JP3077889B2 - 高圧金属蒸気放電灯 - Google Patents

高圧金属蒸気放電灯

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JP3077889B2
JP3077889B2 JP07332807A JP33280795A JP3077889B2 JP 3077889 B2 JP3077889 B2 JP 3077889B2 JP 07332807 A JP07332807 A JP 07332807A JP 33280795 A JP33280795 A JP 33280795A JP 3077889 B2 JP3077889 B2 JP 3077889B2
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雄治 段野
勝夫 大塚
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】本発明は、内管および外管を
有する高圧金属蒸気放電灯に関する。 【従来の技術】一般に外管内のサポートによって発光管
を支持した高圧金属蒸気放電灯たとえば高圧水銀ランプ
として、発光管の両端封止部およびサポート間を固定す
る一対のホルダを用いた構成がある。このような構成の
ランプは、輸送時の振動や衝撃に対しても強いという利
点がある反面、構造が複雑でたとえば発光管の両端封止
部を支持するホルダはその両端部をさらにサポートに溶
着固定しなければならない等の手間と材料費を要し,生
産性が悪いとか、コストが相当高くなるという欠点があ
つた。また、発光管の両端がホルダによって強固に支持
されるため、発光管が点灯中に熱膨張すると、ホルダに
よって挟持されているガラス封止部が破損したり、また
は発光管の管軸方向の膨張によって発光管が破損したり
する虞がある。このような欠点に対処して,ホルダを使
用せず、主電極の各リード線をそれぞれ各サポートに接
続させて発光管を支持するランプがある。 このもの
は、支持部材が少なく安価で生産性も向上できるが、輸
送時の振動や衝撃に対しては弱くなるという欠点があっ
た。特に発光管の管軸に対して垂直に加わる力に対して
弱く、特に上記振動、衝撃の影響を強く受ける外管の頂
部側の主電極リード線とサポートとの接続部が剥れた
り、発光管封止部にクラツクが入って短寿命となる等の
問題がある。 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の発
光管を外管内に同軸的に収容してなる高圧金属蒸気放電
灯では,耐振動性を向上させようとするとコストが高
く、生産性が低下するという欠点を生じ、コストを安
く、生産性を向上させようとすると、耐振動性や耐衝動
性が低下して短寿命となる欠点があった。そこで本発明
は上記従来の欠点を解消するもので、コストアップや生
産性の低下をきたすことなく、耐衝撃性が実用上満足で
きる長寿命な高圧金属蒸気放電灯を提供することを目的
とする。 【課題を解決するための手段】本発明の高圧金属蒸気放
電灯は、両端にピンチシール部を有する気密容器、各ピ
ンチシール部に封着された金属箔、基端が金属箔に接続
されピンチシール部を貫通して気密容器内に導入される
電極、一端が金属箔に接続され他端がピンチシール部か
ら気密容器外部に導出された電極のリード線、および少
なくとも一方のピンチシール部において、電極のリード
線が導出した位置および金属箔のリード線側端部との間
に一端が埋設され、他端がピンチシール部から気密容器
外部に導出された支持線を備えた内管と;内管を収容し
た外管と;一方のピンチシール部から導出される電極の
リード線を電気的および機械的に接続し、支持線を機械
的に接続して内管を支持するとともに、外管内に固定さ
れた第1のサポートと;他方のピンチシール部から導出
される電極のリード線を電気的に接続するとともに、外
管内に固定された第2のサポートと;外管の一端に配設
され、第1および第2のサポートに給電可能に構成され
た口金と;を具備していることを特徴とする。ここで高
圧金属蒸気放電灯とは、高圧水銀ランプ、メタルハライ
ドランプ等の周知の高圧金属蒸気放電灯である。気密容
器とは、ピンチシールが可能なものであればよい。気密
容器材料としては、例えば石英ガラスを使用することが
できる。金属箔は、封着用として用いられる周知のもの
を使用することができる。ピンチシール部とは、金属箔
を気密容器の端部をピンチしてシールした封止部分をい
う。支持線は、電極のリード線と連続した一体的な構成
の他、電極のリード線とは別体構成をとることが許容さ
れる。外管としては、硬質ガラス等既知の外管材料を使
用することができる。第1、第2のサポートは、周知の
構造を適用することができ、電気導通性を有し、互いに
電気的に絶縁されているものであればよい。次に作用を
説明する。支持線の一端は、ピンチシール部において、
電極のリード線が導出した位置および金属箔のリード線
側端部との間に埋設されているので、支持線が金属箔の
シール性に影響を及ぼすことはほとんどない。すなわ
ち、金属箔は、気密容器内と気密容器外との導電性およ
び気密容器の気密性を得るためのもので、箔厚を薄く形
成することで、気密容器内の気密性を図っている。ただ
し、金属箔の電極のリード線が接続された部分は、箔厚
に比較して厚みの大きいリード線が接続されるために、
シール性は完全ではない。支持線も箔厚に比較して厚み
が大きいので、支持線の位置によっては、金属箔のシー
ル性を悪化させる要因となるが、本願発明の構成によれ
ば、支持線がない構造と同程度のシール性が得られる。
なお、本発明においては、以上の作用を有しながら、次
の作用も行う。すなわち、第1のサポートには、一方の
ピンチシール部から導出された電極のリード線および支
持線が機械的に接続されているので、電極のリード線の
みが機械的に接続されている場合に比較して、内管の保
持が強固となる。したがって、一方のピンチシール部に
おいて、内管を保持するために必要とする追加部材は支
持線だけでもよい。また、支持線の配設は、一方のピン
チシール部に電極、金属箔および電極のリード線を配設
する際に同時に行えるので、支持線のみの配設のために
工程を増やす必要がない。 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明を高圧金属蒸気放
電灯に実施した第1の実施の形態の概略構成を示す図で
ある。図において、7は気密容器で、両端にピンチシー
ル部7a、7bを有する。18a、18bは、各ピンチシ
ール部7a、7bに封着された金属箔である。8A、8
Bは電極例えば主電極で、その基端が金属箔18a、1
8bに接続されピンチシール部7a、7bを貫通して気
密容器7内に導入されている。12、10は電極のリー
ド線で、その一端が金属箔18a、18bに接続され他端
がピンチシール部7a、7bから気密容器7外部に導出
されている。13は支持線で、ピンチシール部7aにお
いて、電極のリード線12が導出した位置から管軸方向
にピンチシール部7aを見たとき金属箔18aとピンチ
シール部7aの長手方向の端との間に一端が埋設され、
他端がピンチシール部7aから気密容器7外部に導出さ
れている。IBは内管で、気密容器7、ピンチシール部7
a、7b、金属箔18a、18b、電極8A、8B、電極
のリード線12、10、および支持線13を具備して構
成されている。1は外管で、内管IBを収容している。5
は第1のサポートで、ピンチシール部7aから導出され
る電極のリード線12を電気的および機械的に接続し、
支持線13を機械的に接続して内管IBを支持するととも
に、外管1の頂部1aまで延在して外管1に固着支持さ
れている。6は第2のサポートで、ピンチシール部7b
から導出される電極のリード線10を電気的に接続する
とともに、外管1内に固着支持されている。3は口金
で、外管1の一端に配設され、第1および第2のサポー
ト5、6に給電可能に構成されている。なお、ピンチシ
ール部7bには、電極8Bに近接して始動用の電極9例
えば補助電極が設置されていて、始動用の電極9には、
金属箔9bを介してリード線11が接続されている。気
密容器7には、例えば放電媒体として所定量のアルゴン
ガスおよび水銀が封入されている。さらに、外管1の開
口端部はステム2で封止され、口金3は、ステム2に嵌
着されている。ステム2には一対の導入線4A、4Bが
貫通封止されていて、導入線4A、4Bはそれぞれ第1
のサポート5、第2のサポート6に接続されている。第
1のサポート5の口金3側には始動用の電極9のリード
線11が接続され、一方第2のサポート6には電極のリ
ード線10および11が接続固定されている。14は抵
抗、15は第1のサポート5に取着した弾性係止片で、
外管頂部1aの内面に圧接している。図2および図3は
それぞれ異なる他の実施の形態を示し,第1の実施の形
態と同一個所については同一符号を付してその説明は省
略する。図2は、本発明を高圧金属蒸気放電灯に実施し
た第2の実施の形態の概略構成を示す図である。この実
施形態は、第1の実施の形態と第1のサポート5’の外
管頂部側の形状が異なる。図3は、本発明を高圧金属蒸
気放電灯に実施した第3の実施の形態の要部を一部省略
して示す図である。この実施形態は電極8Aのリード線
12’および支持線13’を連続した一体的のコ字形線
16として使用したもので、作業性が一層向上する。 【発明の効果】本発明は、支持線の一端が電極のリード
線が導出した位置および金属箔のリード線側端部との間
に埋設されているので、支持線は金属箔のシール性に悪
影響を及ぼさない。その結果、気密容器の気密性が十分
に得られ、長寿命となるとともに、耐振動性や耐衝撃性
が実用上十分に満足できる高圧金属蒸気放電灯を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を高圧金属蒸気放電灯に実施した第1の
実施の形態の概略構成を示す図である。 【図2】本発明を高圧金属蒸気放電灯に実施した第2の
実施の形態の概略構成を示す図である。 【図3】本発明を高圧金属蒸気放電灯に実施した第3の
実施の形態の要部を一部省略して示す図である。 【符号の説明】 1…… 外管, IB……内管, 5、5’……第1のサポート, 6……第2のサポート, 7……気密容器, 7a、7b……ピンチシール部, 8A、8B……電極, 10、12、12’……電極のリード線, 13、13’……支持線。 3……口金 18a、18b……金属箔
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−192657(JP,U) 特公 昭56−50383(JP,B2) 特公 平6−90915(JP,B2) 米国特許3448321(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/36 H01J 61/34

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.両端にピンチシール部を有する気密容器、各ピンチ
    シール部に封着された金属箔、基端が金属箔に接続され
    ピンチシール部を貫通して気密容器内に導入される電
    極、一端が金属箔に接続され他端がピンチシール部から
    気密容器外部に導出された電極のリード線、および少な
    くとも一方のピンチシール部において、電極のリード線
    が導出した位置および金属箔のリード線側端部との間に
    一端が埋設され、他端がピンチシール部から気密容器外
    部に導出された支持線を備えた内管と; 内管を収容した外管と; 一方のピンチシール部から導出される電極のリード線を
    電気的および機械的に接続し、支持線を機械的に接続し
    て内管を支持するとともに、外管内に固定された第1の
    サポートと; 他方のピンチシール部から導出される電極のリード線を
    電気的に接続するとともに、外管内に固定された第2の
    サポートと; 外管の一端に配設され、第1および第2のサポートに給
    電可能に構成された口金と; を具備していることを特徴とする高圧金属蒸気放電灯。
JP07332807A 1995-11-27 1995-11-27 高圧金属蒸気放電灯 Expired - Lifetime JP3077889B2 (ja)

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