JP3053867U - 連結具 - Google Patents

連結具

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JP3053867U JP1998003097U JP309798U JP3053867U JP 3053867 U JP3053867 U JP 3053867U JP 1998003097 U JP1998003097 U JP 1998003097U JP 309798 U JP309798 U JP 309798U JP 3053867 U JP3053867 U JP 3053867U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、非常に実用性に秀れ画期的な連結
具を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 車両1とこの車両1の底部を持ち上げた
状態で支承し得る支承体2とを連結するための連結具で
あって、前記支承体2の上部に設けた固定部3に固定さ
れる基体4を設け、この基体4に車両1のボディ5から
下方に突出する突出部6に止着し得る止着部7を設ける
とともに、前記ボディ5の底面に設けた嵌入孔5aに嵌
入支持せしめる棒状支持体8を前記基体4に突設したも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から、衝突事故などを起こして凹んだ(変形した)車両のボディ(フレー ム部分)を引き伸ばして修正する所謂縦引き修理或いは横引き修理を行うに際し 、ボディの底部の前後左右4カ所を持ち上げた状態で支承するための支承具が提 案されている。この支承具の上部には、ボディの底部にして左右側端部から垂下 突出する突出部(ロッカパネル)を挟持した状態で固定するためのクランプ部が 設けられている。尚、ロッカパネルとは、車両のボディを構成するサイドボディ の下端部とアンダーボディの左右端部とを重合状態で溶接して連設した部位であ る。 ところで、この従来から提案される支承具は、前述のように車両のボディ の左右側端部に垂下突出するロッカパネルをクランプして固定するものであるが 、縦引き修理或いは横引き修理を行う場合、単にロッカパネルをクランプして固 定する構造である為、強い力であらゆる方向に引っ張る作業には車両の固定が不 十分であるのは否めず、しかも、車種によってはロッカパネルを内側に傾斜状態 で突出させたタイプの車両(例えば鈴木自動車工業(株)製のワゴンR,セルボ ,アルトなど・・・。)もあるが、前記支承具のクランプ部では、垂直方向に突 出するロッカパネルのみを挟持し得る構造である故にこのボディの左右側端部に 傾斜突出したロッカパネルをクランプすることができず、よって、従来において 修理を行おうとする車両によっては縦引き修理或いは横引き修理が行えない場合 があった。
【0003】 本考案は、上述の問題点を解決する連結具に関するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0005】 車両1とこの車両1の底部を持ち上げた状態で支承し得る支承体2とを連結す るための連結具であって、前記支承体2の上部に設けた固定部3に固定される基 体4を設け、この基体4に車両1のボディ5から下方に突出する突出部6に止着 し得る止着部7を設けるとともに、前記ボディ5の底面に設けた嵌入孔5aに嵌 入支持せしめる棒状支持体8を前記基体4に突設したことを特徴とする連結具に 係るものである。
【0006】 また、前記止着部7を前記基体4に着脱自在に付設されるように構成すること で車両1のボディ5の形状、サイズに合わせた止着部7を取り替え自在に構成し たことを特徴とする請求項1記載の連結具に係るものである。
【0007】 また、前記止着部7として、前記ボディ5の底部にして左右側端部から下方に 突出するフロントピラー6を挟持して止着し得る止着部7を採用したことを特徴 とする請求項1,2いずれか1項に記載の連結具に係るものである。
【0008】 また、車両1とこの車両1の底部を持ち上げた状態で支承し得る支承体2とを 連結するための連結具であって、前記支承体2の上部に設けた固定部3に固定さ れる基体24を設け、この基体24に車両1のボディ5から下方内側に傾斜突出する 突出部26に止着し得る止着部27を設けるとともに、前記ボディ5の底面に嵌入支 持せしめる棒状支持体28を前記基体24に突設したことを特徴とする連結具に係る ものである。
【0009】 また、前記止着部27として、前記ボディ5の底部にして左右側端部から下方内 側に傾斜突出するロッカパネル26を挟持して止着し得る止着部27を採用したこと を特徴とする請求項4記載の連結具に係るものである。
【0010】 また、前記基体24にリアサスペンションに係るリアトレーリングアームをボデ ィ5に止着するための止着部材29の突起部29aに引っ掛け係止し得る係止体30を 設けたことを特徴とする請求項4,5いずれか1項に記載の連結具に係るもので ある。
【0011】
【考案の実施の形態】
好適と考える本考案の実施の形態(考案をどのように実施するか)を、図面に 基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0012】 本考案は、例えば車両1のボディ5から下方に突出する突出部6に基体4の止 着部7を止着するとともに、ボディ5の底面に棒状支持体8を嵌入せしめて支持 し、この状態でボディ5をジャッキなどで持ち上げて支承体2をボディ5の下方 に配するとともに、支承体2の上部に設けた固定部3で基体4を固定すると、車 両1は支承体2により持ち上げられた状態で確固に固定されることとなる。
【0013】 従って、支承体2に固定された基体4の止着部7でボディ5を止着することが でき、且つ、更に基体4に設けた棒状支持体8をボディ5の底面に設けた嵌入孔 に嵌入支持せしめることでボディ5を確実に支持して確固に固定することができ るから、例えば従来から提案される支承具であった場合には、縦引き修理或いは 横引き修理を行おうとすると、クランプ部で挟持するだけで固定する構造である 故に強い力であらゆる方向に引っ張る作業には車両1の固定が不十分となってし まうなどの問題点があったが、本考案によればその問題点は確実に解消されるこ ととなる。
【0014】 また、請求項2記載の考案のように構成した場合には、ボディ5に止着する止 着部7を基体4に着脱自在に付設し得るように構成することで、例えばボディ5 の形状、サイズに合わせた止着部7、具体的には軽自動車用であったり普通自動 車用としての止着部7を設けるだけであらゆる車両1の縦引き修理或いは横引き 修理が行えることとなる。
【0015】 また、請求項3記載の考案のように構成した場合には、ボディ5への止着部7 の止着が単にボディ5の底部にして左右側端部から下方に突出するフロントピラ ー6を挟持して止着する構造のものであるから、ボディ5への基体4の固定が簡 易に行えるのは勿論、この基体4に設けた止着部7が車両1のボディ5に設けら れた既存のフロントピラー6に挟持して止着し得るものである故に何ら特別な構 造のものを採用する必要はなく簡易構造でありながら車両1を確実に支持して確 固に固定することができることとなる。
【0016】 また、請求項4記載の考案のように構成した場合には、車両1を持ち上げた状 態で確固に固定することができるのは勿論、仮に止着部27を止着するための突出 部26が垂直方向に突出するものではなくボディ5から下方内側に傾斜突出してい た場合であってもこの突出部26の傾斜に合わせて傾斜させて設けた止着部27によ り迅速且つ堅固に止着することができることとなる。
【0017】 また、請求項5記載の考案のように構成した場合には、ボディ5への基体24の 固定が簡易に行えるのは勿論、仮に止着部27を止着するためのロッカパネル26が ボディ5から下方内側に傾斜突出していた場合であっても確実に止着部27で挟持 して車両1を迅速且つ堅固に固定することができることとなる。
【0018】 また、請求項6記載の考案のように構成した場合には、基体24にリアサスペン ションに係るリアトレーリングアームをボディ5に止着するための既存の止着部 材29の突起部29aに引っ掛け係止し得る係止体30を設けることで、より一層ボデ ィ5への基体24の固定が確固となるのは勿論、何ら特別な構造のもので構成した り、或いは、車両1をバラして取り付けたりするものではないなど簡易構造であ りながら車両1を確実に支持して確固に固定することができることとなる。
【0019】
【実施例】
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0020】 符号2は従来から提案される車両1を持ち上げた状態で支承し得る支承体、9 は支承具2を固定するための固定装置である。
【0021】 本実施例は、縦引き修理或いは横引き修理を必要とする車両1とこの車両1の 底部を持ち上げた状態で支承し得る支承体2とを連結するためのもので、図2, 4は車両1と該車両1のボディ5の底部にして前側左右側端部に配される支承体 2とを連結するための第一連結具Aを図示したものであり、図5は車両1と該車 両1のボディ5の底部にして後側左右側端部に配される支承体2とを連結するた めの第二連結具Bを図示したものである。
【0022】 本実施例に係る第一連結具Aについて説明する。
【0023】 第一連結具Aは、支承体2の上部に設けた固定部3に挟持固定される基体4を 設け、この基体4に車両1のボディ5の底部にして左右側端部から下方に垂下突 出するフロントピラー6に止着し得る止着部7を設けるとともに、前記ボディ5 の底面に設けた嵌入孔5aに嵌入支持せしめる棒状支持体8を前記基体4に設け たものである。
【0024】 また、第一連結具Aは、止着部7を基体4に着脱自在に付設されるように構成 している。
【0025】 以下、第一連結具Aを構成する各構成部分の詳細な説明をする。
【0026】 基体4は、図2に図示したように適宜な金属製部材を板状に形成して成るもの であり、この基体4の一端部には後述する止着部7を止着ボルト10を介して着脱 自在に付設するための雌ネジ孔4aを2カ所穿設するとともに、基体4の中央部 にはボディ5の底面に設けた嵌入孔5aに嵌入せしめる棒状支持体8を螺着せし める雌ネジ孔4bを穿設している。
【0027】 また、基体4は、図2に図示したように裏面に突板部4cを設けており、この 突板部4cは前記支承体2の固定部3で挟持状態で固定する部位である。
【0028】 止着部7は、図2に図示したように金属製の一対のクランプ7a,7b同志を 備えたものであり、この止着部7は止着ボルト10を介して基体4に着脱自在に付 設し得るように構成することで車両1の形状、サイズなどに合わせた止着部7を 取り替え自在に構成している。即ち、図2に図示した止着部7は普通自動車(例 えば鈴木自動車工業(株)製のワゴンRワイドなど)に止着し得るタイプのもの であり、図4に図示した止着部7は軽自動車(例えば鈴木自動車工業(株)製の ワゴンR、セルボ、アルト、アルトワークスなど)に止着し得るタイプのもので ある。
【0029】 棒状支持体8は、図2,3に図示したように適宜な金属製部材を棒状に形成し たものであり、基体4に設けた雌ネジ孔4bに螺着する螺着部8aと車両1のボ ディ5の底面に設ける嵌入孔5aに嵌入せしめる嵌入部8bとで構成している。
【0030】 図4中の符号8は、軽自動車のボディ5の底面に設ける嵌入孔5aに嵌入せし める小型タイプの棒状支持体である。
【0031】 尚、ボディ5の底面の嵌入孔5aは既存のものがあればそのまま使用すれば良 いし、無ければ適宜設けるものである。
【0032】 前記した第一連結具Aの使用方法を説明する。
【0033】 先ず、車両1のボディ5の底部にして左右側端部から下方に垂下突出するフロ ントピラー6(フロントフェンダー11を取り外した状態)に基体4の止着部7 (クランプ7a,7b)を挟持させて止着するとともに、ボディ5の底面に設け た嵌入孔5aに棒状支持体8の嵌入部8bを高さ調整して嵌入支持せしめ、続い て、この状態でボディ5をジャッキなどで持ち上げて支承体2をボディ5の下方 に配するとともに、支承体2の上部に設けた固定部3で基体4を突板部4cを挟 持して固定することとなる。
【0034】 従って、支承体2に固定される基体4の止着部7でボディ5を止着することが でき、且つ、更に棒状支持体8をボディ5の底面に嵌入支持してボディ5を確固 に固定することができるから、例えば従来から提案される支承具であった場合に は、縦引き修理或いは横引き修理を行おうとすると、クランプ部でクランプして 固定するだけの構造故に強い力であらゆる方向に引っ張る作業には車両1の固定 が不十分であるなどの問題点があったが、本実施例によればその問題点は確実に 解消されることとなる。
【0035】 次に、本実施例に係る第二連結具Bについて説明する。
【0036】 第二連結具Bは、支承体2の上部に設けた固定部3に挟持固定される基体24を 設け、この基体24に車両1のボディ5の底部にして左右側端部から下方内側に傾 斜突出するロッカパネル26(クォーターパネル)に止着し得る止着部27を設ける とともに、前記ボディ5の底面に嵌入支持せしめる棒状支持体28を前記基体24に 設けたものである。
【0037】 また、第二連結具Bは、基体24にリアサスペンションに係るリアトレーリング アーム31をボディ5に止着するための止着部材29の突起部29aに引っ掛け係止し 得る係止体30を設けている。
【0038】 以下、第二連結具Bを構成する各構成部分の詳細な説明をする。
【0039】 基体24は、図5に図示したように適宜な金属製部材を板状に形成して成るもの であり、この基体24の一端部には、一対のクランプ27a,27bを備えた止着部27 を所定の角度を介して傾斜状態で連設している。この止着部27の傾斜(角度)R 1は、車両1のボディ5の底部にして左右側端部から下方内側に傾斜突出するロ ッカパネル26(クォーターパネル)の傾斜R2に合わせて設定するものである。
【0040】 また、基体24には、図5に図示したように雌ネジ部24aを設けている。この
雌 ネジ部24aは、ボディ5の底面に設ける嵌入孔5aに嵌入し得る棒状支持体28を 螺着し得るものである。尚、ボディ5の底面の嵌入孔5aは既存のものがあれば そのまま使用すれば良いし、無ければ適宜設けるものである。
【0041】 また、基体24は、図5に図示したように裏面に突板部24bを設けており、この 突板部24bは前記支承体2の固定部3で挟持状態で固定する部位である。
【0042】 係止体30は、図5に図示したように適宜な金属製部材により形成して成るもの で、クチバシ形状の係止部30aと基部30bとで構成している。この係止体30は、 基体24に基部30bをボルトを介して螺着せしめることで係止部30aが基体24の表 面から突設状態となるように設けている。
【0043】 この係止体30は、図6,7に図示したようにリアサスペンションに係るリアト レーリングアーム31をボディ5に止着するための止着部材29としてのボルトを緩 め、このボルトの螺杆部に係止部30aを引っ掛け係止するものである。この止着 部材29としてのボルトを緩めた際に露出する螺杆部が、請求項でいう突起部29a である。
【0044】 前記した第二連結具Bの使用方法を説明する。
【0045】 先ず、車両1のボディ5の底部にして左右側端部から下方内側に傾斜突出する ロッカパネル26に基体24の止着部27(クランプ27a,27b)を挟持して止着する とともに、ボディ5の底面に棒状支持体28を高さ調整して嵌入支持せしめ且つリ アサスペンションに係るリアトレーリングアーム31をボディ5に止着するための ボルトの突起部29a(螺杆部)に係止体30の係止部30aを引っ掛け係止し、この 状態でボディ5をジャッキなどで持ち上げて支承体2をボディ5の後側左右部の 下方に配するとともに、支承体2の上部に設けた固定部3で基体24を固定するこ ととなる。
【0046】 従って、車両1を持ち上げた状態で確固に固定することができるのは勿論、仮 に止着部27を止着するためのロッカパネル26が垂直方向に突出するものではなく ボディ5の下方内側に傾斜突出していた場合であっても止着部27により迅速且つ 堅固に止着することができることとなる。
【0047】 また、ボディ5への基体24の固定が簡易に行えるのは勿論、仮に止着部27を止 着するためのロッカパネル26がボディ5の下方内側に傾斜突出していた場合であ っても止着部27により迅速且つ堅固に止着することができることとなる。
【0048】 また、基体24にリアサスペンションに係るリアトレーリングアーム31をボディ 5に止着するための既存の止着部材29に引っ掛け係止し得る係止体30を設けるこ とで、より一層ボディ5への基体24の固定が確固となるのは勿論、何ら特別な構 造のもので構成したり、或いは、車両1をバラして取り付けたりするものではな いなど簡易構造でありながら車両1を確実に支持して確固に固定することができ ることとなる。
【0049】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したから、支承体に固定された基体の止着部でボデ ィを止着することができ、且つ、更に基体に設けた棒状支持体をボディの底面に 設けた嵌入孔に嵌入支持せしめることでボディを確実に支持して確固に固定する ことができるから、例えば従来から提案される支承具であった場合には、縦引き 修理或いは横引き修理を行おうとすると、クランプ部で挟持するだけで固定する 構造である故に強い力であらゆる方向に引っ張る作業には車両の固定が不十分と なってしまうなどの問題点があったが、それらの問題点は確実に解消されること となるなど非常に実用性に秀れた画期的な連結具となる。
【0050】 また、請求項2記載の考案においては、前記請求項1記載の考案の作用効果に 加え、ボディに止着する止着部を基体に着脱自在に付設し得るように構成するこ とで、例えばボディの形状、サイズに合わせた止着部、具体的には軽自動車用で あったり普通自動車用としての止着部を設けるだけであらゆる車両の縦引き修理 或いは横引き修理が行えることとなるなど非常に実用性に秀れた画期的な連結具 となる。
【0051】 また、請求項3記載の考案においては、前記請求項1,2記載の考案の作用効 果に加え、ボディへの止着部の止着が単にボディの底部にして左右側端部から下 方に突出するフロントピラーを挟持して止着する構造のものであるから、ボディ への基体の固定が簡易に行えるのは勿論、この基体に設けた止着部が車両のボデ ィに設けられた既存のフロントピラーに挟持して止着し得るものである故に何ら 特別な構造のものを採用する必要はなく簡易構造でありながら車両を確実に支持 して確固に固定することができることとなるなど非常に実用性に秀れた画期的な 連結具となる。
【0052】 また、請求項4記載の考案においては、車両を持ち上げた状態で確固に固定す ることができるのは勿論、仮に止着部を止着するための突出部が垂直方向に突出 するものではなくボディから下方内側に傾斜突出していた場合であってもこの突 出部の傾斜に合わせて傾斜させて設けた止着部により迅速且つ堅固に止着するこ とができることとなるなど非常に実用性に秀れた画期的な連結具となる。
【0053】 また、請求項5記載の考案においては、前記請求項4記載の考案の作用効果に 加え、ボディへの基体の固定が簡易に行えるのは勿論、仮に止着部を止着するた めのロッカパネルがボディから下方内側に傾斜突出していた場合であっても確実 に止着部で挟持して車両を迅速且つ堅固に固定することができることとなるなど 非常に実用性に秀れた画期的な連結具となる。
【0054】 また、請求項6記載の考案においては、前記請求項4,5記載の考案の作用効 果に加え、基体にリアサスペンションに係るリアトレーリングアームをボディに 止着するための既存の止着部材の突起部に引っ掛け係止し得る係止体を設けるこ とで、より一層ボディへの基体の固定が確固となるのは勿論、何ら特別な構造の もので構成したり、或いは、車両をバラして取り付けたりするものではないなど 簡易構造でありながら車両を確実に支持して確固に固定することができることと なるなど非常に実用性に秀れ画期的な連結具となる。 (注)考案の詳細な説明中鈴木自動車工業、ワゴンRワイド、ワゴンR、セル
ボ、アルト、アルトワークスは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る使用状態説明図である。
【図2】本実施例に係る第一連結具Aの斜視図である。
【図3】本実施例に係る第一連結具Aの使用状態説明図
である。
【図4】本実施例に係る第一連結具Aの別実施例の斜視
図である。
【図5】本実施例に係る第二連結具Bの斜視図である。
【図6】本実施例に係る第二連結具Bの使用状態説明図
である。
【図7】本実施例に係る第二連結具Bの使用状態説明図
である。
【符号の説明】
1 車両 2 支承体 3 固定部 4 基体 5 ボディ 5a 嵌入孔 6 突出部・フロントピラー 7 止着部 8 棒状支持体 24 基体 26 突出部 27 止着部 28 棒状支持体 29 止着部材 29a 突起部 30 係止体

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両とこの車両の底部を持ち上げた状態
    で支承し得る支承体とを連結するための連結具であっ
    て、前記支承体の上部に設けた固定部に固定される基体
    を設け、この基体に車両のボディから下方に突出する突
    出部に止着し得る止着部を設けるとともに、前記ボディ
    の底面に設けた嵌入孔に嵌入支持せしめる棒状支持体を
    前記基体に突設したことを特徴とする連結具。
  2. 【請求項2】 前記止着部を前記基体に着脱自在に付設
    されるように構成することで車両のボディの形状、サイ
    ズに合わせた止着部を取り替え自在に構成したことを特
    徴とする請求項1記載の連結具。
  3. 【請求項3】 前記止着部として、前記ボディの底部に
    して左右側端部から下方に突出するフロントピラーを挟
    持して止着し得る止着部を採用したことを特徴とする請
    求項1,2いずれか1項に記載の連結具。
  4. 【請求項4】 車両とこの車両の底部を持ち上げた状態
    で支承し得る支承体とを連結するための連結具であっ
    て、前記支承体の上部に設けた固定部に固定される基体
    を設け、この基体に車両のボディから下方内側に傾斜突
    出する突出部に止着し得る止着部を設けるとともに、前
    記ボディの底面に嵌入支持せしめる棒状支持体を前記基
    体に突設したことを特徴とする連結具。
  5. 【請求項5】 前記止着部として、前記ボディの底部に
    して左右側端部から下方内側に傾斜突出するロッカパネ
    ルを挟持して止着し得る止着部を採用したことを特徴と
    する請求項4記載の連結具。
  6. 【請求項6】 前記基体にリアサスペンションに係るリ
    アトレーリングアームをボディに止着するための止着部
    材の突起部に引っ掛け係止し得る係止体を設けたことを
    特徴とする請求項4,5いずれか1項に記載の連結具。
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