JP3370588B2 - 電装部品用防湿防水性樹脂組成物 - Google Patents

電装部品用防湿防水性樹脂組成物

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JP3370588B2
JP3370588B2 JP35012997A JP35012997A JP3370588B2 JP 3370588 B2 JP3370588 B2 JP 3370588B2 JP 35012997 A JP35012997 A JP 35012997A JP 35012997 A JP35012997 A JP 35012997A JP 3370588 B2 JP3370588 B2 JP 3370588B2
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polyol
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、オートバ
イ、船舶等の乗物に搭載して使用される電気電子部品
(プリント基板等)・センサー・コイル部品などの電装
部品(殊に乗物のエンジン周りで使用される電装部品)
を保護するための電装部品用防湿防水樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、オートバイ、船舶等の乗物の高
機能化、高性能化、快適性の要求が高まり、これら自動
車等に搭載される電装部品の点数も増加、多様化が進ん
でいる。このような中にあって、電装部品の故障や誤作
動等の防止は重要な課題である。そこで信頼性の確保の
ため、電装部品の全体または一部を樹脂で封止すること
により、使用環境中の水分・湿度や不純物による影響を
解消しようとする試みがなされている。
【0003】この用途に供される封止用樹脂としては、
特に自動車等に搭載される電装部品がエンジン周りで使
用されることが多いことを考慮すると、温度サイクルに
よるハンダ部の割れ等によって電装部品の性能低下を生
じることのないように、電装部品に対するストレスを与
えない樹脂を用いることが必要である。
【0004】従来、この目的の樹脂として、一般的にシ
リコーン系樹脂やウレタン系樹脂などの低硬度で柔軟な
樹脂が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のうちシリコーン
樹脂は、耐熱性、可撓性、低温特性がすぐれているもの
の、高価であること、電装部品を構成する材料との接着
力が必ずしも充分ではないこと、透湿性が大きいため水
分による影響を完全には防止できないこと、機械的強度
が小さいことなどの限界がある。
【0006】上記のうち従来用いられているウレタン樹
脂は、一般に耐熱性が不足することが多く、特にエンジ
ン近傍のような過酷な環境下では経時的に封止樹脂の表
面にひび割れを起こしやすいため長期間にわたる電装部
品の防湿保護が達成できず、また耐熱性が良いウレタン
樹脂を選択した場合であっても、柔軟性と耐振動性とを
両立させることが難しいと言う問題がある。
【0007】なお、特開平6−220157号公報、特
開平7−102033号公報には、水酸基含有液状ポリ
イソプレンの水素化物と、他のポリオール(ダイマージ
オール、ヒマシ油とアルコール類とのエステル交換物)
と、ポリイソシアネートとからなる樹脂組成物が示され
ているが、本発明者らの検討によれば、エンジン近傍の
ような過酷な環境下で用いる封止用樹脂としては性能が
不足する。
【0008】本発明は、このような背景下において、エ
ンジン近傍で使用されるときのように振動および大きな
熱変化を伴なう過酷な環境下にあっても、耐振動性、耐
熱性、耐寒性が良好であり、かつ防湿防水性、柔軟性に
すぐれ、さらには低粘度であるため封止時に部品の細部
まで充分にまわり込ませることができ、従って自動車等
に搭載される電装部品の防湿防水に有用な信頼性ある電
装部品用防湿防水樹脂組成物を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電装部品用防湿
防水樹脂組成物は、末端にOH基を有する水添イソプレ
ン系ポリオール(X) と、OH基を有するカルボン酸同士
またはOH基を有するカルボン酸とOH基を有しないカ
ルボン酸とが縮合した2量体以上のオキシカルボン酸オ
リゴマー単位(a) を少なくとも一部含むカルボン酸単位
(A) と多価アルコール単位(B) とで構成されたポリエス
テルポリオール(Y) とを含むポリオール成分と、ポリイ
ソシアネート成分とからなることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0011】《ポリオール成分》本発明におけるポリオ
ール成分は、末端にOH基を有する水添イソプレン系ポ
リオール(X) と、カルボン酸単位(A) と多価アルコール
単位(B) とで構成されたポリエステルポリオール(Y) と
を含むものである。
【0012】〈末端に水酸基を有する水添イソプレン系
ポリオール(X) 〉末端にOH基を有する水添イソプレン
系ポリオール(X) としては、分子量が300〜2500
0程度、好ましくは500〜20000、さらに好まし
くは700〜10000程度の分子末端にOH基を有す
るポリイソプレンの二重結合部分に、白金、パラジウム
等の水素化触媒を用いて水素添加したものが用いられ
る。原料となるOH基含有ポリイソプレンは、柔軟性の
面から、シス−1,4構造、トランス−1,4構造等の
1,4−構造を70%以上含むものであることが好まし
い。このような末端にOH基を有する水添イソプレンポ
リオール(X) の市販品としては、たとえば、出光石油化
学株式会社製の「エポール」がある。
【0013】この水添イソプレン系ポリオール(X) は、
二重結合を有しないか二重結合の量が少ないので耐熱性
がすぐれ、さらには電気絶縁性、耐ヒートサイクル性、
柔軟性も良好であり、高湿熱下の耐加水分解性にもすぐ
れており、後者のポリエステルポリオール(Y) と併用す
ることにより、本樹脂組成物の耐湿熱性を向上する効果
がある。
【0014】〈ポリエステルポリオール(Y) 〉ポリオー
ル成分を構成するポリエステルポリオール(Y) は、以下
に詳述するように、カルボン酸単位(A) と多価アルコー
ル単位(B) とで構成されたものである。このポリエステ
ルポリオール(Y) は、上に述べた水添イソプレン系ポリ
オール(X) に比し低粘度であるため、(X) と併用して
も、電装部品の封止作業時に部品の細部まで本樹脂組成
物をまわり込ませることが可能となり、(X) の本来の有
する性質のうち良い性質を充分に生かすことができる。
また低温でも柔軟性を有するため耐ヒートサイクル性が
良好であり、電気絶縁性、耐熱性についても申し分な
い。
【0015】カルボン酸単位(A) の少なくとも一部は、
OH基を有するカルボン酸同士またはOH基を有するカ
ルボン酸とOH基を有しないカルボン酸とが縮合した2
量体以上のオキシカルボン酸オリゴマー単位(a) からな
る。
【0016】オキシカルボン酸オリゴマー単位(a) にお
けるOH基を有するカルボン酸としては、好適には、主
成分が12−ヒドロキシステアリン酸である水添ヒマシ
油脂肪酸が用いられ、これと共に、もし必要なら、主成
分がリシノール酸であるヒマシ油脂肪酸を適当割合で併
用することもできる。水添ヒマシ油脂肪酸は、実質的に
不飽和基を有しないので(つまりヨウ素価が実質的にゼ
ロであるので)、耐熱性の点で最適である。不飽和基を
持つヒマシ油脂肪酸の併用は粘度を下げるのに有利であ
る。ヒマシ油脂肪酸を併用するときは、水添ヒマシ油脂
肪酸1モルに対しヒマシ油脂肪酸を通常は 1.1モル以
下、好ましくは 0.5モル以下、さらに好ましくは 0.3モ
ル以下用いることが望ましい。OH基を有するカルボン
酸としては、そのほか、炭素数3の乳酸や炭素数4のリ
ンゴ酸から炭素数24のテトラコサン酸またはテトラコ
セン酸に至るカルボン酸のうち、OH基を1ないし複数
個有するヒドロキシカルボン酸、たとえば、11−また
は16−ヒドロキシヘキサデカン酸、16−ヒドロキシ
ヘキサデセン酸、2−または18−ヒドロキシオクタデ
カン酸、22−ヒドロキシドコサン酸、2−ヒドロキシ
テトラコサン酸、ジヒドロキシミリスチン酸、ジヒドロ
キシパルミチン酸、ジヒドロキシステアリン酸、ジヒド
ロキシアラキン酸、トリヒドロキシパルミチン酸などを
用いることができ、またエポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油、エポキシ化ヒマシ油等のエポキシ化油を分解
して脂肪酸としてから開環したヒドロキシル化脂肪酸
や、トール油などの脂肪酸をエポキシ化してから開環し
たヒドロキシル化脂肪酸などを用いることができる。
【0017】オキシカルボン酸オリゴマー単位(a) にお
けるOH基を有しないカルボン酸としては、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソ
ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、モンタン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸などがあげられ、こ
れらの成分を含むヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、オリ
ーブ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、水添牛脂脂肪酸などの脂肪
酸や、これらの成分を含む合成脂肪酸も用いることがで
きる。また、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、カプリン酸などの低級ないし中級の脂肪酸
や、アビエチン酸、安息香酸なども用いることができ
る。
【0018】上記のOH基を有するカルボン酸同士また
はOH基を有するカルボン酸とOH基を有しないカルボ
ン酸とを、不活性ガス雰囲気下において180〜240
℃程度の温度条件下(特に還流条件下)に加熱して縮合
反応させれば、オキシカルボン酸オリゴマーが得られ
る。この場合、系にキシレン等を共存させ、副生する水
を共沸により系外に除去することが好ましい。触媒は通
常必要ではないが、パラトルエンスルホン酸、硫酸など
の触媒を存在させても差し支えない。
【0019】このオキシカルボン酸オリゴマーは、2量
体から7量体まで(殊に3〜5量体)が適当であり、さ
らに多量体とすることもできる。なお1量体が混在して
いても差し支えないが、この場合でも全体を平均した場
合には 1.5量体以上、殊に 1.8量体以上、さらには 2.0
量体以上となるように留意する。2量体以上のものの割
合が余りに少ないときは、得られるポリエステルポリオ
ール(Y) が常温で液状とならないことがあり、またその
ポリエステルポリオール(Y) をポリオール成分として用
いて製造したポリウレタンの耐熱性および耐加水分解性
が不充分となる。
【0020】カルボン酸単位(A) は、上述のオキシカル
ボン酸オリゴマー単位(a) と共に、オリゴマーでないカ
ルボン酸単位を含んでいてもよい。このときのオリゴマ
ーでないカルボン酸としては、先に述べたようなOH基
を有しまたは有しない脂肪酸を用いることができる。カ
ルボン酸単位(A) に占めるオキシカルボン酸オリゴマー
単位(a) の割合は広く選びうるが、30重量%以上、4
0重量%以上、50重量%以上、60重量%以上、70
重量%以上というように、多いほど好ましい。
【0021】多価アルコール単位(B) は、ジオールや3
価以上の多価アルコール単位からなるが、なるべくその
少なくとも一部(たとえば20重量%以上、好ましくは
50重量%以上、殊に70重量%以上)が3価以上の多
価アルコール単位(b) からなることが好ましい。ジオー
ルのみまたはジオールリッチでは、たとえば封止剤とし
て用いたときに密着性が不足し、得られるポリエステル
ポリオール(Y) の官能基数(OH基の数)も過少になる
ことがあるからである。3価以上の多価アルコールの例
は、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール、トリメチロールエタン、グリ
セリン、ポリグリセリン、ソルビトール、これらのアル
キレンオキサイド付加物などである。ジオールの例は、
後述の他のポリオールの個所で例示されているような種
々のジオール、ポリエーテルポリオール、これらのアル
キレンオキサイド付加物などである。多価アルコールと
しては、含窒素ポリオールも用いることができる。耐加
水分解性の点からは、ヒンダードアルコールを用いるこ
とが好ましい。
【0022】上に述べたカルボン酸単位(A) と多価アル
コール単位(B) とで構成されるポリエステルポリオール
(Y) は、典型的には、上述のオキシカルボン酸オリゴマ
ー(またはこれとオリゴマーでないカルボン酸)と上述
の多価アルコールとを、パラトルエンスルホン酸、硫
酸、塩酸、リン酸、ナトリウムメチラート、塩化亜鉛な
どの触媒の存在下に、不活性ガス雰囲気中で温度170
〜220℃程度の温度条件下に加熱反応させてエステル
化させることにより得られる。
【0023】このときのオキシカルボン酸オリゴマー
(またはこれとオリゴマーでないカルボン酸)と多価ア
ルコールとの使用割合は、後にも述べるように、得られ
るポリエステルポリオール(Y) のOH基の数が平均で
1.5〜10程度となるようにすることが望ましい。
【0024】一旦目標OH基の数よりも大きいポリエス
テルポリオールを得、これにアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸などの二塩基酸を反応させて目標OH基
数に調節してもよい。この場合、二塩基酸をまず多価ア
ルコールと反応させてからオキシカルボン酸オリゴマー
(またはこれとオリゴマーでないカルボン酸)と反応さ
せたり、二塩基酸、多価アルコール、およびオキシカル
ボン酸オリゴマー(またはこれとオリゴマーでないカル
ボン酸)を同時に反応させたりすることもできる。
【0025】ポリエステルポリオール(Y) は、以上述べ
た方法のほか、水添ヒマシ油またはこれとヒマシ油など
のトリグリセライドまたはその部分加水分解物から出発
し、これにOH基を有するカルボン酸またはこれとOH
基を有しないカルボン酸をエステル化反応させることに
よっても得ることができる。また、OH基を有するカル
ボン酸またはこれとOH基を有しないカルボン酸とを、
多価アルコールと直接エステル化反応させることによっ
ても得ることができる。いずれにせよ基本的には、オキ
シカルボン酸オリゴマー単位(a) を多く含むような反応
系とすることが望ましい。なおポリエステルポリオール
(Y) は、場合により、ε−カプロラクトンや油脂成分な
どで変性してもよい。
【0026】このようにして得られるポリエステルポリ
オール(Y) は、常温で液状であることが望ましい。常温
で液状であることの条件は、ポリエステルポリオール
(Y) がオキシカルボン酸オリゴマー単位(a) を有するの
で、容易に達成できる。ヨウ素価については限定はない
が、ヨウ素価が小さい方が耐熱性の点で有利である。ヨ
ウ素価の好ましい範囲は、50以下、さらには30以下
である。
【0027】そのほか、ポリエステルポリオール(Y)
は、電装部品を封止する防湿防水の用途を考えると、O
H価が40〜500(好ましくは60〜400、さらに
好ましくは70〜300)で、平均官能基数が 1.5以上
(好ましくは 1.8以上)で上限は10程度までであるこ
とが望ましい。平均官能基数の特に好ましい範囲は2〜
4、殊に2〜3)である。
【0028】〈配合割合〉ポリオール成分における上述
の水添イソプレン系ポリオール(X) とポリエステルポリ
オール(Y) との割合は、広い範囲から選択できるもの
の、(Y) 100重量部に対し、(X) を5〜100重量
部、特に5〜66重量部とすることが好ましい。(X) の
割合が余りに少ないときは、耐熱性、電気絶縁性、耐ヒ
ートサイクル性、高湿熱下の耐加水分解性などの点で不
利に作用し、(X) の割合が余りに多いときは、高粘度と
なって封止剤としての目的に使いにくくなることがある
からである。
【0029】〈その他のポリオール成分〉ポリオール成
分としては、上述の成分(X), (Y)と共に、相溶性の向
上、さらなる柔軟性の付与、低粘度化などを目的とし
て、通常のポリオール、たとえば、ポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール、炭素数2〜40のジオ
ール(オクタンジオール等)、ダイマーポリオール、水
添ダイマー酸系ジオール、ヒマシ油系ポリオール(ヒマ
シ油、ヒマシ油のアルキレンオキサイド付加物、ヒマシ
油またはヒマシ油脂肪酸と低分子ポリオール・ポリエス
テルポリオール・ポリエーテルポリオールとのエステル
交換物、ヒマシ油のジオール型の部分脱水化物や部分ア
シル化物、これらの水添物等)などを、本発明の趣旨を
損なわない量的範囲で併用することもできる。
【0030】《ポリイソシアネート成分》ポリイソシア
ネート成分は、上述のポリオール成分と反応し、ウレタ
ン結合を形成することによって硬化物を得るために必要
な成分である。
【0031】このようなポリイソシアネート成分として
は、通常のウレタン樹脂組成物に配合される各種のポリ
イソシアネートを用いることができ、たとえば、4,
4’−または2,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ポリメライズドジフェニルメタンジイソシアネー
ト、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、フ
ェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネー
ト、トリフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニル
スルホンジイソシアネート、3−イソシアネートメチル
−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネー
ト、3−イソシアネートエチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネート、3−イソシアネート
エチル−3,5,5−トリエチルシクロヘキシルイソシ
アネート、をはじめとする種々のポリイソシアネート、
ジフェニルプロパンジイソシアネート、ジフェニルエー
テル−4,4’−ジイソシアネート、シクロヘキシリレ
ンジイソシアネート、3,3’−ジイソシアネートジプ
ロピルエーテル、あるいはこれらのポリイソシアネート
のウレタン変性体、二量体、三量体、カルボジイミド変
性体、アロハネート変性体、ウレア変性体、ビウレット
変性体、通常のプレポリマー、ブロック化物(フェノー
ル類、オキシム類、イミド類、メルカプタン類、アルコ
ール類、ε−カプロラクタム、エチレンイミン、α−ピ
ロリドン、マロン酸ジエチル、亜硫酸水素ナトリウム、
ホウ酸等でブロック化したもの)などが用いられる。特
に屋外での樹脂の変色が問題となる場合は、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートな
どの無黄変ポリイソシアネートを選択使用することが望
ましい。
【0032】《防水性樹脂組成物、絶縁電気電子部品》
本発明の防湿防水樹脂組成物は。上述のポリオール成分
とポリイソシアネート成分とからなる。なおこの分野に
おいて知られているように、両成分のうちの一部を予め
反応させて末端NCO型または末端OH型のプレポリマ
ーとしておき、使用に際し残部と混合するようにしても
よい。両成分の配合割合は、充分な硬化が図るために、
ポリイソシアネート成分中のNCO基とポリオール成分
中の活性水素との当量比で、 0.7〜 1.6、さらには 0.8
〜 1.4となるようにするのが好ましい。
【0033】本発明の防湿防水性樹脂組成物には、上記
2種のポリオールとの相溶性向上、柔軟性付与、低粘度
化を目的として、OH基を有しない可塑剤を添加するこ
とができる。そのような可塑剤としては、ナフテン系プ
ロセスオイル、パラフィン系プロセスオイル、フタル酸
エステル、トリメリット酸エステルなどの公知の可塑剤
が適宜利用できる。炭素数8〜14のα−オレフィンの
オリゴマーの水素化物(特に1−デセンオリゴマーの水
素化物)、エチレン−α−オレフィンコオリゴマーなど
も可塑剤として用いることができる。これらの可塑剤の
配合量は、ポリオール成分の有する耐湿熱性を損なわな
いようにするため、ポリオール成分100重量部に対し
200重量部以下、好ましくは120重量部以下とする
のが適当である。可塑剤の配合量がこの範囲を越える
と、得られるポリウレタンの強度が不足する上、耐湿熱
性が劣るようになる。
【0034】本発明の防湿防水性樹脂組成物に配合可能
な他の添加剤としては、鎖延長剤(短鎖のジオール類、
トリメチロールプロパン等)、フィラーないし顔料(水
酸化アルミナ(水和アルミナ)、タルク、クレー、炭酸
カルシウム、バライタ粉、シリカ粉、アルミナ、カーボ
ンブラック、酸化チタン、酸化鉄等)、難燃剤(リン化
合物、ハロゲン化合物、酸化アンチオモン等)、酸化防
止剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、水分吸収剤、消泡
剤、防カビ剤、架橋剤、シラン系やチタン系のカップリ
ング剤などの各種の添加剤や公知のウレタン化触媒を必
要に応じて配合することができる。ただし、添加剤の選
択および添加量は、後に述べる硬度の範囲内となるよう
に留意する。
【0035】そして上記のポリオール成分とポリイソシ
アネート成分(さらには必要に応じて可塑剤や添加剤)
を混合した後、常法により電装部品を封止するように注
型し、硬化させることによって、硬化物で防湿防水処理
された電装部品とすることができる。硬化時間は、室温
硬化では1〜7日程度、100℃程度に加熱した場合に
は3〜10時間程度とすればよい。実際の硬化条件は、
使用する硬化設備等に応じて適宜決めればよく、たとえ
ば、ポリオール成分とポリイソシアネート成分(さらに
は必要に応じ可塑剤や添加剤)との混合物を60℃で1
時間加熱して注型樹脂組成物が流れ出ない程度まで硬化
させた後、室温で4日程度放置することによって硬化物
を得ることができる。
【0036】上記組成物の硬化物で防湿防水処理するこ
とにより得た電装部品における硬化物の硬度について
は、硬化後の硬化物の温度23℃における硬度が JIS A
20以上、125℃における硬度がJIS A 10以上で
あるように諸条件を設定することが特に好ましい。この
ような硬度とすることによって、エンジン近傍での振動
による電装部品の各パーツの脱落や分解等による電装部
品の誤作動や故障を有効に防止しうる。さらに、−40
℃における硬度がJIS A 90以下であるようにすること
が特に好ましい。このような硬度とすることによって、
温度サイクルによる電装部品へのストレスを低減でき
る。従って、上記の添加剤を加えるときには、硬度が上
記の範囲内となるように留意する。
【0037】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0038】実施例1 《ポリオール成分》 〈水添イソプレン系ポリオール(X) 〉末端にOH基を有
する水添イソプレン系ポリオール(X) として、出光石油
化学株式会社製の「エポール」(数平均分子量140
0、水添率:ほぼ100%、粘度110Pa・s/23℃)を
準備した。
【0039】〈ポリエステルポリオール(Y) 〉撹拌機、
温度計、窒素導入管、検水管付き還流コンデンサを備え
た反応器に、酸価178の水添ヒマシ油脂肪酸1220
g(4モル)と還流補助のためのキシレン60mlとを仕
込み、窒素気流下180〜220℃で6時間反応させ
た。この間、縮合反応により生成する水は共沸により系
外に留去させた。これにより、酸価46のオキシカルボ
ン酸オリゴマーが得られた。このオキシカルボン酸オリ
ゴマーは、上記脂肪酸混合物の4量体に相当するもので
ある。
【0040】続いて反応器に、多価アルコールの一例と
してヒンダードアルコールであるトリメチロールプロパ
ン134g(1モル)および触媒としてのパラトルエン
スルホン酸 1.0gを加えて180〜220℃で7時間反
応させた。この間、縮合反応により生成する水は共沸に
より系外に留去させた。反応終了後、触媒およびキシレ
ンを除去した。これにより、常温で液状で、酸価 3.3、
OH価105、ヨウ素価 3.2、粘度2.1 Pa・s/23℃の液
状のポリエステルポリオール(Y) が得られた。
【0041】〈その他のポリオール、可塑剤、添加剤〉
その他のポリオール、可塑剤、添加剤として、下記のも
のを準備した。 ・2−エチル−1,3−ヘキサンジオール(ヒュルス・
ジャパン株式会社製、後述の表1では「2-エチル-1,3H
D」と略記) ・ポリブタジエン系ポリオール(出光石油化学株式会社
製の「R−45HT」) ・ヒマシ油系ポリオール(伊藤製油株式会社製の「ユリ
ックH−30」) ・ポリプロピレングリコール系ポリオール(三井東圧化
学株式会社製の「Diol 1000」) ・ヒマシ油エステル交換反応物(伊藤製油株式会社製の
「Y−403」) ・フタル酸エステル系可塑剤(新日本理化株式会社製の
「DUP」) ・水酸化アルミニウム(昭和電工株式会社製の「H−3
2」)
【0042】《ポリイソシアネート成分》液状MDI
(ジフェニルメタンジイソシアネート)である日本ポリ
ウレタン工業株式会社製の「ミリオネートMTL」を準
備した。
【0043】《防湿防水性樹脂組成物の調製と硬化、各
種試験》後述の表1に示す処方により、下記の手順で各
種の樹脂組成物を調製した。すなわち、まずポリオール
成分を混合してから、加熱、冷却、減圧装置を備えた反
応釜に投入し、100℃、10mmHg以下の圧力下で2時
間かけて脱水してA液とし、これにポリイソシアネート
成分からなるB液を加え、混合、脱泡して樹脂組成物を
得た。なお、A液とB液の配合比率は、ポリイソシアネ
ート成分中のNCO基1当量に対してポリオール成分中
の活性水素が1当量となるようした。表1中のB液の数
値「100」は、B液が「ミリオネートMTL」100
%であることを意味する。
【0044】ついで、130mm×130mm×3mmの成形
用型、および内径30mm、高さ10mmの成形用型に上記
の樹脂組成物を注入した後、以下に示す方法で各樹脂組
成物の注型性、柔軟性、耐振性、耐湿特性、耐熱性の試
験を行った。結果を表1に併せて示す。なお、以下の試
験のうちで硬化物を用いる試験は、60℃で16時間加
熱した後、室温で1日放置して硬化させた試料を用いて
行った。
【0045】・注型性は、A液とB液との混合液を13
0mm×130mm×3mmの成形用型に注型し、底部まで流
れ込み気泡がないものを○(良好)、少し気泡が残るも
のを△(普通)、流れ込まないものを×(不良)と判定
した。 ・柔軟性は、JIS K 6301の方法に従って、A型硬さ試験
器によって硬化物の23℃および−40℃での硬さを測
定し、室温におけるA硬度が20以上のものを○(良
好)、20未満のものを×(不良)と判定し、また−4
0℃でのA硬度が90以下のものを○(良好)、90を
越えるものを×(不良)と判定した。 ・耐振性は、得られた硬化物の125℃での硬度がJIS
A 10以上を○(良好)、それより小さい場合を×(不
良)と判定した。 ・耐湿特性は、硬化物を121℃/100%RHのプレ
ッシャクッカ装置で100時間処理した後、23℃で体
積固有抵抗を測定し、抵抗値が1×1011Ω・cm以上の
ものを○(良好)、1×1011Ω・cm未満のものまたは
形状を維持できず測定不能な場合を×(不良)と判定し
た。 ・耐熱性は、得られた硬化物を125℃の炉に2000
時間放置した後、室温に戻して硬度を測定し、室温での
初期硬度に対する変化率が±10%以内を○(良好)、
それを越える場合を×(不良)と判定した。
【0046】
【表1】 実施例 比較例 1 2 1 2 3 4 5 配合組成 A液(重量部) 上記の(X) 10 5 5 10 上記の(Y) 100 25 25 DUP 40 25 2-エチル-1,3HD 10 5 10 R-45HT 100 ユリックH-30 100 Diol 1000 100 Y-403 50 100 H-32 60 60 B液 ミリオネートMTL 100 100 100 100 100 100 100 試験結果 注型性 (流れ込み) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 柔軟性 (23℃) ○ ○ × × ○ ○ ○ 柔軟性(-40℃) ○ ○ × × ○ ○ ○ 耐振性(125℃) ○ ○ ○ ○ ○ × × 耐湿特性(121℃, 100%RH) ○ ○ ○ × ○ × × 耐熱性(125℃, 2000hr) ○ ○ ○ ○ × ○ ○
【0047】
【発明の効果】本発明の電装部品用防湿防水性樹脂組成
物は、適度の粘度を有するので封止時に部品の細部まで
充分にまわり込ませることができ、しかも硬化物は極低
温から高温に至るまで適度の硬度を有するので振動によ
る電装部品へのダメージを有効に低減することができる
上、従来のウレタン樹脂に比し耐熱性にすぐれかつ防湿
防水性、柔軟性も良好である。
【0048】従って、本発明の防湿防水性樹脂組成物
は、特にエンジン近傍で使用される電装部品の樹脂封止
の目的に有用であり、その樹脂組成物を用いて電装部品
を樹脂封止することにより、その電装部品の誤作動を長
期間にわたり防止することができる。
【0049】そのほか、ポリエステルポリオール(Y) の
カルボン酸単位(A) の必須単位であるオキシカルボン酸
オリゴマー単位(a) は、その縮合度を自在に調節できる
ので、ユーザーの目的としている用途に合った特性が得
られるように設計することができるという利点もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 健治 大阪府高槻市道鵜町3丁目5番1号 サ ンユレジン株式会社内 (72)発明者 凪 富夫 大阪府高槻市道鵜町3丁目5番1号 サ ンユレジン株式会社内 (72)発明者 浜口 隆司 三重県四日市市末広町13番26号 伊藤製 油株式会社内 (72)発明者 辻 定昭 三重県四日市市末広町13番26号 伊藤製 油株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−78673(JP,A) 特開 平6−9913(JP,A) 特開 平7−102033(JP,A) 特開 昭56−57818(JP,A) 特開 昭63−76208(JP,A) 特開 平6−256453(JP,A) 特開 平4−173827(JP,A) 特開 昭61−155419(JP,A) 特開 平9−324027(JP,A) 特開 平10−81728(JP,A) 特表 平5−502688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 H01L 23/29 H05K 3/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】末端にOH基を有する水添イソプレン系ポ
    リオール(X) と、OH基を有するカルボン酸同士または
    OH基を有するカルボン酸とOH基を有しないカルボン
    酸とが縮合した2量体以上のオキシカルボン酸オリゴマ
    ー単位(a) を少なくとも一部含むカルボン酸単位(A) と
    多価アルコール単位(B) とで構成されたポリエステルポ
    リオール(Y) とを含むポリオール成分と、ポリイソシア
    ネート成分とからなることを特徴とする電装部品用防湿
    防水性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】水添イソプレン系ポリオール(X) とポリエ
    ステルポリオール(Y) との割合が、(X) 5〜100重量
    部、(Y) 100重量部である請求項1記載の電装部品用
    防湿防水性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】水添イソプレン系ポリオール(X) ポリエ
    ステルポリオール(Y) との割合が、(X) 5〜66重量
    部、(Y) 100重量部である請求項1記載の電装部品用
    防湿防水性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】ポリエステルポリオール(Y) の多価アルコ
    ール単位(B) の少なくとも一部が3価以上の多価アルコ
    ール単位からなることを特徴とする請求項1記載の電装
    部品用防湿防水性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】オキシカルボン酸オリゴマー単位(a) にお
    けるOH基を有するカルボン酸が、水添ヒマシ油脂肪酸
    を主体とするカルボン酸である請求項1記載の電装部品
    用防湿防水性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】硬化後の硬化物の温度23℃における硬度
    が JIS A 20以上、125℃における硬度がJIS A 1
    0以上、−40℃における硬度がJIS A 90以下である
    請求項1記載の電装部品用防湿防水性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】乗物のエンジン周りに搭載して使用される
    電装部品を保護するための樹脂組成物である請求項1記
    載の電装部品用防湿防水性樹脂組成物。
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