JP3073175B2 - 薄型スイッチおよび薄型スイッチ付表示装置 - Google Patents

薄型スイッチおよび薄型スイッチ付表示装置

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JP3073175B2 JP09099719A JP9971997A JP3073175B2 JP 3073175 B2 JP3073175 B2 JP 3073175B2 JP 09099719 A JP09099719 A JP 09099719A JP 9971997 A JP9971997 A JP 9971997A JP 3073175 B2 JP3073175 B2 JP 3073175B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/002Legends replaceable; adaptable
    • H01H2219/018Electroluminescent panel

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチスイッチを
含む薄型スイッチおよび該薄型スイッチを用いた薄型ス
イッチ付表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば銀行のATM(現金自動支払
機)や駅の自動券売機ばかりでなく、オフィス内のOA
機器や工場内のFA(ファクトリー・オートメーショ
ン)機器、さらには医療機器、家庭用電化製品、自動販
売機等において、いわゆるタッチスイッチ付きのディス
プレイ装置が用いられている。
【0003】タッチスイッチは、一般に、ディスプレイ
上に配設された薄板状のスイッチであって、これには、
透明電極が内蔵された透明薄板のスイッチ部分を指な
どで押し込むことにより電極同士を接触させる抵抗膜
式、発光素子から出た光が受光素子に入るのを指など
で遮断する光電式、超音波発振素子から出た超音波が
受振素子に入るのを指などで遮断する超音波式、等があ
る。
【0004】抵抗膜式のタッチスイッチにおいては、ス
イッチ部分の押し込み量(ストローク量)が0.1〜
0.2mm程度と極めて小さく、スイッチ部分の変位量
を人の指が知覚するのは困難である。このため、スイッ
チ部分を操作したという操作感(ストローク感やクリッ
ク感)を操作者が得ることはできない。また、光電式や
超音波式のタッチスイッチの場合は、押し込み量が零で
操作するものであるため、同様に、操作者がストローク
感やクリック感を得ることはできない。
【0005】そこで、このようなストローク感およびク
リック感欠如の問題を解決するものとして、図9および
図10に示すような薄型スイッチが本件出願人により提
案されている(特開平8−235691号および同9−
7460号公報等参照)。これらの図において、110
は表示パネル(ディスプレイ)であり、その上にタッチ
スイッチ111が配置されている。
【0006】図9に示す薄型スイッチ100では、タッ
チスイッチ111を操作するための押しボタン101が
タッチスイッチ111の上方に配置されており、押しボ
タン101の両端には磁石103a,103bがそれぞ
れ嵌め込まれている。また各磁石103a,103bの
上方には、それぞれ磁性板104a,104bが設けら
れている。押しボタン101を操作していない状態で
は、磁石103a,103bは対応する各磁性板104
a,104bに吸着した状態におかれている。
【0007】この場合には、磁石103a,磁性板10
4a間および磁石103b,磁性板104b間の各吸引
力に抗して操作者が押しボタン101を押し込むと、磁
石103a,103bおよび磁性板104a,104b
間の各吸着状態が解かれて、押しボタン101が下方に
移動し、タッチスイッチ111の対応するスイッチ部分
を押してONさせる。
【0008】この押しボタン101の操作時には、磁性
板104a,104bから磁石103a,103bが離
れる際に、操作者は押しボタン101の押し下げが途中
から急に軽くなるクリック感を得ることができるととも
に、一定の押し込み量の知覚により、ストローク感をも
得ることができるようになっている。
【0009】また図10に示す薄型スイッチ100′で
は、タッチスイッチ111の上方に配置された押しボタ
ンスイッチ101′が、その一端に設けられた支点10
2を中心に上下方向に回動自在に設けられている。押し
ボタン101′の他端には磁石103が嵌め込まれてお
り、磁石103の上方には磁性板104が設けられてい
る。
【0010】この場合には、磁石103および磁性板1
04間の吸引力に抗して押しボタン101′を押し込む
と、磁石103および磁性板104間の吸着状態が解か
れて、押しボタン101′が下方に回動し、半球状の突
起105がタッチスイッチ111の対応するスイッチ部
分をONさせる。この押しボタン101′の下方への回
動により、操作者はクリック感を得ることができるとと
もに、一定の押し込み量を知覚でき、ストローク感をも
得られるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の薄型スイッ
チ100では、押しボタン101のどの位置を押しても
押しボタン101を動作させることができるものの、押
しボタン101を押し込んだときに、磁石103a,1
03bおよび磁性板104a,104b間の各吸着状態
が同時に解かれずに、一方の磁石,磁性板間の吸着状態
が解かれてから他方の磁石,磁性板間の吸着状態が解か
れるまでの間にタイムラグを生じる場合がある。このと
き、操作者はクリック感を2回感じることになるため、
押しボタンを2度押したような不安感を操作者に生じさ
せる場合がある。
【0012】他方、前記従来の薄型スイッチ100′で
は、押しボタン101′には磁石103および磁性板1
04による吸着状態のみしか生じていないので、押しボ
タン101′の操作時に操作者が感じるクリック感は1
回だけであるが、押しボタン101′の押圧位置によっ
て操作圧力が大きく異なるため、操作感が不自然となる
場合がある。
【0013】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、押しボタン操作時のクリック感を確実
に1回にすることができ、しかも押しボタン操作時に自
然な操作感を得ることができる薄型スイッチおよび薄型
スイッチ付表示装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄型スイッ
チは、タッチスイッチと、前記タッチスイッチを操作す
るための押しボタンと、前記押しボタンの一端側に配置
された磁石または磁性体を有し、前記押しボタンを磁石
同士間または磁石と磁性体との間の吸引力により元の位
置に復帰させるための復帰手段と、前記押しボタンの他
端側に配置され、前記押しボタンの押し込み量に応じた
弾性反発力を前記押しボタンに作用させる反発手段とを
備えたことを特徴としている。
【0015】本発明に係る薄型スイッチ付表示装置は、
情報表示機能を有する表示手段と、前記表示手段の上に
配置された透光性を有するタッチスイッチと、前記タッ
チスイッチを操作するための透光性を有する押しボタン
と、前記押しボタンの一端側に配置された磁石または磁
性体を有し、前記押しボタンを磁石同士間または磁石と
磁性体との間の吸引力により元の位置に復帰させるため
の復帰手段と、前記押しボタンの他端側に配置され、前
記押しボタンの押し込み量に応じた弾性反発力を前記押
しボタンに作用させる反発手段とを備えたことを特徴と
している。
【0016】本発明では、復帰手段を構成する磁石また
は磁性体が押しボタンの一端側に配置されるとともに、
押しボタンの押し込み量に応じた弾性反発力を押しボタ
ンに作用させる反発手段が押しボタンの他端側に配置さ
れている。
【0017】操作者が押しボタンの一端側の位置を押し
込んだ場合には、復帰手段による吸着状態が解かれて、
押しボタンがタッチスイッチ側に移動する。このとき、
押しボタンの他端側では反発手段が弾性変形しており、
その弾性反発力が押しボタンの他端側に作用している。
そして、タッチスイッチ側に移動した押しボタンは、タ
ッチスイッチの対応するスイッチ部分を押してONさせ
る。
【0018】このような押しボタン操作において、操作
者は、押しボタンの一端側が復帰手段による吸着状態を
解かれたときに、押しボタンに抵抗する力が急に弱くな
るクリック感を1回感じることができる。
【0019】この場合、押しボタンの他端側について
は、押しボタンを押し込むにつれて、反発手段から受け
る弾性反発力が徐々に大きくなるので、反発手段の弾性
変形にともなって操作者がクリック感を感じることはな
い。したがって、押しボタン操作によって生じるクリッ
ク感は1回だけである。
【0020】次に、操作者が押しボタンの他端側の位置
を押し込んだ場合には、反発手段が弾性変形して、その
弾性変形量に応じた反発力が押しボタンに作用する。こ
のとき、上述の押しボタン操作の場合と同様に、押しボ
タンを押し込むにつれて、反発手段から受ける弾性反発
力が徐々に大きくなるので、反発手段の変形にともなっ
て操作者がクリック感を感じることはない。
【0021】そして、反発手段の弾性変形量がある一定
量を超えると、押しボタンの一端側において復帰手段に
よる吸着状態が解かれて、押しボタンがタッチスイッチ
側に移動する。このとき、操作者はクリック感を1回感
じる。
【0022】タッチスイッチ側に移動した押しボタン
は、タッチスイッチの対応するスイッチ部分を押してO
Nさせる。この押しボタンの移動により、操作者はスト
ローク感を得る。
【0023】このように本発明によれば、押しボタン操
作時のクリック感を確実に1回にすることができる。ま
た、押しボタンのどの位置を押しても反発手段が弾性変
形するので、押しボタンの押圧位置によって操作圧力が
大きく異なることはなく、押しボタンのどの位置を押し
ても自然な操作感を得ることができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。第1実施態様 図1は本発明の第1実施態様による薄型スイッチ付表示
装置が抵抗膜式のタッチスイッチに適用された例を示す
断面部分図、図2はその II-II線断面部分図、図3は本
実施態様の動作を説明するための図、図4は図3の IV-
IV線断面部分図である。なお、ここでは、表示装置とし
てパネル状のものを例にとる。
【0025】図1に示すように、薄型スイッチ1は、表
示パネル2と、その上方に設けられた、透光性を有する
抵抗膜式のタッチスイッチ3と、その上方に配置され
た、同様に透光性を有するタッチスイッチ操作用の押し
ボタン4とを備えている。
【0026】表示パネル2は、典型的には、液晶ディス
プレイであるが、その他、EL(エレクトロ・ルミネッ
セント)ディスプレイや、プラズマディスプレイ、CR
T、LEDアレイ、さらには、情報を表示する記銘板や
液晶シャッタと、発光体や反射板とを組み合わせたもの
であってもよく、要は情報表示機能を有しておればよ
い。
【0027】タッチスイッチ3には、上方から押圧され
ることによってONする複数のスイッチ部分3aが設け
られている。タッチスイッチ3の上方には複数の押しボ
タン4が配置されている。各押しボタン4には、タッチ
スイッチ3の各スイッチ部分3aに対応する突起4aが
それぞれ形成されている。また、隣り合う各押しボタン
4,4間には、樹脂製の支柱5が配設されている。
【0028】押しボタン4の一端には、永久磁石6が嵌
め込まれている。一方、支柱5の上部には両側方に張り
出す張出部5aが形成されており、この張出部5aに
は、押しボタン4の永久磁石6と対向する磁性板7が取
り付けられている。これら永久磁石6および磁性板7間
の吸引力により、押しボタン4を非操作時の元の位置に
戻そうとする復帰力が常時作用している。すなわち、永
久磁石6および磁性板7により、復帰手段8が構成され
ている。
【0029】永久磁石6は、押しボタン4の一辺全体に
わたる長さを有していてもよく、その長さは、永久磁石
6と磁性板7との間で要求される吸引力に応じて適宜設
定される。また、永久磁石6は、磁性板7に対して厚み
方向に磁極(N−S極またはS−N極)が形成されてい
てもよいし、あるいは磁性板7との対向面側にNおよび
Sの両極を形成して、両極により磁性板7が着磁される
ようにしてもよい。
【0030】支柱5の下部には、押しボタン4の他端側
に突出する突出部5bが形成されている。突出部5bに
は、両側方に帯板状に延びる帯板部5cが一体に形成さ
れている。各帯板部5cの先端には、半球状の突起5d
が設けられている。各突起5d上には、押しボタン4の
他端が載置されている。
【0031】押しボタン4の他端は、支柱5の張出部5
aの下面と突起5bとの間で隙間なく挟持された状態に
おかれている。帯板部5cは、押しボタン4の押し込み
量に応じた弾性反発力を押しボタン4の下方から作用さ
せる反発手段として機能する。また、押しボタン4の他
端側の下面には、支柱5の突出部5bが入り込むことの
できる凹部4bが形成されている。
【0032】次に、本実施態様の動作について説明す
る。表示パネル2の表示内容に応じて、操作者が所望の
押しボタン4の一端側の位置すなわち永久磁石6に近い
位置を押し込んだ場合には、永久磁石6および磁性板7
からなる復帰手段8による吸着状態が解かれて、押しボ
タン4が下方のタッチスイッチ3側に移動する(図3参
照)。
【0033】一方、押しボタン4が押し込まれた際、押
しボタン4の他端側は、突出部5bの帯板部5cを下方
に押し付けて弾性変形させており(図3および図4参
照)、この帯板部5cの弾性変形による反発力が押しボ
タン4の他端側に作用している。また、このとき、支柱
5の突出部5bの一部は、押しボタン4の下面に形成さ
れた凹部4b内に入り込んでいる。
【0034】そして、タッチスイッチ3側に移動した押
しボタン4は、その突起4aによりタッチスイッチ3の
対応するスイッチ部分3aを押してONさせる。
【0035】このような押しボタン操作において、操作
者は、押しボタン4の一端側が復帰手段8による吸着状
態を解かれたときに、押しボタン4に抵抗する力が急に
弱くなるクリック感を1回感じることができるととも
に、押しボタン4の下方への移動によりストローク感を
得ることができる。
【0036】この場合、押しボタン4の他端側について
は、押しボタン4を押し込むにつれて、帯板部5cから
受ける弾性反発力が徐々に大きくなるので、帯板部5c
の変形にともなって操作者がクリック感を感じることは
ない。したがって、押しボタン操作によって生じるクリ
ック感は1回だけである。
【0037】次に、操作者が押しボタン4の他端側の位
置を押し込んだ場合には、帯板部5cが弾性変形して
(図4参照)、その弾性変形量に応じた反発力が押しボ
タン4に作用する。このとき、上述の押しボタン操作の
場合と同様に、押しボタン4を押し込むにつれて、帯板
部5cから受ける弾性反発力が徐々に大きくなるので、
帯板部5cの変形にともなって操作者がクリック感を感
じることはない。
【0038】そして、帯板部5cの弾性変形量がある一
定量を超えると、押しボタン4の一端側において復帰手
段8による吸着状態が解かれて、押しボタン4が下方の
タッチスイッチ3側に移動する(図3参照)。このと
き、操作者はクリック感を1回感じる。
【0039】吸着状態を解かれた押しボタン4はタッチ
スイッチ3側に移動し、その突起4aがタッチスイッチ
3の対応するスイッチ部分3aを押してONさせる。こ
の押しボタン4の移動により、操作者はストローク感を
得る。
【0040】このように本実施態様によれば、押しボタ
ン操作時のクリック感を確実に1回にすることができ
る。また、押しボタン4の一端側、他端側あるいはその
中間の位置のどの位置を押しても反発手段である帯板部
5cが弾性変形するので、押しボタン4の押圧位置によ
って操作圧力が大きく異なることはなく、押しボタン4
のどの位置を押しても自然な操作感を得ることができる
ようになる。
【0041】押しボタン4の操作後は、操作者が押しボ
タン4から指を離すと、磁石6および磁性板7間の吸引
力、ならびに帯板部5cの弾性反発力により、押しボタ
ン4が元の位置に復帰し、これにより、タッチスイッチ
3のスイッチ部分が自力で復帰してOFFとなる。
【0042】なお、本実施態様では、薄型スイッチ1を
表示パネル2の上に組み合わせる関係上、薄型スイッチ
1のタッチスイッチ3および押しボタン4を透光性を有
する部材から構成するようにしたが、薄型スイッチ1を
表示パネル2上に重ねないで使用する場合には、タッチ
スイッチ3および押しボタン4は必ずしも透光性を有し
ていなくてもよく、不透明な部材であってもよい。
【0043】第2実施態様 図5および図6は本発明の第2実施態様による薄型スイ
ッチ付表示装置を示しており、これらの図において、前
記第1実施態様と同一符号は同一または相当部分を示し
ている。この第2実施態様では、反発手段が板ばねから
構成されている点が前記第1実施態様とは異なってい
る。
【0044】すなわち、前記第1実施態様では、押しボ
タン4の他端側に弾性反発力を作用させる反発手段が樹
脂製の帯板部5cにより構成されていたが、この第2実
施態様では、押しボタン4の他端側に配設された板ばね
10により反発手段が構成されている。押しボタン4の
他端側の下面には溝4cが形成されており、板ばね10
の上部はこの溝4c内に装着されている。
【0045】この場合においても、前記第1実施態様の
場合と同様に、押しボタン操作時のクリック感を確実に
1回にすることができるとともに、押しボタン4のどの
位置を押しても自然な操作感を得ることができるように
なる。
【0046】第3実施態様 図7および図8は本発明の第3実施態様による薄型スイ
ッチ付表示装置を示しており、同図において、前記第2
実施態様と同一符号は同一または相当部分を示してい
る。
【0047】この第3実施態様では、図5および図6の
板ばね10のかわりにコイルばね15が設けられている
点が前記第2実施態様とは異なっている。押しボタン4
の他端側の下面には、穴4dが二個所に形成されてお
り、各穴4d内にコイルばね15の上部が装着されてい
る。
【0048】この場合においても、前記第1および第2
実施態様の場合と同様に、押しボタン操作時のクリック
感を確実に1回にすることができるとともに、押しボタ
ン4のどの位置を押しても自然な操作感を得ることがで
きるようになる。
【0049】なお、前記各実施態様では、抵抗膜式のタ
ッチスイッチに本発明が適用された例を説明したが、本
発明は抵抗膜式に限らず、光電式や超音波式等のタッチ
スイッチにも同様に適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明に係る薄型スイッチ
および薄型スイッチ付表示装置では、押しボタンを元の
位置に復帰させる復帰手段を押しボタンの一端側に配置
するとともに、押しボタンの押し込み量に応じた弾性反
発力を押しボタンに作用させる反発手段を押しボタンの
他端側に配置するようにしたので、押しボタン操作時の
クリック感を確実に1回にすることができ、しかも押し
ボタン操作時に自然な操作感を得ることができるように
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様による薄型スイッチ付表
示装置が抵抗膜式タッチパネルに適用された例を示す断
面部分図。
【図2】図1の II-II線断面部分図。
【図3】前記薄型スイッチ(図1)の動作を説明するた
めの図。
【図4】図3の IV-IV線断面部分図。
【図5】本発明の第2実施態様による薄型スイッチ付表
示装置が抵抗膜式タッチパネルに適用された例を示す断
面部分図。
【図6】図5の VI-VI線断面部分図。
【図7】本発明の第3実施態様による薄型スイッチ付表
示装置が抵抗膜式タッチパネルに適用された例を示す断
面部分図。
【図8】図7の VIII-VIII線断面部分図。
【図9】従来の薄型スイッチ付表示装置を示す図。
【図10】従来の薄型スイッチ付表示装置を示す図。
【符号の説明】
1 薄型スイッチ 2 表示パネル 3 タッチスイッチ 4 押しボタン 5c 帯板部(反発手段) 6 磁石 7 磁性板 8 復帰手段 10 板ばね(反発手段) 15 コイルばね(反発手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−235961(JP,A) 特開 平9−7460(JP,A) 実開 昭57−97329(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチスイッチと、 前記タッチスイッチを操作するための押しボタンと、 前記押しボタンの一端側に配置された磁石または磁性体
    を有し、前記押しボタンを磁石同士間または磁石と磁性
    体との間の吸引力により元の位置に復帰させるための復
    帰手段と、 前記押しボタンの他端側に配置され、前記押しボタンの
    押し込み量に応じた弾性反発力を前記押しボタンに作用
    させる反発手段と、を備えた薄型スイッチ。
  2. 【請求項2】 情報表示機能を有する表示手段と、 前記表示手段の上に配置された透光性を有するタッチス
    イッチと、 前記タッチスイッチを操作するための透光性を有する押
    しボタンと、 前記押しボタンの一端側に配置された磁石または磁性体
    を有し、前記押しボタンを磁石同士間または磁石と磁性
    体との間の吸引力により元の位置に復帰させるための復
    帰手段と、 前記押しボタンの他端側に配置され、前記押しボタンの
    押し込み量に応じた弾性反発力を前記押しボタンに作用
    させる反発手段と、を備えた薄型スイッチ付表示装置。
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CN104362021B (zh) * 2014-09-25 2016-08-24 苏州达方电子有限公司 按键结构

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