JPS5816868Y2 - 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置 - Google Patents

活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置

Info

Publication number
JPS5816868Y2
JPS5816868Y2 JP10348477U JP10348477U JPS5816868Y2 JP S5816868 Y2 JPS5816868 Y2 JP S5816868Y2 JP 10348477 U JP10348477 U JP 10348477U JP 10348477 U JP10348477 U JP 10348477U JP S5816868 Y2 JPS5816868 Y2 JP S5816868Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
type wheel
type
pawl
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10348477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5431810U (ja
Inventor
雄二郎 足立
Original Assignee
アマノ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アマノ株式会社 filed Critical アマノ株式会社
Priority to JP10348477U priority Critical patent/JPS5816868Y2/ja
Publication of JPS5431810U publication Critical patent/JPS5431810U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5816868Y2 publication Critical patent/JPS5816868Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイムスタンプとかナンバーリング等の活字車
送り機構に実施して好適な送り飛び防止装置に関する。
タイムスタンプ等に用いている従来の活字車送り機構は
、1分に1回転するシンクロナスモータの働きによって
、・1分に1回送り作動を行なう活字送りレバーの先端
部に送り枠を連結して、該送り枠には活字車に取付けた
ラチェット輪と噛合自在な送り爪を取付け、前記レバー
の送り作動によって送り枠が回動した時に、前記送り爪
がラチェット輪に噛合して活字車を送るように構成し、
またラチェット輪に対する送り爪の噛合は、送り爪と送
り枠との間に張設したスプリングの弾性牽引力によって
維持される構成となっている。
しかし上述の如き構成の活字車送り機構ではラチェット
輪に対する送り爪の噛合が不充分で、送り作動時に送り
爪が飛んでしまって活字車を正確に送れないといった欠
点がある。
即ちラチェット輪に対する送り爪の噛合をスプリングの
弾性によって維持している従来の送り機構では、長期の
使用によってスプリングが疲労し充分な弾性力を発揮で
きなくなると、送り爪の噛合力が弱まって送り枠の回動
による送り作動時に、ラチェット輪に対する噛合が外れ
て飛んでしまい、活字車を送れないとか誤まった送りを
行なってしまうといった問題が生じる。
また送り爪の噛合力が弱い場合には、例えば印字ハンマ
ーによる打刻印字時の衝激とか、その他の振動によって
噛合が外れて噛合位置にずれが生じてしまい、送り作動
に誤差が発生するといった問題もある。
以上の如く送り爪が飛んで活字車を正しく送れなくなる
と、正しい時刻とか文字等を印字できなくなり、正確な
時刻等を印字すべきタイムスタンプ等に於いては致命的
な欠陥となってしまう。
而して本考案は上述の点に鑑み、送り爪による活字車の
送り作動時に、該送り爪の飛び作動を防止して確実にラ
チェット輪側に噛合させ、活字車を正しく送って正確な
印字を行なえるように工夫した活字車送り機構に於ける
送り飛び防止装置を提供せんとするものであって、以下
本考案の一実施例を図示の記載に基づいて詳細に説明す
る。
図中1は時計装置(図示せず)と共同して1分間に1回
転するように構成したカム盤で、2は下端の取付軸2a
を支点にして該カム盤1の押圧作用によって上端側を1
分間に1回往復動するように構成した作動レバーを示す
3は該作動レバーと機枠(図示せず)との間に張設した
スプリングで、このスプリングは作動レバー2の被押圧
部2bを常時カム盤1のカム面に押接している。
4は根端部を前記作動レバー2の上端部に軸着2Cした
活字送りレバーで、作動レバー2がカム盤1の押圧作用
によって回動すると、図面上左右方向に往復動する構成
となっている。
4aは前記活字送りレバー4の先端に取付けた軸承片で
、軸承片4aには飛び止め軸5が支承されている。
6は下側に垂設した脚片部6aを活字軸7に回動自在に
取付けた送り枠で、全体は略コ字状に形成されていて両
側片に夫々穿設した長孔6’、6’には前記飛び止め軸
5の両端が移動自在に遊嵌されている。
従って該飛び止め軸5は活字送りレバー4と送り枠6と
の連結軸としての機能を備え、該レバー4が第1図矢印
の如く往動すると、送り枠6は同図矢印の如く時計回転
方向に回動し、また第2図矢印の如く活字送りレバー4
が復動した時は、送り枠6は該レバー4に牽引されて同
図の矢印の如く反時計回転方向に回動する。
8は前記活字軸7に回転自在に取付けた活字車で、図面
では一枚しか記載されていないが、実際の場合は例えば
1桁の分用、10桁の分用、時間用及び1桁及び10桁
の日付用の計5枚の活字車が取付けられ、各活字車の周
面には夫々分、時刻並びに日付を表示する活字が形成さ
れている。
9は該各活字車8の一側面に同心的に固定したラチェッ
ト輪で、9a・・・・・・はラチェツト歯、9bは桁上
げ用の溝を示す。
次に10は前記送り枠6の両側片間に前記飛び止め軸5
と平行に架設した取付軸で、この軸10には送り爪11
が回動自在に取付けられている。
該送り爪11の先端部には前記ラチェット輪のラチェツ
ト歯9aに噛合自在な爪片11 aが突設され、この爪
片11 aが実質的に活字車8を送る。
また該送り爪11の後端部底面11 bは前記飛び止め
軸、5の移動範囲内に配置され、前記爪片11 aがラ
チェツト歯9aに噛合して活字車8を送る時は、常時飛
び止め軸5が送り爪11の後端部゛底面11bを押上げ
て該爪片11 aとラチェツト歯9aとの噛合を緊密に
している。
(第1図参照)飛び止め軸5による送り爪11の押圧作
用は、該飛11の爪片11 aが桁上”げ用の溝9b内
に落込む時も続けて行なわ1れる。
(第3図参照)従って飛び止め軸5を移動自在に遊嵌し
た前述の長孔6’、6’は、図示の如く活字送りレバー
4の移動方向に沿って可成り長目に形成されている。
活字送りレバー4が復動して送り枠6が逆回動した時に
は、第2図に示す如く送り爪11に対する飛び止め軸5
の押圧は解かれる。
尚図面に於いて12は前記爪片11 aとラチェツト歯
9aとの噛合を保持(補助)するために、送り爪11の
上面と送り枠6との間に張設したスプリングであって、
従来の送り機構はこのスプリング12だけで爪片11
aとラチェツト歯9aとの噛合を維持していた。
13は逆転防止用の爪片、14は印字用のハンマーで、
印字カード(図示せず)はこのハンマー14と活字車8
との間に第1図矢印の如く差込まれ、該ハンマー14の
打刻作動によって活字車8の活字が印字される。
次に本考案の作用を説明すれば、第2図の如く復動状態
にある活字送りレバー4が、カム盤1の回転によって復
動を解かれスプリング3の牽引作用によって第1図の往
動作動に移ると、送り枠6の回動によって送り爪11が
ラチェット輪9に噛合して活字車8を送ることができる
この時活字送りレバー4と送り枠6を連結する飛び止め
軸5が送り爪11の後端部底面11 bを押圧するので
、該飛11の爪片11 aは強制的にラチェット輪9側
に噛合するため、爪片11 aが飛んで噛合位置がずれ
る心配はない。
また該飛び止め軸5は爪片11 aがラチェット輪9に
深く凹設した桁上げ用の溝9bに落込んだ時も、第3図
の如く送り爪11の後端部底面11 bを押圧するので
、桁上げも支障無く行なわれる。
以上述べた如く本考案によれば、活字車が送られる時及
び完了時のいずれの場合も、飛び止め軸が送り爪の後端
部底面を押圧して爪とラチェット輪との噛合を強制的に
維持するため、送り爪とラチェット輪との噛合は常に正
しく保持されて送り時等に送り爪が飛んで活字車の送り
が誤って行なわれる心配は全く無く、また印字ハンマー
等による衝撃にも両者の噛合が外れる心配も無いから、
正確に活字車を送って常に正しい活字を印字位置にセッ
トできるものであって、構成は簡単であるが各種印字装
置の活字車送り機構部分に実施して、淘に実用的価値の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
□図面は本考案の一実施例を示し、第1図、第2図、第
3図は夫々本考案の作動状態を示した側面図、第4図は
要部の構造を示した平面図である。 4・・・・・・活字送りレバー、5・・・・・・飛び止
め軸、6・・・・・・送り枠、6′・・・・・・長孔、
8・・・・・・活字車、9・・・・・・ラチェット輪、
11・・・・・・送り爪、11 b・・・・・・後端部
底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 活字送りレバーの送り作動によって送り枠が回動すると
    、鉄枠に取付けた送り爪が活字車に取付けたラチェット
    輪に噛合して活字車を送るように構成した活字車送り機
    構に於いて、前記活字送りレバーの先端に送り枠との連
    結を兼ねる飛び止め軸を取付けて、該軸を送り枠の側面
    に穿設した長孔内に移動自在に装着すると共に、該飛び
    止め軸の移動範囲内には前記送り爪の後端部底面を配置
    して、該送り爪の送り回動時に前記飛び止め軸が送り爪
    の後端部底面を押圧するように構成したことを特徴とす
    る活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置。
JP10348477U 1977-08-02 1977-08-02 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置 Expired JPS5816868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10348477U JPS5816868Y2 (ja) 1977-08-02 1977-08-02 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10348477U JPS5816868Y2 (ja) 1977-08-02 1977-08-02 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5431810U JPS5431810U (ja) 1979-03-02
JPS5816868Y2 true JPS5816868Y2 (ja) 1983-04-05

Family

ID=29044039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10348477U Expired JPS5816868Y2 (ja) 1977-08-02 1977-08-02 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5816868Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133938U (ja) * 1983-02-28 1984-09-07 東陶機器株式会社 換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5431810U (ja) 1979-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0114460Y2 (ja)
JPS5816868Y2 (ja) 活字車送り機構に於ける送り飛び防止装置
US3379075A (en) Pawl mechanisms
US1898048A (en) Maximilian m
JPS586696Y2 (ja) 印字用字輪の文字送り装置
JPS5928852Y2 (ja) 隣接するプランジヤのボビン同志を密着するようにしたプリンタ
JP3028683U (ja) ハンドラベラー玩具
JP3016051U (ja) タイプライター玩具
JPS5836547Y2 (ja) 印字装置
JPS644917B2 (ja)
JPS61157831A (ja) クラツチ
JPS582601Y2 (ja) 和文タイプライタ−に於ける活字の咬持状態維持装置
GB190930332A (en) Improvements in and relating to Numbering Machines.
KR810001788B1 (ko) 인쇄장치(印刷裝置)
JPS635892Y2 (ja)
JPH0225632Y2 (ja)
JPS581498U (ja) タイプライタ−おもちやに於ける活字装置
JPS5819642Y2 (ja) 印字機構用スイッチ装置
JPS5916196Y2 (ja) 印字装置
JPS581499U (ja) タイプライタ−おもちやに於ける印字部材
US1104125A (en) Attachment for regulating time-recording registers.
US857976A (en) Numbering and dating machine.
JPS632930Y2 (ja)
JPS6028630Y2 (ja) プリンタ等の捺印装置
JPS5836551Y2 (ja) 印刷機のオ−トカツタ−装置