JP3077861B2 - エンジン回転計 - Google Patents

エンジン回転計

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JP3077861B2
JP3077861B2 JP05024248A JP2424893A JP3077861B2 JP 3077861 B2 JP3077861 B2 JP 3077861B2 JP 05024248 A JP05024248 A JP 05024248A JP 2424893 A JP2424893 A JP 2424893A JP 3077861 B2 JP3077861 B2 JP 3077861B2
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英史 柬理
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に搭載されたエンジ
ンの回転数を指示するエンジン回転計に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の車両においてはエンジンの回転数
を指示するエンジン回転計が取付けられている。従来、
エンジン回転計は、エンジンが回転すると、センサによ
って、例えばエンジンが1回転する毎に1個パルス出力
させ、この出力されたパルスを抵抗および容量で構成さ
れる積分回路に入力し、容量に蓄積された電圧を指示計
器で指示させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両のエンジンの回転
は、エンジンの回転が高速の場合はうねりのない安定し
た回転をするが、アイドリング等の低速回転の場合はう
ねりのある不安定な回転をする。
【0004】このため、アイドリング状態におけるエン
ジン回転計の指針の振れは大きく変化し、非常に見にく
くなる。本発明は、エンジンの回転にうねりがあっても
指針の振れを緩和させて回転数を容易に知ることが出来
るよう改良したエンジン回転計を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
なされた本発明は、エンジンの回転数を指示するエン
ジン回転計において、エンジンの回転に伴ってセンサよ
り発生するKパルス前よりの時間間隔より平均時間間隔
を算出する平均時間間隔算出部と、前記平均時間間隔算
出部で算出された時間間隔より回転数を算出する回転数
算出部と、前記回転数算出部で算出されたM回前の回転
数より算出される平均累積回転数より平均回転数を算
る平均回転数算出部と、前記回転数算出部で今回算出
された回転数と前回算出された回転数との差が一定値以
下のときは前回算出された回転数を、差が一定値以上で
アイドリング状態にない場合は今回算出された回転数
を、アイドリング状態にある場合は前記平均回転数算出
部で算出された回転数を出力するよう制御する出力制御
部とを備えることを特徴とするエンジン回転計に存す
【0006】
【作用】平均時間間隔算出部では、エンジンの回転セン
サより送出されるパルスのKパルス前の発生時点と今回
のパルス発生時点間の時間間をKで除算して平均時間間
隔を算出する。回転数算出部では、平均時間間隔算出部
で算出された平均時間間隔に基づいて回転数を算出して
指示計器に出力する。 また、平均回転数算出部では、回
転数算出部で算出されたM回前の回転数より算出される
平均累積回転数より平均回転数を算出する。さらに、出
力制御部では、回転数算出部で今回算出された回転数と
前回算出された回転数との差が一定値以下のときは前回
算出された回転数を、差が一定値以上でアイドリング状
態にない場合は今回算出された回転数を、アイドリング
状態にある場合は平均回転数算出部で算出された回転数
を出力するよう制御する。
【0007】以上のように、エンジンの回転センサより
出力されるパルスのK個より平均時間間隔を算して回転
数を算出するようにしたので、回転にうねりが有っても
平均化される。とくに、M回前の回転数より算出される
平均累積回転数より平均回転数を算出し、今回算出され
た回転数と前回算出された回転数との差が一定値以下の
ときは前回算出された回転数を、差が一定値以上でアイ
ドリング状態にない場合は今回算出された回転数を、ア
イドリング状態にある場合は平均回転数算出部で算出さ
れた回転数を出力するよう制御するので、アイドリング
時の指針の振れを緩和させて回転数を容易に知ることが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1および図2を参照し
て説明する。図1は本発明の実施例の構成図、図2は同
実施例の動作フローチャートである。図1において、1
は平均時間間隔算出部、2は回転数算出部、3はアイド
リング判定部、4は平均回転数算出部、5は出力制御
部、6は指示計器、7はインタフェース(I/O)、8
は処理を行なうプロセッサ(CPU)である。
【0009】I/O7−1には、図示しないエンジンに
取付けられたセンサにより、例えばエンジンが1回転す
る毎に1個出力されるパルスが入力される。つぎに図2
を参照して動作を説明する。動作はI/O7−1にパル
スが入力される毎に開始される。
【0010】処理S1 処理S1では、平均時間間隔算出部1は、後述するアイ
ドリング判定部3の前回の判定結果によって、前回がア
イドリング状態(YES)であった場合は処理S2に、
NOの場合は処理S3を実行させる。
【0011】すなわち、YESの場合はエンジンの回転
が低速回転であり、NOの場合は高速回転の場合に対応
している。 処理S2およびS3 平均時間間隔算出部1は、処理S2では、I/O7−1
に入力された4個前のパルス入力時点より現在入力され
た時点間の時間を4で除して4個に対す平均時間間隔を
算出して出力する。
【0012】また、処理S3では、I/O7−1に入力
された2個前のパルスの入力時点より現在入力された時
点間の時間を2で除算して2個に対する平均時間間隔を
算出して出力する。このように平均時間間隔を算出する
ことにより、エンジンの回転にうねりがあってパルスの
発生間隔が大きく変動しても平均化される。
【0013】処理S4 処理S4では、回転数算出部2は、処理S2またはS3
で算出された時間間隔より回転数RN を算出する。 処理S5 アイドリング判定部3は、処理S4で算出された回転数
N が一定値Rより小さい場合はアイドリング、大きい
場合はNOの判定を行ない、図示しないメモリに記録す
る。
【0014】処理S6 処理S6では、平均回転数算出部4は過去10回の平均
累積回転数DN を算出する。すなわち、今回の平均累積
回転数をDN 、前回の平均累積回転数をDN-1 、今回の
回転数をRN とすると、 DN =DN-1 −DN-1 /10+RN ・・・(1) なる演算を行ってDN を算出する。
【0015】処理S7およびS8 出力制御部5は、今回の回転数RN と前回の回転数R
N-1 より、 |RN −RN-1 |≧H ・・・(2) か否かの判定を行ない、NOの場合は、処理S8でI/
O7−2を介して指示計器6に回転数としてRN-1 を送
出する。
【0016】すなわち、前回と今回の回転数の差が小さ
く、或る一定値H以下ならば前回算出された回転数R
N-1 を出力する。 処理S9およびS10 出力制御部5は、処理S7での判定がYES、すなわち
前回と今回の回転数の差が一定値H以上である場合、処
S9での判定がアイドリングであるならば、処理S1
0で今回の回転数RN を指示計器6に出力する。
【0017】処理S11 出力制御部5は平均回転数算出部4に指令してDN /1
0を算出させて指示計器6に出力する。すなわち、前回
と今回の回転数に差が有り、アイドリング状態でない場
合は今回の回転数RN を、アイドリング状態である場合
は過去10回の平均累積回転数DN より算出した平均回
転数を出力して指示計器6の指示の変化を緩和させてい
る。
【0018】なお、実施例では処理S2およびS3で、
それぞれ前4パルスおよび前2パルス間の時間間隔より
平均時間間隔を算出させていたが、この前4パルスおよ
び前2パルスに限定されるものではない。また、同様
に、処理S6で過去10回の平均累積回転数を算出させ
ていたが、これも10回に限定されるものではない。
【0019】また、実施例では処理S1で前回がアイド
リング状態であったか否かによって処理S2またはS3
を実行するようにしていたが、処理S1およびS3を除
去して、処理S2のみを実行するようにさせても良い。
処理S2およびS3を分けて実行することによって、高
速回転時の時間間隔はより実際に近い値が得られる。
【0020】また、同様に処理S7〜S11で回転数の
出力を変更していたが、処理S7〜S10を除去して処
理S11のみを実行させるようにしても良い。以上、本
発明の一実施例について説明したが、本発明はこの実施
例に限定されるものではなく、その発明の主旨に従った
各種変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。 エンジンの回転センサより出力されるパルスのK個よ
り平均時間間隔を算して回転数を算出するようにしたの
で、回転にうねりが有っても平均化され、指針の振れを
緩和させて回転数を容易に知ることができる。
【0022】また、回転数を過去M回の平均累積回転
数より算出し、アイドリング時に大きな回転数の変化が
あるときにこれを出力するようにしたので、特にアイド
リング時において回転のうねりが平均化されて指針の振
れが緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 平均時間間隔算出部 2 回転数算出部 3 アイドリング判定部 4 平均回転数算出部 5 出力制御部 6 指示計器 7 インタフェース(I/O) 8 プロセッサ(CPU)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの回転数を指示するエンジン回
    転計において、 エンジンの回転に伴ってセンサより発生するKパルス前
    よりの時間間隔より平均時間間隔を算出する平均時間間
    隔算出部と、 前記平均時間間隔算出部で算出された時間間隔より回転
    数を算出する回転数算出部と、 前記回転数算出部で算出されたM回前の回転数より算出
    される平均累積回転数より平均回転数を算出する平均回
    転数算出部と、前記回転数算出部で今回算出された回転数と 前回算出さ
    れた回転数との差が一定値以下のときは前回算出された
    回転数を、差が一定値以上でアイドリング状態にない場
    合は今回算出された回転数を、アイドリング状態にある
    場合は前記平均回転数算出部で算出された回転数を出力
    するよう制御する出力制御部とを備えたことを特徴とす
    るエンジン回転計。
JP05024248A 1993-02-12 1993-02-12 エンジン回転計 Expired - Lifetime JP3077861B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108051608A (zh) * 2017-12-06 2018-05-18 大陆汽车车身电子系统(芜湖)有限公司 一种发动机怠速时显示发动机转速的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108051608A (zh) * 2017-12-06 2018-05-18 大陆汽车车身电子系统(芜湖)有限公司 一种发动机怠速时显示发动机转速的方法
CN108051608B (zh) * 2017-12-06 2020-09-18 大陆汽车车身电子系统(芜湖)有限公司 一种发动机怠速时显示发动机转速的方法

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