JP3052853U - 隠蔽ラベル用紙並びにそれを用いた隠蔽式ハガキ - Google Patents

隠蔽ラベル用紙並びにそれを用いた隠蔽式ハガキ

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JP3052853U JP1998002020U JP202098U JP3052853U JP 3052853 U JP3052853 U JP 3052853U JP 1998002020 U JP1998002020 U JP 1998002020U JP 202098 U JP202098 U JP 202098U JP 3052853 U JP3052853 U JP 3052853U
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昌平 小野木
則明 新美
雅美 中野
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小林記録紙株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠蔽ラベル用紙あるいはこれを利用した隠蔽
式ハガキにおいて、不透過性ボールペンで記入した筆記
内容や図柄模様等の見栄えを良好にするとともに、情報
の隠蔽性能を高めることを課題とする。 【解決手段】 淡色、あるいは濃色の着色ラベル用紙2
0、あるいは白色ラベル用紙22の裏面に淡色、あるい
は濃色の着色印刷層23を印刷処理して、不透過性ボー
ルペンの記入内容を用紙の地色とのコントラスト効果に
より、鮮明に現出させ、隠蔽ラベル用紙10の意匠性を
高め、かつ基材シート50側の親展情報51の隠蔽性能
を高める。また、この隠蔽ラベル用紙10をハガキ用紙
70と組み合わせて隠蔽式ハガキ60を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、通知書等の親展情報を隠蔽できる隠蔽ラベル用紙、並びにこの隠 蔽ラベル用紙を用いた隠蔽式ハガキに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、銀行等の金融機関から個人宛に支払い明細や預金残高等を通知する通 知書として、隠蔽式ハガキが多用されており、図13,図14に示すように、こ の種の隠蔽式ハガキ1は、ハガキ用紙2の一面側に宛名情報記載欄3が設定され ており、ハガキ用紙2の裏面には、支払い明細や預金残高等の親展情報4が記入 され、この親展情報4を隠蔽する隠蔽ラベル用紙5が剥離可能に貼付されている 。
【0003】 すなわち、図15に示すように、ハガキ用紙2の親展情報4を記載した面と隠 蔽ラベル用紙5とを二層の疑似接着状態の疑似接着フィルム6a,6bを介して 接着されており、各疑似接着フィルム6a,6bはそれぞれハガキ用紙2及び隠 蔽ラベル用紙5と粘着剤を介して接着固定されている。
【0004】 そして、疑似接着フィルム6a,6bの界面を剥離操作して、ハガキ用紙2に 記入された親展情報4を受取人が判読するようにしている。
【0005】 また、個人の間でも相手を驚かせるためや、低料金で手紙のやりとりをするた めに隠蔽式はがきが普及してきており、前記金融機関と同様の形態が一般的な物 になっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の隠蔽式ハガキ1においては、ハガキ用紙2や隠蔽ラベル 用紙5は白地の用紙が使用されているため、不透過性の水性ボールペン、例えば 、商品名 Hybridミルキー(ペンテル(製))や商品名 HI−TEC METALLIC(パイロット(製))で記入した時の見栄えが悪く、ハガキ用 紙2や隠蔽ラベル用紙5の表面に所定情報を記入する場合、不便さを感じること が多い。
【0007】 更に、隠蔽ラベル用紙5は白地の用紙が使用されているため、隠蔽式ハガキ1 を透かした場合、親展情報4が判読できてしまい、隠蔽性能に劣るという問題点 も同時に指摘されていた。
【0008】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、隠蔽ラベル用紙並びに それを用いた隠蔽式ハガキに関するもので、一般に市販されている不透過性の水 性ボールペンを用いて記入した際の見栄えが良好なものとなり、かつ、隠蔽性を 高めることができる隠蔽ラベル用紙並びにそれを用いた隠蔽式ハガキを提供する ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願に係る請求項1記載の考案は、ラベル用紙の 裏面に疑似接着状態の二層のフィルムが接着固定され、さらにフィルムと剥離紙 が粘着剤を介して貼付され、情報隠蔽時には、剥離紙を剥離して基材シートの隠 蔽面に貼付し、隠蔽情報判読時には疑似接着部から剥離可能な隠蔽ラベル用紙に おいて、前記ラベル用紙は淡色、あるいは濃色の着色用紙で構成されていること を特徴とする。
【0010】 更に、請求項2記載の考案は、ラベル用紙の裏面に疑似接着状態の二層のフィ ルムが接着固定され、さらにフィルムと剥離紙が粘着剤を介して貼付され、情報 隠蔽時には、剥離紙を剥離して基材シートの隠蔽面に貼付し、隠蔽情報判読時に は疑似接着部から剥離可能な隠蔽ラベル用紙において、前記ラベル用紙の表面側 には、淡色、あるいは濃色の着色印刷が施されていることを特徴とする。
【0011】 また、請求項3記載の考案は、前記ラベル用紙の裏面には、隠蔽性を高める印 刷処理が施されていることを特徴とする。
【0012】 次に、請求項4記載の考案は、ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報を隠蔽 するラベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付された隠蔽式ハガキにおいて、 前記ラベル用紙並びにハガキ用紙は淡色、あるいは濃色の着色用紙で構成されて いることを特徴とする。
【0013】 請求項5記載の考案は、ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報を隠蔽するラ ベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付された隠蔽式ハガキにおいて、前記ラ ベル用紙並びにハガキ用紙の表面側には、淡色、あるいは濃色の着色印刷が施さ れていることを特徴とする。
【0014】 請求項6記載の考案は、ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報を隠蔽するラ ベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付された隠蔽式ハガキにおいて、前記ラ ベル用紙の裏面には、秘密情報の隠蔽性を高める隠蔽印刷が施されていることを 特徴とする。
【0015】 以上の構成から明らかなように、請求項1,2記載の考案によれば、ラベル用 紙は淡色、あるいは濃色の着色用紙を使用するか、又はラベル用紙の表面に淡色 、あるいは濃色の着色印刷が施されているため、ラベル用紙の表面に文字等を筆 記するか、あるいは図柄等を作画した際、用紙の地の色が透けて見えることがな く、不透過性ボールペンを使用した際、文字,図柄等、水性ボールペンのインキ と用紙の地色とのコントラストが高まる。
【0016】 更に、ラベル用紙として淡色、あるいは濃色の着色用紙を使用するか、又は淡 色、あるいは濃色の着色印刷が施されているため、透かして見ても隠蔽内容が判 読されることがない。
【0017】 また、請求項3記載の考案によれば、ラベル用紙裏面に隠蔽印刷が施されてい るため、基材シートの隠蔽情報が透けて見えることがない。
【0018】 次いで、請求項4,5記載の考案によれば、ハガキ用紙並びにラベル用紙の双 方に淡色、あるいは濃色の着色用紙を使用するか、又はハガキ用紙並びにラベル 用紙の表面に淡色、あるいは濃色の着色印刷を施すという構成であるため、ラベ ル用紙表面ばかりでなく、ハガキ用紙の隠蔽面に筆記、あるいは作画を行なった 時、用紙の地の色が透けて見えることがなく、特に、不透過性の水性ボールペン のインキと用紙とのコントラストが高くなり、意匠性を高めることができる。
【0019】 更に、請求項6記載の考案によれば、ラベル用紙裏面に隠蔽印刷を施し、ハガ キ用紙に記入された隠蔽情報等をより有効に遮蔽することができる。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る隠蔽ラベル用紙並びにそれを使用した隠蔽式ハガキの実施 形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】 図1乃至図6は本考案に係る隠蔽ラベル用紙を示すもので、図1は隠蔽ラベル 用紙の平面図、図2は同隠蔽ラベル用紙の構成を示す断面図、図3は同隠蔽式ラ ベル用紙の別実施形態を示す断面図、図4は同隠蔽式ラベル用紙による隠蔽作業 を示す説明図、図5は同隠蔽ラベル用紙の剥離操作状態を示す説明図、図6は同 隠蔽ラベル用紙の更に別の実施形態を示す断面図である。
【0022】 図1乃至図3に基づいて、本考案に係る隠蔽ラベル用紙について説明する。こ の隠蔽ラベル用紙10は、図1,図2に示すように、淡色、あるいは濃色に着色 された着色ラベル用紙20の裏面に二層の疑似接着フィルム30a,30bが粘 着剤31を介して接着固定されており、裏面側の疑似接着フィルム30bに更に 粘着剤32が塗布され、この粘着剤32面に剥離紙40が貼付されている。
【0023】 上記着色ラベル用紙20としては、クリーム色,ピンク色,淡緑色,パステル カラー等の淡色系のものから、エンジ色,紺色,茶色,黒色,ワイン色,新緑色 等の濃色系のものまで適宜彩色のものを使用することができ、このことにより、 市販されている不透過性の水性ボールペンにより文字等を筆記、あるいは図柄等 を作画した際、水性ボールペンのインキ21は着色ラベル用紙20の背景色との コントラスト効果により、極めて意匠性に優れるとともに、用紙の地色が透けて 見えることがなく、秘密保持を有効に達成できる。
【0024】 例えば、不透過性の水性ボールペンの彩色が紫色,オレンジ色,緑色のもので あれば、着色ラベル用紙20の彩色がクリーム色,水色等の淡色の場合はもとよ り、エンジ色,紺色,茶色,黒色,ワイン色,新緑色等、比較的濃色系の場合で も良好なコントラスト効果が得られる。
【0025】 また、上記着色ラベル用紙20に替えて、白色ラベル用紙22を使用する際は 、図3に示すように、白色ラベル用紙22の表面に淡色、あるいは濃色系の着色 印刷を施し、白色ラベル用紙22の表面に着色印刷層23を印刷処理しても良く 、この場合でも、不透過性のボールペンを使用して文字を筆記、あるいは図柄を 作画した際、ボールペンのインキ21による彩色と着色印刷層23の色彩とのコ ントラスト効果により、良好な意匠性が得られる。
【0026】 また、上記疑似接着フィルム30a,30bとしては、ポリエチレンフィルム ,ポリエステルフィルム等をヒートローラー等により温度90〜130℃、圧力 4kg程度の条件で圧接して、予め疑似接着フィルム30a,30bを疑似接着 状態に貼り合わせた後、粘着剤31,32をその両面に塗布し、着色ラベル用紙 20又は着色印刷層23を印刷処理した白色ラベル用紙22と剥離紙40とを接 着処理している。
【0027】 上記隠蔽ラベル用紙10の使用形態としては、図2で示す隠蔽ラベル用紙10 について説明すると、図4に示すように、隠蔽ラベル用紙10の剥離紙40を剥 離操作した後、粘着剤32を介して基材シート50の一面に隠蔽ラベル用紙10 を貼着し、基材シート50の親展情報51を隠蔽して使用する。
【0028】 そして、図5に示すように、基材シート50の親展情報51を判読する際には 、着色ラベル用紙20を疑似接着フィルム30a,30bの界面を剥離面として 剥離操作することにより、基材シート50の一面に記入された親展情報51が判 読できる。
【0029】 従って、着色ラベル用紙20を使用することにより、上述したように筆記した 文章や作画された図柄等の情報21が着色ラベル用紙20の地色とのコントラス トにより意匠性が向上するとともに、この着色ラベル用紙20により親展情報5 1が隠蔽され、基材シート50を透かしても内部の親展情報51が第三者の目に 触れることがなく、隠蔽機能が向上するという利点がある。
【0030】 また、白色ラベル用紙22表面に着色印刷層23を形成した場合にも同様の効 果が得られる。
【0031】 尚、図6(a),(b)に示すように、着色ラベル用紙20の彩色がクリーム 色,淡いピンク色,パステルカラー等の淡色系のものや、白色ラベル用紙22の 表面に印刷処理される着色印刷層23のインキ色としてクリーム色やパステルカ ラー等の淡色系のインキが使用される際には、着色ラベル用紙20の裏面、ある いは白色ラベル用紙22の裏面に隠蔽印刷層(符号24で示す)を印刷処理すれ ば、隠蔽性能が向上する。
【0032】 そして、この隠蔽ラベル用紙10は、ハガキ用紙やくじシート等、各種用途に 応じた基材シート50に適用される。
【0033】 次いで、図7乃至図12に基いて、上記隠蔽ラベル用紙10を適用した隠蔽式 ハガキ60の実施形態について説明する。
【0034】 図7は隠蔽式ハガキを表面側から見た平面図、図8は同隠蔽式ハガキを裏面側 から見た平面図、図9は同隠蔽式ハガキの構成を示す断面図、図10は同隠蔽式 ハガキの作製要領を示す説明図、図11は同隠蔽式ハガキのラベル用紙の剥離状 態を示す説明図、図12は同隠蔽式ハガキの別実施形態を示す各断面図である。
【0035】 図7乃至図10において、本考案に係る隠蔽式ハガキ60は、上述した隠蔽ラ ベル用紙10をその構成の一部に使用されるため、隠蔽ラベル用紙10の構成に ついてはここでは省略する。
【0036】 まず、隠蔽式ハガキ60は、ハガキ用紙70と上述した隠蔽ラベル用紙10と を組み合わせて作製されている。すなわち、図7に示すように、この隠蔽式ハガ キ60の表面側は、ハガキ用紙70に印刷された宛名情報記載欄71が設定され ているとともに、ハガキ用紙70の裏面には上述した着色ラベル用紙20をベー スとした隠蔽ラベル用紙10が剥離可能に貼付されている。
【0037】 すなわち、図9に示すように、ハガキ用紙70の裏面には、着色ハガキ用紙7 2が貼り合わされており、この着色ハガキ用紙72面に隠蔽情報やデザイン絵柄 等の情報73を不透過性の水性ボールペン等で適宜記入できるように構成されて いるとともに、この情報73を隠蔽シールするように着色ラベル用紙20が疑似 接着フィルム30a,30bを介して粘着剤32により着色ハガキ用紙72に剥 離可能に貼付されている。
【0038】 尚、この着色ハガキ用紙72に採用される色彩としては、クリーム色,淡いピ ンク色,淡緑色,パステルカラー等の淡色系のものから、エンジ色,紺色,茶色 ,黒色,ワイン色,新緑色等、濃色系のものまで適宜使われて良く、筆記、ある いは作画するときに使用する不透過性のボールペンの彩色が紫色,オレンジ色, 緑色等の場合はクリーム色,水色等の淡色系の用紙であれば見栄えが良く、濃色 のものは全色良好なコントラスト効果が得られる。
【0039】 このように、本考案に係る隠蔽式ハガキ60は、ハガキ用紙70の文面に着色 ハガキ用紙72を使用するとともに、隠蔽ラベル用紙10として着色ラベル用紙 20を使用するため、図8に示すように、着色ラベル用紙20表面に不透過性の 水性ボールペンで文章等を筆記、あるいは図柄等を作画した際のインキ21の彩 色と着色ラベル用紙20の地色とのコントラスト効果が得られ、意匠性が向上す るとともに、この着色ラベル用紙20により着色ハガキ用紙72に記入された情 報73を有効に隠蔽することができ、しかも、着色ハガキ用紙72に記入した情 報73も着色ハガキ用紙72の地色とのコントラスト効果により鮮明さを強調で き、より意匠性を高めることができる。
【0040】 上記隠蔽式ハガキ60の作製要領は、図10に示すように、図1,図2に示す 隠蔽ラベル用紙10の剥離紙40を剥離操作した後、この隠蔽ラベル用紙10の 粘着剤32面をハガキ用紙70の着色ハガキ用紙72面に貼り合わせれば、簡単 に作製できるとともに、受取人は、図11に示すように、この隠蔽式ハガキ60 を受けとった後、裏面側の着色ラベル用紙20を剥離操作すれば、着色ハガキ用 紙72表面に良好なコントラスト効果をもって記入された情報73を容易に判読 できる。
【0041】 また、図12に示すように、ハガキ用紙70の構成として、ハガキ用紙70の 裏面、すなわち情報73を記入する文面側に淡色、あるいは濃色系の着色印刷層 74を印刷処理しても良く、また、図示はしないが、図9に示す着色ハガキ用紙 72面か、あるいは図12に示す着色印刷層74面に図3,図6で示す隠蔽ラベ ル用紙10の別実施形態を組み合わせるようにしても良い。
【0042】 このように、本考案に係る隠蔽ラベル用紙10、並びに隠蔽式ハガキ60は、 各種彩色が施せる不透過性の水性ボールペンのメリットを有効に生かすことがで き、不透過性の水性ボールペンの彩色と着色ラベル用紙20、着色ハガキ用紙7 2、あるいは着色印刷層23,74の地色とのコントラスト効果により、隠蔽ラ ベル用紙10や隠蔽式ハガキ60の良好な意匠性が確保できるとともに、隠蔽ラ ベル用紙10の隠蔽機能を高めることができ、秘密保持性により優れるという有 利さがある。
【0043】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による隠蔽ラベル用紙並びにそれを用いた隠蔽式ハ ガキは、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0044】 (1)請求項1,2記載の隠蔽ラベル用紙によれば、着色ラベル用紙表面、ある いは着色印刷層の表面に不透過性の水性ボールペンにより筆記した内容や作画し た図柄模様が地色とのコントラストをもって良好に描くことができるため、隠蔽 ラベル用紙の意匠性を高めることができるという効果を有する。
【0045】 (2)請求項1,2記載の隠蔽ラベル用紙によれば、着色ラベル用紙表面、ある いは着色印刷層の表面に不透過性の水性ボールペンにより筆記した内容や作画し た図柄模様が地色とのコントラストをもって良好に描くことができるため、基材 シート側の親展情報を有効に着色ラベル用紙、あるいは着色印刷層により隠蔽す ることができ、透かして見ても第三者に知れることがなく、隠蔽性を高めた隠蔽 ラベル用紙を提供することができるという効果を有する。
【0046】 (3)請求項3記載の考案によれば、着色ラベル用紙裏面、あるいは着色印刷を 施した白色ラベル用紙裏面に、隠蔽印刷を施すというものであるから、基材シー トの親展情報の隠蔽性をより高めることができるという効果を有する。
【0047】 (4)請求項4,5記載の隠蔽式ハガキによれば、隠蔽ラベル用紙表面に不透過 性ボールペンにより作画、あるいは筆記した内容をコントラスト効果を持って鮮 明に描くことができるとともに、ハガキ用紙の記入欄においても不透過性ボール ペンを使用して各種情報を鮮明に記入することができ、隠蔽式ハガキの意匠性を 高めることができるという効果を有する。
【0048】 (5)請求項4,5記載の隠蔽式ハガキによれば、隠蔽ラベル用紙を構成する着 色ラベル用紙、又はラベル用紙に印刷された着色印刷層により、ハガキ用紙に記 入された情報を有効に隠蔽することができ、隠蔽式ハガキを透かして見ても第三 者の目に触れることがなく、秘密保持性を高めた隠蔽式ハガキを提供することが できるという効果を有する。
【0049】 (6)請求項6記載の隠蔽式ハガキによれば、ハガキ用紙に記入した情報を隠蔽 する隠蔽ラベル用紙の裏面には、秘密情報を隠蔽する隠蔽印刷が施されているた め、秘密情報の隠蔽性をより高めることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る隠蔽ラベル用紙の第1実施形態を
示す平面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本考案に係る隠蔽ラベル用紙の第2実施形態を
示す断面図。
【図4】本考案に係る隠蔽ラベル用紙の第1実施形態の
使用形態を示す説明図。
【図5】本考案に係る隠蔽ラベル用紙の第1実施形態の
使用状態を示す説明図。
【図6】本考案に係る隠蔽ラベル用紙の第3実施形態を
示す各断面図。
【図7】本考案に係る隠蔽式ハガキの第1実施形態を示
す表面側から見た平面図。
【図8】本考案に係る隠蔽式ハガキの第1実施形態を裏
面側から見た平面図。
【図9】図7中IX−IX線断面図。
【図10】本考案に係る隠蔽式ハガキの作製要領を示す
説明図。
【図11】同隠蔽式ハガキの使用状態を示す説明図。
【図12】本考案に係る隠蔽式ハガキの第2実施形態の
構成を示す断面図。
【図13】従来の隠蔽式ハガキを表面側から見た平面
図。
【図14】従来の隠蔽式ハガキを裏面側から見た平面
図。
【図15】従来の隠蔽式ハガキの構成を示す断面図。
【符号の説明】
10 隠蔽ラベル用紙 20 着色ラベル用紙 21 インキ 22 白色ラベル用紙 23 着色印刷層 24 隠蔽印刷層 30a,30b 疑似接着フィルム 31,32 粘着剤 40 剥離紙 50 基材シート 51 親展情報 60 隠蔽式ハガキ 70 ハガキ用紙 71 宛名情報記載欄 72 着色ハガキ用紙 73 情報 74 着色印刷層

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル用紙の裏面に疑似接着状態の二層
    のフィルムが接着固定され、さらにフィルムと剥離紙が
    粘着剤を介して貼付され、情報隠蔽時には、剥離紙を剥
    離して基材シートの隠蔽面に貼付し、隠蔽情報判読時に
    は疑似接着部から剥離可能な隠蔽ラベル用紙において、 前記ラベル用紙は淡色、あるいは濃色の着色用紙で構成
    されていることを特徴とする隠蔽ラベル用紙。
  2. 【請求項2】 ラベル用紙の裏面に疑似接着状態の二層
    のフィルムが接着固定され、さらにフィルムと剥離紙が
    粘着剤を介して貼付され、情報隠蔽時には、剥離紙を剥
    離して基材シートの隠蔽面に貼付し、隠蔽情報判読時に
    は疑似接着部から剥離可能な隠蔽ラベル用紙において、 前記ラベル用紙の表面側には、淡色、あるいは濃色の着
    色印刷が施されていることを特徴とする隠蔽ラベル用
    紙。
  3. 【請求項3】 前記ラベル用紙の裏面には、隠蔽性を高
    める印刷処理が施されていることを特徴とする請求項
    1,2記載の隠蔽ラベル用紙。
  4. 【請求項4】 ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報
    を隠蔽するラベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付
    された隠蔽式ハガキにおいて、 前記ラベル用紙並びにハガキ用紙は淡色、あるいは濃色
    の着色用紙で構成されていることを特徴とする隠蔽式ハ
    ガキ。
  5. 【請求項5】 ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報
    を隠蔽するラベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付
    された隠蔽式ハガキにおいて、 前記ラベル用紙並びにハガキ用紙の表面側には、淡色、
    あるいは濃色の着色印刷が施されていることを特徴とす
    る隠蔽式ハガキ。
  6. 【請求項6】 ハガキ用紙の秘密情報記載欄にその情報
    を隠蔽するラベル用紙が疑似接着部から剥離可能に貼付
    された隠蔽式ハガキにおいて、 前記ラベル用紙の裏面には、秘密情報の隠蔽性を高める
    隠蔽印刷が施されていることを特徴とする請求項4,5
    記載の隠蔽式ハガキ。
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