JP3077702U - 駐輪装置 - Google Patents

駐輪装置

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JP3077702U
JP3077702U JP2000006464U JP2000006464U JP3077702U JP 3077702 U JP3077702 U JP 3077702U JP 2000006464 U JP2000006464 U JP 2000006464U JP 2000006464 U JP2000006464 U JP 2000006464U JP 3077702 U JP3077702 U JP 3077702U
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bicycle
mounting groove
rod
support rod
parking device
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JP2000006464U
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English (en)
Inventor
秀夫 伊藤
真一 仲川
Original Assignee
協伸アルミ工業 株式会社
タカラ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車の駐輪に際し、壁面に沿って縦列且つ
省スペースで整頓駐輪することができるようになる駐輪
装置を提供する。 【構成】 自転車の前後輪a,bを同時に搭載可能にな
る長さを有する搭載溝杵1の先端側に自転車aの前輪b
を両側から狭持するように立設した一対の狭持杵2,2
を立設する。搭載溝杆1の先端部側を比較的高位置に固
設した第一の支承杆4に水平方向回動自在に軸設し、後
端部側を地面に近く比較的低位置に固設した第二の支承
杆8に水平方向回動自在に軸設して傾斜架設する構造に
したことを特徴とし、駐輪装置に停めようとする自転車
を建造物の壁面に沿って強制的に縦列駐輪せしめて縦列
整頓駐輪を実現する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は駐輪装置に係り、殊に壁際に寄せて自転車を駐車整頓するための駐輪 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、公共地における駐輪が問題になっているが、充分な駐輪スペースが ない商業地の道路沿いの住宅においても同様の問題を抱えている。即ち、駐輪ス ペースがない現状では、家屋前の接地道路が駐輪スペースとして使用されてしま っており、複数の自転車が横列に停められていると道路の約2メートル幅部分が 占拠されて、通行する他者の迷惑になるばかりでなく、ときには道路の通行を不 能にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、自転車の駐輪に冠し、壁際に 沿って縦列且つ省スペースで整頓駐輪することができるようになる新規構造の駐 輪装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案の駐輪装置は、自転車の前後輪のタイヤを同時に搭載可能になる 長量を有する溝形断面の搭載溝杆と、上記搭載溝杆の一端側に位置して、該搭載 溝杆に搭載した自転車の前輪を両側から挟持するように立設した一対の挟持杆と 、上記搭載溝杆の同端部側を固設すると共に、比較的高位置に基部を固設してな る第一の支承杆と、前記搭載溝杆の反対側の端部側を固設すると共に、地面に近 く比較的低位置に基部を固設してなる第二の支承杆とから構成して、上記搭載溝 杆を被搭載自転車の前輪の方が高レベルになるように傾斜架設した構造になるこ とを要旨とするものである。
【0005】 上記のように搭載溝杆を建造物に近接して該壁面と略平行になるように接地す ることにより、該駐輪装置に停めようとする自転車を建造物の壁面に沿って強制 的に縦列駐車せしめることを可能にし、縦列整頓駐輪を実現することができるも のである。
【0006】 また、上記第二の支承杆の基部を地面に近く比較的低位置に設置した支持部材 に対して、建造物の壁面から離接する方向に変位自在になる進退位置変位機構ま たは振り出し位置変位機構を介して枢設してなり、上記搭載溝杆を第一の支承杆 との枢設位置をピボット中心として揺動可能に架設支承したことを要旨とするも のである。
【0007】 該搭載溝杆の揺動構成によって搭載しようとする自転車を外側に突出した搭載 溝杆の後端から導入することが可能となり、縦列したときに後列に位置する自転 車の干渉から開放され、駐輪動作を容易にすることができる。
【0008】 また上記構造では、複数の各駐輪装置を適宜重ねて縦列方向に複数個接地する こともでき、省スペースに寄与する。更に、第二の支承杆を枢設する支持部材が 第一の支承杆を兼用する構造にすることによって構造が簡単になり部品点数が大 幅に少なくなるため、経済性にも優れた効果を発揮する。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る駐輪装置の実施の形態について、第1図乃至第3図に示す 第一の実施例に従って説明する。 符号1は自転車aの前後輪b,cを同時に搭載可能になる長量を有する搭載溝 杆であり、該搭載溝杆1は、前輪bと後輪cのタイヤが嵌入摺動する適宜深さの 溝型断面を呈するアルミニウム型材等を所定の長さに切断した構造になる。
【0010】 上記搭載溝杆1の一端部側には、その両側に位置して、搭載溝杆1に搭載した 自転車aの前輪bを両側から挟持するように杆体を逆U字状に曲製した一対の挟 持杆2,2を立設固着すると共に、該両挟持杆2,2の間に前輪ストッパー3を 架設して前輪bが該前輪ストッパー3を乗り越えて搭載溝杆1の溝部を摺動移動 するようになる。
【0011】 符号4は、基部に固着したマウントプレート5を例えばマウントボルトによっ て建造物dの壁面に固設した第一の支承杆であり、該第一の支承杆4の先端には 、ピボットヒンジ6を介して上記搭載溝杆1の先端部側を水平方向回動自在に軸 設している。
【0012】 また符号7は、第二の支承杆8の基部を出退摺動自在に枢設した支持部材であ り、基端部に固着したマウントプレート9をマウントボルトによって建造物dの 壁面に固設してなる。該支持部材7は、角筒状のスラスト軸受10を構成してな り、このスラスト軸受10に第二の支承杆8の基部を時癖さし、壁面から水平方 向に突出するように片持枢設支承してなる。
【0013】 該第二の支承杆8の先端には、支承杆の長手方向に遊びをもった長孔ヒンジ1 1を介して上記搭載溝杆1の後端部側が水平方向回動自在に枢設してあり、上記 スラスト軸受10に軸設した第二の支承杆8を引き出すことにより搭載溝杆1の 後端部側を壁面から離れる方向に離間移動させ、また押し込むことにより収縮移 動させることができる。
【0014】 このとき上記搭載溝杆1は、被搭載自転車aの前輪bの方が後輪cよりも高レ ベルになるように、第二の支承杆8を地面近く比較的低位置に接地し、第一の支 承杆4をそれよりも高位置に接地して前上がりに傾斜架設してなる。そしてこの 傾斜角度は、搭載した自転車aのハンドルが縦列前側の自転車aと交錯しない高 さが必要である。
【0015】 上記構成になる駐輪装置は、単に搭載溝杆1の後端から自転車aの前輪bを溝 に沿って転動送入し後輪cも転動送入すると同時に前輪ストッパー3を乗り越え て両挟持杆2,2の間に前輪bを挟持起立させることによって収納状態にするこ とができる。
【0016】 この自転車aの入庫または出庫の作業において、後側に縦列する駐輪装置または 駐車装置に搭載した自転車aが邪魔である場合は、第二の支承杆8を引き出すこ とにより搭載溝杆1の後端部側を壁面から離れる方向に離間移動し、該搭載溝杆 1を第一の支承杆4のピボットヒンジ6を介して旋回し、後側の構造物と交錯す ることなく自転車aを出し入れすることが可能となる。
【0017】 尚、上記構成の説明では第一の支承杆4と第二の支承杆8を軸設している支持 部材7を建造物dの壁面を利用して固設するものを示したが、該部の構造は、地 中から立設樹立した支柱を基部支持構造とすることもできる。
【0018】 更に、駐輪スペースが縦列方向に充分にとれる場合、または前後の駐輪装置が 重なる場合でも搭載溝杆1の先端側が前側の駐輪装置に搭載した自転車aの荷台 またはサドルと交錯しない高さまで傾斜支承した構造の場合は、第二の支承杆8 を第一の支承杆4と同様に、その基部を直接固設支持する構造にすることもでき る。
【0019】
【実施例】
図4及び図5は本考案の他の実施例を示すものであり、複数(実施例では2台 )の自転車を停めることができる駐輪装置である。 符号15,15…は等間隔に地中から鉛直樹立させた支柱であり、該各支柱1 5にはそれぞれ支承杆16が揺動ヒンジ17を介して水平方向揺動自在に枢着し た構造になっている。
【0020】 該支承杆16はそれぞれ杆体を曲成して構成したものであり、基端部近くに位 置して高位置ステージ18、先端部に位置して低位置ステージ19が構成され、 高位置ステージ18には摺動ヒンジ20、低位置ステージ19にはピボットヒン ジ21を備えている。
【0021】 前側の支承杆16の高位置ステージ18と後側の支承杆16の低位置ステージ1 9間には、自転車aの前輪bと後輪cを同時に搭載可能になる長量を有する搭載 溝杆1の先端部が摺動ヒンジ20を介して長手方向摺動且つ水平方向回動自在に 、また後端部がピボットヒンジ21を介して水平方向回動自在に枢着して振り出 し式の構造になっており、傾斜した状態に架設されている。
【0022】 該搭載溝杆1は、前後輪b,cのタイヤが嵌入摺動する適宜深さの溝型断面を呈 するアルミニウム型材等を所定の長さに切断した構造になっており、該搭載溝杆 1の先端部側には、その両側に位置して、搭載溝杆1に搭載した自転車aの前輪 bを両側から挟持するように杆体を逆U字状に曲製した一対の挟持杆2,2を立 設固着すると共に、該両挟持杆2,2の間に前輪ストッパー3を架設して前輪b 側が該前輪ストッパー3を乗り越えて搭載溝杆1の溝部を摺動移動するようにな る。
【0023】 上記構成の駐輪装置は、振り出し式に構成された搭載溝杆1を図5に示すよう に、収納位置(矢印A)または使用位置(矢印B)に変位して使用するものであ る。即ち、矢印Bに示す使用位置に搭載溝杆1を振り出すと、自転車aの前輪b の方が後輪cよりも高レベルになるように、搭載溝杆1は後端側が地面近く低位 置にあり、前上がりに傾斜架設される。
【0024】 そこで該搭載溝杆1の後端から自転車aの前輪bを溝に沿って転動送入し後輪 cも転動送入すると同時に前輪ストッパー3を乗り越えて両挟持杆2,2の間に 前輪bを挟持起立させることによって自転車aを収納状態に維持することができ る。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る駐輪装置は、一台または複数台の自転車を前後 輪を転動送入するようにした搭載溝杆を壁面と略平行に架設する構造になってい るため、例えば道路際の建造物壁面に沿って自転車を駐輪する場合、常時縦列駐 輪が維持されるようになり、道路際の自転車を整頓することが可能になる。
【0026】 また本考案によれば、駐輪装置の構造を簡単にすることができ、部品点数を少 なくして経済性にも寄与する等の特徴を有するものであり、本考案実施後の効果 は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る駐輪装置の第一の実施例を示す斜
視図である。
【図2】同駐輪装置の正面図である。
【図3】同駐輪装置の平面図である。
【図4】本考案に係る駐輪装置の他の実施例を示す斜視
図である。
【図5】同駐輪装置の平面図である。
【符号の説明】
1 搭載溝杆 2 挟持杆 3 前輪ストッパー 4 第一の支承杆 6 ピボットヒンジ 7 支持部材 8 第二の支承杆 10 スラスト軸受 11 長孔ヒンジ 15 支柱 16 支承杆 17 揺動ヒンジ 18 高位置ステージ 19 低位置ステージ 20 摺動ヒンジ 21 ピボットヒンジ a 自転車 b 前輪 c 後輪 d 建造物

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の前後輪のタイヤを同時に搭載可
    能になる長量を有する溝形断面の搭載溝杆と、 前記搭載溝杆の一端側に位置して、該搭載溝杆に搭載し
    た自転車の前輪を両側から挟持するように立設した一対
    の挟持杆と、 前記搭載溝杆の同端部側を固設すると共に、比較的高位
    置に基部を固設してなる第一の支承杆と、 前記搭載溝杆の反対側の端部側を固設すると共に、地面
    に近く比較的低位置に基部を固設してなる第二の支承
    杆、とから構成して、前記搭載溝杆を被搭載自転車の前
    輪の方が高レベルになるように傾斜架設した構造にな
    り、自転車を建造物の壁面に沿って駐車可能にしたこと
    を特徴とする駐輪装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の支承杆の基部を地面に近く比
    較的低位置に設置した支持部材に対して、建造物の壁面
    から離接する方向に変位自在になる進退位置変位機構ま
    たは振り出し位置変位機構を介して枢設してなり、 前記搭載溝杆を第一の支承杆との枢設位置をピボット中
    心として揺動可能に架設支承したことを特徴とする請求
    項1記載の駐輪装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2記載の各駐
    車装置を適宜重ねて縦列方向に複数組設置したことを特
    徴とする駐輪装置。
  4. 【請求項4】 第二の支承杆を枢設する支持部材が第一
    の支承杆を兼用する構造になることを特徴とする請求項
    3記載の駐車装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127296A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Toa Seisakusho:Kk 二輪車保管庫

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