JP3086038U - 道路標識 - Google Patents

道路標識

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JP3086038U JP2001007449U JP2001007449U JP3086038U JP 3086038 U JP3086038 U JP 3086038U JP 2001007449 U JP2001007449 U JP 2001007449U JP 2001007449 U JP2001007449 U JP 2001007449U JP 3086038 U JP3086038 U JP 3086038U
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road sign
rope
shaped
synthetic resin
mounting leg
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五夫 小島
和雄 佐藤
康郎 小島
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ズイホ−産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 頂部にロープ等の索体を支持させるため
の係止具を取付けた道路標識において、その多数を並べ
て各標識における係止具にロープを通して作業エリア等
を形成する場合、係止具へのロープの挿脱が容易である
ことは勿論、風などによって係止具に挿入したロープが
揺動しても容易に外れることのないコーン状の道路標識
を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂等により中空の略錐形に形成し
た道路標識本体1の頂部Tに、略リング状で下部に取付
脚8を有し、かつ、前記略リング状部の上部乃至は側部
にかかる部位にロープ等の索体Wを挿脱するための切欠
状開口6を形成した係止具Hを、前記取付脚8を前記本
体頂部Tに埋設して取付けたこと

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、通常、ユニコーンやカラーコーンなどと呼ばれる道路標識に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス管,下水管等の敷設工事や道路の路面工事の現場、或は、建設現場等にお いては、作業を安全に行うため、或は、作業エリアを確保するためなどのほか、 歩行者や車輛を安全に誘導するために、路面上に赤色系などのカラーコーン状を なす道路標識を複数本並べて前記の各エリアを形成したり、誘導路を形成するこ とが行われている。
【0003】 上記のようなコーン状の道路標識は、路面上に個々に自立し、多少の強風を受 けても吹き飛ばされないようにある程度の重量を持たせて形成されているので、 これを作業者や警備員が路面上に容易に並べたり、移動させたり、撤去する作業 は、標識の形状がコーン状(錐形)であるため持ちにくく、結果的に重労働にな らざるを得ない。そこで、本考案の考案者らは上記のような作業に便利なように 、頂部にリング状の係止金具を取付けたコーン状の道路標識を考案され、実用に 供してもいる(登録実用新案第3033585号参照)。
【0004】 頂部にリング状の係止金具を取付けた道路標識は、並べた各道路標識間にロー プを張れば、作業エリアの確保や歩行者や車両を誘導する上で極めて有効である ことから、前記リング状の係止金具がロープ通し穴として利用されているが、例 えば、作業の途中で係止金具にロープを通した中間の道路標識を除去する必要が 生じた場合などには、ロープを外さなければならず、至って面倒で煩雑なロープ 外し作業を強いられることとなっていた。
【0005】 このような事態に対処するため、リング状係止金具に代えて標識本体の頂部に 、ロープを挿脱できる間隙を下向きに設けた半リング状の係止金具を立設したも のが考案された(登録実用新案第3078405号参照)。しかし、この道路標識は係 止金具に通したロープを簡易に挿脱できる利点はあるが、挿入後に風などでロー プが動揺すると、ロープが半リング状の係止金具から外れてしまうという難点が ある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述のような従来技術に鑑み、頂部にロープ等の索体を支持させるた めの係止具を取付けた道路標識において、その多数を並べて各標識における係止 具にロープを通して作業エリア等を形成する場合、係止具へのロープの挿脱が容 易であることは勿論、風などによって係止具に挿入したロープが揺動しても容易 に外れることのないコーン状の道路標識を提供することを、その課題とするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の第一の構成は、合成樹 脂等により中空の略錐形に形成した道路標識本体の頂部に、略リング状で下部に 取付脚を有し、かつ、前記略リング状部の上部乃至は側部にかかる部位にロープ 等の索体を挿脱するための切欠状開口を形成した係止具を、前記取付脚を前記本 体頂部に埋設して取付けたことを特徴とするものである。
【0008】 また、上記課題を解決できる本考案標識の第二の構成は、合成樹脂等により中 空の略錐形に形成した道路標識本体の頂部に、取付脚を中心にしてその両側に切 欠状開口の向きを逆にした半リング状の支持体を傾斜させて形成することにより 、前記両支持体の中間にロープ等の索体を挿脱可能に挿通するようにした係止具 を、前記取付脚を前記本体頂部に埋設して取付けたことを特徴とするものである 。
【0009】 本考案では、上記係止具を、合成樹脂製として合成樹脂製の道路標識本体の頂 部にそれと一体成形することにより形成したり、或は、上記係止具を合成樹脂で 別製しておき、合成樹脂製の道路標識本体の頂部に後から嵌合や接着等により合 着一体化してもよい。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態例を図により説明する。図1は本考案を適用するコ ーン状道路標識の一例の正面図、図2は本考案道路標識の第一例における要部の 正断面図、図3は本考案道路標識における第二例の要部の正断面図、図4は本考 案道路標識の第三例の要部の斜視図、図5は本考案道路標識の第四例の要部の正 断面図である。
【0011】 図1において、1は合成樹脂等により、ここでは中空の長円錐形状に形成した 道路標識の標識本体、2は該標識本体1の下方に形成した段部、3は段部2の下 に形成した安定板で、標識本体1の頂部Tの上面側に突起4を設けて肉厚部5に 形成してある。
【0012】 図2〜図5に示す本考案の実施形態において、Hは係止具で、ロープ等の索体 Wを挿通するため内周面が略リング状をなすと共に、その周上の一部を切欠した ように開いてロープを挿脱するための挿脱用切欠6が形成されている。図2の例 では、切欠6を真上に向けると共にその両外端部を外側に折り返して二重壁7に 形成し、下部に取付脚の一例として螺子脚8を一体的に設けている。この係止具 Hは、その螺子脚8を頂部Tの肉厚部5にねじ込むことにより標識本体1に埋設 して取付けられている。図3は、上記の挿脱用切欠6をリング状係止具Hの側部 に設けた例である。
【0013】 上記の図2,図3により説明した道路標識は、係止具Hの螺子脚8の先端を本 体1の外側の突起4の上から肉厚部5にねじ込むことによって、道路標識の重量 や外部から掛かる重量に充分耐え得る強度を保持することができるため、長期間 の使用においても、螺子脚8が緩んだりガタつくことがなく、また、頂部Tから 螺子脚8が抜けてしまうおそれもない。従って、この道路標識を所要数並べて係 止具Hにその切欠6からロープ等の索体Wを通せば、索体Wで連結された多数の 本考案標識によって作業エリアなどを容易に形成することができる。
【0014】 また、作業途中などにおいて上記の並べた道路標識の中から中間の道路標識を 除去する必要が生じた場合は、係止具Hの切欠6からロープ等の索体Wを容易に 外すことができるので、不要な道路標識を簡単に除去すことがでる。また、ロー プ等の索体Wは係止具Hのリング状部の内側に遊挿された状態にあり、また索体 挿通用の切欠6がリング状係止具Hの真上や側部にあるので、索体Wが風などで 揺動してもその係止具Hから外れないか、きわめて外れにくい。
【0015】 次に、図4に示した本考案道路標識の係止具H1について説明する。この係止具 H1は、取付脚となる螺子脚9を基準にしてその上端両側に切欠61,62の向きを逆 にして略半円弧状のリング体10,11を傾斜させて形成し、それらリング体10,11 の中をロープ等の索体Wが挿脱可能になるようにを形成したものである。図4の 係止具H1は、螺子脚9を標識本体1の頂部Tの肉厚部5に螺入して道路標識に取 付られる。この係止具H1は、その両リング体10,11によって、夫々に開口の向き が相反する2つの切欠61,62を具備した二重リング状をなす索体挿通部12が形成 されるので、該索体挿通部12に切欠61,62からロープ等の索体Wを入れることに より、多数の標識本体1によって作業エリアなどを容易に形成できる。また、並 べた道路標識の中から中間のものを除去する場合には、先の例と同様に索体Wを 緩めてリング体10,11の切欠61,62から取外せば、当該中間の道路標識であって も容易に除去することができる。
【0016】 本考案道路標識は、索体Wの係止具Hが図2,図3に例示した形態である場合 、図2,図3の例のようにその係止具Hを標識本体1と別体とせず、図5に例示 するように標識本体1の頂部Tの上に、当該本体1と一体に成形して形成するこ ともできる。図5のように係止具Hを標識本体1と一体成形すると、上記例の係 止具H,H1のような取付作業を省くことができ、また、使用中に係止具Hの螺子 脚8が緩んで外れたりするおそれもなくなる。図5の係止具Hは、合成樹脂によ り別途作製しておき、合成樹脂製の標識本体1の頂部Tに嵌合や接着などにより 、後から係止具Hと標識本体1とを合着一体化することもできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上述の通りであって、合成樹脂等により中空の略錐形に形成した道路 標識本体の頂部に、略リング状で下部に取付脚を有し、かつ、前記略リング状部 の上部乃至は側部にかかわる部位にロープ等の索体を挿脱するための切欠状開口 を形成した係止具を、前記取付脚を前記本体の頂部に埋設して取付けてコーン状 の道路標識を構成したから、この道路標識の所要数を適宜間隔を持たせて並べ、 係止具にロープ等の索体を通して例えば作業エリアを形成すれば、所要作業を他 に邪魔されることなく行うことができるし、また、作業途中において除去したい 道路標識が生じた場合には、その道路標識の係止具の挿脱用切欠からロープ等の 索体を容易に取り外すことができるので、簡易に該道路標識を除去できる。更に 、索体が揺動してもそれが係止具から容易に離脱することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用するコーン状道路標識の一例の正
面図。
【図2】本考案道路標識の第一例の要部の正断面図。
【図3】本考案道路標識の第二例の要部の正断面図。
【図4】本考案道路標識の第三例の要部の斜視図。
【図5】本考案道路標識の第四例の要部の正断面図
【符号の説明】
1 道路標識本体 4 突起 5 肉厚部 W ロープ等の索体 H,H1 係止具 6 挿脱用切欠 7 二重壁 8,9 螺子脚 10,11 リング体 12 ロープ挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 和雄 東京都千代田区神田錦町3丁目14番(番地 なし) 神田NSビル ズイホー産業株式 会社内 (72)考案者 小島 康郎 東京都千代田区神田錦町3丁目14番(番地 なし) 神田NSビル ズイホー産業株式 会社内

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等により中空の略錐形に形成し
    た道路標識本体の頂部に、略リング状で下部に取付脚を
    有し、かつ、前記略リング状部の上部乃至は側部にかか
    る部位にロープ等の索体を挿脱するための切欠状開口を
    形成した係止具を、前記取付脚を前記本体頂部に埋設し
    て取付けたことを特徴とする道路標識。
  2. 【請求項2】 切欠状開口は、外端部を外側に折り返し
    て二重壁部に形成した請求項1の道路標識。
  3. 【請求項3】 合成樹脂等により中空の略錐形に形成し
    た道路標識本体の頂部に、取付脚を中心にしてその両側
    に切欠状開口の向きを逆にした半リング状の支持体を傾
    斜させて形成することにより、前記両支持体の中間にロ
    ープ等の索体を挿脱可能に挿通するようにした係止具
    を、前記取付脚を前記本体頂部に埋設して取付けたこと
    を特徴とする道路標識。
  4. 【請求項4】 取付脚は螺子体により形成した請求項1
    〜3のいずれかの道路標識。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2の係止具は、合成樹脂製
    として合成樹脂製の道路標識本体の頂部にそれと一体成
    形したことを特徴とする道路標識。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2の係止具は、合成樹脂に
    より形成して合成樹脂製の道路標識本体の頂部に合着一
    体化したことを特徴とする道路標識。
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