JP3900879B2 - スクラッチ隠蔽層付情報媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抽選券やゲームカード等の如く機密情報データをスクラッチ隠蔽層で隠蔽してあるスクラッチ隠蔽層付情報媒体に関するものであり、さらに詳しくは、スクラッチ隠蔽層をコイン等でスクラッチオフ(引っ掻き落とし)して機密情報データを認識するスクラッチ隠蔽層付情報媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、インスタント抽選券やゲーム用のカードなどにおいて、「当たり」、「外れ」あるいはそれに該当する絵柄などの機密情報データを隠蔽するために、隠蔽性とスクラッチ性(引っ掻き易さ性)を有するインキによりその機密情報データを隠蔽し、購入した顧客がその使用に際し、コイン等でスクラッチオフして機密情報データを視認するスクラッチ印刷物が知られ、種々の分野で利用されている。
【0003】
上記のスクラッチ隠蔽層が施された印刷物として、例えば図2の積層断面で表した模式図に示すように、用紙などでなる基材(10)の上に絵柄、文字、数字などの機密情報データ(12)が印刷されていて、その機密情報データ(12)を覆うように透明な剥離ニスなどによる易剥離層(14)が形成され、その易剥離層(14)の上にスクラッチ隠蔽層(20)が施されているものであり、このスクラッチ印刷物を購入した顧客がコインや爪等でスクラッチ隠蔽層(20)をスクラッチオフ(引っ掻き落とすこと)して、「当たり」、「外れ」など、あるいはそれに該当する絵柄などの機密情報データ(12)を目視で認識できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば基材(10)が比較的薄い用紙の場合などでは、この印刷物に強い光を当てて、その反対面から透かして見ると、機密情報データ(12)の陰影が透けて見えて機密情報データとならず、セキュリティに欠けるという問題点があった。
【0005】
この問題を解決する方法として、例えば図3の模式的積層断面図に示すように、基材(10)の裏面にグレー系のインキによる印刷等で透かし防止層(24)を設けたり、あるいはスクラッチ隠蔽層(20)を2度刷り等で厚くするなどの方法で補っていた。あるいは基材(10)が高価になったり、印刷やその加工等がし難い(生産効率が悪くなる)ことを承知のうえで厚い紙を使用してこの透けて見える問題を解決していた。
【0006】
このように強い光を当てても機密情報データ(12)の陰影が透けて見えないようにするための上記いずれの対策においても、基材(10)、インキ等の材料や印刷等の工程が増えるという問題、いわゆる製造コストが嵩むという問題点があった。
【0007】
また、最表面のスクラッチ隠蔽層(20)は、機密情報データ(12)を隠蔽する役目であるため、シルバーあるいはグレイ系統の不透明な全ベタ(印刷用語で、印刷面に濃淡の差や白く抜けた部分がなく、印刷インキで完全に覆われている部分)で形成せざるをえないものであり、従ってデザインに対する自由度がなく、かつデザイン的には見栄えがしないという問題点のあるスクラッチ印刷物であった。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、強い光を与えてもその反対面からは機密情報データの陰影が視認できないスクラッチ隠蔽層付情報媒体で、従来のように透かし防止層を施したり、スクラッチ隠蔽層を2度刷りなどをしたり、あるいは高価で印刷や加工等がし難い厚い紙を用いたりして製造コストが嵩むという問題点がなく、さらにまた最表面のスクラッチ隠蔽層にデザインに自由度があり、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層で構成されるスクラッチ隠蔽層付情報媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、基材上に機密情報データと易剥離層が施され、その上に前記機密情報データを覆うようにして隠蔽するスクラッチ隠蔽層が施されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体において、前記機密情報データは、易剥離層の非画線部に押し込まれているスクラッチ隠蔽層のパターンでなり、該スクラッチ隠蔽層は、易剥離層とその非画線部に入り込むように規則的もしくは不規則的線画紋様で形成されていることを特徴とするスクラッチ隠蔽層付情報媒体としたものである。
【0010】
上記請求項1の発明によれば、前記機密情報データを、易剥離層の非画線部に押し込ま
れていて、最表面のスクラッチ隠蔽層と一体となっているパターンとしたので、このパターンの部分は、薄い基材の場合で強い光を与えて透かしてみても、機密情報データとして視認し難いものとなり、その結果として従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体に比べ製造コストの低減となり、また、このスクラッチ隠蔽層を、例えば易剥離層とその非画線部に入り込むように規則的な万線や網点等あるいは不規則的な地紋、細紋、さらには線画絵柄等でなる線画紋様で形成しているので、最表面のスクラッチ隠蔽層にデザインの自由度を与え、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層付情報媒体を提供できる。
【0011】
また、請求項2の発明では、前記スクラッチ隠蔽層は、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとする印刷インキでなることを特徴とする請求項1記載のスクラッチ隠蔽層付情報媒体としたものである。
【0012】
上記請求項2の発明によれば、スクラッチ隠蔽層を、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとした密着性に優れる印刷インキで形成し、このスクラッチ隠蔽層に対する易剥離層と基材との密着性に大差をもたせたので、その結果として易剥離層の非画線部を形成する基材に対し密着性が向上し、使用に際しスクラッチオフすると、易剥離層の画線部では容易にスクラッチオフされるが、その非画線部(基材面)ではスクラッチオフされずに残り、この残った部分が機密情報データとして認識され、かつこのスクラッチ印刷インキは、従来のSBR、NBR等合成ゴム系樹脂をバインダーとしたスクラッチインキに比べ、規則的もしくは不規則的線画紋様、例えば万線、網点、細紋あるいは線画絵柄に対する印刷適性に優れるので、最表面のスクラッチ隠蔽層にデザイン上の自由度を持たせ、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層付情報媒体を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いながら説明する。
本発明は、図1(a)の積層断面で表した模式図に示すように、機密情報データ(12)をスクラッチ隠蔽層(20)で隠蔽してあるスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)に関するものであり、さらに詳しくは、例えば図1(b)の平面図および図1(c)の側断面図(図1(b)のB−B面断面図)に示すように、このスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)を購入した顧客がコイン等でこのスクラッチ隠蔽層(20)をスクラッチオフ(掻き落とし)して機密情報データ(12)を認識するスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)に関するものである。
【0014】
上記本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)は、図1(a)の積層断面模式図に示すように、例えば紙でなる基材(10)の表面に、非画線部(14b)を有する易剥離層(14)が形成され、その上即ち易剥離層(14)とその非画線部(14b)に入り込むように規則的な線画紋様として万線状のスクラッチ隠蔽層(20)が形成されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)である。
【0015】
上記事例では規則的な万線状のスクラッチ隠蔽層(20)としたが、この規則的な線画紋様としては、この他に例えば網点状、格子状、斜め格子状等が挙げられ、また不規則的な線画紋様としては、例えば地紋、細紋、迷彩パターンあるいは画線でなる絵柄、粗い(60線/インチ以下の)網点でなる絵柄などが挙げられ、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層として適宜選定することができる。
【0016】
また、本発明では、図1(a)に示すように、例えば万線状のスクラッチ隠蔽層(20)の形成に、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとする印刷インキを用いてスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)としたものである。
【0017】
以上のようなスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)を、例えば購入した顧客が、その使用に際し、図1(b)およびこの図1(b)のB−B断面を表す図1(c)の断面図に示すように、例えばその右半分をコインでスクラッチオフすると、易剥離層(14)上の万線状のスクラッチ隠蔽層(20)が掻き落とされ、非画線部(14b)に入り込んだスクラッチ隠蔽層(20a)が基材(10)にしっかり密着しているので掻き落とされずに残って、万線状の「O」の字を形成し、この部分が機密情報データ(12)として認識されるようになっているスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)である。
【0018】
上記のように、本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)によれば、図1(b)の左半分に示すように、例えば機密情報データ(12)を、易剥離層の非画線部に入り込まれていて、最表面の万線状のスクラッチ隠蔽層(20)と一体となっているスクラッチ隠蔽層(20a)のパターン(Tの字)としたので、このパターンの部分は、薄い基材の場合で強い光を与えて透かしてみても、機密情報データ(12)を不正に視認し難いものとなり、その結果として従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体に比べ製造コストの低減となり、また、このスクラッチ隠蔽層を、例えば規則的な万線状のスクラッチ隠蔽層(20)で形成しているので、最表面のスクラッチ隠蔽層のデザインに自由度を与え、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)とすることができる。
【0019】
従って上記スクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)は、従来のように基材(10)を厚くしたり、図3に示すように基材(10)の裏面に透かし防止層(24)を設けたり、あるいはスクラッチ隠蔽層(20)を2度刷りして厚くして得たりする必要のない、即ち製造コストの嵩まないスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)とすることができる。
【0020】
以下に本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)を構成する各層の材料や形成方法について具体的に説明する。
まず基材(1)としては、例えばインスタント抽選券やゲームカードなどでは、アート紙、コート紙あるいは上質紙などの洋紙やコートボール、コートマニラ、両面カードなどの板紙、あるいは特殊証券用紙などが挙げられ、また有価証券としてのスクラッチカードなどでは、白色PET(ポリエチレンテレフタレート)、白色塩ビ(ポリ塩化ビニル)シートなどが挙げられ、適宜用途等に応じて選定される。
【0021】
また、本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)を構成する易剥離層(14)としては、例えばポリウレタンアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂に添加剤としてシリコンやワックス(ポリエチレンワックス等)を5重量%以下添加したインキをスクリーン印刷法、グラビア印刷法あるいはアニロックスローラを介して印刷するフレキソ印刷法等で機密情報データ(12)がネガパターンとなるような各印刷版を用いて印刷されて得られる。さらに例えば、紫外線硬化型オフセットインキのビヒクル(印刷インキの着色顔料を除いた成分)にシリコンやワックスなどを僅かに添加したUV剥離ニスを用いて、オフセット印刷法にて機密情報データ(12)がネガパターンとなるようなオフセット印刷版を用いた印刷で得ることもでき、特に薄い易剥離層(14)として材料の節減に好適なUV剥離ニスである。
【0022】
また、本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)を構成するスクラッチ隠蔽層(20)としては、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとする下記組成のスクラッチ用印刷インキを用いて、例えばスクリーン印刷法やグラビア印刷法あるいはアニロックスロールを介して印刷するフレキソ印刷法等で上記易剥離層(14)およびその非画線部(14a)即ち基材(10)上に厚さ4〜10μm程度に形成される。
【0023】
上記のスクラッチ印刷インキの組成は、例えば隠蔽性とスクラッチ性を付与するためのアルミニウムペースト(アルミニウム微粉末を脂肪酸等で表面処理し、沸点の高いミネラルスピリットなどでペースト状としたもの)と着色顔料が20〜45重量部、バインダーとしてのポリウレタン系合成樹脂あるいはスチレン/アクリル系共重合樹脂、またはポリウレタン系合成樹脂とスチレン/アクリル系共重合樹脂の混合体25〜50重量部、消泡剤等助剤1〜10重量部を、10〜35重量部の水と5重量部未満のイソプロピルアルコール等低級アルコールに分散させたものが挙げられ、基材(10)への密着性(接着性)を充分に備えたスクラッチ用印刷インキとすることができる。
【0024】
これに対し、従来のスクラッチ用印刷インキの組成は、例えば隠蔽性を付与するためのアルミニウム粉15〜25重量部、アルミナ白等体質顔料を含めた着色顔料15〜25重量部、凝集破壊(団塊)性のあるSBR、NBR等合成ゴム系樹脂15〜25重量部、さらにこれらにトルエンやキシレン、メチルイソブチルケトン等芳香族炭化水素系溶剤35〜45重量部と消泡剤等助剤5〜15重量部を加えてスクリーン印刷用インキやグラビア印刷用インキあるいはフレキソ印刷用インキとするものであり、剥離性と凝集破壊性を備えたスクラッチ用印刷インキで、このインキを本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)のスクラッチ隠蔽層(20)として用いると、易剥離層(14)の非画線部(14b)である基材(10)面での密着性(接着性)に劣り、例えばコイン等でスクラッチオフすると基材(10)面から剥離され易くなり、機密情報データ(12)が形成できない場合があるものであった。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、基材上に機密情報データと易剥離層が施され、その上に前記機密情報データを覆うようにして隠蔽するスクラッチ隠蔽層が施されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体において、前記機密情報データを、易剥離層の非画線部に入り込んでいて、最表面のスクラッチ隠蔽層と一体となっているパターンとしたので、このパターンの部分は、薄い基材の場合で強い光を与えて透かしてみても、機密情報データとして視認し難いものとなり、その結果として従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体に比べ製造コストの低減となり、また、このスクラッチ隠蔽層を、例えば易剥離層とその非画線部に入り込むように規則的な万線や網点等あるいは不規則的な地紋、細紋、さらには線画絵柄等でなる線画紋様で形成しているので、最表面のスクラッチ隠蔽層のデザインに自由度を与え、デザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層付情報媒体を提供できる効果がある。
【0026】
また、スクラッチ隠蔽層を、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとして密着性に優れる印刷インキで形成して、このスクラッチ隠蔽層に対する易剥離層と基材との密着性に大差をもたせ、その結果として易剥離層の非画線部を形成している基材に対し密着性が向上するようになるので、このスクラッチ隠蔽層付情報媒体の使用に際し、コイン等でスクラッチオフすると、易剥離層の画線部では容易にスクラッチオフされるが、その非画線部(基材面)ではスクラッチオフされずに残り、この残った部分が機密情報データとして認識され、かつこの印刷インキは、規則的もしくは不規則的線画紋様に対する印刷適性に優れるので、よりデザイン的に見栄えのするスクラッチ隠蔽層付情報媒体とすることができる。
【0027】
従って本発明は、抽選券やゲームカード等の如く機密情報データをスクラッチ隠蔽層で隠蔽してあるスクラッチ隠蔽層付情報媒体であって、特に、セキュリティ面とデザイン面で有効なスクラッチ隠蔽層付情報媒体として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の一実施の形態を説明するもので、
(a)は、その積層断面で表した模式図であり、
(b)は、その右半分がスクラッチオフされた正面図であり、
(c)は、(b)のB−B面断面図である。
【図2】従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の一事例の形態を側断面で表した説明図である。
【図3】従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の他の一事例の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥スクラッチ隠蔽層付情報媒体
10‥‥基材
12‥‥機密情報データ
14‥‥易剥離層
14b‥‥易剥離層の非画線部
20‥‥万線状のスクラッチ隠蔽層
20a‥‥易剥離層の非画線部に入り込んだスクラッチ隠蔽層
24‥‥透かし防止層

Claims (2)

  1. 基材上に機密情報データと易剥離層が施され、その上に前記機密情報データを覆うようにして隠蔽するスクラッチ隠蔽層が施されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体において、前記機密情報データは、易剥離層の非画線部に押し込まれているスクラッチ隠蔽層のパターンでなり、該スクラッチ隠蔽層は、易剥離層とその非画線部に入り込むように規則的もしくは不規則的線画紋様で形成されていることを特徴とするスクラッチ隠蔽層付情報媒体。
  2. 前記スクラッチ隠蔽層は、スチレンアクリル系樹脂および/またはウレタン系樹脂をバインダーとする印刷インキでなることを特徴とする請求項1記載のスクラッチ隠蔽層付情報媒体。
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