JPH07153430A - 高圧放電ランプ - Google Patents
高圧放電ランプInfo
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- JPH07153430A JPH07153430A JP6226510A JP22651094A JPH07153430A JP H07153430 A JPH07153430 A JP H07153430A JP 6226510 A JP6226510 A JP 6226510A JP 22651094 A JP22651094 A JP 22651094A JP H07153430 A JPH07153430 A JP H07153430A
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- Japan
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- sleeve
- discharge tube
- lamp
- metal wire
- tube
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/50—Auxiliary parts or solid material within the envelope for reducing risk of explosion upon breakage of the envelope, e.g. for use in mines
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より安いコストでつくることのできる簡単且
つ信頼性ある構造を有する高圧放電ランプを得る。 【構成】 放電ランプは、外管(1)内に取付けられた
放電管(2)を有する。包囲遮蔽体(15)は放電管
(2)を取囲み、ガラススリーブ(11)とこのガラスス
リーブ周囲のらせん状に巻かれた金属線(12)を有す
る。シール(4)から軸方向に延在する絶縁された保持
リード(10)が、ガラススリーブ(11)を、該ガラスス
リーブが絶縁されるように放電管(2)の周囲に固定す
る。前記の金属線(12)は、例えば、クランプばめ及び
/またはガラススリーブ(11)の端上に係合された湾曲
部分(12a)によって、電気的に浮動するようにガラス
スリーブ(11)の周囲に固定される。このランプの構造
は簡単で、放電管の破裂による外管(1)の損傷を保護
しまた放電管(2)よりの加速されたナトリウム消耗を
防ぐ。
つ信頼性ある構造を有する高圧放電ランプを得る。 【構成】 放電ランプは、外管(1)内に取付けられた
放電管(2)を有する。包囲遮蔽体(15)は放電管
(2)を取囲み、ガラススリーブ(11)とこのガラスス
リーブ周囲のらせん状に巻かれた金属線(12)を有す
る。シール(4)から軸方向に延在する絶縁された保持
リード(10)が、ガラススリーブ(11)を、該ガラスス
リーブが絶縁されるように放電管(2)の周囲に固定す
る。前記の金属線(12)は、例えば、クランプばめ及び
/またはガラススリーブ(11)の端上に係合された湾曲
部分(12a)によって、電気的に浮動するようにガラス
スリーブ(11)の周囲に固定される。このランプの構造
は簡単で、放電管の破裂による外管(1)の損傷を保護
しまた放電管(2)よりの加速されたナトリウム消耗を
防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外管と、この外管内に
配設され、一対の電極、放電管を気密に密閉する向き合
ったシール及び電極から夫々のシールを通って外部に延
在する導電性フィードスルーを有する該放電管と、この
放電管を前記の外管内に支持し且つ該放電管を前記の外
管外部の電源に接続するためのフレーム手段と、放電管
の周囲に配された透光性のスリーブより成り、放電管の
シールの夫々に隣接した向き合った端を有する方位遮蔽
体とを有する高圧放電ランプに関するものである。
配設され、一対の電極、放電管を気密に密閉する向き合
ったシール及び電極から夫々のシールを通って外部に延
在する導電性フィードスルーを有する該放電管と、この
放電管を前記の外管内に支持し且つ該放電管を前記の外
管外部の電源に接続するためのフレーム手段と、放電管
の周囲に配された透光性のスリーブより成り、放電管の
シールの夫々に隣接した向き合った端を有する方位遮蔽
体とを有する高圧放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなランプは米国特許第5136
204号より既知である。包囲スリーブの目的は、若し
放電管が破裂しても(これはランプがその寿命の終りに
達した時に起きることがある)外管を完全に保つことに
ある。けれどもこのスリーブは放電管の周囲に支持され
ねばならないので、スリーブの存在はランプ構造を複雑
にする。既知のランプでは、スリーブは石英ガラスで、
2mmの壁厚を有する。複雑な形の金属クリップがプレ
スシールに取付けられ、スリーブの端を保持する部分を
有する。スリーブと放電管は、金属ストラップによりラ
ンプステムの周囲に固定された細長い金属支持ロッドに
金属クリップを溶接することにより支持される。金属支
持シロッドしたがって金属クリップとスリーブとは電気
的に絶縁され、放電管よりの加速されたナトリウム消耗
を防ぐ。細長い支持ロッドがランプステムより延在する
かあるいは電流を放電管に通すステム導線に溶接される
のが典型的である非遮蔽ランプとくらべると、金属スト
ラップによるステムへの支持ロッドの固定は、より費用
がかかりそして複雑である。金属クリップが更にランプ
部品の数を増加し、ランプのコストを高くする。
204号より既知である。包囲スリーブの目的は、若し
放電管が破裂しても(これはランプがその寿命の終りに
達した時に起きることがある)外管を完全に保つことに
ある。けれどもこのスリーブは放電管の周囲に支持され
ねばならないので、スリーブの存在はランプ構造を複雑
にする。既知のランプでは、スリーブは石英ガラスで、
2mmの壁厚を有する。複雑な形の金属クリップがプレ
スシールに取付けられ、スリーブの端を保持する部分を
有する。スリーブと放電管は、金属ストラップによりラ
ンプステムの周囲に固定された細長い金属支持ロッドに
金属クリップを溶接することにより支持される。金属支
持シロッドしたがって金属クリップとスリーブとは電気
的に絶縁され、放電管よりの加速されたナトリウム消耗
を防ぐ。細長い支持ロッドがランプステムより延在する
かあるいは電流を放電管に通すステム導線に溶接される
のが典型的である非遮蔽ランプとくらべると、金属スト
ラップによるステムへの支持ロッドの固定は、より費用
がかかりそして複雑である。金属クリップが更にランプ
部品の数を増加し、ランプのコストを高くする。
【0003】金属のクランピングストリップでスリーブ
の周囲に固定された金属線のメッシュによりガラススリ
ーブを取囲むことは米国特許第4721876号より既
知である。メッシュを用いることにより、従来通りの適
切な包囲を維持しながら薄い壁厚のスリーブを用いるこ
とができる。クランピングストリップは導電性で、放電
管とガラススリーブを支持するランプフレームの通電支
持ロッドと連結される。その結果メッシュは電圧を受
け、前述したように放電管よりの加速されたナトリウム
消耗を生じる。その上、このランプ構造は複雑である。
クランピングストリップでは、スリープは輸送または取
扱い時に強い震動を受けるとスリーブがずれがちであ
る。更に、メッシュとスリーブ周囲のクランピングスト
リップの固定は高価な緊締装置(banding equipment) お
よび/またはランプのコストを増やすフレームへの手動
溶接を必要とする。
の周囲に固定された金属線のメッシュによりガラススリ
ーブを取囲むことは米国特許第4721876号より既
知である。メッシュを用いることにより、従来通りの適
切な包囲を維持しながら薄い壁厚のスリーブを用いるこ
とができる。クランピングストリップは導電性で、放電
管とガラススリーブを支持するランプフレームの通電支
持ロッドと連結される。その結果メッシュは電圧を受
け、前述したように放電管よりの加速されたナトリウム
消耗を生じる。その上、このランプ構造は複雑である。
クランピングストリップでは、スリープは輸送または取
扱い時に強い震動を受けるとスリーブがずれがちであ
る。更に、メッシュとスリーブ周囲のクランピングスト
リップの固定は高価な緊締装置(banding equipment) お
よび/またはランプのコストを増やすフレームへの手動
溶接を必要とする。
【0004】スリーブが、ランプフレームのロッドに溶
接されたクランピングストリップにより放電管の周囲に
支持されるようにした放電ランプは欧州出願公開明細書
第0549.056号(サーチレポート付き)(EP−
0.549.056−A1)より既知である。らせん状
に巻かれた金属線がクランプによりスリーブを取巻く。
接されたクランピングストリップにより放電管の周囲に
支持されるようにした放電ランプは欧州出願公開明細書
第0549.056号(サーチレポート付き)(EP−
0.549.056−A1)より既知である。らせん状
に巻かれた金属線がクランプによりスリーブを取巻く。
【0005】同じような放電ランプが欧州出願公開明細
書(サーチレポート無し)第0.550.094号(E
P−0.550.094−A2)より既知である。前記
のランプとの相違は、スリーブが、放電管のチップオフ
された排気管に融着されることによって固定されること
である。このランプの構造は信頼性があるが、その唯一
つの部分における放電管へのスリーブの固定がランプを
ショックに弱くする。
書(サーチレポート無し)第0.550.094号(E
P−0.550.094−A2)より既知である。前記
のランプとの相違は、スリーブが、放電管のチップオフ
された排気管に融着されることによって固定されること
である。このランプの構造は信頼性があるが、その唯一
つの部分における放電管へのスリーブの固定がランプを
ショックに弱くする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単で信頼
性ある構造を有し、より安いコストでつくることのでき
る冒頭記載の種類のランプを供することにある。
性ある構造を有し、より安いコストでつくることのでき
る冒頭記載の種類のランプを供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スリーブをシ
ールの間に軸方向に固定するように、シールから延在し
且つスリーブの夫々の端に係合する保持リードを有する
ことによって上記の目的を達成したものである。保持リ
ードは、シールのプレス時に該シールに容易に設けるこ
とができ、既知のストラップ及びクリップ或いは放電管
とスリーブ間に融着連結をつくるよりもコストが安いと
共に放電管の周囲のスリーブの信頼性ある固定が得られ
る。
ールの間に軸方向に固定するように、シールから延在し
且つスリーブの夫々の端に係合する保持リードを有する
ことによって上記の目的を達成したものである。保持リ
ードは、シールのプレス時に該シールに容易に設けるこ
とができ、既知のストラップ及びクリップ或いは放電管
とスリーブ間に融着連結をつくるよりもコストが安いと
共に放電管の周囲のスリーブの信頼性ある固定が得られ
る。
【0008】本発明の好ましい一実施態様では、放電管
とスリーブは、シールから延在する導電性フィードスル
ーがランプステムより延在するフレーム手段の夫々の導
電性支持ロッドに固定されるだけで、外管内に支持され
る。この実施態様は、安価、軽量、容易な製造及び頑丈
なランプ構造を与え、既知のランプにおけるように特別
なクリップの使用を回避する。
とスリーブは、シールから延在する導電性フィードスル
ーがランプステムより延在するフレーム手段の夫々の導
電性支持ロッドに固定されるだけで、外管内に支持され
る。この実施態様は、安価、軽量、容易な製造及び頑丈
なランプ構造を与え、既知のランプにおけるように特別
なクリップの使用を回避する。
【0009】本発明の他の観点によれば、包囲遮蔽体は
更に、スリーブを取巻き且つ電気的に絶縁されるように
このスリーブの周囲に固定されたらせん状に巻かれた金
属線を有する。らせん状に巻かれた金属線は、既知のメ
ッシュよりも取扱いが著しく容易であると共に、更に、
同一水準の包囲体に対してスリーブの壁厚を目立って減
少させることができる。
更に、スリーブを取巻き且つ電気的に絶縁されるように
このスリーブの周囲に固定されたらせん状に巻かれた金
属線を有する。らせん状に巻かれた金属線は、既知のメ
ッシュよりも取扱いが著しく容易であると共に、更に、
同一水準の包囲体に対してスリーブの壁厚を目立って減
少させることができる。
【0010】金属線はそれ自身のクランプ力でその位置
を維持することができる。けれども、別に考えられるこ
とは、金属線を、例えば該金属線の端をセメントでスリ
ーブに固着するか或いはスリーブに融着することにより
スリーブに固定することである。
を維持することができる。けれども、別に考えられるこ
とは、金属線を、例えば該金属線の端をセメントでスリ
ーブに固着するか或いはスリーブに融着することにより
スリーブに固定することである。
【0011】更に別の実施態様では、保持リードは、ら
せん状に巻かれた金属線の部分上に係合する。この実施
態様は、スリーブ上の線のクランプ力が通常のランプ使
用に基づく加熱及び冷却の多数のサイクルのために永い
ランプ寿命中に弱くなっても、らせん状に巻かれた金属
線が軸方向にずれないことを簡単なやり方で保証する。
せん状に巻かれた金属線の部分上に係合する。この実施
態様は、スリーブ上の線のクランプ力が通常のランプ使
用に基づく加熱及び冷却の多数のサイクルのために永い
ランプ寿命中に弱くなっても、らせん状に巻かれた金属
線が軸方向にずれないことを簡単なやり方で保証する。
【0012】更に別の実施態様では、金属線はスリーブ
の端と係合する湾曲部分を有して該スリーブをその上に
固定する。この湾曲部分は、らせん状に巻かれた金属線
の両端にあるのが好ましく、形状が簡単で、スリーブに
容易に取付けることができる。この金属線は、前述した
ように付加的にスリーブとクランプばめすることもでき
る。クランプばめと端の湾曲部分との組合せは、ランプ
が震動を受けてもスリーブ上でがたがたすることがない
ことを確実にすると共に、湾曲部分は、若し金属線のク
ランプ力がランプ寿命中に弱まっても金属線が軸方向に
ずれないことを保証する。
の端と係合する湾曲部分を有して該スリーブをその上に
固定する。この湾曲部分は、らせん状に巻かれた金属線
の両端にあるのが好ましく、形状が簡単で、スリーブに
容易に取付けることができる。この金属線は、前述した
ように付加的にスリーブとクランプばめすることもでき
る。クランプばめと端の湾曲部分との組合せは、ランプ
が震動を受けてもスリーブ上でがたがたすることがない
ことを確実にすると共に、湾曲部分は、若し金属線のク
ランプ力がランプ寿命中に弱まっても金属線が軸方向に
ずれないことを保証する。
【0013】金属線が有することのできる例えば数m
m、例として4mmまたは9mmのような比較的大きな
ピッチにも拘らず、金属線は、放電管に沿って通る電流
導体の良好な電気遮蔽を与え、更に、このために、ナト
リウムが放電管内に存する場合にはナトリウムの消失を
防ぐ。この構造は、放電管が破裂した場合に外管の損傷
を確実に保護する。ランプの光束への影響は極めて僅か
である。
m、例として4mmまたは9mmのような比較的大きな
ピッチにも拘らず、金属線は、放電管に沿って通る電流
導体の良好な電気遮蔽を与え、更に、このために、ナト
リウムが放電管内に存する場合にはナトリウムの消失を
防ぐ。この構造は、放電管が破裂した場合に外管の損傷
を確実に保護する。ランプの光束への影響は極めて僅か
である。
【0014】
【実施例】図1において、放電ランプは、気密に密閉さ
れ且つ石英ガラスの放電管2を内蔵した外管1を有す
る。放電管2は、気密に密閉され、軸3とこの軸上にあ
るシール4を有する。一対の電極6がイオン化可能な放
電維持媒体と一緒に放電容器内にある。フレーム手段7
は、通常のようにランプステム5より延在し且つ外管外
部のランプ口金9に接続された剛直な導電性支持ロッド
を有する。
れ且つ石英ガラスの放電管2を内蔵した外管1を有す
る。放電管2は、気密に密閉され、軸3とこの軸上にあ
るシール4を有する。一対の電極6がイオン化可能な放
電維持媒体と一緒に放電容器内にある。フレーム手段7
は、通常のようにランプステム5より延在し且つ外管外
部のランプ口金9に接続された剛直な導電性支持ロッド
を有する。
【0015】シール4の夫々は、各電極6に接続された
金属のフィードスルー8と、一端がシール4に埋込まれ
た保持リード10とを有する。この保持リードは、シー
ルによってフィードスルーと電気的に絶縁されている。
電極6に接続されたフィードスルー8は、放電管を外管
内に支持し且つ電極をランプ口金9を通してランプ外管
外部の電源に接続するように、導電性ストラップ7a,
7bによって導電性保持ロッド7の夫々の1つに固定さ
れる。
金属のフィードスルー8と、一端がシール4に埋込まれ
た保持リード10とを有する。この保持リードは、シー
ルによってフィードスルーと電気的に絶縁されている。
電極6に接続されたフィードスルー8は、放電管を外管
内に支持し且つ電極をランプ口金9を通してランプ外管
外部の電源に接続するように、導電性ストラップ7a,
7bによって導電性保持ロッド7の夫々の1つに固定さ
れる。
【0016】透光性の包囲遮蔽体15は、管状の円筒ガ
ラススリーブ11と、らせん状に巻かれた金属線12を
有する。電気的に絶縁された保持リード10は、スリー
ブを放電管に軸方向に固定するように該スリーブの夫々
の端と係合する。スリーブ11も電気的に絶縁される。
らせん状に巻かれた金属線12がガラススリーブ11を
取巻き、電気的に浮動するようにスリーブの周囲に固定
される。これを達成するために、例えば抵抗線、例とし
てカンタル合金(kanthal)、タンタル、モリブデン或い
はステンレス綱の金属線を用いることができる。図のラ
ンプでは、5mmのピッチで巻かれた直径0.60mm
のモリブデン線が用いられている。らせん状に巻かれた
金属線は細く、開いた構造を有する。したがって、ラン
プの光束への影響は殆ど感じられない。らせん状に巻か
れた金属線の直径は、この線がスリーブ上にクランプば
めされるように選ばれる。スリーブ上の金属線を更に軸
方向に固定するように、湾曲部分12aがスリーブの端
上で係合する。
ラススリーブ11と、らせん状に巻かれた金属線12を
有する。電気的に絶縁された保持リード10は、スリー
ブを放電管に軸方向に固定するように該スリーブの夫々
の端と係合する。スリーブ11も電気的に絶縁される。
らせん状に巻かれた金属線12がガラススリーブ11を
取巻き、電気的に浮動するようにスリーブの周囲に固定
される。これを達成するために、例えば抵抗線、例とし
てカンタル合金(kanthal)、タンタル、モリブデン或い
はステンレス綱の金属線を用いることができる。図のラ
ンプでは、5mmのピッチで巻かれた直径0.60mm
のモリブデン線が用いられている。らせん状に巻かれた
金属線は細く、開いた構造を有する。したがって、ラン
プの光束への影響は殆ど感じられない。らせん状に巻か
れた金属線の直径は、この線がスリーブ上にクランプば
めされるように選ばれる。スリーブ上の金属線を更に軸
方向に固定するように、湾曲部分12aがスリーブの端
上で係合する。
【0017】らせん状に巻かれた金属線のために、スリ
ーブは例えば約1mmの薄い壁厚を有することができ、
しかも2mmの壁厚を有するスリーブと同じ水準を有す
る。コイル状に巻いた金属線と1mm厚のスリーブで、
包囲遮蔽体15の重さは厚いスリーブの包囲遮蔽体の重
さの約半分である。この重量の減少は、放電管と包囲遮
蔽体のサブアセンブリをフィードスルー8とストラップ
7a,7bで支持することを可能にする。図示のランプ
では、フィードスルー8は0.6mmのモリブデン線
で、下方のストラップ7aは0.025×0.16mm
のニッケル、上方のストラップは0.16mmの直径を
有するステンレス綱線である。
ーブは例えば約1mmの薄い壁厚を有することができ、
しかも2mmの壁厚を有するスリーブと同じ水準を有す
る。コイル状に巻いた金属線と1mm厚のスリーブで、
包囲遮蔽体15の重さは厚いスリーブの包囲遮蔽体の重
さの約半分である。この重量の減少は、放電管と包囲遮
蔽体のサブアセンブリをフィードスルー8とストラップ
7a,7bで支持することを可能にする。図示のランプ
では、フィードスルー8は0.6mmのモリブデン線
で、下方のストラップ7aは0.025×0.16mm
のニッケル、上方のストラップは0.16mmの直径を
有するステンレス綱線である。
【0018】前記の構造は、放電管2、スリーブ11及
び線12を組立時に完全なサブアセンブリとして設ける
ことができるので魅力がある。このサブアセンブリは、
次いで導電性フィードスルー8の端を導電性ストラップ
7a,7bに溶接することによって容易にフレームと接
続することができる。
び線12を組立時に完全なサブアセンブリとして設ける
ことができるので魅力がある。このサブアセンブリは、
次いで導電性フィードスルー8の端を導電性ストラップ
7a,7bに溶接することによって容易にフレームと接
続することができる。
【0019】図1に示したランプは、ハロゲン化金属、
水銀及び稀ガスを含む高圧メタルハライドランプであ
る。このランプは動作時100Wの電力を消費する。こ
のランプは、金属線12、スリーブ11及び放電管間の
固定、並びに導電性フィードスルー8、導電性支持ロッ
ド7及びストラップ7a,7b間の溶接部における前記
のサブアセンブリとフレーム間の固定の丈夫さを確かめ
るために落下試験された。本発明によるランプはすべて
及第であることがわかった。
水銀及び稀ガスを含む高圧メタルハライドランプであ
る。このランプは動作時100Wの電力を消費する。こ
のランプは、金属線12、スリーブ11及び放電管間の
固定、並びに導電性フィードスルー8、導電性支持ロッ
ド7及びストラップ7a,7b間の溶接部における前記
のサブアセンブリとフレーム間の固定の丈夫さを確かめ
るために落下試験された。本発明によるランプはすべて
及第であることがわかった。
【0020】図2においては、金属線はそれ自身のクラ
ンプ力によってスリーブ11の周囲に固定される。電気
的に絶縁された保持リード10の端は、金属線12の隣
接部分上で係合する。これにより、金属線がたとえ通常
のランプ使用時に受ける多数の加熱/冷却サイクルによ
るゆるみのためにそのクランプ力が弱くなっても、ラン
プ寿命中にずれるようなことが確実になくなる。代わり
に、保持リード10が線12上に係合しなくても、曲げ
られた保持リード10は、線が目立つほどずれるのを防
ぐ端部ストッパとして働く。
ンプ力によってスリーブ11の周囲に固定される。電気
的に絶縁された保持リード10の端は、金属線12の隣
接部分上で係合する。これにより、金属線がたとえ通常
のランプ使用時に受ける多数の加熱/冷却サイクルによ
るゆるみのためにそのクランプ力が弱くなっても、ラン
プ寿命中にずれるようなことが確実になくなる。代わり
に、保持リード10が線12上に係合しなくても、曲げ
られた保持リード10は、線が目立つほどずれるのを防
ぐ端部ストッパとして働く。
【図1】本発明のランプの一実施例の一部断面側面図。
【図2】本発明のランプの別の実施例を示す放電管部分
の側面図。
の側面図。
1 外管 2 放電管 3 放電管の軸 4 シール 6 電極 7 フレーム手段 7a,7b 導電性ストラップ 8 フィードスルー 10 保持リード 11 スリーブ 12 金属線 12a 湾曲部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ダブリュー モリス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14810 バス クラブ ビュー ドライブ 32 (72)発明者 ジョセフ イー カナル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14870 ペインティッド ポスト ウエスト ハ イ ストリート 544
Claims (4)
- 【請求項1】 外管(1)と、この外管内に配設され、
一対の電極(6)、放電管(2)を気密に密閉する向き
合ったシール(4)及び電極から夫々のシールを通って
外部に延在する導電性フィードスルー(8)を有する該
放電管(2)と、この放電管を前記の外管内に支持し且
つ該放電管を前記の外管外部の電源に接続するためのフ
レーム手段(7)と、放電管の周囲に配された透光性の
スリーブ(11)より成り、放電管のシールの夫々に隣接
した向き合った端を有する包囲遮蔽体とを有する高圧放
電ランプにおいて、前記のシール(4)の夫々は、前記
のスリーブをシールの間に軸方向に固定するように、シ
ールから延在し且つスリーブ(11)の夫々の端に係合す
る保持リード(10)を有することを特徴とする高圧放電
ランプ。 - 【請求項2】 包囲遮蔽体は更にスリーブ(11)の周囲
にらせん状に巻かれた金属線(12)を有し、このらせん
状に巻かれた金属線は、フレーム手段(7)のすべての
通電部分と接触せず、電気的に絶縁された請求項1記載
の高圧放電ランプ。 - 【請求項3】 らせん状に巻かれた金属線(12)は、ス
リーブ(11)の向き合った端上で曲げられた請求項2記
載の高圧放電ランプ。 - 【請求項4】 保持リード(10)は、らせん状に巻かれ
た金属線(12)の部分上にクランプ状に係合した請求項
2または3記載の高圧放電ランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/126835 | 1993-09-24 | ||
US08/126,835 US5402033A (en) | 1991-12-23 | 1993-09-24 | High pressure discharge lamp having clamped-on containment sleeve |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07153430A true JPH07153430A (ja) | 1995-06-16 |
JP3471091B2 JP3471091B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=22426926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22651094A Expired - Fee Related JP3471091B2 (ja) | 1993-09-24 | 1994-09-21 | 高圧放電ランプ |
Country Status (4)
Country | Link |
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US (1) | US5402033A (ja) |
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