JPS6242863Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6242863Y2
JPS6242863Y2 JP14129082U JP14129082U JPS6242863Y2 JP S6242863 Y2 JPS6242863 Y2 JP S6242863Y2 JP 14129082 U JP14129082 U JP 14129082U JP 14129082 U JP14129082 U JP 14129082U JP S6242863 Y2 JPS6242863 Y2 JP S6242863Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
spare tire
support bracket
vehicle body
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14129082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5945156U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14129082U priority Critical patent/JPS5945156U/ja
Publication of JPS5945156U publication Critical patent/JPS5945156U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6242863Y2 publication Critical patent/JPS6242863Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスペアタイヤの保持構造に関する。
通常自動車のスペアタイヤはトランクルームに
収納するか或いは自動車の床下にキヤリアを介し
て保持すべくしている。
自動車の床下にキヤリアを介してスペアタイヤ
を保持するものとしては、例えば実開昭54−
28847号に見られるように、スペアタイヤを保持
する保持杆の一端を車体の床下へ上下に揺動自在
に枢着すると共に、他端を床下に螺子棒を介して
垂設された係止杆に係止することにより、スペア
タイヤを自動車の床下に保持すべくしている。
しかしながら前記したようなスペアタイヤの保
持装置において、前記スペアタイヤの保持を確実
に行なうためには、線材を折曲げてなる保持杆
に、複数個のストツパー体を形成する必要があ
り、従つて前記ストツパー体を形成するための線
材の折曲げ加工に手間を要すばかりか、材料も多
く必要となつて全体としてコスト高になる等の問
題が生じたのである。
本考案はこのような問題に鑑みて考案したもの
で、目的とするところは極めて簡単な構造で、ス
ペアタイヤを確実に保持することができ、かつ安
価に製造することのできるスペアタイヤの保持構
造を提供するにある。
即ち本考案は、燃料タンクを支持ブラケツトを
介して装着する本体に、キヤリアの一端を上下揺
動自由に枢着し、他端を係止機構で前記本体に係
止するごとくしたスペアタイヤの保持構造であつ
て、前記キヤリアの前記本体への枢着位置を、前
記支持ブラケツトに対し前記本体の幅方向に変位
させ、前記支持ブラケツトを、前記キヤリアに装
設するスペアタイヤのストツパーとしたことを特
徴とするものである。
以下本考案にかかるスペアタイヤの保持構造を
図面に示す実施例に基づいて説明する。
図において、1は車体を構成するリアサイドフ
レーム、2はクロスメンバーで、該クロスメンバ
ー2には溶接により支持ブラケツト3が固定され
ており、さらにこの支持ブラケツト3を介して燃
料タンク4を車体下部に装着している。
10はスペアタイヤ5を保持するためのキヤリ
アで、該キヤリア10は1本の線材を折曲げてな
るキヤリア本体11と、同じく1本の線材を折曲
げ且つ前記キヤリア本体11のほぼ中央部に固設
する保持杆20とから構成するのである。
前記キヤリア本体11は、その中央部に所定長
さを有した直線部12a,12bを設ける一方、
前記直線部12a,12bの一端に、その先端が
一体となるように斜め上方に折曲げてなる傾斜部
13a,13bと、これら傾斜部13a,13b
の先端部分を更に下方に折曲げてなる引掛部14
とを形成し、さらに前記直線部12a,12bの
他端には、やや内向きに折曲げてなる軸部15
と、該軸部15から所定寸法をおいて上方へ折曲
げてなるストツパー16とをそれぞれ形成するの
である。
又、前記保持杆20は、その中央部に前記スペ
アタイヤ5のホイル穴に嵌合する状の突起21
を設けると共に、該保持杆20の左右両端部には
立上り部22a,22bをそれぞれ設けるのであ
る。
30は、前記キヤリア10をクロスメンバー2
に支持するための板材からなる支持部材で、該支
持部材30の上部にはボルト挿通孔31a,31
bを形成し、さらにその下端部には前記軸部15
を挿通させ、且つ前記キヤリア10を揺動自由に
支持するための軸受部32を形成するのである。
又、前記支持部材30は、前記燃料タンク5を装
着した支持ブラケツト3に対し車体の幅方向に変
位した位置でボルト23,23を介して前記クロ
スメンバー2に固定するのであつて、斯くするこ
とにより、前記キヤリヤ10に載置したスペアタ
イヤ5の外周面を前記支持ブラケツト3に当接さ
せて、前記支持ブラケツト3を前記スペアタイヤ
5のストツパーとして使用すべく成すのである。
40は、第2図に示した如く車体後部でかつリ
アサイドフレーム1に近接した位置に装着される
係止機構で、該係止機構40は、前記キヤリア1
0の引掛部13と係合する係合部41と、この係
合部41に固定された螺子筒42と、この螺子筒
42に螺合して前記引掛部14及び係合部41を
車体床下に垂設する螺子棒43とから構成され、
更に前記螺子棒43の回動により、前記係合部4
1を上下方向に移動可能と成すのである。
而して本考案は以上のような構成からなり、次
にスペアタイヤ5の保持の仕方について説明す
る。
まず前記係止機構40の係合部41からキヤリ
ア10の引掛部14を取外し、さらに前記キヤリ
ア10を下方に向つて揺動させるのである。しか
る後前記キヤリア10の中央部で且つそのホイー
ル穴を前記突起21に嵌合させてスペアタイヤ5
を載置するのであり、この時、前記スペアタイヤ
5の外周面は、前記キヤリア10に形成したスト
ツパー16及び傾斜部13a,13bにそれぞれ
当接するのである。次に、キヤリア10に形成し
た引掛部14を持上げて、該引掛部14を車体後
部に装着した係止機構40の係合部41に引掛け
ると共に、前記螺子棒43を螺締することによ
り、前記スペアタイヤ5を載置した前記キヤリア
10を上方に向つて揺動させれば、前記キヤリア
10の車体への枢着位置が燃料タンク4を装着し
た前記支持ブラケツト3に対し車体の幅方向に変
位した位置に取付けてあるために、前記した如く
前記キヤリア10を上方に向つて揺動させること
によつて、前記キヤリア10に載置したスペアタ
イヤ5の外周面は前記支持ブラケツト3と当接す
るのであり、換言すれば、前記支持ブラケツト3
をスペアタイヤ5のストツパーとして使用するこ
とができるのである。
従つて、前記キヤリア10に載置したスペアタ
イヤ5は、前記キヤリア10に形成したストツパ
ー16及び傾斜部13a,13bと、燃料タンク
4を車体に装着する支持ブラケツト3とにより、
確実に保持することができるのである。
尚、前記キヤリア10を構成する保持杆20の
左右両側部には立上り部22a,22bを設けて
いるために、該立上り部22a,22bによつて
前記スペアタイヤ5の車体幅方向へのずれは防止
される。
以上説明した如く本考案はキヤリアの車体への
枢着位置を、前記支持ブラケツトに対し前記車体
の幅方向に変位させ、前記支持ブラケツトを、前
記キヤリアに装設するスペアタイヤのストツパー
としたものであるから、車体に取付けられた燃料
タンクの支持ブラケツトをスペアタイヤのストツ
パーとして使用することにより、前記スペアタイ
ヤの保持が極めて確実に行なえるばかりか、前記
キヤリアに形成するストツパーの数を減少させる
ことができるため、前記キヤリアを構成する線材
の曲げ加工個所及び使用材料を少なくすることが
でき、全体として著しい製造コストの低減がはか
れるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はスペ
アタイヤの保持構造を示す側面図、第2図は同じ
くスペアタイヤの保持構造を示す一部省略した平
面図、第3図はキヤリアを示す斜視図である。 3……支持ブラケツト、5……燃料タンク、6
……スペアタイヤ、10……キヤリア、40……
係止機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクを、支持ブラケツトを介して装着す
    る車体に、キヤリアの一端を上下揺動自由に枢着
    し、他端を係止機構で、前記車体に係止するごと
    くしたスペアタイヤの保持構造であつて、前記キ
    ヤリアの前記車体への枢着位置を、前記支持ブラ
    ケツトに対し前記車体の幅方向変位させ、前記支
    持ブラケツトを、前記キヤリアに装設するスペア
    タイヤのストツパとしたことを特徴とするスペア
    タイヤの保持構造。
JP14129082U 1982-09-17 1982-09-17 スペアタイヤの保持構造 Granted JPS5945156U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14129082U JPS5945156U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 スペアタイヤの保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14129082U JPS5945156U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 スペアタイヤの保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945156U JPS5945156U (ja) 1984-03-26
JPS6242863Y2 true JPS6242863Y2 (ja) 1987-11-04

Family

ID=30316050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14129082U Granted JPS5945156U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 スペアタイヤの保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5945156U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3100524B1 (fr) * 2019-09-11 2021-08-13 Renault Sas Deflecteur pour vehicule automobile et vehicule dote d’un tel deflecteur

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5945156U (ja) 1984-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1221678A (en) Vehicle lifting device
JPS6242863Y2 (ja)
JPH0413268Y2 (ja)
JPS6240861Y2 (ja)
JPH0122790Y2 (ja)
US4628723A (en) Clamp support
JPS6239955Y2 (ja)
JPH0113018Y2 (ja)
JPS6120626Y2 (ja)
CN220180961U (zh) 一种短后悬轻卡的备胎安装结构
JPH0133406Y2 (ja)
JP3053867U (ja) 連結具
JPS6012781Y2 (ja) スペヤタイヤのキヤリア
JPS6227474Y2 (ja)
JPS5819096Y2 (ja) 鉄道車両用台車の片板ばね式軸箱支持装置
JP3191145B2 (ja) 軽トラック用荷受装置
JPH033103Y2 (ja)
JPS5925723Y2 (ja) スペアタイヤ収納装置
CN205440195U (zh) 距离调节器
JPS6321483Y2 (ja)
JPH0674588U (ja) スペアタイヤ固定装置
JPS5854508Y2 (ja) 雨樋保持具
JPH0644763Y2 (ja) 車載ジャッキ格納構造
JPS6132863Y2 (ja)
JPS6061979U (ja) 車両ジヤツキとスペアタイヤの一体取付け装置