JPS5814149Y2 - 自転車収納装置 - Google Patents

自転車収納装置

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Publication number
JPS5814149Y2
JPS5814149Y2 JP4980579U JP4980579U JPS5814149Y2 JP S5814149 Y2 JPS5814149 Y2 JP S5814149Y2 JP 4980579 U JP4980579 U JP 4980579U JP 4980579 U JP4980579 U JP 4980579U JP S5814149 Y2 JPS5814149 Y2 JP S5814149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
base
front wheel
holder
bicycle
Prior art date
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Expired
Application number
JP4980579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55149480U (ja
Inventor
合川映一
松浦正大
Original Assignee
アサヒ産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アサヒ産業株式会社 filed Critical アサヒ産業株式会社
Priority to JP4980579U priority Critical patent/JPS5814149Y2/ja
Publication of JPS55149480U publication Critical patent/JPS55149480U/ja
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Publication of JPS5814149Y2 publication Critical patent/JPS5814149Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自転車置場に設置する自転車収納装置に関
するものである。
近年、自転車の利用が増大し、街や駅前にこの自転車が
雑然と放置されていることにより、都市の美観を損ね、
歩行者や自動車等の通行の妨げとなる自転車公害が多発
しているため、各所で自転車置場を設置して、都市美と
環境整備の改善がなされている。
前記のような自転車置場の設置に釦いて、自転車の前輪
を横に傾動可能となるよう保持し、出し入れ作業が簡単
に行え、スペースの有効利用が計れる自転車収納装置は
、本出願人が実願昭53年172571号等ですでに提
案した。
この考案は、上記のような自転車収納装置に改良を加え
、設置作業の簡略化と組立強度の向上を計り、組立の仕
上りも美しい自転車収納装置を提供することが目的であ
る。
以下、この考案の実施例を添附図面に基づいて説明する
図示のように、ベース1は一本の異形鋼管で形成され、
端部及び途中をベース金具2で支持されて自転車置場の
床面に水平に配置される。
前記ベース1上には、クランプ3と、受座金4ボルト5
とナツト6及びばね7を用い、前輪ホルダー8が一定の
間隔で取付けられる。
上記クランプ3は、第4図及び第6図のように、ベース
1の上面に重ねる上部材9と同じく下面に重ねる下部材
10によって構成されている。
上部材9は一端側の垂下部分に横方向の長孔11が設け
られ、下部材10の一端側に形成した細幅部12がこの
長孔11に嵌合して支持される。
上下の部材9と10の他端側には、ベース1に取付けた
とき上下に対向し、ベース1から外方に突出する水平片
13,14が各々設けられている。
両水平片13.14には、ボルト5の貫通孔15゜16
が同軸芯状に形成され、上部材9の水平片13上には円
板状又は他の形状に形成した受座金4が溶接によって固
定されている。
上記受座金4は、第5図及び第6図のように、中央部に
貫通孔15と連通ずるボルト孔17が設けられ、外周部
にはボルト孔17の軸芯を挾む相反する位置で一組とな
る11S7.置決孔18が複数形成され、ベース1の軸
線から側方へ離れた配置になる。
上記位置決孔18の配置は、ベース1の軸線と直角の方
向に対して、前輪ホルダー8の取付角度が両側に各々二
種類づつ生じるように形成し、前輪ホルダー8の角度を
ベース1の軸線に対して四種類選択できるようになって
いる。
前記前輪ホルダー8は、第1図及び第2図のように、前
後に長い底板19の両側に、先端間に前輪ストッパー2
0を有する側枠21を設けて形成されている。
底板19の先端部には第6図のようにボルト孔22が設
けられ、この先端部下面には、受座金4上に重ねてボル
ト孔17と22を一致させたとき、−組の位置決孔18
へ遊嵌する二本のピン23が突設されている。
このピン23は下端が小径のテーパ状に形成され、前輪
ホルダー8が横方向に傾動するのを許容するようになっ
ている。
前輪ホルダー8は、位置決孔18へのピン23の嵌め込
みを選択することにより、ベース1に対する自転車出し
入れ方向の配置が所定の角度に設定されることになる。
底板19の上面でボルト孔22の前後位置には、第6図
のように前後方向に沿って長い突部24が形成され、ボ
ルト5の頭部が突部24を押え込むことにより、ホルダ
ー8の傾動を容易化している。
上記底板19は、途中に一段低い凹部25が設けられ、
この凹部25に前輪Aが落込むことにより、直径の異な
る前輪でも軸芯を大略定位置に保持することができるよ
うになっている。
底板19はこの凹部25に連なる後部が後端下りの傾斜
面26となり、前輪Aの乗り入れが容易に行えるように
なってトリ、後端部は下方に折曲がって地面に接地して
いる。
上記傾斜面26の先端部分には、ストッパー27が出段
自在に設けられ、凹部25に乗り入れた前輪Aが自然に
転出しないようになっている。
このストッパー27は第1図及び第2図のように、傾斜
面26に設けた角孔28に裏面側から挿入して突出させ
、板ばね29で常時突出する弾性を附与すようにしたも
のであり、ストッパー27の後部下端に角孔28の後縁
へ掛合する屈曲段部を設け、前軸Aによる凹部25への
進入方向の抑圧では没入し、転出方向への抑圧では没入
しないようになっている。
前記ボルト5は第4図のように、底板19と受座金4の
ボルト孔22,17、クランプ3に釦ける」二下部材9
,10の貫通孔15,16を上部から下部へ貫通し、水
平片14から突出する下端にナツト6がねじ込1れると
共に、水平片14とナツト6の間には比較的強力なばね
7が縮設される。
上記ばね7の弾性により、クランプ3の上下部材9と1
0はベース1を挾持すると共に、底板19を受座金4に
重ね合わせている。
従って前輪ホルダー8ばばね7によって直立状態に保持
され、ばね7に抗してホルダー8を傾動させた後に開放
すると、自動的に直立状態に復帰するようになっている
前記したベース金具2ば、例えば地面が平坦面でない場
合に用いるものであり、第7図のように、両側の立上り
部分を互に内向きに傾斜させた受台31でベース1の下
部両側を支持し、ベース1の上面に重ねる土壁320両
側に垂下壁33を設け、この垂下壁33の下端に外方へ
折曲がる固定壁34を連成した押え部材35をベース1
にかぶせ、固定壁34をアンカーボルトで地面に固定化
するようにしたものである。
また、地面が平坦である場合、ベース金具とクランプを
一体化するようにしてもよい。
ベース金具と一体化したクランプの構造は第8図に示す
ように、上部材9の垂下端部に固定壁36を設け、下部
材10には、水平片14に垂下壁37と、垂下壁37の
下端に固定壁38を連或し、両固定壁37.38をアン
カーボルトで固定するものである。
この考案は上記のような構造であり、次に自転車置場へ
の設置と使用方法を説明する。
ベース金具2を用いて地面上にベース1を配置した後、
このベース1にクランプ3を一定の間隔で配置する。
各クランプ3の部分に前輪ホルダー8を位置させ、底板
19の先端を受座金4に重ねてピン23を所定の位置決
孔18に嵌め合せ、底板19、受座金4、上下部材13
,14の重なり部分にボルト5を挿通した後、ばね7の
組込みとナツト6の取付けを行い、クランプ3をベース
1に固定して前輪ホルダー8のベース1への取付けを行
う。
ベース1に対する前輪ホルダー8の配置は、ピン23を
嵌める位置決孔18を選ぶことによって方向と角度が変
化する。
即ち第3図のように、同図実線と一点鎖線のような傾斜
を両側で選べ、更に同図二点鎖線のように、ベース1に
対して受座金4と反対の側から、前輪ホルダー8を受座
金4に重ねて取付けるようにしてもよく、この場合ホル
ダー8はベース1上への重なり量が多くなり、前後スペ
ースを有効に使用できる。
次に自転車の出し入れについて説明する。
前輪ホルダー8は第3図に実線で示すように、ばね7の
弾性で直立状態に保たれている。
隣接するホルダーに自転車がないと支障になるものがな
いので、目的のホルダー8に前輪Aを押上げ、第1図の
ように前輪Aを凹部25に落し込めば、前輪Aは両側の
側枠21で保持され自転車は起立する。
隣接するホルダーに予め自転車が収納されている状態で
、目的のホルダー8に自転車を収納するには、隣接位置
の自転車を外方に押す。
押された自転車とこれを保持する前輪ホルダーは、第3
図に一点鎖線及び二点鎖線の如く傾斜する。
これにより目的とする前輪ホルダーの上部空間が拡開し
、ハンドルや篭を逃がすことができ、この状態で前輪を
ホルダーに押上げて自転車を起立させる。
この後隣接する自転車の抑圧を開放すると、傾斜してい
た自転車とホルダーは、ばね7の弾性で直立に戻り、各
自転車が並列する状態で収納される。
また、収納した自転車の取出しを行う場合も、隣接する
自転車を外方に押圧して収納と同様の操作で行うもので
ある。
以上のように、この考案によると、異形断面のベースに
取付けるクランプの上部材上に受座金を、ベースの軸線
から離れた配置となるよう取付け、受座金に前輪ホルダ
ーを取付けるボルトの下部にばねを縮設し、クランプを
ベースに固定するようにしたので、ベースに対する前輪
ホルダーの横方向への傾動自在の取付けが、ベースの側
方で行えるようになり、取付は作業が容易に行え、ベー
スに対する回り止構造も簡単になり、しかも傾動と直立
の復帰弾性を与えるばねが見えなくなり、体裁が良好と
なる。
また、前輪ホルダーを取付ける受座金がベースの一側に
位置しているので、ホルダーの取付けがベースの両側例
れからも行え、しかも位置決孔とピンの嵌め込み位置に
よって、前輪ホルダーの角度が選べるので、設置スペー
スに適した配置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自転車収納装置の縦断正面図、
第2図は同平面図、第3図は同じく側面図、第4図は同
上要部の拡縦断面図、第5図は同平面図、第6図は同分
解斜視図、第7図は同上に使用するベース金具の正面図
、第8図は同じくクランプの他の例を示す縦断面図であ
る。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・ベース金具、3
・・・・・・クランプ、4・・・・・・受座金、5・・
・・・・ボルト、6・・・・・・ナツト、7・・・・・
・ばね、8・・・・・・前輪ホルダー 9・・・・・・
上部材、10・・・・・・下部材、13,14・・・・
・・水平片、18・・・・・・位置決孔、19・・・・
・・底板、23・・・・・・ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形以外の異形断面形状を有するベースと、端を互に連
    結する上部材と下部材からなりベースに上下から挾み込
    んで回り止状に取付けるクランプと、前記クランプにお
    ける上部材の他端側でベース杆の軸線から離れた位置に
    固定され、周囲に固定中心を挾む相反する位置でゴ組と
    なる複数組の位置決孔を設けた受座金と、前記受座金玉
    に側方への傾動が可能となるよう先端下面を重ねて配置
    されこの先端下面に一組の位置決孔へ遊嵌するピンを突
    設した前輪ホルダーと、前記ホルダーと受座金及びクラ
    ンプの上下部材を、前輪ホルダーの傾動を許容するよう
    に貫通する取付ボルトと、前記取付ボルトのクランプ下
    部材から突出する部分に縮設され、クランプがベースを
    挾持し前輪ホルダーが受座金に圧接する弾性を付与する
    ばねとで構成したことを特徴とする自転車収納装置。
JP4980579U 1979-04-13 1979-04-13 自転車収納装置 Expired JPS5814149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4980579U JPS5814149Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 自転車収納装置

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JP4980579U JPS5814149Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 自転車収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS55149480U JPS55149480U (ja) 1980-10-28
JPS5814149Y2 true JPS5814149Y2 (ja) 1983-03-19

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ID=28936080

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4980579U Expired JPS5814149Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 自転車収納装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100891203B1 (ko) 2008-12-23 2009-04-02 (주)아루미존 자전거 보관 휀스
KR200450006Y1 (ko) 2010-05-25 2010-08-30 브라이언 제이 박 자전거 거치대를 가진 벤치
KR101229251B1 (ko) * 2011-03-24 2013-02-04 김원일 자전거 거치대
JP7421813B2 (ja) * 2021-12-14 2024-01-25 株式会社リード 自転車用ラック

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JPS55149480U (ja) 1980-10-28

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