JP3074666B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JP3074666B2 JP3074666B2 JP05216986A JP21698693A JP3074666B2 JP 3074666 B2 JP3074666 B2 JP 3074666B2 JP 05216986 A JP05216986 A JP 05216986A JP 21698693 A JP21698693 A JP 21698693A JP 3074666 B2 JP3074666 B2 JP 3074666B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式ディスクをトレ
イに搭載し、装置筐体内に装填することで、自動的にデ
ィスクのローディングを達成するようにしたディスク装
置に関するものである。
イに搭載し、装置筐体内に装填することで、自動的にデ
ィスクのローディングを達成するようにしたディスク装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のディスク装置は、光学ピックアッ
プをディスクの半径方向に移動可能に装備すると共にシ
ャーシにディスク用モータを装備し、ディスクを搭載し
たトレイを装置筐体に装填した後で、ディスクをディス
クモータのターンテーブルに装着するように構成してい
る。
プをディスクの半径方向に移動可能に装備すると共にシ
ャーシにディスク用モータを装備し、ディスクを搭載し
たトレイを装置筐体に装填した後で、ディスクをディス
クモータのターンテーブルに装着するように構成してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のものは構造が複雑となり、部品点数も増加し、
組立も面倒であるという欠点があった。本発明は、上記
事情に基づいてなされたもので、トレイの装填，排出
時、トレイに設けたスライドプレートによって、機械的
にシャーシの昇降を行い、また、上記スライドプレート
をロック手段で係脱操作することで、前記シャーシを上
昇位置に保持し、あるいは下降することができるように
構成した部品点数の少ない安価なディスク装置を提供し
ようとするものである。
た従来のものは構造が複雑となり、部品点数も増加し、
組立も面倒であるという欠点があった。本発明は、上記
事情に基づいてなされたもので、トレイの装填，排出
時、トレイに設けたスライドプレートによって、機械的
にシャーシの昇降を行い、また、上記スライドプレート
をロック手段で係脱操作することで、前記シャーシを上
昇位置に保持し、あるいは下降することができるように
構成した部品点数の少ない安価なディスク装置を提供し
ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光学ピックアップをディスクの半径方向に移動可能に装
備すると共に前記ディスク用のモータを搭載したシャー
シと、ディスクを前記モータのターンテーブルにローデ
ィングするためのトレイとからなるディスク装置におい
て、前記シャーシの両側部に棒状の被ガイド部を設ける
と共に、この被ガイド部をガイドするための溝を有する
前後動自在なガイド部材を前記シャーシの両側部に設
け、また、前記ガイド部材を前後動せしめる前記ガイド
部材の駆動手段を前記シャーシの両側部に設け、前記駆
動手段でガイド部材を後方に押すと被ガイド部が溝に沿
ってガイドされシャーシが上昇するように構成し、前記
シャーシは一方の側が軸支され、ガイド部材はシャーシ
の他方に設けられた被ガイド部をガイドするように構成
して、更に前記シャーシの両側部にそれぞれ被ガイド部
が設けられ、ガイド部材は前記シャーシの両側部に設け
られた被ガイド部を同時にガイドするようにし、前記ト
レイにはスライド可能なスライドプレートが設けられ、
前記駆動手段は前記スライドプレートの両側部に設けた
押圧部と、前記スライドプレートの前方に設けられた手
動操作部とで構成したことを特徴とするものである。
光学ピックアップをディスクの半径方向に移動可能に装
備すると共に前記ディスク用のモータを搭載したシャー
シと、ディスクを前記モータのターンテーブルにローデ
ィングするためのトレイとからなるディスク装置におい
て、前記シャーシの両側部に棒状の被ガイド部を設ける
と共に、この被ガイド部をガイドするための溝を有する
前後動自在なガイド部材を前記シャーシの両側部に設
け、また、前記ガイド部材を前後動せしめる前記ガイド
部材の駆動手段を前記シャーシの両側部に設け、前記駆
動手段でガイド部材を後方に押すと被ガイド部が溝に沿
ってガイドされシャーシが上昇するように構成し、前記
シャーシは一方の側が軸支され、ガイド部材はシャーシ
の他方に設けられた被ガイド部をガイドするように構成
して、更に前記シャーシの両側部にそれぞれ被ガイド部
が設けられ、ガイド部材は前記シャーシの両側部に設け
られた被ガイド部を同時にガイドするようにし、前記ト
レイにはスライド可能なスライドプレートが設けられ、
前記駆動手段は前記スライドプレートの両側部に設けた
押圧部と、前記スライドプレートの前方に設けられた手
動操作部とで構成したことを特徴とするものである。
【０００５】また、トレイとスライドプレーと間にはス
ライドプレートを前方に付勢するバネを張架せしめると
共にスライドプレートをトレイの下側部分でスライド可
能にせしめる略Ｌ字状のスリットを設け、また、トレイ
には前記スリットに係合するガイドピンを有するロック
レバーを設け、前記ロックレバーの位置に基づき前記ス
ライドプレートを制御することを特徴とするものであ
る。また、ロックレバーのガイドピンと相対する側にス
ライドプレートのロックを解除するための操作レバー部
を設け、この操作レバー部を筐体に設けた押圧子に当接
せしめスライドプレートをスライド可能に構成したこと
を特徴とするものである。
ライドプレートを前方に付勢するバネを張架せしめると
共にスライドプレートをトレイの下側部分でスライド可
能にせしめる略Ｌ字状のスリットを設け、また、トレイ
には前記スリットに係合するガイドピンを有するロック
レバーを設け、前記ロックレバーの位置に基づき前記ス
ライドプレートを制御することを特徴とするものであ
る。また、ロックレバーのガイドピンと相対する側にス
ライドプレートのロックを解除するための操作レバー部
を設け、この操作レバー部を筐体に設けた押圧子に当接
せしめスライドプレートをスライド可能に構成したこと
を特徴とするものである。
【０００６】また、スライドプレートに設けた係合ピン
を筐体に設けたロックレバーに係合せしめトレイを所定
の位置にロックすることを特徴とするものである。ま
た、トレイ後方に突起を形成し、この突起をチャッキン
グ手段を取り付けた梁部材に当接させ、前記突起をトレ
イのストッパにしたことを特徴とするものである。
を筐体に設けたロックレバーに係合せしめトレイを所定
の位置にロックすることを特徴とするものである。ま
た、トレイ後方に突起を形成し、この突起をチャッキン
グ手段を取り付けた梁部材に当接させ、前記突起をトレ
イのストッパにしたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】従って、トレイの装填された状態で、スライド
プレートを操作することで、ガイド部材を動作させ、被
ガイド部を介して、シャーシの機械的な昇降動作を達成
することができる。このため、シャーシの動作に、モー
タや伝動手段が不要で、装置の構造を簡素化でき、ロッ
ク手段も簡単なものでよい。
プレートを操作することで、ガイド部材を動作させ、被
ガイド部を介して、シャーシの機械的な昇降動作を達成
することができる。このため、シャーシの動作に、モー
タや伝動手段が不要で、装置の構造を簡素化でき、ロッ
ク手段も簡単なものでよい。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体
的に説明する。この実施例では、光学ピックアップ１を
ディスクの半径方向に移動可能な状態で昇降シャーシ２
に装備しており、特に、ここでは、ドライブシャーシに
設けた前後に延びるガイド軸３およびガイドレール４で
案内するようになっている。昇降シャーシ２は、その後
端部を装置筐体５内に装備したヒンジ６によって枢支さ
れ、また、その前部にディスク駆動用モータ７、およ
び、そのモータ軸に直結のターンテーブル８を装備して
いる。昇降シャーシ２の前部両側には、ガイドピンの形
で被ガイド部９が設けられており、また、この被ガイド
部９を案内するクランク形のガイド溝１０を備えたガイ
ド部材１１が、装置筐体５の両側に設けた前後に延びる
レール１２で案内されるように摺動自在に支持され、ま
た、引張りスプリング１３で前方に引張られた状態にな
っている。
的に説明する。この実施例では、光学ピックアップ１を
ディスクの半径方向に移動可能な状態で昇降シャーシ２
に装備しており、特に、ここでは、ドライブシャーシに
設けた前後に延びるガイド軸３およびガイドレール４で
案内するようになっている。昇降シャーシ２は、その後
端部を装置筐体５内に装備したヒンジ６によって枢支さ
れ、また、その前部にディスク駆動用モータ７、およ
び、そのモータ軸に直結のターンテーブル８を装備して
いる。昇降シャーシ２の前部両側には、ガイドピンの形
で被ガイド部９が設けられており、また、この被ガイド
部９を案内するクランク形のガイド溝１０を備えたガイ
ド部材１１が、装置筐体５の両側に設けた前後に延びる
レール１２で案内されるように摺動自在に支持され、ま
た、引張りスプリング１３で前方に引張られた状態にな
っている。
【０００９】ディスクを搭載するトレイ１４は、装置筐
体５の前面の開口から装置筐体５に設けたガイドレール
１５で案内され、装置筐体５内に装填されるようになっ
ており、また、その前部下面にはガイド部材１１を押圧
するスライドプレート１６が装備されている。スライド
プレート１６には前後に延びるガイドスリット１７が形
成されており、トレイ１４下面に設けたガイドピン１８
がこのガイドスリット１７に挿入されていて、スライド
プレート１６を前後方向に案内するようになっている。
また、スライドプレート１６とトレイ１４との間には、
引張りスプリング１９が架設してあり、これによって、
スライドプレート１６は前方に引張られた状態になって
いる。スライドプレート１６には、トレイ１４の前方に
突出する手動操作部２０が形成されており、トレイ１４
が装置筐体５内に装填された状態で、引張りスプリング
１９に抗して、これを押圧した時、スライドプレート１
６の後端に設けた押圧部１６ａ，１６ａで、ガイド部材
１１を後方に押圧し移動できるようになっている。
体５の前面の開口から装置筐体５に設けたガイドレール
１５で案内され、装置筐体５内に装填されるようになっ
ており、また、その前部下面にはガイド部材１１を押圧
するスライドプレート１６が装備されている。スライド
プレート１６には前後に延びるガイドスリット１７が形
成されており、トレイ１４下面に設けたガイドピン１８
がこのガイドスリット１７に挿入されていて、スライド
プレート１６を前後方向に案内するようになっている。
また、スライドプレート１６とトレイ１４との間には、
引張りスプリング１９が架設してあり、これによって、
スライドプレート１６は前方に引張られた状態になって
いる。スライドプレート１６には、トレイ１４の前方に
突出する手動操作部２０が形成されており、トレイ１４
が装置筐体５内に装填された状態で、引張りスプリング
１９に抗して、これを押圧した時、スライドプレート１
６の後端に設けた押圧部１６ａ，１６ａで、ガイド部材
１１を後方に押圧し移動できるようになっている。
【００１０】また、昇降シャーシ２を上昇状態に保持す
るためのロック手段は、この実施例では、装置筐体５内
に配置したロックレバー２１と、スライドプレート１６
の下側に設けた係合ピン２２とで構成されており、ロッ
クレバー２１は、枢軸回りで回動でき、また、トーショ
ナル・スプリング２３で、矢印ａ方向に付勢されてい
る。ロックレバー２１の先端には三角形の係合・案内部
２４が形成してあり、スライドプレート１６を押圧した
時、係合ピン２２の移動にともなって図２の矢印ａの方
向とは逆に回動し、その後、図２の位置で係合ピンが係
合案内部２４に係合してロックされるようになってい
る。なお、上記実施例では、トレイ１４が装置筐体５に
装填されるまで、スライドプレート１６の押圧操作を防
止するために、第２のロック手段が用意されている。上
記ロック手段は、トーショナル・スプリング２５で図３
の矢印ｂ方向に付勢されると共に、トレイ１４側に枢支
されたロックレバー２６と、ロックレバー２６に設けた
ガイドピン２７と、これを案内するためスライドプレー
ト１６に設けたＬ字形のスリット２８とより構成されて
いる。また、ロックレバー２６には、その基端部に操作
レバー部２９が形成してあリ、トレイ１４が装填された
時、装置筐体５側に設けた押圧子３０で押圧され、スリ
ット２８のロック部からガイドピン２７を外し、スライ
ドプレート１６の移動を許容するようになっている。な
お、図４中、符号３１は、ターンテーブル８に対抗し
て、装置筐体５の上部に装備したマグネット式のディス
クのチャッキング手段である。
るためのロック手段は、この実施例では、装置筐体５内
に配置したロックレバー２１と、スライドプレート１６
の下側に設けた係合ピン２２とで構成されており、ロッ
クレバー２１は、枢軸回りで回動でき、また、トーショ
ナル・スプリング２３で、矢印ａ方向に付勢されてい
る。ロックレバー２１の先端には三角形の係合・案内部
２４が形成してあり、スライドプレート１６を押圧した
時、係合ピン２２の移動にともなって図２の矢印ａの方
向とは逆に回動し、その後、図２の位置で係合ピンが係
合案内部２４に係合してロックされるようになってい
る。なお、上記実施例では、トレイ１４が装置筐体５に
装填されるまで、スライドプレート１６の押圧操作を防
止するために、第２のロック手段が用意されている。上
記ロック手段は、トーショナル・スプリング２５で図３
の矢印ｂ方向に付勢されると共に、トレイ１４側に枢支
されたロックレバー２６と、ロックレバー２６に設けた
ガイドピン２７と、これを案内するためスライドプレー
ト１６に設けたＬ字形のスリット２８とより構成されて
いる。また、ロックレバー２６には、その基端部に操作
レバー部２９が形成してあリ、トレイ１４が装填された
時、装置筐体５側に設けた押圧子３０で押圧され、スリ
ット２８のロック部からガイドピン２７を外し、スライ
ドプレート１６の移動を許容するようになっている。な
お、図４中、符号３１は、ターンテーブル８に対抗し
て、装置筐体５の上部に装備したマグネット式のディス
クのチャッキング手段である。
【００１１】このような構成では、装置筐体５の開口か
らトレイ１４を装填する際、トレイ１４とスライドプレ
ート１６とは一体に動くが、その装填が完了した段階
で、押圧子３０の働きで、第２のロック手段が作用し、
スライドプレート１６の押圧操作を可能にする。この状
態で、手動操作部２０を操作するとスライドプレート１
６の押圧部１６ａがガイド部材１１に当接するから、ガ
イド部材１１，１１が後方に移動する。その結果、昇降
シャーシ２の被ガイド部９はガイド溝１０で案内されて
昇降シャーシ２は上昇し、やがてターンテーブル８を上
昇させて、トレイ１４上のディスクを持ち上げ、チャッ
キング手段３１でディスクを支持固定する。この手動操
作部２０の操作の終段で係合ピン２２で係合・案内部２
４を押圧し、トーショナル・スプリング２３に抗してロ
ックレバー２１を回動し、係合・案内部２４を押し退け
てその後方に至るが、その際、トーショナル・スプリン
グ２３の力で係合・案内部２４が戻り、その先端で、係
合ピン２２の戻りを阻止する。その結果、昇降シャーシ
２は上昇位置に保持されるのである。
らトレイ１４を装填する際、トレイ１４とスライドプレ
ート１６とは一体に動くが、その装填が完了した段階
で、押圧子３０の働きで、第２のロック手段が作用し、
スライドプレート１６の押圧操作を可能にする。この状
態で、手動操作部２０を操作するとスライドプレート１
６の押圧部１６ａがガイド部材１１に当接するから、ガ
イド部材１１，１１が後方に移動する。その結果、昇降
シャーシ２の被ガイド部９はガイド溝１０で案内されて
昇降シャーシ２は上昇し、やがてターンテーブル８を上
昇させて、トレイ１４上のディスクを持ち上げ、チャッ
キング手段３１でディスクを支持固定する。この手動操
作部２０の操作の終段で係合ピン２２で係合・案内部２
４を押圧し、トーショナル・スプリング２３に抗してロ
ックレバー２１を回動し、係合・案内部２４を押し退け
てその後方に至るが、その際、トーショナル・スプリン
グ２３の力で係合・案内部２４が戻り、その先端で、係
合ピン２２の戻りを阻止する。その結果、昇降シャーシ
２は上昇位置に保持されるのである。
【００１２】なお、ソレノイド機構などのロック解除手
段（図示せず）は、トレイ１４の取り出しに際して、ロ
ックレバー２１を回動させ、係合・案内部２４の係合を
解除する働きをする。これによって、スライドプレート
１６は前方に戻り、ガイド部材１１の押圧を解除し、昇
降シャーシ２を降下する。これによって、ディスクはト
レイ１４上に戻り、トレイ１４を装置筐体５から取り出
すことができる。
段（図示せず）は、トレイ１４の取り出しに際して、ロ
ックレバー２１を回動させ、係合・案内部２４の係合を
解除する働きをする。これによって、スライドプレート
１６は前方に戻り、ガイド部材１１の押圧を解除し、昇
降シャーシ２を降下する。これによって、ディスクはト
レイ１４上に戻り、トレイ１４を装置筐体５から取り出
すことができる。
【００１３】このように、本発明によれば、昇降シャー
シ２の昇降操作をモータなどの手段を用いることなく、
トレイの装填後、簡単な機械的構造を介して手動にて行
うことができる。なお、上記実施例では、昇降シャーシ
２を、後部のヒンジ６を介して回動することで、ターン
テーブル８の昇降を行ったが、被ガイド部９を昇降シャ
ーシ２の前後に設け、これに対応するガイド溝１０をそ
れぞれのガイド部材１１に設けることで、昇降シャーシ
２を水平姿勢のまま、昇降できるようにしてもよい。ま
た、図示していないが装置筐体５にボス等のガイド部材
を設け、このガイド部材でガイドするようにして、昇降
シャーシ２を昇降させるように構成してもよい。
シ２の昇降操作をモータなどの手段を用いることなく、
トレイの装填後、簡単な機械的構造を介して手動にて行
うことができる。なお、上記実施例では、昇降シャーシ
２を、後部のヒンジ６を介して回動することで、ターン
テーブル８の昇降を行ったが、被ガイド部９を昇降シャ
ーシ２の前後に設け、これに対応するガイド溝１０をそ
れぞれのガイド部材１１に設けることで、昇降シャーシ
２を水平姿勢のまま、昇降できるようにしてもよい。ま
た、図示していないが装置筐体５にボス等のガイド部材
を設け、このガイド部材でガイドするようにして、昇降
シャーシ２を昇降させるように構成してもよい。
【００１４】また、この実施例では、チャッキング手段
３１を装備した梁部材（チャッキングアーム）３２が装
置筐体５の左右に跨って架設してあり、この梁部材３２
に係合する突起３３をトレイ１４の先端に設けて、装置
筐体５からのトレイ１４の抜け止めに用いている。
３１を装備した梁部材（チャッキングアーム）３２が装
置筐体５の左右に跨って架設してあり、この梁部材３２
に係合する突起３３をトレイ１４の先端に設けて、装置
筐体５からのトレイ１４の抜け止めに用いている。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、上
記昇降シャーシに被ガイド部を設け、前後進動作によっ
て上記被ガイド部を昇降するガイド部材を、上記昇降シ
ャーシの両側に位置して、装置筐体側に前後動可能に装
備すると共に、トレイに上記ガイド部材を押圧手段で押
圧するスライドプレートを装備したので、トレイの装填
された状態で、スライドプレートを手動操作部で操作す
ることで、被ガイド部を介して昇降シャーシの機械的な
昇降動作を達成することができる。このため、昇降シャ
ーシの動作にモータや伝動手段が不要で、装置の構造を
簡素化できる。また、スライドプレートを係脱自在に係
合するロック手段も簡単なもので良いなど優れた効果を
奏する。
記昇降シャーシに被ガイド部を設け、前後進動作によっ
て上記被ガイド部を昇降するガイド部材を、上記昇降シ
ャーシの両側に位置して、装置筐体側に前後動可能に装
備すると共に、トレイに上記ガイド部材を押圧手段で押
圧するスライドプレートを装備したので、トレイの装填
された状態で、スライドプレートを手動操作部で操作す
ることで、被ガイド部を介して昇降シャーシの機械的な
昇降動作を達成することができる。このため、昇降シャ
ーシの動作にモータや伝動手段が不要で、装置の構造を
簡素化できる。また、スライドプレートを係脱自在に係
合するロック手段も簡単なもので良いなど優れた効果を
奏する。
【図１】本発明の一実施例を説明するための平面図であ
る。
る。
【図２】トレイを抜き出した状態の平面図である。
【図３】トレイの裏面を示す平面図である。
【図４】昇降シャーシの昇降操作のための機構を示す側
面図である。
面図である。
１ 光学ピックアップ ２ 昇降シャーシ ５ 装置筐体 ６ ヒンジ ７ ディスク駆動用モータ ８ ターンテーブル ９ 被ガイド部 １０ ガイド溝 １１ ガイド部材 １４ トレイ １５ ガイドレール １６ スライドプレート １６ａ 押圧部 １９ 引張りスプリング ２０ 手動操作部 ２１ ロックレバー ２２ 係合ピン ２３ トーショナル・スプリング ２４ 係合・案内部 ２６ ロックレバー ２７ ガイドピン ２８ スリット ２９ 操作レバー部 ３０ 押圧子 ３１ チャッキング手段 ３２ 梁部材 ３３ 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 木 正 明 東京都千代田区外神田４丁目11番５号 株式会社船井電機研究所内 審査官 小山 和俊 (56)参考文献 特開 平２−76160（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−176362（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−235255（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−5139（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G11B 25/04 G11B 17/04
Claims (5)
- 【請求項１】 光学ピックアップをディスクの半径方向
に移動可能に装備すると共に前記ディスク用のモータを
搭載したシャーシと、ディスクを前記モータのターンテ
ーブルにローディングするためのトレイとからなるディ
スク装置において、前記シャーシの両側部に棒状の被ガ
イド部を設けると共に、この被ガイド部をガイドするた
めの溝を有する前後動自在なガイド部材を前記シャーシ
の両側部に設け、また、前記ガイド部材を前後動せしめ
る前記ガイド部材の駆動手段を前記シャーシの両側部に
設け、前記駆動手段でガイド部材を後方に押すと被ガイ
ド部が溝に沿ってガイドされシャーシが上昇するように
構成し、前記シャーシは一方の側が軸支され、ガイド部
材はシャーシの他方に設けられた被ガイド部をガイドす
るように構成して、更に前記シャーシの両側部にそれぞ
れ被ガイド部が設けられ、ガイド部材は前記シャーシの
両側部に設けられた被ガイド部を同時にガイドするよう
にし、前記トレイにはスライド可能なスライドプレート
が設けられ、前記駆動手段は前記スライドプレートの両
側部に設けた押圧部と、前記スライドプレートの前方に
設けられた手動操作部とで構成したことを特徴とするデ
ィスク装置。 - 【請求項２】 トレイとスライドプレート間にはスライ
ドプレートを前方に付勢するバネを張架せしめると共に
スライドプレートをトレイの下側部分でスライド可能に
せしめる略Ｌ字状のスリットを設け、また、トレイには
前記スリットに係合するガイドピンを有するロックレバ
ーを設け、前記ロックレバーの位置に基づき前記スライ
ドプレートを制御することを特徴とする請求項１記載の
ディスク装置。 - 【請求項３】 ロックレバーのガイドピンと相対する側
にスライドプレートのロックを解除するため操作レバー
部を設け、この操作レバー部を筐体に設けた押圧子に当
接せしめスライドプレートをスライド可能に構成したこ
とを特徴とする請求項２記載のディスク装置。 - 【請求項４】 スライドプレートに設けた係合ピンを筐
体に設けたロックレバーに係合せしめトレイを所定の位
置にロックすることを特徴とする請求項１乃至３記載の
ディスク装置。 - 【請求項５】 トレイ後方に突起を形成し、この突起を
チャッキング手段を取り付けた梁部材の端部に当接さ
せ、前記突起をトレイのストッパにしたことを特徴とす
る請求項１乃至４記載のディスク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05216986A JP3074666B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ディスク装置 |
| US08/742,860 US5831956A (en) | 1993-08-09 | 1996-11-01 | Disc loading device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05216986A JP3074666B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0757363A JPH0757363A (ja) | 1995-03-03 |
| JP3074666B2 true JP3074666B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16697032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05216986A Expired - Fee Related JP3074666B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074666B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002334502A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Funai Electric Co Ltd | ディスク駆動装置 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP05216986A patent/JP3074666B2/ja not_active Expired - Fee Related
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