JP3075642U - 背中にフィットする帯枕 - Google Patents

背中にフィットする帯枕

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JP3075642U JP2000005848U JP2000005848U JP3075642U JP 3075642 U JP3075642 U JP 3075642U JP 2000005848 U JP2000005848 U JP 2000005848U JP 2000005848 U JP2000005848 U JP 2000005848U JP 3075642 U JP3075642 U JP 3075642U
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美智子 幸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着用者の体に対して優しく作用するよう、着用
者の体にフィットし、且つ、通気性、吸汗性に優れた背
中にフィットする帯枕を提供すること。 【解決手段】帯揚げの中に入れて、帯の形を整える帯枕
1であって、帯枕本体2と、帯枕本体の長さ方向両端側
2a、2bからそれぞれ外方に向けて背反方向にのびる
結び紐3とからなり、前記帯枕本体2が、枕形状をなす
枕部材4と、前記枕部材の裏面側に重ね合わせ状に配さ
れ、定形性を保つとともに通気性のための多数の通気孔
6を備えた背当側芯板5と、前記枕部材および背当側芯
板を重ね合わせ状に包囲する綿製の包囲材7とからなる
ことを特徴とする背中にフィットする帯枕。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、きものを着用する際に、帯揚げの中に入れて、帯の形を整える帯枕 の構造の改良に係るものであって、特に、着用者の体に対して優しく作用するよ う、着用者の体にフィットし、且つ、通気性並びに吸汗性に優れた構成になる背 中にフィットする帯枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、きものの着用者にとってきものの着付けは、比較的煩雑なもので あって、往々にしてきもの着用の機会を逸している。きものの着用の機会を高め るためには、きものの着付けを簡略的に、且つ簡易的に行い得るように改良すべ きであり、さらには、着用者の体に優しい構造的工夫を施すべきであり、その目 的に則した種々のアイデアが開発され提供されてきている。上記する諸点におい て、特に、着用者の体に優しくするという構造的工夫に関しては、従来から種々 の改良製品が提供されてきているが、それらは、統一的な設計並びに企画にした がって製品化されたものではなく、便宜的な商品として提供されているにすぎず 、きもの着用者サイドの立場を十分に考慮し、これに適合するようなものではな かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、上記する従来のきものの着付けにみられる問題点を解消す べくなしたものであり、着用者自らが一人で簡易的に、且つ迅速に、しかも見栄 え良く美しく着付けられるように構成するとともに、着用者の体に対して優しく 作用するよう、着用者の体にフィットし、且つ、通気性並びに吸汗性に優れた構 成になる背中にフィットする帯枕を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、帯揚げの中に入 れて、帯の形を整える帯枕であって、帯枕本体と、前記帯枕本体の長さ方向両端 側からそれぞれ外方に向けて背反方向にのびる結び紐とからなり、前記帯枕本体 が、枕形状をなす枕部材と、前記枕部材の裏面側に重ね合わせ状に配され、定形 性を保つとともに通気性のための多数の通気孔を備えた背当側芯板と、前記枕部 材および背当側芯板を重ね合わせ状に包囲する綿製の包囲材とからなる背中にフ ィットする帯枕を構成するものである。
【0005】 さらに、この考案は、前記結び紐が、前記帯枕本体の内部に挿通していて、前記 帯枕本体に固定されていて、前記帯枕本体の長さ方向両端側からそれぞれ外方に 向けて背反方向にのびる一本の結び紐によって構成されており、前記帯枕本体の 長さ方向両端側の結び紐取付け部分を少なくとも二股状の取付け補助片により形 成した背中にフィットする帯枕を構成するものでもある。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、この考案になる背中にフィットする帯枕について、図面に示す具体的な実 施例にもとづいて詳細に説明する。 図1は、この考案になる背中にフィットする帯枕の具体的な一実施例を概略的な 斜視図で示すものであり、図2は、この考案になる背中にフィットする帯枕につ いての内部構造を概略的に示すものであって、図2Aは、当該帯枕における帯枕 本体の概略的な縦断面図であり、図2Bは、当該帯枕における帯枕本体の概略的 な横断面図である。
【0007】 まず、この考案になる背中にフィットする帯枕の基本構成について、図1および 図2各図にもとづいて詳細に説明する。この考案になる背中にフィットする帯枕 1は、帯揚げの中に入れて、帯の形を整えるためのものとして利用される和装用 小物であって、その具体的な構成において、帯枕本体2と、前記帯枕本体2の長 さ方向両端側2a、2bからそれぞれ外方に向けて背反方向にのびる結び紐3と を含むものからなっている。
【0008】 この考案において、前記帯枕1における前記帯枕本体2は、例えば、発泡ウレタ ンあるいは発泡スチロール等の嵩高になり定形性があり、且つ軽量な合成樹脂材 料による成形体によって構成されている枕形状をなす枕部材4と、前記枕部材4 の裏面側4aに重ね合わせ状に配され、定形性を保つとともに通気性のための多 数の通気孔6を備えた背当側芯板5と、前記枕部材4および背当側芯板5を重ね 合わせ状に包囲する綿製の包囲材7とを含むものからなっている。
【0009】 さらに、この考案になる背中にフィットする帯枕1にあって、前記帯枕本体2に 対し、前記結び紐3は、該帯枕本体2の内部を通過するように挿通されていて前 記帯枕本体2の一部に固定されており、前記帯枕本体2の長さ方向両端側2a、 2bからそれぞれ外方に向けて背反方向にのびる一本の結び紐3によって構成さ れている。
【0010】 上記する実施例において、前記背中にフィットする帯枕1における帯枕本体2は 、幅寸法が約80mm〜120mm程度のものであって、長さ寸法が約180m m〜220mm程度のものである。さらに、前記背中にフィットする帯枕1にお ける帯枕本体2は、着用時において上側を向く部分の厚み寸法t1が、約40m m〜60mm程度のものであって、着用時において下側を向く部分の厚み寸法t 2よりも大きく設計されている。この考案において、上記する寸法は、あくまで も一例であって、結ぶ帯のお太鼓の形態に応じて、大小自在なものとして設計さ れる。
【0011】 さらにまた、この考案になる背中にフィットする帯枕1において、前記帯枕本体 2に対する結び紐3の取付け部分において特徴を有する。前記帯枕本体2の裏面 側に対し、前記結び紐5の一部が縫着されていて、該結び紐5の取付け部に対し て、概して二股状の取付け補助片8が縫着により取り付けてある。この二股状の 取付け補助片8を結び紐3の取付け部分に取付けることによって、結び紐3の結 び時における引っ張り力を分散でき、帯枕本体2の回転を防止でき、着用者の着 用部位に確実にあてがうことができる。
【0012】
【考案の効果】
以上の構成になるこの考案の背中にフィットする帯枕によれば、まず、全ての構 成部分が、簡単に入手可能な素材によって構成されている点、少ない構成部材に よって構成される点等において、製造者サイドにおいては、製造が極めて容易で あり、着用者側にあっては、経済的に有利である点において極めて有効に作用す るものといえる。
【0013】 さらに、この考案になる背中にフィットする帯枕によれば、帯枕1における帯枕 本体2が、枕部材4および背当側芯板5を重ね合わせ状に包囲する綿製の包囲材 7により着用時における滑りを防止することができ、且つ、吸湿性、吸汗性の面 において有効に作用する。加えて、前記帯枕本体2における背当側芯板5に対し て多数の通気孔6を設けたことにより、着用時における通気性を図った点におい ても極めて有効に作用するものといえる。
【0014】 さらにまた、この考案になる背中にフィットする帯枕によれば、帯枕本体2に対 し、結び紐5の一部が縫着されていて、該結び紐5の取付け部に対して、概して 二股状の取付け補助片8が縫着により取り付けられており、結び紐3の結び時に おける引っ張り力を分散でき、帯枕本体2の回転を防止でき、着用者の着用部位 に確実にあてがうことができる点においても極めて有効に作用するものであると いえる。
【提出日】平成12年8月14日(2000.8.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 さらにまた、この考案になる背中にフィットする帯枕によれば、帯枕本体2に対 し、結び紐5の一部が縫着されていて、該結び紐5の取付け部に対して、概して 二股状の取付け補助片8が縫着により取り付けられており、結び紐3の結び時に おける引っ張り力を分散でき、帯枕本体2の回転を防止でき、着用者の着用部位 に確実にあてがうことができる点においても極めて有効に作用するものであると いえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案になる背中にフィットする帯
枕の具体的な一実施例を概略的な斜視図で示すものであ
る。
【図2】図2は、この考案になる背中にフィットする帯
枕についての内部構造を概略的に示すものであって、図
2Aは、当該帯枕における帯枕本体の概略的な縦断面図
であり、図2Bは、当該帯枕における帯枕本体の概略的
な横断面図である。
【符号の説明】
1 背中にフィットする帯枕 2 帯枕本体 2a、2b 帯枕本体の長さ方向両端側 3 結び紐 4 枕部材 4a 枕部材の裏面側 5 背当側芯板 6 通気孔 7 綿製の包囲材 8 二股状の取付け補助片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月14日(2000.8.1
4)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案になる背中にフィットする帯
枕の具体的な一実施例を概略的な斜視図で示すものであ
る。
【図2】図2は、この考案になる背中にフィットする帯
枕についての内部構造を概略的に示すものであって、図
2Aは、当該帯枕における帯枕本体の概略的な縦断面図
であり、図2Bは、当該帯枕における帯枕本体の概略的
な横断面図である。
【符号の説明】 1 背中にフィットする帯枕 2 帯枕本体 2a、2b 帯枕本体の長さ方向両端側 3 結び紐 4 枕部材 4a 枕部材の裏面側 5 背当側芯板 6 通気孔 7 綿製の包囲材 8 二股状の取付け補助片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯揚げの中に入れて、帯の形を整える帯
    枕であって、帯枕本体と、前記帯枕本体の長さ方向両端
    側からそれぞれ外方に向けて背反方向にのびる結び紐と
    からなり、前記帯枕本体が、枕形状をなす枕部材と、前
    記枕部材の裏面側に重ね合わせ状に配され、定形性を保
    つとともに通気性のための多数の通気孔を備えた背当側
    芯板と、前記枕部材および背当側芯板を重ね合わせ状に
    包囲する綿製の包囲材とからなることを特徴とする背中
    にフィットする帯枕。
  2. 【請求項2】 前記結び紐が、前記帯枕本体の内部に挿
    通していて、前記帯枕本体に固定されていて、前記帯枕
    本体の長さ方向両端側からそれぞれ外方に向けて背反方
    向にのびる一本の結び紐によって構成されており、前記
    帯枕本体の長さ方向両端側の結び紐取付け部分を少なく
    とも二股状の取付け補助片により形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の背中にフィットする帯枕。
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