JP3074333B2 - 筆記具用水性インキ - Google Patents
筆記具用水性インキInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は筆記具用水性インキに関
し、詳細には筆記対象である紙に対して筆跡の滲み傾向
をもたらす界面活性剤を含んでいても、実質的に滲みの
ない筆跡を与えるマーキングペン、ボールペン、製図用
ペン及びプロッターペン等へ適用される水性インキに関
する。
し、詳細には筆記対象である紙に対して筆跡の滲み傾向
をもたらす界面活性剤を含んでいても、実質的に滲みの
ない筆跡を与えるマーキングペン、ボールペン、製図用
ペン及びプロッターペン等へ適用される水性インキに関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に筆記具用水性インキには、筆記具
のペン体やインキ貯蔵部からペン体へのインキ誘導部材
に対するインキの濡れの向上、前記インキ通路における
インキ浸透性の向上、水性ボールペンにおいてはボール
とボール受け座との潤滑性の向上及び着色剤に顔料が用
いられるインキでは顔料の分散剤の目的で界面活性剤の
添加が必要であるが、この種の水性インキは紙の繊維間
へも浸透し易く、筆跡の滲みをもたらす傾向があった。
特に着色剤として水溶性染料を用いるインキではこの傾
向が著しい。 また一般にこの種の水性インキにはペン
先でのインキの乾燥を抑制するために保湿剤が添加され
るのが普通であるが、筆跡の滲み現象は界面活性剤と保
湿剤の併用により助長される傾向にある。
のペン体やインキ貯蔵部からペン体へのインキ誘導部材
に対するインキの濡れの向上、前記インキ通路における
インキ浸透性の向上、水性ボールペンにおいてはボール
とボール受け座との潤滑性の向上及び着色剤に顔料が用
いられるインキでは顔料の分散剤の目的で界面活性剤の
添加が必要であるが、この種の水性インキは紙の繊維間
へも浸透し易く、筆跡の滲みをもたらす傾向があった。
特に着色剤として水溶性染料を用いるインキではこの傾
向が著しい。 また一般にこの種の水性インキにはペン
先でのインキの乾燥を抑制するために保湿剤が添加され
るのが普通であるが、筆跡の滲み現象は界面活性剤と保
湿剤の併用により助長される傾向にある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙に筆記し
たとき筆跡の滲み現象をもたらす界面活性剤を含んでい
ても実質的に滲みのない筆跡を与える、着色剤として水
溶性染料を用いる筆記具用水性インキを提供しようとす
るものである。
たとき筆跡の滲み現象をもたらす界面活性剤を含んでい
ても実質的に滲みのない筆跡を与える、着色剤として水
溶性染料を用いる筆記具用水性インキを提供しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】一般に水性インキの滲み
抑制には水溶性樹脂の添加による増粘作用がもたらす効
果が知られているが、筆記具用インキではインキ貯蔵部
からペン先までのインキ通路は毛細管サイズであり、こ
のインキ通路をスムースに流動させるにはインキ粘度は
極低く制約され、筆跡の滲みを完全に抑止するだけの量
の添加は困難である。そこで比較的粘度上昇の程度の低
い水不溶性樹脂の水性分散体である樹脂エマルションに
ついて検討したところ、特定の樹脂エマルションであ
る、少なくともアクリル酸エステルの１種及びスチレン
を含む３種以上のモノマー種からなる多元共重合体エマ
ルションが、他の樹脂エマルションに比較して少量の添
加で優れた滲み抑制効果を発揮することを見出し、本発
明を完成させた。本発明の筆記具用水性インキは界面活
性剤、前記多元共重合体エマルション及び必要に応じて
保湿剤、防腐剤、防錆剤等を含む水性媒体中に着色剤が
溶解または分散されてなる。
抑制には水溶性樹脂の添加による増粘作用がもたらす効
果が知られているが、筆記具用インキではインキ貯蔵部
からペン先までのインキ通路は毛細管サイズであり、こ
のインキ通路をスムースに流動させるにはインキ粘度は
極低く制約され、筆跡の滲みを完全に抑止するだけの量
の添加は困難である。そこで比較的粘度上昇の程度の低
い水不溶性樹脂の水性分散体である樹脂エマルションに
ついて検討したところ、特定の樹脂エマルションであ
る、少なくともアクリル酸エステルの１種及びスチレン
を含む３種以上のモノマー種からなる多元共重合体エマ
ルションが、他の樹脂エマルションに比較して少量の添
加で優れた滲み抑制効果を発揮することを見出し、本発
明を完成させた。本発明の筆記具用水性インキは界面活
性剤、前記多元共重合体エマルション及び必要に応じて
保湿剤、防腐剤、防錆剤等を含む水性媒体中に着色剤が
溶解または分散されてなる。
【０００５】本発明の水性インキに用いられる着色剤は
一般に水性インキに用いられる直接染料、酸性染料等の
水溶性染料である。これら着色剤はインキ組成中１乃至
１０重量％の範囲で用いられる。界面活性剤はインキが
適用される筆記具についてペン体、インキ誘導部材等の
接液部材への濡れ性付与、インキ通路の毛細管内への浸
透性付与、及びボールペンにおける潤滑性の付与等の目
的に応じて、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤から選択される。これら界面活性剤はインキ組成中
０．１乃至５重量％の範囲で用いられる。
一般に水性インキに用いられる直接染料、酸性染料等の
水溶性染料である。これら着色剤はインキ組成中１乃至
１０重量％の範囲で用いられる。界面活性剤はインキが
適用される筆記具についてペン体、インキ誘導部材等の
接液部材への濡れ性付与、インキ通路の毛細管内への浸
透性付与、及びボールペンにおける潤滑性の付与等の目
的に応じて、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤から選択される。これら界面活性剤はインキ組成中
０．１乃至５重量％の範囲で用いられる。
【０００６】前記多元共重合体エマルションは少なくと
もアクリル酸エステルの１種とスチレンを含む３種以上
のモノマー種からなる多元共重合体エマルションであ
り、前記モノマーはアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸２−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸２−エチルヘキ
シル、アクリル酸ヒドロキシプロピル等のアクリル酸エ
ステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸ブチル、メタクリル酸２−ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸２−エチル
ヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、エチレン
グリコールジメタクリレート、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチル等のメタクリル酸エステル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、マ
レイン酸ジエステル、スチレン、α−メチルスチレン、
カルボキシル化スチレン、エチレン、カルボキシル化エ
チレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジエン、イソ
ブチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、アクリ
ロニトリル、アクリルアミド等があげられる。これら多
元共重合体エマルションはインキ組成中、固形分換算で
少なくとも３重量％は添加されないと効果が認められ
ず、15重量％までの添加で充分な効果が得られ、それ以
上の添加はインキの増粘化をもたらすだけで益がない。
もアクリル酸エステルの１種とスチレンを含む３種以上
のモノマー種からなる多元共重合体エマルションであ
り、前記モノマーはアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸２−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸２−エチルヘキ
シル、アクリル酸ヒドロキシプロピル等のアクリル酸エ
ステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸ブチル、メタクリル酸２−ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸２−エチル
ヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、エチレン
グリコールジメタクリレート、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチル等のメタクリル酸エステル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、マ
レイン酸ジエステル、スチレン、α−メチルスチレン、
カルボキシル化スチレン、エチレン、カルボキシル化エ
チレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジエン、イソ
ブチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、アクリ
ロニトリル、アクリルアミド等があげられる。これら多
元共重合体エマルションはインキ組成中、固形分換算で
少なくとも３重量％は添加されないと効果が認められ
ず、15重量％までの添加で充分な効果が得られ、それ以
上の添加はインキの増粘化をもたらすだけで益がない。
【０００７】上記成分の他に必要に応じてグリセリン、
グリコール類、尿素、２−ピロリドン等の保湿剤がイン
キ組成中０乃至40重量％の範囲で用いられ、防腐剤、防
錆剤等の添加剤がインキ組成中それぞれ０乃至１重量％
の範囲で用いられる。
グリコール類、尿素、２−ピロリドン等の保湿剤がイン
キ組成中０乃至40重量％の範囲で用いられ、防腐剤、防
錆剤等の添加剤がインキ組成中それぞれ０乃至１重量％
の範囲で用いられる。
【０００８】
【作用】本発明の水性インキにより紙に筆記されると、
インキが紙の繊維間に浸透する初期の段階で組成中の多
元共重合体の粒子に着色剤が吸着された状態で紙繊維に
固着され、殆ど水分である残余の液のみが更に浸透しつ
つ蒸発する過程を経て、筆跡が形成され、それにより実
質的に滲み現象が生起しないものと考えられる。
インキが紙の繊維間に浸透する初期の段階で組成中の多
元共重合体の粒子に着色剤が吸着された状態で紙繊維に
固着され、殆ど水分である残余の液のみが更に浸透しつ
つ蒸発する過程を経て、筆跡が形成され、それにより実
質的に滲み現象が生起しないものと考えられる。
【０００９】
実施例１及び比較例１インキ 以下の組成の数値はすべて重量部で表示する。 Water Black 130 （ＣＩ ダイレクトブラック１５４） ６．０部 プライサーフＡＬ ０．３ （第一工業製薬（株），燐酸エステル系界面活性剤） ジエチレングリコール（保湿剤） １０．０ 尿素（保湿剤） １０．０ フェノール（防腐剤） ０．３ パピロールＧ−５００Ｂ １５．０ （昭和電工（株），スチレン，アクリル酸エステルを含む ４元共重合体エマルション，固形分３５％） 水 ５８．４ 上記成分を混合し、４０〜６０℃に保って１時間撹拌
し、放冷後、濾過して実施例１の水性黒インキを得た。
前記組成中のパピロールＧ−５００Ｂに換えて、ポリゾ
ールＡＴ−1000（昭和高分子（株），酢酸ビニル樹脂エ
マルション，固形分５０％）を同量添加した混合物を前
記同様に処理して比較例１の水性黒インキを得た。 実施例２及び比較例２インキ Ｅｏｓｉｎ（ＣＩ ４５３８０） ６．０部 プライサーフＡＬ ０．３ （第一工業製薬（株），燐酸エステル系界面活性剤） ジエチレングリコール（保湿剤） １０．０ 尿素（保湿剤） １０．０ フェノール（防腐剤） ０．３ パピロールＮＥ−１６９ ２５．０ （昭和電工（株），スチレン，アクリル酸エステルを含む ４元共重合体エマルション，固形分３５％） 水 ４８．４ 上記成分を混合し、４０〜６０℃に保って１時間撹拌
し、放冷後、濾過して実施例２の水性赤インキを得た。
前記組成中のパピロールＮＥ−１６９に換えて、メイカ
テックスＨＰ−７８０（明成化学（株），エチレン樹脂
エマルション，固形分２５％）を同量添加した物を前記
同様に処理して比較例２の水性赤インキを得た。 実施例３及び比較例３インキ Brilliant Blue FCF（ＣＩ ４２０９０） ６．０部 プライサーフＡＬ ０．３ （第一工業製薬（株），燐酸エステル系界面活性剤） ジエチレングリコール（保湿剤） １０．０ 尿素（保湿剤） １０．０ フェノール（防腐剤） ０．３ パピロールＧ−５００Ｂ ２０．０ （昭和電工（株），スチレン，アクリル酸エステルを含む ４元共重合体エマルション，固形分３５％） 水 ５３．４ 上記成分を混合し、４０〜６０℃に保って１時間撹拌
し、放冷後、濾過して実施例３の水性青インキを得た。
前記組成中のパピロールＧ−５００Ｂに換えて、パピロ
ールＲＸ−１２０（昭和電工（株），スチレンを含まな
いアクリル樹脂エマルション，固形分４０％）を同量添
加した混合物を前記同様に処理して比較例３の水性青イ
ンキを得た。
し、放冷後、濾過して実施例１の水性黒インキを得た。
前記組成中のパピロールＧ−５００Ｂに換えて、ポリゾ
ールＡＴ−1000（昭和高分子（株），酢酸ビニル樹脂エ
マルション，固形分５０％）を同量添加した混合物を前
記同様に処理して比較例１の水性黒インキを得た。 実施例２及び比較例２インキ Ｅｏｓｉｎ（ＣＩ ４５３８０） ６．０部 プライサーフＡＬ ０．３ （第一工業製薬（株），燐酸エステル系界面活性剤） ジエチレングリコール（保湿剤） １０．０ 尿素（保湿剤） １０．０ フェノール（防腐剤） ０．３ パピロールＮＥ−１６９ ２５．０ （昭和電工（株），スチレン，アクリル酸エステルを含む ４元共重合体エマルション，固形分３５％） 水 ４８．４ 上記成分を混合し、４０〜６０℃に保って１時間撹拌
し、放冷後、濾過して実施例２の水性赤インキを得た。
前記組成中のパピロールＮＥ−１６９に換えて、メイカ
テックスＨＰ−７８０（明成化学（株），エチレン樹脂
エマルション，固形分２５％）を同量添加した物を前記
同様に処理して比較例２の水性赤インキを得た。 実施例３及び比較例３インキ Brilliant Blue FCF（ＣＩ ４２０９０） ６．０部 プライサーフＡＬ ０．３ （第一工業製薬（株），燐酸エステル系界面活性剤） ジエチレングリコール（保湿剤） １０．０ 尿素（保湿剤） １０．０ フェノール（防腐剤） ０．３ パピロールＧ−５００Ｂ ２０．０ （昭和電工（株），スチレン，アクリル酸エステルを含む ４元共重合体エマルション，固形分３５％） 水 ５３．４ 上記成分を混合し、４０〜６０℃に保って１時間撹拌
し、放冷後、濾過して実施例３の水性青インキを得た。
前記組成中のパピロールＧ−５００Ｂに換えて、パピロ
ールＲＸ−１２０（昭和電工（株），スチレンを含まな
いアクリル樹脂エマルション，固形分４０％）を同量添
加した混合物を前記同様に処理して比較例３の水性青イ
ンキを得た。
【００１０】前記各試料インキを０．３５mmφのセラミ
ックパイプペン体を備えたプロッターペンに充填し、プ
ロッターにて荷重２０gf、筆記速度４０cm／ｓの条件で
筆記用紙Ａ（ＪＩＳ Ｐ３２０１）に「鬱」の文字を１
字当たり３×３mm角のサイズで１０文字連続筆記させ、
各文字の滲みの度合いを観察した。結果は判然としてお
り、比較例１〜３インキによる筆跡はいずれも文字を構
成している各線が滲んで、線と線の間隙が狭い個所では
両線が合体した状態となって文字として判読不能である
のに対して、実施例１〜３インキによる筆跡はいずれも
滲みがみられず、文字を構成している線の各々が明確に
区画されている状態を呈していた。
ックパイプペン体を備えたプロッターペンに充填し、プ
ロッターにて荷重２０gf、筆記速度４０cm／ｓの条件で
筆記用紙Ａ（ＪＩＳ Ｐ３２０１）に「鬱」の文字を１
字当たり３×３mm角のサイズで１０文字連続筆記させ、
各文字の滲みの度合いを観察した。結果は判然としてお
り、比較例１〜３インキによる筆跡はいずれも文字を構
成している各線が滲んで、線と線の間隙が狭い個所では
両線が合体した状態となって文字として判読不能である
のに対して、実施例１〜３インキによる筆跡はいずれも
滲みがみられず、文字を構成している線の各々が明確に
区画されている状態を呈していた。
【００１１】
【発明の効果】本発明の筆記具用水性インキは組成中の
前記多元共重合体エマルションの作用により、優れた筆
跡の滲み抑制効果を示すので、添加される界面活性剤は
筆跡の滲みを考慮することなく、適用される筆記具に応
じて各種の界面活性剤からその界面活性性本位に選択で
き、また充分な量の添加が許容され、結果として界面活
性剤の充分量の添加によるインキ諸性能の向上が図られ
る。
前記多元共重合体エマルションの作用により、優れた筆
跡の滲み抑制効果を示すので、添加される界面活性剤は
筆跡の滲みを考慮することなく、適用される筆記具に応
じて各種の界面活性剤からその界面活性性本位に選択で
き、また充分な量の添加が許容され、結果として界面活
性剤の充分量の添加によるインキ諸性能の向上が図られ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】 界面活性剤または界面活性剤と保湿剤を
含む水性媒体中に水溶性染料が溶解されてなる筆記具用
水性インキにおいて、前記水性媒体には少なくともアク
リル酸エステルの１種及びスチレンを含む３種以上のモ
ノマー種からなる多元共重合体エマルションが固形分換
算で３乃至１５重量％添加されていることを特徴とする
筆記具用水性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16210391A JP3074333B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 筆記具用水性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16210391A JP3074333B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 筆記具用水性インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04359975A JPH04359975A (ja) | 1992-12-14 |
| JP3074333B2 true JP3074333B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15748113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16210391A Expired - Fee Related JP3074333B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 筆記具用水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074333B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2662809B2 (ja) * | 1988-11-16 | 1997-10-15 | パイロットインキ株式会社 | マーキング用水性顔料インキ |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP16210391A patent/JP3074333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04359975A (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609 Year of fee payment: 8 |
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