JP3078054U - 親展はがき - Google Patents
親展はがきInfo
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- JP3078054U JP3078054U JP2000008539U JP2000008539U JP3078054U JP 3078054 U JP3078054 U JP 3078054U JP 2000008539 U JP2000008539 U JP 2000008539U JP 2000008539 U JP2000008539 U JP 2000008539U JP 3078054 U JP3078054 U JP 3078054U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 産業廃棄物を出さず、必要な箇所のみが剥離
でき、記載情報の隠蔽性と透過防止効果が高く、記載情
報の読みやすい親展葉書を提供することを課題とする。 【解決手段】 上葉紙1の裏面にアミ点12を、また自
己発色紙の下葉紙2の裏面の下葉紙2の表面に印刷した
情報記載欄20と対応する部分に地紋21を印刷し、前
記情報記載欄20の上面にニス3を塗布した後、前記上
葉紙1と前記下葉紙2を貼り合せる。
でき、記載情報の隠蔽性と透過防止効果が高く、記載情
報の読みやすい親展葉書を提供することを課題とする。 【解決手段】 上葉紙1の裏面にアミ点12を、また自
己発色紙の下葉紙2の裏面の下葉紙2の表面に印刷した
情報記載欄20と対応する部分に地紋21を印刷し、前
記情報記載欄20の上面にニス3を塗布した後、前記上
葉紙1と前記下葉紙2を貼り合せる。
Description
【0001】
本考案は、親展はがきに関するものである。
【0002】
自己発色紙を用いた下葉紙上に上葉紙を貼り合せた従来の親展はがきは、自己 発色紙の表面にポリエチレンのラミネート加工により疑似接着層を形成している ので、産業廃棄物となり、それを処理するための手間と費用がかかるばかりでな く、上葉紙と下葉紙の間は全面疑似接着層のため、記載情報部分の隠蔽箇所及び それ以外の部分も剥がれて上葉紙と下葉紙が分離してしまい、はがきとして郵便 法等での不都合があった。
【0003】 また、上葉紙表面又は下葉紙裏面に記入した場合、自己発色紙を用いているた め、反対面から透けて見えるので、上葉紙表面又は下葉紙裏面には記入項目欄等 を設けることが出来なかった。また透けて見える事を防止するために、上葉紙表 面及び下葉紙裏面に地紋等の印刷をすると記入内容が読みにくいという問題があ った。
【0004】 更に、従来の親展はがきは、その製造に際して一般紙を用いた上葉紙と自己発 色紙を用いた下葉紙とが予め疑似接着された原紙を使用するため、下葉紙表面に 直接印刷を施すことができず、下葉紙表面の罫線や帳票タイトル・項目名等は上 葉紙表面の凸版印刷になる印圧によって発色させるものであるので、プリンタ印 字等により発色した記載情報と同色となり、従って、記載情報がケイ線や文言等 にぶつかったり重なったりした場合、記載情報が読み辛く、誤読する危険性があ った。
【0005】
そこで本考案は、環境問題に鑑み、産業廃棄物であるポリエチレンを一切使用 しない方法を用いて必要な箇所のみが剥離できる疑似接着層を形成し、記載情報 の隠蔽性及び「透け」防止効果を高め、記載情報の読みやすい親展はがきを提供 することを課題とするものである。
【0006】
本考案は、前記の課題を解決するためになされたもので、自己発色紙から成る 下葉紙上に一般紙を用いた上葉紙を接着剤で貼り合せたものから成り、下葉紙表 面に情報記載欄を印刷し、その上面にニス加工を施すと共に、下葉紙裏面の前記 情報記載欄対応部または全面並びに前記上葉紙表面の前記情報記載欄対応部及び 裏面全面にベタ刷り、地紋、アミ点等で記載情報隠蔽用と「透け」防止用の印刷を 施し、且つ上葉紙表面に印刷した記載情報隠蔽印刷部を囲むようにコ状のハーフ カットを施したものである。
【0007】
図1は本考案の一実施例を示すもので、(a−1)図は一般紙を用いた上葉紙 1の表面図、(a−2)図はその裏面図、また(b−1)図は自己発色紙を用い た下葉紙2の表面図、(b−2)図はその裏面図である。
【0008】 本実施例の親展はがきでは、下葉紙2の表面の一部に情報記載欄20を印刷し 、この情報記載欄20と対応する裏面には記載情報隠蔽用の地紋21が印刷され ている。
【0009】 一方、上葉紙1の表面の前記情報記載欄20と対応する部分に地紋10を印刷 し、その地紋10を囲むようにコ状のハーフカット11が施されており、又裏面 の全面に記載情報隠蔽並びに記入文字等の「透け」防止のためのアミ点12が印刷 されている。
【0010】 そして、下葉紙2上に上葉紙1を貼り合せる時、下葉紙2に印刷した情報記載 欄20上に図2および図3に示すように、ニス3の塗布加工を行った後、接着剤 4で下葉紙2上に上葉紙1を貼り合わせ、郵便法の「はがき」に適合したものと している。
【0011】 上記接着剤4とニス3の貼り合わせ加工により疑似接着層5が形成される。こ の疑似接着層5はニス3の塗工位置により下葉紙2の任意の箇所に形成すること ができ、疑似接着層以外の部分は上葉紙1と下葉紙2が接着剤4で接着されてい るため剥離できない。すなわち、この方法により剥がした隠蔽部分が上葉紙1と 分離しないので郵便法の「はがき」に適合することになる。
【0012】 上葉紙1の裏面と下葉紙2の裏面にベタ刷りやアミ点、地紋等を印刷すること によって記載情報等の隠蔽効果を一層高めることができ、また「はがき」表面や 裏面に記入された文字が透けて見えることを防止することができる。
【0013】 自己発色紙である下葉紙2の表面に、下葉紙2が発色する色と異なる色で、罫 線や帳票タイトル、項目名などを印刷することにより、発色した印字情報が見や すく,誤読することを防止することができる。
【0014】 以上のような親展はがきによれば、地紋10上から下葉紙2に印刷された情報 記載欄20の所定箇所に伝達情報を印字した後に差出せば、受取人が図4に示す ように周囲にハーフカット11を設けた地紋10の印刷部を剥すことにより自己 発色により印字された情報を確認でき、又地紋10及びアミ点12の印刷により 配送中の隠蔽性も確保される。又、下葉紙2の表面に印刷された罫線を自己発色 の色以外の色で印刷しておけば記載された情報が読みやすい。
【0015】
従来の自己発色紙を用いた親展はがきは、自己発色紙の表面にポリエチレンを ラミネート加工して疑似接着層を形成しているため産業廃棄物になっていたが、 本考案による親展はがきはポリエチレンのラミネート加工を用いずに、接着剤と ニスによる疑似接着層5を形成しているために産業廃棄物をなくすことができ、 またそれを処理するための手間と費用も削減できる。
【0016】 そして、隠蔽部分の一辺、例えば実施例のようにコ状のハーフカット11を施 し、上縁部分等を接着13させ、剥がした隠蔽部分(地紋10の部分)が分離で きないようにすることにより、郵便法の「はがき」に適合させることができる。
【0017】 上葉紙1の裏面と下葉紙2の裏面にベタやアミ点、地紋等の印刷を施したので 、記載情報等の隠蔽効果が一層高まるとともに「はがき」表面や裏面に記入され た文字が透けて見えることを防止できる。
【0018】 自己発色紙である下葉紙2に印刷する情報記載欄の罫線や帳票タイトル、項目 名等を下葉紙2が発色する色と異なる色で、印刷することにより、発色した印字 情報が見やすく、誤読を防止することができる。
【図1】 本考案の一実施例を示すもので、(a−1)
図は上葉紙の表面図、(a−2)図はその裏面図、(b
−1)図は下葉紙の表面図、(b−2)図はその裏面
図。
図は上葉紙の表面図、(a−2)図はその裏面図、(b
−1)図は下葉紙の表面図、(b−2)図はその裏面
図。
【図2】 図1に示すA−A線拡大断面図。
【図3】 図1に示すB−B線拡大断面図。
【図4】 本考案の実施例の記載情報隠蔽部を開いた状
態の平面図。
態の平面図。
1 上葉紙 2 下葉紙 3 ニス 4 接着剤 5 疑似接着層 10,21 地紋 11 ハーフカット 12 アミ点 20 情報記載欄
Claims (2)
- 【請求項1】 自己発色紙から成る下葉紙上に一般紙を
用いた上葉紙を接着剤で貼り合せたものから成り、下葉
紙表面に情報記載欄を印刷し、その上面にニス加工を施
すと共に、下葉紙裏面の前記情報記載欄対応部または全
面並びに前記上葉紙表面の前記情報記載欄対応部及び裏
面全面にベタ刷り、地紋、アミ点等で記載情報隠蔽用と
「透け」防止用の印刷を施し、且つ上葉紙表面に印刷した
記載情報隠蔽印刷部を囲むようにコ状のハーフカットを
施したことを特徴とする親展はがき。 - 【請求項2】 情報記載欄の罫線や帳票タイトル、項目
名などを下葉紙が発色する色と異なる色で印刷したこと
を特徴とする請求項1記載の親展はがき。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008539U JP3078054U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 親展はがき |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008539U JP3078054U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 親展はがき |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078054U true JP3078054U (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=43211017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008539U Expired - Lifetime JP3078054U (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 親展はがき |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078054U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007013185A1 (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-01 | Matsumura Oil Research Corp. | 接着剤組成物 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000008539U patent/JP3078054U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007013185A1 (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-01 | Matsumura Oil Research Corp. | 接着剤組成物 |
CN101228245B (zh) * | 2005-07-29 | 2012-01-11 | 株式会社Moresco | 粘合剂组合物 |
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