JPH05141335A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JPH05141335A
JPH05141335A JP3277461A JP27746191A JPH05141335A JP H05141335 A JPH05141335 A JP H05141335A JP 3277461 A JP3277461 A JP 3277461A JP 27746191 A JP27746191 A JP 27746191A JP H05141335 A JPH05141335 A JP H05141335A
Authority
JP
Japan
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engine
signal
microcomputer
crank angle
waveform
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277461A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Suzuki
亨 鈴木
Masahide Sakamoto
正英 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3277461A priority Critical patent/JPH05141335A/ja
Publication of JPH05141335A publication Critical patent/JPH05141335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エンジン制御装置における、磁気式信号の入力
処理回路において、簡易的に、確実に、入力信号の位相
遅れを連続的に補償することを目的とする。 【構成】制御装置は、エアフロセンサ3、スロットルセ
ンサ5、これらのアナログ信号を処理するアナログ処理
回路27、回転検出部6a、回転センサの回転部6b、
及び波形整形回路、遅延回路を含む波形処理回路28、
アイドルスイッチ25、スタータスイッチ26などのデ
ジタルスイッチの信号処理を行う回路29、RAM,R
OM,A/D変換器等により構成されているマイクロコ
ンピュータ30、点火装置34、燃料噴射装置10を駆
動するそれぞれの駆動装置31,32から構成される。 【効果】マイクロコンピュータの信号処理によって、入
力される信号の位相遅れをハードウエアの追加なしで連
続的に補償することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を搭載したエンジン制御装置におけるエンジン回転検出
方法、及びクランク角度位置検出方法、特にそのノイズ
信号の防止の為の遅延回路を有し、かつ遅延回路による
高回転時のクランク角度検出位置の補償機能をマイクロ
コンピュータに持たせることに依って容易にエンジン回
転信号処理回路を実現することができるようにした制御
装置にかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエンジン制御装置の中には、
そのほとんどがエンジン回転検出手段を有し、特に磁気
式検出素子を用いたエンジン回転センサ方式の入力処理
回路には一般的に、波形整形手段及び、ノイズ除去用回
路として、コンデンサ(C)と抵抗(R)との構成によ
る遅延回路を備えている。従って、このノイズ防止遅延
回路の遅延時間をむやみに長くするとノイズによる誤動
作は少なくなるがクランクの回転が高速になると、回転
角度検出が不正確になるという欠点があった。この欠点
の改善方法として、例えば、特公平3−36146号公報等が
挙げられる。これによれば、前記ノイズ除去用遅延回路
に起因するエンジン高回転時におけるクランク角度検出
位置精度の保証の為の補償をハードウエア的に備えてお
り、エンジンの回転速度に応じて上記遅延回路に対し時
定数変更用素子を接続させることにより、上記遅延回路
の時定数を変化させる時定数変更手段を備え実現してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、ノ
イズの除去を重視するとクランク角度の検出位置に大き
な誤差が生じ、又、検出位置を重視すると遅延回路の効
果が薄れ、ノイズ等の影響を受け易い状態になる。そこ
で実施例によると、あるエンジン回転数で遅延回路に対
する時定数の切り替えを行っている。すなわち、エンジ
ンの低回転側では遅延回路の時定数を大きくし、エンジ
ン回転の高回転側では時定数を小さくするように変化さ
せている。この切り替えの機能は、ハードウエアによっ
て行っており、エンジン高回転域と、低回転域との2値
の設定しか実現できない。仮に、いくつかの設定領域を
設けようとすると、その数の分だけ切り替えが必要とな
り、ハードウエアの構成が複雑となり、切り替えの定数
の設定や変更は容易にはできない。本発明は、第1には
上記の不都合を解決することを目的とし、遅延回路の切
り替えを設定することなく、ハードウエアの追加無しで
遅延回路に起因するクランク角度の位置検出の精度を補
償するものである。第2にその補償の方法は、ハードウ
エアによる切り替えによらないため、連続的に機能し、
マイクロコンピュータ内、或いは外部のデータの変更に
より、容易に設定及び変更が可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の採用した手段は、マイクロコンピュータを
内蔵した制御装置において、エンジンの回転数の計測あ
るいは、クランク角度位置検出用としての磁気検出用セ
ンサからの信号を、遅延回路,波形整形回路を通しマイ
クロコンピュータに入力することによって、エンジンの
回転数の計測及び、クランク角度の検出を行いさらに、
前記遅延回路によるクランク角度の検出位置の誤差の補
正はマイクロコンピュータの計算によって実現すること
であり、ハードウエアの遅延回路切り替え回路無しで、
しかも連続的に補正による位相遅れの補償を行う手段で
ある。
【0005】
【作用】本発明による制御装置によれば、遅延回路の補
償の方法を従来のハード的な回路構成無しで、マイクロ
コンピュータの機能によりこれを実現し、補償機能を連
続的に機能させることが可能である。すなわち、信号処
理回路を簡素化し、さらには遅延回路に起因するクラン
ク角度位置の検出の誤差の補償は、マイクロコンピュー
タの計算機能による為、その設定及び変更が容易に実現
できることにある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2は本
発明による実施例であるエンジン制御装置の構成例を示
す。1はエンジン本体、2はエアクリーナ、3はエンジ
ンに吸入される空気量を計測するエアフローセンサ、4
はスロットルバルブ、5はスロットルセンサ、6はエン
ジン回転信号検出用、クランク角度位置検出用センサ、
7は点火機能のディストリビュータ、8は水温センサ、
9はエンジンの燃料及び点火を制御するためのマイクロ
コンピュータ内蔵のエンジン制御装置、10は燃料噴射
装置である。図3はエンジン制御装置内のブロック図で
あり、3のエアフロセンサ、5のスロットルセンサ、こ
れらのアナログ信号を処理するアナログ処理回路27、
6aは回転検出部、6bは回転センサの回転部、および
波形整形回路,遅延回路を含む波形処理回路28,アイ
ドルスイッチ25,スタータスイッチ26などのデジタ
ルスイッチの信号処理を行う回路29,RAM,RO
M,A/D変換器等により構成されているマイクロコン
ピュータ30,点火装置34,燃料噴射装置10を駆動
するそれぞれの駆動装置31,32から構成される。回
転検出部は磁石にコイルを巻き付けた磁気式の検出素子
よりなるもので、回転体は、ディストリビュータ,クラ
ンク軸,カム軸等に取り付けられることが多い。図4,
図5に実際の信号波形の例を示す。いずれの場合におい
ても、回転が低速の場合には、出力電圧が小さく、回転
が高速の場合には、出力電圧が高くなる。図6に信号波
形と処理波形を示す。センサからの信号は低回転時5
1,高回転時52,処理回路内に含まれる波形整形回路
のスライスレベルは、低回転時53,高回転時54,波
形整形されてマイクロコンピュータに入力される低回転
時の波形55,高回転時の波形56である。エンジンの
回転が低回転時の時にはセンサからの出力電圧51は小
さいが、高回転時には出力電圧52は大きくなる。同時
にスライス53,54も入力電圧によって変化する。波
形整形されたマイクロコンピュータへの入力信号55は
エンジン回転が低回転の時には、遅延回路による位相遅
れt1が生じる。一方、入力信号56はエンジンが高回
転すると遅延回路による位相遅れはt1と低回転時と同
じ時間であるが、角度に換算すると位相ずれは大きい。
しかしながら、この位相遅れt1はエンジン回転数に依
存せず、遅延回路によって決まるものである。すなわ
ち、ある遅延回路における位相遅れtnはコンデンサ
(C),抵抗(R)によって決まっており、この遅れ分
のtnを補正値として計算の中にいれることは容易であ
る。この方法により、実際には点火時期や、燃料噴射時
期の計算時に補正を加えて位相遅れを補償している。マ
イクロコンピュータのソフトウエアによる実際の点火時
期の処理の実施例を図1に示す。点火時期計算処理ルー
チン内において、角度換算による点火時期を計算によっ
て求める。計算によって求めた点火時期を時間に換算す
る。予め設定されている前記位相遅れ時間t1を補正分
として差引き、これを実際の点火時期(時間換算)とす
る。
【0007】
【発明の効果】以上の実施例で述べたように、本発明に
よればエンジン制御装置に入力されている磁気式のエン
ジン回転検出信号、あるいは、クランク角度位置検出信
号の処理回路において、ノイズ除去を目的とした遅延回
路により発生する角度位置検出誤差の補正をマイクロコ
ンピュータによって連続的に行うことにより、外部にハ
ードウエアの追加無しで容易に実現することが可能であ
り、しかも、補正値の設定及び変更は、データの変更の
みで対応することが可能であり、確実に機能を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソフトウエア処理の実施例を示す
図である。
【図2】本発明のエンジン制御装置の適用例の構成図で
ある。
【図3】エンジン制御装置内のブロック図である。
【図4】信号波形図である。
【図5】信号波形図である。
【図6】信号波形と整形波形信号を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン本体、2…エアクリーナ、3…エアフロセ
ンサ、4…スロットルバルブ、5…スロットルセンサ、
6…磁気式回転センサ、6a…回転検出部、6b…回転
センサ回転部、7…ディストリビュータ、8…水温セン
サ、9…エンジン制御装置、10…燃料噴射装置、25
…アイドルスイッチ、26…スタータスイッチ、27…
アナログ処理回路、28…波形処理回路、29…デジタ
ル信号処理回路、30…マイクロコンピュータ、31,
32…駆動処理回路、51…低回転時センサ信号、52
…高回転時センサ信号、53…低回転時スライスレベ
ル、54…高回転時スライスレベル、55…低回転時整
形波形、56…高回転時整形波形。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータを内蔵したエンジン
    制御装置において、エンジン回転信号であるエンジンの
    所定クランク角度位置を表す検出信号を出力する磁気式
    検出素子を用いたエンジン回転センサと、前記エンジン
    回転センサの出力する検出信号を入力し、波形整形し、
    波形整形されたエンジン回転信号をマイクロコンピュー
    タへ出力する波形整形手段と、前記波形整形手段の中に
    回転センサの出力信号中に混入しているノイズ信号の影
    響を防止するために、所定の時定数を有する遅延回路を
    通して遅延させる手段を含み、遅延回路に起因するクラ
    ンク角度検出精度を保証する為の補償手段はソフトウエ
    アの処理に依存した構成とすることを特徴とするエンジ
    ン制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、入力されるエンジン回
    転検出用の信号あるいは、クランク角位置検出の信号
    は、少なくとも1入力以上有し、クランク角度位置検出
    精度を保証する為の補償手段は、エンジン制御装置に内
    蔵されているマイクロコンピュータによるソフトウエア
    処理であることを特徴とするエンジン制御装置。
JP3277461A 1991-10-24 1991-10-24 エンジン制御装置 Pending JPH05141335A (ja)

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JP3277461A JPH05141335A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 エンジン制御装置

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JP3277461A JPH05141335A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 エンジン制御装置

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JP3277461A Pending JPH05141335A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 エンジン制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009027161A1 (de) 2008-06-25 2009-12-31 Denso Corporation, Kariya-City Maschinensteuervorrichtung
JP2013160167A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Denso Corp エンジン制御用のセンサ信号の処理装置
US9037386B2 (en) 2011-10-18 2015-05-19 Denso Corporation Sensor signal processing device

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