JP3075223B2 - プリント基板検査装置およびその検査方法 - Google Patents

プリント基板検査装置およびその検査方法

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JP3075223B2
JP3075223B2 JP09232854A JP23285497A JP3075223B2 JP 3075223 B2 JP3075223 B2 JP 3075223B2 JP 09232854 A JP09232854 A JP 09232854A JP 23285497 A JP23285497 A JP 23285497A JP 3075223 B2 JP3075223 B2 JP 3075223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板検査装
置に関し、特にベアチップ実装用パッド等触針式プロー
ブによるコンタクトが困難な微細パターンを有するプリ
ント基板の検査装置およびその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板の検査装置として
は、触針式プローブを基板に接触させて検査する方式と
電気光学結晶を用いて非接触で検査する方式が知られて
いる。
【0003】図5は、触針式プローブを用いた検査方式
の一例で、プリント基板検査装置の概略回路図である。
図中、51はボードにプローブを配列してなる、いわゆ
るネイルベッド、54はスイッチ群、55は直流電源、
56は電圧検出装置、57は検査されるプリント基板を
搭載するプリント基板搭載台である。このプリント基板
検査装置は、プローブ53をプリント基板58のパッド
やスルーホールに押し当て、スイッチ群54の切り替え
によって配線回路を選択し、電圧を印加して測定を行
い、その配線回路の導通検査を行うというものである。
【0004】図6は、特開平4−259862号公報に
開示されている電気光学結晶体を用いた非接触検査方式
の一例である。図中、62,63は電圧の印加を行う導
電性ゴムローラであり、それぞれゴムローラ駆助手段6
4で検査するプリント基板65上をそれぞれ直交する方
向に回転移動できるように構成されている。72は偏光
面保存ファイバ、75は電気光学結晶体であり、この電
気光学結晶体75を含む偏光面保有ファイバ72の先端
部がいわゆるプローブ73とされており、プローブ73
はプローブ駆動手段74によってプリント基板65上を
自在に移動可能とされている。71は電圧解析部であ
り、電気光学結晶体75中を反射して戻ってきたレーザ
光の偏光状態から配線回路の電圧を解析し、その配線回
路の導通検査を行うというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の触針式プ
ローブを用いたプリント基板検査装置は、プローブの寸
法制限よりベアチップ実装用パッド(以下微細パッドと
称す)にはコンタクトができないため、そのような微細
パッドを有する高密度配線基板の検査には対応が困難で
ある。一方上記の電圧印加を導電性ゴムローラで行い、
電圧測定を電気光学結晶を用いて非接触で行う方法で
は、短絡検査を行えない上、また、電圧測定プローブを
メカニカル走査する必要があり検査に時間がかかるとい
う課題があった。
【0006】本発明は、上記従来のプリント基板検査装
置の課題を解決した微細パッド等の配線回路を有するプ
リント基板の導通・短絡の検査を行うことができるプリ
ント基板検査装置およびその検査方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板検
査装置は、ベアチップ実装用パッド等の微細な配線回路
を有するプリント基板の導通・短絡検査する検査装置に
おいて、前記プリント基板をセットする固定台と、前記
プリント基板に密着して装着される絶縁体と、前記プリ
ント基板の密着面側に前記配線回路のそれぞれのネット
のいずれか1個の検査パッドと対向する給電パッドと前
記検査パッドの残りのすべてのパッドと対向する信号検
出パッドと、前記プリント基板の密着面の反対側の表面
の周辺部に前記給電パッドに内層及び表層配線により接
続された外部接続端子と前記信号検出パッドの全てに前
記内層及び表層配線により接続された共通電極とを有
し、前記絶縁体に密着して装着される検査プレートと、
前記検査プレート上に載置され、前記共通電極に接続し
たコンデンサと、前記検査プレートの外部接続端子に接
続されたリレー回路を有するスイッチング機構と、前記
スイッチング機構に信号を供給する信号源と、前記スイ
ッチング機構のリレーを制御し、前記検査プレートで検
出した前記プリント基板の前記配線回路の電圧を読みと
り、前記プリント基板の前記配線回路の導通・短絡判定
を行う信号処理部とで構成される。
【0008】また、前記絶縁体は、前記給電パッドおよ
び前記信号検出パッドに対向する位置に貫通孔を有し、
これら貫通孔に高誘電体が充填された絶縁樹脂シートま
たは前記検査プレートの前記給電パッドおよび前記信号
検出パッド側の全面にそれらパッドが露出するように被
覆された絶縁樹脂膜とそれらパッドの露出箇所の前記絶
縁樹脂膜に高誘電体を充填した構成とすることができ
る。
【0009】上記の本発明の第1の構成のプリント基板
検査装置を使用し、前記検査プレートの共通電極の電圧
を容量結合により測定し、前記検査プリント基板の記線
の導通・短絡測定が電気的に非接触の状態で行うことが
できる。
【0010】また、前記検査プレートによる電圧測定
を、前記検査プレートの前記共通電極に接続したコンデ
ンサを介して行うことができ、前記共通電極に接続した
前記コンデンサの反対の電極を前記信号源のグランドに
接続することにより安定した電圧測定ができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のプリント基板検査装置の
第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態を説明す
るためのプリント基板検査装置の斜視図である。また、
図2は図1の検査プレート要部の断面図で、図2(a)
は図1の検査プレートの給電パッド4―2と信号検出パ
ッド5―2に沿った断面図、図2(b)は図1の検査プ
レートの共通電極と表層配線に沿った断面図である。本
発明の第1の実施の形態のプリント基板検査装置は、ベ
アチップ実装用パッド等の微細な配線回路を有する検査
するプリント基板1をセットする固定台2と、プリント
基板1に密着して装着される絶縁体12と、絶縁体12
に密着して装着され容量結合でプリント基板1の配線回
路の電圧を検出するための検査プレート3、検査プレー
ト3の外部接続端子6に接続されたリレー回路を有する
スイッチング機構9と、スイッチング機構9に信号を供
給する信号源10と、スイッチング機構9のリレーを制
御し、検査プレート3で検出したプリント基板1の前記
配線回路の電圧を読みとり、プリント基板1の配線回路
の導通・短絡判定を行う信号処理部11で構成される。
【0015】前記検査プレート3は、プリント基板1の
密着面側にプリント基板1の配線回路のそれぞれのネッ
トのいずれか1個の検査パッド(例えば検査パッド13
―1等)と対向する給電パッド(例えば給電パッド4―
2等)と前記検査パッドの残りのすべてのパッド(例え
ば検査パッド13―2等)と対向する信号検出パッド
(例えば信号検出パッド5―2等)を有し、また、その
反対側の表面の周辺部に前記給電パッド(例えば給電パ
ッド4―2等)に内層配線5a及び表層記線5bにより
接続された外部接続端子6と信号検出パッド(例えば信
号検出パッド5―2等)の全てに内層配線5a及び表層
配線5bにより接続された共通電極8とを有する構造と
なっている。
【0016】上記の検査プレート3のべース基板には、
通常プリント基板に使用されるエポキシ樹脂、ポリイミ
ド樹脂、フッ素系高分子樹脂等の基板を使用することが
できる。また、検査プレートの内層配線や表層配線は、
銅めっきと印刷エッチング技術により形成でき、それら
の配線の厚さは10〜50μmが適当である。
【0017】検査プレート3は検査するプリント基板の
配線密度に合わせて両面配線や多層配線の構造とするこ
とができる。また、検査プレートのサイズも検査するプ
リント基板のサイズに合わせて調整される。
【0018】また、上記の絶縁体12は、給電パッド4
―1,4―2,4―3および信号検出パッド5―1,5
―2,5―3に対向する位置に貫通孔を有し、これら貫
通孔に高誘電体14が充填されたエポキシ樹脂、ポリイ
ミド樹脂、フッ素系高分子樹脂等の絶縁樹脂シートまた
は検査プレート3の給電パッド4―1,4―2,4―3
および信号検出パッド5−1,5−2,5−3側の全面
にエポキシ樹脂やポリイミド樹脂等の感光性樹脂を使用
して、それらパッドが露出するように絶縁樹脂膜を形成
し、それらパッドの露出箇所の前記絶縁樹脂膜に高誘電
体12を充頃した構成とすることができる。
【0019】図1のように共通電極8上にコンデンサ7
を接続載置し、そのコンデンサの表面の電極を信号源1
0のグランド15に接続することによって、信号検出の
基準を設け、測定の信頼性を上げることができる。な
お、コンデンサ7としては薄膜サンドウイッチ構造のコ
ンデンサ等を使用できる。
【0020】上記の本発明の実施形態のプリント基板検
査装置を使用したプリント基板の検査方法について説明
する。
【0021】検査プレート3の給電パッド4―1,4―
2,4―3及び検出パッド5―1,5―2,5―3が検
査するプリント基板1の検査パッドと一致するように位
置合わせした後、検査プレート3とプリント基板1を前
記絶縁体を介して密着させる。スイッチング機構9で選
択された特定の給電パッド(例えば給電パッド4―2)
には信号源10の信号が印加され、その給電パッド4―
2に対向するプリント基板1側の検査パッド13―1に
は容量結合により電気信号が印加される。
【0022】上記の検査プレート3とプリント基板1の
位置合わせ手段としては、プリント基板1や前記絶縁体
に予め基準穴を設け、この穴に検査プレート3に予め設
けた位置合わせピンを挿入する方法や、プリント基板1
の表面に予め基準マークを設け、この基準マークに光学
的に前記絶縁体と検査プレート3を位置合わせする方法
等を使用できる。
【0023】検査パッド13―1に対応する配線回路の
ネットの配線16に断線がなければ他端の検査パッド1
3―2を介して容量結合により信号検出パッド5―2及
びコンデンサ7が接続されている共通電極8に電気信号
が印加される。この電気信号を信号処理部11で処理
し、プリント基板1の配線回路の導通・短絡判定が行わ
れる。
【0024】図3(a)〜図3(c)は、上記の検査方
法を説明するためのコンデンサモデルである。
【0025】給電パッド4−2部の容量をC1 、信号検
出パッド5−2部の容量をC2 、薄膜のコンデンサ7の
容量をC3 で表している。
【0026】図3(a)は、プリント基板の配線回路に
断線やショートがない正常な場合で、3個のコンデンサ
の直列接続モデルとして表される。図3図(b)は、プ
リント基板の配線回路が断線した場合で、正常な場合に
断線箇所の容量C4がさらに付加されたモデルとなる。
また、同図(c)は、プリント基板の配線回路の他の1
つのネットとショートした場合で、正常な場合に信号検
出パッド部容量C2 が1個並列接続されたモデルにな
る。
【0027】これらのモデルから、それぞれ薄膜サンド
イッチ構造のコンデンサ7が載置されている共通電極8
に印加される電圧を計算すると以下のようになる。
【0028】 Vout(正常)=Vin・C1・C2/(C1・C2+C2・C3+C3.C1) ・・・・(1) Vout(断線)=Vin・C1・C2・C4/(C1・C2・C3+ C2・C3・C4+C3・C4・C1+C4・C1・C2) ・・・・(2) Vout(ショート)=2Vin.C1.C2/(2C1.C2+2C2.C3+ C3・C1) ・・・・(3) 上式から、 Vout(断線)/Vout(正常)=(C2・C3・C4+C3・C4・ C1+C4.C1.C2)/(C1・C2・C3+C2・C3・C4+ C3・C4・C1+C4・C1・C2)<1 ・・・・(4) Vout(ショート)/Vout(正常)=2(C1・C2+C2・C3 +C3・C1)/(2C1・C2+2C2・C3+C3・C1)>1 ・・・・(5) となるため、正常の基準電圧と比較することにより、断
線、ショートの判定が可能である。
【0029】次に、図2で示した高誘電体14の効果に
ついて説明する。給電パッドと検出パッドのサイズはほ
ぼ等しいため、それぞれの容量C1 ,C2 及び薄膜コン
デンサ7の容量C3をほぼ同じ容量にすることは可能で
あり、Cとすると、式(4)及び(5)は、 Vout(断線)/Vout(正常) 3C4/(C+3C4) ・・・・(6) Vout(ショート)/Vout(正常)=1.2 ・・・・(7) となる。
【0030】(7)式より、ンョートは、正常に比べ約
20%大きくなることがわかる。
【0031】一方、(6)式より、断線時の変化の割合
は、断線部の容量C4 とそれ以外の容量Cとの比率に依
存することがわかる。例えば、C4 =Cの時は、約25
%の減少になるのに対して、C4 =C/10の場合は、
75%以上の減少になる。断線部の容量は、断線幅に依
存し、断線幅が小さいほどその容量は大きくなる。
【0032】従って、小さい幅の断線を検出するために
は、給電パッド4、検出パッド5及び薄膜のコンデンサ
7の容量を相対的に大きくする必要がある。平行平板コ
ンデンサの容量は導体板間の物質の誘電率に比例するた
め、中の物質を高誘電体14にすることにより、検出感
度を高めることができる。
【0033】次に、本発明のプリント基板検査装置の
考例について図4を参照して説明する。
【0034】図4は、本発明の参考例のプリント基板検
査装置の斜視図である。この検査装置では、上記の本発
の実施の形態のプリント基板検査装置の構成におい
て、検査プレート3の共通電極8にコンデンサ7を接続
する代わりに、検査プレート3の共通電極8上には共通
電極8の電圧を感知し、その表面に透明電極23を有す
る電気光学結晶体17が実装される。この電気光学結晶
体17上には電気光学結晶体17の電界強度に比例した
偏光変化を検出し電気信号に変換する機能を有する光プ
ローブ18が設置されている。
【0035】光プローブ18は、レーザ19と、偏光ビ
ームスプリッタ20と、レンズ21と、レーザ光24の
偏光変化を検出する偏光解析部22とから構成されてい
る。この偏光解析部22は信号処理部11に接続され
る。電気光学結晶体17表面の透明電極23は、信号源
10のグランドに接続され、信号検出の基準を設けるこ
とにより電圧測定の信頼性を上げることができる。上記
の本発明の参考例のプリント検査装置を使用したプリン
ト基板の検査方法を図4を参照して説明する。まず、上
記の本発明の実施形態のプリント基板検査装置を使用し
た場合と同様に、検査するプリント基板1を固定台2に
セットする。次いで、プリント基板1上に絶縁体(表示
してない)と検査プレート3を順次セットする。絶縁体
や検査プレートの位置合わせは上記の本発明の実施形態
と同様な方法により行う。
【0036】次に、検査プレート3の共通電極8上に電
気光学結晶体17と光プローブ18をセットし、光プロ
ーブ18の偏光解析部22は信号処理部11に接続す
る。なお、電圧測定の安定化のために電気光学結晶体1
7表面の透明電極23は信号源10のグランドに接続す
る。
【0037】スイッチング機構9で選択された特定の給
電パッド(例えば給電パッド4―2)には信号源10の
信号が印加され、その給電パッド4―2に対向するプリ
ント基板1側の検査パッド(表示してない)には容量結
合により電気信号が印加される。
【0038】プリント基板1側の検査パッド(表示して
ない)に対応するプリント基板の配線回路に断線がなけ
れば検査パッドを介して容量結合により信号検出パッド
(例えば信号検出パッド5―2)が接続されている共通
電極8に電気信号が印加される。電気光学結晶体17
は、共通電極8に信号が印加されると共通電極8と透明
電極23間で発生する電界強度に比例した複屈折変化を
受ける。この屈折率変化を光プローブ18で検出し、信
号処理部11でプリント基板1の配線回路の導通・短絡
判定が行われる。
【0039】偏光解析の一例として、例えば直線偏光の
しーザ光24を電気光学結晶体17中に入射すると、レ
ーザ光24は基板側電極8で反射して戻ってくる間に電
気光学結晶体17中で偏光変化を受け、楕円偏光とな
る。偏光解析部22では適当な光学手段を用いて、楕円
偏光を直交する2つの成分に分光し、その差分を電気信
号に変換して検出することにより、偏光の程度、すなわ
ち電界強度を測定できる。
【0040】本参考例では、共通電極8をしーザ光24
の反射膜として用いているため、電気光学結晶体17は
光プローブ18側に設けても良い。この場合、仮に検査
プレート3上に測定電極が複数箇所あれば、光プローブ
18もしくはプリント基板1のどちらかを移動させれば
良い。
【0041】尚、検査プレート3上に電気光学結晶体1
7を実装する場合には、電気光学結晶体17の裏面に金
属反射膜を設けても、何ら問題はない。
【0042】
【発明の効果】本発明のプリント基板検査装置は、プリ
ント基板の検査パッドと1対1で対向する表層配線を有
する検査プレートを用いて容量結合により非接触で信号
供給及び検出を行うため、ベアチップ実装用のパッド等
微細な配線回路を有するプリント基板の導通検査ができ
る上、信号検出用パッドを同一電極(共通電極)に接続
し、検査プレートの給電パッドに個別に信号印加するこ
とにより、共通電極の出力電圧から短絡判定も同時に行
うことができ、高速な検査を実現できる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプリント基板検査装置を説
明するためのプリント基板検査装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の検査プレートを説明するた
めの検査プレート要部の断面図である。
【図3】本発明の実施形態のプリント基板検査装置によ
る検査方法を説明するためのコンデンサモデルである。
【図4】本発明の参考例のプリント基板検査装置を説明
するためのプリント基板検査装置の斜視図である。
【図5】従来の触針式プローブ検査方式のプリント基板
検査装置の概略回路図である。
【図6】従来の電気光学結晶を用いた非接触検査方式の
プリント基板検査装置の斜視図である。
【符号の説明】
1,58,65 プリント基板 2 固定台 3 検査プレート 4―1〜4―3 給電パッド 5―1〜5―3 信号検出パッド 5a 内層配線 5b 表層配線 6 外部接続端子 7 コンデンサ 8 共通電極 9 スイッチング機構 10 信号源 11 信号処理部 12 絶縁体 13―1,13―2 検査パッド 14 高誘電体 15 グランド 16 配線 17,75 電気光学結晶体 18 光プローブ 19,67 レーザ 20 偏光ビームスプリッタ 21,70 レンズ 22 偏光解析部 23 透明電極 24,68 レーザ光 51 ネイルベッド 52 ボード 53,73 プローブ 54 スイッチ群 55,61 直流電源 56 電圧検出装置 57,60 プリント基板搭載台 62,63 導電性ゴムローラ 64 ゴムローラ駆動手段 66 制御部 69 ハーフミラー 71 電圧解析部 72 偏光面保存ファイバ 74 プローブ駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/07,31/02,31/302

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベアチップ実装用パッド等の微細な配線
    回路を有するプリント基板の導通・短絡検査する検査装
    置において、前記プリント基板をセットする固定台と、
    前記プリント基板に密着して装着される絶縁体と、前記
    プリント基板の密着面側に前記配線回路のそれぞれのネ
    ットのいずれか1個の検査パッドと対向する給電パッド
    と前記検査パッドの残りのすべてのパッドと対向する信
    号検出パッドと、前記プリント基板の密着面の反対側の
    表面の周辺部に前記給電パッドに内層及び表層配線によ
    り接続された外部接続端子と前記信号検出パッドの全て
    に前記内層及び表層配線により接続された共通電極とを
    有し、前記絶縁体に密着して装着される検査プレート
    と、前記検査プレート上に載置され、前記共通電極に接
    続したコンデンサと、前記検査プレートの外部接続端子
    に接続されたリレー回路を有するスイッチング機構と、
    前記スイッチング機構に信号を供給する信号源と、前記
    スイッチング機構のリレーを制御し、前記検査プレート
    で検出した前記プリント基板の前記配線回路の電圧を読
    みとり、前記プリント基板の前記配線回路の導通・短絡
    判定を行う信号処理部とで構成されることを特徴とする
    プリント基板検査装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサとして薄膜サンドイッチ
    構造のコンデンサを使用した請求項1記載のプリント基
    板検査装置
  3. 【請求項3】 前記絶縁体は、前記給電パッドおよび前
    記信号検出パッドに対向する位置に貫通孔を有し、これ
    ら貫通孔に高誘電体が充填された絶縁樹脂シートである
    請求項1または請求項2記載のプリント基板検査装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁体は、前記検査プレートの前記
    給電パッドおよび前記信号検出パッド側の全面にそれら
    パッドが露出するように被覆された絶縁樹脂膜とそれら
    パッドの露出箇所の前記絶縁樹脂膜に高誘電体を充填し
    た構成である請求項1または請求項2記載のプリント基
    板検査装置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁樹脂シートとしてエポキシ樹
    脂,ポリイミド樹脂,またはフッ素系高分子樹脂を使用
    した請求項3記載のプリント基板検査装置
  6. 【請求項6】 前記絶縁樹脂膜としてエポキシ樹脂また
    はポリイミド樹脂の感光性樹脂を使用した請求項4記載
    のプリント基板検査装置
  7. 【請求項7】 前記プリント基板の前記配線回路の両端
    の前記検査パッドの一方と前記検査プレートの給電パッ
    ド間に前記絶縁体を介する容量結合により電気信号を印
    加し、前記絶縁体により容量結合された前記検査プレー
    トの前記共通電極と前記検査パッドの他方との間の電圧
    を前記共通電極に接続された前記コンデンサを介して
    定し、前記プリント基板の前記配線の導通・短絡測定を
    電気的に非接触の状態で行う請求項記載のプリント基
    板検査装置を使用したプリント基板の検査方法。
  8. 【請求項8】 前記共通電極に接続した前記コンデンサ
    の反対の電極を前記信号源のグランドに接続して前記検
    査プレートの共通電極の電圧を容量結合により測定する
    請求項記載のプリント基板検査方法。
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