JP3076764B2 - 電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物および絶縁電気電子部品 - Google Patents
電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物および絶縁電気電子部品Info
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Description
解性および防湿性にすぐれた電気絶縁性ウレタン系硬化
性組成物に関するものである。またその組成物の硬化物
で防湿処理された絶縁電気電子部品に関するものであ
る。
が進み、各部品に対する信頼性向上の要求が強まる中
で、各種電気電子部品(たとえばプリント基板全体)を
樹脂で封止することによって、環境中の水分等による電
気電子部品への影響を解消する試みがなされている。そ
して車のエンジン側、給湯機、屋外ポンプなどに用いる
電気電子部品の封止は、防湿のみならず、高温や湿熱環
境下にあっても信頼性が得られることが要請される。
温度サイクルによるハンダ部の割れ等によって電気電子
部品の性能低下を生じることのないように、部品に対す
るストレスを与えない樹脂を用いることが必要であり、
一般的にシリコーン系樹脂やウレタン系樹脂などの低硬
度で柔軟な樹脂が用いられている。
性、低温特性がすぐれているものの、高価であること、
電気電子部品等を構成する材料との接着力が充分ではな
いこと、透湿性が大きいため水分による影響を完全には
防止できないこと、機械的強度が小さいことなどの限界
がある。
状イソプレン水素化物をポリオール成分として用いる提
案がなされている。OH基含有液状イソプレン水素化物
は二重結合を有しないか二重結合の量が少ないので、耐
熱性の良好なウレタン硬化物が得られる上、そのウレタ
ン硬化物は好ましい柔軟性を有する。
には、共役ジエン系モノマーの60%以上が1,4−結
合をした水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物(1)
、炭素数16〜80の飽和二価アルコールおよび/ま
たは共役ジエン系モノマーの60%以上が1,2−結合
をした水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物からな
る反応性稀釈剤(2) 、可塑剤(3) およびポリイソシアネ
ート化合物(4) からなる液状重合体組成物が示されてい
る。ここで、炭素数16〜80の飽和二価アルコールの
一例はダイマージオールである。可塑剤の配合割合は、
その実施例1〜7によれば、水酸基含有液状ジエン系重
合体の水素化物(1) 100重量部に対し、100、10
0、100、130、130、100、30重量部であ
る。
基含有液状ポリイソプレンの水素化物(1) 、ヒマシ油誘
導体(2) およびポリイソシアネート(3) を含有してなる
耐熱性樹脂組成物が示されている。ヒマシ油誘導体(2)
の例は、ヒマシ油とアルコール類とのエステル交換物で
ある。
オキシ脂肪酸である12−ヒドロキシステアリン酸やリ
シノール酸のオリゴマーを多価アルコールでエステル化
したポリエステルポリオールを用いる提案もなされてい
る。
は、有機ポリイソシアネートと活性水素含有組成物とを
混合し、密閉された型の中で反応させることにより(す
なわちRIM法により)弾性エラストマー成形品(代表
例はバンパー等の自動車車体の外部部品)を製造するに
際し、12−ヒドロキシステアリン酸3〜15モルと多
価アルコール(実施例では1,6−ジヒドロキシヘキサ
ンやポリエチレングリコール)またはポリアミン1モル
とから製造される酸価5以下のエステル基含有縮合物
(OH価は実施例では32.2、33.0)からなる内部離型剤
を活性水素含有組成物に含ませることが示されている。
内部離型剤の割合は、反応混合物全量100重量部に対
し 0.5〜30重量部である。活性水素含有組成物として
この内部離型剤と共に用いているポリオールの例は、そ
の実施例によれば、グリセリン始端ポリオキシアルキレ
ンポリエーテルポリオール、末端アミノ基含有ポリエー
テルジアミンである。
ポリイソシアネート、特定の連鎖延長剤をポリヒドロキ
シル化合物に溶かした溶液、および内部離型材を含む反
応混合物を、密閉された型の中で反応させることにより
(すなわちRIM法により)0.8〜1.4g/cm3の平均密度
を有するポリウレタンエラストマーを製造するに際し、
上記の内部離型剤として、3〜15モルのリシノール酸
と1モルの1価または多価アルコール(殊に1,6−ジ
ヒドロキシヘキサン)から生成される平均分子量90〜
4500、酸価5以下、OH価12.5〜125のエステル
を用いることが開示されている。内部離型剤の割合は、
反応混合物全量100重量に対し 0.5〜30重量部であ
る。
7号公報に開示の液状重合体組成物は、硬度低下のため
に多量の可塑剤を配合するものであるため、電気電子部
品の封止用樹脂として用いると、可塑剤による弊害(た
とえば経時的な硬度変化や可塑剤のブリードによる電気
的特性の低下)を生ずることを免かれない。
熱性樹脂組成物は、高温や湿熱条件下においては経時的
に硬度変化を起こしやすく、電気電子部品の寿命や信頼
性に不安がある。
エラストマーは、RIM法によるポリウレタン成形品
(殊に自動車のバンパー等の成形品)という限られた用
途を前提としているため、RIM成形時の金型からの離
型性に目が向けられており、RIM成形品とは別の物性
や特性が要求される電気絶縁性封止剤としての用途につ
いては想定されていない。たとえこの弾性エラストマー
を電気絶縁性封止剤の用途に使用しようとしても、密着
性が不足するのでこの用途には向いていない。
型剤は、3〜15モルのリシノール酸(つまりヒマシ油
脂肪酸)と1モルの1価または多価アルコールとのエス
テルを用いるものであるが、内部離型剤という特殊な使
い方にかかるものである上、ヨウ素価が高いため耐熱性
が劣るという問題点がある。
H基含有液状イソプレン水素化物と、オキシ脂肪酸オリ
ゴマー単位を含む特定のポリエステルポリオールとをポ
リオール成分として用いることにより、低粘度であるた
め電気電子部品の封止時に部品細部まで充分に回り込ま
せることができる上、耐熱性、耐加水分解性(耐湿熱
性)および防湿性にすぐれた柔軟な硬化物を与えること
ができるので、過酷な条件下においても長期間にわたっ
て硬度変化および絶縁性の低下が抑制され、従って電気
電子部品の信頼性ある保護を図ることができる電気絶縁
性ウレタン系硬化性組成物を提供すること、およびその
組成物の硬化物で防湿処理された絶縁電気電子部品を提
供することを目的とするものである。
タン系硬化性組成物は、ポリオール成分とポリイソシア
ネート成分とからなる組成物であって、そのポリオール
成分が、OH基含有液状イソプレン水素化物(X) と、脂
肪酸単位(A) と多価アルコール単位(B) とで構成された
ヨウ素価50以下の常温で液状のポリエステルポリオー
ル(Y) とからなると共に、前記ポリエステルポリオール
(Y) の脂肪酸単位(A) の少なくとも一部が、OH基を有
する脂肪酸同士またはOH基を有する脂肪酸とOH基を
有しない脂肪酸とが縮合した2量体以上のオキシ脂肪酸
オリゴマー単位(a) からなることを特徴とするものであ
る。
絶縁性ウレタン系硬化性組成物の硬化物で防湿処理され
た電気電子部品からなるものである。
ール成分は、OH基含有液状イソプレン水素化物(X)
と、脂肪酸単位(A) と多価アルコール単位(B) とで構成
されたヨウ素価50以下の常温で液状のポリエステルポ
リオール(Y) とからなる。
〉ポリオール成分を構成するOH基含有液状イソプレ
ン水素化物(X) としては、数平均分子量が300〜25
000程度、好ましくは500〜20000、さらに好
ましくは700〜10000程度の分子内または分子末
端にOH基を有するポリイソプレンの二重結合部分に、
白金、パラジウム等の水素化触媒を用いて水素添加した
ものが用いられる。原料となるOH基含有ポリイソプレ
ンは、柔軟性の面から、シス−1,4構造、トランス−
1,4構造等の1,4−構造を70%以上含むものであ
ることが好ましい。このようなOH基含有液状イソプレ
ン水素化物(X) の市販品としては、たとえば、出光石油
化学株式会社製の「エポール」がある。
ル成分を構成するポリエステルポリオール(Y) は、脂肪
酸単位(A) と多価アルコール単位(B) とで構成されたも
のである。
基を有する脂肪酸同士またはOH基を有する脂肪酸とO
H基を有しない脂肪酸とが縮合した2量体以上のオキシ
脂肪酸オリゴマー単位(a) からなる。
OH基を有する脂肪酸としては、好適には、主成分が1
2−ヒドロキシステアリン酸である水添ヒマシ油脂肪酸
が用いられ、これと共に、もし必要なら、主成分がリシ
ノール酸であるヒマシ油脂肪酸を併用することもでき
る。水添ヒマシ油脂肪酸は、実質的に不飽和基を有しな
いので(つまりヨウ素価が実質的にゼロであるので)、
耐熱性の点で最適である。不飽和基を持つヒマシ油脂肪
酸の併用は粘度を下げるのに有利である。ヒマシ油脂肪
酸を併用するときは、水添ヒマシ油脂肪酸1モルに対し
ヒマシ油脂肪酸を通常は 1.1モル以下、好ましくは 0.5
モル以下、さらに好ましくは 0.3モル以下用いることが
望ましい。OH基を有する脂肪酸としては、ジヒドロキ
システアリン酸、リンゴ酸、乳酸なども、少量割合であ
れば併用することができる。
OH基を有しない脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸、アラキン酸、ベヘン酸、モンタン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレン酸などがあげられ、これらの成分
を含むヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、オリーブ油脂肪
酸、牛脂脂肪酸、水添牛脂脂肪酸などの脂肪酸や、これ
らの成分を含む合成脂肪酸も用いることができる。ま
た、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル
酸、カプリン酸などの低級ないし中級の脂肪酸も用いる
ことができる。
H基を有する脂肪酸とOH基を有しない脂肪酸とを、不
活性ガス雰囲気下において180〜240℃程度の温度
条件下(特に還流条件下)に加熱して縮合反応させれ
ば、オキシ脂肪酸オリゴマーが得られる。この場合、系
にキシレン等を共存させ、副生する水を共沸により系外
に除去することが好ましい。触媒は通常必要ではない
が、パラトルエンスルホン酸、硫酸などの触媒を存在さ
せても差し支えない。
ら7量体まで(殊に3〜5量体)が適当であり、さらに
多量体とすることもできる。なお1量体が混在していて
も差し支えないが、この場合でも全体を平均した場合に
は 1.5量体以上、殊に 1.8量体以上、さらには 2.0量体
以上となるように留意する。2量体以上のものの割合が
余りに少ないときは、得られるポリエステルポリオール
(Y) が常温で液状とならないことがあり、またそのポリ
エステルポリオール(Y) をポリオール成分として用いて
製造したポリウレタンの耐熱性および耐加水分解性が不
充分となる。
リゴマー単位(a) のほか、35重量%程度以下であれ
ば、オリゴマーでない脂肪酸単位を含んでいてもよい。
このときのオリゴマーでない脂肪酸としては、先に述べ
たようなOH基を有しまたは有しない脂肪酸を用いるこ
とができる。
も一部(好ましくは50重量%以上、殊に70重量%以
上)が3価以上の多価アルコール単位(b) からなること
が好ましい。ジオールのみまたはジオールリッチでは、
たとえば電気絶縁性封止剤として用いたときに密着性が
不足し、得られるポリエステルポリオール(Y) の官能基
数(OH基の数)も過少になることがあるからである。
3価以上の多価アルコールの例は、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、トリメチロールエタン、グリセリン、ポリグリセリ
ン、ソルビトール、これらのアルキレンオキサイド付加
物などである。ジオールの例は、各種のグリコール、ポ
リエーテルポリオール、これらのアルキレンオキサイド
付加物などである。多価アルコールとしては、含窒素ポ
リオールも用いることができる。耐加水分解性の点から
は、ヒンダードアルコールを用いることが好ましい。
ル単位(B) とで構成されるポリエステルポリオール(Y)
は、典型的には、上述のオキシ脂肪酸オリゴマー(また
はこれとオリゴマーでない脂肪酸)と上述の多価アルコ
ールとを、パラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、リン
酸、ナトリウムメチラート、塩化亜鉛などの触媒の存在
下に、不活性ガス雰囲気中で温度170〜220℃程度
の温度条件下に加熱反応させてエステル化させることに
より得られる。
はこれとオリゴマーでない脂肪酸)と多価アルコールと
の使用割合は、得られるポリエステルポリオール(Y) の
OH基の数が平均で 1.5以上、殊に 1.8以上となるよう
にすることが望ましい。OH基の数の上限は10程度ま
でである。
テルポリオールを得、これにアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸などの二塩基酸を反応させて目標OH基
数に調節してもよい。この場合、二塩基酸をまず多価ア
ルコールと反応させてからオキシ脂肪酸オリゴマー(ま
たはこれとオリゴマーでない脂肪酸)と反応させたり、
二塩基酸、多価アルコール、およびオキシ脂肪酸オリゴ
マー(またはこれとオリゴマーでない脂肪酸)を同時に
反応させたりすることもできる。
た方法のほか、水添ヒマシ油またはこれとヒマシ油など
のトリグリセライドまたはその部分加水分解物から出発
し、これにOH基を有する脂肪酸またはこれとOH基を
有しない脂肪酸をエステル化反応させることによっても
得ることができる。また、OH基を有する脂肪酸または
これとOH基を有しない脂肪酸とを、多価アルコールと
直接エステル化反応させることによっても得ることがで
きる。いずれにせよ基本的には、オキシ脂肪酸オリゴマ
ー単位(a) を多く含むような反応系とすることが望まし
い。
オール(Y) は、ヨウ素価が50以下で、常温で液状であ
ることが要求される。ヨウ素価が50を越えると耐熱性
が不足する。ヨウ素価の好ましい範囲は40以下、さら
に好ましい範囲は30以下、殊に20以下である。常温
で液状であることの条件は、ポリエステルポリオール
(Y) がオキシ脂肪酸オリゴマー単位(a) を有するので、
容易に達成できる。
電気絶縁性封止剤の用途を考えると、OH価が50〜3
00(好ましくは60〜250、さらに好ましくは70
〜200)で、平均官能基数が 1.7以上(好ましくは2
〜4、さらに好ましくは2〜3)であることが望まし
い。
基含有液状イソプレン水素化物(X) とポリエステルポリ
オール(Y) の割合は、前者100重量部に対し後者を1
0重量部以上(好ましくは15重量部以上)で、150
重量部以下(好ましくは120重量部以下、さらに好ま
しくは100重量部以下、なかんずく80重量部以下)
とするのが適当である。後者の割合が余りに少ないとき
は高粘度となって封止剤としての目的に使いにくく、後
者の割合が余りに多いときは高圧下における耐湿熱性が
損なわれる。
分としては、上述の成分(X), (Y)と共に、相溶性の向
上、さらなる柔軟性の付与、低粘度化などを目的とし
て、通常のポリオール、たとえば、ポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール、オクタンジオール、ヒ
マシ油、ヒマシ油アセチル化物、水添ダイマー酸系ジオ
ールなどを適当量(たとえば、ポリオール成分全体の5
0重量%未満、好ましくは40重量%以下、さらには3
0重量%以下)併用することもできる。
ネート成分としては、4,4’−または2,4−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、ポリメライズドジフェ
ニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、トリフェニルメタン
ジイソシアネート、ジフェニルスルホンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネート、3−イソシアネート
エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシ
アネート、3−イソシアネートエチル−3,5,5−ト
リエチルシクロヘキシルイソシアネート、をはじめとす
る種々のポリイソシアネート、ジフェニルプロパンジイ
ソシアネート、ジフェニルエーテル−4,4’−ジイソ
シアネート、シクロヘキシリレンジイソシアネート、
3,3’−ジイソシアネートジプロピルエーテル、ある
いはこれらのポリイソシアネートのウレタン変性体、二
量体、三量体、カルボジイミド体、アロハネート変性
体、ウレア変性体、ビウレット変性体、プレポリマー、
ブロック化物などが用いられる。耐侯性が要求されると
きは、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネートなどの無黄変ポリイソシアネートを選択
使用することが望ましい。
部品》本発明の電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物は、
上述のポリオール成分とポリイソシアネート成分とから
なる。両成分の配合比率は、NCO/OHの当量比で0.
7〜 1.4、さらには 0.8〜 1.2となるようにするのが、
充分な硬化が図られるので好ましい。
じ、鎖延長剤、架橋剤、フィラー、顔料、充填剤、難燃
剤、可塑剤、ウレタン化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、老化防止剤、水分吸収剤、消泡剤、防カビ剤、シラ
ン系やチタン系のカップリング剤などを適当量配合する
ことができる。なお可塑剤を用いる場合は、炭素数8〜
14のα−オレフィンのオリゴマーの水素化物、特に1
−デセンオリゴマーの水素化物のように、高温時の減量
の小さいものを用いることが望ましい。このときの可塑
剤の割合は、ポリオール成分とポリイソシアネート成分
との合計量100重量部に対し、通常は100重量部以
下、好ましくは70重量部以下、さらに好ましくは50
重量部以下とする。可塑剤としては、そのほか、たとえ
ばパラフィン系プロセスオイルやエチレン−α−オレフ
ィンコオリゴマーをはじめ、種々のものを使用すること
ができる。
常法により電気電子部品を封止するように注いで硬化さ
せることによって、硬化物で防湿処理された絶縁電気電
子部品とすることができる。硬化は、室温ないし100
℃程度の温度で行うことができ、温度を上げた場合は硬
化反応がそれだけ促進される。硬化時間は、室温硬化で
は1〜7日程度、100℃硬化では1〜10時間程度と
すればよい。実際の硬化条件は、使用する硬化設備等に
応じて適宜に定めればよく、一例をあげると、注型後に
60℃で1時間加熱して注型樹脂組成物が流れ出ない程
度まで硬化させた後、室温で4日程度放置する方法が採
用される。
より得た絶縁電気電子部品における硬化物は、ハンダク
ラックなどのトラブルを生じないように、−20℃にお
ける硬度がJIS A で80以下であることが特に望まし
く、そのような硬度が得られるように組成物の配合条件
に留意する。
水素化物(X) は耐熱性、柔軟性がすぐれているという利
点を有しているが、粘度が高いという性質がある。粘度
を低下させるべく通常のポリオールと併用しようとして
も、相溶性が劣るため、多量の可塑剤や稀釈剤なしには
低粘度化は困難である。そのためこのような処方の組成
物を電気絶縁性封止剤の目的に用いても、硬化物は経時
的に硬度変化を起こし、OH基含有液状イソプレン水素
化物(X) の本来の特質を充分に生かすことができなかっ
た。
ン水素化物(X) を上記特定のポリエステルポリオール
(Y) と併用すれば、低粘度であるため電気電子部品の封
止時に部品細部まで充分に回り込ませることができる
上、耐熱性、耐加水分解性(耐湿熱性)および防湿性に
すぐれた柔軟な硬化物を与えることができるので、過酷
な条件下においても長期間にわたって硬度変化および絶
縁性の低下が抑制され、従って電気電子部品の信頼性あ
る保護を図ることができる。
酸単位(A) の必須単位であるオキシ脂肪酸オリゴマー単
位(a) は、その縮合度を自在に調節できるので、ユーザ
ーの目的としている用途に合った特性が得られるように
設計することができる。
る。以下「部」とあるのは重量部である。
液状イソプレン水素化物(X) として、出光石油化学株式
会社製の「エポール」(数平均分子量1400、水添
率:ほぼ100%、粘度110Pa・s/23℃)を準備し
た。
拌機、温度計、窒素導入管、検水管付き還流コンデンサ
を備えた反応器に、酸価178の水添ヒマシ油脂肪酸1
220g(4モル)と還流補助のためのキシレン60ml
とを仕込み、窒素気流下200〜220℃で6時間反応
させた。この間、縮合反応により生成する水は共沸によ
り系外に留去させた。これにより、酸価46のオキシ脂
肪酸オリゴマーが得られた。このオキシ脂肪酸オリゴマ
ーは、上記脂肪酸混合物の4量体に相当するものであ
る。
してヒンダードアルコールであるトリメチロールプロパ
ン134g(1モル)および触媒としてのパラトルエン
スルホン酸 1.0gを加えて180〜200℃で7時間反
応させた。この間、縮合反応により生成する水は共沸に
より系外に留去させた。この間、縮合反応により生成す
る水は共沸により系外に留去させた。反応終了後、触媒
およびキシレンを除去した。これにより、常温で液状
で、酸価 3.3、OH価105、ヨウ素価 3.2、粘度2.1
Pa・s/23℃の液状のポリエステルポリオール(Y) が得ら
れた。
上記のOH基含有液状イソプレン水素化物(X) とポリエ
ステルポリオール(Y)とをポリオール成分として表1の
比率で用い、液状MDI(ジフェニルメタンジイソシア
ネート)(日本ポリウレタン工業株式会社製の「ミリオ
ネートMTL」)をポリイソシアネート成分として用い
て、NCO/OH当量比が1となるように配合し、配合
粘度を測定すると共に、型に注いで、60℃で、16時
間(硬度試験用)または48時間(その他の試験用)の
条件で硬化を行った。これにより、直径50mm、厚み1
0mmの大きさのサンプル片が得られたので、各種の測定
および評価に供した。
加水分解性〉組成物の粘度を測定すると共に、注型性を
調べ、また硬化物の耐熱性、耐加水分解性および電気的
特性を測定した。条件および結果を表1に示す。
000時間置くことにより行った。耐加水分解性は、サ
ンプル片を温度121℃、100%RH、2kg/cm2のス
チーム圧の湿熱促進試験条件下に100時間おくことに
より行った。
組成物の混合液を130mm×130mm×3mm厚の成形型
に注型し、底部まで流れ込み気泡が入らない場合を○
(良好)、流れ込まない場合を×(不良)と評価した。
−20℃の硬度は、 JIS A 80以下を○、80を越え
る場合を×と評価した。耐熱性試験後の硬度は、耐熱性
試験後23℃に戻して測定し、初期硬度に対しての硬度
変化率が±5以内を○、それを越える場合を×と評価し
た。耐加水分解性試験後の硬度は、初期硬度に対しての
硬度変化率が±5以内を○、それを越える場合を×と評
価した。
試験後の電気的特性は、1014Ω・cm以上のものを○、
それ未満のものを×と評価した。耐加水分解性試験後の
電気的特性は、1012Ω・cm以上のものを○、それ未満
の場合を×と評価した。なおスペースの関係で、各表に
おいては、たとえば3×1014の場合、3E14と表示して
ある。
イソプレン水素化物(X) と、上記で用いたポリエステル
ポリオール(Y) をはじめとする種々の他のポリオールと
を、前者100部に対し後者を50部または100部の
割合で混合し、23℃に14日間放置して相溶性を観察
し、分離しない場合を○、分離する場合を×と判定し
た。IP水素化物(X) とあるのは上記で用いたイソプレ
ン水素化物(X) 、PPGとあるのはポリプロピレングリ
コールである。 ・IP水素化物(X) 100 部+ポリエステルポリオール(Y) 50部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ポリエステルポリオール(Y) 100 部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ポリブタジエンポリオール(Y) 50部→× ・IP水素化物(X) 100 部+ポリブタジエンポリオール(Y) 100 部→× ・IP水素化物(X) 100 部+分子量1000のPPG(Y) 50部→× ・IP水素化物(X) 100 部+分子量1000のPPG(Y) 100 部→× ・IP水素化物(X) 100 部+ヒマシ油エステル交換物(Y) 50部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ヒマシ油エステル交換物(Y) 100 部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ダイマー酸ジオール(Y) 50部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ダイマー酸ジオール(Y) 100 部→○ ・IP水素化物(X) 100 部+ヒマシ油(Y) 50部→× ・IP水素化物(X) 100 部+ヒマシ油(Y) 100 部→×
ソプレン水素化物(X)および液状MDIは、実施例1と
同じものを用いた。条件および結果を表2と表3に示
す。
ゴマーを得、ついで得られたオキシ脂肪酸オリゴマーに
種々の多価アルコールを反応させたほかは、実施例1に
準じてポリエステルポリオール(Y) を得た。得られたポ
リエステルポリオール(Y) の合成条件と特性値を実施例
1の場合も含めて表4に示す。表中の() 内の数値は仕
込みモル数である。HCOFA は水添ヒマシ油脂肪酸、COFA
はヒマシ油脂肪酸、Cap はカプリル酸、Adi はアジピン
酸である。TMP はトリメチロールプロパン、Gly はグリ
セリン、SorPO はソルビトールのプロピレンオキサイド
付加物、GlyPO はグリセリンのプロピレンオキサイド付
加物である。COはヒマシ油、HCO は水添ヒマシ油であ
る。OHV はOH価、IVはヨウ素価、Vis.は粘度 (Pa・s/
23℃) である。
代えて実施例2〜10のポリエステルポリオール(Y) を
用いた場合も、実施例1に準じた結果が得られた。
成物を用いれば、低粘度であるため電気電子部品の封止
時に部品細部まで充分に回り込ませることができる上、
耐熱性、耐加水分解性(耐湿熱性)および防湿性にすぐ
れた柔軟な硬化物を与えることができるので、過酷な条
件下においても長期間にわたって硬度変化および絶縁性
の低下が抑制され、従って電気電子部品の信頼性ある保
護を図ることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】ポリオール成分とポリイソシアネート成分
とからなる組成物であって、そのポリオール成分が、O
H基含有液状イソプレン水素化物(X) と、脂肪酸単位
(A) と多価アルコール単位(B) とで構成されたヨウ素価
50以下の常温で液状のポリエステルポリオール(Y) と
からなると共に、前記ポリエステルポリオール(Y) の脂
肪酸単位(A) の少なくとも一部が、OH基を有する脂肪
酸同士またはOH基を有する脂肪酸とOH基を有しない
脂肪酸とが縮合した2量体以上のオキシ脂肪酸オリゴマ
ー単位(a) からなることを特徴とする電気絶縁性ウレタ
ン系硬化性組成物。 - 【請求項2】前記ポリエステルポリオール(Y) の脂肪酸
単位(A) の少なくとも一部が、OH基を有する脂肪酸同
士またはOH基を有する脂肪酸とOH基を有しない脂肪
酸とが縮合した2量体以上のオキシ脂肪酸オリゴマー単
位(a) からなり、かつ前記ポリエステルポリオール(Y)
の多価アルコール単位(B) の少なくとも一部が3価以上
の多価アルコール単位(b) からなることを特徴とする請
求項1記載の電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物。 - 【請求項3】オキシ脂肪酸オリゴマー単位(a) における
OH基を有する脂肪酸が、水添ヒマシ油脂肪酸またはこ
れとヒマシ油脂肪酸である請求項1または2記載の電気
絶縁性ウレタン系硬化性組成物。 - 【請求項4】ポリオール成分におけるOH基含有液状イ
ソプレン水素化物(X) 100重量部に対するポリエステ
ルポリオール(Y) の割合が10〜150重量部である請
求項1記載の電気絶縁性ウレタン系硬化性組成物。 - 【請求項5】請求項1記載の電気絶縁性ウレタン系硬化
性組成物の硬化物で防湿処理された電気電子部品からな
る絶縁電気電子部品。 - 【請求項6】硬化物の−20℃における硬度が JIS A
80以下である請求項5記載の絶縁電気電子部品。
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