JP3076275U - 後付け用シフトノブ - Google Patents

後付け用シフトノブ

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JP3076275U
JP3076275U JP2000006622U JP2000006622U JP3076275U JP 3076275 U JP3076275 U JP 3076275U JP 2000006622 U JP2000006622 U JP 2000006622U JP 2000006622 U JP2000006622 U JP 2000006622U JP 3076275 U JP3076275 U JP 3076275U
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shaft
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shift knob
shift
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利明 浅倉
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株式会社アドバンス・アンド・テクノロジー
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 メーカーの違いや車種の違いに拘わら
ず、どの車種にも適用できるアフターパーツとしての汎
用シフトノブの問題点、即ち、構造がやや複雑で取付作
業が煩雑になるという問題点を解決することのできる汎
用シフトノブを提供すること。 【解決手段】 グリップするための適宜形態が適宜材料
により形成されて付与されたシフトノブ1,6であっ
て、このノブの内部の下半側を、既設シフトレバーのシ
ャフトに被せて嵌合するため、断面が異形の長円形を呈
する筒穴6aに形成すると共に、この筒穴6aを有するノブ
の下端に、内部が前記ノブの筒穴の断面と同様の断面7
c,8cを有し、かつ、二つ割りされて外面からビス止め1
0などにより合着できる構造のシャフトホルダー7,8
を、連結状態で取付けるように形成したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として乗用自動車におけるオートマチック変速機のシフトレバー に、いわゆる後付けにより装着できるシフトノブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、各自動車メーカから市場に供給されているオートマチック変速機を備 えた乗用自動車(以下、「オートマ車」と省略する)に取付けられているシフト ノブは、趣味性の高いいわゆるスポーツ仕様車種のいくつかを除いて、機能面, コスト面のみを反映したいわば実用性一点張りのものが殆どである。このため、 各自動車メーカーが供給する自動車にいわゆる純正部品として付いているシフト ノブは、殆んど合成樹脂製の成形品であって、趣味性に欠けるものが多い。
【0003】 しかし、シフトノブは、自動車の運転においてステアリングホイールなどと共 に常時運転者が触れて操作する運転操作部品の一つであるため、ステアリングホ イールやアクセルペダル等のペダル類とともに、いわゆるアフターマーケットパ ーツの一つとして、凝った材質やデザインのものが供給され、これが多数の自動 車オーナーの関心を買い、旺盛な需要がある。
【0004】 ところが、各自動車メーカーが市場に供給している自動車のシフトレバーにお いてそのシャフトの形態、具体的にはシャフトの断面形状、具体的には外径や外 形がメーカーごとに区々であり、また、このシャフトに取付けられるシフトノブ の取付ネジの位置も、各メーカーごとに異なっているため、アフターパーツとし て市場に供給されるシフトノブは、仮に、同一材質により同一デザインに形成さ れたシフトノブであっても、ノブ側に形成されるシャフト取付穴の断面形状やそ の内径、或は、取付ビス穴の位置などが、各メーカーの車輌ごとに区々である。 つまり、同一形態のシフトノブであっても、車輌本体のメーカーが異なっていれ ば、汎用性はない。
【0005】 本考案の考案者は、アフターパーツとしてのシフトノブの上記のような現状に 鑑み、メーカーが異なっていることによりシフトレバーのシャフトとシフトノブ の取付構造やその仕様に差異があっても、各メーカーのオートマ車用のシフトレ バーのシャフトに汎用的に装着できる構造を具備したいわゆるアフターパーツと しての汎用シフトノブを、先に特願平10−364912号として提案している 。
【0006】 上記出願により提案しているシフトノブは、グリップできる適宜の外面形態を 適宜材料により形成したシフトノブであって、シフトレバーの既設シャフト上部 に嵌合するため、前記ノブの下半部に断面が長円状乃至は楕円状をなす穴を平面 から見てクロスさせた状態の略十字状をなすように形成すると共に前記シャフト のビス穴に合致するビス穴を設けたシフトノブと、前記長円状乃至は楕円状の穴 に遊嵌できる外形を有し中心部に前記シャフトを嵌入する穴を設けると共に前後 外面の異なる高さにビス穴を設け、かつ、下部の前後に横長穴を設けて形成した 前記シャフト装着用の筒状をなすシャフトアダプタとを具備し、前記シャフトア ダプタを、そのビス穴を前記シャフトに設けられているビス穴に合せて当該シャ フトに前記穴において嵌入すると共に、この状態のシャフトアダプタに前記シフ トノブを被嵌し、前記ノブとアダプタの合致したビス穴を通して当該ノブとアダ プタを一体にシャフトにビス止めすることにより取付けるようにした構成のもの である。
【0007】 しかし、上記の先に提案したアフターパーツのシフトノブは、メーカー毎、或 は、車種ごとに種々異なる既設のシフトレバーのシャフトの断面外形や外径に一 つの仕様のシフトノブで対応するために、特別な断面形状を付与したシャフトア ダプタをシャフトノブの内部に装填する構造を不可欠としていた。また、シャフ トアダプタをシフトノブの内部に装填状態で取付けるため、当該アダプタとシフ トノブの結合を外部から見え難いようにする工夫がなされ、これが取付作業を悪 化させる要因となっていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案では先に提案した、メーカーの違いや車種の違いに拘わらず、どの車種 にも適用できるアフターパーツとしての汎用シフトノブの問題点、即ち、構造が やや複雑で取付作業が煩雑になるという問題点を解決することのできる汎用シフ トノブを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案シフトノブの構成は、グ リップするための適宜形態が適宜材料により形成されて付与されたシフトノブで あって、このノブの内部の下半側を、既設シフトレバーのシャフトに被せて嵌合 するため、断面が異形の長円形を呈する筒穴に形成すると共に、この筒穴を有す るノブの下端に、内部が前記ノブの筒穴の断面と同様の断面を有し、かつ、二つ 割りされて外面からビス止めなどにより合着できる構造のシャフトホルダーを、 連結状態で取付けるように形成したことを特徴とするものである。
【0010】 本考案シフトノブは、上記構成により既設シャフトが楕円柱角柱、丸柱であっ ても、いずれにも適用可能であるが、既設シャフトが丸柱であってもその径が小 径の場合には、上記シャフトホルダーによっては細径丸柱の既設シャフトに結合 できない場合がある。そこで、このような場合には、上記シャフトホルダーと既 設シャフトの間に、既設シャフトの外径に被せられるアダプタを設けて、細身の 既設シャフトにも適用できるようになっている。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図に拠り説明する。図1は本考案シフトノブの一 例の正面図、図2は図1の左側面図、図3は図2の縦断面図、図4は図3のB− B矢視図、図5は図3のC−C矢視図、図6は図1のD−D矢視図、図7は本考 案シフトノブにおけるシャフト穴の内面形状と、このシャフト穴に適用する既設 シャフトの外形を説明するための平面図、図8は小径シャフトに使用するシャフ トアダプタの一例の平面図である。
【0012】 図1〜図3において、1は断面外形がほぼ長円形状をなす本考案シフトノブに おける筒状のアウターボディで、上端開口部にはボディキャップ2が被着され、 このキャップ2の中央には、キャップ内に設けたオーバードライブ用のオン/オ フスイッチ3を入切する押下げ式のノブ3aが配設されている。4は前記キャップ 2の内部で前記スイッチ3の取付け台座となるインナーキャップ、5はこのキャ ップ4を支持するスプリングである。
【0013】 6は、上部が前記アウターボディ1の下部開口部に嵌合されて当該ボディ1と 一体化され、かつ、外形が略長円形で筒状をなすアンダースリーブで、上端には 前記スプリング5の受座となるキャップ5aが設けられ、このスリーブ6の内面は 、図4及び図5に示すように、断面内周形状が異形の長円形を呈する断面形状6a に形成されている。ここで、異形の長円形を呈する断面形状6aとは、図7の(イ) (又は図4,図5)に例示するように、楕円形と長円形を重ねた外形、より具体 的には、長方形の四辺(角部を除く)から楕円形の輪郭部分がはみ出した形状で あって、図7における楕円柱状のシャフト(ロ)、角柱状のシャフト(ハ)、円柱形 のシャフト(ニ)が、すべて挿入できる形状をいう。
【0014】 7,8は上記アンダースリーブ6の下端部に連結的に取付けられた2つ割りタ イプのシャフトホルダーで、その上端部内面には、アンダースリーブ6の下端部 外面に周設したシャフトホルダー取付溝6bに外嵌する係合リング部7a,8aが形成 されていると共に、このホルダー7,8の下端部外面には、後に述べるアンダー カバー9を、その上端において係合接続する係合溝部7b,8bが形成されており、 一方、両ホルダー7,8を合体した内面7c,8cは、上記のアンダースリーブ6の 内周断面形状6aと同じ形状に形成されている。
【0015】 また、上記2つ割りのシャフトホルダー7,8は、両者を合着一体化するため の4本のビス10を取付けるため、図2の左右(実物では前後)に、耳部7d,8dを 膨出形成して具備しており、これらのビス10を締込むことにより、合体した穴状 の内面7c,8cの短径側を締付けるようになっているので、図7の(イ)に示した穴 状の内面7c,8cの短径側を締付けるようになっているので、図7に示した外形が 異なる3種の既設シャフト(ロ)〜(ニ)には、上記構成によって本考案シフトノブ が強固に取付けられることになる。
【0016】 しかし、図7に示した既設シャフト(ホ),(ヘ)は、丸柱状であるがその外径が シャフト(ニ)より小径、具体的にはシャフト(ニ)は16mmφ、同(ホ),(ヘ)は15mm φ、14mmφであるため、上記シャフトホルダー7,8におけるビス10の締付けだ けでは強固に取付けられない。
【0017】 このため本考案では、図8に例示した形態の一例としてナイロン製のアダプタ 11をシャフトホルダー7,8に保持させる。即ち、このアダプタ11は、中心側に 形成した開放リング状の穴11aの径を14〜15mm程度に形成しておき、外郭形状11b を前記ホルダー7,8の合着一体化した内面7c,8cの形状に合う大きさに形成し ておけば、上記穴11aによって小径のシャフト(ホ),(ヘ)であっても、強固に本 考案シフトノブを取付けることができるのである。
【0018】 以上に説明した本考案シフトノブは、図1〜図3に例示した形態に予め組立て 、シャフトホルダー7,8のビス10だけを緩めておけば、このシフトノブに既設 シャフトをアンダーカバー9の側から挿入し、挿入した高さ(ノブの高さ)を調 整したところで、前記ビス10を締込んで取付け完了という、実に簡単な操作で取 付けることができる。なお、上記のシフトノブを構成するアウターボディ1,ボ ディキャップ2,アンダースリーブ6,シャフトホルダー7,8、アンダーカバ ー9はアルミニウム等の金属製としたが、他の材質であってもよいこと勿論であ る。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、メーカーの違いや車種の違いに拘わらず、どの 車種のシフトレバーのシャフトにも適用できるアフターパーツとしての汎用シフ トノブの問題点、即ち、構造がやや複雑で取付作業が煩雑になるという問題を解 決するため、ノブの内部の下半側を、既設シフトレバーのシャフトに被せて嵌合 するため、断面が異形の長円形を呈する筒穴に形成すると共に、この筒穴を有す るノブの下端に、内部が前記ノブの筒穴の断面と同様の断面を有し、かつ、二つ 割りされて外面からビス止めなどにより合着できる構造のシャフトホルダーを連 結状態で取付けるようにしたことにより、後付け用シフトノブを形成したので、 取付け作業が著しく簡素化されるという格別の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案シフトノブの一例の正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図2の縦断面図。
【図4】図3のB−B矢視図。
【図5】図3のC−C矢視図。
【図6】図1のD−D矢視図。
【図7】本考案シフトノブにおけるシャフト穴の内面形
状(イ)と、このシャフト穴(イ)に適用する既設シャフト
(ロ)〜(ホ)の外形を説明するための平面図。
【図8】小径シャフトに使用するシャフトアダプタの一
例の平面図。
【符号の説明】
1 アウターボディ 2 ボディキャップ 3 オン/オフスイッチ 3a スイッチノブ 4 インナーキャップ 5 スプリング 6 アンダースリーブ 7,8 シャフトホルダー 7a,8a 係合リング部 7b,8b 係合溝部 7c,7c 合着一体化した内面形状 7d,7d 左右耳部 9 アンダーカバー 10 ビス 11 シャフトアダプタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップするための適宜形態が適宜材料
    により形成されて付与されたシフトノブであって、この
    ノブの内部の下半側を、既設シフトレバーのシャフトに
    被せて嵌合するため、断面が異形の長円形を呈する筒穴
    に形成すると共に、この筒穴を有するノブの下端に、内
    部が前記ノブの筒穴の断面と同様の断面を有し、かつ、
    二つ割りされて外面からビス止めなどにより合着できる
    構造のシャフトホルダーを、連結状態で取付けるように
    形成したことを特徴とする後付け用シフトノブ。
  2. 【請求項2】 シャフトホルダーの内側には、このホル
    ダーで小径のシャフトを圧着挟持するためのシャフトア
    ダプタを取付けた請求項1の後付け用シフトノブ。
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