JP3078276B2 - レーザ誘導熱転写によりプリント、特にプルーフを作るための方法及び装置 - Google Patents

レーザ誘導熱転写によりプリント、特にプルーフを作るための方法及び装置

Info

Publication number
JP3078276B2
JP3078276B2 JP6928399A JP6928399A JP3078276B2 JP 3078276 B2 JP3078276 B2 JP 3078276B2 JP 6928399 A JP6928399 A JP 6928399A JP 6928399 A JP6928399 A JP 6928399A JP 3078276 B2 JP3078276 B2 JP 3078276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
transfer
substrate
transfer film
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6928399A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11314388A (ja
Inventor
アルフォンス・シュースター
アルミン・ヴァイヒマン
ベルンハルト・フェラー
ディルク・プロビアン
ミヒャエル・ミュラー
トーマス・ハルトマン
Original Assignee
マン・ローラント・ドルックマシーネン・アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マン・ローラント・ドルックマシーネン・アーゲー filed Critical マン・ローラント・ドルックマシーネン・アーゲー
Publication of JPH11314388A publication Critical patent/JPH11314388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078276B2 publication Critical patent/JP3078276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • B41C1/1091Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by physical transfer from a donor sheet having an uniform coating of lithographic material using thermal means as provided by a thermal head or a laser; by mechanical pressure, e.g. from a typewriter by electrical recording ribbon therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
    • G03F3/108Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives using a non-impact printing method, e.g. ink jet, using duplicating or marking methods covered by B41M5/00, e.g. by ablation or by thermographic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントを形成す
るための方法及び装置に関するもので、特に熱転写によ
る多色印刷(特にプルーフ(proof))に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】熱転写法は長年知られたものである。原
理としては、基材(最終基材あるいは中間担持体)が担
持体に付与される有色層に接触するようにする。この有
色層は、点ごとに(つまり像に従って)熱の作用下で基
材に転写される。
【0003】異なる色が付いたフィルムにより、多くの
色が次々に付与されることも可能であり、よって色の付
いたプリントが作られることも可能である。もし基材が
中間担持体である場合には、仕上がった多色像は、さら
なるステップにて標的とする基材に転写される。
【0004】米国特許第 5,164,742号明細書には、加熱
作用がレーザ発光により達成されるとの方法が開示され
ている。このことは、非常に小さな点列を得ることがで
きることを意味している。しかしながら、この引用した
方法は、各フィルムが全領域に渡って基材上に置かれて
いるという欠点を有している。空気の封入なしに上記方
法を達成することは難しい。さらに、像形成中にガスを
生じない材料のみが使用可能であって、さもなくば、い
わゆるテンティング(tenting)が生じる(つまり材料
が浮き上がる)ためで、フィルムと基材との隣接する領
域の間の接触が失われ、フィルムが適切に像形成される
ことがほとんど不可能である。
【0005】これは、通常のエネルギの(ごく短い)導
入の間に、材料が初めて溶けるだけでなく、プラズマ及
びガスが発生するので、適切な材料及び像形成の配置の
有用性を制限するものである。特に、作動時間が短けれ
ば短いほどプラズマの発生が早くなるので、像形成速度
に限界がある。さらに、外部ドラム像形成手段の基材上
にフィルムを置くことは、追加の固定が設けられない限
り可能ではない。独国特許公報第 44 30 555号には、他
の分野の適用例(すなわちオフセット印刷版の製造)か
らの方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プリ
ント(特にプルーフ)を製造するための方法及び装置を
創り出すことであり、フィルムから基材に単純な方法
で、レーザ像形成中に作られるガスなしに、材料を転写
することに使用されるとの趣意である。さらに、本方法
及び装置は、滑らかな基材及び粗い基材を使用すること
に等しく適している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記目
的は、方法及び装置の独立クレームの特徴点により達成
される。基材幅に対して小さな幅を有するテープ状転写
フィルムが使用され、外部ドラム像形成装置においてこ
の転写フィルムが基材とレーザビームとの間にて基材表
面近くに案内され、かつ基材と対応して同時に移動しか
つレーザビームの移動と同期して移動するということ
は、熱転写材料と基材との間(すなわち熱転写材料と基
材との定められた距離)がよく接触することを意味して
いる。
【0008】熱転写テープと基材とが小領域にて互いに
対向して配置されるので、形成されるかもしれないガス
は、十分な程度に漏れることができる。
【0009】熱転写フィルムと基材との接触(すなわち
距離)を監視しうるので、非常に滑らかなもの(キャス
トコートされた紙)から粗いもの(凹凸の金属)といっ
た異なる基材の最も広い範囲に合わせることができる。
【0010】さらに、材料がリールに巻き上げられる狭
いテープの形態に維持されうるとともに、像形成操作と
同時に、張力のある状態で短い距離を案内されるだけで
よいので、基材の搬送部は従来技術の全領域フィルムの
場合よりもかなり薄い。
【0011】基材幅の小部分だけである幅を有するテー
プ状転写フィルムが基材表面のすぐ近くで、テープ転送
機構により基材と像形成ユニットとの間を介して案内さ
れ得ること、及び、テープ転送機構が像形成ユニットと
結合されている横移動ユニットと共に作用することは、
印刷ヘッド(レーザベースの熱印刷ヘッド)の移動とも
に、統一的に転写フィルムが基材幅を移動し得ることを
意味する。上記ヘッドは、転写されるべき像に対してコ
ントロールユニットによる公知方法で制御されるもので
あり、熱を熱転写フィルムに各画像点ごとに誘導し、よ
って、転写テープのインク受容コーティングのドット転
写を実行するものである。全基材表面は、基材用シリン
ダの回転及び基材用シリンダの軸と平行な横移動作用に
より覆われる。
【0012】この場合には、(通常の熱転写の場合に一
般的であるように)異なる色の転写フィルムを使用する
ことで、多くの色が付与されうる。この場合には、転写
材料は、使用されるレーザ波長に対する吸収体を具備
し、かつ転写テープのキャリア材料に付与されていなけ
ればならない。
【0013】総括的な解決策の有利な改良点及び好都合
な展開が、下位のクレームにて明記されている。よっ
て、転写フィルムのテープ幅は、回転する基材用シリン
ダの軸に沿って横移動するレーザ像形成ユニットの像形
成チャネル数の構成として選択されてもよい(つまり、
印刷ヘッドと同幅であるように構成してもよい)。
【0014】総括的な方法の他の有利な改良点は、多く
のトラックにより異なる像形成作用のために互いに並ん
で書かれることができ、よって、転写テープにより多く
の像形成操作用に使用することができるような幅を持つ
ように転写テープを構成することである。
【0015】この場合、レーザビーム(あるいは複数の
レーザビーム)が当たる点(複数の点)の位置(つまり
各場合に変移すべき転写テープ上のレーザの書き込みト
ラック)が必要であり、これにより、各トラックが一部
で重ならないようになる。もちろん、レーザ像形成ヘッ
ドが横移動手段に対する連結部と共通の連結部に対して
変移すること、またはテープ転送機構(少なくとも二つ
の接触ロール6a,6b(図1))がレーザ像形成ヘッ
ドに対応して変移することが可能である。
【0016】上記の一変形例は、テープ転送機構及びレ
ーザ像形成ユニットの機械的横移動に依存しないもので
ある。これらの同期した動きは、電子的に達成される。
つまり、テープ転送機構及びレーザ像形成ユニットは各
自の横移動駆動部を有しており、両者は電子的に連結さ
れた方法により同期変移される。未使用トラックを提供
するためにレーザ像形成ヘッドに対して転写テープを変
移させることは、テープ転送機構とレーザ像形成ヘッド
との間の距離を変えることで単純に可能である。
【0017】さらなる改良点は、使用される色に対し
て、異なるテープというよりもむしろ異なる色の部分か
らなる一本のテープが使用される。テープは(例えば、
黒、シアン、マゼンタ、黄の順に)互いに並んで異なる
色部分を有してもよい。あるいは、テープは次々に異な
る色部分を有していてもよい。
【0018】熱転写のための特に好ましい方法は、像形
成操作中に、転写フィルムが、基材用シリンダの相対移
動と同じ方向に案内され、かつ固有の表面速度で案内さ
れることである。好ましい例示の実施形態において、上
記点が、少なくとも約5(好ましくは20)の大き
さの巻き角で基材用シリンダの周囲に部分的に巻かれた
転写テープにより達成される。テープはテープの張力に
より基材に対して押圧される。有利な展開において、こ
の押圧作用は、一つあるいは二つ以上の空気ジェットの
手段により行われる送風作用により補助され得る。
【0019】一方、押圧作用は、ガスが生じる側に急速
に導く力を作る。他方、基材と転写テープとの間で摩擦
力を作り、かつこの摩擦力が同期走行を制御するために
使用されうる。この制御は、正確な同期速度の場合に、
転写テープが基材に付着し、よって基材と共に搬送され
るとの事実を使用している。これは、テープを転送する
ために最小限のエネルギを必要としている。もし、速度
の違いが生じたならば、静止摩擦が滑り摩擦(静止摩擦
よりも数値において小さい)に変わり、よってテープ転
送に必要とされるエネルギ量が増大する。この必要とさ
れるエネルギは、例えば供給ロールと巻上げロールのモ
ータに必要とされる電流により決められてもよい。
【0020】さらなる有利な変形例は、像形成操作中
に、転写フィルムが基材用シリンダの相対移動と同一方
向に案内され、しかし好ましくは基材の表面速度よりも
1.2倍だけ早い速度で案内されることにある。このよ
うにして、転写フィルムと基材表面との間の空気流れの
ために、レーザ像形成中に基材用シリンダの表面から転
写フィルムが不確定に浮き上がることがよりよく防止さ
れる。
【0021】本方法のさらなる有利な変形例(同じ有利
な効果を有する)として、像形成中に、転写フィルム
が、基材表面と印刷ヘッドとの間を介して基材用シリン
ダの回転移動とは反対の方向に案内される。これによ
り、転写フィルムの非常に急速な相対移動が達成され
る。
【0022】リストされた各変形例のいずれかが、転写
フィルムの厚さ、テープ張力の組、発光エネルギ及び誘
導される発光エネルギ密度、及び転写材料規定に基づ
く、最高の像形成結果を与える。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の例示による実施形態を、
高度に概略的な形態による図面に対応して、以下でより
詳細に説明する。図1は、第一のテープ案内機構を有す
る本発明による方法を実施するための熱転写装置の側面
図を示している。図2は、転写フィルムを基材表面に接
するように向かわせる可能な方法の斜視図を示してい
る。図3は、転写フィルムを基材表面に接するように向
かわせるさらなる可能な方法の側面図を示している。図
4は、第二のテープ案内機構の斜視図を示している。図
5は、送風ノズルの可能な構成の側面図を示している。
図6は、静電的に転写テープに電荷を与えるための構成
の側面図を示している。図7は、レーザビームに対して
転写テープの横方向変位を説明するための実例の斜視図
を示している。図8は、異なる色分離(colour separat
ions)を有する転写テープを説明するための図を示して
いる。図9は、レーザ発光ユニット、転写テープカート
リッジ、及び異なる色を有するテープを備えてもよい複
数の転写テープカートリッジのための格納部を有する外
部ドラム露光部の斜視図を示している。
【0024】一つあるいは二つ以上のレーザビームを発
光する像形成ユニットの駆動方法、構成、及び機能が、
それ自体公知であり、よって本発明との関係で、何ら特
別な説明を必要としない。
【0025】図1は、基材用シリンダ1を示しており、
このシリンダ表面には基材1aが付与されている。供給
ロール4及び巻き上げロール5(供給ロール4と巻き上
げロール5との区別は、テープ状熱転写フィルム8の一
走行方向での記載であって、反対方向では、上記各部材
はもちろん供給ロール5及び巻き上げロール4との称さ
れるべきである)を備えているテープ転送機構、二つの
接触ロール6a,6b、及び二つの案内ロール7a,7
bが、基材用シリンダ1に接近して、または基材1aと
接触してテープ状熱転写フィルム8(以下転写テープと
称される)を案内している。レーザ発光ユニット2は一
つまたは二つ以上のビームを転写テープ上に焦点を当て
る。
【0026】好ましい構成において、レーザ発光ユニッ
ト2及びテープ案内機構4,5,6,7は、横断ユニッ
ト3に接続して配置されている。この横断ユニットによ
り基材用シリンダ1の幅B(図2)内を移動しうる。
【0027】像形成操作中、転写テープ8は、(接触ロ
ール6a,6bにより)基材用シリンダ1の表面1aの
一部を巻くような巻き角で接触するように運ばれる。こ
の巻き角は小さいが、転写テープ8と基材1aとの間で
の接触力、よって接触摩擦力を強化するには十分であ
る。この接触力は、転写テープが維持される張力と協働
して巻き角により生じるものである。このテープ張力は
供給ロール4と巻き上げロール5とを駆動する電子制御
可能なモータにより作られる。
【0028】転送方向と横断方向移動とは、図3で矢印
により示されている。明らかに、転写フィルムは反対方
向に転送されてもよい。テープ張力は、好ましくは数ニ
ュートンの範囲であり、像形成操作の間一定している。
【0029】この構成において、転写テープ8の速度は
正確には基材1aの表面速度と等しい。同期走行の場合
に、しかしながらもしも最小限の速度誤差が作られるな
らば、いわゆる付着滑り効果が生じ、つまり、転送テー
プと基材との接触が静止摩擦と滑り摩擦との状態の間で
前後に振動するので、上記速度の厳密な一致は必要であ
る。しかしながら、最適な転送は付着状態でのみ可能で
ある。
【0030】この制御は、正確な同期速度の場合に、転
写テープが基材に付着し、よって最大の力で基材ととも
に搬送されるとの事実を正確に使用する。これは、テー
プを搬送するための最小エネルギを必要とする。もし速
度の違いが生じるならば、静止摩擦が滑り摩擦に変わ
る。滑り摩擦力は静止摩擦力よりも小さく、よってテー
プ転送に必要とされるエネルギが増大する。必要とされ
るエネルギは、例えば、供給ロールと巻き上げロールの
モータに必要とされる電流により決定することができ
る。
【0031】この制御は、静止摩擦力の特定値(つま
り、例えば、ある巻き角での接触力)を必要とする。こ
の巻き角は、テープ張力が低くければ低いほど大きくな
り、かつ基材表面1aがより滑らかになる。さらに、こ
の押し付け作用は、側方に生じたガスを急速に導く力を
生ずる。
【0032】別の実施形態として、制御は、予め定めら
れた基材の周囲速度とあまり変わらずに規定された速度
により、受動的に行われる。差速度は、転写テープの膨
張により補償される。しかしながら、これには、転写テ
ープの塑性膨張(plastic expansion)に対して必要と
される力よりも大きくなる静止摩擦力が必要となる。
【0033】図2において、転写フィルム8の選択され
た領域が転写用シリンダ1の接線方向に(つまり巻き角
なしに)走行するように、接触ロール6a,6bの構
成、よって、転写フィルム8を基材表面と接するように
運ぶ作用が、選択されている。
【0034】図3は、他の可能な実施形態を示してい
る。ここでは、各接触ロール6a,6bが、案内ロール
6aが基材用シリンダ1に対して所定の圧力Fで押圧さ
れるように配置されている。このシリンダは、ロールの
接触力Fにより必要な摩擦力を作る。基材のすでに像が
形成された領域とは接触がないように、テープは、ここ
で、像形成トラックに対して斜めに走行してもよい。つ
まり、ロールはすでに書かれた像形成トラックの前に位
置している。
【0035】レーザ誘導熱転写のための方法を実現する
ための装置のさらに例示目的としての実施形態は、図4
に示されている。ここで、テープ転送機構は、各各所定
位置に配置されている供給ロール10および巻き上げロ
ール11(もちろん、ここでも供給ロールと巻き上げロ
ールとに対する符号10及び11が交換可能である)
と;転写フィルム8を基材表面に接するように向かわせ
るために、基材用シリンダ1の軸と平行に配置されてい
る二つのロール6a,6bと;二つのさらなる偏向ロー
ル12a,12bとを備えている。レーザ像形成ユニッ
ト2と共に、接触ローラ6a,6bと偏向ローラ12
a,12bとは、互いに固定配置されるが固定配置され
た供給ロール10と巻き上げロール11とは独立である
横移動ユニットにより、基材用シリンダ1の幅Bに沿っ
て横移動することができる。
【0036】例示目的の実施形態において、転写フィル
ムは、好ましくは、幅20mm、厚さ約12μmのテー
プを有している。この転写フィルムとの比較において、
基材用シリンダの幅Bは、通常700mmである。
【0037】図1により概観された例示目的の実施形態
を発展させたものが、図5及び図6で示されている。前
記巻き角とテープ張力とにより作られる力に対する接触
力を増大させるために、図5において、適した空気また
はガスが、一つまたは二つ以上のノズル9a,9bによ
り転写テープ8に吹き出される。好ましくは、上記空気
またはガスは、像形成操作の領域(つまりレーザビーム
すなわちビームLの当たる点)に吹き出される。これに
より、接触力が増大し、よって作られるガスを絞り出す
操作を助け、かつ基材表面1aと転写フィルム8との間
の摩擦力が増大する。
【0038】図6において、静電荷により接触力が増大
する。ブラシ10は、電荷13をテープ支持側(つまり
基材1aと対向する側をいう)に付与する。この場合、
基材用シリンダ1は導体でありかつ接地されている。誘
導により、反対の極性の電荷が基材表面1a下に蓄積
し、かつ生じた静電気力を有する一種のプレートシリン
ダを形成する。付与された電荷は、像形成及び接触領域
を通過した後であって、転写テープ8が再び巻き上げら
れる前に、接地されたブラシ11により再び除去され
る。
【0039】もちろん、正電荷が示される代わりに負電
荷も付与できる。もちろん、電荷は、ブラシ以外の部材
(たとえばコロナ放電)により付与することができる。
さらに、偏向ロール6a,6bもそれぞれ帯電電極及び
放電電極として機能しうる。図1におけるロール7a,
7bのような遠隔ロールについてもそれぞれ帯電電極及
び放電電極として機能しうる。このロール7a,7bに
おける場合、ロール6a,6bの適切な電気的絶縁につ
いて注意が払われなければならない。
【0040】本方法のさらに有利な実施形態は、前述の
発展させた例と共に容易に作用するもので、図7に関連
させて記載される。像がすでに転写されており、よっ
て、像形成トラック14a,14b,14cのすべてを
再び使用することができない点において、通常のタイプ
ライターにおけるカーボンリボンと類似している。しか
しながら、各像形成操作の後に、転写テープを代える必
要がないことは有利なことである。しかし、転写テープ
の多数回使用は、未使用トラックを供給することによっ
てのみ実現しうる。本発明によると、この点は、画像幅
tの集まりである幅bを有するテープにより実現され
る。転写テープは、像形成トラック14a,14b,1
4cに分割されており、一つのトラックが各像形成操作
のために用意されている。この目的のために、転写テー
プ8は、矢印15により示したように、レーザビームま
たはビームLに対して定められた方向に移動することが
可能でなくてはならない。当然ながら、装置は全体とし
て、像形成に対する基材用シリンダ幅を介してレーザ像
形成ユニットと同期状態で横移動し、かつ全体の像領域
が覆われるまで、各シリンダ回転が回転するごとに一ト
ラック16を書き込む。
【0041】像形成操作の間に、テープは、供給ロール
4から解かれ、かつ巻き上げロール5に巻き上げられ
る。像形成操作に従い、転写テープ8と基材1aあるい
は基材用シリンダ1とで接触しない位置において、転写
テープが再び巻かれ、その後まだ使用されていないトラ
ックに転移し、かつ次の像形成操作に対して準備する。
テープは、すべてのトラックが使い終わった後にのみ代
えられる。
【0042】多数回使用に対して、テープコイルを拡大
することによりさらに改良され、これにより像形成操作
が次々に可能になる。しかしながら、これはコイルサイ
ズに制限される。しかし、次々と像形成操作が可能な回
数は、互いに並ぶ像形成操作が可能な回数により増加さ
れるので、2つの可能性を組み合わせることにより、と
ても有利なものになることが判明している。
【0043】単色の黒印刷をするために、好ましくは黒
色の色素沈着した(好ましくはカーボンブラック粒子を
有する)転写テープが必要となる。これらの粒子は、特
に、ここでは半導体レーザダイオードに対して可能であ
る800nmから860nmの赤外線波長範囲と、Nd
YAG及び類似の固体レーザに対する1060nm周辺
の範囲とで吸収する。よって、上記粒子は有色色素及び
レーザ吸収体として同程度に適当なものである。さら
に、シアン、マゼンタ、及び黄といった色に対して、使
用されるレーザ波長に対する吸収材料が転写テープ内に
含まれることが必要である。
【0044】多色画像を形成するために、基材への像形
成操作が各色に対して実行されなければならず、公知の
方法で多色印刷を行うために、対応する色で被覆された
転写テープをそれぞれ使用する。好ましい場合には、転
写テープは、各場合における単色のテープがテープカー
トリッジに適するように変更される。このテープカート
リッジは、ビデオレコーダで使用されたと同様の方法に
より像形成ユニットに誘導され、かつ例えば図2におい
てテープが配置されたように位置付けられる。カートリ
ッジ17の可能な一構成が、レーザ書き込みユニット2
と共に図9で示されている。
【0045】図9によれば、テープカートリッジは格納
装置18に維持される。この格納装置は、各場合に像形
成ユニット内に保持されるべきカートリッジ17を具備
している。この像形成ユニットは、横断部の端部へ向か
って移動するもので、駆動モータが係合され、転写テー
プが位置付けられ、かつ像形成操作を始めることができ
るために、具備された把持部内にそれぞれのカートリッ
ジ17を乗せる。
【0046】像形成操作に従って、転写テープは格納部
に反転移動し、かつ次の異なる色の転写フィルムを有す
るカートリッジを取りに行く。図7によれば、転写テー
プは、像形成に従って巻き戻され、かつ次回必要とされ
るまで格納部にて維持することで、ここでも複数回使用
される。次の像形成操作のために、前記テープは次に未
使用トラックに対応して位置付けられる。トラックの管
理及び新しいトラックの要求(言うなれば、使用済みテ
ープを有するカートリッジを新しいカートリッジに変え
る操作)は、像形成操作のコンピュータ制御により十分
に自動的に実行されてもよい。この場合、操作者は単に
各カートリッジを交換するだけでよい。これは、供給格
納部の制御による適切な方法で操作者に引き渡されよ
う。
【0047】さらに、手動による介入(つまりカートリ
ッジ交換)なしに非常に多くの像形成操作ができるよう
に、同色の複数のカートリッジは格納容量に応じて供給
格納部にて維持されていてもよい。
【0048】さらに、印刷生成方法は従来の色分解(シ
アン、マゼンタ、黄、及び黒)に制限されない。独特の
特別な複数の色(第二のカラースケール)(例えば、ヨ
ーロッパカラースケールに追加する SWOP カラースケー
ル、または、ケッパース教授(Prof. Kueppers)の7色
スケールまたはパントーン会社(Pantone company)の
6色スケールのような4色以上を有するカラースケー
ル)を表現する転写テープを製造することは可能であ
る。格納部の容量に応じて、これらはシステムで同時
に、あるいはカートリッジが交換された後にのみ、利用
可能であるとしてよい。
【0049】もちろん、ここまでの例示的な実施形態
は、本方法を実施するために当業者により適切に修正さ
れた形態で使用されてもよい単に多くの可能な例示的な
実施形態のいくつかである。
【0050】一つ以上の色分解を有する本発明による方
法を使用するためのさらなる実施形態が、図8に示され
る。単色の転写テープをそれぞれ有する複数のカートリ
ッジを代える代わりに、ここでは互いに分離した種々の
色を備えた一つの転写テープが使用される。これによ
り、異なる色で次々に像形成する場合にカートリッジを
代えることが不必要になる。その代わりに、図7に類似
した方法で、各場合に必要な色が一つのまたは複数の書
き込みビームに現れるように、一つまたは複数の書き込
みビームを当てる点に対応してテープ位置を変位させる
ことで十分である。
【0051】上記の一変形例としては、異なる色を互い
に並列させる代わりに、重ねて配置するものである。こ
の構成は、図7で示された発展例とともに有利にも使用
されてよい。この手段により、テープが代えられること
なしに、一本の転写テープで多くの多色印刷がなされ
る。
【0052】さらに、本発明による方法の手段により、
像が標的とする基材に直接転写されることは全く必要で
はない。基材1aの代わりに、転写された像要素を受け
入れる中間把持フィルムが、シリンダ1上に張られても
よい。全ての色分解がこの把持フィルムに付与された後
に、把持フィルムが取り除かれ、この像はその後のステ
ップで基材に転写される。これは、加熱圧縮によりなさ
れるのが好ましい。つまり、把持フィルムが標的とする
基材上に置かれ(転写されるべき像要素は把持フィルム
と基材との間にある)、像要素は基材に転写され、熱間
ロールにより圧力下で固定される。しかしながら、転写
は、例えば何ら加熱することなしに加圧だけでも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一のテープ案内機構を有する本発明による
方法を実施するための熱転写装置の側面図である。
【図2】 転写フィルムを基材表面に接するように向か
わせる可能な方法の斜視図である。
【図3】 転写フィルムを基材表面に接するように向か
わせるさらなる可能な方法の側面図である。
【図4】 第二のテープ案内機構の斜視図である。
【図5】 送風ノズルの可能な構成の側面図である。
【図6】 静電的に転写テープに電荷を与えるための構
成の側面図である。
【図7】 レーザビームに対して転写テープの横方向変
位を説明するための実例の斜視図である。
【図8】 異なる色分離を有する転写テープを説明する
ための図である。
【図9】 複数の転写テープカートリッジ用の格納部を
有する外部ドラム露光部の斜視図である。
【符号の説明】
1 基材用シリンダ 1a 基材 2 レーザ像形成ユニット 3 横移動ユニット 4,10 供給ロール 5,11 巻き上げロール 6a,6bロール 8 転写フィルム 9a,9b ノズル 12a,12b 偏向ロール 14 像形成トラック 17 カートリッジ 18 格納部 B 基材幅 b テープ幅 L レーザビーム
フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト・フェラー ドイツ・D−86316・フリートベルク・ アム・フラダーラハ・10 (72)発明者 ディルク・プロビアン ドイツ・D−86456・ガブリンゲン/リ ュッツェルブルク・アファルテナー・シ ュトラーセ・7 (72)発明者 ミヒャエル・ミュラー ドイツ・D−86167・アウクスブルク・ タウエンツィエンシュトラーセ・29 (72)発明者 トーマス・ハルトマン ドイツ・D−86316・フリートベルク・ モーンシュトラーセ・4 (56)参考文献 特開 平8−66994(JP,A) 特開 昭62−152762(JP,A) 特開 平6−328805(JP,A) 特開 平5−318862(JP,A) 特開 平5−309849(JP,A) 特開 平9−150535(JP,A) 特開 平6−198938(JP,A) 特開 平7−171992(JP,A) 特開 平8−90887(JP,A) 特開 平6−219004(JP,A) 特開 平9−216445(JP,A) 米国特許3945318(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/32 - 2/325 B41J 35/04 B41C 1/055

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ像形成ユニットからの一つ以上の
    レーザビームにより表面層を像に対応して制御加熱する
    ことにより、かつ、選択された表面要素を基材に付与す
    ることによるプリント、特に多色プリント、特にプルー
    フ目的のためのプリントを作成するための方法におい
    て、基材用シリンダ(1)に付与される前記基材(1
    a)に像形成するために、基材の幅(B)に対して小さ
    な幅(b)を有するテープ状転写フィルム(8)を使用
    し、これにより、基材(1a)と転写フィルム(8)と
    が小さな領域で互いに対向配置しているため、レーザ像
    形成操作中に作られるガスが十分な範囲に漏れ出させる
    ことができ、像形成操作中に、この転写フィルムが、基
    材(1a)とレーザビームもしくは複数のレーザビーム
    との間を介して連続的に案内され、かつレーザ像形成ユ
    ニット(2)の動きと同時に及び同期して基材幅(B)
    に渡って移動し、 前記転写フィルム(8)が少なくとも
    5度の角度で、好ましくは20度の角度で前記基材表面
    の周囲を包むように選択された方法により、前記転写フ
    ィルム(8)が前記基材表面(1a)と接するように移
    動され、よって前記テープの張力に依存して、接触力及
    び摩擦力が前記転写フィルム(8)と前記基材表面(1
    a)との間で作られることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 転写フィルム(8)のテープ幅(b)
    が、回転する前記基材用シリンダ(1)の軸に沿って横
    移動するレーザ像形成ユニット(2)の像形成チャネル
    数に応じて、選択されることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記転写フィルム(8)のテープ幅
    (b)が、可能なように互いに並ぶ複数の像形成トラッ
    ク(14)に対して十分に大きく、かつ、像形成操作に
    対して、まだ使われていないトラックが各場合に選択さ
    れることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記転写フィルム(8)に対して、次々に
    複数の像形成操作が可能なテープ長さが選択されること
    を特徴とする請求項1または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 互いに分離した異なる色により像形成す
    るために、各色での転写材料を有する異なる前記転写テ
    ープ(8)がそれぞれの場合に使用されることを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 一つの前記転写テープ(8)が互いに分
    離した異なる色で像形成するために使用され、それぞれ
    の色は前記転写テープ(8)の異なる部分により次々作
    られることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 一つの転写テープ(8)が互いに分離し
    た異なる色による像形成のために使用され、該テープに
    は、各色が前記転写テープ(8)の異なる部分により互
    いに並んで作られることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記転写テープ(8)はカートリッジ
    (17)内に収納され、かつ、該カートリッジ(17)
    が代えられることで、該転写テープは代えられることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記転写テープ(8)が、該テープが前
    記基材表面の接線方向に走行するように選択された方法
    で、前記基材表面(1a)と接触するように移され、か
    つ前記転写テープ(8)が絶えず像形成される領域での
    み前記基材表面(1a)に対向して位置づけられること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記転写フィルム(8)が案内ロール
    により前記基材表面に対して押圧されるように選択され
    た方法で、前記転写フィルム(8)が前記基材表面と接
    触するように移動され、これにより、前記ロールの接触
    力に依存して、摩擦力が前記転写フィルム(8)と前記
    基材表面(1a)との間で作られることを特徴とする請
    求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記転写テープ(8)と前記基材(1
    a)との間の接触力は、表面領域上、特に転写の領域
    内、での送風作用により増大し、よって、前記転写テー
    プ(8)と前記基材(1a)との間の摩擦力/接触力が
    増大し、かつ発生ガスの絞り出し操作も補助されること
    を特徴とする請求項1または10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記転写テープ(8)と前記基材(1
    a)との前記接触力は、前記転写テープが前記基材(1
    a)に対して静電的に帯電することで増大し、よって、
    前記転写テープ(8)と前記基材(1a)との間の前記
    接触力は増大し、よって、前記転写テープ(8)と前記
    基材(1a)との間の摩擦力が増大するとともに、発生
    ガスの絞り出し操作が補助され、かつ前記テープが前記
    基材表面(1a)から離れた後で、前記テープが巻き上
    げられる前に、前記転写テープ(8)上での静電荷が取
    り除かれることを特徴とする請求項1または10記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記像形成操作中に、前記転写フィル
    ム(8)が前記基材用シリンダ(1)の回転移動と同じ
    方向に同じ速度で搬送され、かつ前記摩擦力が同期する
    ように使用されることを特徴とする請求項1、10ない
    し12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 像形成操作中に、前記転写フィルム
    (8)が前記基材用シリンダ(1)の相対移動と同方向
    に、しかし、前記基材の表面速度よりも早い速度で転送
    されることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記像形成操作中に、前記転写フィル
    ム(8)が前記基材用シリンダ(1)の回転移動とは反
    対の方向に転送されることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記像形成操作中に、前記転写フィル
    ム(8)のテープ張力が一定に維持されることを特徴と
    する請求項1ないし15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 一つまたは二つ以上のレーザビーム
    (L)を発光し、前記基材幅(B)に渡って横移動しう
    る像形成ユニット(2)を有する、請求項1による方法
    を実行するための装置において、 前記基材幅(B)に対して小さな幅(b)であるテープ
    状転写フィルム(8)を前記基材(1a)と接触させる
    ために、前記像形成ユニット(2)と連結された横方向
    移動ユニット(3)により移動しうるテープ転送機構
    (4,5,6)が当接可能であり、 前記テープ転送機構(4,5,6)が、前記テープ状転
    写フィルム(8)と前記基材(1a)との摩擦力を調整
    するために接触ロール(6a,6b)を有し、該接触ロ
    ール(6a,6b)が一定の圧力(F)で前記基材(1
    a)に対して押 圧可能である ことを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 前記テープ転送機構は、供給ロール
    (4,10)と;巻き上げロール(5,11)と;前記
    転写フィルム(8)を前記基材表面に接触するように移
    動させるために、前記基材幅(B)と軸が平行になるよ
    うに配置され少なくとも2つのロール(6a,6b)
    と;を備えてなり、 かつ、前記テープ転送機構(4,5,6)と前記像形成
    ユニット(2)とは、共通の横移動ユニット(3)上に
    取り付けられかつ機械的に互いに連結されたことを特徴
    とする請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記テープ転送機構は、供給ロール
    (4,10)と;巻き上げロール(5,11)と;前記
    転写フィルム(8)を前記基材表面と接触するように移
    動させるために、前記基材幅(B)と軸が平行となるよ
    うに配置された少なくとも2つのロール(6a,6b)
    と;を備えてなり、 前記テープ転送機構(4,5,6)と前記像形成ユニッ
    ト(2)とが共通の横移動ユニット(3)上に取り付け
    られ、かつ前記転送機構(4,5,6)と像形成ユニッ
    ト(2)とが駆動部を有する各自の搬送部を有しかつ互
    いに独立に移動することができることを特徴とする請求
    17記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記テープ転送機構が、それぞれ固定
    配置された供給ロール(10)と巻き上げロール(1
    1)と、前記基材表面(1a)と接触するように前記転
    写フィルム(8)を移動させるために前記基材用シリン
    ダ(1)と平行配置された少なくとも2つのロール(6
    a,6b)と、少なくとも2つのさらなる偏向ロール
    (12a,12b)とを備えてなり、 前記ロール(6a,6b)と前記偏向ロール(12a,
    12b)とが、前記供給ロール(10)と前記巻き上げ
    ロール(11)とは独立に、しかし前記像形成ユニット
    (2)と共に横移動ユニットにより前記基材幅(B)に
    渡って移動することが可能とされることを特徴とする請
    求項17記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記供給ロール(4)と前記巻き上げ
    ロール(5)とは、電子制御可能なモータにより駆動さ
    れることが可能であり、これにより、前記転写フィルム
    (8)が転送される際に、前記テープ張力が一定に維持
    されることを特徴とする請求項17ないし20のいずれ
    かに記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記基材表面と接触するように前記転
    写フィルム(8)を移動させるための前記ロール(6
    a,6b)が、前記テープが前記基材表面(1a)に接
    触して位置するように、配置されることを特徴とする請
    求項17または18記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記誘導ロール(6a)が前記基材表
    面に対して前記転写フィルム(8)を押圧し、よって前
    記ロールの接触力に依存して、摩擦力が前記転写フィル
    ム(8)と前記基材表面(1a)との間に生じることを
    特徴とする請求項19または20記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記基材表面に接触するように前記転
    写フィルム(8)を移動させるための前記ロール(6
    a,6b)が、前記テープが少なくとも5度、好ましく
    は20度の角度で前記基材用シリンダ(1)の周囲を包
    むように配置されることを特徴とする請求項17ないし
    19記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記転写フィルム(8)を前記基材用
    シリンダ(1)に対して押圧する接触力により生じる摩
    擦力は、適切なセンサにより検出され、かつ同期及び制
    御用に使用され得ることを特徴とする請求項24記載の
    装置。
  26. 【請求項26】 電流が供給ロール(4)及び巻き上げ
    ロール(5)を介して流れ、ロータリエンコーダがセン
    サとして使用され、かつ、前記テープ張力の大きさが、
    これらのセンサと前記供給ロール(4)及び前記巻き上
    げロール(5)上のテープコイルの直径とから計算され
    得ることを特徴とする請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 互いに並んだ異なる書き込みトラック
    (14)をアドレスするために、前記像形成ユニット
    (2)と前記転写フィルム用前記テープ転送機構とがと
    もに前記横移動手段上に取り付けられ、 かつ、前記テープ転送機構、あるいは、前記基材表面
    (1a)と接触するように前記転写フィルム(8)を移
    動させるための少なくとも前記ロール(6a,6b)
    が、前記像形成ユニット(2)、よって前記レーザビー
    ム(L)に対して決められた方法で移動され得ることを
    特徴とする請求項17、18、22ないし26のいずれ
    かに記載の装置。
  28. 【請求項28】 ノズルにより付与される空気流れ、あ
    るいは複数のノズル(9a,9b)により付与される複
    数の空気流れは、表面領域、特に転写の領域内における
    送風作用を実行することにより、前記転写テープ(8)
    と基材との間の接触圧、よって摩擦力を増大させること
    が可能であることを特徴とする請求項23または24
    記載の装置。
  29. 【請求項29】 電荷が、導電ブラシ(10)すなわち
    イオンにより、前記転写テープのキャリア側に付与さ
    れ、これにより、前記転写テープ(8)と前記基材表面
    (1a)との摩擦力が増大され、かつ前記転写テープ
    (8)と前記基材表面(1a)との接触後に、前記転写
    テープ(8)上の電荷が導電ブラシ(11)または逆に
    帯電されたイオンにより取り除かれうることを特徴とす
    る請求項24または25に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記テープ状転写フィルム(8)が、
    テープカートリッジ(17)内に配置され、多数のテー
    プカートリッジが格納部(18)内に配置されることが
    可能であり、前記格納部(18)が各場合に前記テープ
    転送機構(4,5,6)にて保持されるようにテープカ
    ートリッジ(17)を具備することができ、かつ前記テ
    ープ転送機構(4,5,6)が前記基材(1a)に像形
    成するためにこのカートリッジ(17)を受け入れるこ
    とができることを特徴とする請求項17記載の装置。
JP6928399A 1998-03-13 1999-03-15 レーザ誘導熱転写によりプリント、特にプルーフを作るための方法及び装置 Expired - Fee Related JP3078276B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19811031.6 1998-03-13
DE19811031A DE19811031B4 (de) 1998-03-13 1998-03-13 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Drucks, insb. eines Proofs, mittels laserinduziertem Thermotransfer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11314388A JPH11314388A (ja) 1999-11-16
JP3078276B2 true JP3078276B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=7860850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6928399A Expired - Fee Related JP3078276B2 (ja) 1998-03-13 1999-03-15 レーザ誘導熱転写によりプリント、特にプルーフを作るための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6226020B1 (ja)
JP (1) JP3078276B2 (ja)
DE (1) DE19811031B4 (ja)
GB (1) GB2338856B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19928359A1 (de) * 1999-06-21 2000-12-28 Mitta Catherin Verfahren zur Personenidentifizierung mobiler Benutzer
DE10063819B4 (de) * 2000-12-21 2006-02-02 Man Roland Druckmaschinen Ag Maskenerstellung zur Herstellung einer Druckform
DE10153794A1 (de) * 2001-10-31 2003-05-22 Roland Man Druckmasch Verfahren und Vorrichtung zur integrierten Druckformerzeugung in einer Verarbeitungsmaschine
US7407250B2 (en) * 2004-02-18 2008-08-05 Pixal Wizard International, Inc Apparatus, system, and method for multi-dimensional registration printing
KR100635579B1 (ko) * 2004-12-20 2006-10-17 삼성에스디아이 주식회사 레이저 열 전사장치, 상기 장치를 사용하는 레이저 열전사법 및 상기 장치를 사용하는 유기전계발광표시장치제조방법
DE102005052157A1 (de) * 2005-11-02 2007-05-03 Man Roland Druckmaschinen Ag Verfahren und Vorrichtung zur Bebilderung einer löschbaren und wieder verwendbaren Tiefdruckform
KR100770260B1 (ko) * 2006-04-14 2007-10-25 삼성에스디아이 주식회사 레이저 열 전사 장치, 상기 장치를 사용하는 레이저 열전사 방법 및 상기 장치를 사용하는유기전계발광표시장치의 제조방법
KR100770261B1 (ko) 2006-04-14 2007-10-25 삼성에스디아이 주식회사 레이저 열 전사 장치, 상기 장치를 사용하는 레이저 열전사 방법 및 상기 장치를 사용하는유기전계발광표시장치의 제조방법
KR101065316B1 (ko) * 2009-06-04 2011-09-16 삼성모바일디스플레이주식회사 도너 필름 인장 프레임 조립체, 레이저 열전사용 도너 필름 제조 방법 및 유기 발광 소자의 제조 방법
US8760481B2 (en) 2009-11-19 2014-06-24 Mark R. Jones Apparatus, system, and method for flash printing
DE102011010071B4 (de) 2011-02-01 2014-10-02 Wolfgang Penc Farbfixierungssystem
JP2013073822A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Ulvac Japan Ltd 転写成膜装置
ES2677234T3 (es) * 2016-02-26 2018-07-31 Lpkf Laser & Electronics Ag Procedimiento para transferir una sustancia de impresión a un sustrato por medio de un rayo láser
EP3395579B1 (de) * 2017-04-24 2019-10-09 Penteq GmbH Laser-transferdrucker und vorrichtung zum bereitstellen einer farbpartikel-folie hiefür

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3945318A (en) 1974-04-08 1976-03-23 Logetronics, Inc. Printing plate blank and image sheet by laser transfer
ZA821018B (en) * 1981-03-12 1983-01-26 Ncr Canada Non-impact dot matrix printer
JPS60131267A (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 Victor Co Of Japan Ltd 感熱転写印刷装置
US4598300A (en) * 1984-05-19 1986-07-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image building apparatus
JPS62152762A (ja) 1985-12-26 1987-07-07 Nec Corp 印字装置
US5072671A (en) * 1988-11-09 1991-12-17 Man Roland Druckmaschinen Ag System and method to apply a printing image on a printing machine cylinder in accordance with electronically furnished image information
US5164742A (en) 1989-12-18 1992-11-17 Eastman Kodak Company Thermal printer
US5045865A (en) * 1989-12-21 1991-09-03 Xerox Corporation Magnetically and electrostatically assisted thermal transfer printing processes
US5246179A (en) * 1991-08-23 1993-09-21 Eastman Kodak Company Optical fiber take-up assembly
US5270733A (en) 1991-08-23 1993-12-14 Eastman Kodak Company Material transport that selectively contacts different materials
US5214445A (en) 1991-09-19 1993-05-25 Eastman Kodak Company Multiple laser diode mount assembly with a write head
JPH06198938A (ja) 1992-12-29 1994-07-19 Sony Corp プリンタ装置
JP3841835B2 (ja) 1993-01-26 2006-11-08 正章 羽賀 消毒用エタノール入りスプレー式容器
JP2968414B2 (ja) 1993-05-24 1999-10-25 大日本スクリーン製造株式会社 多色校正装置
US5491504A (en) * 1993-07-13 1996-02-13 Textronix, Inc. Thermal transfer printer ink ribbon-changing carousel apparatus and method
JPH07171992A (ja) 1993-12-20 1995-07-11 Sony Corp レーザー昇華型プリンタ装置
US5540509A (en) * 1994-04-29 1996-07-30 Ye Data, Inc. Color printer with exchangeable ribbon cassettes
US5818492A (en) * 1994-05-12 1998-10-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method and system for thermal graphic printing
US5777652A (en) * 1994-05-13 1998-07-07 Alps Electric Co., Ltd. Thermal transfer printer
DE4430555C1 (de) * 1994-08-27 1996-04-04 Roland Man Druckmasch Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Druckform
JP3009827B2 (ja) 1994-09-22 2000-02-14 シャープ株式会社 熱転写型プリンタ
GB9506651D0 (en) * 1995-03-31 1995-05-24 Itw Ltd A printer for printing on a continuous print medium
DE19614080C2 (de) * 1995-04-10 1999-07-22 Alps Electric Co Ltd Thermodrucker
JPH09150535A (ja) 1995-11-28 1997-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法
JPH09216445A (ja) 1996-02-14 1997-08-19 Alps Electric Co Ltd 熱転写プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
US6226020B1 (en) 2001-05-01
GB2338856B (en) 2002-07-17
DE19811031B4 (de) 2004-07-29
JPH11314388A (ja) 1999-11-16
GB2338856A (en) 1999-12-29
DE19811031A1 (de) 1999-09-23
GB9905822D0 (en) 1999-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3078276B2 (ja) レーザ誘導熱転写によりプリント、特にプルーフを作るための方法及び装置
JP2837116B2 (ja) 印刷版の製造方法及び装置
US4667208A (en) Control system for a color printer
US7411600B2 (en) Thermal printing device, method for printing an image using said printing device and system for printing an image
US20050244198A1 (en) Method and apparatus for laser-induced thermal transfer printing
JP3264899B2 (ja) テープ状転写フィルムにより熱転写プリントを形成する方法および装置
JP2993978B2 (ja) オフセツト印刷機において版を製作する装置並びにその方法
US5159356A (en) Web printing apparatus
CA2265311C (en) Method and apparatus for producing a thermal transfer print by means of a tape-like transfer film
GB2282567A (en) Multi-ribbon printer
US6618069B2 (en) Method and apparatus for producing a thermal transfer print by means of a tape-like transfer film
JPS62119064A (ja) 多色記録装置
JP2882242B2 (ja) 画像記録装置
JP2000229433A (ja) 画像形成装置
JPH11320937A (ja) 熱転写カラープリンタ
JP3203792B2 (ja) 画像記録装置
JPH0338371A (ja) 2印字ヘッド付両方向印字転写型シリアルプリンタ
JPS58185275A (ja) 感熱転写記録方法及びその装置
JPH0474658A (ja) トナージェット記録装置
JPH0569566A (ja) 多色感熱記録装置
JPS61205175A (ja) 熱転写式プリンタ
JPH0985973A (ja) 熱転写記録装置及び熱転写記録方法
JPS62138278A (ja) 記録装置
JPS62119070A (ja) 熱転写記録装置
JPS5845969A (ja) 多色サ−マル転写記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000509

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees