 。このアーム21の運動は歯23,歯車31を介して中間回転体30に伝達され 、該中間回転体30を時計方向に回動させる。したがって、ラチェット爪32が 一体に回動される。しかし、ラチェット爪32は、ラチェット歯43上を摺動す るだけで、ラチェット爪32の運動は、ドラム40には伝達されない。したがっ て、ドラム40は回転されることはない。なお、前記動作の間、ケース主部10 aに設置した爪12がドラム40の歯車42に噛合して、ドラム40の連れ回り を防止する。
【0024】 前記ハンドレバー20の把持力を解除すると、図1に示したように、スプリン グ63によってスタンプケース60が上昇される。同時にハンドレバー20の復 帰動作に伴ってアーム21が時計方向に回動され、歯23,歯車31を介して中 間回転体30が反時計方向に回動され、ラチェット爪32が反時計方向に回動さ れる。ラチェット爪32が反時計方向に回動されると、該爪32はラチェット歯 43に係合し、ドラム40を反時計方向に回動する。したがって、ラベルテープ Aはラベルbの1ピッチだけ移動される。
【0025】 このようにして、ラベルテープAがドラム40によって開口10cから引き出 されると、ラベルテープAの基体aはプラテン50の尖端部51で急激に方向が 変化されるため、ラベルbはそこで基体aから剥離される。そして、ラベルbは 、ケース主部10aに回転自在に配設された押圧ローラ14によって貼着しよう とする適宜箇所に貼着される。
【0026】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限 定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能 であることはいうまでもない。
【0027】 例えば、前記実施形態では、ハンドレバー20の操作に基づいてドラム40を 回転させるようにしたが、ハンドレバー20の代わりに押圧ボタンその他の操作 子を設けて、ドラム40を回転させるようにしても良いことは勿論である。
【0028】 また、例えば横軸を中心に回転する角筒あるいは角柱の周面の各面に互いに異 なる印板を設けておき、その角筒あるいは角柱の回転によって所望の印板を選択 し得るようにしても良い。
【0029】
【考案の効果】
請求項1記載のハンドラベラー玩具によれば、ドラムによってラベルテープを 巻き取ることによって、ラベルテープを搬送するようになっているため、その構 造が極めて簡単なものとなる。また、請求項2記載のハンドラベラー玩具によれ ば、操作子の動作が歯車機構によってドラムに伝達されるので、ハンドレバーの 動作がドラムへ確実に伝達され、1回の操作子の操作によって、ラベルテープが 確実に定量だけ送られることになる。さらに、請求項3記載のハンドラベラー玩 具によれば、ケースに付設された爪によってラベルテープの位置決めがなされる と共に、ドラムの逆転が防止されるので、ラベルテープの移動量に変動をきたす ことなく、しかもドラムが所定位置に停止されるので、捺印ずれの虞れがなく鮮 明なプリントが得られる。また、請求項4記載のハンドラベラー玩具によれば、 操作子がハンドレバーとなっているため、その操作が簡単に行なえることになる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンドラベラー玩具の機構を説明
する断面図で、ハンドレバーの非作動状態を示してい
る。
【図2】本考案に係るハンドラベラー玩具におけるハン
ドレバーの作動状態を示した断面図である。
【図3】本考案に係るハンドラベラー玩具のドラムの駆
動機構を示した分解斜視図である。
【図4】本考案に係るハンドラベラー玩具におけるドラ
ムのラベルテープ保持部を示した部分断面図である。
【図5】本考案に係るハンドラベラー玩具で使用される
ラベルテープを示した斜視図である。
【符号の説明】
10 ケース 10b グリップ 11 軸 12 爪 20 ハンドレバー 21,22 アーム 23 歯 24 切欠き 30 中間回転体 31 歯車 32 ラチェット爪 40 ドラム 42 歯車 43 ラチェット歯車 44 軸 45 溝 46 把持片 48 捩じりコイルスプリング 49 突起 50 プラテン 51 尖端部 60 スタンプケース 62 印板 63 スプリング 64 アーム 65 ピン A ラベルテープ a 基体 b ラベル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルテープ搬送手段と捺印手段を自動
    復帰式の操作子に関連させて配設し、前記操作子の操作
    時に、前記捺印手段を作動させて、ラベルテープ上のラ
    ベルに捺印し、前記操作子の初期状態への復帰時に、前
    記ラベルテープ搬送手段を作動させて、前記ラベルテー
    プを前記ラベルの1ピッチ量送るハンドラベラー玩具で
    あって、前記ラベルテープ搬送手段は、前記ラベルテー
    プの先端を保持すると共に、前記操作子の操作によって
    回転して前記ラベルテープを巻き取るためのドラムを備
    え、該ドラムの1回の回転によって、前記ラベルテープ
    を前記ラベルの1ピッチ量送るようになっていることを
    特徴とするハンドラベラー玩具。
  2. 【請求項2】 前記ドラムの内周にラチェット歯車を形
    成し、該ドラムと同軸に中間回転体を回転自在に配設
    し、かつ該中間回転体に前記ラチェット歯車に係合する
    ラチェット爪と第1の歯車を配設すると共に、該第1の
    歯車を、前記操作子の操作により回転する第2の歯車に
    噛合させ、前記操作子の操作時に、前記中間回転体を一
    方向へ回転させ、前記操作子の初期状態への復帰時に、
    前記中間回転体を他方向へ回転させることにより、前記
    ラチェット爪を前記ラチェット歯車に係合させて、前記
    ドラムを回転させるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載のハンドラベラー玩具。
  3. 【請求項3】 前記ドラムの外周に第3の歯車を形成す
    るとともに、ケースに爪を配設し、該爪を前記第3の歯
    車に弾性的に係合させて、前記ドラムの逆転に対する回
    転抵抗を付与したことを特徴とする請求項1または2に
    記載のハンドラベラー玩具。
  4. 【請求項4】 前記操作子はハンドレバーから構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のハ
    ンドラベラー玩具。
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