JP3073817U - ロープホルダー - Google Patents

ロープホルダー

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JP3073817U
JP3073817U JP2000004818U JP2000004818U JP3073817U JP 3073817 U JP3073817 U JP 3073817U JP 2000004818 U JP2000004818 U JP 2000004818U JP 2000004818 U JP2000004818 U JP 2000004818U JP 3073817 U JP3073817 U JP 3073817U
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JP
Japan
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rope
base
holder
hook members
cone
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Expired - Lifetime
Application number
JP2000004818U
Other languages
English (en)
Inventor
恒男 後藤
Original Assignee
株式会社ポータ工業
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿通したロープを確実に保持でき、かつ、ロ
ープの挿入及び取外し作業を簡単に行なえるロープホル
ダーを提供する。 【解決手段】 取付用ベース台11上に、ロープRを挿
入可能な間隔12を存して一対のロープ挿通用フック部
材13,14を相対して立設する。両フック部材13,
14は一端側下端13a,14aをベース台11上に固
定すると共に他端側下端13b,14bとベース台11
の上面11aとの間にロープRを通過可能な間隙部17
を形成し、対称的に配置して設け、両フック部材13,
14でロープ挿通保持部18を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば道路工事や交通事故現場等において規制区域にロープを架設 して仕切る際、或いは各種のイベント会場等において規制区域にロープを架設し て隔離や整理する際等に、例えば道路標識用コーンの上端部に取付け、或いはポ ールの上端に取付台を備えた道路標識用スタンド等に取付けて設置し、前記ロー プを挿通して保持させるロープホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種ロープホルダーとして、例えば図6aに示すように、道路標識用 コーン1の上端にフック金具2をナット等3で固定して設けたもの(従来例1) 、或いは同図bに示すように、前記コーン1の上端にリング金具4をナット等5 で固定して設けたもの(従来例2)などが一般に知られている。
【0003】 従来例1によれば、フック金具2の間隙部6からロープ7をフック金具2へ挿 入して保持させることができるので、ロープ7の出し入れ作業を簡単に行なえる 。しかし、従来例1はフック金具2で保持させたロープが前記間隙部6を通して 外部へ抜け落ち易い問題を有している。この点、従来例2によればフック金具2 に代えてリング金具4を採用しているので、従来例1の前記抜け落ちの問題は解 消できる。しかし、従来例2はリング金具4を採用しているため、ロープ7を金 具4へ挿通する際に、ロープ7の端部から挿入する必要があるので、ロープ7の 挿入操作に手間が掛り、しかも、ロープ7を挿通してあるリング金具4のうち、 中間部の任意のリング金具4をロープ7から外すことができない問題を有してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記のような実情に鑑み、挿通したロープを確実に保持でき、かつ、 ロープの挿入操作及び取外し作業を簡単に行なえるようにしたロープホルダーを 提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は所要の場所にロープを架設する際に、この ロープを挿通して保持するロープホルダーにおいて、取付用ベース台と、このベ ース台上に、ロープを挿入可能な間隔を存し、相対して立設した一対のロープ挿 通用フック部材とを備え、前記両フック部材は一端側下端を前記ベース台上に固 定すると共に、他端側下端と前記ベース台の上面との間にロープを通過可能な間 隙部を形成し、対称的に配置して設けられ、前記両フック部材でロープ挿通保持 部を構成したことを特徴とする。
【0006】 本考案によれば、両フック部材間にロープを挿入し、その状態でロープを所定 の方向へ約90度旋回することにより、ロープは両フック部材の前記間隙部を通 して両フック部材へ挿通される。そして、このロープは両フック部材で構成した ロープ挿通保持部で確実に保持され、不用意に抜け落ちることはない。また、前 記状態からロープを所定の方向(前記と逆方向)へ旋回して持ち上げることによ り、ロープは両フック部材から取り離される。
【0007】 本考案においては、請求項2記載の考案のように、前記ベース台に、上下方向 に向けて貫通したボルト挿通孔を設けることもできる。このように構成すると、 前記ベース台を道路標識用コーン等へ取付ける際の作業が簡単に行なえる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態の一例を説明する。図1は本考案の ロープホルダーの一実施の形態を示すもので、同図aは斜視図、同図bは平面図 、同図cは同図bのC−C線断面図、図2は同上ロープホルダーの作用説明図、 図3は同上ホルダーを道路標識用コーンへ取付けた状態を示す縦断面図、図4は 同上ホルダーを取付けた道路標識用コーンを道路上等に立設して設置し、ロープ を架設する状態を示す説明図である。
【0009】 上記図1〜図4において、この実施の形態のロープホルダーはプラスチック等 で構成され、取付用ベース台11と、このベース台11上に、ロープRを挿入可 能な間隔12を存し、相対して立設した一対のロープ挿通用フック部材13,1 4とを備えている。
【0010】 前記ベース台11は適当な形状及び大きさに形成する。この実施の形態のベー ス台11は道路標識用コーンCの上端部のサイズと対応する大きさの截頭円錐状 に形成され、ベース台11の底部にコーンCの上端の円弧面と対応する円弧凹1 5を設け、コーンCの上端に適合して嵌合するように構成してある。また、ベー ス台11の中心部には上下方向へ向けて貫通して設けたボルト挿入孔16が形成 してある。
【0011】 前記両フック部材13,14は一端側下端13a,14aをベース台11上に 固定すると共に、他端側下端13b,14bとベース台11の上面11aとの間 にロープRを通過可能な間隙部17を形成し、対称的に配置して設けてある。つ まり、両フック部材13と14とは対称的に相対設し、一方のフック部材13は 間隙部17で例えば左方向に開放し、他方のフック部材14は間隙部17で前記 と逆方向(例えば右方向)開放してある。これにより、両フック金具13,14 でロープ挿通保持部18を構成してある。なお、この実施の形態では前記ベース 台11と両フック部材13,14を一体形成してある。
【0012】 この実施の形態のロープホルダーは前記のように構成したもので、次に使用方法 及び作用等につき説明する。例えば図3に示すように、ベース台11をコーンC の上端に嵌合し、ボルトナット19で固定して取付ける。この場合、ベース台1 1をコーンCに取付ける際に、ボルトナット19を強く締めつけることなく、ベ ース台11がコーンCに対して回転自在になるようにして定着させるように取付 けることが好ましい。このような取付方法を採用すると、ベース台11は自由に 回転自在になるので、ロープRを挿通した際に、コーンC側を調整しなくてもロ ープ挿通保持部18の向きを同じ方向に調整される。
【0013】 そこで、図4に示すように、ロープホルダーを取付けたコーンCを道路工事そ の他の所要の場所に適当な距離を存して設置する。そして、図2に仮想線で示す ように、両フック部材13,14間にロープRを挿入し、ベース台11の上面1 1a上においてロープRを所定の方向(図2の矢印方向)へ約90度旋回するこ とにより、ロープRは両フック部材13,14の間隙部17を通過して保持部1 8へ挿通され、保持部18で保持される。また、前記状態からロープRを前記と 逆方向へ旋回して引き上げることにより、ロープRはフック部材13,14から 取り外される。このように、ロープの任意の部位を保持部18へ挿通できると共 に保持部18から取外すことができる。したがって、任意のコーンCをロープR から切り離すことができる。
【0014】 図5は本考案のロープホルダーの他の実施の形態を示す縦断面図である。この 実施の形態のロープホルダーはプラスチック等で構成され、取付ベース台21を 円形や角形等の台板状に形成し、ベース台21の中心部に上下方向に向けて貫通 して設けたボルト挿入孔26が形成してある。他の構成は前記実施の形態と同一 であるため、同一構成部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0015】 図5の実施の形態のロープホルダーは上記のように構成したもので、このホル ダーは例えば、ポールの上端に取付台を備えた道路標識用スタンド等(図示せず )に取付けて使用するものであり、これにより、前記実施の形態のロープホルダ ーと同様の作用効果を奏する。
【0016】 なお、取付用ベース台の形状や構造は図示の実施の形態に限定されるものでは なく、道路標識用コーンCやスタンドその他の取付体に対応して任意に変更し得 るものである。
【0017】
【考案の効果】 本考案によればロープ挿通保持部に挿通したロープを確実に保持してロープが 前記保持部から不用意に外れるのを防止できると共に、ロープの挿入及び取外し 作業を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロープホルダーの一実施の形態を示
し、同図aは斜視図、同図bは底面図、同図cは同図a
のC−C線断面図。
【図2】同上ロープホルダーの作用説明図。
【図3】同上ホルダーを道路標識用コーンへ取付けた状
態を示す縦断面図。
【図4】同上ホルダーを取付けた同上コーンを道路上等
に立設して設置し、ロープを架設する状態を示す説明
図。
【図5】本考案のロープホルダーの他の実施の形態を示
す縦断面図。
【図6】従来のロープホルダーを示す説明図。
【符号の説明】
11…取付用ベース台 12…間隔 13,14…ロープ挿入用フック部材 13a,14a…一端側下端 13b,14b…他端側下端 17…間隙部 18…ロープ挿通保持部 R…ロープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の場所にロープを架設する際に、こ
    のロープを挿通して保持するロープホルダーにおいて、 取付用ベース台と、このベース台上に、ロープを挿入可
    能な間隔を存し、相対して立設した一対のロープ挿通用
    フック部材とを備え、 前記両フック部材は一端側下端を前記ベース台上に固定
    すると共に、他端側下端と前記ベース台の上面との間に
    ロープを通過可能な間隙部を形成し、対称的に配置して
    設けられ、前記両フック部材でロープ挿通保持部を構成
    したことを特徴とする、 ロープホルダー。
  2. 【請求項2】 前記ベース台は上下方向へ向けて貫通し
    て設けたボルト挿入孔を備えている、請求項1記載のロ
    ープホルダー。
JP2000004818U 2000-06-05 2000-06-05 ロープホルダー Expired - Lifetime JP3073817U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07217915A (ja) * 1994-01-27 1995-08-18 Takenaka Komuten Co Ltd 熱電併給システム
JP2010052680A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Tokai Rika Co Ltd シートベルト装置
JP2016108116A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータ用ガバナロープの振れ止め装置

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