JP2002193203A - 袋詰品シール方法および装置 - Google Patents

袋詰品シール方法および装置

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JP2002193203A JP2000375186A JP2000375186A JP2002193203A JP 2002193203 A JP2002193203 A JP 2002193203A JP 2000375186 A JP2000375186 A JP 2000375186A JP 2000375186 A JP2000375186 A JP 2000375186A JP 2002193203 A JP2002193203 A JP 2002193203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋詰機に直線ラインで袋詰品シール装置を接
続する。 【解決手段】 袋詰機13から第1コンベヤ23に受渡
された袋詰品16を、袋11の開口部が移送方向上流側
を向く姿勢でシール位置に向けて移送する。袋詰品16
の袋11を側部および上部の吸引部材35,36により
外側から吸引して開口部の開口状態を保持しつつ、袋胴
部をシール機構20を越える位置まで移送して第2コン
ベヤ24に受渡す。袋詰品16をストッパ41で位置規
制した状態で、脱気手段48により袋延在部の脱気を行
なうと共に、ガセット形成手段43,43により袋延在
部の幅方向両側にガセット折込部を形成する。袋詰品1
6の袋胴部を吸引保持した状態で、シール機構20によ
り袋延在部の所定位置に幅方向の帯状シール部を熱シー
ルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品、例えばパン
類の袋詰包装に際して、該パン類が収容された袋の開口
部側に熱シールを施すのに好適な袋詰品シール方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品、例えば食パンその他パン類の袋詰
包装に際しては、袋の開口部を繰返し開閉できるよう
に、各種の結束具により袋の開口部側を束ねて結束した
包装体が採用されている。しかし、単に結束具で開口部
側を結束しただけでは、袋の内部と外部との結束部分を
完全に遮断することができずに隙間が生じた状態となる
ため、製造から販売までに至る製品流通過程等におい
て、袋内に異物が侵入してしまうおそれがある。そこ
で、この異物侵入を防止するため、パン類が収容された
袋を搬送するコンベヤの側方に、上下に対向する一対の
ヒートシールローラを配設し、開口部側がコンベヤの側
方を向く姿勢でコンベヤに載置した袋の開口部側をヒー
トシールローラ間に通過させることで、該開口部側を袋
の形態を損ねることなく開封可能に熱シールすることが
提案されている(例えば特許第3032163号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術に
よれば、開口部側がコンベヤの側方を向く姿勢で袋をコ
ンベヤに載置する必要がある。しかるに、物品、例えば
食パン等のパン類を袋に袋詰めする従来の袋詰機では、
コンベヤでの物品搬送方向に沿う方向に開口部側を向け
た袋に対して物品を袋詰めするよう構成されており、該
袋詰機と前記シール装置を直結することはできなかっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、袋詰品のシールを袋詰機に対する
直線ライン上で行ない得る袋詰品シール方法および装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る袋詰品
シール方法は、開口部が移送方向上流側を向く姿勢で移
送される袋詰品の袋を外側から吸引保持しつつ袋胴部を
シール手段を越える位置まで移送し、前記袋が吸引保持
されて開口部の開口状態が維持されている前記袋詰品
を、その移送方向の位置規制を行なった状態で、袋延在
部の幅方向両側にガセット折込みを施すと共に該袋の脱
気を行ない、更に袋延在部を前記シール手段で熱シール
することを特徴とする。
【0006】また前述した課題を解決し、所期の目的を
好適に達成するため、本願の別の発明に係る袋詰品シー
ル装置は、袋詰品の移送路を挟んで上下に対向する一対
の加熱シール体で袋延在部を幅方向にシールするシール
手段と、袋の開口部が移送方向上流側を向く姿勢で移送
される袋詰品を載置して前記シール手段に向けて移送す
る第1移送手段と、前記シール手段の上流側においてそ
のシール時に袋延在部を吸引保持可能な位置に配設さ
れ、前記下流側に向けて移送される袋の外側を吸引保持
する吸引手段と、前記シール手段より移送方向下流側に
配設され、前記袋詰品を下流側に移送する第2移送手段
と、前記シール手段を挟む移送方向の上流位置および/
または下流位置で移送路を挟んで対向すると共に前記袋
延在部に向けて進退移動し、該袋延在部における幅方向
の両側にガセット折込みを施すガセット形成手段と、前
記シール手段より移送方向下流側において前記袋延在部
を上下から押えて脱気する一対の押え部材を備えた脱気
手段と、前記シール手段より移送方向下流側に配設さ
れ、前記袋詰品の移送方向の位置規制を一時的に行なっ
て袋延在部に対するシール位置を規定する規制手段とか
ら構成されることを特徴とする。
【0007】前記袋詰品シール装置では、前記シール手
段より移送方向下流側に、前記規制手段により位置規制
される袋詰品の袋胴部を外側から吸引保持する補助吸引
手段を配設することが好ましい。また前記規制手段によ
り位置規制される袋詰品を挟む幅方向両側に、袋詰品に
対して近接離間移動する一対の整列板を配設してもよ
い。更に、前記一対のシール体は、前記袋延在部を挟持
した状態で下流側に向けて移動した後に相互に離間して
上流側に移動し、シール体の上下流側に接続されてシー
ル体を挟んで対向する各移送手段の対向端部は、該一対
のシール体の近接離間移動に対応して相互に離間および
近接すると共に、シール体の上下流側への移動時には各
移送手段の対向端部、吸引手段、ガセット形成手段、脱
気手段および規制手段が対応して上下流側へ移動するよ
う構成されるのが好適である。また前記シール手段より
移送方向上流側に、移送される袋詰品を検知するセンサ
を配設し、該センサの物品検知により前記吸引手段の吸
引が開始されるよう設定するのが好ましい。更に、前記
シール手段より移送方向上流側に、移送される袋詰品の
幅方向両側部および上部を外側から支持案内する物品ガ
イド手段を設け、この物品ガイド手段に前記吸引手段を
配設してもよい。更にまた、前記第1移送手段に、袋の
開口部が移送方向上流側を向く姿勢の袋詰品を袋詰機か
ら受渡して載置し、この袋詰品を袋詰機からの移送速度
に同調する速度で前記シール手段に向けて移送するよう
構成してもよい。また、前記吸引手段の吸引は、少なく
ともガセット形成手段によるガセット折込み動作の開始
時まで維持するよう設定されるのが好ましい。
【0008】そして、前述した構成によって、以下の作
用を奏する。袋詰品は、その袋の開口部が移送方向上流
側を向く姿勢でシール位置に向けて移送される。この袋
詰品の袋が外側から吸引保持されて開口部の開口状態が
維持された状態で、該袋における袋延在部の幅方向両側
にガセット折込みが施されると共に、該袋延在部の脱気
が行なわれ、更にシール手段により熱シールされる。こ
のとき袋詰品は、その移送方向の位置規制がなされてお
り、所定位置においてガセット折込みおよび熱シールが
行なわれる。しかも、外側からの吸引保持により袋の開
口部は開口状態が維持されているから、ガセット折込み
し易く、またガセット折込みされるために脱気がスムー
ズに行なわれ、更に脱気されたことにより熱シールは良
好になされる。また、袋延在部にガセット折込みを施す
ことで、例えば結束具により該延在部を束ねた状態で、
その結束位置より開口部側に扇状に延在する袋耳部の幅
は袋胴部に対して大きくなりすぎず、包装後の見栄えを
良好にし得る。なお、前記「吸引保持」とは、吸引力を
利用して外側から引張って袋の形態を維持することを意
味し、また「脱気」とは、少なくとも袋延在部の大部分
または一部の空気が抜けた状態とすることを意味する。
【0009】前記シール手段より下流側で袋胴部を補助
吸引手段により吸引保持することで、袋の容積に対して
少ない量のパン等が収容されているために袋内の空間が
多く、だぶつきが生じて袋の形態が一定化し難い場合で
も、ガセット折込みや熱シールを確実に行なうことがで
きる。前記シール手段より下流側に配設した整列板によ
り袋詰品の姿勢を保持し得ると共に、袋詰品を移送手段
の幅方向の中心付近に位置させることができ、前記袋延
在部の幅方向両側でのガセット折込量を均等にし得る。
またシール手段の上下流側に接続された各移送手段の対
向端部を、一対のシール体の近接離間移動に応じて離間
および近接移動させることで、両移送手段間の袋詰品の
受渡しを確実に行ない得ると共に、前記一対のシール体
を袋詰品の移送方向と同じ方向に移動させながら該シー
ル体により袋詰品を移送しつつ熱シールし得るから高速
化に寄与し得る。更に、シール手段より移送方向上流側
に配設したセンサの物品検知により吸引手段による吸引
が開始され、シール手段を通過する前から袋における開
口部の開口状態の保持が自動的に適切になされる。な
お、袋詰品の変更に際しては、物品ガイド手段と共に吸
引手段を一体的に位置調整することで、より確実に袋の
開口部を開口状態に吸引保持することができる。また吸
引手段の吸引を、少なくともガセット形成手段によるガ
セット折込み動作の開始時まで維持するよう設定するこ
とで、ガセット折込み、脱気およびシールが確実に行な
われる。もちろん、該吸引は、任意に、ガセット折込み
動作の開始時以降の工程まで維持してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る袋詰品シール
方法および装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図
面を参照しながら以下説明する。なお、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
【0011】図1に示す袋詰品シール装置(以下 単にシ
ール装置と云う)10の上流側には、一方に開口部を有
する袋11に、例えばパン類として複数のスライスパン
を纏めた略矩形状を呈する食パン12を袋詰めする袋詰
機13が配置される。この袋詰機13は、多数の平袋状
の袋11がその袋口側を物品移送方向の上流側に指向し
て積層載置されるテーブル14の上方を循環走行する無
端チェン(図示せず)に所定間隔で取付けた多数の押送体
15により、図示しないエア吹込み手段等で前記テーブ
ル14に積層された最上部の袋口が開口された袋11に
向けて食パン12を上流側から押送して押込むよう構成
される。そして、袋11に食パン12が収容された袋詰
品16は、食パン12を押送する押送体15により前記
シール装置10の後述する第1コンベヤ23に受渡し供
給されるようになっている。なお、袋詰品16を第1コ
ンベヤ23に受渡した押送体15は、無端チェンに対す
る取付部を支点として食パン12から物品移送方向上流
側に離間するよう回動することで、袋口から退避するよ
う構成されている(図1での二点鎖線の状態)。
【0012】前記袋11は、幅方向両側に溶断シール1
7が形成されると共に、平袋状態で底部側の幅方向全体
にフィルムが底面側から袋内方側に折込まれたガセット
が形成されたガセット付き袋であって、熱溶着面が内側
となるよう設定される。そして、この袋11に矩形状の
食パン12を収容することで、その底面が該パン12の
外形寸法に沿って四角形となる角底状を呈して、収容さ
れた食パン12の周囲にだぶ付きが生じない包装状態と
なり、良好な見栄えが得られるようになっている(図6
参照)。
【0013】前記シール装置10は、前記袋11の食パ
ン12が収容されている袋胴部11aから開口部側に向
けて延在する袋延在部11bに、熱シールによりその幅
方向に延在する帯状シール部19を形成するシール手段
としてのシール機構20を備える。このシール機構20
は、適宜の駆動機構により駆動される物品移送方向と交
差する幅方向(左右方向)に延在する一対のシール体2
1,22を、前記袋詰品16の移送路を挟む上下に対向
して備えている。そして、上部シール体21と下部シー
ル体22は、物品移送路を挟んで相互に離間する初期位
置から相互に近接して噛合されて袋11の袋延在部11
bを挟持し、この挟持状態で下流側に向けて所要距離だ
け水平に移動した後に、相互に離間し上流側(初期位置)
に復帰するボックスモーションを行なうようになってい
る。前記上部シール体21および下部シール体22に
は、物品移送方向に離間する2本のシール部21a,2
1a,22a,22aが平行に設けられ、両シール体2
1,22の噛合時に袋11の袋延在部11bに2本の帯
状シール部19を熱シールによって形成するよう構成し
てある。なお、両シール体21,22の噛合位置は、後
述する第2コンベヤ24に載置されている袋詰品16の
略1/2の高さに設定される。また、上部シール体21
と下部シール体22とは、両シール体21,22が噛合
した状態で所定のシール圧を付与するためのバネ等の加
圧部材を介して、一方のシール体が他方のシール体に対
して移動し得るようになっている。
【0014】ここで、前記帯状シール部19は、袋素材
のフィルムが裂けたり破れたりすることなく袋11の機
能が保たれた状態で開封できるように、前記シール体2
1,22における各シール面の形状を選択したり、ある
いはシール温度を低温またはシール圧を低圧とするこ
と、またはそれらの組合わせ等により、開封が容易な帯
状シール部19を形成するように設定される。
【0015】前記シール機構20の上流側に、前記袋詰
機13の下流側(排出部)に接続されて、該袋詰機13か
ら移送される袋詰品16をシール機構20によるシール
位置に向けて移送する第1移送手段としての第1コンベ
ヤ23が配設される。またシール機構20の下流側に
は、第1コンベヤ23と移送レベルを一致させた第2移
送手段としての第2コンベヤ24が配設される。第1コ
ンベヤ23は、物品移送方向に離間する複数のプーリ2
3aに巻掛けられて循環走行する平ベルト23bで構成
されると共に、第2コンベヤ24は、物品移送方向に離
間する複数の溝付きプーリ24a間に巻掛けられて循環
走行する幅方向に離間する複数の断面円形の丸ベルト2
4bで構成される。そして第1コンベヤ23における最
下流側のプーリ23aと第2コンベヤ24における最上
流側の溝付きプーリ24a、すなわち両コンベヤ23,
24の対向端部が、適宜の作動機構によって、前記上下
のシール体21,22の近接時には離間し、また上下の
シール体21,22の離間時には近接するよう構成され
ている。また第1コンベヤ23および第2コンベヤ24
の対向するプーリ23a,24aは、シール体21,22
の上下流側への水平移動時には対応して水平移動し、各
コンベヤ23,24での物品移送領域が可変するように
なっている。なお、上下のシール体21,22の駆動機
構、両コンベヤ23,24の作動機構および上下のシー
ル体21,22の動作については、例えば特許第268
4336号に詳述された機構および動作を採用し得る。
【0016】前記第1コンベヤ23の平ベルト23b
は、前記袋詰機13の押送体15による袋詰品16の押
送速度(移送速度)と同調した略同速で連続走行され、該
ベルト23bに受渡された袋詰品16を載置して前記シ
ール機構20によるシール位置に向けて移送するよう構
成される。また第2コンベヤ24の丸ベルト24bは所
定速度で連続走行するよう設定され、第1コンベヤ23
から受渡されて載置された袋詰品16を、下流側に配設
された後述のターンテーブル65に向けて移送するよう
になっている。
【0017】前記シール機構20を挟む幅方向の左右両
側に、上下のシール体21,22の上下流側への移動に
伴って該シール体21,22と一体的に水平移動する取
付部材25,25が配設され、該取付部材25,25にお
けるシール機構20から物品移送方向上流側に延在する
部位に、物品ガイド手段26が配設されている。この物
品ガイド手段26は、図2に示す如く、両取付部材2
5,25に対向配置した一対の側板27,27間に、第1
コンベヤ23の上方に臨んで移送方向に離間する一対の
ガイドロッド28,28が架設されると共に、両ロッド
28,28には、一対の物品ガイド29,29が摺動可能
に配設してある。各物品ガイド29は、第1コンベヤ2
3の物品移送面に近接する位置まで垂下する側部ガイド
30と、該側部ガイド30の内側面に配設されて他方の
側部ガイド30に向けて略水平に延出する上部ガイド3
1とから構成される。そして図3に示すように、側部ガ
イド30により前記袋詰品16の幅方向両側部を外側か
ら案内支持すると共に、上部ガイド31により袋詰品1
6の上部を外側から案内支持するようになっている。す
なわち当該物品ガイド手段26は、前記シール体21,
22の上下流側への移動に伴って該シール体21,22
と一体的に上下流側へ移動しつつ、第1コンベヤ23上
を移送される袋詰品16の姿勢および移送位置を一定に
維持するべく機能する。なお、側部ガイド30および上
部ガイド31における物品移送方向上流端部には、上流
側に向かうにつれて袋詰品16から離間する案内部30
a,31aが折曲形成され、物品ガイド手段26に袋詰
品16を円滑に導入し得るよう構成してある。
【0018】前記両側板27,27間には、図2に示す
如く、右ネジ部32aと左ネジ部32bとが形成された
調整ネジ32が、両ガイドロッド28,28の間に回動
可能に架設されて平行に延在すると共に、各ネジ部32
a,32bが、対応する物品ガイド29,29に配設した
雌ネジ部材33a,33bに螺挿されている。すなわ
ち、調整ネジ32の軸端に配設したハンドル34を正逆
方向に回転することで、一対の物品ガイド29,29が
相互に近接離間移動するよう構成される。
【0019】前記物品ガイド29,29の下流端部は、
前記一対のシール体21,22に干渉しない範囲で近接
位置しており、前記各側部ガイド30における下流端部
には、袋詰品16における袋11の側部を外側から吸引
保持する複数(実施例では2個)の側部吸引部材35が上
下に離間して夫々配設されている。また前記各上部ガイ
ド31における下流端部に、前記袋11の上部を外側か
ら吸引保持する上部吸引部材36が夫々配設してある。
そして、これら吸引手段としての各吸引部材35,36
は、後述する第1のセンサ63による物品検知によって
吸引が開始されて袋詰品16の袋11を外側から吸引保
持すると共に、前記上下のシール体21,22が噛合し
た直後のタイミングで吸引が解除されるよう設定され
る。なお、各吸引部材35,36は、後述するストッパ
41により袋詰品16が一時的に位置規制された状態
で、前記袋延在部11bの開口端部近傍を吸引保持可能
に位置決めされている(図5(a)参照)。また前記各側部
ガイド30の下流端部には、後述するガセット形成爪4
3aの幅方向への進退移動を許容する切欠部30bが夫
々形成してある。前記各吸引部材35,36の吸引解除
のタイミングは、前記のタイミングでなく、例えば両シ
ール体21,22が噛合すると同時あるいは噛合する僅
か前であってもよい。
【0020】ちなみに実施例の吸引手段では、吸引部材
35,36における袋11と対向する面の外縁部から圧
力エアを噴出すことで、その中央部に生ずる負圧による
吸引力によって袋11を吸引保持する構成を採用してい
る。そしてこの構成では、個々の吸引部材35,36に
おける圧力エアの流量を調節することで、夫々の吸引力
を任意に変更することができるようになっている。な
お、圧力エアを噴出する構成に代えて、ブロワや真空ポ
ンプ等の吸引源による吸引力により袋11を引吸保持す
る構成を採用することができる。すなわち、前記「吸引
保持」とは、吸引力を利用して外側から引張って袋11
の形態を維持することを意味するものであって、前述し
た何れの構成による吸引保持をも含むものである。
【0021】図2に示す如く、前記第2コンベヤ24に
おける上下のシール体21,22の上下流側への水平移
動に伴って該シール体21,22と一体的に移動する適
宜の部材に支持体38が配設され、該支持体38におけ
る第2コンベヤ24の物品移送面より上方に延出する上
端部に、保持部材39が物品移送方向に移動調整可能に
配設される。また保持部材39にロータリーシリンダ4
0が配設され、該シリンダ40における第2コンベヤ2
4の物品移送面の上方を幅方向に延出するロッド40a
に、前記袋詰品16の底部(下流端部)に当接してその移
送方向の位置規制を一時的に行なう規制手段としてのス
トッパ41が配設されている。すなわち、シール体2
1,22の上下流側への水平移動に伴って該シール体2
1,22と一体的に上下流側へ移動するストッパ41に
より、第2コンベヤ24で移送される袋詰品16の位置
規制を一時的に行ない得るよう構成してある。そしてス
トッパ41は、ロータリーシリンダ40の正逆付勢によ
り、袋詰品16の通過を許容する退避位置(図5(a)の
二点鎖線位置)と位置規制する規制位置(図5(a)の実線
位置)とに位置決めされるようになっている。
【0022】前記各取付部材25に沿ってガセット作動
機構42が、前記シール機構20の上下流側への移動に
伴ってシール体21,22と一体的に移動可能に夫々配
設され、物品移送路を挟んで左右に対向するガセット形
成手段43,43が、対応する作動機構42により物品
移送路から退避する退避位置と物品移送中心に近接する
折込み位置との間を水平移動されるよう構成される。各
ガセット形成手段43は、上下のシール体21,22に
おける噛合位置の上流側に臨むガセット形成爪43a
と、下流側に臨むガセット形成爪43bとから構成され
る(図2参照)。なおガセット形成手段43,43は、上
下のシール体21,22の上下流側への移動に伴って高
さ位置を変えることなく該シール体21,22と一体的
に上下流側へ水平移動するようになっている。そして、
物品移送路を挟んで左右に対向する上流側のガセット形
成爪43a,43aおよび下流側のガセット形成爪43
b,43bは、ガセット作動機構42,42により前記シ
ール体21,22の昇降動に同期して相互に近接離間移
動され、その近接時(折込み位置への移動時)に前記袋詰
品16における袋延在部11bの幅方向両側を内側に折
込んで開口部側のガセット折込部45を形成するよう構
成される。なお、ガセット形成爪43a,43bは、図
3に示す如く、袋詰品16の高さの略1/2の位置に位
置決めしてある。また、ガセット形成手段43が折込み
位置へ移動するタイミングは、上下のシール体21,2
2が初期位置から移動を開始した後の前記袋延在部11
bに当接する前に設定されると共に、上下のシール体2
1,22が噛合した後のタイミングでガセット形成手段
43が退避位置に復帰するよう設定される。なお、ガセ
ット形成手段43が退避位置に復帰するタイミングは、
上下のシール体21,22が噛合する僅か前、あるいは
噛合と同時であってもよい。
【0023】前記シール機構20の物品移送方向下流側
には、前記シール体21,22の上下流側への水平移動
に伴って該シール体21,22と一体的に上下流側へ移
動すると共に、前記袋詰品16における袋延在部11b
を上下から押え部材46,47により押えることで脱気
を行なう脱気手段48が配設されている。すなわち、図
3に示す如く、前記上部シール体21と一体的に昇降動
する上フレーム49の物品移送方向下流側に、上ブラケ
ット50を介して上エアシリンダ51が下向きに配設さ
れると共に、該シリンダ51の上流側に向けて斜めに進
退移動するロッド51aの先端に、幅方向に所定長さで
延在する丸パイプ状の上押え部材46が配設される。ま
た、前記下部シール体22と一体的に昇降動する下フレ
ーム52の物品移送方向下流側に、下ブラケット53を
介して下エアシリンダ54が上向きに配設されると共
に、該シリンダ54の上流側に向けて斜めに進退移動す
るロッド54aの先端に、幅方向に所定長さで延在する
ホルダ55が配設されている。そして、このホルダ55
に、前記第2コンベヤ24における幅方向に隣接する各
丸べルト24b,24b間から物品移送面上方に突出可
能な複数の丸棒材を並列に配置した上向き櫛歯状の下押
え部材47が配設してある。なお、下押え部材47の上
端部は略へ字状に折曲され、フィルム当接時に傷付けな
い形状に設定される。ちなみに前記「脱気」とは、袋延
在部11b内の大部分または一部の空気を抜くことを意
味する。
【0024】前記上下のエアシリンダ51,54は、前
記上下のシール体21,22が初期位置から移動を開始
した後の前記袋延在部11bに当接する前の所定のタイ
ミングでロッド51a,54aを延出する方向に同期的
に付勢し、上下の押え部材46,47を相互に離間する
退避位置から相互に近接する延出位置に位置決めするよ
う設定される。そして、この状態で押え部材46,47
が前記上下のシール体21,22と一体的に近接移動す
ることで、上下の押え部材46,47が前記袋詰品16
における袋延在部11bを上下から押えて脱気を行なう
ようになっている。なお、上下のシール体21,22が
噛合する僅か前のタイミングで、上下のエアシリンダ5
1,54が逆付勢されて、上下の押え部材46,47は退
避位置に復帰するよう設定される。ちなみに、上下の押
え部材46,47が退避位置に復帰するタイミングは、
上下のシール体21,22が噛合すると同時あるいは噛
合した後であってもよい。
【0025】前記取付部材25,25におけるシール機
構20から物品移送方向下流側に延在する部位に、前記
ストッパ41で位置規制された袋詰品16の袋胴部11
aに向けて延出して姿勢および移送位置を揃える整列手
段56が、前記シール体21,22の上下流側への水平
移動に伴って該シール体21,22と一体的に上下流側
へ移動するよう配設されている。この整列手段56は、
物品移送中心を挟んで対向する一対のガイド組57,5
8から構成されるが、両ガイド組57,58の構成は同
一であるので、物品移送方向下流側から視て右側に位置
する右ガイド組57の構成について説明し、左側に位置
する左ガイド組58の同一部材には同じ符号を付すもの
とする。
【0026】すなわち右ガイド組57は、図2に示す如
く、取付部材25に対して物品移送方向に移動調整可能
に配設された支持部材59における第2コンベヤ24の
上方に幅方向に延在する支持部59aに、整列用エアシ
リンダ60が幅方向に移動調整可能に配設される。この
整列用エアシリンダ60の物品移送中心を指向するロッ
ド60aに、第2コンベヤ24の物品移送面と略直交す
る上下方向に延在する整列板61が配設され、該エアシ
リンダ60の正逆付勢によって整列板61は物品移送中
心から離間する退避位置と物品移送中心に近接する整列
位置との間を移動するよう構成される。なお、両ガイド
組57,58の整列用エアシリンダ60,60は、前記脱
気手段48の作動と略同期して整列板61,61を退避
位置から整列位置へ移動するよう付勢され、前記ストッ
パ41で位置規制されている袋詰品16の袋胴部11a
を両側から軽く押えるよう設定される。また、各整列板
61の物品移送方向上流端部には、上流側に向かうにつ
れて袋詰品16から離間する案内部61aが折曲形成さ
れ、整列手段56に袋詰品16を円滑に導入し得るよう
構成してある。
【0027】前記整列板61の上流端部には、袋詰品1
6における袋11の側部を外側から吸引保持する複数
(実施例では2個)の補助吸引手段としての補助吸引部材
62が上下に離間して配設されている。なお、補助吸引
部材62,62は、整列板61と共に前記シール体21,
22の上下流側への水平移動に伴って該シール体21,
22と一体的に上下流側へ移動しつつ、袋11の袋胴部
11aにおける上流端近傍を吸引保持するよう位置決め
される。また補助吸引部材62,62は、整列板61が
退避位置から整列位置へ移動する僅か前のタイミングで
吸引が開始されて袋詰品16の袋11を外側から吸引保
持すると共に、前記上下のシール体21,22の噛合と
同時に吸引が解除されるよう設定される。なお、補助吸
引部材62,62の吸引開始のタイミングは、整列板6
1が整列位置へ移動すると同時あるいは移動後であって
もよく、また補助吸引部材62,62の吸引解除のタイ
ミングに関しても、上下のシール体21,22の噛合す
る僅か前あるいは噛合の後であってもよい。実施例の補
助吸引手段としては、前述した吸引手段と同一の構成が
採用されるが、その変更例を採用することも可能であ
る。
【0028】前記シール機構20より移送方向上流側に
おける側部および上部の吸引部材35,36より僅かに
下流側に、前記第1コンベヤ23により移送される袋詰
品16を検知する第1のセンサ63が配設される。そし
て、第1のセンサ63が袋詰品16を検知することで、
前記物品ガイド手段26に設けられた側部吸引部材35
および上部吸引部材36による吸引が開始されるよう設
定され、第1コンベヤ23で袋詰品16が移送されるの
に伴って袋11における袋胴部11aおよび袋延在部1
1bを吸引保持して、その開口部を開口状態に維持し得
るよう構成される。また前記シール機構20より移送方
向下流側に、第1コンベヤ23から第2コンベヤ24に
受渡される袋詰品16を検知する第2のセンサ64が配
設される。そして、第2のセンサ64が袋詰品16を検
知することで、前記シール機構20が作動開始するよう
設定される。なお、第1および第2のセンサ63,64
としては、例えば投受光素子から構成されるものが好適
に使用されるが、袋詰品16を検知可能な他の方式の各
種センサを採用することができる。また第1のセンサ6
3および第2のセンサ64は、何れも前記上下のシール
体21,22の上下流側への水平移動に伴って該シール
体21,22と一体的に上下流側へ移動する適宜の部材
に配設されている。
【0029】図4に示す如く、前記第2コンベヤ24の
下流側にターンテーブル65が配設され、第2コンベヤ
24からターンテーブル65に受渡された袋詰品16
は、その袋延在部11bが水平方向に略90°変換され
た後に、搬送コンベヤ66に受渡されるよう構成され
る。搬送コンベヤ66の袋延在部11bが臨む側方に結
束装置67が配設され、該コンベヤ66で搬送される袋
詰品16の袋延在部11bには、結束装置67の図示し
ない挟持手段で該袋延在部11bが挟持されつつ袋胴部
11aと帯状シール部19との間の所要位置に結束具6
8が結束されるようになっている。なお、前記取付部材
25、ガセット作動機構42、支持体38、上ブラケッ
ト50、下ブラケット53、第1のセンサ63および第
2のセンサ64は、全て直接的または間接的に、上下の
シール体21,22の上下流側への移動に伴って該シー
ル体21,22と一体的に上下流側へ水平移動する部材
(図示せず)に配設されている。
【0030】次に、前述した実施例に係るシール装置の
作用につき、シール方法との関係で説明する。図5(a)
に示す如く、前記シール装置10における一対のシール
体21,22は、物品移送方向の上流側で物品移送路を
挟んで相互に離間する初期位置に臨んで、袋詰品16の
通過を許容する状態で待機している。また、第1コンベ
ヤ23の最下流側のプーリ23aおよび第2コンベヤ2
4の最上流側の溝付きプーリ24aは相互に近接すると
共に、各コンベヤ23,24は連続走行している。
【0031】前記袋詰機13において、平袋状の袋11
の袋口をエア吹込み手段により上流側に向けて開口した
状態で、複数枚のスライスパンを纏めた食パン12が前
記押送体15により該袋口から袋内部に押込まれる。こ
のとき、矩形状の食パン12の外形寸法に沿って袋11
の底面が四角形となる角底状を呈すると共に、該袋11
の底面側における食パン12の身部分と対向する部分に
は、図6に示す如く、フィルムが底面側から袋内側に折
込まれた底部側のガセット折込部18,18が臨み、袋
11の保形性が確保される。
【0032】前記食パン12が袋11に収容された袋詰
品16は、前記押送体15により引続き下流側に向けて
押送され、前記第1コンベヤ23に開口部を物品移送方
向上流側に向けた姿勢のまま受渡される。すなわち、袋
詰機13からシール装置10への袋詰品16の受渡しに
際して移送方向を変換する必要はなく、機械全体をコン
パクトに纏めることができる。そして、第1コンベヤ2
3に載置されて移送される袋詰品16は、前記物品ガイ
ド手段26における両物品ガイド29,29の間に導入
され(図3参照)、その姿勢および移送位置は一定に保持
される。
【0033】前記袋詰品16が第1のセンサ63によっ
て検知されると、前記各側部ガイド30に設けられた側
部吸引部材35,35および各上部ガイド31に設けら
れた上部吸引部材36により袋11の吸引が開始され
る。すなわち、第1コンベヤ23で移送される袋詰品1
6においては、その袋11の袋胴部11aが各吸引部材
35,36で吸引保持されつつ通過した後に袋延在部1
1bが引続いて吸引保持され、その開口部は矩形状に開
口した状態に保持される。なお、実施例のように各吸引
部材35,36から圧力エアを噴出することで得られる
負圧による吸引力により袋11を吸引保持する構成で
は、水分やパンその他の食品カス等が付着していてもト
ラブルの原因とはならず、確実に保持することができ
る。また、エアの配管経路に設けられたバルブの制御の
みで袋11の吸引保持および保持解除が可能であり、吸
引源を用いる構成に比べれば、省スペースおよび低コス
トを達成し得ると共に、ランニングコストも低廉に抑え
ることができる。更には、複数設けられた個々の吸引部
材35,36毎にバルブを配設して夫々を独立して制御
可能とすることで、袋11における複数の吸引箇所の保
持状態を良好に保つことができ、確実な保持状態とする
ことが可能となる。
【0034】前記第1コンベヤ23で移送される袋詰品
16の袋胴部11aがシール機構20を越えて第2コン
ベヤ24に受渡され、前記上下のシール体21,22の
上下流側への水平移動に伴って該シール体21,22と
一体的に上下流側へ移動する吸引部材35,36により
前記袋延在部11bが吸引保持された状態で前記第2の
センサ64により該袋詰品16が検知されたタイミング
で、前記シール機構20が作動を開始し、上下のシール
体21,22は、初期位置から噛合位置に向けて相互に
近接移動する。このとき、前記第1コンベヤ23の最下
流側のプーリ23aおよび第2コンベヤ24の最上流側
の溝付きプーリ24aは相互に離間する移動を開始す
る。また、前記脱気手段48における上下のエアシリン
ダ51,54が付勢され、上下の押え部材46,47が相
互に近接して延出位置に位置決めされる。更に、前記整
列手段56の両整列用エアシリンダ60,60が付勢さ
れて、一対の整列板61,61が相互に近接して整列位
置に位置決めされることで、袋詰品16の袋胴部11a
を外側から軽く押えて姿勢を保持すると共に、該袋詰品
16の幅中心を物品移送中心に整列させる。なお、整列
板61,61の近接移動と同時に前記補助吸引部材62,
62による吸引が開始され、袋詰品16における袋胴部
11aの側面が外側から吸引保持される。また、前記ス
トッパ41が退避位置から規制位置に回動して位置決め
される。前記整列手段56、補助吸引部材62,62お
よびストッパ41は、何れもシール体21,22の上下
流側への水平移動に伴って該シール体21,22と一体
的に上下流側へ移動するので、各手段56,62,41の
シール体21,22に対する上下流側の相対位置が変わ
ることはない。
【0035】前記第2コンベヤ24で移送される袋詰品
16の底部が前記ストッパ41で一時的に位置規制され
た後で前記上下のシール体21,22が噛合する前のタ
イミングにおいて、前記ガセット形成手段43,43が
相互に近接して前記袋延在部11bの高さ方向の略中央
部を袋内側に折込むことで、開口部側のガセット折込部
45,45が形成される。このガセット形成手段43,4
3によるガセット折込み動作に際し、袋延在部11bは
物品ガイド手段26の側部吸引部材35および上部吸引
部材36により吸引保持され、また前記袋胴部11aが
整列手段56の補助吸引部材62により吸引保持されて
いるから、ガセットの折込位置や折込量等は規定(略一
定に保持)され、良好なガセット折込みが達成される。
なおガセット形成手段43,43は、シール体21,22
の上下流側への水平移動に伴って該シール体21,22
と一体的に上下流側へ移動するので、該ガセット形成手
段43,43のシール体21,22に対する上下流側の相
対位置は変わらない。
【0036】前記シール体21,22が噛合位置に向け
て相互に近接移動するのに伴って該シール体21,22
と一体的に近接移動する上下の押え部材46,47が、
前記袋延在部11bを上下から押えることで、袋延在部
11bの脱気が行なわれる。また下部シール体22は、
前記第1コンベヤ23と第2コンベヤ24との対向端部
間に画成された隙間を介して物品移送面の上方に延出
し、図5(b)に示す如く、上下のシール体21,22が
前記袋延在部11bを挟んで噛合することで、該袋延在
部11bには2本の帯状シール部19が熱シールによっ
て物品移送方向に離間して平行に形成される。前記脱気
手段48の押え部材46,47による脱気動作およびシ
ール体21,22によるシール動作に際し、袋延在部1
1bは前記側部吸引部材35および上部吸引部材36に
より吸引保持され、また前記袋胴部11aが整列手段5
6の補助吸引部材62により吸引保持されているから、
脱気およびシールを良好に施し得る。なお、シール機構
20による熱シールに際して袋詰品16は、シール体2
1,22の上下流側への水平移動に伴って該シール体2
1,22と一体的に上下流側へ移動する前記ストッパ4
1で一時的に位置規制されるから、該袋詰品16の底面
からシール位置(シール体21,22の噛合位置)までの
距離は規定(略一定に保たれ)され、常に略定位置に帯状
シール部19を熱シールし得る。また、脱気手段48は
シール体21,22の上下流側への水平移動に伴って該
シール体21,22と一体的に上下流側へ移動するの
で、該脱気手段48における上下の押え部材46,47
のシール体21,22に対する上下流側の相対位置は変
化しない。
【0037】前記シール機構20による熱シールがされ
た直後に、前記押え部材46,47、整列板61,61お
よびストッパ41の夫々が退避位置に復帰すると共に、
各吸引部材35,36,62による吸引保持が停止され
る。また各ガセット形成手段43も退避位置に復帰す
る。そして、一対のシール体21,22が袋詰品16の
移送に伴って下流側に水平に移動した後に相互に離間し
て初期位置に復帰することで、1サイクルが完了する。
このシール機構20では、一対のシール体21,22が
ボックスモーションすることで、第1および第2コンベ
ヤ23,24で袋詰品16を一時停止状態とすることな
く連続移送しつつ袋延在部11bに熱シールすることが
でき、高速化を図ることができる。なお、上下のシール
体21,22が相互に離間移動する際には、前記第1コ
ンベヤ23の最下流側のプーリ23aおよび第2コンベ
ヤ24の最上流側の溝付きプーリ24aは相互に近接移
動し、次の袋詰品16の第1コンベヤ23から第2コン
ベヤ24への受渡しを待機する。
【0038】前記第2コンベヤ24で下流側に移送され
る袋詰品16は、前記ターンテーブル65に受渡され、
前記帯状シール部19が形成された袋延在部11bを水
平方向に約90°変換した状態で搬送コンベヤ66に受
渡される。この搬送コンベヤ66で搬送される袋詰品1
6の袋延在部11bが挟持手段により挟持された状態
で、前記結束装置67により袋胴部11aから帯状シー
ル部19までに至る間の適宜位置に結束具68が装着さ
れ、袋詰品16の開口部側は結束具68により結束され
る(図6参照)。
【0039】実施例に係るシール装置10では、袋詰品
16における袋延在部11bの熱シールに際して袋延在
部内の空気を略脱気するから、食パン12に対して袋1
1のふくらみを無くした袋詰品16とし得る。また結束
具68を袋延在部11bに装着する際に、残留空気が圧
縮されて帯状シール部19に強い力が加わるのは抑制さ
れ、該帯状シール部19が剥がれるのは防止される。し
かも、袋延在部11bにはガセット折込部45,45が
形成されるから、結束具68により該延在部11bを束
ねた状態で、その結束位置より開口部側に扇状に延在す
る袋耳部の幅は袋胴部11aに対して大きくなりすぎ
ず、包装後の見栄えは損なわれない。
【0040】なお、前記袋詰品16の幅や長さ(物品移
送方向の長さ)等が変更された場合は、前記シール機構
20を基準として、前記物品ガイド手段26を物品移送
方向に位置調整したり、一対の物品ガイド29,29の
離間間隔を調整することで対応し得る。また同様にシー
ル機構20を基準として、前記ストッパ41および整列
手段56を物品移送方向に位置調整すると共に、両整列
板61,61の整列位置での離間間隔を調整すること
で、袋詰品16における外側の適正位置を各吸引部材3
5,36,62で吸引保持したもとで、ガセット折込みや
熱シールを良好に行なうことができる。更に、前記側部
ガイド30に対して側部吸引部材35や上部ガイド31
を高さ調整可能に構成すると共に、整列板61に対して
補助吸引部材62を高さ調整可能に構成することで、袋
詰品16の高さ寸法の変更にも対応することが可能とな
る。
【0041】実施例においては、2本の帯状シール部を
並列に形成するようにシール体に2本のシール部を設け
たが、1本のみあるいは3本以上の帯状シール部を形成
するようにシール部を設けてもよい。また、本願発明の
シール手段における一対のシール体の動作としては、物
品移送路を挟んで相互に離間する両シール体が弧状軌跡
(上流側に向けて移動した後に下流側に移動する弧状軌
跡)に沿って移動しながら相互に近接して噛合し、その
噛合状態で下流側に水平移動した後に、再び弧状軌跡
(下流側に向けて移動した後に上流側に移動する弧状軌
跡)に沿って移動しながら相互に離間して上流側に水平
移動する方式、すなわち一対のシール体が下流側または
上流側に移動しながら相互に近接または離間移動する方
式や、上流側の定位置で相互に近接した後に下流側に向
けて水平移動し、下流側の定位置で相互に離間した後に
上流側に向けて水平移動する方式、その他各種のボック
スモーション方式を含むものであり、更には必要に応じ
て固定位置においてシール体を対向作動する方式等も採
用できる。なお、実施例では上下のシール体の噛合位置
を挟む上流側に臨むガセット形成爪および下流側に臨む
ガセット形成爪によりガセット形成手段を構成した場合
で説明したが、上流側または下流側の何れか一方のガセ
ット形成爪のみで構成したものであってもよい。
【0042】袋詰品の開口部を開口保持する吸引手段
は、実施例では幅方向の両側および上方に配設した複数
の吸引部材としたが、物品移送路を取囲むような一つの
吸引ボックスの複数箇所に吸引口を設ける構成等、各種
方式を採用可能である。また、必要に応じて上方の吸引
部材や吸引口を省略したり、あるいは移送路の下方に吸
引口を設けてもよい。更に、シール機構の下流側に設け
られる整列板に配設される補助吸引部材は、必要に応じ
て配設の有無を選択することが可能である。前記物品ガ
イド手段や整列板に吸引部材を一体的に配設するのに代
えて、各吸引部材を別体で配設する構成を採用可能であ
る。なお、シール機構の上流側に配設される吸引手段に
関しては、孔が設けられたりメッシュ状の無端ベルトと
吸引ボックスとを組合わせた走行ベルト吸引式等のもの
であってもよい。
【0043】前記脱気手段における上下の押え部材は、
実施例では予め所定位置まで近接移動された状態で、一
対のシール体と共に更に近接することで袋延在部の脱気
を行なう構成としたが、シール体の近接移動に同期して
エアシリンダにより袋延在部を脱気可能な位置まで近接
移動するようにしてもよい。またエアシリンダの付勢タ
イミングを変えることで、上下の押え部材をエアシリン
ダにより相互に近接することで、瞬間的な第1の脱気を
行ない、一対のシール体と共に更に上下の押え部材を近
接することで第2の脱気を行なうようにしてもよい。な
お、シール体に対して定位置に押え部材を配設する構成
を採用し得る。更に、袋詰品を一時的に位置規制するス
トッパの配設位置は、物品移送路の上側に限らず下側あ
るいは幅方向の左右何れかの一方または両方であっても
よい。なお、脱気手段やストッパを作動する作動手段と
しては、実施例のエアシリンダやロータリーシリンダに
限定されることなく、モータを使用した機構等、各種方
式のものを適用することができる。また実施例では、上
下のシール体の上下流側への移動に伴って該シール体と
一体的に上下流側へ水平移動する部材(図示せず)に、ガ
セット形成手段、脱気手段、ストッパ、整列手段および
第1、第2のセンサを配設して、これらをシール体と一
体的に移動させる場合で説明したが、夫々の手段を適宜
の機構を介してシール体の移動に同期して移動させる構
成を採用し得る。
【0044】前述した実施例では、シール機構の上流側
に配設される第1移送手段を1基のコンベヤで構成した
場合で説明したが、複数のコンベヤを直列に接続したも
のであってもよく、例えば2基のコンベヤを直列に接続
した場合は、上流側のコンベヤが袋詰機からの移送速度
に同調する速度で走行するよう設定されると共に、下流
側のコンベヤは上流側のコンベヤより低速で走行するよ
う設定されることが好ましい。また、シール機構の下流
側に配設される第2移送手段のコンベヤは、直上流側の
コンベヤに対しては同一の速度で走行するよう設定され
るのが好適である。更に、シール機構の下流側に配設さ
れる第2移送手段に関しても、複数のコンベヤで構成す
ることができる。なお、袋に収容するパン類としては、
複数のスライスパンからなる食パンに限らず、スライス
されていない食パンや、その他ロールパンやフランスパ
ン等の別の形態のパンであってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る請求項
1および請求項2に係る袋詰品シール方法および装置に
よれば、従来の袋詰機にシール装置を直線ラインで設置
することが可能となるので、シール装置の設置に伴うス
ペースの拡大を最小限なものにできる。また、袋詰品の
袋を外側から吸引して開口部の開口状態を保持したもと
でガセット折込みおよび熱シールを施すので、袋延在部
に対するガセット折込みがし易く、またガセット折込み
されるために脱気がスムーズに行なわれ、更に脱気され
たことにより熱シールも良好になされる。更に、ガセッ
ト折込みや熱シールに際して袋詰品の移送方向の位置規
制を行なうので、ガセット折込みや熱シールの位置等を
常に規定することができる。更にまた、袋延在部にガセ
ット折込みを施すから、結束具により該延在部を束ねた
状態で、その結束位置より開口部側に扇状に延在する袋
耳部の幅は袋胴部に対して大きくなりすぎず、包装後の
見栄えを良好にして付加価値が向上する。
【0046】請求項3に係る袋詰品シール装置によれ
ば、熱シールに際して袋詰品の袋胴部を補助吸引手段に
より吸引保持するので、袋における袋胴部の容積に対し
て少ない量のパン類が収容されているために袋内に空間
が多く、だぶつきが生じて袋の形態が一定化し難い場合
であっても、熱シールを確実に施し得る。また請求項4
に係る袋詰品シール装置によれば、一対の整列板により
袋詰品の姿勢を保持し得ると共に、該袋詰品の幅中心と
物品移送中心とを整列させることができ、ガセット折込
部の折込量等を左右均等にし得る。
【0047】請求項5に係る袋詰品シール装置によれ
ば、所謂ボックスモーションを行なう一対のシール体の
近接離間移動に同期して、該シール体の上下流側に接続
されて連続走行する両移送手段の対向端部を近接離間移
動するよう構成したから、袋詰品を連続走行したもとで
熱シールを行なうことができ、高速化を図り得る。また
請求項6に係る袋詰品シール装置によれば、シール手段
より移送方向上流側に配設したセンサの物品検知により
吸引手段による吸引を開始するから、他のタイミング設
定手段等を用いることなくシール手段を通過する前から
袋の開口部の開口状態を保持することができる。なお、
請求項7に係る袋詰品シール装置によれば、物品ガイド
手段により袋詰品の幅方向および上部を外側から支持案
内するので、該袋詰品を安定した姿勢で下流側に移送し
得ると共に、袋詰品の寸法変更に対応して物品ガイド手
段を位置調整する際にも、吸引手段を一体的に位置決め
でき、袋を常に適正に吸引保持することができる。また
請求項8に係る袋詰品シール装置によれば、袋詰機から
の袋詰品の移送速度と同調する速度で第1移送手段が走
行するので、袋詰機から第1移送手段への袋詰品の受渡
しはスムーズに行なわれる。更に、請求項9に係る袋詰
品シール装置によれば、少なくともガセット形成手段に
よるガセット折込み動作の開始時まで吸引手段の吸引を
維持するから、各動作により行なわれるガセット折込
み、脱気およびシールは良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る袋詰品シール装置
を袋詰機に接続した状態で示す概略側面図である。
【図2】実施例に係る袋詰品シール装置を一部破断して
示す概略平面図である。
【図3】実施例に係る袋詰品シール装置を下流側から視
た概略縦断面図である。
【図4】実施例に係る袋詰品シール装置の上下流側に袋
詰機、ターンテーブル、搬送コンベヤおよび結束装置を
配設した状態を示す概略平面図である。
【図5】実施例に係る袋詰品シール装置により袋詰品の
袋延在部に熱シールを施す工程図である。
【図6】実施例に係る袋詰品シール装置により帯状シー
ル部が形成された袋詰品を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 袋 11a 袋胴部 11b 袋延在部 12 食パン(パン類) 13 袋詰機 16 袋詰品 19 帯状シール部 20 シール機構(シール手段) 21 上部シール体(シール体) 22 下部シール体(シール体) 23 第1コンベヤ(第1移送手段) 24 第2コンベヤ(第2移送手段) 26 物品ガイド手段 35 側部吸引部材(吸引手段) 36 上部吸引部材(吸引手段) 41 ストッパ(規制手段) 43 ガセット形成手段 45 ガセット折込部 46 上押え部材(押え部材) 47 下押え部材(押え部材) 48 脱気手段 61 整列板 62 補助吸引部材(補助吸引手段) 63 第1のセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 晴紀 東京都千代田区岩本町3丁目10番1号 山 崎製パン株式会社内 Fターム(参考) 3E049 AA07 BA04 CA06 DB02 EA02 EA03 EA05 EB01 EB02 EB03 EC02 FA07 3E094 AA12 CA06 FA16 HA08 HA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が移送方向上流側を向く姿勢で移
    送される袋詰品(16)の袋(11)を外側から吸引保持しつつ
    袋胴部(11a)をシール手段(20)を越える位置まで移送
    し、 前記袋(11)が吸引保持されて開口部の開口状態が維持さ
    れている前記袋詰品(16)を、その移送方向の位置規制を
    行なった状態で、袋延在部(11b)の幅方向両側にガセッ
    ト折込みを施すと共に該袋(11)の脱気を行ない、更に袋
    延在部(11b)を前記シール手段(20)で熱シールすること
    を特徴とする袋詰品シール方法。
  2. 【請求項2】 袋詰品(16)の移送路を挟んで上下に対向
    する一対の加熱シール体(21,22)で袋延在部(11b)を幅方
    向にシールするシール手段(20)と、 袋(11)の開口部が移送方向上流側を向く姿勢で移送され
    る袋詰品(16)を載置して前記シール手段(20)に向けて移
    送する第1移送手段(23)と、 前記シール手段(20)の上流側においてそのシール時に袋
    延在部(11b)を吸引保持可能な位置に配設され、前記下
    流側に向けて移送される袋(11)の外側を吸引保持する吸
    引手段(35,36)と、 前記シール手段(20)より移送方向下流側に配設され、前
    記袋詰品(16)を下流側に移送する第2移送手段(24)と、 前記シール手段(20)を挟む移送方向の上流位置および/
    または下流位置で移送路を挟んで対向すると共に前記袋
    延在部(11b)に向けて進退移動し、該袋延在部(11b)にお
    ける幅方向の両側にガセット折込みを施すガセット形成
    手段(43,43)と、 前記シール手段(20)より移送方向下流側において前記袋
    延在部(11b)を上下から押えて脱気する一対の押え部材
    (46,47)を備えた脱気手段(48)と、 前記シール手段(20)より移送方向下流側に配設され、前
    記袋詰品(16)の移送方向の位置規制を一時的に行なって
    袋延在部(11b)に対するシール位置を規定する規制手段
    (41)とから構成されることを特徴とする袋詰品シール装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シール手段(20)より移送方向下流側
    に、前記規制手段(41)により位置規制される袋詰品(16)
    の袋胴部(11a)を外側から吸引保持する補助吸引手段(6
    2)が配設される請求項2記載の袋詰品シール装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段(41)により位置規制される
    袋詰品(16)を挟む幅方向両側に、袋詰品(16)に対して近
    接離間移動する一対の整列板(61,61)が配設される請求
    項2または3記載の袋詰品シール装置。
  5. 【請求項5】 前記一対のシール体(21,22)は、前記袋
    延在部(11b)を挟持した状態で下流側に向けて移動した
    後に相互に離間して上流側に移動し、シール体(21,22)
    の上下流側に接続されてシール体(21,22)を挟んで対向
    する各移送手段(23,24)の対向端部は、該一対のシール
    体(21,22)の近接離間移動に対応して相互に離間および
    近接すると共に、シール体(21,22)の上下流側への移動
    時には各移送手段(23,24)の対向端部、吸引手段(35,3
    6)、ガセット形成手段(43,43)、脱気手段(48)および規
    制手段(41)が対応して上下流側へ移動するよう構成され
    る請求項2〜4の何れかに記載の袋詰品シール装置。
  6. 【請求項6】 前記シール手段(20)より移送方向上流側
    に、移送される袋詰品(16)を検知するセンサ(63)が配設
    され、該センサ(63)の物品検知により前記吸引手段(35,
    36)の吸引が開始するよう設定されている請求項2〜5
    の何れかに記載の袋詰品シール装置。
  7. 【請求項7】 前記シール手段(20)より移送方向上流側
    に、移送される袋詰品(16)の幅方向両側部および上部を
    外側から支持案内する物品ガイド手段(26)が設けられ、
    この物品ガイド手段(26)に前記吸引手段(35,36)が配設
    される請求項2〜6の何れかに記載の袋詰品シール装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1移送手段(23)には、袋(11)の開
    口部が移送方向上流側を向く姿勢の袋詰品(16)が袋詰機
    (13)から受渡されて載置され、この袋詰品(16)を袋詰機
    (13)からの移送速度に同調する速度で前記シール手段(2
    0)に向けて移送するよう構成される請求項2〜7の何れ
    かに記載の袋詰品シール装置。
  9. 【請求項9】 前記吸引手段(35,36)の吸引は、少なく
    ともガセット形成手段(43,43)によるガセット折込み動
    作の開始時まで維持するよう設定されている請求項2〜
    8の何れかに記載の袋詰品シール装置。
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