JP3074985B2 - 転写装置 - Google Patents
転写装置Info
- Publication number
- JP3074985B2 JP3074985B2 JP04334068A JP33406892A JP3074985B2 JP 3074985 B2 JP3074985 B2 JP 3074985B2 JP 04334068 A JP04334068 A JP 04334068A JP 33406892 A JP33406892 A JP 33406892A JP 3074985 B2 JP3074985 B2 JP 3074985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- pin
- cream solder
- transfer pin
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクリーム半田な
どの転写物をプリント基板に転写させるための転写装置
に関するものである。
どの転写物をプリント基板に転写させるための転写装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の転写装置は、転写具に複
数の転写ピンを植設し、その転写ピンの先端部にクリー
ム半田を付着させ、それをプリント基板の所定位置に転
写させるようになっていた。
数の転写ピンを植設し、その転写ピンの先端部にクリー
ム半田を付着させ、それをプリント基板の所定位置に転
写させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のものにおいて、
問題となるのはプリント基板へのクリーム半田付着量が
安定しないことであった。すなわち、転写ピンの先端に
付着したクリーム半田は、ある転写ピンにおいては、そ
の先端からすべてがプリント基板に転写されずに残って
しまい、この時には、プリント基板においては、クリー
ム半田不足となり、次にその転写ピンに新たなクリーム
半田が付着させられた状態では逆に、プリント基板への
転写量が多くなってしまうこともあり、このような結果
として、転写量が安定しなくなるのであった。
問題となるのはプリント基板へのクリーム半田付着量が
安定しないことであった。すなわち、転写ピンの先端に
付着したクリーム半田は、ある転写ピンにおいては、そ
の先端からすべてがプリント基板に転写されずに残って
しまい、この時には、プリント基板においては、クリー
ム半田不足となり、次にその転写ピンに新たなクリーム
半田が付着させられた状態では逆に、プリント基板への
転写量が多くなってしまうこともあり、このような結果
として、転写量が安定しなくなるのであった。
【0004】そこで本発明は、この転写量を安定させる
ことを目的とするものである。
ことを目的とするものである。
【0005】そして、この目的を達成するために、本発
明の転写装置は、転写ピンの下方に載置されたプリント
基板の導電パターンに向かって前記転写ピンを下降させ
るとともに、水平方向に高い周波数で振動させて前記転
写ピンの下端に付着されたクリーム半田のほとんどすべ
てを前記導電パターン側に転写させるものである。
明の転写装置は、転写ピンの下方に載置されたプリント
基板の導電パターンに向かって前記転写ピンを下降させ
るとともに、水平方向に高い周波数で振動させて前記転
写ピンの下端に付着されたクリーム半田のほとんどすべ
てを前記導電パターン側に転写させるものである。
【0006】
【作用】以上の構成とすれば、クリーム半田が付着され
た転写ピンを水平方向に高い周波数で振動させることに
より、クリーム半田のほとんど全てが転写ピンから分離
されてプリント基板に転写されるので、転写量は極めて
安定したものとなる。
た転写ピンを水平方向に高い周波数で振動させることに
より、クリーム半田のほとんど全てが転写ピンから分離
されてプリント基板に転写されるので、転写量は極めて
安定したものとなる。
【0007】
【実施例】図1において、1はアルミニウムの直方体で
形成した転写具でその上面には、ホーン型の振動子2が
固着されている。また、振動子2の上端には振動体3が
固定されている。一方、転写具1の下面には一体成形で
複数の転写ピン4が植設された状態となっている。
形成した転写具でその上面には、ホーン型の振動子2が
固着されている。また、振動子2の上端には振動体3が
固定されている。一方、転写具1の下面には一体成形で
複数の転写ピン4が植設された状態となっている。
【0008】この構成において転写ピン4の下端には、
クリーム半田がクリーム半田槽への移動時に付着させら
れており、この図1に示す状態に戻った後に、下降して
プリント基板5の上面の図示していない導電パターンに
転写される。この時転写ピン4の下端は水平方向に高い
周波数で振動しており、これによりクリーム半田はプリ
ント基板5側に、そのほとんどすべてが容易に転写させ
られることになる。
クリーム半田がクリーム半田槽への移動時に付着させら
れており、この図1に示す状態に戻った後に、下降して
プリント基板5の上面の図示していない導電パターンに
転写される。この時転写ピン4の下端は水平方向に高い
周波数で振動しており、これによりクリーム半田はプリ
ント基板5側に、そのほとんどすべてが容易に転写させ
られることになる。
【0009】なお転写ピン4の下端は、図2に示すごと
く、その断面形状をほぼ台形状とすることが好ましい。
なぜならこの転写ピン4は水平方向に振動するので、そ
の振動方向が図2に示すごとく、切り欠かれた状態とな
っていると、水平方向への移動時にクリーム半田を押し
広げてしまうおそれが少なくなるからである。
く、その断面形状をほぼ台形状とすることが好ましい。
なぜならこの転写ピン4は水平方向に振動するので、そ
の振動方向が図2に示すごとく、切り欠かれた状態とな
っていると、水平方向への移動時にクリーム半田を押し
広げてしまうおそれが少なくなるからである。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の転写装置は、ク
リーム半田が付着された転写ピンを水平方向に高い周波
数で振動させることにより、クリーム半田のほとんど全
てが転写ピンから分離されてプリント基板に転写される
ので、転写量は極めて安定したものとなる。
リーム半田が付着された転写ピンを水平方向に高い周波
数で振動させることにより、クリーム半田のほとんど全
てが転写ピンから分離されてプリント基板に転写される
ので、転写量は極めて安定したものとなる。
【図1】本発明の一実施例の正面図
【図2】その転写ピンの一部拡大正面図
1 転写具 2 振動子 4 転写ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 勲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−183147(JP,A) 特開 昭55−14229(JP,A) 特開 昭52−68271(JP,A) 特開 昭49−33712(JP,A) 実開 平4−15532(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 17/14 B41K 3/00 H05K 3/12 630
Claims (2)
- 【請求項1】転写具と、この転写具を振動させる振動子
と、前記転写具の下面に植設された複数の転写ピンと、
この転写ピンの下端に付着されるクリーム半田とを備
え、前記転写ピンの下方に載置されたプリント基板の導
電パターンに向かって前記転写ピンを下降させるととも
に、水平方向に高い周波数で振動させて前記転写ピンの
下端に付着されたクリーム半田のほとんどすべてを前記
導電パターン側に転写させる転写装置。 - 【請求項2】転写ピンの下端は、その断面形状を略台形
状とした請求項1に記載の転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04334068A JP3074985B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04334068A JP3074985B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 転写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06182968A JPH06182968A (ja) | 1994-07-05 |
JP3074985B2 true JP3074985B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=18273157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04334068A Expired - Fee Related JP3074985B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074985B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193785A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Fuji Tokushu Shigyo Kk | テープ挿入袋における易開封装置及びその製法 |
JP2014036973A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-27 | Qel 株式会社 | 溶融ハンダ塗布装置 |
KR20230063891A (ko) | 2021-04-28 | 2023-05-09 | 가부시키가이샤 더블유 | 커피 보존용 주머니체 및 커피 보존 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110816093A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-02-21 | 江苏上达电子有限公司 | 一种用于印刷线路板的印章式油墨加工工艺 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP04334068A patent/JP3074985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193785A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Fuji Tokushu Shigyo Kk | テープ挿入袋における易開封装置及びその製法 |
JP2014036973A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-27 | Qel 株式会社 | 溶融ハンダ塗布装置 |
KR20230063891A (ko) | 2021-04-28 | 2023-05-09 | 가부시키가이샤 더블유 | 커피 보존용 주머니체 및 커피 보존 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06182968A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |