JP3073569B2 - 筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開方法およびその装置 - Google Patents
筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開方法およびその装置Info
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- claws
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- B31B70/84—Forming or attaching means for filling or dispensing contents, e.g. valves or spouts
- B31B70/844—Applying rigid valves, spouts, or filling tubes
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- Making Paper Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインフレーションチュー
ブのような筒状プラスチックフィルム製の袋の開口部を
自動的に拡開させる開口部拡開方法およびその装置に関
する。
ブのような筒状プラスチックフィルム製の袋の開口部を
自動的に拡開させる開口部拡開方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】各種液状物を封入するためのプラスチッ
ク容器、例えば輸液用容器は、変形自由であることが必
要であるため従来からブロー成形により製造されている
が、ブロー成形では型を用いて1個単位で成形されるの
でコスト面でも高価になるうえ、膨らんだ形態に形成さ
れるため空容器の輸送時に嵩張るという問題がある。
ク容器、例えば輸液用容器は、変形自由であることが必
要であるため従来からブロー成形により製造されている
が、ブロー成形では型を用いて1個単位で成形されるの
でコスト面でも高価になるうえ、膨らんだ形態に形成さ
れるため空容器の輸送時に嵩張るという問題がある。
【0003】そこで最近では、連続的に筒状に形成され
る筒状プラスチックフィルム(インフレーションチュー
ブ、以下単に筒状フィルムという)から袋状の容器を成
形する方法が採られるようになっている。このような素
材から袋状容器を製造するには、一般に筒状フィルムを
その長手方向に所定の間隔をおいて筒状フィルムの幅方
向に熱シールし、これを裁断して一端が開口され他端が
封止された扁平筒状フィルム製の袋を形成し、輸液用等
液状物を封入するものにあっては図6に一例を示すよう
に袋1の開口部1a側にプラスチック製の筒体からなる
ポート2を挿入してこれを袋に溶着し、使用時の液状物
の注出口とするように形成される。
る筒状プラスチックフィルム(インフレーションチュー
ブ、以下単に筒状フィルムという)から袋状の容器を成
形する方法が採られるようになっている。このような素
材から袋状容器を製造するには、一般に筒状フィルムを
その長手方向に所定の間隔をおいて筒状フィルムの幅方
向に熱シールし、これを裁断して一端が開口され他端が
封止された扁平筒状フィルム製の袋を形成し、輸液用等
液状物を封入するものにあっては図6に一例を示すよう
に袋1の開口部1a側にプラスチック製の筒体からなる
ポート2を挿入してこれを袋に溶着し、使用時の液状物
の注出口とするように形成される。
【0004】上記のようなポート2を袋1の開口部1a
に挿入して溶着するときこれを自動化するためには、扁
平な筒状フィルム製の袋の開口部を拡開させてポート2
を挿入させるため、上記開口部を自動的に拡開させるこ
とが必要となる。
に挿入して溶着するときこれを自動化するためには、扁
平な筒状フィルム製の袋の開口部を拡開させてポート2
を挿入させるため、上記開口部を自動的に拡開させるこ
とが必要となる。
【0005】従来では、袋の開口部の表裏両面にバキュ
ームパッドを吸着させ、このバキュームパッドを引き離
すことにより袋の開口部を角形に拡開させ、これにポー
ト2を挿入するようにしている。
ームパッドを吸着させ、このバキュームパッドを引き離
すことにより袋の開口部を角形に拡開させ、これにポー
ト2を挿入するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の手
段によると、袋素材の肉厚が大きいと容易に拡開するこ
とができないばかりでなく、肉厚が薄くても開口幅が小
さい袋の場合には難かしく、拡開位置に精度上の狂いが
生じやすく、特に開口部にポート2を自動機械により挿
入する場合、バキュームパッドおよびその付帯部品等に
災いされて自動化が困難であるなどの問題点があった。
段によると、袋素材の肉厚が大きいと容易に拡開するこ
とができないばかりでなく、肉厚が薄くても開口幅が小
さい袋の場合には難かしく、拡開位置に精度上の狂いが
生じやすく、特に開口部にポート2を自動機械により挿
入する場合、バキュームパッドおよびその付帯部品等に
災いされて自動化が困難であるなどの問題点があった。
【0007】本発明はこれに鑑み、バキューム等の吸着
手段を用いることなく筒状フィルム製袋の開口部を自動
的に拡開させることができる筒状プラスチックフィルム
製袋の開口部拡開方法およびその装置を提供することを
目的としてなされたものである。
手段を用いることなく筒状フィルム製袋の開口部を自動
的に拡開させることができる筒状プラスチックフィルム
製袋の開口部拡開方法およびその装置を提供することを
目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決するため、本発明は、一端が開口され他端
が封止された扁平筒状プラスチックフィルム製袋の開口
部近傍の表裏両面に梃子状機構により開閉する二股状の
爪部を互い違いに交錯した状態に当て、この二股状の爪
部を互いに閉じることによりそれぞれの爪部間でフィル
ムを掴み、表裏両面のフィルムを剥離して拡開すること
を特徴とする筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡
開方法、およびフレームに相対向して設置される移動手
段に装着され梃子状機構により開閉自在な二股爪と、こ
の二股爪の各爪部を開閉させる爪開閉手段と、これら相
対向する二股爪の間に筒状プラスチックフィルム製袋を
位置させる袋載置台とを具備し、前記相対向する二股爪
の各爪部が互いに交錯する位置に配設されていることを
特徴とする筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開
装置とを提供するにある。
問題点を解決するため、本発明は、一端が開口され他端
が封止された扁平筒状プラスチックフィルム製袋の開口
部近傍の表裏両面に梃子状機構により開閉する二股状の
爪部を互い違いに交錯した状態に当て、この二股状の爪
部を互いに閉じることによりそれぞれの爪部間でフィル
ムを掴み、表裏両面のフィルムを剥離して拡開すること
を特徴とする筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡
開方法、およびフレームに相対向して設置される移動手
段に装着され梃子状機構により開閉自在な二股爪と、こ
の二股爪の各爪部を開閉させる爪開閉手段と、これら相
対向する二股爪の間に筒状プラスチックフィルム製袋を
位置させる袋載置台とを具備し、前記相対向する二股爪
の各爪部が互いに交錯する位置に配設されていることを
特徴とする筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開
装置とを提供するにある。
【0009】
【作用】扁平な筒状フィルム製の袋の表裏両面に二股爪
を互いの爪部が交錯するように当て、ついで各二股爪の
爪部を閉じると相手方の爪部により山形状に突出した状
態となっているフィルムを互いに掴むことになり、最終
的に各二股爪が表裏のフィルムを掴んで移動手段の後退
により袋の開口部のフィルムが引剥され、開口される。
この状態でポート挿入等の工程が行なわれる。
を互いの爪部が交錯するように当て、ついで各二股爪の
爪部を閉じると相手方の爪部により山形状に突出した状
態となっているフィルムを互いに掴むことになり、最終
的に各二股爪が表裏のフィルムを掴んで移動手段の後退
により袋の開口部のフィルムが引剥され、開口される。
この状態でポート挿入等の工程が行なわれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図1は本発明による筒状フィルム製袋の開
口部拡開装置の一例の正面を示し、図2は側面を示して
おり、この実施例では3個の袋を同時に拡開させるよう
三連構造とした場合を示している。
口部拡開装置の一例の正面を示し、図2は側面を示して
おり、この実施例では3個の袋を同時に拡開させるよう
三連構造とした場合を示している。
【0012】筒状フィルム製袋が載置される袋載置台3
の端部の上限部に二股爪4A,4Bが上下対をなそよう
に上下のフレーム5A,5Bに装着されている。このフ
レーム5A,5Bは移動手段としてのエアシリンダ6
A,6Bにより互いに離接する方向に移動可能とされ、
袋載置台3上の袋の開口部近傍の表裏両面に二股爪4
A,4Bの爪部7A,7Bが当接するように構成されて
いる。
の端部の上限部に二股爪4A,4Bが上下対をなそよう
に上下のフレーム5A,5Bに装着されている。このフ
レーム5A,5Bは移動手段としてのエアシリンダ6
A,6Bにより互いに離接する方向に移動可能とされ、
袋載置台3上の袋の開口部近傍の表裏両面に二股爪4
A,4Bの爪部7A,7Bが当接するように構成されて
いる。
【0013】この二股爪4A,4Bの構成は、図3に下
側の1組を取出して示すように、先端に前記爪部7A,
7Bを有し中間部が軸8Bでフレーム5B側の支持部材
9Bに開閉動自在に枢支された一対の杆部材10B,1
0Bと、この杆部材10B,10Bを開閉させる爪開閉
手段11Bとからなっている。この爪開閉手段11B
は、前記杆部材10B,10Bの後端に軸着されたロー
ラ12B,12Bと、これらローラ12B,12B間に
割って入り前記爪部7B,7Bを接近動作させるくさび
部材13Bと、このくさび部材13Bを進退させるエア
シリンダ14Bとで構成されており、各杆部材10B,
10Bは前記軸8Bを支点とする梃子作用により開閉さ
れる梃子機構とされている。
側の1組を取出して示すように、先端に前記爪部7A,
7Bを有し中間部が軸8Bでフレーム5B側の支持部材
9Bに開閉動自在に枢支された一対の杆部材10B,1
0Bと、この杆部材10B,10Bを開閉させる爪開閉
手段11Bとからなっている。この爪開閉手段11B
は、前記杆部材10B,10Bの後端に軸着されたロー
ラ12B,12Bと、これらローラ12B,12B間に
割って入り前記爪部7B,7Bを接近動作させるくさび
部材13Bと、このくさび部材13Bを進退させるエア
シリンダ14Bとで構成されており、各杆部材10B,
10Bは前記軸8Bを支点とする梃子作用により開閉さ
れる梃子機構とされている。
【0014】上下対をなす二股爪4A,4Bの爪部7
A,7Bは、図4に模式的に示すように互いの爪部7
A,7Aと7B,7Bとが交錯するようにずらされて配
設されており、一方の二股爪4Aの爪部7A,7Aが他
方の二股爪4Bの爪部7B,7Bの間に入り込むように
なっている。そして前記爪開閉手段11A,11Bのく
さび部材13A,13Bがローラ12A,12Aおよび
12B,12B間に割って入ったとき爪部7A,7Aお
よび7B,7Bが閉じられて、袋を構成しているフィル
ムを掴むように形成されている。
A,7Bは、図4に模式的に示すように互いの爪部7
A,7Aと7B,7Bとが交錯するようにずらされて配
設されており、一方の二股爪4Aの爪部7A,7Aが他
方の二股爪4Bの爪部7B,7Bの間に入り込むように
なっている。そして前記爪開閉手段11A,11Bのく
さび部材13A,13Bがローラ12A,12Aおよび
12B,12B間に割って入ったとき爪部7A,7Aお
よび7B,7Bが閉じられて、袋を構成しているフィル
ムを掴むように形成されている。
【0015】図5は袋1の開口部1aを拡開させたのち
ポート2を支持する支持台15を矢印方向に移動させて
ポート2を開口部1a内に挿入する状況を示しており、
図示しない溶着手段により溶着させるようになる。図5
において16は上側のフレーム5Aに設けられた袋押え
部材で、袋1の開口部1aの拡開が安定して行なわれる
よう袋1を押えるものである。
ポート2を支持する支持台15を矢印方向に移動させて
ポート2を開口部1a内に挿入する状況を示しており、
図示しない溶着手段により溶着させるようになる。図5
において16は上側のフレーム5Aに設けられた袋押え
部材で、袋1の開口部1aの拡開が安定して行なわれる
よう袋1を押えるものである。
【0016】つぎに上記実施例の作用を説明する。
【0017】筒状フィルム製の袋1が適宜手段により袋
載置台3上の所定位置に供給されると、エアシリンダ6
A,6Bが作動してフレーム5A,5Bが接近動し、袋
1の適所が袋押え部材16で押えられるとともに二股爪
4A,4Bが袋1の開口部1a近傍の表裏両面に接近
し、その爪部7A,7A,7B,7Bが袋1の開口部1
aの表裏両面に当接する。これにより図4に示すように
互いの二股爪4A,4Bの爪部7A,7Aと7B,7B
とが交錯した状態で噛合うので、その部分の袋素材は波
状に褶曲された形態となる。
載置台3上の所定位置に供給されると、エアシリンダ6
A,6Bが作動してフレーム5A,5Bが接近動し、袋
1の適所が袋押え部材16で押えられるとともに二股爪
4A,4Bが袋1の開口部1a近傍の表裏両面に接近
し、その爪部7A,7A,7B,7Bが袋1の開口部1
aの表裏両面に当接する。これにより図4に示すように
互いの二股爪4A,4Bの爪部7A,7Aと7B,7B
とが交錯した状態で噛合うので、その部分の袋素材は波
状に褶曲された形態となる。
【0018】こうしたのち爪開閉手段11A,11Bの
エアシリンダ14A,14Bが作動してくさび部材13
A,13Bが前進すると、このくさび部材13A,13
Bで杆部材10A,10Bの各ローラ12A,12Bを
外方へ押動し、これにより杆部材10A,10Bの爪部
7A,7A,7B,7Bは閉じられる。この閉動作によ
り相手方の爪部7B,7B,7A,7Aの介入により波
形状に褶曲している表裏のフィルムを互いの二股爪4
A,4Bの爪部7A,7Aおよび7B,7Bが掴み合
い、掴み終ったのちフレーム5A,5Bを離間方向に移
動させることによって袋1の開口部1aが図5のように
拡開される。
エアシリンダ14A,14Bが作動してくさび部材13
A,13Bが前進すると、このくさび部材13A,13
Bで杆部材10A,10Bの各ローラ12A,12Bを
外方へ押動し、これにより杆部材10A,10Bの爪部
7A,7A,7B,7Bは閉じられる。この閉動作によ
り相手方の爪部7B,7B,7A,7Aの介入により波
形状に褶曲している表裏のフィルムを互いの二股爪4
A,4Bの爪部7A,7Aおよび7B,7Bが掴み合
い、掴み終ったのちフレーム5A,5Bを離間方向に移
動させることによって袋1の開口部1aが図5のように
拡開される。
【0019】こうして拡開した開口部1aにポート2を
挿入し、これを熱接着することにより図6に示したよう
なポート付きの筒状フィルム製袋1を得ることができ
る。
挿入し、これを熱接着することにより図6に示したよう
なポート付きの筒状フィルム製袋1を得ることができ
る。
【0020】開口部1aの拡開後は爪開閉手段11A,
11Bのエアシリンダ14A,14Bを短縮作動してく
さび部材13A,13Bを抜くことにより杆部材10
A,10Bのフリー(またはバネ付勢)となって爪部7
A,7A,7B,7Bによる袋素材のフィルムの掴持が
解かれる。
11Bのエアシリンダ14A,14Bを短縮作動してく
さび部材13A,13Bを抜くことにより杆部材10
A,10Bのフリー(またはバネ付勢)となって爪部7
A,7A,7B,7Bによる袋素材のフィルムの掴持が
解かれる。
【0021】なお、図示の実施例では3袋同時に拡開さ
せるようにした場合について示したが、1袋単位で拡開
させるよう一対の二股爪4A,4Bで構成してもよいこ
とは当然であり、また袋1の供給方向を水平方向とせ
ず、垂直方向とし、二股爪をその左右に配置するように
してもよい。さらにフレームの移動手段、爪開閉手段の
駆動源はエアシリンダに限らず、他にクランク機構等に
置換することは任意であり、爪部の形状についても袋素
材の厚みや材質等に応じそれに適する形状を選択すれば
よい。
せるようにした場合について示したが、1袋単位で拡開
させるよう一対の二股爪4A,4Bで構成してもよいこ
とは当然であり、また袋1の供給方向を水平方向とせ
ず、垂直方向とし、二股爪をその左右に配置するように
してもよい。さらにフレームの移動手段、爪開閉手段の
駆動源はエアシリンダに限らず、他にクランク機構等に
置換することは任意であり、爪部の形状についても袋素
材の厚みや材質等に応じそれに適する形状を選択すれば
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、筒
状プラスチックフィルム製の袋の開口部を一対の二股爪
の爪部を互いに交錯する状態で袋の表裏両面に当て、袋
を波打ち状態としてその山頂部を互いの二股爪の爪部が
掴みとることにより拡開させるようにしたので、肉厚の
大きい素材、あるいは肉厚は小さくても開口幅が狭い袋
のいずれであっても従来のバキュームパッドにより吸着
して剥離拡開させるのに比し確実な拡開をなさしめるこ
とができるとともに拡開位置の精度上の狂いが生じにく
く、ポート挿入等の後工程に支承をきたすことがない。
また装置自体をきわめてコンパクトに構成することがで
きるので、筒状フィルムから袋状容器を一貫生産する自
動生産ライン中への組込みも容易にできるなどの種々の
効果がある。
状プラスチックフィルム製の袋の開口部を一対の二股爪
の爪部を互いに交錯する状態で袋の表裏両面に当て、袋
を波打ち状態としてその山頂部を互いの二股爪の爪部が
掴みとることにより拡開させるようにしたので、肉厚の
大きい素材、あるいは肉厚は小さくても開口幅が狭い袋
のいずれであっても従来のバキュームパッドにより吸着
して剥離拡開させるのに比し確実な拡開をなさしめるこ
とができるとともに拡開位置の精度上の狂いが生じにく
く、ポート挿入等の後工程に支承をきたすことがない。
また装置自体をきわめてコンパクトに構成することがで
きるので、筒状フィルムから袋状容器を一貫生産する自
動生産ライン中への組込みも容易にできるなどの種々の
効果がある。
【図1】本発明の一実施例の一部を省略した正面図、
【図2】同側面図、
【図3】図1の二股爪の一つを示す拡大正面図、
【図4】二股爪の噛合い状態を示す正面図、
【図5】袋の開口部を拡開してポートを挿入する一態様
を示す説明図、
を示す説明図、
【図6】本発明により得る筒状フィルム製袋の一例を示
す平面図。
す平面図。
1 筒状フィルム製袋 1a 開口部 2 ポート 3 袋載置台 4A,4B 二股爪 5A,5B フレーム 7A,7B 爪部 10A,10B 杆部材 11A,11B 爪開閉手段 13A,13B くさび部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−146487(JP,A) 特開 昭58−112721(JP,A) 実開 平3−8108(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/00 - 49/04 B65B 43/26 - 43/36
Claims (2)
- 【請求項1】一端が開口され他端が封止された扁平筒状
プラスチックフィルム製袋の開口部近傍の表裏両面に梃
子状機構により開閉する二股状の爪部を互い違いに交錯
した状態に当て、この二股状の爪部を互いに閉じること
によりそれぞれの爪部間でフィルムを掴み、表裏両面の
フィルムを剥離して拡開することを特徴とする筒状プラ
スチックフィルム製袋の開口部拡開方法。 - 【請求項2】フレームに相対向して設置される移動手段
に装着され梃子状機構により開閉自在な二股爪と、この
二股爪の爪部を開閉させる爪開閉手段と、これら相対向
する二股爪の間に筒状プラスチックフィルム製袋を位置
させる袋載置台とを具備し、前記相対向する二股爪の爪
部が互いに交錯する位置に配設されていることを特徴と
する筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03275776A JP3073569B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開方法およびその装置 |
US07/959,655 US5662575A (en) | 1991-10-16 | 1992-10-13 | Method and apparatus for continuously forming bags |
DE69216991T DE69216991T2 (de) | 1991-10-16 | 1992-10-15 | Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Formen von Beuteln |
EP19920117599 EP0539800B1 (en) | 1991-10-16 | 1992-10-15 | Method and apparatus for continuously forming bags |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03275776A JP3073569B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111968A JPH05111968A (ja) | 1993-05-07 |
JP3073569B2 true JP3073569B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=17560244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03275776A Expired - Fee Related JP3073569B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-23 | 筒状プラスチックフィルム製袋の開口部拡開方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073569B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP03275776A patent/JP3073569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05111968A (ja) | 1993-05-07 |
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