JPH07153162A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH07153162A
JPH07153162A JP5317527A JP31752793A JPH07153162A JP H07153162 A JPH07153162 A JP H07153162A JP 5317527 A JP5317527 A JP 5317527A JP 31752793 A JP31752793 A JP 31752793A JP H07153162 A JPH07153162 A JP H07153162A
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JP
Japan
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disc
disk
tray
arrow
lever
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Withdrawn
Application number
JP5317527A
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English (en)
Inventor
Akira Kadonaga
晃 門永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07153162A publication Critical patent/JPH07153162A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクをディスクトレーに保持してローデ
ィングするディスク装置において、ディスクトレーのロ
ーディング及びイジェクトと、ディスクの保持と解除と
を簡単な機構で、スムーズに行うこと。 【構成】 4つのロックアームによってディスク4をデ
ィスクトレー2上に保持してローディングするディスク
装置において、ディスクトレー2に取り付けられたラッ
クレバー34をピニオン36で駆動して、ラックレバー
34によって引張コイルバネ38を介してディスクトレ
ー2をローディングし、ディスクトレー2のローディン
グ完了後のラックレバー34のオーバーストロークによ
って4つのロックアームによるディスク4の保持を自動
的に解除することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤやCD−
ROMドライブ等のディスク装置に関し、特に、記録及
び/又は再生用のディスクをディスクトレー上に載せて
ディスク装置本体内にローディングするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDプレーヤやCD−ROM
ドライブ等のディスク装置では、図40及び図41の
(A)に示すように、扁平な箱型に形成されたディスク
装置本体1の前面に横長の開口1aを形成し、この開口
1aからディスクトレー2を矢印a、a′方向に水平に
出し入れ自在に取り付けている。そして、合成樹脂等で
成形されたディスクトレー2の水平な天板2a上にほぼ
円形の凹所3を形成し、CDやCD−ROM等の記録及
び/又は再生用のディスク4をこの凹所3内に挿入して
ディスク載置面3a上に水平に載せた後、図42に示す
ように、ディスクトレー2によってディスク4をディス
ク装置本体1内に矢印a方向から水平にローディングす
るように構成されている。
【0003】この際、図43及び図44に示すように、
ディスクトレー2の凹所3の中央部からローディング方
向(矢印a方向)側の端部にかけて切欠き5が形成され
ており、ディスク装置本体1内の上下に、ディスクテー
ブル6及び光学ピックアップ7と、ディスククランパー
8が配置されている。
【0004】そして、図43に示すように、ディスクト
レー2がディスク装置本体1外に矢印a′方向にイジェ
クトされた状態では、ディスク装置本体1内のディスク
テーブル6及び光学ピックアップ7と、ディスククラン
パー8とがそれぞれ上下一対の支持フレーム9、10に
よって支点軸11、12を中心にディスクトレー2の上
下方向である矢印b、c方向に退避されている。
【0005】そして、図44に示すように、ディスクト
レー2がディスク装置本体1内に矢印a方向からローデ
ィング完了された時に、上下一対の支持フレーム9、1
0が支点軸11、12を中心に矢印b′、c′方向に同
時に回転駆動される。そして、ディスクトレー2の切欠
き5内にディスクテーブル6及び光学ピックアップ7が
下方から矢印b′方向に挿入されて、ディスクテーブル
6がディスク4の中心穴4aに下方から嵌合しながら、
ディスク4をディスクトレー2の凹所3のディスク載置
面3aから上方に浮かす。そして、矢印c′方向から下
降されるディスククランパー8とディスクテーブル6と
の間でディスク4をチャッキングすると共に、光学ピッ
クアップ7をディスク4の下面に近接させる。
【0006】そして、この後、ディスクテーブル6によ
ってディスク4が回転駆動され、光学ピックアップ7に
よってディスク4の記録及び/又は再生が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種ディスク装置は、図40及び図41の(A)に示すよ
うに、ディスクトレー2の凹所3のディスク載置面3a
にディスク4を水平に載置してローディングするように
した水平使用専用機であり、垂直使用には不向きであっ
た。
【0008】即ち、図41の(B)に示すように、ディ
スクトレー2をディスク装置本体1と共に垂直に立てて
使用すると凹所3が垂直になるため、この凹所3内にデ
ィスク4を垂直に載せようとしても、凹所3の外周のテ
ーパー面3b部分でディスク4が自重で矢印d方向にす
べり落ちてしまい、ディスク4をディスクトレー2上に
載せることができないと言う問題があった。
【0009】一方、特に、CD−ROMドライブ業界で
は、コンピュータの小型化に伴うディスク装置の狭いス
ペース内への設置を目的として、ディスク装置の垂直使
用の要望が強まっている。
【0010】本発明は、上記の要望に応えるべくなされ
たものであって、1つのディスク装置を水平及び垂直の
両方に使用することができ、しかも、垂直使用時でも、
ディスクをガタツキのないように安定良く垂直に保持し
てローディングできるようにしたディスク装置におい
て、特に、ディスクトレーのローディング及びイジェク
トの駆動と、ディスクトレーに取り付けられたディスク
保持手段によるディスクの保持と解除の駆動とを簡単な
機構で、スムーズに行えるようにすることを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、記録及び/又は再生用の
ディスクを凹所内に挿入してディスク装置本体に対して
ローディング及びイジェクトするディスクトレーと、上
記ディスクトレーに取り付けられて、上記凹所内に挿入
された上記ディスクの外周を保持するディスク保持手段
と、上記ディスクトレーに取り付けられて、上記ディス
ク保持手段による上記ディスクの保持状態を解除する解
除手段と、上記ディスク装置本体内に設けられて、上記
ディスクトレーによってローディングされた上記ディス
クが装着されるディスクテーブルとを備えたディスク装
置において、上記ディスクトレーに取り付けられて、そ
のディスクトレーに対してローディング方向及びイジェ
クト方向に移動自在に構成され、上記ディスクトレーに
対するローディング方向への移動によって上記解除手段
を駆動するラックレバーと、上記ラックレバーを上記デ
ィスクトレーに対してイジェクト方向に移動付勢するラ
ックレバー付勢手段と、上記ディスク装置本体に取り付
けられて、上記ラックレバーをローディング方向及びイ
ジェクト方向に駆動するモータ、ギアトレイン及びピニ
オンからなるディスクトレー駆動機構と、上記ディスク
装置本体に設けられて、ローディング完了された上記デ
ィスクトレーを停止させることによって上記ラックレバ
ーを上記ラックレバー付勢手段に抗してオーバーストロ
ーク動作させるためのトレーローディングストッパーと
を備えたものである。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明のディスク装置
は、ディスクトレーに取り付けられたラックレバーをラ
ックレバー付勢手段によってイジェクト方向に移動付勢
させることによって、ディスクトレーに取り付けられた
ディスク保持手段を保持状態に付勢して、ディスクトレ
ーの凹所内に挿入されたディスクをディスク保持手段に
よって保持する。ディスクトレーのローディング及びイ
ジェクトはディスク装置本体に取り付けられてラックレ
バーを駆動するモータ、ギアトレイン及びピニオンから
なるディスクトレー駆動機構によって行う。その際、ロ
ーディング時には、ローディング完了されたディスクト
レーをトレーローディングストッパーで停止して、ラッ
クレバーをラックレバー付勢手段に抗してオーバースト
ローク動作させることによって解除手段を介してディス
ク保持手段によるディスクの保持を自動的に解除する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用したディスク装置の実施
例を図1〜図39を参照して説明する。なお、図40〜
図44と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複
を省く。
【0014】[ディスクトレーの説明]まず、図22〜
図39によって、ディスクトレーについて説明する。
【0015】[ディスクトレーの形状説明]まず、図2
4〜図28に示すように、ディスクトレー2の凹所3の
外周で、ローディング方向及びイジェクト方向である前
後方向(矢印a、a′方向)及び左右方向(矢印a、
a′方向に対して直角な方向)の4隅に4つの溝14が
形成されている。そして、これらの溝14は凹所3の中
心Oからの2本の放射線Pに沿って形成されている。そ
して、これら4つの溝14内にはディスク保持手段であ
る4つのロックアーム15が取り付けられている。
【0016】[ロックアームの説明]次に、図22、図
23、図29〜図34に示すように、ロックアーム15
は合成樹脂等にて成形されたものであって、先端15a
を凹所3の中心O側に向けて溝14内に遊嵌されてい
て、その先端15aが溝14を下方から上方に挿通して
凹所3のテーパー面3bからディスク載置面3aの上方
に突出されている。そして、ロックアーム15の他端1
5bがディスクトレー2の天板2aの下に配置され、そ
の他端15bの両側に一体成形された一対のガイドピン
16がディスクトレー2の天板2aの下面で溝14の両
側に一体成形された一対のほぼU字状摺動ガイド17で
摺動自在及び回転自在に保持されている。
【0017】従って、ロックアーム15は溝14と一対
の摺動ガイド17とによって保持されていて、一対のガ
イドピン16が一対の摺動ガイド17に沿って矢印e、
e′方向に摺動自在に構成され、一対のガイドピン16
を中心にロックアーム15が矢印f、f′方向に回転自
在に構成されている。
【0018】これにより、ロックアーム15が先端15
aを溝14の上方に突出させた状態で、放射線Pに沿っ
てディスク載置面3aと平行な方向である矢印e、e′
方向に水平に移動自在に構成されると共に、ロックアー
ム15の先端15aがディスク載置面3aに対してほぼ
直角な方向である矢印f、f′方向に回転自在に構成さ
れている。
【0019】そして、溝14の遊端部でディスクトレー
2の天板2aの下面に一体成形されたバネ受板18のバ
ネ支持ピン18aとロックアーム15の他端15bの下
部に一体成形されたバネ支持ピン15cとの間に付勢手
段である圧縮コイルバネ19が取り付けられていて、こ
の圧縮コイルバネ19によってロックアーム15が凹所
3の中心O側である矢印e方向に移動付勢されると共
に、ロックアーム15の先端15aがディスク載置面3
aから上方に離間する方向である矢印f方向に回転付勢
されている。
【0020】なお、ロックアーム15の矢印e方向の前
進位置規制はストッパー兼用の一対の摺動ガイド17で
行われ、ロックアーム15の矢印i方向の回転位置規制
は後述する解除手段によって行われる。
【0021】そして、ロックアーム15の先端15aに
はディスク載置面3aに対して直角な方向である矢印
f、f′方向に沿ってほぼ山形に屈曲された第1、第2
の斜面20、21が形成されている。
【0022】そして、ロックアーム15の先端15aと
他端15bとの間の上面に後述する解除アーム摺動面2
2が形成されていて、この解除アーム摺動面22は先端
15a側に形成された水平な段部22aと、その段部2
2aから他端15b側に向けて次第に低くなるように形
成された斜面22bとによって形成されている。
【0023】[解除レバーの説明]次に、図27、図3
5〜図39に示すように、解除手段を構成する左右一対
の解除レバー24は合成樹脂等にて成形されていて、こ
れら一対の解除レバー24がディスクトレー2の天板2
aの下部で左右両側位置に平行状で対称状に取り付けら
れている。そして、これら一対の解除レバー24の前後
方向に沿った長さ方向の両端24aから斜め前後方向に
対称状に延出された一対の解除アーム25が一対のロッ
クアーム15の解除アーム摺動面22上にほぼ直交する
状態で載置されている。そして、これら一対の解除レバ
ー24の長さ方向の中央部の上部に一体成形された垂直
なカム従動ピン26がディスクトレー2の天板2aの下
面に形成された左右方向(矢印g、g′方向)に沿った
一対の長穴27内に遊嵌されている。
【0024】そして、一対の解除レバー24の長さ方向
の両端24aがディスクトレー2の天板2aの下面に一
体成形された各一対、合計4つのボス28間に配置さ
れ、これらのボス28の下面にビス止めされた各一対、
合計4つのワッシャー29で下方から支えられている。
【0025】従って、一対の解除レバー24はディスク
トレー2の天板2aの下面に沿って左右方向である矢印
g、g′方向に移動自在に取り付けられている。
【0026】そして、板金等でほぼU字状に形成された
カムレバー31の広巾の両端部31aが一対の解除レバ
ー24の長さ方向の中央部とディスクトレー2の天板2
aの下面との間に水平に介在されている。
【0027】そして、これら広巾の両端部31aに対称
状に形成されたほぼクランク形状のカム溝32に一対の
解除レバー24の一対のカム従動ピン26が貫通されて
いて、これらカム従動ピン26とカム溝32とによって
カム機構33が構成されている。
【0028】[ラックレバーの説明]そして、ディスク
トレー2の天板2aの下面の一側部に合成樹脂等によっ
てほぼL形に成形されたラックレバー35が水平に取り
付けられている。このラックレバー34は天板2aの下
面に形成されたローディング方向及びイジェクト方向で
ある前後方向(矢印a、a′方向側)と平行なガイド溝
(図示せず)に沿って矢印a、a′方向に摺動自在に構
成され、一対のワッシャー29で下方から支えられてい
る。そして、このラックレバー34の一側面に矢印a、
a′方向と平行なラック35が形成されていて、ディス
ク装置本体1内に取り付けられた後述するディスクトレ
ー駆動機構のモータによって回転駆動されるピニオン3
6がラック35に噛合されている。
【0029】そして、ラックレバー34の矢印a′方向
側の先端から水平方向に直角に一体成形された先端アー
ム34aの先端に、カムレバー31の長さ方向の中央部
から下方に垂直に折り曲げられた連結部31bが上方か
ら差し込まれて一体に連結されている。
【0030】そして、ラックレバー34に一体成形され
たバネ係止部34bと、ディスクトレー2の天板2aの
下面に一体成形されたバネ係止部37との間にラックレ
バー付勢手段である引張コイルバネ38が架設されてい
て、この引張コイルバネ38によってラックレバー34
がディスクトレー2の天板2aに対して矢印a′方向に
移動付勢されて、その天板2aの前端側の下面に一体成
形されたストッパー39に矢印a′方向から当接されて
いる。
【0031】なお、ディスクトレー2の天板2aの下面
には、一対の解除レバー24の矢印g方向の位置決め用
の各一対、合計4つのストッパー40やカムレバー31
の広巾の両端部31aを案内する一対のガイドピン41
等が一体成形されている。
【0032】[垂直使用の説明]次に、以上のように構
成されたディスクトレー2によれば、図24〜図26に
示すように、ディスク装置本体1及びディスクトレー2
を垂直に立てて使用する垂直使用が可能である。
【0033】この際、まず、図24に示すように、ディ
スクトレー2をディスク装置本体1から矢印a′方向に
イジェクトした状態では、図35に示すように、ラック
レバー34が引張コイルバネ38によって矢印a′方向
に摺動されてストッパー39に当接されている。
【0034】そして、ラックレバー34と一体にカムレ
バー31が矢印a′方向に移動され、一対のカム機構3
3の一対のカム溝32によって一対のカム従動ピン26
が一対の長穴27に沿って矢印g方向に駆動される。
【0035】従って、一対の解除レバー24が矢印g方
向に平行に移動されて、各一対のストッパー40に当接
され、図30〜図32に示すように、これらの解除アー
ム25がロックアーム15の解除アーム摺動面32上を
矢印j方向に移動されて、段部22a上に達している。
【0036】これにより、図31及び図32に示すよう
に、4つのロックアーム15が4つの解除アーム25に
よって4つの圧縮コイルバネ19に抗して矢印f′方向
に押えつけられて、水平状に保持される。そして、この
水平状態で、4つのロックアーム15が4つの圧縮コイ
ルバネ19によって矢印e方向に前進された保持位置に
位置決めされている。
【0037】そこで、図24に示すように、ディスク4
を垂直姿勢のままで、垂直なディスクトレー2の凹所3
内の中心Oに向けて水平方向である矢印h方向から平行
に挿入するだけの簡単なワンタッチ装着方法により、図
22及び図25に示すように、垂直姿勢のままで凹所3
内に挿入されたディスク4の外周4bの4箇所が4つの
ロックアーム15によって同時に保持されて、ディスク
4が凹所3内の中心Oにガタツキのないように安定良く
正確に位置決めされる。
【0038】即ち、図31及び図32に示すように、デ
ィスク4を凹所3内に矢印h方向から挿入する際、1点
鎖線で示すようにディスク4の外周4bが4つのロック
アーム15の先端15aの4つの第1の斜面20に押圧
される。
【0039】すると、これら4つの第1の斜面20によ
る案内作用によって4つのロックアーム15が1点鎖線
で示すように4つの圧縮コイルバネ19に抗して矢印
e′方向に後退されて、ディスク4の外周4bが4つの
ロックアーム15の先端15aの第1の斜面20から第
2の斜面21側にすべり込む。
【0040】すると、その瞬間に、4つのロックアーム
15が4つの圧縮コイルバネ19によって凹所3の中心
Oに向って矢印e方向に前進される。すると、今度は、
4つのロックアーム15の先端15aの4つの第2の斜
面21による案内作用によってディスク4の外周4bが
矢印h方向に押圧されて、ディスク4が凹所3内のディ
スク載置面3aに平行に圧着される。
【0041】以上の結果、図22及び図25に示すよう
に、ディスク4が垂直姿勢のままで、4つのロックアー
ム15によって凹所3内にガタツキのないように安定良
く保持される。そして、凹所3の中心Oに向って矢印e
方向に前進する4つのロックアーム15によってディス
ク4の外周4bの4箇所を矢印e方向から均等に押圧す
ることができるので、ディスク4を凹所3の中心Oに正
確に位置決めすることができる。
【0042】[ディスクローディング動作の説明]次
に、このディスク装着後にディスクトレー2のフロント
パネル2bを矢印a方向に押すと、後述するイジェクト
スイッチが操作されて、図35に示すように、ディスク
トレー駆動機構のモータによってピニオン36が矢印i
方向に正回転駆動され、ラックレバー34のラック35
が矢印a方向に駆動される。
【0043】すると、引張コイルバネ38を介してラッ
クレバー34と一体にディスクトレー2が矢印a方向に
引張られて、図26に示すように、ディスクトレー2が
垂直姿勢のままでディスク装置本体1内に矢印a方向に
ローディングされる。
【0044】なお、ディスク装置本体1内に矢印a方向
からローディング完了されたディスクトレー2は、ディ
スク装置本体1内の後述するトレーローディングストッ
パーに当接して停止する。なお、この際、ディスク4を
ガタツキのないように安定良く垂直に保持してローディ
ングすることができるので、図25に示したディスク装
置本体1の垂直姿勢を上下何れに反転しても使用可能で
ある。
【0045】そして、このディスクトレー2の停止後
に、図36に示すように、ディスクトレー駆動機構のモ
ータによってピニオン36が引き続き矢印i方向にオー
バーストロークの回転を行う。
【0046】すると、図36に示すように、ディスクト
レー2に対してラックレバー34が1点鎖線の復動位置
から実線の往動位置まで引張コイルバネ38に抗してオ
ーバーストロークSだけ矢印a方向に移動され、ラック
レバー34の先端アーム34aによってカムレバー31
が一対のガイドピン41で案内されながらディスクトレ
ー2に対して矢印a方向に上記オーバーストロークSだ
け移動される。
【0047】そして、カムレバー31の一対のカム機構
33の一対のカム溝32によって一対のカム従動ピン2
6が一対の長穴27に沿って矢印m方向に駆動されて、
一対の解除レバー24が矢印g′方向に平行移動され
て、図33及び図34に示すように、これらの解除アー
ム25がロックアーム15の解除アーム摺動面22上を
段部22a上から斜面22b上へ矢印j′方向に移動す
る。
【0048】すると、図33及び図34に示すように、
4つのロックアーム15が4つの圧縮コイルバネ19に
よって4つのガイドピン16を中心に非保持位置まで矢
印f方向に回転されて、4つのロックアーム15の先端
15aの第2の斜面21がディスク4の外周4bから矢
印f方向に離間され、ディスク4の保持が解除される。
【0049】そして、これとほぼ同時に、後述するよう
に、図23に示すように、ディスクテーブル6がディス
ク4の中心穴4aに矢印b′方向から嵌合されると共
に、ディスクテーブル6のチャッキングマグネット6a
によってディスククランパー8のチャッキングプレート
8aが吸着されて、ディスククランパー8が矢印c′方
向からディスク4の中心穴4aの外周をディスクテーブ
ル6上にマグネットチャッキングして、ディスク4がデ
ィスクトレー2の凹所3のディスク載置面3aから矢印
h′方向に浮かされる。
【0050】この際、前述したように、4つのロックア
ーム15によってディスク4をディスクトレー2の凹所
3の中心Oに正確に位置決めした状態でローディングし
ているので、ディスクテーブル6をディスク4の中心穴
4aに矢印b′方向からスムーズに嵌合させることがで
きて、ディスクテーブル6とディスククランパー8によ
るディスク4のマグネットチャッキング動作をスムーズ
に行うことができる。従って、ディスク4のチャッキン
グミスが発生しない。
【0051】そして、このディスクチャッキングの完了
状態では、図33及び図34に示すように、ディスクト
レー2の凹所3のディスク載置面3aとディスク4との
間に隙間G1 が形成され、ディスク4の外周4bと4つ
のロックアーム15の先端15aとの間に隙間G2 が形
成される。
【0052】従って、この後に、図23に示したスピン
ドルモータ44のスピンドル45によってディスクテー
ブル6を回転駆動し、ディスクテーブル6と一体にディ
スク4を回転駆動して、ディスク4の記録及び/再生を
行う際、ディスク4はディスクトレー2及び4つのロッ
クアーム15に対して非接触状態で安定良く回転するこ
とができる。
【0053】[ディスクイジェクト動作の説明]なお、
イジェクト時には、図26に示されたディスク装置本体
1のフロントパネル1bに取り付けられたイジェクト釦
43を押すと、後述するイジェクトスイッチが操作され
て、図36に示したピニオン36がディスクトレー駆動
機構のモータによって矢印i′方向に逆回転駆動され
る。
【0054】すると、前述したローディング時の逆動作
で、後述するように、ディスクテーブル6とディスクク
ランパー8がディスク4に対して矢印b、c方向に離脱
されるのとほぼ同時に、図22に示すように、ディスク
4の外周4aが4つのロックアーム15によって保持さ
れた後、ディスクトレー2によってディスク4が図25
に示すようにディスク装置本体1外に矢印a′方向にイ
ジェクトされる。
【0055】なお、図25に示したイジェクト後に、デ
ィスク4を矢印h′方向に引っ張れば、図31及び図3
2に1点鎖線で示すように、4つのロックアーム15の
先端15aの第2の斜面21による案内作用によって、
4つのロックアーム15が4つの圧縮コイルバネ19に
抗して矢印e′方向に逃げるので、ディスク4を4つの
ロックアーム15の先端15a間から矢印h′方向にワ
ンタッチで簡単に抜き取ることができる。
【0056】[ディスク装置本体の説明]次に、図1〜
図21によって、ディスク装置本体について説明する。
【0057】[ディスク装置本体の箱型構成の説明]ま
ず、図5に示すように、ディスク装置本体1は、合成樹
脂等で成形され、横長の開口1aが形成されたフロント
パネル1bと、合成樹脂等で成形された水平なシャーシ
1cとこのシャーシ1cの上下、左右及び後部を覆うス
テンレス薄板等で形成されたカバー1dによって扁平な
箱型に構成されている。そして、シャーシ1cの下部に
プリント基板1dが水平に取り付けられている。
【0058】[ディスクトレーのガイドの説明]次に、
図1〜図6に示すように、シャーシ1c上の左右両側位
置に形成された左右一対のトレーガイド51によってデ
ィスクトレー2が案内されて、このディスクトレー2が
開口1aを通してディスク装置本体1内のシャーシ1c
上に矢印a、a′方向から水平に出し入れ自在に取り付
けられている。
【0059】[ディスクトレーのストッパーの説明]そ
して、ディスク装置本体1内へ矢印a方向からローディ
ングされたディスクトレー2のローディング完了位置を
規制するトレーローディングストッパー52及びディス
ク装置本体1外へ矢印a′方向にイジェクトされたディ
スクトレー2のイジェクト完了位置を規制するトレーイ
ジェクトストッパー53がシャーシ1c上に一体成形さ
れている。
【0060】[トレー駆動機構の説明]そして、シャー
シ1c上の一側部側で、フロントパネル1a側に近接さ
れた位置にディスクトレー2を矢印a、a′方向にロー
ディング及びイジェクト駆動するためのディスクトレー
駆動機構55が取り付けられている。
【0061】このディスクトレー駆動機構55は、図1
4〜図17に示すように、モータ56と、ラックレバー
34を駆動する出力ギアであるピニオン36と、これら
モータ56とピニオン36との間を連結するギアトレイ
ン37とによって構成されている。そして、ギアトレイ
ン57中には、モータ56のモータ軸56aに固着され
たウォーム58と、そのウォーム58に常時噛合された
ウォームホイール59と一体のクラッチ可動ギア60
と、そのクラッチ可動ギア60が噛合、離脱されるよう
に定位置で回転されるクラッチ固定ギア61等が設けら
れている。なお、ギアトレイン57中のクラッチ固定ギ
ア61からピニオン36までの全てのギアはシャーシ1
c上の複数のギア支軸62の外周に回転自在に取り付け
られている。
【0062】[クラッチの説明]そして、ギアトレイン
57中に組み込まれたクラッチ63は、ウォームホイー
ル59及びクラッチ可動ギア60を回転自在に保持して
シャーシ1c上の支点軸64の周りに矢印k、k′方向
に回転自在に取り付けられたクラッチ従動レバー65
と、シャーシ1c上の支点軸66の周りに矢印m、m′
方向に回転自在に取り付けられたクラッチレバー67と
を備えている。
【0063】そして、クラッチ従動レバー65とクラッ
チレバー67の先端どうしをほぼ直角状に交差させて、
クラッチ従動レバー65の先端に取り付けられたカム従
動ピン68がクラッチレバー67の先端に設けられた円
弧状の長穴であるカム溝69内に上方から係合されて、
これらカム従動ピン68とカム溝69によってカム機構
70が形成されている。なお、カム溝69は近似的に支
点軸64を中心とした円弧状に形成されているが、その
カム溝69の曲率半径はカム従動ピン68の回転半径よ
り大きく構成されている。
【0064】そして、支点軸66の周りに取り付けられ
たクラッチレバー付勢手段である捩りコイルバネ71に
よってクラッチレバー67が矢印m方向に回転付勢され
てシャーシ1c上のストッパー72に当接されている。
そして、捩りコイルバネ71によるクラッチレバー67
の矢印m方向の回転力によって、カム機構70によるカ
ム作用によってクラッチ従動レバー65が矢印k方向に
回転付勢されて、クラッチ可動ギア60がクラッチ固定
ギア61に噛合付勢されるように構成されている。
【0065】なお、このトレー駆動機構55中のギアト
レイン57及びクラッチ63はシャーシ1c上に形成さ
れた凹所73内に配置されていて、図2に示すように、
これらギアトレイン57及びクラッチ63の上部はステ
ンレス薄板等のギアトレインカバー74によって覆われ
ている。
【0066】[イジェクトバネの説明]次に、図1、図
2、図13及び図21に示すように、ディスクトレー2
の下面の一側位置で矢印a方向側に偏位された位置に下
向きの突起75が一体成形されていて、この突起75に
よって矢印a方向側に押されるイジェクトスライダー7
6がシャーシ1cに形成された矢印a、a′方向と平行
なガイド溝77に沿って矢印a、a′方向にスライド自
在に取り付けられている。
【0067】そして、このイジェクトスライダー76の
下端とシャーシ1cの下部とに一体に成形された一対の
バネ係止部78、79間にイジェクトバネである引張コ
イルバネ80が架設されていて、この引張コイルバネ8
0によってイジェクトスライダー76が矢印a′方向に
スライド付勢されている。
【0068】[ディスクトレーロック機構の説明]次
に、図1、図2、図13及び図19に示すように、ディ
スクトレー2の下面の一側部で矢印a方向側に偏位され
た位置に下向きの突起82が一体成形されていて、この
突起82をロック及びロック解除するディスクトレーロ
ック機構83がシャーシ1c上で矢印a方向側に偏位さ
れた位置に取り付けられている。
【0069】そして、このディスクトレーロック機構8
3は、シャーシ1c上に支点軸84を介して矢印n、
n′方向に回転自在に取り付けられたロックレバー85
を有し、このロックレバー85の先端の上部に突起82
をロックするロック部85aが一体成形されている。そ
して、このロックレバー85の先端とシャーシ1c上と
に一体成形された一対のバネ係止部86、87間にロッ
クレバー付勢手段である引張コイルバネ88が架設され
ていて、この引張コイルバネ88によってロックレバー
85が矢印n方向に回転付勢されてシャーシ1c上のス
トッパー82に当接されている。
【0070】そして、ロックレバー85の支点軸84側
の端部に一体成形されたカム従動ピン89と、ディスク
トレー2の下面に取り付けられているラックレバー34
の矢印a方向側の端部でラック35の反対側の側面に一
体成形されたカム90とによってロックレバー85を矢
印n、n′方向に回転駆動するカム機構91が構成され
ている。
【0071】[ラックレバーロック機構の説明]次に、
図1、図2、図13、図18〜図20に示すように、デ
ィスクトレー2の下面に取り付けられたラックレバー3
4の矢印a方向側の端部と、シャーシ1c上との間にプ
ッシュ・プッシュ方式でロック及びロック解除が行われ
るラックレバーロック機構93が取り付けられている。
【0072】このプッシュ・プッシュ方式のラックレバ
ーロック機構93は、シャーシ1c上に形成された浅い
凹部94内に嵌合された板バネ95と、凹部94内でシ
ャーシ1c上に一体成形されたネジ止め用ボス96の外
周に遊嵌されて板バネ95上に配置されたロックレバー
97と、そのロックレバー97の先端上に垂直に固着さ
れたロックピン98と、ラックレバー34の矢印a方向
側の端部でラック35側の側部にそのラック35より上
方に偏位された状態で一体成形された水平板部99と、
その水平板部99の下面に成形されたロック溝100と
によって構成されている。
【0073】なお、ボス96に上からねじ止めされたフ
ランジ付ネジ101によってロックレバー97がボス9
6に係止されていて、このロックレバー97はボス96
を支点にして水平方向である矢印q、q′方向と、上下
方向である矢印r、r′方向に回転自在に構成されてい
る。そして、板バネ95がロックレバー97を矢印r方
向に回転付勢している。なお、ロックレバー97の遊端
部97aがシャーシ1c上に形成された小巾の凹部10
2内に遊嵌されていて、この凹部102によってロック
レバー97の矢印q、q′方向の振れ巾が規制されるよ
うに構成されている。
【0074】そして、水平板部99の下面に形成された
ロック溝100は、水平板部99の矢印a方向側の端部
に開放された広巾の出入口100aと、この出入口10
0aの一側部から矢印a′方向にラックレバー34と平
行に直線状に伸びる直線経路100bと、この直線経路
100bの矢印a′方向の端部から横方向にジグザグ状
に伸びるジグザグ経路100cと、このジグザグ経路1
00cから直線経路100bに迂回された迂回経路10
0dとを有している。そして、ジグザグ経路100cの
途中にロックピン98をロックするロック部100eが
形成されている。そして、直線経路100bからジグザ
グ経路100cのロック部100eまでの間には、矢印
a′方向に向って次第に下降する斜面100f、逆走防
止用段部100gが設けられ、ジグザグ経路100cの
ロック部100eと迂回経路100dとの間も逆走防止
用段部100hが設けられていて、直線経路100bと
迂回経路100dは同じ高さで面一状に接続されてい
る。
【0075】[ディスクテーブル昇降機構の説明]次
に、図1、図2、図5、図8〜図10に示すように、シ
ャーシ1cのほぼ中央部に形成された大小2つの開口1
04、105内にディスクテーブル6を上下方向である
矢印b、b′方向に昇降駆動するディスクテーブル昇降
機構106が取り付けられている。
【0076】このディスクテーブル昇降機構106は、
シャーシ1cの矢印a方向側に形成された大型開口10
4内に配置された主可動フレーム107と、シャーシ1
cの矢印a′方向側に形成された小型開口105内に配
置された副可動フレーム108とを有している。なお、
これら主可動フレーム107及び副可動フレーム108
は合成樹脂等にて成形されている。
【0077】そして、主可動フレーム107の副可動フ
レーム108とは反対側である矢印a方向側の左右一対
の端部107aが左右一対の支点部109によってシャ
ーシ1cに上下方向である矢印b、b′方向に回転自在
に取り付けられている。また、副可動フレーム108の
主可動フレーム107とは反対側である矢印a′方向側
の端部108aがその左右両側に一体成形された左右一
対の支点軸110によってシャーシ1cに上下方向であ
る矢印s、s′方向に回転自在に取り付けられている。
そして、これら主可動フレーム107の矢印a′方向側
の中央部の先端107bと、副可動フレーム108の矢
印a方向側の二股状の先端108bとが矢印a、a′方
向から相対向されていて、これらの先端107b、10
8bどうしが連結部111によって上下方向である矢印
b、b′方向及び矢印s、s′方向に相互に回転自在に
連結されている。
【0078】なお、図8の(A)に示すように、連結部
111は、副可動フレーム108の二股状の先端108
b間に配置されたほぼ上向きコ字状の連結アーム112
を有し、この連結アーム112の左右両側に左右一対の
支点軸110と平行な左右一対の支点軸113が一体成
形されている。そして、その左右一対の支点軸113に
よって連結アーム112が副可動フレーム108の二股
状の先端108b間に回転自在に取り付けられている。
【0079】そして、連結アーム112の左右方向のほ
ぼ中央部上にネジ止め用ボス114が垂直状に一体成形
されていて、このボス114の外周にゴム等で中空のド
ラム状に成形された振動吸収用のインシュレータ115
が嵌合されている。そして、主可動フレーム107の先
端107aがこのインシュレータ115の上下方向の中
間の外周に形成された環状溝116に嵌合されている。
なお、ボス114に上方からネジ止めされたフランジ付
ネジ117によってインシュレータ115が上方から押
えられてボス114の外周に保持されている。
【0080】また、図8の(B)に示すように、左右一
対の支点部109は、それぞれシャーシ1c上に垂直状
に一体成形されたネジ止め用ボス118の外周にゴム等
で中空のドラム状に成形された振動吸収用のインシュレ
ータ119が嵌合され、主可動フレーム107の矢印a
方向側の左右一対の端部107aがこれらのインシュレ
ータ119の上下方向の中間の外周に形成された環状溝
120に嵌合され、ボス118に上方からネジ止めされ
たフランジ付ネジ121によってインシュレータ119
が上方から押えられてボス118の外周に保持されてい
る。
【0081】そして、図1、図2、図11及び図12に
示すように、主可動フレーム107の矢印a′方向側に
偏位された位置にスピンドルモータ44が複数のネジ1
23によって固着されていて、そのスピンドル45の上
端にピン124によって固着されたディスクテーブル6
が主可動フレーム107の上部に配置されている。
【0082】[ディスクテーブル昇降機構のカム機構の
説明]次に、図1、図2、図7、図9及び図10に示す
ように、ディスクテーブル昇降機構106には、副可動
フレーム108を矢印s、s′方向に回転駆動すること
によって、主可動フレーム107を矢印b、b′方向に
回転駆動して、ディスクテーブル6を矢印b、b′方向
に昇降駆動するカム機構126が設けられている。
【0083】このカム機構126は、シャーシ1cの小
型開口105の一側部でシャーシ1cの前記凹所73内
の一側部上に一体成形された左右一対のガイドレール1
27に沿ってシャーシ1c上で矢印a、a′方向にスラ
イド自在に構成されたスムスライダー128と、このカ
ムスライダー128の副可動フレーム108側に形成さ
れたカム溝129と、副可動フレーム108の矢印a、
a′方向の中間部の一側面に一体成形されて、カム溝1
29内に遊嵌されたカム従動ピン130とを有してい
る。なお、カムスライダー128は合成樹脂で成形され
ていて、このカムスライダー128とシャーシ1c上と
の間に架設されたカムスライダー付勢手段である引張コ
イルバネ131によってカムスライダー128が矢印
a′方向にスライド付勢されてシャーシ1c上のストッ
パー132に当接されている。また、カム溝129には
低所部129a、傾斜部129b及び高所部129cが
形成されている。
【0084】そして、カムスライダー128の駆動手段
がラックレバー34の先端アーム34aによって構成さ
れていて、この先端アーム34aによってカムスライダ
ー128が矢印a方向に押されてスライドされるように
構成されている。
【0085】[ディスクテーブルの説明]次に、図11
及び図12に示すように、ディスクテーブル6は、外周
の上面にディスク4が載置される環状のディスク載置面
6bが形成され、中央部の上面にディスク4の中心穴4
aが嵌合される円錐台形状のセンターリングハブ6cが
形成され、そのセンターリングハブ6cの上面の中央部
に環状のチャッキングマグネット6aが埋設されてい
る。
【0086】[ディスククランパーの説明]図3〜図
5、図11及び図12に示すように、シャーシ1c上に
矢印a、a′方向から水平に出し入れされるディスクト
レー2の上方位置を跨ぐようにして、シャーシ1cの上
部にクランパーホルダー134が水平に取り付けられて
いる。なお、クランパーホルダー134は図2に示すよ
うにシャーシ1cの左右両側部の上端で矢印a、a′方
向の中間位置に一体成形された左右一対のクランパーホ
ルダー取付部135に左右一対のネジ136によって上
方からネジ止めされている。
【0087】そして、このクランパーホルダー134の
中央部であるディスクテーブル6の真上位置に円形中空
部137が水平に形成され、その中空部137の下側の
中央部に円形穴138が形成されている。そして、合成
樹脂等によって円盤状に成形されたディスククランパー
8がその上端の外周に一体成形されたフランジ8bによ
って円形中空部137内に遊嵌され、このディスククラ
ンパー8は円形穴138から下方に突出されて、フラン
ジ8bが円形中空部137の下フランジ137a上に当
接されている。そして、そのディスククランパー8の外
周の下面に環状のディスク押圧面8cが形成され、中央
部の下面に円錐台形状の凹部8dが形成され、その凹部
8dの上部にアルミ板等の磁性板で形成されたチャッキ
ングプレート8aが水平に埋設されている。
【0088】[イマージェンシーイジェクト機構の説
明]次に、図1、図4、図14、図15及び図17に示
すように、シャーシ1cのギアトレイン57の一側部
で、フロントパネル1bの近傍位置に、クラッチ63と
ラックレバー34とを操作するイマージェンシーイジェ
クト機構140が取り付けられている。
【0089】このイマージェンシーイジェクト機構14
0は、板金等で形成されたイマージェンシーイジェクト
操作手段であるイマージェンシーレバー141を有し、
このイマージェンシーレバー141はシャーシ1cの下
部に取り付けられている。そして、シャーシ1cの下部
に一体成形されたガイドピン142にイマージェンシー
レバー141に形成された直線形状のガイド溝143が
遊嵌され、また、イマージェンシーレバー141の矢印
a方向側の端部上に形成されたガイドピン143がシャ
ーシ1cに形成されたほぼクランク形状のガイド溝14
5に遊嵌されている。
【0090】そして、ガイドピン144によって矢印a
方向に押される突起146がラックレバー34の一側面
に一体成形されている。また、クラッチ63のクラッチ
レバー67の一側面に一体に形成された突片67aがシ
ャーシ1cの凹所73の一側面に形成された切欠き14
7内に挿入されていて、この突片67a上に形成された
カム従動ピン148と、イマージェンシーレバー141
のクラッチ63側の側面に形成されたカム面149とに
よってカム機構150が形成されている。
【0091】そして、イマージェンシーレバー141は
一対のガイドピン142、144及びガイド溝143、
145によって案内されて、図15に示すようにガイド
ピン144及びカム面149が突起146及びカム従動
ピン148に対して非係合状態となる非係合位置(復動
位置)と、ガイドピン144及びカム面149が突起1
46及びカム従動ピン148に対して係合状態となる係
合位置(往動位置)との間でイマージェンシーレバー1
41が矢印t、t′方向に移動自在に構成されている。
なお、このイマージェンシーレバー141はシャーシ1
cとの間に架設されたイマージェンシーレバー付勢手段
である引張コイルバネ151によって矢印t′方向の非
係合位置(復動位置)へ復動付勢されて、クラッチレバ
ー67のカム従動ピン68やラックレバー34の突起1
46に対するイマージェンシーレバー141の不測な干
渉が防止されている。
【0092】そして、このイマージェンシーレバー14
1が非係合位置(復動位置)へ復動された時に、このイ
マージェンシーレバー141の矢印a′方向側の端部に
一体に形成された被操作部141aがフロントパネル1
bに形成されたイマージェンシー操作穴152の真後ろ
に近接されるように構成されている。
【0093】[スイッチ類の説明]次に、図1〜図3に
示すように、ディスク装置本体1のフロントパネル1b
にイジェクト釦43が取り付けられていて、このイジェ
クト釦43とディスクトレー2のフロントパネル2bと
によってON−OFF操作されるマイクロスイッチであ
るイジェクトスイッチSW1 がプリント基板1eの矢印
a′方向側の端部にマウントされている。また、ラック
レバー34によってON−OFF操作されるマイクロス
イッチであるローディング完了スイッチSW2 及びディ
スクトレー2によってON−OFF操作されるマイクロ
スイッチであるイジェクト完了検出スイッチSW3 がプ
リント基板1eの矢印a及びa′方向側の端部上にマウ
ントされていて、これらのスイッチSW2 、SW3 がシ
ャーシ1cに形成された貫通穴155を挿通してシャー
シ1c上に突出されている。
【0094】[光学ピックアップの説明]次に、図1〜
図5に示すように、主可動フレーム107にはディスク
テーブル6より矢印a方向側に開口157が形成されて
いて、この開口157内に光学ピックアップ7の対物レ
ンズ7aを有するキャリッジ7bが矢印a、a′方向に
移動自在に取り付けられている。
【0095】この際、開口157の左右両側で主可動フ
レーム107の下部に矢印a、a′方向と平行に取り付
けられた一対のガイド軸158によってキャリッジ7b
が案内されて矢印a、a′方向に移動自在に構成されて
いる。そして、主可動フレーム107に取り付けられた
リニアモータ159の一例を構成するステッピングモー
タ160及びギアトレイン161を介して正逆回転駆動
されるピニオン162がキャリッジ7bの一側部に取り
付けられたラック163を駆動することによって、キャ
リッジ7bが矢印a、a′方向に所定のピッチで駆動さ
れるように構成されている。
【0096】そして、主可動フレーム107に取り付け
られているスピンドルモータ44及びステッピングモー
タ159はフレキシブルプリント基板(図示せず)等を
介してプリント基板1eに電気的に接続されている。
【0097】[ディスク装置本体の動作説明]次に、以
上のように構成されたディスク装置本体1のディスクト
レー駆動機構55、ディスクテーブル昇降機構106、
イマージェンシーイジェクト機構140等によるディス
クトレー2の駆動動作を順に説明する。
【0098】[ディスクトレーのイジェクト完了状態]
まず、図24及び図27に示したように、ディスクトレ
ー2がディスク装置本体1内から矢印a′方向に完全に
イジェクトされた状態では、図3に示すディスクトレー
2の被当接部2cがシャーシ1cのトレーイジェクトス
トッパー53に矢印a′方向から当接されて停止し、図
1に示すイジェクト完了検出スイッチ155がOFFと
なっている。
【0099】そして、このイジェクト完了状態では、図
9に示すように、カムスライダー128が引張コイルバ
ネ131によって矢印a′方向に復動されていて、副可
動フレーム108のカム従動ピン130がカム溝129
の低所部129aまで下降されている。
【0100】これにより、図5の(A)に示すように、
副可動フレーム108が支点軸110を中心に矢印s方
向に回転され、主可動フレーム107がディスクテーブ
ル6、スピンドルモータ44、光学ピックアップ7等の
荷重によって支点部109を中心に矢印b方向に回転さ
れて、ディスクテーブル6がディスクトレー2の挿入位
置より下方に下降されている。
【0101】また、このイジェクト完了状態では、図1
5に示すように、ディスクトレー駆動機構55のギアト
レイン57中のクラッチ63を構成するクラッチ可動ギ
ア60が捩りコイルバネ71による付勢力によってクラ
ッチ固定ギア61に噛合されていて、このクラッチ63
が伝動状態に保持されている。
【0102】[ディスクトレーによるディスクローディ
ング動作]次に、このイジェクト完了状態で、図25及
び図28に示したように、ディスクトレー2の凹所3内
にディスク4を矢印h方向から挿入して、4つのロック
アーム15によって図1に示したようにディスク4の外
周4bを保持させた後、ディスクトレー2のフロントパ
ネル2bを矢印a方向に軽く押す。
【0103】すると、図1に示すイジェクトスイッチS
1 がOFF操作されて、ディスクトレー駆動機構55
のモータ56が正回転駆動される。
【0104】そして、図15に示すように、モータ55
によってウォーム58、ウォームホイール59、クラッ
チ可動ギア60及びクラッチ固定ギア61を含むギアト
レイン57を介してピニオン36が矢印i方向に正回転
駆動され、そのピニオン36がラック35を矢印a方向
に駆動する。
【0105】そして、ラック35と一体のラックレバー
34が矢印a方向に駆動されることによって、前述した
ように、ラックレバー34によって引張コイルバネ38
を介してディスクトレー2が矢印a方向に引っ張られ
て、図1、図3〜図5の(B)に示すように、ディスク
トレー2がディスク装置本体1内に矢印a方向から自動
的にローディングされる。
【0106】そして、図1及び図2に示すように、ロー
ディング完了されたディスクトレー2の被当接部2dが
シャーシ1cのトレーローディングストッパー52に当
接して停止され、その時に、ラックレバー34によって
ローディング完了検出スイッチSW2 がONされて、デ
ィスクトレー2のローディング完了が検出される。
【0107】そして、ディスクトレー2がトレーローデ
ィングストッパー52に当接する直前に、図21に示す
ように、ディスクトレー2の突起75がイジェクトスラ
イダー76に当接して、このイジェクトスライダー76
をガイド溝77に沿って矢印a方向にスライドする。
【0108】すると、イジェクトスライダー76によっ
て引張コイルバネ80が矢印a方向に引っ張られて、こ
の引張コイルバネ80にディスクトレー2のイジェクト
力が自動的にチャージされる。
【0109】一方、ローディング完了検出スイッチSW
2 によってディスクトレー2のローディング完了が検出
された後、ディスクトレー駆動機構55のモータ56が
一定時間経過するまで正回転駆動を継続して行い、その
一定時間経過後に、一度僅かに逆回転駆動してから自動
停止するようなシーケンスがソフト(F/W)に組み込
まれている。
【0110】そして、ディスクトレー2のローディング
完了が検出された後のモータ56の正回転駆動によっ
て、図36で説明したようなラックレバー34のオーバ
ーストロークSの駆動動作が行われる。そして、このラ
ックレバー34のオーバーストロークSによる矢印a方
向の移動動作によって、ディスクトレーロック機構83
によるディスクトレー2のロック動作、ラックレバーロ
ック機構93によるラックレバー34のロック動作、デ
ィスクトレー2上のディスク4の保持状態の解除動作及
びディスクテーブル昇降機構106によるディスクテー
ブル6の上昇動作によるディスクテーブル6へのディス
ク4の装着(チャッキング)動作が行われる。
【0111】即ち、まず、ディスクトレー2がトレーロ
ーディングストッパー52に矢印a方向から当接して、
ディスクトレー2が停止された後、モータ56が継続し
て正回転されることによって、図36に示したように、
ラックレバー34がディスクトレー2に対してオーバー
ストロークS分引張コイルバネ38に抗して矢印a方向
に移動される。
【0112】この際、図19に示すディスクトレーロッ
ク機構83は、ディスクトレー2がトレーローディング
ストッパー52に当接されるのとほぼ同時に、図19に
1点鎖線で示すように、ロックレバー85のカム従動ピ
ン89がラックレバー34のカム90上に乗り上げて、
このロックレバー85が引張コイルバネ88に抗して矢
印n′方向に回転して逃げ、ディスクトレー2の突起8
2がロックレバー85のロック部85aに対して矢印a
方向側に入り込む。
【0113】次に、ラックレバー34がオーバーストロ
ークSによる矢印a方向への移動を開始した瞬間に、図
19に実線で示すように、ロックレバー85のカム従動
ピン89に対してがラックレバー34のカム90が矢印
a方向に外れるので、ロックレバー85が引張コイルバ
ネ88によって矢印n方向に回転されて、そのロック部
85aがディスクトレー2の突起82の矢印a′方向側
に入り込む。
【0114】この結果、ロックレバー85のロック部8
5aがディスクトレー2の突起82の矢印a′方向への
移動を阻止することになって、ディスクトレー2がトレ
ーローディングストッパー52に当接された位置にその
ままロックされる。
【0115】次に、図18〜図20に示すラックレバー
ロック機構93は、ラックレバー34のオーバーストロ
ークSによる矢印a方向への移動と、最後の矢印a′方
向の僅かな戻り動作によって、図19及び図20に示す
ように、ロックレバー97が矢印q、q′方向及び矢印
r、r′方向に回転しながら、図19及び図20に示す
ように、ロックピン98がロック溝100内に相対的に
矢印a′方向から挿入される。そして、この時ロックピ
ン98はカム溝100の出入口100aから直線経路1
00b及びジグザグ経路100cの斜面100f及び段
部100gを通って矢印u1 、u2 方向に進んでロック
部100eに到達する。そして、そのロック部100e
でロックピン98が自動的にロックされる。
【0116】この時のラックレバーロック機構93のロ
ックピン98のロック動作は、いわゆるプッシュ・プッ
シュ方式のロック動作であり、ラックレバー34がディ
スクトレー2に対してオーバーストロークSだけ矢印a
方向に移動された位置でロックされることになる。
【0117】そして、このラックレバー34のオーバー
ストロークSの矢印a方向への移動によって、図36に
示した左右一対の解除レバー24が矢印g′方向に駆動
されて、図23に示したように、4つのロックアーム1
5によるディスクトレー2上でのディスク4の外周の保
持状態が自動的に解除される。
【0118】一方、図5、図7〜図10に示すディスク
テーブル昇降機構106は、ラックレバー34のオーバ
ーストロークSによる矢印a方向への移動によって、そ
のラックレバー34の先端アーム34aがカム機構12
6のカムスライダー128を図9に示す復動位置から図
10に示す往動位置まで引張コイルバネ131に抗して
矢印a方向に押し出す。
【0119】すると、図10に示すように、副可動フレ
ーム108のカム従動ピン130がカムスライダー12
8のカム溝129の低所部129aから傾斜部129b
を通って高所部129cまで押し上げられて、副可動フ
レーム108が支点軸110を中心に図5の(A)に示
した下降位置から図5の(B)に示す上昇位置まで矢印
s′方向に回転駆動される。
【0120】そして、この副可動フレーム108の先端
108bによって連結部111を介して主可動フレーム
107の先端107bが上昇駆動されて、主可動フレー
ム107も図5の(A)に示した下降位置から図5の
(B)に示す上昇位置まで矢印b′方向に回転駆動され
て、この主可動フレーム107が水平となる。
【0121】この結果、ディスクテーブル6及び光学ピ
ックアップ7が図5の(A)に示す下降位置から図5の
(B)に示す上昇位置まで矢印b′方向に上昇駆動され
て、ディスクテーブル6及び光学ピックアップ7の対物
レンズ7aがディスクトレー2の切欠き5内に矢印b′
方向から挿入される。
【0122】そして、図12に示すように、ディスクテ
ーブル6のセンターリングハブ6cがディスクテーブル
6上のディスク4の中心穴4aに矢印b′方向から嵌合
されると共に、ディスクテーブル6のディスク載置面6
bによってディスク4が矢印b′方向に押し上げられ
る。
【0123】そして、この時、ディスク4によってディ
スククランパー8のディスク押圧面8cが矢印c方向に
突き上げられて、ディスククランパー8のフランジ8b
がクランパーホルダー134の円形中空部137の上下
方向の中間位置まで押し上げられて、ディスククランパ
ー8がクランパーホルダー134に対して非接触状態と
なる。
【0124】更に、この時、ディスクテーブル6のチャ
ッキングマグネット6aによってディスククランパー8
のチャッキングプレート8aが矢印c′方向に吸引され
て、ディスククランパー8によってディスク4がディス
クテーブル6上にマグネッチャッキングされる。
【0125】そして、この一連のディスク装着動作によ
って、図23に示したように、ディスク4がディスクテ
ーブル6上に自動的に装着されると共に、その装着され
たディスク4がディスクトレー2のディスク載置面3a
から上方である矢印c方向に自動的に浮かされることに
なる。
【0126】ところで、1つの駆動源であるラックレバ
ー34のオーバーストロークSによる矢印a方向への移
動によって、4つのロックアーム15によるディスク4
の外周の保持状態を機械的に解除すると共に、ディスク
テーブル6を機械的に上昇駆動して、ディスクテーブル
6上へのディスク4の装着を行っているので、これら両
者の動作タイミングの同期を機械的に正確にとるこがで
きる。
【0127】この結果、図11に示すように、矢印b′
方向に上昇されるディスクテーブル6のセンターリング
ハブ6cがディスク4の中心穴4a内に矢印b′方向か
ら浅く遊嵌された瞬間に、4つのロックアーム15によ
るディスク4の外周の保持状態を解除することができ
る。なお、この動作タイミングは、カムスライダー12
8のカムであるカム溝129の形状によって、容易、か
つ、正確に設定できる。
【0128】この結果、ディスクテーブル6上へのディ
スク4の装着時に、4つのロックアーム15によるディ
スク4の外周の保持状態と、ディスククランパー8によ
るディスク4のマグネットチャッキング動作とが互いに
干渉することが全くない。従って、ディスク4の外周を
4つのロックアーム15で保持したままで、ディスク4
の中心穴4aをディスクテーブル6のセンターリングハ
ブ6cに無理やり嵌合させてしまい、ディスク4を損傷
させるような不都合が全く発生せず、ディスク4の中心
穴4aをディスクテーブル6のセンターリングハブ6c
の外周テーパー面に無理なく正確に嵌合させながら、デ
ィスク4をディスクテーブル6上にスムーズにマグネッ
トチャッキングすることができる。
【0129】そして、このディスクテーブル6上へのデ
ィスク4の自動装着後には、図5の(B)に示すよう
に、光学ピックアップ7の対物レンズ7aがディスク4
の下面に近接される。
【0130】従って、この後に、スピンドルモータ44
によってディスクテーブル6及びディスククランパー8
と一体にディスク4を回転駆動しながら、図1に示した
光学ピックアップ7のリニアモータ159のステッピン
グモータ160によってギアトレイン162を介してキ
ャリッジ7bのラック163を駆動し、キャリッジ7b
を一対のガイド軸158に沿って矢印a、a′方向に駆
動することにより、対物レンズ7aを矢印a、a′方向
に移送して、ディスク4の所望の記録及び/又は再生を
行うことができる。
【0131】[ディスクトレーによるディスクのイジェ
クト動作]ディスク4の記録及び/又は再生後に、図1
及び図4に示すイジェクト釦43を押して、イジェクト
スイッチSW1 をON操作するか、又はホストコンピュ
ータからイジェクト指令信号が出力されると、図14〜
図17に示すディスクトレー駆動機構55のモータ56
がディスクローディング時の逆動作で、一度僅かに正回
転駆動された後に逆回転駆動されるシーケンスとなる。
【0132】すると、ディスクローディング時の逆動作
で、ラックレバー34が一度矢印a方向に僅かに戻され
てから矢印a′方向に移動されることになり、この時の
ラックレバー34の矢印a方向から矢印a′方向への切
り換え移動動作によって、図18〜図20に示すラック
レバーロック機構93がプッシュ・プッシュ方式のロッ
ク解除動作を行う。
【0133】つまり、図19及び図20に示すように、
ロックレバー97のロックピン98がロック溝100内
のロック部100eからジグザグ経路100cの段部1
00hを通って迂回経路100dへ矢印u3 方向に進ん
で、ラックレバー34のロックが自動的に解除される。
そして、この後のラックレバー34の矢印a′方向への
移動によって、ロックピン98が迂回経路100dから
直線経路100bへ矢印u4 方向に進んで、出入口10
0aから矢印a方向に抜ける。
【0134】そして、ラックレバーロック機構93によ
るラックレバー34のロックが解除された時点では、デ
ィスクトレーロック機構83はディスクトレー2のロッ
ク状態を保持しているので、モータ56の逆回転駆動に
よって図36に示すように、ピニオン36が矢印i′方
向へ逆回転駆動され、引張コイルバネ38による付勢力
との協働作用によってラックレバー34が図36に実線
で示す位置から1点鎖線で示す位置までオーバーストロ
ークS分だけディスクトレー2に対して矢印a′方向に
移動される。
【0135】すると、ディスクローディング時の逆動作
で、図5の(A)に示すように、ディスクテーブル昇降
機構106によってディスクテーブル6及び光学ピック
アップ7が矢印b方向に下降されて、図11に示すよう
に、ディスク4に対してディスクテーブル6及びディス
ククランパー8が矢印b、c方向に離脱されると共に、
図22に示したように、4つのロックアーム15によっ
てディスク4の外周が再び自動的に保持される。
【0136】そして、ラックレバー34が図36に1点
鎖線で示す位置まで矢印a′方向に移動された時に、図
19に1点鎖線で示すように、ディスクトレーロック機
構83のカム従動ピン89がラックレバー34のカム9
0上に乗り上げて、ロックレバー85が引張コイルバネ
88に抗して矢印n′方向に回転されて、ディスクトレ
ー2のロックが解除される。
【0137】そして、図36に示すように、ピニオン3
6が引き続き矢印i′方向に逆回転駆動されることによ
って、ラックレバー34の先端アーム34aがディスク
トレー2のストッパー39を矢印a′方向に押すので、
ラックレバー34と一体にディスクトレー2がディスク
装置本体1内から矢印a′方向に自動的にイジェクトさ
れる。
【0138】そして、図24及び図27に示したよう
に、ディスクトレー2が矢印a′方向に完全にイジェク
トされて、図3に示すイジェクトストッパー53にディ
スクトレー2の被当接部2cが矢印a′方向から当接し
てディスクトレー2が停止された時に、イジェクト完了
検出スイッチ155が再びOFFされて、モータ56が
自動的に停止される。
【0139】[イマージェンシーイジェクト動作]図
1、図3〜図5の(B)に示すディスクトレー2のロー
ディング状態で停電や何等かの故障で電源が切れた時の
ような緊急時にディスク装置本体1内からディスク4を
取り出すためのイマージェンシーイジェクトを行う際に
は、図17に示すように、ディスク装置本体1のフロン
トパネル1bに形成されているイマージェンシー操作穴
152にゼムクリップ等の針金状操作部材153を矢印
a方向に押し込む。
【0140】すると、その針金状操作部材153によっ
てイマージェンシーレバー141の被操作部141aが
矢印a方向に押されて、ガイドピン142、144及び
ガイド溝143、145によって案内されながらイマー
ジェンシーレバー141が図15に示す非係合位置(復
動位置)から図17に示す係合位置(往動位置)まで引
張コイルバネ151に抗して矢印t方向に押し出され
る。
【0141】そして、図17に示すように、まず最初
に、イマージェンシーレバー141のカム面149によ
ってクラッチレバー67のカム従動ピン148が矢印
m′方向に押されて、クラッチレバー67が捩りコイル
バネ71に抗して矢印m′方向に回転駆動される。
【0142】すると、図17に示すように、カム機構7
0によってクラッチ従動レバー65が矢印k′方向に回
転されて、クラッチ63のクラッチ可動ギア60がクラ
ッチ固定ギア61から矢印k′方向に離脱されて、クラ
ッチ63が非伝動状態に切り換えられ、ピニオン36が
自由に回転できるようになる。
【0143】そして、イマージェンシーレバー141を
引き続き矢印t方向に更に押し込むと、クラッチ63が
非伝動状態に保持されたまま、図17に示すように、イ
マージェンシーレバー141のガイドピン144がラッ
クレバー34の突起146を矢印a方向に押して、ラッ
クレバー34が引張コイルバネ38に抗して矢印a方向
に押し出される。
【0144】すると、通常のイジェクト時と同様に、ラ
ックレバーロック機構93によるラックレバー34のロ
ックが解除される。
【0145】そこで、針金状操作部材153をイマージ
ェンシー操作穴152から矢印a′方向に抜き取ると、
イマージェンシーレバー141が図17に示す係合位置
(往動位置)から図15の非係合位置(復動位置)まで
引張コイルバネ151によって矢印t′方向に引き戻さ
れると共に、ラックレバー34が引張コイルバネ38に
よってディスクトレー2に対して矢印a′方向に引き戻
される。なお、この時、既にクラッチ63が非伝動状態
に切り換えられているので、ピニオン36がラック35
によって軽く空転する。
【0146】そして、通常のイジェクト時と同様に、ラ
ックレバー34が図36に実線で示す位置から1点鎖線
で示す位置まで矢印a′方向に引き戻された時に、ディ
スクトレーロック機構83のロックが解除される。
【0147】そして、ディスクトレー2のロックが解除
された瞬間に、図21に示すように、引張コイルバネ8
0にチャージされていたイジェクト力によってイジェク
トスライダー76が図21に1点鎖線で示す位置から実
線で示す位置までガイド溝77に沿って矢印a′方向に
スライドされて、イジェクトスライダー76がディスク
トレー2の突起75を矢印a′方向に押す。
【0148】この結果、ディスクトレー2がディスク装
置本体1内から一定長さ(約15mm〜約20mm)だ
け矢印a′方向に自動的にイジェクトされる。従って、
この後に、ディスクトレー2のフロントパネル2bに手
を掛けて、ディスクトレー2を手動で容易に矢印a′方
向にイジェクトすることができるので、ディスクトレー
2からディスク4を容易に取り外すことができる。
【0149】なお、図15〜図17に示すイマージェン
シーイジェクト機構140によれば、ギアトレイン57
中に設けたクラッチ63のクラッチ可動ギア60をこれ
と一体のウォームホイール59によってウォーム58に
常時噛合させておき、そのクラッチ可動ギア60をクラ
ッチ固定ギア61に対して矢印k、k′方向に噛合、離
脱自在に構成し、クラッチ可動ギア60が取り付けられ
たクラッチ従動レバー65とクラッチレバー67の先端
どうしをほぼ直角状に交差させて、クラッチ従動レバー
65のカム従動ピン68を、そのカム従動ピン68の回
転半径より大きい曲率半径を有するクラッチレバー67
の円弧状のカム溝69内に係合させたカム機構70によ
って、クラッチ従動レバー65とクラッチレバー67の
先端どうしを直結している。
【0150】そして、このカム機構70は、クラッチレ
バー67の矢印m、m′方向の回転操作によってクラッ
チ従動レバー65を矢印k、k′方向に軽く従動回転さ
せることができる反面、クラッチ従動レバー65の矢印
k、k′方向の自由回転をクラッチレバー67が拘束す
る機能があって、クラッチレバー67側からの操作が優
先されるカム機構となっている。
【0151】従って、このクラッチ63の構成によれ
ば、通常動作時には、クラッチ可動ギア60がクラッチ
固定ギア61から外れ難く、ギアトレイン57の伝動状
態を安定良く保つことができるにも拘らず、イマージェ
ンシーイジェクト時には、クラッチ可動ギア60をクラ
ッチ固定ギア61から比較的軽い力(弱い力)で容易に
外すことができる特徴がある。
【0152】また、図1、図2、図5及び図7に示した
ディスクテーブル昇降機構106によれば、主可動フレ
ーム107をシャーシ1cに対して一対の支点部109
及び連結部111に介装した3つのインシュレータ11
5、119によって弾性的に支持させているので、ディ
スク4の記録及び/又は再生中に外部から加えられる振
動をこれらのインシュレータ115、119で確実に吸
収することができる。
【0153】従って、振動によるディスク4のデータエ
ラー等を未然に防止することができて、記録及び/又は
再生の特性及び信頼性を著しく高めることができる。
【0154】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0155】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置は次のような効果を奏する。
【0156】請求項1は、ディスクトレーに取り付けら
れたラックレバーをラックレバー付勢手段によってイジ
ェクト方向に移動付勢させることによって、ディスクト
レーに取り付けられたディスク保持手段を保持状態に付
勢して、ディスクトレーの凹所内に挿入されたディスク
をディスク保持手段によって保持するようにし、ディス
クトレーのローディング及びイジェクトはディスク装置
本体に取り付けられてラックレバーを駆動するモータ、
ギアトレイン及びピニオンからなるディスクトレー駆動
機構によって行うようにし、その際、ローディング時に
は、ローディングされたディスクトレーをトレーローデ
ィングストッパーで停止して、ラックレバーをラックレ
バー付勢手段に抗してオーバーストローク動作させるこ
とによって解除手段を介してディスク保持手段によるデ
ィスクの保持を自動的に解除するようにしたので、1つ
のラックレバーをディスクトレーのローディング及びイ
ジェクトの駆動手段と、ディスク保持手段によるディス
クの保持と解除の駆動手段とに兼用させることができ
る。しかも、ディスクトレーのローディング完了後のラ
ックレバーの引き続きのオーバーストローク動作でディ
スク保持手段によるディスクの保持をスムーズに解除で
きるので、ディスクトレーのローディング及びイジェク
トの駆動と、ディスク保持手段によるディスクの保持と
解除の駆動とを簡単な機構で、スムーズに行うことがで
きて、低コストで高性能なディスク装置が得られる。
【0157】請求項2は、上記ディスク装置本体と上記
ラックレバーとの間に設けられて、オーバーストローク
動作された上記ラックレバーを上記ディスク装置本体に
対してロック及びロック解除させるプッシュ・プッシュ
方式のラックレバーロック機構を備えたので、ローディ
ング完了後のラックレバーのロック及びイジェクト時の
ラックレバーのロック解除をスムーズに行える。
【0158】請求項3は、上記ディスク装置本体に取り
付けられて、ローディングされた上記ディスクトレーを
ロックし、上記ラックレバーによってそのロックが解除
されるディスクトレーロック機構を備えたので、ローデ
ィング完了後のディスクトレーのロック及びイジェクト
時のロック解除を簡単な機構で、スムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスク装置の一実施例にお
けるディスク装置本体内部とラックレバーを説明する平
面図である。
【図2】ディスク装置本体内部を説明する斜視図であ
る。
【図3】ディスクトレーによるディスクのディスク装置
本体内へのローディング完了状態を説明する平面図であ
る。
【図4】図3の斜視図である。
【図5】図5の(A)はローディング及びイジェクトの
途中を説明する図3のE−E矢視での断面側面図であ
り、図5の(B)はローディング完了状態を説明する図
3のE−E矢視での断面図である。
【図6】ディスクトレー、ラックレバー及びカムレバー
を示した斜視図である。
【図7】ディスクテーブル昇降機構の要部を示す斜視図
である。
【図8】インシュレータを説明するものであって、図8
の(A)は図1のF−F矢視での拡大断面図であり、図
8の(B)は図1のG−G矢視での拡大断面図である。
【図9】ディスクテーブル昇降機構によるディスクテー
ブルの下降動作を説明する図1のH−H矢視での拡大断
面図である。
【図10】ディスクテーブル昇降機構の動作を説明する
図1のH−H矢視での拡大断面図である。
【図11】ディスクテーブルへのディスクの装着動作途
中を説明する図1のI−I矢視での拡大断面図である。
【図12】ディスクテーブルへのディスクの装着完了を
説明する図1のI−I矢視での拡大断面図である。
【図13】ラックレバーに対するディスクトレー駆動機
構、ディスクトレーロック機構、ラックレバーロック機
構及びイマージェンシーイジェクト機構の位置関係を説
明する平面図である。
【図14】ディスクトレー駆動機構の分解斜視図であ
る。
【図15】ディスクトレー駆動機構及びイマージェンシ
ーイジェクト機構の拡大平面図である。
【図16】図1のJ−J矢視での拡大断面図である。
【図17】ディスクトレー駆動機構及びイマージェンシ
ーイジェクト機構の拡大平面図であって、イマージェン
シーイジェクト操作を説明している。
【図18】図18の(A)はラックレバーロック機構を
説明する図1のK−K矢視での拡大側面図であり、図1
8の(B)は図18の(A)のL−L矢視での平面図で
ある。
【図19】ディスクトレーロック機構及びラックレバー
ロック機構を説明する一部切欠き平面図である。
【図20】ラックレバーロック機構のロック動作及びロ
ック解除動作を説明する展開断面図である。
【図21】図1のM−M矢視での拡大断面図である。
【図22】ディスクトレー上でのディスクの保持状態を
説明する図28のA−A矢視での断面図である。
【図23】図22のディスクテーブルによるディスクの
チャッキング状態を示す断面図である。
【図24】同上の垂直使用時でのディスクトレーのイジ
ェクト状態を示す斜視図である。
【図25】図24のディスクトレーにディスクを垂直に
装着した状態を示す斜視図である。
【図26】図24のディスク装置本体内へのディスクの
ローディング完了状態を示す斜視図である。
【図27】図24のディスクトレーの側面図である。
【図28】図25のディスクトレーの側面図である。
【図29】同上のロックアームの斜視図である。
【図30】図30の(A)は図29のロックアームをデ
ィスクトレーに装着した状態の平面図であり、図30の
(B)は図30の(A)のB−B矢視での断面図であ
る。
【図31】図30の(A)のC−C矢視での断面図であ
る。
【図32】図30の(A)のD−D矢視での断面図であ
る。
【図33】図31に示すディスク保持の解除状態を示す
断面図である。
【図34】図32に示すディスク保持の解除状態を示す
断面図である。
【図35】同上のロックアームと、一対の解除レバー
と、カムレバー及びラックレバーの相互の関係を示す平
面図である。
【図36】図35のラックレバーのオーバーストローク
時のカムレバーによる一対の解除レバーの駆動状況を示
す平面図である。
【図37】同上のディスクトレーへの解除レバーの取り
付け構造を説明する断面図である。
【図38】同上の解除レバーとカムレバーとの間に設け
られたカム機構を示す斜視図である。
【図39】同上のラックレバーとピニオンを示す斜視図
である。
【図40】従来のディスク装置の水平使用時のディスク
のイジェクト状態の斜視図である。
【図41】図40のE−E矢視での水平使用時と垂直使
用時を示す断面図である。
【図42】従来のディスク装置の水平使用時のディスク
のローディング完了状態を示した斜視図である。
【図43】ディスク装置本体内のディスクテーブル及び
ディスククランパーによるディスクのチャッキング解除
状態を説明する側面図である。
【図44】ディスク装置本体内のディスクテーブル及び
ディスククランパーによるディスクのチャッキング状態
を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置本体 1c ディスク装置本体のシャーシ 2 ディスクトレー 3 ディスクトレーの凹所 3a ディスクトレーの凹所のディスク載置面 4 ディスク 4a ディスクの中心穴 4b ディスクの外周 6 ディスクテーブル 8 ディスククランパー 15 ロックアーム(ディスク保持手段) 24 解除レバー(解除手段) 34 ラックレバー 35 ラックレバーのラック 36 ピニオン 38 引張コイルバネ(ラックレバー付勢手段) 52 トレーローディングストッパー 55 ディスクトレー駆動機構 56 モータ 57 ギアトレイン 83 ディスクトレーロック機構 93 ラックレバーロック機構 S ラックレバーのオーバーストローク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録及び/又は再生用のディスクを凹所内
    に挿入してディスク装置本体に対してローディング及び
    イジェクトするディスクトレーと、 上記ディスクトレーに取り付けられて、上記凹所内に挿
    入された上記ディスクの外周を保持するディスク保持手
    段と、 上記ディスクトレーに取り付けられて、上記ディスク保
    持手段による上記ディスクの保持状態を解除する解除手
    段と、 上記ディスク装置本体内に設けられて、上記ディスクト
    レーによってローディングされた上記ディスクが装着さ
    れるディスクテーブルとを備えたディスク装置におい
    て、 上記ディスクトレーに取り付けられて、そのディスクト
    レーに対してローディング方向及びイジェクト方向に移
    動自在に構成され、上記ディスクトレーに対するローデ
    ィング方向への移動によって上記解除手段を駆動するラ
    ックレバーと、 上記ラックレバーを上記ディスクトレーに対してイジェ
    クト方向に移動付勢するラックレバー付勢手段と、 上記ディスク装置本体に取り付けられて、上記ラックレ
    バーをローディング方向及びイジェクト方向に駆動する
    モータ、ギアトレイン及びピニオンからなるディスクト
    レー駆動機構と、 上記ディスク装置本体に設けられて、ローディング完了
    された上記ディスクトレーを停止させることによって上
    記ラックレバーを上記ラックレバー付勢手段に抗してオ
    ーバーストローク動作させるためのトレーローディング
    ストッパーとを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】上記ディスク装置本体と上記ラックレバー
    との間に設けられて、オーバーストローク動作された上
    記ラックレバーを上記ディスク装置本体に対してロック
    及びロック解除させるプッシュ・プッシュ方式のラック
    レバーロック機構を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のディスク装置。
  3. 【請求項3】上記ディスク装置本体に取り付けられて、
    ローディングされた上記ディスクトレーをロックし、上
    記ラックレバーによってそのロックが解除されるディス
    クトレーロック機構を備えたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のディスク装置。
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